JPS6148340A - 排尿中流部の尿収集装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、汚染されていない尿の排尿中流部の尿収集
装置に関するもので、この出願人の米国特許願第３１！
；、９２７号や第、７　／　０．１　’Ｉ　９号に続く
ものである。

「従来の技術」 尿分析においては、排尿時の中程の試料を集めることが
重要であることは、よく知られている。しかしながら、
患者が最小の説明で且つ補助者なしで使える様な、単純
で効果的、また容易に使用できる１回使用の装置の必要
性が広く認識されているにもか＼わらず、これらの要求
の全てに適する従来の装置は知られていない。

極く典型的な排尿中流部の尿収集用ｌこ提案された装置
（米国特許第、７．６２に、０４１７号、’ｉＪ’−３
Ｊ　ｊ　ＯＪ　Ｏ？号、　（Ｊｊ、　４　ｊ　！；、０
９　／号）は、栴造および操作において複雑であり、い
ずれの場合においても、バランスが収集された尿により
変えられると、一方の側から他方の側に移動する移動部
材を具備している。他の装置においては、いわゆる中流
の尿試料は、溢流作用の結果として集められる（米国特
許第４、θグ４クタ／号、第３．タグ３，７７０号、第
４（、，２？　Ａ、ｇ　ｆ　９号）。これら従来の装置
は互いの欠点を避けているが、構成および操作の面にお
いて、重大な欠点や欠陥を有してない比較的単純な装置
の要求が残されている。

「発明の構成」 従って、この発明の重要な面は、適切な使用のための説
明を実質的に必要とせず、操作の比較的簡単な、複雑で
ない安価な排尿中流部の尿の収集装置を提供することに
ある。より明確には、使用者が装置の漏斗状頂部に排尿
すると、汚染されている尿の初めの部分を自動的に迂回
させ、無菌の、或は少なくとも比較的汚染されていない
中流の尿試料を集める収集装置に関するものである。次
いで、この集められた尿試料は、この装置により支持さ
れた取外し可能な無菌収集管に、迅速且つ簡単に移され
る。その単純かつ安価な構成のために、この装置は、／
−回使用の匣捨て用品として、製造および販売において
適している。

全ての形態の装置において、排尿中流部の尿収集装置は
一端が開口している管状体を有しており、好適には、こ
の管状体の上端部は漏斗状である。上方向に向けられた
口を有するカップ部材が、管状体を通って延びる流路内
に取付けられている。カップ部材の寸法は、カップ部材
から流路を通って便器またはその他の受け器に尿の流下
を許すために、流路の寸法よりもや＼小さい。理想的に
は、管状体の漏斗部は、カップ部材の口の方により迷い
速度で尿を流すのを助ける下方且つ内方に傾斜している
フランジを具備している。また、このフランジは、尿が
カップ部材に入ったりそのカバーに衝突したりすること
すく、尿の流れをより遅い速度で直接下方に通すように
する溝または切欠きを円周方向等間隔に有している。

第１の実施９１Ｊにおいて、カップ部材のためのカバー
は、カップ部材の口の上に延びる無孔の尿偏向膜の形を
とり、この膜は尿の流れに直接さらすと数秒で溶解する
ことができる他を汚染することのない水溶性重合物質か
ら作られる。

従って、患者が漏斗状の収集装置に排尿した場合に、流
れの最初の部分はカップ部材から偏向されて収集装置を
通過するが、すぐその後で、約ユ乃至７５秒（好ましく
は３乃至３秒）の開に、水溶性のカバーが溶け、排尿中
流部を開口したカップ部材に入れる。

第二の実施例において、尿を偏向する無孔のカバーは、
水に溶けない物質から作られているが、このカバーがカ
ップ部材の口を覆い且つそこから尿を偏向する％ｌの位
置と、カバーが中流部の尿試料をカップ部材に入れるよ
う口から離された第二の位置との間で動くように、カバ
ーはカップ部材に支持されている。カバーは、ばねや重
力、或は他の適当な手段により第二の位置に動かされる
。第１の位置にカバーを普通に保持するための部材は、
装置が用いられる場合に尿の流れに直接さらされる水溶
性のカバー連結部材の形をとっている。従って、第１の
位置にあるカバーは、尿をカップ部材から偏向させるが
、水溶性の連結部材がコ乃至１５秒で、好適には３乃至
３秒で溶かされるとすぐに、汚染されていない中流部の
尿試料をカップ部材内に集める第二の位置に、カバーは
移動する◇カップ部材の下端は、収集管組立体に尋７１
１）れる排出路に連通している。この発明の一形態にお
いて、収集管組立体は、排出路と連通している中空の針
状突起に隣接して滑動可能に支持された空気の抜かれた
管を有しており、この管は貫通可能なストッパを備えて
いる。患者が排尿を終えた後に、収集装置は硬い支持面
上に単に同かれ、次いで、ストッパの貫通と、中流部の
試料の少なくとも一部の無菌管内への流入を引き起こす
ために、空気の抜かれた収集管が軸線方向に押される。

この発明の他の形態において、収集管組立体は、排出路
の針状突起に取外し可能に連結され且つプランジャを有
するシリンジを備えており、カップ部材から無菌シリン
ジ内に中流部の尿試料の少なくとも一部を引き入れるた
めに、シリンジを取外す前にこのプランジャは引かれる
ようになっている。このシリンジは、収集装置が使用者
に渡されたときに、中空の突起が貫通する自動シール・
ストッパーが設けられていることが最適である。従って
、患者が排尿を終えた後に、シリンジのプランジャがカ
ップから尿試料を移すべく引かれ、その後に、その非汚
染中流部の尿試料を有するシリンジが、検査所に運ばれ
てその内容を分析するために、収集装置の他の部分から
取外される。

この発明の他の特徴や目的および利点は、以下の詳細な
説明および図面から明らかになろう。

「発明の実施餌」 図面の第１乃至５図について説明する。符号１０は、管
状体／ｌから成る排尿中流部の尿収集装置を示し、管状
体ｌ／は、上部入口１２と、下部出口／３と、上部人口
／ユおよび下部出口／３の間の流路／４’とを有してい
る。この管状体／／は漏斗状で、管状体／／の下部区域
／／ａはほゞ円筒状で、上部区域／／１）は切頭円錐形
である。従って、入口１２は出口／Ｊよりも大きい。尿
収集装置１０が、第１図に示される椋な直立の形で、テ
ーブルの面またはその他の支持面に置かれるように１上
部区域／／ａには複数個の外方に突き出している脚／り
が設けられている。

管状体／／の流路／ダ内には、カップ部材／６がある。

カップ部材１６は上向きの口／７を有し、また、管状体
／／とほり同軸で、好適には管状体ｌｌの下部区域／／
ＩＬの上部に設けられている＠支持棒／Ａ、ａの形の架
橋部材は、管状体／ｌの流路ｌｌＩ内にカップ部材／６
を支持している。カップ部材１６は管状体／／よりも小
さく、より詳細には管状体の内径よりも小さい外径を有
している。従って、漏斗状の管状）　　　体／／（Ｄ７
ｓＱ／”Ｇ″″″″″流体路“を通ってカップ部材１６
を通過して流下し、出口１３から排出される。

カバー／ｇは、カップ部材／６のＱ／７の上で延びてい
る。この実施例において、カバー／１は、水成流体（Ｅ
、）に直接さらされると、急速に分解する水溶性重合物
質から作られている。

カバー／ｇは半球状に図示されているが、例えば、円錐
形や傾斜面の様な他の形状でもよい。

いずれにぜよ、重要なことは、無孔性のカバー／ｌが、
入口／コを通って管状体／／の流路に入ってくる流体を
偏向させることができる上向きの外面を有していること
である。半球状にカバー／ｇを維持するために、カップ
部材／６には、アーチ状の支持棒ｉｔの枠組が設けられ
ている（第二図）、薄い半球状のカバー／ざは、その下
端縁に突縁部コＱ（水溶性でも不溶性でもよい）が設け
られており、第３図に明示される様に、突縁部２Ｑとカ
ップ部材／６の口／７の回りの環状フランジ若しくはリ
ム２コとの間で、カバー／ｇに配置される弾性の取付は
リング２／によって、カバーｉｔはカップ部材／６上に
適切に固定されるようになっている。

以上の如く、カバー／ざは、水溶性の重合物質から作ら
れた薄膜から主に成り、この様な物質は、この物質に接
して溶かす流体を汚染するべきではない。こ＼で、「汚
染しない」という語は、成る物質が流体試料により溶か
された場合に、後に行われる試料のテストの結果に何ら
重大な影響を与えないことを意味している。この目的に
対し特に有効な物質は、カネチカット州、ロックビレの
ポリマー・フイルムズ・インコーポレーテイッドにより
、ＰＶＯＨ／７−３！；　−／の名称で販売されている
タイプのポリビニルアルコール・フィルムであることが
分かっているが、例えばメチルセルロースやその派生物
等の他の水溶性の非汚染型の重合物質も用いることがで
きる。膜の厚さは使用される物質により変えられるが、
いずれにせよ、膜の構成と厚さは、カバー／１が尿の流
れに直接さらされると、コ乃至／よ秒でカバー／ｌの溶
解が始まる（１個以上の孔が広がる）ようにされるべき
である。

この溶解は約３乃至３秒で始まることが好ましい・従っ
て、患者が無菌の管状の収集装置１０に排尿すると、女
性の場合には陰唇により、また男性の場合には包皮若し
くは先端の尿道により汚される流れの最初の部分は、カ
バー／ｇにより偏向され、カップ部材１６を迂回する。

この様に偏向された迂回流は、第３図において矢印２３
により示されている。数秒後、カバーｌざは溶解を始め
、流れの中流部がカップ部材／Ａに入る（第ダ図）。カ
ップ部材１６が尿の流れのうち比較的汚染されていない
中流部で完全に満たされた後に、再び、カップ部材／６
の完全な迂回が生じる。排尿が終わると、尿の中流部は
カップ部材／６の中に集められており、流れの初めと終
わりの部分は管状体／／を通って便器に送られる。

カップ部材／６から試料を抜き出し且つ無菌の収集管に
試料を移すための手段が、提供されている。図面によれ
ば、管状アームｕ４Ｚが、カップ部材／６の下端部に連
通している排出路コＳを有している。管状の突起λ乙が
、管状体ｌ／の下部区域／ｌａの壁面から上方且つ外方
に突き出しており、その孔は排出路、２乙の延長部を構
成している。第１，３図に明示される様に、突起、２乙
には、従来の空気が抜かれた収集管＝９のストッパ、２
８の下に、僅かに間隔を置いて尖端２７が設けられてい
る。この収集管＝９は、例えば、ニュージャーシイ州、
ラザフオードのベクトン・デイキンソン・アンド・カン
パニーによって「バキュティナ」の名称で販売されてい
る収集管の様な、血液試料を集めるために二重針と共ｔ
こ一般に用いられているタイプと同じものでよい。

収集管ｓ’ｙｌ−！、管状体の上部区域／／１）と下部
区域／／ａの側面から延びる管状カラー３θ内で箋しっ
かりとではあるが滑動可能に支持されている。一般に、
収集管λ９は、第３図に示される様に、突起、２乙の尖
端λ７の上方で支持される。中流部の尿試料がカップ部
材ｌ乙に集められた後に、突起２乙の尖端λ７がストッ
パ２８の膜を貫通するように、第５図において矢印３／
により示される方向に収集管２９が軸線真空状態にある
ので、膜を貫通することにより、尿がカップ部材／乙か
ら収集管２９の中に流入する（第５図）。ストッパ２に
は、これもまた当業者において公知である様に、自動シ
ールで、収集装Ａｉｏから収集管２？を取出した時に、
ストッパ、２ｆｆが自動的に閉じ、汚れに対して集めら
れた試料を守る。

臨床化学分析において用いられる従来の収集管であるこ
の収集管コ９は、遠心分離用管として機能する。従って
、集められた尿の試料は、検査所により処理に適した容
器に配置される。

試験分析のために成る容器から別の容器に試料を手で移
す際に生じる様な、試料を汚れにさらす処理を行うこと
なく、シールされた検査用管に集められる尿の試料は、
偽陽性や偽陰性に測定する可能性を減らす状態におくべ
きである。

この明細書において示されている装置は、患者が、最小
限の説明で、且つ看護婦や医者の助力をほとんど或は全
く必要とせず（こ、比較的簡単に使用することができる
。患者が排尿を始めてから、流れの中流部に収集容器を
導き入れ、そして排尿が終わる前に容器を引込めなけれ
ばならない従来技術と異なり、この発明の装置を用いる
ための手順は、尿収集装置１０を排尿の前に位置決めし
ておき、排尿が終わるまで、その位置に保つことである
。この尿収集装置１０は、比較的汚れていｌ、（い中流
部分を自動的に抜き出し、流れの最初と最後の部分を装
置を通過させて便器に流す。排尿に引き続き、この尿収
集装置１０は安定した支持面上に置かれ、集められた試
料をカップ部材１６から収集管、２ワに移すためｔこ、
患者、看護婦その他の者が真空の収集管ユデを軸線に沿
って下方に押し進める。

この尿収集装置／Ｑは一つの操作段階から成るものと、
して、この明Ｉａ８において示されている。第１の段階
は、カップ部材ｌ乙に中流部の尿試料を集めることで、
第２の段階はストッパ２８の膜を貫通して流体をカップ
部材／６から収集管λ９に吸い込むことである。また、
半球状のカバー／ｌが溶解し始めて尿がカップ部材／６
に入ると同時に、尿が圧力差により収集管、２９に移さ
れるように、貫通段階は排尿に先立ち行われることも考
えられる。この方法は、カバー／ｌの膜の溶解を加速し
たり、少なくとも助けるために、カップ部材１６内の負
圧にする利用の様に、いくつかの利点を持っているが、
この様な利点は次に掲げる問題点により打ち消される。

この問題点とは、カバー／ｇの膜の溶解以前にカップ部
材／６内の真空状態を維持すること＼、尿のカップ部材
／６から収集管コタへの移送の信頼性と完全性を保証す
ることにある０ 第６乃至９図の実施例は、カップ部材１６１とカバー部
材ｉｔ’を除いて第７乃至３図の実施例とはゾ同じであ
る、カバー部材／ざ１は、カップ部材／６１の口１０／
上に広がり且つ漏斗を通って流下する流体がカップ部材
／乙１に入らないようにする水に溶けない物質の第１の
カバー部分１００を有している０ばね部材ｉｏλは、一
端が円盤状の第１のカバー部分ｉｏｏに固定され、他端
がカップ部材／Ａ’に連結され、またはカップ部材７６
′に対して不動にされている。ばね部材ＩＯ＝は、第１
のカバー部分１００を、第６図において実線で示される
第１の位置、すなわち閉じている位置から、同図におい
て想像線で示される第２の位置、すなわち開いている位
置に枢動させるために、第１のカバー部１００に力を与
える。しかし、カップ部材／乙′と第１のカバー部分ｉ
ｏｏに固定され且つ閉じた位置に、　　　＊ｔｃｏｈｓ
″″″ＷＪｒｆｋ　／　００　Ｇｍ訂６７パ−“７／ｇ
”の第２のカバー部分１０３により、ばね部材１０２の
動作は制限される。管状体ｌ／を通って流下する尿に直
接さらされても、約−乃至ｌよ秒ｎ１１（好適には３乃
至を秒間）は溶けない、ポリビニルアルコールや他の非
汚染型の水溶性重合物質から、第２のカバー部分１０．
３は作られている。

第７乃至９図は、第６図の尿収集装置ｉｏの使用におけ
る段階が示されている。患者が尿収集装Ｒ１０に排尿す
ると、尿の流れの最初の部分が、第７図の矢印１ｏｌＩ
により示されている様に、無孔の第１のカバー部分１０
０によって偏向される。尿の一部が水溶性の第２のカバ
ー部分１０３に直接接触すると、数秒後に第２のカバー
部分１０．３が溶け、比較的堅い第１のカバー部分ｉｏ
ｏが、ばね部材１０ユの影響により、開口位置に枢動さ
れる（第３図）。尿の流れの中流部がカップ部材／Ａ’
に満たされ始める。

排尿が完了すると、尿の中流部はカップ部材／６１の中
に集められて保持され、尿の最初と最後の部分は管状体
／ｌを通り抜け１便器に流される。次いで、収集管２９
が軸線に沼って下方に押され、先に示された様に、突起
コロの尖端２７がストッパ２ざの膜を貫通する。そして
。

第２図に示される様に、真空の収集管２９内に。

カップ部材／６１から尿が流入する。第１のカバー部１
００が閉鎖位置にあるときに、第７図に示される如く尿
が横に偏向するように、カップ部材／６１の口１０／を
定める上端縁は傾斜面に油って延びている。傾斜角は、
漏斗の中を流下する尿の最初の部分がカップ部材／−１
，’を迂回するのに十分な角度であるべき、である。

第６乃至２図の実施例において、カバー部材／ｌ’の水
に溶けない第１のカバー部分１００は、ばね部材ｉｏ−
により、第１の位置、すなわち閉鎖位置から、第２の位
置、すなわち開口位置に移される。第１０図に示される
別の実施例においては、水に溶けない第１のカバー部分
１００’が、重力により、成る位置から他の位置に移動
する。詳細には、この無孔の第１のカバー部分１００’
が固定用の第２のカバー部分ｌθ３′により一定位誼に
保持され、こうしてカップ部材１６“の口をシールする
。第２のカバー部分ｉｏ、ｙ”は、先の実施例の第２の
カバー部分１０３と同じ物質、例えばポリビニルアルコ
ールから形成され、尿収集装置１０の管状体／／に入っ
てくる尿が、傾斜しているカバー板ｉｔ”により初めは
偏向され、次いで第２のカバー部分ｉｏＪ’が溶けると
、カバー板ｉｇ”がカップ部材／Ａ”の口から滑り、第
１０図に破線で示される下部位置に落下する。そして、
尿の流れのうち比較的汚れていない中流部がカップ部材
１６“に入り、先の実施例と同様に、集められた尿試料
が真空の収集管コワに移される０ 重力がカバー板ｉｇ”を第２の位置に動かす主原因であ
るので（カバー板ｌｔ”に当たる尿もカバー板／ざ°を
移動させる横方向の力を与える）。

第２のカバー部分１０３’が溶けたときに、カバー板／
ｇ”を第１の位置から動かすのに十分な傾きを有する傾
斜面に治って、カップ部材／６１の口は延びていなけれ
ばならない。一般に、この傾斜角は水平から測って少な
くともＪｏｏであるべきで、ＩＩ３°から６Ｑｕの間が
好適である。

前述を除き、先の３つの実施例間における物理的差異は
重要なものでない。例えば、第１図と第６図の実施例に
おいては、カップ部材／Ａ。

／Ａ’は支持棒＃ａ、、／ｌａ’により支持されている
が、第１Ｏ図の実施例においては、カップ部材７６゛は
、孔が設けられた環状の支持部材／／６により支持され
る。この様な構造上の差異は、それらが構成要素の作動
または用途を変えないという点で、取るに足らない。

第１／乃至７７図の実施例について説明する。

尿収集装置コ１０もまた。上部入ロユｌコと、下部出口
２／３と、これらの間の流路コｌグとで定める管状体−
／ｌを有している。管状体２／／の下部区域２／／ａは
ほゞ円筒形であり、上部区域２／／ｂは切頭円錐形であ
る。しかし、上部区域コ／／ｂが環状フランジまたはす
そコ左０を備えていることが％筆されるべきことで、こ
のフランジ２３０は下部区域２／ｌａの上端に突き出し
ており、複数個の切欠きユ！ｌが円周方向に等間隔に設
けられている。図示実施例においては６個の切欠き、２
ｊｌが設けられているが。

上部区域２７１ｂのフランジコタＯに作られる切欠き２
５１の数は６個より多くても少なくてもよい。フランジ
ＳＳＯにより定められた開ロ部ユ左ユの直径はカップ部
材２／乙の直径とはゾ同じで、好ましくは僅かに大きい
。この結果、切欠きユタ／の外側境界線はカップ部材二
１６の外側にある。比較的低速で漏斗部に入ってくる尿
は、切欠き２３／を通って逃れ、第１グ図の点線ｕ＆ｊ
により表わされた流路に浴って下方に流れていく傾向が
あり、これによりカップ部材２／Ａの口の上に広がって
いるカバー部材コ１ｇに衝突しないで流路λｌｌｌに入
る。他方、高速で流れる尿は、実線の矢印ｕ＆ｌＩによ
り示される様に、上部区域コ／／ｂの円錐状の壁面によ
り導びかれてカバー部材コｉｔに接する。排尿中の流れ
は、はジベル状の曲線に沿って区分されるので、初めと
終わりに生じる比較的低速の場合に、Ｖ字状の切欠きコ
３７により、流れの汚染されていない初期の部分（終わ
りの部分）が膜状のカバー部材２／ｇを迂回し、他方、
汚れていない流れの速い中流部分は尿収集装置２１０の
円錐形の上部区域２７１ｂにより導ひかれ、カバー部材
コ／ざに接する。

カップ部材−７６と膜状のカバー部材、２１ｔは夫々、
前述の要素／６．／ざと似ている。一対の上方および内
方に傾斜する面に活って延びている縁部、２５３により
形成された口２／７を具備したカップ部材２／６（第１
３図）は、幾分簡単な構造であるが、機能的に一つの構
造は本質的に同じである。薄い水溶性の重合物質から成
るカバー部材二／ｇは、カップ部材コ／乙に固定されて
いるときは、はゾ半球状で（第１１Ｉ図）、伸縮自在の
バンドまたは取付はリングコ、２／により、そのカバー
部材２／ｒを適所に保持する、カバー部材−７ｇの構成
と尿の流れにさらした際の溶解の速さは、第１乃至５図
の実施例に関連して述べられたものと同じである。

先の実施例の様に、第１／乃至７７図の実施例は、カッ
プ部材２／乙から試料を抜き取ると共に無菌の収集管に
その試料を移すための部材が設けら、れている０底板コ
５６は、カップ部材２／乙の下端ｉこ連結し、また尿収
集装置：１１０の管状体コ／／の側部に配置された上方
に突き出している管状の突起コ、２乙にも連結している
排出路コ２左を有している。突起２２乙は堅くはあるが
僅かに可撓性を有する重合物質から形成され、底板コ５
６と一体に作られてもよい。

突起２ユ乙のために選択された材料によらず、突起、２
２４．或は突起２２６が突き出ているハブ１２Ａａは、
以下の理由により、横方向の傾斜や曲げの動きを制限す
ることができる。

底板ユ左乙と、カップ部材２／６と、尿収集装に２１０
の下部区域λ／／ａとが全て一体に成形され、排出路コ
２左は溝として成形されている。この溝は、底板コ５６
の下側に沿って開いており、粘着手段や他の適尚な手段
により底面に固定された帯板２り７によって、後に閉じ
られる。例えは、この帯板２よ７は、図示される様に排
出路２２５を完成するために、底板、２左Ａの底に貼ら
れた１枚の粘着テープの形を取ってもよい。

第１の実施例の収集管２９と異なり、収集部材は　＠　
、２Ｚざとプランジャコ５９を有するシリンジ２コ２デ
の形である。シリンジ、２２ｑの先端２ＡＯは、突起２
２６がその中に延びる弾性のストッパ２１．１が設けら
れている。ストッパ２６／は、シリンジ２コワとストッ
パ２Ａ／が突起２２６から引き離した際に、自動的にシ
ールできる柔かいゴムや他の弾性材料から作られている
。

第１／、１２図において、底板２！ｒ６および管状体Ｊ
／／の下部区域、２／　／ａと共に一体的に形成された
ハウジングコロ３の上部が開口しているキャビティコロ
２内に、シリンジ２２９が配置されている。才た。前記
キャビティコ６２内（に弾性の泡状挿入体”６′が配置
されており・シリンジ２コ２は、泡状挿入体２６グと管
状体下部区域コ／／ＩＬとの間に挿入されている。普通
。

シリンジ２−デは下部区域、２／　／ａと平行に置かれ
るが、突起ユ２６とそのハブ、２２６ａの柔軟性、およ
び突起２λ６が貫通するストッパー６／の弾性のために
、シリンジ２コデの上端部が、第１２図の点線で示され
る様に、上方に傾けられる。泡状挿入体＝６ダはシリン
ジコ、２９の偶然の外方への傾動を抑制するのを助け、
一般に、円錐形の上部区域２／／ｂの傘下にシリンジ−
２９を維持し、これにより、シリ゛ンジ、２−？の露出
が減じられ、プランジャ２２６が試料収集前に、偶然に
上方に引かれる可能性を減らす。

その取扱いと使用を容易にするために、尿収集装置２１
０は、ハウジングコロ３および底板２５６と共に一体的
に成形されたハンドル部コロ５が設けられている。

尿収集装置２１０は、第１／図に示された形で無菌状態
で使用者に供給される。カップ部材２／Ａ内に中流部の
尿試料が集められた後に、使用者（看護婦、その他の付
添人）は、竪固な支持体上に尿収集装置コｉｏを単に載
せ、シリンジλ２９を外方に傾し、カップ部材ａ／６か
らシリンジ２コタの室に中流部の尿試料を引き込むため
に、プランジャコ！ヂを引き上げる。

この後に、シリンジ、２コ９は突起２コロから引き離さ
れ（第７６図）、ストッパａｔｉの自動シールによって
シリンジ２コ９の筒内に閉じ込められた尿の試料が検査
所に移される。検査所にて、ストッパλ６／を取り除き
、或はストッパー６／に適当な排出用の突起を挿入し、
そしてプランジタコ５デを下方ｔこ押すことにより、尿
が分析のためｌこ移される。

第１／乃至７７図の実施例は第１の実施例における真空
収集管が設けられてもよく、また、第１の実施例は第１
／乃至１７図のシリンジの形をした収集部材が設けられ
てもよい。各実施例Ｉｃおいて、尿を偏向するカバー部
材／１．ＩＩ’。

／ｌ”、２／ｇ　　は、少なくとも一部が尿の流れに直
接さらすとコ乃至／よ秒で分解する汚染しない水溶性の
重合物質から作られている。また、各実施例において、
カバー部材／ｇ’、／ｇ”、２／ざは、このカバー部材
がカップ部材／ｉｓ、／Ａ’、２／Ａの口を閉じると共
に、流路に入ってカバー部材に衝突しようとする尿の流
れの最初の部分を偏向するように、水溶性の部分がその
ま＼の状態にある第１の作動状態を有している。更ｌζ
、全ての実施例において、カバー部材／１・、／ｌ：’
、／ｌ’。

２／ｇは、カップ部材／４　、’／’４’　、　／♂、
コア６の口が尿の流れの汚染されていない中流の部分を
受けるために開放されるように、水溶性の部分が尿にさ
らされることにより溶かされる第２の作動状態を有して
いる。全実施例において、尿収集装置は、カップ部材に
より集められた中流部の尿が移される尿収集部材に連通
している排出路が設けられている。

以上の様に、例示のために、この発明の実施例を相当に
詳しく説明したが、細部の多くが。

この発明の精神および範囲から逸脱することなく変えら
れ得ることは、当業者により理解されるであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を具体化した排尿中流部の尿収集装置
の斜視図、第２図はカップ部材の一部と、カップ部材の
ためのカバーと、カバーを適所に取付けるための部材と
を示す分解部分斜視図、第３図は尿収集段階初期におけ
る装置の働きを概略的に示す部分垂直断面図、第を図は
カバー部材が溶けた後に中流部の尿がカップ部材に入り
始めたところを示す第３図と同様な部分断面図、第５図
はカップ部材から真空の収集管に尿を移す段階を示す第
３．弘図と同様な部分断面図、第６図はこの発明の第２
の実施例の排尿中流部の尿収集装置、第７図は尿収集段
階初期における第６図の装置の働きを概略的に示す部分
垂直断面図、第を図はカバーの水溶性連結部分が溶けた
後にカバーが第２の位置、すなわち開口位置に揺動して
中流部の尿がカップ部材に入り始めたところを示す第７
図と同様な部分断面図、第７図はカップ部材から真空の
収集管に尿を移す段階を示す第７．を図と同様な部分断
面図、第１Ｏ図はこの発明の第３の実施例を示す部分断
面斜視図、第１１図はこの発明の第４の実施例を示す斜
視図、第７２図は第１／図の装置を部分断面した側面図
、第１Ｊ図はカップ部材と、カバーの膜と、その取付は
部材とを示す分解斜視図、第７４を図は漏斗部における
切欠きが設けられたフランジの宿成と、比較的高速の尿
の流れおよび比蚊的低速の流れにおける尿の動きを概略
的に示す一部切欠いた部分斜視図、第７５図は第１／図
の尿収集装置の下部を拡大した部分垂直拡大図、第７６
図はシリンジを装量の突起から取り外した際のシリンジ
を示す第７５図と同様な図、第１７図は第１ダ図の装置
の底面図である。図中、ｙｏ、ｓｌｏ　　：尿収集装置
、／／、、２／／　：管状体、／コ、コ／＝：入口、／
３．ユ／３：　出口、／り、２／グ：流路、／鶴２／Ａ
二カップ部材、／７，１０／、２／７：ロ、／ｌ：、２
／ｇ：カバー部材、２よ、ココ５＝排出路、ユ６．コ、
２乙：突起、コｇ、λＩ、／：ストッパ、コブ、：　収
ｉ管、１００：第１のカバー部分、１０２＝ばね、１０
３：第２のカバー部分、２．２９：シリンジ１．２５０
：フランジ、２５／：切欠き、−６２：キャビティ、２
６３：ハウジング１．２ｔ、ｑ：泡状挿入体。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上部入口、下部出口および該上部入口と該下部出口
   の間の流路を有する管状体と、上方に向けられた口を有
   し且つ該上部入口の下側の該流路内に設けられたカップ
   部材であつて、尿が該カップ部材を通り越して該流路を
   流下するように該流路よりも小さいカップ部材と、尿の
   流れに直接さらされると２乃至１５秒で溶ける他を汚染
   しない水溶性の重合物質から作られた水溶性部分を少な
   くとも一部に有するカバー部材であつて、該水溶性部分
   がそのままの状態にあり該カバー部材が該カップ部材の
   口を閉じると共に該流路に流入して該カバー部材に衝突
   する尿の流れのうち最初の部分を偏向させる第１の作動
   状態、および該水溶性部分が尿の流れのうち最初の部分
   にさらされることにより溶かされ該カップ部材の口が尿
   の流れの非汚染中流部を受け入れるよう開放される第２
   の作動状態を有するカバー部材とから成る非汚染の排尿
   中流部の尿収集装置。 ２、水溶性の重合物質が尿の流れにさらされると３乃至
   ８秒で溶けることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の尿収集装置。 ３、カバー部材は、カバー部材が第１の作動状態にある
   場合に、カップ部材の口の上に広がる第１の位置に配置
   されている水に不溶の偏向部分と、カバー部材が第２の
   作動状態にある場合に、カップ部材の口から離された第
   ２の位置に該偏向部分を進める部材とを具備し、カバー
   部材の水溶性部分が第１の位置にて該偏向部分を保持す
   るが、該水溶性部分が溶かされると、該偏向部分が第２
   の位置に移動することを特徴とする特許請求の範囲第１
   または２項いずれか記載の尿収集装置。 ４、偏向部分を第２の位置に進めるための部材は、一端
   がカバー部材に固定され他端がカップ部材に対して固定
   されているばね要素から成ることを特徴とする特許請求
   の範囲第３項記載の尿収集装置。 ５、カバー部材の偏向部分はほゞ円形であり、ばね要素
   が偏向部分の縁部に固定され、カバー部材の水溶性部分
   がばね要素の反対側の偏向部分の縁部にて偏向部分とカ
   ップ部材とに固定されていることを特徴とする特許請求
   の範囲第４項記載の尿収集装置。 ６、第２の位置にカバー部材の偏向部分を進めるための
   部材は傾斜面に沿つて延びるカップ部材の口から成り、
   カバー部材の水溶性部分が溶かされると、重力の影響の
   下で偏向部分がカップ部材の口から滑動して離れていく
   ことを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の尿収集装
   置。 ７、カバー部材の水溶性部分はカップ部材の口の上に広
   がつており、カバー部材が第１の作動状態にある場合に
   該水溶性部分は上部入口を通つて流路に流入する尿を偏
   向し、カバー部材が第２の作動状態に場合にカップ部材
   の口を開放するために該水溶性部分が溶かされることを
   特徴とする特許請求の範囲第１または２項いずれか記載
   の尿収集装置。 ８、カバー部材の水溶性部分がほゞ半球状であることを
   特徴とする特許請求の範囲第７項記載の尿収集装置。 ９、カバー部材の水溶性部分を支持するために、支持部
   材がカップ部材の口の上であつて該水溶性部分の下にて
   延びていることを特徴とする特許請求の範囲第を項記載
   の尿収集装置。 １０、支持部材はカバー部材の水溶性部分を支持するた
   めの支持棒の組合せから成ることを特徴とする特許請求
   の範囲第９項記載の尿収集装置。 １１、水溶性部分がポリビニルアルコールから作られて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１または２項い
   ずれか記載の尿収集装置。 １２、管状体は上部入口が下部出口よりも大きい漏斗状
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の尿
   収集装置。 １３、漏斗状の管状体は切頭円錐形の上部区域と縮小さ
   れた下部区域とを有することを特徴とする特許請求の範
   囲第１２項記載の尿収集装置。 １４、カップ部材が管状体の下部区域の上部に配置され
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１３項記載の
   尿収集装置。 １５、カップ部材が管状体と同軸であることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１２、１３、１４項いずれか１項記
   載の尿収集装置。 １６、上部入口、下部出口および該上部入口と該下部出
   口の間の流路を有する管状体と、上方に向けられた口を
   有し且つ該上部入口の下側の該流路内に設けられたカッ
   プ部材であつて、尿が該カップ部材を通り越して該流路
   を流下するように該流路よりも小さいカップ部材と、尿
   の流れに直接さらされると２乃至１５秒で溶ける他を汚
   染しない水溶性の重合物質から作られた水溶性部分を少
   なくとも一部に有するカバー部材であつて、該水溶性部
   分がそのまゝの状態であり該カバー部材が該カップ部材
   の口を閉じると共に該流路に流入して該カバー部材に衝
   突する尿の流れのうち最初の部分を偏向させる第１の作
   動状態、および該水溶性部分が尿の流れのうち最初の部
   分にさらされることにより溶かされ該カップ部材の口が
   尿の流れの非汚染中流部を受け入れるように開放される
   第２の作動状態とを有するカバー部材と、該カップ部材
   に連結する排出路を定める部材とから成る非汚染の排尿
   中流部の尿収集装置。 １７、水溶性の重合物質が尿の流れにさらされると３乃
   至８秒で溶けることを特徴とする特許請求の範囲第１６
   項記載の尿収集装置。 １８、カバー部材は、カバー部材が第１の作動状態にあ
   る場合に、カップ部材の口の上に広がる第１の位置に配
   置されている水に不溶の偏向部分と、カバー部材が第２
   の作動状態にある場合に、カップ部材の口から離された
   第２の位置に該偏向部分を進める部材とを具備し、カバ
   ー部材の水溶性部分が第１の位置にて該偏向部分を保持
   するが、該水溶性部分が溶かされると、該偏向部分が第
   ２の位置に移動することを特徴とする特許請求の範囲第
   １６項記載の尿収集装置。 １９、偏向部分を第２の位置に進めるための部材は、一
   端がカバー部材に固定され他端がカップ部材に対して固
   定されているばね要素から成ることを特徴とする特許請
   求の範囲第１８項記載の尿収集装置。 ２０、カバー部材の偏向部分はほゞ円形であり、ばね要
   素が偏向部分の縁部に固定され、カバー部材の水溶性部
   分がばね要素の反対側の偏向部分の縁部にて偏向部分と
   カップ部材とに固定されていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１９項記載の尿収集装置。 ２１、カバー部材の偏向部分を第２の位置に進めるため
   の部材は傾斜面に沿つて延びるカップ部材の口から成り
   、カバー部材の水溶性部分が溶かされると、重力の影響
   の下で該偏向部分がカップ部材の口から滑動して離れて
   いくことを特徴とする特許請求の範囲第１８項記載の尿
   収集装置。 ２２、カバー部材の水溶性部分はカップ部材の口の上に
   広がつており、カバー部材が第１の作動状態にある場合
   に該水溶性部分は上部入口を通つて流路に流入する尿を
   偏向し、カバー部材が第２の作動状態にある場合にカッ
   プ部材の口を開放するために該水溶性部分が溶かされる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１６項記載の尿収集
   装置。 ２３、カバー部材の水溶性部分がほゞ半球状である特許
   請求の範囲第２２項記載の尿収集装置。 ２４、排出路を定める部材がカップ部材の下端に連結さ
   れ、且つカップ部材により集められた尿を受け取るため
   の排出路部材に連結可能な容器を支持するために管状体
   により与えられた部材に連結されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１６、１８、１９、２１、２２項い
   ずれか１項記載の尿収集装置。 ２５、排出路を定める部材が収集管のストッパの膜を貫
   通するようなつている尖端を有する管状の突起を具備し
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第２４項記載の
   尿収集装置。 ２６、排出路を定める部材に連結可能な容器を取外し可
   能に支持するための部材は、突起に隣接して収集管を滑
   動可能に支持するための滑り溝から成ることを特徴とす
   る特許請求の範囲第２５項記載の尿収集装置。 ２７、収集管は滑り溝に滑動可能に支持されると共に膜
   を有しており、該膜を貫通するために、且つ該膜が突起
   により貫通されているときに収集管にカップ部材から尿
   を移すために、該膜が突起と係合するよう向けられてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第２６項記載の尿収
   集装置。 ２８、管状体は上部入口が下部出口よりも大きい漏斗状
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１６項記載の
   尿収集装置。 ２９、漏斗状の管状体が切頭円錐形の上部区域と縮小さ
   れた下部区域とを有することを特徴とする特許請求の範
   囲第２８項記載の尿収集装置。 ３０、カップ部材が管状体の下部区域の上部に配置され
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第２９項記載の
   尿収集装置。 ３１、カップ部材が管状体と同軸であることを特徴とす
   る特許請求の範囲第３０項記載の尿収集装置。 ３２、カバー部材の水溶性部分がポリビニルアルコール
   から作られていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   ６項記載の尿収集装置。 ３３、上部入口、下部出口および該上部入口と該下部出
   口の間の流路を有する管状体と、上方に向けられた口を
   有し且つ該上部入口の下側の該流路内に設けられたカッ
   プ部材であつて、尿が該カップ部材を通り越して該流路
   を流下するように該流路よりも小さいカップ部材と、尿
   の流れに直接さらされると２乃至１５秒で溶ける他を汚
   染しない水溶性の重合物質から作られた水溶性部分を少
   なくとも一部に有するカバー部材であつて、該水溶性部
   分がそのままの状態にあり該カバー部材が該カップ部材
   の口を閉じると共に該流路に流入して該カバー部材に衝
   突する尿の流れのうち最初の部分を偏向させる第１の作
   動状態、および該水溶性部分が尿の流れのうち最初の部
   分にさらされることにより溶かされ該カップ部材の口が
   尿の流れの非汚染中流部を受け入れるよう開放される第
   ２の作動状態を有するカバー部材と、該カップ部材に連
   結すると共に試料収集管の自動シール・ストッパを通つ
   て延び且つ取外されるようになつている管状の突起を有
   する排出路を定める部材と、該管状体に隣接して該収集
   管を取外し可能に支持するために該管状体により与えら
   れる部材とから成る非汚染の排尿中流部の尿収集装置。 ３４、排出路を定める部材がカップ部材の下端に連結さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第３３項記載
   の尿収集装置。 ３５、真空の収集管は滑り溝に滑動可能に支持されると
   共に膜を有しており、該膜を貫通するために、且つ該膜
   が突起により貫通されているときに収集管にカップ部材
   から尿を移すために、該膜が突起と係合するよう向けら
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第３３項記載
   の尿収集装置。 ３６、カバー部材は、カバー部材が第１の作動状態にあ
   る場合に、カップ部材の口の上に広がる第１の位置に配
   置されている水に不溶の偏向部分と、カバー部材が第２
   の作動状態にある場合に、カップ部材の口から離された
   第４の位置に該偏向部分を進める部材とを具備し、カバ
   ー部材の水溶性部分が第１の位置にて該偏向部分を保持
   するが、該水溶性部分が溶かされると、該偏向部分が第
   ２の位置に移動することを特徴とする特許請求の範囲第
   ３３項記載の尿収集装置。 ３７、偏向部分を第２の位置に進めるための部材は、一
   端がカバー部材に固定され他端がカップ部材に対して固
   定されているばね要素から成ることを特徴とする特許請
   求の範囲第３６項記載の尿収集装置。 ３８、カバー部材の偏向部分はほゞ円形であり、ばね要
   素が偏向部分の縁部に固定され、カバー部材の水溶性部
   分がばね要素の反対側の偏向部分の縁部にて偏向部分と
   カップ部材とに固定されていることを特徴とする特許請
   求の範囲第３７項記載の尿収集装置。 ３９、カバー部材の偏向部分を第２の位置に進めるため
   の部材は傾斜面に沿つて延びるカップ部材の口から成り
   、カバー部材の水溶性部分が溶かされると、重力の影響
   の下で該偏向部分がカップ部材の口から滑動して離れて
   いくことを特徴とする特許請求の範囲第３６項記載の尿
   収集装置。 ４０、カバー部材の水溶性部分はカップ部材の口の上に
   広がつており、カバー部材が第１の作動状態にある場合
   に該水溶性部分は上部入口を通つて流路に流入する尿を
   偏向し、カバー部材が第２の作動状態にある場合にカッ
   プ部材の口を開放するために該水溶性部分が溶かされる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第３３項記載の尿収集
   装置。 ４１、カバー部材の水溶性部分がほゞ半球状であること
   を特徴とする特許請求の範囲第４０項記載の尿収集装置
   。 ４２、カバー部材の水溶性部分を支持するために、支持
   部材がカップ部材の口の上であつて該水溶性部分の下に
   て延びていることを特徴とする特許請求の範囲第４１項
   記載の尿収集装置。 ４３、支持部材がカバー部材の水溶性部分を支持するた
   めの支持棒の組合せから成ることを特徴とする特許請求
   の範囲第４２項記載の尿収集装置。 ４４、水溶性部分がポリビニルアルコールから作られる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第３６項記載の尿収集
   装置。 ４５、シリンジの形の収集管が支持部材により取外し可
   能に支持され、該シリンジは突起が突き刺される弾性の
   自動シール・ストッパを具備する先端を有していること
   を特徴とする特許請求の範囲第２５項記載の尿収集装置
   。 ４６、支持部材は、シリンジを取外し可能に支持するた
   めの上部が開口したキャビティを定めるハウジングと、
   該シリンジと係合すると共に該シリンジの傾動を制限す
   る該キャビティ内に設けられた弾性部材とから成り、該
   シリンジが該キャビティ内で制限された傾動を行うよう
   支持されていることを特徴とする特許請求の範囲第４５
   項記載の尿収集装置。４７、切頭円錐形の上部区域がカ
   ップ部材の上方の下部区域の上部内に下方および内方に
   突出している環状フランジ延長部を有し、該フランジ延
   長部はカップ部材の放射外方の流路に外側境界線が揃え
   られている円周方向等間隔の複数個の切欠きが設けられ
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１４項記載の
   尿収集装置。 ４８、シリンジの形の収集管が管状体に隣接して取外し
   可能に支持され、該シリンジは突起が突き刺されるスト
   ッパを具備する先端を有していることを特徴とする特許
   請求の範囲第３３項記載の尿収集装置。 ４９、管状の突起は柔軟であることを特徴とする特許請
   求の範囲第４８項記載の尿収集装置。 ５０、尿収集装置が、管状体に隣接してシリンジを取外
   し可能に支持するための上部が開口したキャビティを定
   めるハウジングと、該シリンジと係合すると共に該シリ
   ンジの傾動を制限する該キャビティ内に設けられた弾性
   部材とを具備し、該シリンジが該キャビティ内で制限さ
   れた傾動を行うよう支持されていることを特徴とする特
   許請求の範囲第４９項記載の尿収集装置。