JP3228727B2 - 網およびロストルの自動洗浄装置 - Google Patents

網およびロストルの自動洗浄装置

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JP3228727B2
JP3228727B2 JP14296499A JP14296499A JP3228727B2 JP 3228727 B2 JP3228727 B2 JP 3228727B2 JP 14296499 A JP14296499 A JP 14296499A JP 14296499 A JP14296499 A JP 14296499A JP 3228727 B2 JP3228727 B2 JP 3228727B2
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和孝 有川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼き肉器具の網お
よびロストルを研掃洗浄および研掃すすぎ洗いの両方を
行うことを可能とした網およびロストルの自動洗浄方法
及びその装置を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、焼き肉器具の網およびロストルの
洗浄で、研掃材入りの回転ドラム内に連続給水しながら
回転ドラムを水槽内で垂直回転させて回転ドラム内に収
容した網およびロストルを研掃洗浄する洗浄機は存在す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の研掃材入り回転
ドラム内に連続給水しながら回転ドラムを水槽内で垂直
回転させて洗浄する装置は、洗浄時にオーバーフロー管
から洗浄水を排出しながら給水するため、徐々に洗浄水
を清澄にするので水量が多くなると共に、洗浄時間も長
くなる問題点を有している。又、給水は回転ドラム内か
ら水槽になされるため、回転ドラムの構造及び配管が複
雑となる問題点も有している。
【0004】上記点より本発明は、洗浄時は洗浄水や洗
剤が排出されず、水位の低下を防止して給水を不要と
し、研掃洗浄後、排水した後更に一定の水量を確保しつ
つ研掃すすぎ洗いし、以て網およびロストルを十分に洗
浄すると共に、水槽および回転ドラムの内外面も洗浄さ
れることを可能とした網およびロストルの自動洗浄装置
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明装置は、洗浄装置本体の上面が開口する水槽内
に、内部に小片状の研掃材および洗剤を収容した周側面
が多角形の回転ドラムが垂直回転可能に横架され、この
回転ドラムの周側面に小孔群が設けられると共に、周側
面の一面に出入部が設けられ、前記水槽に給水管の先端
が開口されると共に、水槽に排水管およびオーバーフロ
ー管が設けられ、この排水管およびオーバーフロー管に
夫々開閉バルブが設けられ、前記回転ドラム内に収容す
る網又はロストルの研掃洗浄時は両方の開閉バルブを閉
じて水槽内への給水及び水槽からの排水を停止し、研掃
すすぎ洗いは排水管の開閉バルブを閉じ、オーバーフロ
ー管の開閉バルブを開いて水槽内に一定の水量を確保し
つつ給水しながら行うことを特徴とするものである。
【0006】又、上記回転ドラムの回転軸は、回転ドラ
ムの両側の側板の互いに異なる偏心位置を結んだ水平な
直線上とすることもでき、又洗浄装置本体に水槽内に注
入される中和剤供給装置を設けることもできる。
【0007】上記構成を有する本発明装置は、網又はロ
ストルの研掃洗浄時は排水管およびオーバーフロー管の
両方の開閉バルブを閉じて給水し、給水停止後に回転ド
ラムを回転させて研掃材による研掃と洗剤により洗浄を
行うので、洗浄水や洗剤による泡が水槽から排出され
ず、洗浄水の水位が下がらない。したがって、洗浄水の
補給の必要がなく、洗浄水の節約ができる。
【0008】又、研掃洗浄後は排水管およびオーバーフ
ロー管の両方の開閉バルブを開いて強制排水するので、
汚水を一旦総て排出するので水槽内は清潔となる。
【0009】そして、排水後は排水管の開閉バルブを閉
じてオーバーフロー管の開閉バルブを開いたままで給水
しながら回転ドラムを回転し研掃すすぎ洗いを行うの
で、水槽内にはオーバーフロー管の高さ位置まで洗浄水
が確保され、よって網又はロストルに付着している汚れ
は悉く除去されることは勿論のこと、研掃材や回転ドラ
ムの内外面及び水槽の内側も清掃され、余分な水はオー
バーフロー管から槽外に排水され、水槽内の洗浄水は次
回の研掃洗浄にそのまま利用することができるので、水
量を必要最少限度に節約できる。
【0010】又、回転ドラムの回転軸は、回転ドラムの
両側の側板の互いに異なる偏心位置を結んだ水平な直線
上となって回転ドラムの胴部が傾斜しているので、回転
ドラムの回転時、研掃材は上下方向のみならず、横方向
にも跳ね複雑な動きとなるため、研掃をより効果的にで
きる。
【0011】又、洗浄装置本体に中和剤供給装置が設け
られているため、研掃洗浄後、強制排水前に中和剤を水
槽内に注入し、洗剤を中和して強制排水すれば、水質の
汚染も防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明装置を図面に基づき
説明する。図1乃至図3に於いて、図中1は洗浄装置本
体であり、洗浄装置本体1に水槽2が設置されている。
水槽2は上面に蓋3が開閉可能に軸着4されて、水槽2
の上面が開口する。この水槽2内に垂直回転可能に回転
ドラム5がフレーム6上の軸受7に設けた駆動軸8によ
り横架されている。水槽2は回転ドラム5全体が収容さ
れる高さを有している。
【0013】回転ドラム5は正八角形の両側の側板5A
の各辺間に設けた板体により周側面が正八角形の中空の
胴部5Bが形成され、内部に小片状の研掃材9が洗剤と
共に収容されている。胴部5Bの内側面に消音用のゴム
板(図示せず)が貼着されている。回転ドラム5の両側
板5Aおよび胴部5Bの一面置きに透孔10が穿設さ
れ、透孔10にパンチメタル等による小孔群11が設け
られている。小孔群11は小片状の研掃材9が逃出しな
いサイズであれば、胴部5Bに直接穿設することもでき
る。又、胴部5Bの一面が開閉可能な出入部5Cとされ
ている。12は出入部5Cの開閉用ハンドルである。
【0014】13は給水管であり、給水管13の先端は
水槽2の上方に突入され、給水の開始及び停止は、給水
管13に設けた制御部(図示せず)に連絡する電磁バル
ブ14により自動制御で行われる。
【0015】15はフレーム6に取り付けた中和剤供給
装置であり、この中和剤供給装置15は中和剤タンク1
6、及び中和剤タンク16から水槽2内へ連絡する流出
管17、及び流出管17に設けた制御部に連絡する電磁
バルブ又は振動ポンプ18から構成されている。
【0016】19は水槽2の底部に設けた排水管であ
り、排水管19に制御部に連絡するモーターバルブ20
が設けられている。21は水槽2の底部から水槽2内へ
起立させたオーバーフロー管であり、オーバーフロー管
21の槽外に制御部に連絡するモーターバルブ22が設
けられている。尚、電磁バルブ14、18及びモーター
バルブ20、22は、勿論手動とすることもできる。
【0017】23は回転ドラム5を垂直回転させるモー
ター、24はモーター23に設けた調車25と回転ドラ
ム5の駆動軸8に設けた調車26間に張設したタイミン
グベルトである。尚、図中27は水槽2の軸受28に設
けた水漏れ防止用オイルシール、29は網又はロストル
である。
【0018】次に、図4に於いて、図1乃至図3と相当
する箇所にはそれと同一符号を付してある。図4に示す
自動洗浄装置は、回転ドラム5の回転軸8が回転ドラム
5の両側の五角形の側板5Aの互いに異なる偏心位置を
結んだ水平な直線上となっているもので、回転ドラム5
の胴部が傾斜した格好になっている。
【0019】上記構成を有する本発明装置の使用方法
は、水槽2の蓋3を開け、回転ドラム5の出入部5Cを
開け、回転ドラム5内に収容されている研掃材9と洗剤
の間に網又はロストル29を列設する。出入部5C及び
蓋3を閉じてから、給水管13より水槽2内へ回転ドラ
ム5の下方半分位が浸漬するよう給水する。給水前に排
水管19のモーターバルブ20及びオーバーフロー管2
1のモーターバルブ22は既に閉塞されている。
【0020】給水停止後、モーター23の始動により回
転ドラム5が垂直回転し、研掃材9が網又はロストル2
9に衝突や摩擦することにより、網又はロストル29を
洗浄水、洗剤と共に研掃洗浄する。研掃洗浄は約1時間
位で終了する。洗浄によって生じた洗浄カスは回転ドラ
ム5の小孔群11から水槽2内に流出する。
【0021】研掃洗浄後、完了直前に中和剤供給装置1
5より中和剤が水槽2内に注入撹拌され、その後で排水
管19のモーターバルブ20及びオーバーフロー管21
のモーターバルブ22を開き、水槽2内の洗浄済みの汚
水及び洗浄カスを水槽2外へ強制排出する。この時、回
転ドラム5は回転を続けている。次に、強制排水後、排
水管19のモーターバルブ20のみを閉じ、給水管13
より水槽2内に給水し、回転ドラム5の回転で網又はロ
ストル29を研掃すすぎ洗いする。余分の洗浄水はオー
バーフロー管21から排出される。研掃すすぎ洗いは約
10分位行われ、その後回転ドラム5が一旦停止し、そ
の後給水が2〜3分行われ、水をきれいにする。
【0022】研掃すすぎ洗い後、次回に備えオーバーフ
ロー管21のモーターバルブ22を閉じ、網又はロスト
ル29を交換する。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、網又はロストルの研掃
洗浄に際し、排水管およびオーバーフロー管の両方の開
閉バルブを閉じて給水し、給水を停止した後、回転ドラ
ムを回転して研掃洗浄を行うので、洗浄水や泡が水槽か
ら排出されず、連続給水する必要がないため洗浄水の節
約ができ、経済的効果を有する。又、連続給水するもの
と異なり、給水と排水を停止し一気に洗浄するので短時
間で洗浄できる。又、給水は水槽内へ直接なされるの
で、給水管の配管が簡単で製作コストも安価となる。
【0024】又、研掃洗浄後に水槽内に一定の水量を確
保しながら研掃すすぎ洗いも行うので、網又はロストル
に付着している汚れは悉く除去されることは勿論のこ
と、研掃材や回転ドラムの内外面及び水槽の内側も清掃
され清潔である。又、研掃すすぎ洗いで残った水槽内の
洗浄水は、次回の研掃洗浄にそのまま利用できるので水
量を必要最少限度に節約でき、経済的効果が大きい。
又、網と洗剤投入後は自動による作動であるため、大巾
な労力削減となる。
【0025】又、回転ドラムの回転軸が回転ドラムの両
側の側板の互いに異なる偏心位置を結んだ水平な直線上
となっている回転ドラムは、その回転により研掃材が複
雑な動きをするので、研掃をより効果的になし得る。更
に、洗剤は中和剤で中和されてから下水溝に排出される
ので、水質の汚染が防止され、環境保全に寄与し得る有
用な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す一部切り欠き縦断
正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示す側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態を示す縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
1 洗浄装置本体 2 水槽 3 蓋 5 回転ドラム 5A 側板 5B 胴部 5C 出入部 8 駆動軸 9 研掃材 11 小孔群 13 給水管 15 中和剤供給装置 19 排水管 20 モーターバルブ 21 オーバーフロー管 22 モーターバルブ 23 モーター 29 網又はロストル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 31/02 A47J 37/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄装置本体の上面が開口する水槽内
    に、内部に小片状の研掃材および洗剤を収容した周側面
    が多角形の回転ドラムが垂直回転可能に横架され、この
    回転ドラムの周側面に小孔群が設けられると共に、周側
    面の一面に出入部が設けられ、前記水槽に給水管の先端
    が開口されると共に、水槽に排水管およびオーバーフロ
    ー管が設けられ、この排水管およびオーバーフロー管に
    夫々開閉バルブが設けられ、前記回転ドラム内に収容す
    る網又はロストルの研掃洗浄時は両方の開閉バルブを閉
    じて水槽内への給水及び水槽からの排水を停止し、研掃
    すすぎ洗いは排水管の開閉バルブを閉じ、オーバーフロ
    ー管の開閉バルブを開いて水槽内に一定の水量を確保し
    つつ給水しながら行うことを特徴とする網およびロスト
    ルの自動洗浄装置。
  2. 【請求項2】 回転ドラムの回転軸は,回転ドラムの両
    側の側板の互いに異なる偏心位置を結んだ水平な直線上
    となっていることを特徴とする請求項1記載の網および
    ロストルの自動洗浄装置。
  3. 【請求項3】 洗浄装置本体に水槽内に注入される中和
    剤供給装置が設けられていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の網およびロストルの自動洗浄装置。
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