JP3228664U - 化粧料容器 - Google Patents

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亜衣 小林
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Abstract

【課題】蓋部を外すことなく内容物の色等を視認することができ、さらに、蛍光灯や紫外線などの外光の影響を防ぐことが可能な化粧料容器を提供する。【解決手段】容器1の蓋部3に開閉自在に取り付けられ、閉時には蓋部3の天面部を覆うとともに開時には天面部が露出するフィルター4を備え、天面部の少なくとも一部は容器1の内容物を外部から識別可能な可視光透過率を有する化粧料容器1。【選択図】図2

Description

本発明は、蓋部を外すことなく簡単に内容物を識別可能な化粧料容器に関する。
従来、口紅などに代表される棒状化粧料の容器は、棒状化粧料を筒状のスリーブ内において繰り上げもしくは繰り下げる機構を有する容器本体と、スリーブに冠着可能な蓋部を備えているものが一般的である。
このような一般的な棒状化粧料容器の場合、蓋部を付けたままの状態では外部から内容物である化粧料の色などを視認することができないため、その都度蓋部を取り外さなければならなかった。そこで特許文献1、2では、蓋部の一部もしくは全部を透明な材質により形成し、蓋部を付けたままでも外部から化粧料の色を確認することができるようにしたものが提案されている。
しかしながら、特許文献1、2のように蓋部の一部もしくは全部を透明な材質で形成すると、保管時などの使用していない時でも蛍光灯や紫外線などの外光の影響により化粧料の褐色、変色、変質などのおそれがあった。
特表2014−522293 実開平03−000914
そこで本考案は、従来の化粧料容器のかかる欠点を克服し、蓋部を外すことなく簡単に内容物を視認することができ、さらに、蛍光灯や紫外線などの外光の影響を防ぐことが可能な化粧料容器の提供をその課題とするものである。
本考案は、上記課題を解決するものであり、容器の蓋部に開閉自在に取り付けられ、閉時には該蓋部の天面部を覆うとともに開時には天面部が露出するフィルターを備え、該天面部の少なくとも一部は容器の内容物を外部から識別可能な可視光透過率を有する化粧料容器である。
また本考案は、前記天面部の少なくとも一部の可視光透過率は50〜100%であることを特徴とする化粧料容器である。
また本考案は、前記フィルターの可視光透過率は0〜80%であることを特徴とする化粧料容器である。
また本考案は、前記フィルターと前記天面部を合わせた可視光透過率が0〜30%であることを特徴とする化粧料容器である。
また本考案は、前記天面部には開口部が形成されており、該開口部には容器の内容物を外部から識別可能な可視光透過率を有する窓部が嵌め込まれていることを特徴とする化粧料容器である。
また本考案は、前記フィルターの上面または下面、もしくはその両面に鏡が設けられていることを特徴とする化粧料容器である。
さらに本考案は、内容物が棒状化粧料である化粧用容器である。
本考案にかかる化粧料容器は、天窓部が内容物の色を外部から識別可能な程度の可視光透過率を有していることにより、蓋部を外すことなくフィルターを開けただけで簡単に内容物を外部から視認することができる。
また、本考案にかかる化粧料容器は、フィルターを閉めた状態で、内容物に影響を与えうる蛍光灯や紫外線などの外光をカットすることが可能なため、外光の影響による化粧料の褐色、変色、変質などを防ぐことができる。
フィルターを閉じた状態における本考案の化粧料容器の斜視図。 フィルターを開けた状態における本考案の化粧料容器の斜視図。 (a)フィルターを開けた状態における異なる実施態様の化粧料容器の平面図。(b)フィルターを閉じた状態における同実施態様の化粧料容器の平面図。 (a)フィルターを開けた状態における異なる実施態様の化粧料容器の平面図。(b)フィルターを閉じた状態における同実施態様の化粧料容器の平面図。
以下、本考案の化粧料容器の実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本考案はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
本考案の化粧料容器1は、図1に示すように、棒状化粧料を収納する本体2と、本体2の上部に設けられた筒状のスリーブ(図示せず)に冠着された蓋部3を備え、使用時には蓋部3をスリーブから外し、スリーブに対して本体2を回転させて内部の化粧料を繰り出す。
本考案の化粧料容器1の蓋部3には、開閉自在に取り付けられたフィルター4が設けられている。フィルター4は、ヒンジ部5を介して蓋部3に取り付けられており、図1に示すように、フィルター4を閉じた状態では蓋部3の天面部を覆い隠している。また、ヒンジ部5の反対側には係止突起8が設けられており、蓋部3の上部に設けられた係止凹部9に係止可能に形成されている。
なお、フィルター4の蓋部3に対する取り付け方法としては、フィルター4が開閉自在に蓋部3に取り付けられれば図1の態様に限定されず、図3、4に示すように、蓋部3の周壁付近にヒンジ部5により軸支され、かかるヒンジ部5を中心にフィルター4を水平回動させることによりフィルター4を開閉するようにしてもよい。
フィルター4を開けた状態では、図2に示すように、蓋部3の天面部が外部に露出する。本実施態様の蓋部3の天面部には開口部31が形成されており、該開口部31には窓部6が嵌め込まれている。かかる窓部6は、化粧料容器1の内容物を外部から識別可能な程度の可視光透過率を有している。具体的には、その可視光透過率は窓部6を介して内容物の色が識別可能な範囲であることが好ましく、50〜100%の範囲が好ましい。このように、窓部6が内容物を外部から識別可能な程度の可視光透過率を有していることにより、蓋部3を外すことなくフィィルター4を開けただけで容易に内容物の色等を外部から視認することができる。さらに、フィルター4を開けても蓋部3の天面部は窓部6により閉塞されているため、内部に埃などが入り込むおそれもない。
窓部6には、内容物の色等の視認を妨げるものでなければ、本実施態様のようにその表面にデザイン性を有するカットを施してもよく、またその裏面にも表面と同一または異なるカットを施してもよい。
窓部6の材質は、内容物の色を外部から識別可能な程度の可視光透過率を有しているものであれば特に限定されないが、PMMA(ポリメタクリル酸メチル)、SAN(アクリロニトリルスチレン共重合体)、PCT(ポリシクロへキシレンジメチレンテレフタレート)、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ガラスなどを好適に使用することができる。また、窓部6の色は、無色透明、有色透明、無色半透明、さらには有色半透明のものであってもよい。
なお、本実施態様では、窓部6と蓋部3はそれぞれ異なる材質の部材で構成されているが、これらを同一の材質により一体に形成してもよい。また、本実施態様のように、内容物の色を外部から識別可能な程度の可視光透過率を有している部分は天面部の一部(窓部6)のみであってもよいが、天面部を同一の材質で形成した場合などは、天面部の全部において内容物を外部から識別可能な程度の可視光透過率を有するように形成してもよい。また、天面部のみならず、蓋部3の側面の一部を透明に形成してもよい。さらに、窓部6に金属等を蒸着させた後、レーザー光で所望な模様に金属層を除去し、透明な部分を形成しても良い。
一方、フィルター4は、フィルター4を閉めた状態で窓部6と重なったときに、その重なった部分において、内容物に影響を与えうる蛍光灯や紫外線などの外光を一定量カットすることが可能な可視光透過率を有しているものが好ましい。詳しくは、フィルター4単独の可視光透過率としては0〜80%が好ましく、フィルター4を閉めたときのフィルター4と天窓部6を合わせた可視光透過率は0〜30%の範囲が好ましい。すなわち、フィルター4は外光を完全に遮断する可視光透過率が0%のものであってもよい。
また、フィルター4全部において上記の可視光透過率の範囲に形成してもよいが、窓部6がその一部において内容物の色を外部から識別可能な程度の可視光透過率を有するように形成されている場合、フィルター4を閉めた状態で窓部6の当該一部に対応するフィルター4の一部のみを前述の可視光透過率の範囲になるように形成してもよい。例えば、窓部6の中心部のみ内容物の色を外部から識別可能な程度の可視光透過率の範囲に形成して、フィルター4の対応する中心部のみ前述の可視光透過率の範囲になるように形成し、それ以外の部分を透明にしてもよい。
また、図3(a)のように、フィルター4および窓部6に上記の可視光透過率の範囲に形成された金属等を蒸着させた後、レーザー光で一部の金属層を除去し、残った金属層41、61により縞模様を形成してもよい。これらの金属層41、61は、フィルター4を閉めた状態では重ならないように互い違いに形成されている。かかる構成により、フィルター4を開いた状態では金属層61の間の透明部分から内容物を識別することができ、図3(b)のようにフィルター4を閉じた状態では金属層41、61により透明部分が覆い隠されて外光を有効に遮断することができる。
さらに、図4(a)に示すように、フィルター4と窓部6にそれぞれ偏光膜42、62を取り付けるとともに、フィルター4を閉めた状態でそれらの偏光膜42、62の向きが直交するようにして、直交した際の可視光透過率を上記の範囲になるように配置してもよい。これにより、フィルター4を開いた状態では偏光膜42を通して内容物を識別することができ、図4(b)のようにフィルター4を閉じた状態では直交する偏光膜42、62により外光を遮断することができる。
フィルター4の材質は、窓部6と重なったときに、内容物に影響を与えうる蛍光灯や紫外線などの外光を一定量カットすることが可能な可視光透過率を有しているものであれば特に限定されないが、蓋部3のその他の部分と同じ材質で形成することが好ましく、PMMA(ポリメタクリル酸メチル)、SAN(アクリロニトリルスチレン共重合体)、PCT(ポリシクロへキシレンジメチレンテレフタレート)、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ガラス、金属などを好適に使用することができる。
フィルター4には、本実施態様のようにその表面にデザイン性を有する意匠を施しても良い。また、フィルター4の下面には本実施態様のように鏡7を設けてもよい。鏡7を設ける位置はフィルター4の下面に限らず、フィルター4の上面であってもよく、さらに、フィルター4の上面と下面の両面に設けてもよい。
本考案の化粧料容器1は棒状化粧料に限らず、ジャーボトルタイプやヒンジ付きコンパクト容器にも広く利用することができ、形状は円に限らず、楕円、角型、ハート型等様々な形状とすることができる。また内容物の視認方法は色に限らず、形状やその他識別可能なものであれば特に限定されない。
1 … … 化粧料容器
2 … … 本体
3 … … 蓋部
4 … … フィルター
5 … … ヒンジ部
6 … … 窓部
7 … … 鏡
8 … … 係止突起
9 … … 係止凹部
31 … … 開口部
41 … … 金属層
42 … … 偏光膜
61 … … 金属層
62 … … 偏光膜

Claims (7)

  1. 容器の蓋部に開閉自在に取り付けられ、閉時には該蓋部の天面部を覆うとともに開時には天面部が露出するフィルターを備え、該天面部の少なくとも一部は容器の内容物を外部から識別可能な可視光透過率を有する化粧料容器。
  2. 前記天面部の少なくとも一部の可視光透過率は50〜100%であることを特徴とする請求項1に記載の化粧料容器。
  3. 前記フィルターの可視光透過率は0〜80%であることを特徴とする請求項1または2に記載の化粧料容器。
  4. 前記フィルターと前記天面部を合わせた可視光透過率が0〜30%であることを特徴とする請求項2または3に記載の化粧料容器。
  5. 前記天面部には開口部が形成されており、該開口部には容器の内容物を外部から識別可能な可視光透過率を有する窓部が嵌め込まれていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の化粧料容器。
  6. 前記フィルターの上面または下面、もしくはその両面に鏡が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の化粧料容器。
  7. 内容物が棒状化粧料である請求項1ないし6のいずれかに記載の化粧用容器。
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