JP3228637U - 傘 - Google Patents

Abstract

【課題】好適な材料で構築された折りたたみ傘を提供する。【解決手段】傘は、折りたたみ傘である。傘生地は熱可塑性ウレタン材（ＴＰＵ）製である。傘生地は傘骨ｂ毎の周上の５片に分割されている。傘生地はその一部が透明である。互いに隣り合う傘生地の分割片ａ１、ａ２がその合わせ部ａ３にて傘骨ｂと共に綴じ糸ｃで綴じられている。また、この綴じ糸ｃによる綴じ構造を補強するための補強片ｄが、分割片ａ１、ａ２および傘骨ｂと共に綴じ糸ｃで綴じられている。【選択図】図１０

Description

本開示は、傘に関する。

折りたたみ傘の傘生地には各種のものが知られている。

傘生地について研究を重ねた結果、好適な材料が見いだされた。

本開示は、傘生地に工夫を施した折りたたみの傘を提供する。

傘の一態様は、折りたたみ可能に構築された傘骨と、前記傘骨に設けられ、熱可塑性ウレタン材で構築された傘生地と、を備える。

好適な材料で構築された折りたたみ傘が提供される。

傘の構成を表す正面図である。 傘の構成を表す背面図である。 傘の構成を表す左側面図である。 傘の構成を表す平面図である。 傘の構成を表す底面図である。 傘生地を除いた状態を示す正面図である。 傘生地を除いた状態における折りたたみ構造を示す正面図である。 傘の透明部を示す平面図である。 傘の透明部を示す斜視図である。 中綴じ構造を示す図である。 図１０のＡ−Ａ線拡大断面図である。

図１〜図５には、傘１の六面図が表される。ただし右側面図は、図３の左側面図と対称に表れるので省略される。傘１は、折りたたみ傘である。傘生地２は熱可塑性ウレタン材（ＴＰＵ）製である。傘生地２は傘骨ｂ毎の周上の５片に分割されている。

図６は、傘１から傘生地２を除いた状態を示している。図７は傘生地２を除いた状態における折りたたみ構造を示していて、傘骨ｂが折りたたみ構造を持つことが図示されている。

傘生地２はその一部が透明である。すなわち、傘生地２のうち、透明部を示す平面図（図８）および斜視図（図９）において薄墨を施した部分Ｘは透明である。

図１０は、中綴じ構造を示す。図１１は、図１０のＡ−Ａ線拡大断面図である。図１０に示すように、互いに隣り合う傘生地２の分割片ａ_１、ａ_２がその合わせ部ａ_３にて傘骨ｂと共に綴じ糸ｃで綴じられている。また、この綴じ糸ｃによる綴じ構造を補強するための補強片ｄが、分割片ａ_１、ａ_２および傘骨ｂと共に綴じ糸ｃで綴じられている。

１ 傘
２ 傘生地
３ 中棒
ａ_１、ａ_２ 分割片
ａ_３ 合わせ部
ｂ 傘骨
ｃ 綴じ糸
ｄ 補強片
Ｘ 傘生地の透明部分

Claims (2)

1. 折りたたみ可能に構築された傘骨と、
   前記傘骨に設けられ、熱可塑性ウレタン材で構築された傘生地と、
   を備える傘。
2. 前記傘生地は、隣り合う分割片を含み、
   前記分割片の合わせ部にて前記傘骨とともに綴じ糸で綴じられた請求項１に記載の傘。