JP3227080U - 自動クランプ装置、布クランプ装置および刺繍フレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】布地の固定効果を確実にしながら、布地に圧痕を残さない、自動クランプ装置、及びそれを用いた刺繍機用の布クランプ機構及び刺繍フレームを提供する。【解決手段】自動クランプ装置は、少なくともベースユニット10およびプラグインユニット20を含む。ベースユニットには、長さ方向に沿って延びるスロット11が設けられ、プラグインユニットには、スロットに対応するプラグイン部21が設けられ、プラグイン部の少なくとも一方の側壁には、変形部が設けられ、またはプラグイン部の少なくとも一方の側壁はヒンジ壁22であり、プラグイン部の内部には、変形部の変形を駆動したりヒンジ壁を外向きに揺動させたりするための圧力充填装置が設けられ、変形可能な充填カプセル30を含む。プラグイン部とスロットとの間は、変形部の変形またはヒンジ壁の外向きの揺動によってクランプされる。【選択図】図1
Description
本考案は、刺繍機の技術分野に関し、特に自動クランプ機構、前記自動クランプ機構を用いた刺繍機用の布クランプ機構、および該布クランプ機構からなる刺繍フレームに関する。
公告番号CN2293578Yの中国実用新案はコンピュータ刺繍機の複合材料刺繍フレームを開示する。該実用新案の図2および図3を参照すると、布地は布地クランプカラム3および布地クリップ5によって固定される。該種類の布地固定方式は、以下の技術的欠点を有する。
(1)布地クリップ5のクランプ力を調整することができず、クランプ力が大きすぎると、布地に圧痕を残し易く、布地を損傷することさえあり、クランプ力が小さすぎると、布地を効果的に固定することができない。
(2)刺繍に一般的に使用される布地は厚さが異なるが、既存の布地クリップのクランプ力は調整できない、すなわち様々な厚さの布地のクランプ力はいずれも同じであるので、薄い布地にはクランプ力が十分ではなく、厚い布地にはクランプ力が大きすぎるため、布地に損傷を与え、汎用性が低くなる。
(3)布地クリップは手でクランプおよび分解しなければならず、かつ、一般的に1つの刺繍フレームに複数の布地クリップが設けられ、効率が低くなり、作業者の作業負荷が大きくなる。
(4)刺繍の密度が大きいと、既存の布地クリップが引き上げられやすくなり、布地の固定を無効にする。
(4)刺繍の密度が大きいと、既存の布地クリップが引き上げられやすくなり、布地の固定を無効にする。
さらに、自動布クランプ機能を備えたいくつかの既存の刺繍フレームの布クランプ機構は、垂直方向に強い支点を必要とし、その結果、該種類の自動布クランプ機構は、いくつかのより狭い布地にしか適応できず、汎用性が低くなる。
本考案が解決しようとする技術的課題は、従来技術における刺繍機の刺繍フレームの布クランプ機構が、布地クランプカラムと布地クリップとの固定に起因する圧痕、クランプおよび分解の煩わしさ、および手動布クランプの低い効率、自動布クランプを実現できないという技術的欠陥を解決することである。
前記技術的課題を解決するために、本考案は、以下の技術的解決手段を提供する、
自動クランプ機構であって、少なくともベースユニットおよびプラグインユニットを含み、前記ベースユニットには、長さ方向に沿って延びるスロットが設けられ、前記プラグインユニットには、前記スロットに対応するプラグイン部が設けられ、前記プラグイン部の少なくとも一方の側壁には、変形部が設けられ、または前記プラグイン部の少なくとも一方の側壁はヒンジ壁であり、前記プラグイン部の内部には、前記変形部の変形を駆動したり前記ヒンジ壁を外向きに揺動させたりするための圧力充填装置が設けられ、前記プラグイン部とスロットとの間は、変形部の変形またはヒンジ壁の外向きの揺動によってクランプされる。
好ましい実施例では、前記変形部および/またはヒンジ壁は長さ方向に沿って接続される。
好ましい実施例では、前記スロット内のヒンジ壁に対応するスロット壁は、ヒンジ壁から離れる方向に沿って開口からスロット底部に向かって傾斜する。
好ましい実施例では、前記スロット内のヒンジ壁に対応するスロット壁には、変形部に対応するロングスロットが設けられる。
好ましい実施例では、前記ヒンジ壁の外側には、長さ方向に沿って延びる突起が設けられ、前記スロット内のヒンジ壁に対応する壁上に突起に対応するロングスロットが設けられる。
好ましい実施例では、前記ヒンジ壁は弾性材料で作製される。
好ましい実施例では、前記圧力充填装置は、少なくとも変形可能な充填カプセルおよび液体または気体充填システムを含む。
好ましい実施例では、前記変形可能な充填カプセルは、外側の制限チューブおよび内側の変形充填チューブを含む。
布クランプ機構であって、少なくとも前記自動クランプ機構を含み、前記プラグイン部とスロットとの間の隙間は布クランプ間隔であり、前記ベースユニット上のスロットの片側は布地支持ユニットであり、前記プラグインユニットの片側にはプレスユニットが設けられ、前記プレスユニットとプラグイン部との間には布地支持ユニットを収容するための布地支持間隔が形成される。
好ましい実施例では、前記ベースユニットとプラグインユニットの両端との間には昇降支持機構が設けられる。
好ましい実施例では、前記プラグインユニットの上方にはブラケットが設けられ、前記プラグインユニットとブラケットとの間には複数の昇降機構が設けられる。
好ましい実施例では、前記プラグインユニットとベースユニットとの間はバネ片で接続される。
刺繍フレームであって、該刺繍フレームは、前記布クランプ機構によって囲まれる。
刺繍フレームであって、該刺繍フレームは、前記布クランプ機構のベースユニットによって囲まれ、複数の前記布クランプ機構のプラグインユニットは前記ベースユニットに適合される。
本考案の自動クランプ機構、布クランプ機構および刺繍フレームは、従来技術に比べて、以下の技術的利点を有する。
(1)本実施例の自動クランプ機構は、圧力充填装置によって変形部の変形またはヒンジ壁の揺動を駆動させて、プラグインユニットのプラグイン部とベースユニットのスロットとの間のクランプを実現する。ここで、プラグイン部とスロットとのプラグイン適合は、構造が簡単であり、クランプしやすく、そして適用範囲が広い利点を有し、圧力充填装置は、クランプと緩和状態の自動切換えの自動化制御を実現することができ、クランプ自動化の実現に構造基盤を提供する。
(2)自動クランプ機構の圧力充填装置は、クランプの自動化を実現することができるだけでなく、異なるクランプ力要件に適合するように充填圧力を設定することによってクランプ力を調整することができる。
(3)本実施例は、前記自動クランプ機構の布クランプ機構を適用し、クランプ力を調整することができるため、厚さの異なる布地および異なる刺繍密度の布地に対して、異なる種類の布地に合わせてクランプ力を調整し、布を傷つけずに布を固定する効果が保証される。
(4)本実施例は、前記自動クランプ機構の布クランプ機構を適用し、自動クランプ機構が自動化制御を実現できるため、本実施例の布クランプ機構を適用した刺繍機の自動化度も高くなり、刺繍機の生産効率を大幅に向上させる。
(5)本実施例は、前記布クランプの刺繍フレームを適用し、クランプ力はプラグイン部の側壁によって生じ、ベースユニットとプラグインユニットとの間に垂直方向の力支持は必要とされず、ベースユニットとプラグインユニットとの間の不必要な障害物支持を取り除き、布の幅に対する制限を取り除き、適応範囲がより広い。
本考案の目的、技術的解決手段および利点をより分かりやすくするために、以下、添付の図面および実施例を参照しながら、本考案をさらに詳細に説明する。本明細書に記載の特定の実施例は単に本考案を例示するものであり、本考案を限定することを意図するものではないことを理解されたい。
実施例1
図1〜2に示すとおり、本実施例の自動クランプ機構は、ベースユニット10およびプラグインユニット20を含む。ここで、ベースユニット10には、長さ方向に沿って延びるスロット11が設けられ、プラグインユニット20には、前記スロットに対応するプラグイン部21が設けられる。
図1〜2に示すとおり、本実施例の自動クランプ機構は、ベースユニット10およびプラグインユニット20を含む。ここで、ベースユニット10には、長さ方向に沿って延びるスロット11が設けられ、プラグインユニット20には、前記スロットに対応するプラグイン部21が設けられる。
本実施例では、プラグイン部21の両側の側壁はヒンジ壁22であり、該ヒンジ壁22は長さ方向に沿って接続することが好ましく、その上端はプラグインユニット20の本体にヒンジ接続される。なお、本実施例では、プラグイン部21の両側の側壁はヒンジ壁であるが、実際にはプラグイン部21の一方の側壁をヒンジ壁とし、他方の側壁を固定壁とすると、必要な機能を実現することができる。両者は同等の技術的解決手段である。
好ましくは、ヒンジ壁22は、弾性材料で作製することができ、この配置の利点は、初期状態では、プラグイン部21とスロット11との自由プラグインを確保することである。当然のことであるが、ヒンジ壁を非弾性材料で作製することも可能であり、非弾性材料を用いる場合には、ヒンジ壁とプラグインユニット本体との間にヒンジ機構を設ける必要があり、かつ、ヒンジ壁を初期状態でスロットに自由にプラグインできることを確実にするために、弾性回復機構が通常必要とされる。このように、プラグインユニットの構造は複雑であり、コストが高い。
本実施例では、圧力充填装置をさらに含み、該圧力充填装置は、変形可能な充填カプセル30および液体または気体充填システム(図示せず)を含み、気体または液体充填システムは従来技術であることに留意されたく、その具体的な構造は本出願の考案ではないため、その具体的な構造および変形可能な充填カプセル30との接続方法、充填方法等の本分野の通常の技術的解決手段に対する説明は省略する。
本実施例では、好ましい変形可能な充填カプセル30の構造は、図3に示すとおりであり、変形可能な充填カプセル30は、外側の制限チューブ32および内側の変形充填チューブ31を含む。ここで、変形充填チューブ31は、プラグイン部の両側の側壁の間のカプセルチューブ取り付けキャビティ23内に配置され、変形充填チューブ31は気体または液体で充填される。制限チューブ32の機能は、変形充填チューブの最大変形量を制御して、過度の変形によるベースユニットとプラグユニットとの間の布地などのクランプイン部材の損傷を防止することである。
本実施例の自動クランプ機構は、より良好なクランプ効果を実現するために、好ましくは、スロット11内のヒンジ壁22に対応するスロット壁12が、ヒンジ壁から離れる方向に沿って開口からスロット底部に向かって傾斜するように設けられてもよく、すなわち開口の幅はスロット底部の幅より小さくてもよい。このような構造により、自動クランプ機構のクランプ力を大幅に高めることができ、かつ、プラグイン部がスロットから外れることを防止することができ、クランプの信頼性が確保される。
本実施例の自動クランプ機構は、初期状態では、図1に示すとおり、変形可能な充填カプセルには液体または気体が充填されず、プラグイン部とスロットとの間は自由にプラグインすることができ、クランプが必要な場合、図2に示すとおり、プラグイン部はスロット内に配置され、変形可能な充填カプセルに気体または液体を充填して、ヒンジ壁を揺動させ、スロット内のスロット壁とのクランプを実現する。該自動クランプ機構の適用は、クランプを達成するためにスロットとプラグイン部との間に布地のような可撓性材料を入れることができ、またプラグイン部とプラグインスロットとの接続によってプラグインユニットとベースユニットの2つの部品間の接続を直接実現することも可能であり、応用範囲が広い技術的利点を有する。
実施例2
本実施例の自動クランプ機構は、図4に示すとおりであり、該実施例と実施例1との違いは、スロットの壁は傾斜しないが、スロット内でヒンジ壁に対応するスロット壁には長さ方向に沿って延びるロングスロット13が設けられることである。これに対応して、ヒンジ壁22上の対応する位置には、長さ方向に沿って延びる突起24が設けられる。
本実施例の自動クランプ機構は、図4に示すとおりであり、該実施例と実施例1との違いは、スロットの壁は傾斜しないが、スロット内でヒンジ壁に対応するスロット壁には長さ方向に沿って延びるロングスロット13が設けられることである。これに対応して、ヒンジ壁22上の対応する位置には、長さ方向に沿って延びる突起24が設けられる。
本実施例は、第一実施例とは異なる技術的解決手段を提供し、クランプ、クランプ力の調整可能、プラグイン部のスロットからの外れの防止という技術的効果を達成することができる。
実施例3
本実施例の自動クランプ機構は、図5に示すとおりであり、該実施例と実施例1、実施例2との違いは、プラグイン部21の2つの側壁は固定壁であり、ヒンジ壁ではないことである。ここで、少なくとも1方の固定壁上に長さ方向に沿って接続された変形部25が設けられ、これに対応して、好ましい解決手段として、スロット内の変形部に対応するスロット壁上に変形部に対応するロングスロット13が設けられる。当然のことであるが、ロングスロット13を設けなくてもよく、それは場合によってはクランプ効果を満たすことができる。
本実施例の自動クランプ機構は、図5に示すとおりであり、該実施例と実施例1、実施例2との違いは、プラグイン部21の2つの側壁は固定壁であり、ヒンジ壁ではないことである。ここで、少なくとも1方の固定壁上に長さ方向に沿って接続された変形部25が設けられ、これに対応して、好ましい解決手段として、スロット内の変形部に対応するスロット壁上に変形部に対応するロングスロット13が設けられる。当然のことであるが、ロングスロット13を設けなくてもよく、それは場合によってはクランプ効果を満たすことができる。
同等の実施形態では、変形可能な充填カプセルを取り除くことができ、プラグイン部の内部キャビティを閉鎖キャビティとすることができ、充填キャビティ内に空気または液体を充填することによって変形部の変形およびクランプを実現することができる。
本実施例では、圧入充填装置によって加圧して変形部を外向きに変形させてスロットの内壁との間のクランプを達成し、または変形部を変形させた後にロングスロット内に進入させ、挟クランプ効果をさらに最適化し、またプラグイン部がスロットから外れることを防止することができる。
実施例4
本実施例の布クランプ機構は、図6、図7に示すとおり、ベースユニット10およびプラグインユニット20を含む。ここで、ベースユニット10上に長さ方向に沿って延びるスロット11が設けられ、プラグインユニット20上に前記スロットに対応するプラグイン部21が設けられる。スロット11とプラグイン部との間に布クランプ間隔を形成する。
本実施例の布クランプ機構は、図6、図7に示すとおり、ベースユニット10およびプラグインユニット20を含む。ここで、ベースユニット10上に長さ方向に沿って延びるスロット11が設けられ、プラグインユニット20上に前記スロットに対応するプラグイン部21が設けられる。スロット11とプラグイン部との間に布クランプ間隔を形成する。
本実施例では、ベースユニット10上のスロットの一側は布地支持ユニット14であり、プラグインユニット20の一側には布プレスユニット28が設けられる。ここで、布プレスユニット28とプラグイン部21との間には布地支持ユニット14を収容するための布地支持間隔29が形成される。本実施例では、好ましくは、布地支持ユニット14はアーチ構造であり、かつ、該布地支持ユニットのスロットに近接する一側に形成されたスロットの底部位置の幅は開口の幅より大きい。
本実施例では、プラグイン部21の一方の側壁はヒンジ壁22であり、他側の側壁は固定壁26であり、固定壁26の底部にさらに横方向壁27が接続される。ヒンジ壁22、固定壁26と横方向壁27との間には、カプセルチューブ取り付けキャビティ23が形成される。
本実施例では、好ましくは、ヒンジ壁22は、弾性材料で作製することができ、この配置の利点は、初期状態では、プラグイン部21とスロット11との自由プラグインを確保することである。当然のことであるが、ヒンジ壁を非弾性材料で作製することも可能であり、非弾性材料を用いる場合には、ヒンジ壁とプラグインユニット本体との間にヒンジ機構を設ける必要があり、かつ、ヒンジ壁を初期状態でスロットに自由にプラグインできることを確実にするために、弾性回復機構が通常必要とされる。このように、プラグインユニットの構造は複雑であり、コストが高い。
本実施例では、カプセルチューブ取り付けキャビティ内に変形可能な充填カプセル30が取り付けられ、該変形可能な充填カプセル30の構造は図3に示す構造であることが好ましく、外側の制限チューブ32および内側の変形充填チューブ31を含む。ここで、変形充填チューブ31は、プラグイン部の両側の側壁の間のカプセルチューブ取り付けキャビティ23内に配置され、変形充填チューブ31は気体または液体で充填される。制限チューブ32の機能は、変形充填チューブの最大変形量を制御して、過度の変形によるベースユニットとプラグユニットとの間の布地などのクランプイン部材の損傷を防止することである。
本実施例の自動クランプ機構は、初期状態では、変形可能な充填カプセルには液体または気体が充填されず、プラグイン部とスロットとの間は自由にプラグインすることができ、クランプされるべき布地が布地支持ユニットの外側に配置されてスロットを貫通し、プラグイン部がスロットに挿入された後、変形可能な充填カプセルに気体または液体を充填して、ヒンジ壁を揺動させ、スロット内のスロット壁とのクランプを実現する。該布クランプ機構による布地クランプの利点は、布地の自動クランプを実現することができ、刺繍機の自動化程度をより高め、同時に、クランプ力は調整可能であるため、異なる厚さの布地に適用することができ、適用範囲が広くなり、また、クランプ力が調整可能であるため、布地のクランプを確実にしながら過度のクランプ力による布地の損傷を回避できることである。
実施例5
本実施例の布クランプ機構は図8に示すとおりであり、実施例4との違いは、布地支持ユニット14の構造が異なることである。本実施例では、布地支持ユニット14は逆台形構造であり、その技術的効果は、実施例1と同様である。
本実施例の布クランプ機構は図8に示すとおりであり、実施例4との違いは、布地支持ユニット14の構造が異なることである。本実施例では、布地支持ユニット14は逆台形構造であり、その技術的効果は、実施例1と同様である。
実施例6
本実施例の布クランプ機構は図9に示すとおりであり、実施例5との違いは、プラグイン部の2つの側壁がヒンジ壁22であることであり、それに対応して、逆台形の布地支持ユニット14とは反対側のスロットの内壁が傾斜面である。スロットの構造は実施例1における自動クランプ機構のスロットの構造と同様である。
本実施例の布クランプ機構は図9に示すとおりであり、実施例5との違いは、プラグイン部の2つの側壁がヒンジ壁22であることであり、それに対応して、逆台形の布地支持ユニット14とは反対側のスロットの内壁が傾斜面である。スロットの構造は実施例1における自動クランプ機構のスロットの構造と同様である。
布地と同様の可撓性材料をスロットとプラグイン部との間に配置してクランプを達成することができ、またはプラグイン部とスロットとの接続によってプラグインユニットとベースユニットという2つの部品間の接続を直接達成することができ、適用範囲が広い技術的利点を有する。
実施例7
図10に示すとおり、本実施例の刺繍フレームは、一般的には2つの構成方式を有する。第一の実施形態は、刺繍フレームが実施例4、実施例5、実施例6の布クランプ機構または前記各実施例と実質的に同様の布クランプ機構によって囲まれる。
図10に示すとおり、本実施例の刺繍フレームは、一般的には2つの構成方式を有する。第一の実施形態は、刺繍フレームが実施例4、実施例5、実施例6の布クランプ機構または前記各実施例と実質的に同様の布クランプ機構によって囲まれる。
第二の実施形態は、刺繍フレームのベースが、実施例4、実施例5、実施例6の布クランプ機構または前記各実施例と実質的に同様の布クランプ機構のベースユニットによって囲まれ、実施例4、実施例5、実施例6の布クランプ機構、または前記各実施例と実質的に同様のプラグインユニットが前記刺繍フレームと共に本実施例の刺繍フレームを構成する。
本実施例では、刺繍フレームの前後両側のベースユニットとプラグインユニットの両端との間にそれぞれ昇降支持機構40が設けられる。布は、両端の昇降支持機構40の間を通過し、昇降支持機構40間のベースユニットとプラグインユニットとの間に阻止作用を有する他の力支持機構はない。したがって、該刺繍フレームは、布地に適した幅のより広い技術的利点を有する。なお、本実施例では、プラグインユニットのベースユニットに対する昇降を実現させるための昇降支持機構40は、通常の技術的部品であり、本出願の考案ではないため、これについては説明しない。
実施例8
本実施例の刺繍フレームは、図11に示すとおり、プラグインユニットの上にブラケット50が設けられ、該ブラケット50間とプラグインユニット間に複数の昇降機構60を設けることができる。ブラケット50は刺繍機のラックと固定接続される。該種類の刺繍フレームに、ベースユニットとプラグインユニットとの間にいずれの障害がなく、布地が刺繍フレームの幅より広い場合でさえ適用することができる。実施例7の適用範囲より広い。なお、本実施例では、昇降機構60は、通常の構造部品であり、本出願の考案ではないため、これについては説明しない。
本実施例の刺繍フレームは、図11に示すとおり、プラグインユニットの上にブラケット50が設けられ、該ブラケット50間とプラグインユニット間に複数の昇降機構60を設けることができる。ブラケット50は刺繍機のラックと固定接続される。該種類の刺繍フレームに、ベースユニットとプラグインユニットとの間にいずれの障害がなく、布地が刺繍フレームの幅より広い場合でさえ適用することができる。実施例7の適用範囲より広い。なお、本実施例では、昇降機構60は、通常の構造部品であり、本出願の考案ではないため、これについては説明しない。
実施例9
本実施例の刺繍フレームは、図12に示すとおり、プラグインユニットの片側とベースユニットの上部との間に弾性部材70が設けられてプラグインユニットをベースユニットに接続する。該種類の構造フレームの利点は、構造が簡単で使いやすいということである。布をクランプする必要がある場合、プラグユニットを手で押して、プラグインユニットをベースユニットと適合させ、次いで圧力充填装置のスイッチを作動させて自動クランプを実現する。布地の係止を解除する必要がある場合、圧力充填装置のスイッチを閉じるだけでよく、プラグインユニットは弾性部材70の弾力によって自動的にベースユニットから離れる。
本実施例の刺繍フレームは、図12に示すとおり、プラグインユニットの片側とベースユニットの上部との間に弾性部材70が設けられてプラグインユニットをベースユニットに接続する。該種類の構造フレームの利点は、構造が簡単で使いやすいということである。布をクランプする必要がある場合、プラグユニットを手で押して、プラグインユニットをベースユニットと適合させ、次いで圧力充填装置のスイッチを作動させて自動クランプを実現する。布地の係止を解除する必要がある場合、圧力充填装置のスイッチを閉じるだけでよく、プラグインユニットは弾性部材70の弾力によって自動的にベースユニットから離れる。
結論として、前記の説明は本考案の好ましい実施例にすぎず、本考案を限定することを意図するものではなく、本考案の精神および範囲内で行われるいかなる修正、等価な置換および改良は全て本考案の保護範囲内に含まれるべきである。
Claims (10)
- 自動クランプ機構であって、少なくともベースユニットおよびプラグインユニットを含み、前記ベースユニットには、長さ方向に沿って延びるスロットが設けられ、前記プラグインユニットには、前記スロットに対応するプラグイン部が設けられ、前記プラグイン部の少なくとも一方の側壁には、変形部が設けられ、または前記プラグイン部の少なくとも一方の側壁はヒンジ壁であり、前記プラグイン部の内部には、前記変形部の変形を駆動したり前記ヒンジ壁を外向きに揺動させたりするための圧力充填装置が設けられ、前記プラグイン部とスロットとの間は、変形部の変形またはヒンジ壁の外向きの揺動によってクランプされる、ことを特徴とする、自動クランプ機構。
- 前記変形部および/またはヒンジ壁は長さ方向に沿って接続される、ことを特徴とする、請求項1に記載の自動クランプ機構。
- 前記スロット内のヒンジ壁に対応するスロット壁は、ヒンジ壁から離れる方向に沿って開口からスロット底部に向かって傾斜する、ことを特徴とする、請求項1に記載の自動クランプ機構。
- 前記スロット内のヒンジ壁に対応するスロット壁には、変形部に対応するロングスロットが設けられる、ことを特徴とする、請求項1に記載の自動クランプ機構。
- 前記ヒンジ壁の外側には、長さ方向に沿って延びる突起が設けられ、前記スロット内のヒンジ壁に対応する壁上に突起に対応するロングスロットが設けられる、ことを特徴とする、請求項1に記載の自動クランプ機構。
- 前記ヒンジ壁は弾性材料で作製される、ことを特徴とする、請求項1に記載の自動クランプ機構。
- 前記圧力充填装置は、少なくとも変形可能な充填カプセルおよび液体または気体充填システムを含む、ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動クランプ機構。
- 布クランプ機構であって、少なくとも請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動クランプ機構を含み、前記プラグイン部とスロットとの間の隙間は布クランプ間隔であり、前記ベースユニット上のスロットの片側は布地支持ユニットであり、前記プラグインユニットの片側にはプレスユニットが設けられ、前記プレスユニットとプラグイン部との間には布地支持ユニットを収容するための布地支持間隔が形成される、ことを特徴とする、布クランプ機構。
- 刺繍フレームであって、請求項8に記載の布クランプ機構によって囲まれる、ことを特徴とする、刺繍フレーム。
- 刺繍フレームであって、請求項8に記載の布クランプ機構のベースユニットによって囲まれ、請求項8に記載の複数の布クランプ機構のプラグインユニットは前記ベースユニットと適合する、ことを特徴とする、刺繍フレーム。
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