JP3226651U - ポリウレタン引抜成形複合材料のオンラインコーティング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性部材が引抜成形複合材料の変化に自己適応可能で、弾性部材と引抜成形複合材料との間の封止性を確保でき、かつ均一なコーティング膜を得られるポリウレタン引抜成形複合材料のオンラインコーティング装置を提供する。【解決手段】引抜成形複合材料Aを貫通させるためのボックス10と、ボックスを通った引抜成形複合材料のオフセットを制限し、ボックス内部及び/又は外部に設けられた位置決め部材20と、ボックスの一端に位置し且つ引抜成形複合材料表面のコーティング液がコーティング膜を形成させ、少なくとも位置決め部材の下流に設けられた膜形成アセンブリと、弾性部材30を挟み、かつ、引抜成形複合材料を貫通させる第一逃がし空間が設けられた挟み機構40と、を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、所定の形状に形成された引抜成形複合材料に対してオンラインコーティングするポリウレタン引抜成形複合材料のオンラインコーティング装置に関する。
ポリウレタン引抜成形複合材料に耐候性不足という問題があり、特に屋外に長期間暴露された場合、その表面の樹脂層は粉末化したり、変色したり、繊維さえ露出したりしやすくなるため、通常は、ポリウレタン引抜成形複合材料をコーティングする必要がある。
US5492583Aには引抜成形複合材料のオンラインコーティング方法及び装置を公開し、該方法は引抜金型の後ろに、引抜形材に対してオンラインコーティングを行うためのコーティング金型を増設し、コーティング金型には引抜部材に均一なコーティングを施す装置を備え、最初にコーティングを塗付するコーティング室及び圧力下でコーティングを維持するためのコーティング金型の位置決め部材を備え、コーティング室から遠く離れた方向で断面積が小さくなる勾配があり、主に引抜部に沿った外表面におけるコーティングの圧力を、勾配により大幅に増加させることにより、部材をほぼ真中に位置させる。上記構造のコーティング金型には、以下の問題がある:
1、引抜金型がコーティング金型の内部に入れると、まず、引き抜かれた形材と引抜金型との間は隙間ばめであり、そして、形材と引抜金型の弾性変形が非常に小さいため、引抜金型または形材に弾性変形があったとしても、引抜金型と形材の間の隙間を補うことができず、したがって、コーティング液は引抜金型と形材との間の隙間に沿って形材に向かって流れることになる。次に、引抜金型が故障すると、コーティング金型を取り外す必要があるから、この場合に生産ライン全体を停止させなければいけない。
2、位置決め部材はコーティング金型の内部に取り付けられたものであり、このような構造には以下の問題がある:まず、位置決め部材がフレキシブル材料で作製されると、形材は位置決め部材を通る時、自体の重力作用の下で、形材が位置決め部材上に押さえられ、位置決め部材を変形させ、それによって形材と位置決め部材の上部に隙間が生じ、コーティング液を封止することができなくなり、上記コーティング金型は位置決め部材にフレキシブル材料を用いることを構造面で制限したことが明らかである。次に、位置決め部材が硬度の高い材料で作製されると、引き抜かれた形材に公差が存在するため、形材の寸法が位置決め部材の断面が最も小さい箇所の寸法よりも大きい場合、形材と位置決め部材が締まりばめになって、位置決め部材を通ることができず、または、形材の寸法が位置決め部材の断面が最も小さい箇所の寸法よりも小さい場合、形材と位置決め部材に隙間が生じさせ、コーティング液を封止することができなくなる。
3、上記構造のコーティング金型は、組み立て、クリニーング及びメンテナンスがいずれも不便である。
本考案は、封止性を確保できるポリウレタン引抜成形複合材料のオンラインコーティング装置を提供する。
ポリウレタン引抜成形複合材料のオンラインコーティング装置であって、 引抜成形複合材料を貫通させるためのボックスと、 ボックスを通った引抜成形複合材料のオフセットを制限し、そしてボックス内部及び/又は外部に設けられた位置決め部材と、 ボックスの一端に位置し且つ引抜成形複合材料表面のコーティング液がコーティング膜を形成させ、少なくとも位置決め部材の下流に設けられた膜形成アセンブリと、 そして、弾性部材を挟み、かつ、引抜成形複合材料を貫通させる第一逃がし空間が設けられた挟み機構と、を備え、 ここで、前記膜形成アセンブリは、引抜成形複合材料に対して均一なコーティング膜を施し且つコーティング液を封止し、そして、押出力を受けると弾性変形が発生する弾性部材を備え、弾性部材には、引抜成形複合材料を貫通させ且つ引抜成形複合材料の断面に合わせるキャビティが設けられる、ことを特徴とする。
本考案の利点は以下のとおりである、
位置決め部材は引抜成形複合材料に対して位置決め作用を形成するため、引抜成形複合材料の重力は弾性部材に作用することなく、弾性部材にとって、受けたのが引抜成形複合材料からの押出力のみであり、弾性部材に変形が発生し、そして、このような変形が引抜成形複合材料の各部分の変化に従って変わる(例えば、引抜成形複合材料の一端の公差と他端の公差が異なる)ものであるため、弾性部材は引抜成形複合材料の変化に自己適応可能であり、弾性部材と引抜成形複合材料との間の封止性を確保するだけでなく、得られたコーティング膜も均一にする。
図1は本考案におけるオンラインコーティング装置の組立図である。 図2は本考案におけるオンラインコーティング装置の断面図である。 図3は第一種ボックスの概略図である。 図4は位置決め部材の概略図である。 図5は弾性部材の概略図である。 図6は第一挟み板の概略図である。 図7は第二種ボックスの概略図である。 図8はポリウレタン引抜成形複合材料の引抜ラインの概略図である。 図9は切替機構とオンラインコーティング装置の組立図である。
実施例1
図1と図2に示すとおり、本考案のポリウレタン引抜成形複合材料のオンラインコーティング装置1は、引抜成形複合材料Aを貫通させるためのボックス10と、ボックスを通った引抜成形複合材料のオフセットを制限する位置決め部材20と、ボックスの一端に位置し且つ引抜成形複合材料A表面のコーティング液でコーティング膜を形成する膜形成アセンブリを含む。位置決め部材20はボックス10の外部に位置し、位置決め部材20がボックス10の出口の下流に配置され、位置決め部材20の下流に膜形成アセンブリが設けられ、即ち該膜形成アセンブリもボックス10の出口の下流にあり、したがって、ボックス10と位置決め部材20及び膜形成アセンブリによって液塗布室10aが形成される。引抜成形複合材料Aをよりよく位置決めするために、ボックス10の入口部にも位置決め部材20が配置される。
図3に示すとおり、ボックス10にコーティング液の注入口10bが設けられ、液塗布容器の中に配置されたコーティング液は注入口10bから液体コーティング室10aの中に注入される。また、ボックス10には排出口10cも設けられ、コーティング液が排出口10cから液体コーティング容器の中に還流し、したがって、液体コーティング容器と循環ボックス10との間にコーティング液が循環し、これによってボックス10内のコーティング液の凝固を避けることができる。また、ボックス10内の底部に撹拌器(図2)を配置し、ボックスの外部にモーターを取り付けてもよく、モーターで撹拌器を駆動することにより、ボックス10内のコーティング液の凝固を避けることもできる。
図2及び図4に示すとおり、位置決め部材20はインラインコーティング装置を経た引抜成形複合材料Aが移動時にずれないようにするためのものであり、位置決め部材20の好ましい構造は、閉鎖されまたは閉鎖されていない第一枠状部材21、支持部材22を備え、支持部材22の一端が第一枠状部材21に接続され、支持部材22の他端が引抜成形複合材料Aに対して支持を形成する自由端である。
図2及び図4に示すとおり、支持部材22は第一枠状部材21上に突出した突起であり、支持部材22が第一枠状部材21の内穴の中に位置し、支持部材22の一端が第一枠状部材21の内穴壁に接続される。支持部材22は引抜成形複合材料Aに対して支持作用を形成するだけでなく、複数の支持部材22によって引抜成形複合材料Aが牽引方向に沿ってずれることが制限されるため、引抜成形複合材料Aに対して案内作用を形成する。
図2及び図4に示すとおり、位置決め部材20及び膜形成アセンブリがいずれもボックス10の外部に露出され、これは位置決め部材20及び膜形成アセンブリの放熱に役立つと同時に、設置、クリニーングまたは交換しやすくなる。
図2及び図4に示すとおり、支持部材22の数量として複数を用いることにより、隣接した二つの支持部材22の間に間隔空間23が形成され、これらの間隔空間23は、コーティング液をボックス10と膜形成アセンブリとの間に自由に流すことにより、引抜成形複合材料Aが支持部材22を経た後、その表面が依然としてコーティング液によって浸漬されることを可能にするようにする。
図2及び図5に示すとおり、膜形成アセンブリは、弾性部材30と、弾性部材を挟む挟み機構40を備え、弾性部材30は引抜成形複合材料Aに対して均一なコーティング膜を施し且つコーティング液を封止し、そして、押出力を受けると弾性変形が発生するものであり、弾性部材30には、引抜成形複合材料を通らせ且つ引抜成形複合材料Aの断面に合わせるキャビティ30aが設けられる。
図2及び図8に示すとおり、引抜金型Cから引き出された引抜成形複合材料Aが冷却機構(図示せず)によって冷却した(表面温度が30から90℃に冷却した)後、引抜成形複合材料Aの表面にコーティング液が付いており、位置決め部材20の作用によって、抜成形複合材料Aが軸方向に沿って移動する時にずれることなく、引抜成形複合材料Aがキャビティ30aを通る時、引抜成形複合材料Aは弾性部材30に対して押出作用力を発生させ、弾性部材30が押出作用力を受けると弾性変形が発生し、それによって、引抜成形複合材料Aと弾性部材30に封止構造が形成され、さらに、引抜成形複合材料Aの表面に付いている余分なコーティング液を弾性部材30で擦ることにより、引抜成形複合材料Aの表面に均一なコーティング膜が形成される。
弾性部材30の材質はシリカゲル、ゴム、軟質PVC、熱可塑性エラストマTPE/TPRのうちの一つであり、好ましくはシリカゲルを用い、シリカゲルで作った弾性部材30は、硬度が異なるシリカゲルを選ぶことによって、コーティング膜の厚さを35から45ミクロンまでの期待値に制御するなど、異なる厚さのコーティング膜を取得することができる。また、弾性部材30の厚さは0.5から5mmである。
図2及び図5に示すとおり、弾性部材30にはエンジ31及び引抜成形複合材料Aの圧力によって弾性変形が発生する変形部32を備え、前記キャビティ30aが変形部32上に配置され、変形部32と位置決め部材20との間には、変形時の変形部32のための第二逃がし空間Bがあり、第二逃がし空間Bにより、弾性変形が生じた時に、位置決め部材20が弾性部材30を妨げることを防止できる。
図2及び図6に示すとおり、挟み機構40には、引抜成形複合材料Aを通らせるための第一逃がし空間が設けられる。挟み機構40は第一挟み板41、第二挟み板42を含む。第一挟み板41は弾性部材30の片側に位置し且つ弾性部材30に固定され、第二挟み板42は弾性部材30の反対側に位置し且つ弾性部材30に固定され、好ましくは、弾性部材30が接着剤によってそれぞれ第一挟み板41と第二挟み板42に固定され、接着剤としてシリカゲル接着剤を用いることが最適である。第一挟み板41に第一逃がし穴41aが設けられ、第二挟み板42に第二逃がし穴が設けられ、前記第一逃がし空間が第一逃がし穴41aと第二逃がし穴によって構成される。
図2及び図6に示すとおり、第一逃がし空間は変形部32に対応する。引抜成形複合材料Aが弾性部材30を通る時、押出によって弾性部材30に軸方向の作用力を与えるため、該軸方向の力を受けた弾性部材30が変形し、したがって、弾性部材30が軸方向に沿って変形した場合、第一挟み板41と第二挟み板42は第一逃がし空間を提供する。第一逃がし空間がなければ、軸方向の作用力を受ける時、弾性部材30は変形できなくなった結果、封止を形成することができず、そして、均一にコーティング膜を形成できなくなる。
図2及び図6に示すとおり、第一挟み板41と第二挟み板42はいずれも弾性部材30のエンジ31を挟み且つ閉鎖されまたは閉鎖されていない第二枠状部材43と、弾性部材30に弾性変形が発生した場合に引抜成形複合材料Aとの間に隙間の発生を制限する少なくとも一つの挟み部44を備え、挟み部44の一端と第二枠状部材41とが接続されており、挟み部44の他端は自由端である。第一挟み板41と第二挟み板42のエンジによって弾性部材30のエンジ31が挟まれる。
弾性部材30は、引抜成形複合材料Aが弾性部材30を通る時に変形することが許可されるが、このような変形量は大きすぎてはいけず、大きすぎると、引抜成形複合材料Aと弾性部材30との間に隙間の発生を引き起こすため、変形部32による挟み作用を第一挟み板41と第二挟み板42における挟み部44で制限し、それによって、変形部32の変形量を制限できる。挟み部44の数は引抜成形複合材料Aの形状によって決められる。
弾性部材30を挟み機構に接着し固定した後、ボルトで挟み機構を位置決め部材20及びボックス10に接続する。ボックス10、位置決め部材20、第二枠状部材43の外周面には、いずれもボルトを貫通させるための取付穴が設けられる。
また、インラインコーティング装置は引抜成形複合材料を通らせるための封止アセンブリ50も備え、封止アセンブリ50がボックス10の他端であるボックス10の入口に配置される。好ましくは、封止アセンブリ50の構造として膜形成アセンブリと同じ構造を用いるが、ここで説明を省略する。このような封止アセンブリ50の作用と従来技術との相違点は、位置決め部材20が引抜成形複合材料Aに対して支持を形成するものであるため、引抜成形複合材料Aの重力が封止アセンブリ50に作用することなく、それによって封止性を確保できることである。
実施例2
図7に示すとおり、位置決め部材20はボックス10の内部に配置され、位置決め部材20とボックス10が一体成形されるものであり、位置決め部材20は突起部であり、好ましくは、このような突起部が複数配置される。位置決め部材20がボックス10の内部に位置するため、膜形成アセンブリはが依然としてボックス10の外部に設けられ、そして、膜形成アセンブリがボックス10に接続される。
実施例3
位置決め部材20は実施例1と実施例2の組み合せであり、即ち、位置決め部材20の一部は、実施例1のように、ボックス10の外部に配置され、位置決め部材20の別の部分は、実施例2のように、ボックス10の内部に配置される。
また、第二枠状部材43は非閉鎖状態であってもよく、例えば上記実施例1の第二枠状部材43に基づいて切り欠きが開設される。
そして、引抜金型Cは一般的にポリウレタン複合材料の引抜成形に用いられ、引抜金型Cの下流にある冷却機構によって、成形後の引抜成形複合材料Aを冷却させ、図8に示すとおり、上記各実施例に基づいてインラインコーティング装置1をポリウレタン複合材料引抜生産ラインに適用する場合、オンラインコーティング金型1をそれぞれ一つの切替機構3に接続することにより、オンラインコーティングユニット2が形成され、ここで、切替機構3はそれぞれフレーム60に接続され、本実施例では、オンラインコーティングユニット2はそれぞれ二つのオンラインコーティング金型1と二つの切替機構3を備え、そのうち一つのオンラインコーティング金型1が動作ワークステーションに切り替えられるが、別のオンラインコーティング金型1は予備または点検修理ワークステーションに切り替えられる。当然ながら、二つのオンラインコーティング装置1を同時に動作ワークステーションに切り替えることができる。
ポリウレタン複合材料引抜生産ラインには、複数の異なるオンラインコーティングユニット2を配置することが可能であり、断面形状が異なる引抜成形複合材料Aを引き抜く時、動作させる必要のあるオンラインコーティングユニット2を切替機構3によって動作ワークステーションに切り替え、そして、動作させる必要のない他のオンラインコーティングユニット2を予備または点検修理ワークステーションに切り替えることが可能である。オンラインコーティングユニット2はそれぞれ断面形状の異なる引抜成形複合材料Aに適用されるため、同じ引抜ラインにおいて、断面形状が異なる引抜成形複合材料Aをコーティングできる。
切替機構3としてエアシリンダー、油圧シリンダーなどの直線駆動器を用いられるが、これらの駆動器に対応するガス源や液体供給源を接続する必要があり、そして、制御装置及び電磁弁などの部材の協力がなければ動作できないため、コストが高く、したがって、好ましくは、本考案の切替機構3として以下の構造を用いる:
図9に示すとおり、切替機構は取付フレーム61と、案内シート62と、接続フレーム63と、昇降レバー64と、位置制限シート65と、切替制御機構66と、バネ67と、カム68とを備え、取付フレーム61がフレーム60に固定され、案内シート62は取付フレーム61の一端に配置され、取付フレーム61の他端に接続アセンブリが設けられ、案内シート62には、昇降レバー64を貫通させるための通路が設けられる。
案内シート62の通路を貫通した昇降レバー64の一端が接続フレーム63に固定され、接続フレーム63はU字形とし、オンラインコーティング金型1におけるネジ穴のうちの二つまたは三つをボルトで組み立てた後、残りの一つの穴にボルトを設置せず、上記組み立てられたオンラインコーティング金型1を接続フレーム63に接続し、ここで、オンラインコーティング金型1はボルトをめぐって回ることを避けるために、ボルト中央部の断面を多角形構造にし、そして、オンラインコーティング金型1における穴の形状はボルトの形状に合わせる。
昇降レバー64の他端は接続アセンブリを貫通し、接続アセンブリは、接続シート61aと、雄ねじスリーブ61bと、ナット61cとを備え、雄ねじスリーブ61bが接続シート61aを貫通し、ナット61cと雄ねじスリーブ61bがネジによって接続され、ナット61cが接続シート61aに固定され、昇降レバー64の他端と雄ねじスリーブ61bが隙間ばめである。位置制限シート65と昇降レバー64が固定接続され、位置制限シート65の一端にレバー状部材65aが設けられる。バネ67の一端が位置制限シート65に当接し、バネ67の他端が接続アセンブリに当接し、好ましくは、バネ67の他端が雄ねじスリーブ61bに当接し、雄ねじスリーブ61bでバネ67の予備締め力を調整できる。
切替制御機構66と取付フレーム61が枢着され、切替制御機構66にカム68が固定され、カム68とレバー状部材65aとの嵌合によって、バネ67と位置制限シート65及び接続アセンブリが当接するように維持される。切替制御機構66は制御ハンドル及び回転軸で構成され、ハンドルと回転軸が固定され、軸受によって回転軸と取付フレーム61が枢着され、回転軸にカム68が固定される。
さらに、切替機構は案内部材69、案内レバー70を備え、案内シート62に案内部材69の一端が接続され、案内部材69に案内穴または案内溝が設けられ、位置制限シート65に案内レバー70の一端が固定され、案内レバー70の他端と案内穴または案内溝が隙間ばめである。
また、二つの微調整ナット71を備え、ネジによって微調整ナット71と昇降レバー64が接続され、二つの微調整ナット71の間に接続フレーム63が締め付けられ、微調整ナット71により、オンラインコーティング金型1の高さを調整できる。
図8及び図9に示すとおり、動作状態と予備または点検修理状態との間にオンラインコーティング金型1を切り替える必要がある場合、切替制御機構66を回すことにより、カム68を切替制御機構66に従って回転させ、エネルギーがカム68によってレバー状部材65aに伝達され、レバー状部材65aはエネルギーを位置制限シート65に伝達し、バネ67による弾性力に打勝つことで、位置制限シート65は昇降レバー64を上または下に向かって移動させ、さらに、接続フレーム63及びオンラインコーティング金型1が昇降レバー64に駆動されて上または下に向かって移動し、したがって、位置を切り替えるようにオンラインコーティング金型1を駆動するという目的を達成する。

Claims (10)

  1. ポリウレタン引抜成形複合材料のオンラインコーティング装置であって、
    引抜成形複合材料を貫通させるためのボックスと、
    ボックスを通った引抜成形複合材料のオフセットを制限し、そしてボックス内部及び/又は外部に設けられた位置決め部材と、
    ボックスの一端に位置し且つ引抜成形複合材料表面のコーティング液がコーティング膜を形成させ、少なくとも位置決め部材の下流に設けられた膜形成アセンブリと、
    そして、弾性部材を挟み、かつ、引抜成形複合材料を貫通させる第一逃がし空間が設けられた挟み機構と、を備え、
    ここで、前記膜形成アセンブリは、引抜成形複合材料に対して均一なコーティング膜を施し且つコーティング液を封止し、そして、押出力を受けると弾性変形が発生する弾性部材を備え、弾性部材には、引抜成形複合材料を貫通させ且つ引抜成形複合材料の断面に合わせるキャビティが設けられる、ことを特徴とする
    ポリウレタン引抜成形複合材料のオンラインコーティング装置。
  2. 弾性部材は、エンジ及び引抜成形複合材料の圧力によって弾性変形が発生する変形部を備え、前記キャビティが変形部上に配置され、変形部と位置決め部材との間には、変形時の変形部のための第二逃がし空間がある、ことを特徴とする
    請求項1に記載のオンラインコーティング装置。
  3. 変形部は、第一逃がし空間に対応する、ことを特徴とする
    請求項2に記載のオンラインコーティング装置。
  4. さらに、引抜成形複合材料を貫通させるための封止アセンブリも備え、封止アセンブリがボックスの他端に設けられる、ことを特徴とする
    請求項1に記載のオンラインコーティング装置。
  5. 弾性部材の材質は、シリカゲル、ゴム、軟質PVC、熱可塑性エラストマーTPE/TPRのうちの一つである、ことを特徴とする
    請求項1から4のいずれかに記載のオンラインコーティング装置。
  6. 弾性部材と挟み機構を接着して固定した後、ボルトによって、挟み機構、位置決め部材とボックスを接続する、ことを特徴とする
    請求項1から4のいずれかに記載のオンラインコーティング装置。
  7. 位置決め部材は、
    閉鎖されまたは閉鎖されていない第一枠状部材と支持部材を備え、
    ここで、支持部材の一端は第一枠状部材に接続され、支持部材の他端は、引抜成形複合材料をガイドする自由端である、ことを特徴とする
    請求項1から4のいずれかに記載のオンラインコーティング装置。
  8. 挟み機構は、
    弾性部材の片側に位置し且つ弾性部材に固定され、そして、その上に第一逃がし穴が設けられた第一挟み板と、
    弾性部材の反対側に位置し且つ弾性部材に固定され、そして、その上に第二逃がし穴が設けられた第二挟み板と、を備え、
    ここで、第一逃がし穴と第二逃がし穴は前記第一逃がし空間を構成する、ことを特徴とする
    請求項1から4のいずれかに記載のオンラインコーティング装置。
  9. 第一挟み板と第二挟み板の両方は、
    弾性部材のエンジを挟み且つ閉鎖されまたは閉鎖されていない第二枠状部材と、
    弾性部材に弾性変形が発生した場合に引抜成形複合材料との間の隙間の発生を制限する少なくとも一つの挟み部と、を備え、
    ここで、挟み部の一端は第二枠状部材に接続され、挟み部の他端は自由端である、ことを特徴とする
    請求項8に記載のオンラインコーティング装置。
  10. 膜形成アセンブリはボックスの外側に露出される、ことを特徴とする
    請求項1から4のいずれかに記載のオンラインコーティング装置。
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