JP3226305U - センターロック一体式の自転車ディスクブレーキローター - Google Patents

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黄肇春
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【課題】部品数が多く、製造過程が複雑な従来の欠点を解決するセンターロック一体式の自転車ディスクブレーキローターを提供する。【解決手段】センターロック一体式の自転車ディスクブレーキローターは、不要な部分をプレスして除去することで、挟み込み部11に多数の放熱孔12を分布させ、ディスクブレーキローター本体には複数の軽量化効果を兼ねたくり抜き部13が形成される。ディスクブレーキローターの中央は一体化した凸リング14がプレスされ、くり抜き部の形成により、凸リングと挟み込み部との間は複数の放射線状の連接リブ15により連結される。またディスクブレーキローターは表面に被覆層を形成した後に、両面局所研磨をスムーズに行うため、挟み込み部と連接リブとの交じり合う部分は局所部分潰しをし、ディスクブレーキローターの上、下の両面にそれぞれ複数の凹み部16が形成される。【選択図】図1

Description

本考案はセンターロック一体式の自転車ディスクブレーキローターに関し、特にほかの部品による組み立てを必要としないセンターロック式自転車ディスクブレーキローターに関する。
従来の組合式のディスクブレーキローター(略して組合ローター50、図6に示す)は、主に内ローター(51)と外ローター(52)とを含む。該内ローター(51)と外ローター(52)はそれぞれ製造された後にリベット(53)のかしめによって連結される。またセンターロックの効果を達するために、該組合ローター(50)の内ローター(51)は鍛冶の方法で凸リング(511)がプレスされ、浮遊ロック、パット、弾性パットなどの部品が上述リベット(53)の代わりにすることで、該内ローター(51)と外ローター(52)を浮遊ローターの形態で実施される。
しかし、上述のような従来構造は実際に応用する時において以下の問題が存在する。上述の二枚式の組合ローター(50)(または浮遊ローター)はリベット(53)等の部品で結合する必要があるため、全体の部品数が多く、製造過程も複雑なだけでなく(上述内ローター51と外ローター52はそれぞれ多段階の製造過程があるため)、余分な組立作業も作業時間を延長してしまうことで、上述ディスクブレーキローターがコストダウンと加工製造過程の簡単化といった競争における勝ち目がない。
従って、上述のような従来の自転車ディスクブレーキローターにおける欠点について研究改良することは実に関係業界が努力して解決すべき目標であるため、本考案者はこれを機に創作の意思を起こし、長年の経験により設計し、多方面に追究しながら試作品をつくり、また多数回にわたる修正改良の結果、本考案を得た。
本考案が解決しようとする課題は、従来の組合ローター、浮遊ローター全体の部品数が多く、また製造過程が複雑という技術問題点について解決し、センターロック一体式の自転車ディスクブレーキローターを提供する。
センターロック一体式の自転車ディスクブレーキローターは、該ディスクブレーキローターの不要な部分をプレスして除去することで、上述ディスクブレーキローターは挟み込む挟み込み部に多数の放熱孔を分布させ、上述ディスクブレーキローター本体は複数の軽量化効果を兼ねたくり抜き部も形成される。該ディスクブレーキローターの中央は一体化した凸リングがプレスされることで、上述ディスクブレーキローターが該凸リングによってセンターロック方式で取り付けられる。上述くり抜き部の形成によって、該凸リングと上述挟み込み部との間は複数の放射線状の連接リブによって連結され、上述凸リングのリング内面はジグザグ状に連続する噛合い歯が設けられる。また上述ディスクブレーキローターを表面処理することで、上述ディスクブレーキローターの表面に被覆層を形成した後に、両面局所研磨をスムーズに行うため、上述挟み込み部と連接リブの交じり合う部分は局所部分潰しをし、該局所部分潰しによって上述ディスクブレーキローターの上、下の両面にそれぞれ複数の凹み部が形成される。上述凹み部の形成により、上述両面局所研磨の過程において、砥石が不当または過度に摩耗されることが避けられ、製造完成後の上述ディスクブレーキローターの挟み込み部にある上述被覆層が完全に砥ぎ除かれるため、ほかの部品による組み立てを必要としないセンターロック一体式の自転車ディスクブレーキローターの構造を達せる。これによって、センターロック一体式の自転車ディスクブレーキローターが得られる。
(一)上述凸リングはほかにリベット(あるいは浮遊ロック、パット、弾性パット)による結合する必要がなく、該一体式自転車ディスクブレーキローターの部品を有効に減らせ、生産コストおよび製造プロセスを削減することができる。
(二)上述ディスクブレーキローターは上述局所部分潰しによって、上述両面局所研磨をする時に上述砥石が不当または過度に摩耗されることが避けられる。該局所部分潰しも上述挟み込み部が研磨する過程に生じた厚みの差を改善でき、製造完成後の上述ディスクブレーキローターは平面度の規格サイズの要求を満たせる。
図1は、本考案に係るセンターロック一体式の自転車ディスクブレーキローターを示す立体図である。 図2は、本考案の両面局所研磨の状態図である。 図3は、本考案のディスクブレーキローターの使用状態図である。 図4は、本考案は局所部分潰しをせず、直接に両面局所研磨する状態図一である。 図5は、本考案は局所部分潰しをせず、直接に両面局所研磨する状態図二である。 図6は、従来の組合の立体分解図である。
まず、図1から図2を参照されたい。本考案のセンターロック一体式の自転車ディスクブレーキローターにおいて、該ディスクブレーキローター(10)は不要な部分をプレスして除去することで、上述ディスクブレーキローター(10)における挟み込むための挟み込み部(11)に多数の放熱孔(12)を分布させ、上述ディスクブレーキローター(10)本体には複数の軽量化効果を兼ねたくり抜き部(13)も形成される。該ディスクブレーキローター(10)の中央は一体化した凸リング(14)がプレスされることで、上述ディスクブレーキローター(10)が該凸リング(14)によってセンターロック方式で取り付けられる。上述くり抜き部(13)の形成によって、該凸リング(14)と上述挟み込み部(11)との間は複数の放射線状の連接リブ(15)によって連結され、上述凸リング(14)のリング内面にはジグザグ状に連続する噛合い歯(141)が設けられる。また上述ディスクブレーキローター(10)を表面処理することで、上述ディスクブレーキローター(10)の表面に被覆層(20)を形成した後に、両面局所研磨をスムーズに行うため、上述挟み込み部(11)と連接リブ(15)との交じり合う部分は局所部分潰しをし、該局所部分潰しによって上述ディスクブレーキローター(10)の上、下の両面にそれぞれ複数の凹み部(16)が形成される。上述凹み部(16)の形成により、上述両面局所研磨の過程において、砥石(30)が不当または過度に摩耗されることが避けられ、製造完成後の上述ディスクブレーキローター(10)の挟み込み部(11)にある上述被覆層(20)が完全に砥ぎ除かれるため、ほかの部品による組み立てを必要としないセンターロック一体式の自転車ディスクブレーキローター(10)の構造を達成することができる。
上述ディスクブレーキローター(10)は型打ち加工、熱処理、旋削加工、表面処理、両面局所研磨の順番に一体製造される。該型打ち加工はパンチ孔、鍛冶、ギアプレス、局所部分潰しなどの製造過程が含まれる。
上述パンチ孔、鍛冶、ギアプレスは上述型打ち加工段階で一回完成される。
上述ディスクブレーキローター(10)はステンレスを原料として製造される。
上述ディスクブレーキローター(10)の表面処理は電機泳動堆積法によって完成され、該電機泳動堆積法によって上述ディスクブレーキローター(10)の表面に上述被覆層(20)が焼き付けられる。
上述ディスクブレーキローター(10)は使用時に上述挟み込み部(11)の平面度が要求され、上述表面処理はブレーキ力を影響するため、上述挟み込み部(11)にある上述被覆層(20)を削る必要がある。従来の製造過程においてディスクブレーキローター全面を研磨するが、上述センターロック一体式の自転車ディスクブレーキローター(10)の中央に立体状の凸リング(14)が設けられるため、全面の研磨を適用できず、特殊の研磨機によって上述両面局所研磨を行わなければならない(上述挟み込み部11に対して全周を研磨する)、上述ディスクブレーキローター(10)は製造後に固定リング(41)がナット(42)と合わせて自転車のハブ(40)に締め付けて固定される(同時に図3を参照されたい)。
上述の構造によると、上述ディスクブレーキローター(10)は上述局所部分潰しをせず、直接に上述両面局所研磨を行う時、上述砥石(30)の縁の摩耗速度が速いため、該縁が徐々に丸角(31)に削られる。該丸角(31)は上述ディスクブレーキローター(10)の両端を片方が平面、もう片方が丸角の状態にさせ(同時に図4を参照されたい)、上述両端部の厚みの差が大き過ぎることで、平面度の規格サイズの要求に合わない状況になる。該状況を改善するために、上述砥石(30)を内移行すれば、上述ディスクブレーキローター(10)の中心により近付けられる(同時に図5を参照されたい)。また上述砥石(30)と上述ディスクブレーキローター(10)の接触面積が大きくなることで、摩擦抵抗力もつれて高くなり、上述砥石(30)が破裂する確率を増加させる。本考案は先に上述ディスクブレーキローター(10)を型打ち加工して上述局所部分潰しをし、次に上述両面局所研磨を行うことで(図2を併せて参照されたい)、上述砥石(30)と上述ディスクブレーキローター(10)の接触表面積を減少でき、上述砥石(30)がひび割れる確率を減らせると同時に、研磨部分は上述連接リブ(15)にある上述凹み部(16)にまで延伸するため、上述挟み込み部(11)が平面に保たれ、該挟み込み部(11)の厚みの差を有効に改善できる。
上述のような具体的な実施例の構造によると、以下の効果が得られる。(一)上述凸リング(14)はほかにリベット(あるいは浮遊ロック、パット、弾性パット)による結合する必要がなく、該一体式自転車ディスクブレーキローター(10)の部品を有効に減らせ、生産コストおよび製造プロセスを削減することができる。(二)上述ディスクブレーキローター(10)は上述局所部分潰しによって、上述両面局所研磨をする時に上述砥石(30)が不当または過度に摩耗されることが避けられる。該局所部分潰しも上述挟み込み部(11)が研磨する過程に生じた厚みの差を改善でき、製造完成後の上述ディスクブレーキローター(10)は平面度の規格サイズの要求を満たせる。
以上は、本考案に係る実施例の一部に過ぎないため、本考案の実施範囲を制限するものではない。即ち、本実用新案登録請求の範囲内で行われる変化、修飾なども本考案の範囲に属すべきである。
本考案:
10 ディスクブレーキローター
11 挟み込み部
12 放熱孔
13 くり抜き部
14 凸リング
141 噛み合い歯
15 連接リブ
16 凹み部
20 被覆層
30 砥石
31 丸角
40 ハブ
41 固定リング
42 ナット
50 組合ディスク
51 内ローター
511 凸リング
52 外ローター
53 リベット

Claims (3)

  1. 放熱孔と、くり抜き部と、凸リングと、挟み込み部とを含むセンターロック一体式の自転車ディスクブレーキローターであって、
    上記ディスクブレーキローターの不要な部分をプレスして除去することで、上記ディスクブレーキローターにおける挟み込むための挟み込み部に多数の放熱孔を分布させ、上記ディスクブレーキローター本体には複数の軽量化効果を兼ねたくり抜き部も形成され、上記ディスクブレーキローターの中央は一体化した凸リングがプレスされることで、上記ディスクブレーキローターが上記凸リングによってセンターロック方式で取り付けられ、上記くり抜き部の形成によって、上記凸リングと上記挟み込み部との間は複数の放射線状の連接リブによって連結され、上記凸リングのリング内面にはジグザグ状に連続する噛合い歯が設けられ、また上記ディスクブレーキローターを表面処理することで、上記ディスクブレーキローターの表面に被覆層を形成した後に、両面局所研磨をスムーズに行うため、上記挟み込み部と連接リブとの交じり合う部分は局所部分潰しをし、上記局所部分潰しによって上記ディスクブレーキローターの上、下の両面にそれぞれ複数の凹み部が形成され、上記凹み部の形成により、上記両面局所研磨の過程において、砥石が不当または過度に摩耗されることが避けられ、製造完成後の上記ディスクブレーキローターの挟み込み部にある上記被覆層が完全に砥ぎ除かれるため、ほかの部品による組み立てを必要としないセンターロック一体式の自転車ディスクブレーキローター。
  2. 上記ディスクブレーキローターはステンレスを原料として製造されることを特徴とする請求項1のセンターロック一体式の自転車ディスクブレーキローター。
  3. 上記ディスクブレーキローターの表面処理は電機泳動堆積法によって完成され、上記電機泳動堆積法によって上記ディスクブレーキローターの表面に上記被覆層が焼き付けられることを特徴とする請求項1のセンターロック一体式の自転車ディスクブレーキローター。
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