JP3225983B2 - テレビチューナユニット - Google Patents
テレビチューナユニットInfo
- Publication number
- JP3225983B2 JP3225983B2 JP14427593A JP14427593A JP3225983B2 JP 3225983 B2 JP3225983 B2 JP 3225983B2 JP 14427593 A JP14427593 A JP 14427593A JP 14427593 A JP14427593 A JP 14427593A JP 3225983 B2 JP3225983 B2 JP 3225983B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- audio
- intermediate frequency
- video
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Structure Of Receivers (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビ受像機やＶＴ
Ｒに内蔵されるテレビチューナユニットに関する。
Ｒに内蔵されるテレビチューナユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】テレビジョン信号を受信するためのテレ
ビチューナは、テレビジョン受像機だけでなく、ＶＴＲ
装置や他の映像機器にテレビジョン信号を受信できる機
能を付加することを容易にするために、回路ブロックを
ユニット化して構成するようにしている。
ビチューナは、テレビジョン受像機だけでなく、ＶＴＲ
装置や他の映像機器にテレビジョン信号を受信できる機
能を付加することを容易にするために、回路ブロックを
ユニット化して構成するようにしている。
【０００３】図３は、従来のテレビジョン受像機の一例
のブロック図である。すなわち、図３において、１はテ
レビチューナユニット、２はマイコンからなる選局コン
トロール回路、３は映像及び音声中間周波回路ブロッ
ク、４は映像処理回路、５は音声多重回路、６は音声処
理回路である。
のブロック図である。すなわち、図３において、１はテ
レビチューナユニット、２はマイコンからなる選局コン
トロール回路、３は映像及び音声中間周波回路ブロッ
ク、４は映像処理回路、５は音声多重回路、６は音声処
理回路である。
【０００４】テレビチューナユニット１は、高周波回路
１１及びミキサ回路１２を含み、アンテナ７にて受信さ
れたテレビジョン放送波から、選局コントロール回路２
からの選局信号により所望の放送チャンネルの放送波信
号が選局され、その信号が中間周波信号に変換され、映
像び音声中間周波回路３に供給される。また、選局コン
トロール回路２は、中間周波回路ブロック３からのオー
トファインチューニングのための信号を受け、テレビチ
ューナユニット１における選局状態が適切なものとなる
ようにコントロールを行なう。
１１及びミキサ回路１２を含み、アンテナ７にて受信さ
れたテレビジョン放送波から、選局コントロール回路２
からの選局信号により所望の放送チャンネルの放送波信
号が選局され、その信号が中間周波信号に変換され、映
像び音声中間周波回路３に供給される。また、選局コン
トロール回路２は、中間周波回路ブロック３からのオー
トファインチューニングのための信号を受け、テレビチ
ューナユニット１における選局状態が適切なものとなる
ようにコントロールを行なう。
【０００５】映像及び音声中間周波回路ブロック３は、
映像中間周波増幅回路３１及び映像検波回路３２、ま
た、音声検波回路３３、音声中間周波回路３４及びＦＭ
復調回路３５を含む。そして、映像検波されて得られた
映像信号は、映像処理回路ユニット４に供給され、その
出力がＣＲＴディスプレイ８に供給されて、画像が再生
される。
映像中間周波増幅回路３１及び映像検波回路３２、ま
た、音声検波回路３３、音声中間周波回路３４及びＦＭ
復調回路３５を含む。そして、映像検波されて得られた
映像信号は、映像処理回路ユニット４に供給され、その
出力がＣＲＴディスプレイ８に供給されて、画像が再生
される。
【０００６】また、回路ブロック３からのＦＭ復調出力
は、音声多重回路５に供給されて、音声多重放送でない
場合には、モノラルの信号が音声処理回路６を介して、
スピーカ９Ｌ及び９Ｒに供給されてモノラル再生され
る。また、音声多重放送がステレオ放送の場合には、こ
の音声多重回路５から、左及び右チャンネルの音声信号
出力が得られ、これが音声処理回路６を介して、スピー
カ９Ｌ及び９Ｒに供給され、ステレオ音声が再生され
る。
は、音声多重回路５に供給されて、音声多重放送でない
場合には、モノラルの信号が音声処理回路６を介して、
スピーカ９Ｌ及び９Ｒに供給されてモノラル再生され
る。また、音声多重放送がステレオ放送の場合には、こ
の音声多重回路５から、左及び右チャンネルの音声信号
出力が得られ、これが音声処理回路６を介して、スピー
カ９Ｌ及び９Ｒに供給され、ステレオ音声が再生され
る。
【０００７】また、音声多重回路５では、二カ国語放送
の場合には、主音声信号と副音声信号が取り出され、そ
れぞれスピーカ９Ｌと９Ｒとにより再生される。米国の
音声多重の場合には、セカンドオーディオプログラム
（以下、ＳＡＰと称する）の音声信号が送られてくるの
で、これが音声処理回路６を介して、スピーカ９Ｌ及び
９Ｒにより再生可能である。
の場合には、主音声信号と副音声信号が取り出され、そ
れぞれスピーカ９Ｌと９Ｒとにより再生される。米国の
音声多重の場合には、セカンドオーディオプログラム
（以下、ＳＡＰと称する）の音声信号が送られてくるの
で、これが音声処理回路６を介して、スピーカ９Ｌ及び
９Ｒにより再生可能である。
【０００８】なお、音声多重回路５では、ステレオ再生
モード、２か国語放送モード、ＳＡＰモードなど、いず
れのプログラムを選択するかのモード切換スイッチが設
けられている。また、この音声多重回路５には、ステレ
オ放送受信、２か国語放送受信、ＳＡＰ受信のためのイ
ンジケータとなるＬＥＤ（発光ダイオード）を点灯制御
するための出力端子も設けられている。
モード、２か国語放送モード、ＳＡＰモードなど、いず
れのプログラムを選択するかのモード切換スイッチが設
けられている。また、この音声多重回路５には、ステレ
オ放送受信、２か国語放送受信、ＳＡＰ受信のためのイ
ンジケータとなるＬＥＤ（発光ダイオード）を点灯制御
するための出力端子も設けられている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、従来のテレビチューナユニットは、高周波回路及
びミキサ回路のみを含み、映像及び音声中間周波回路ブ
ロック３や、音声多重回路５とは別体のものであった。
もっとも、テレビチューナユニットとして、中間周波回
路ブロック３までも含むものもあるが、その場合でも、
音声多重回路５とは別体であった。
うに、従来のテレビチューナユニットは、高周波回路及
びミキサ回路のみを含み、映像及び音声中間周波回路ブ
ロック３や、音声多重回路５とは別体のものであった。
もっとも、テレビチューナユニットとして、中間周波回
路ブロック３までも含むものもあるが、その場合でも、
音声多重回路５とは別体であった。
【００１０】このため、音声多重回路５の調整は、テレ
ビチューナユニットや映像及び音声中間周波回路ブロッ
ク３などと独立に調整が実施されていた。
ビチューナユニットや映像及び音声中間周波回路ブロッ
ク３などと独立に調整が実施されていた。
【００１１】しかしながら、音声多重回路５の特性は、
その前段のテレビチューナユニット１の出力レベルや、
中間周波回路ブロック３の出力レベルに影響するため、
各回路部毎の調整を独立に実施した後、各回路部をセッ
トとして組み上げ、その後に、再び再調整をするという
ように調整が２段階になる不都合があった。
その前段のテレビチューナユニット１の出力レベルや、
中間周波回路ブロック３の出力レベルに影響するため、
各回路部毎の調整を独立に実施した後、各回路部をセッ
トとして組み上げ、その後に、再び再調整をするという
ように調整が２段階になる不都合があった。
【００１２】また、各回路部を組み上げたセットとした
ときに、各回路部がセット内において、別空間に存在す
るため、温度や電源などの条件の違いにより、性能の安
定性も確保しにくかった。そして、セットとして組み上
げた後に、動作、性能が決定されるため、量産工程の合
理化、不良率の低下に限界があった。
ときに、各回路部がセット内において、別空間に存在す
るため、温度や電源などの条件の違いにより、性能の安
定性も確保しにくかった。そして、セットとして組み上
げた後に、動作、性能が決定されるため、量産工程の合
理化、不良率の低下に限界があった。
【００１３】例えば、音声多重回路５における調整を中
心としたブロック図を、図４に示す。すなわち、図４に
示すように、映像及び音声中間周波回路ブロック３のＦ
Ｍ復調出力は、音声多重回路５の入力レベル調整手段５
１を介してフィルタ回路５２に入力される。
心としたブロック図を、図４に示す。すなわち、図４に
示すように、映像及び音声中間周波回路ブロック３のＦ
Ｍ復調出力は、音声多重回路５の入力レベル調整手段５
１を介してフィルタ回路５２に入力される。
【００１４】このフィルタ回路５２は、主音声信号と、
副音声信号とを分離するためのものであって、フィルタ
特性調整手段５３により、フィルタ特性が調整されるよ
うに構成されている。このフィルタ回路５２とともに、
音声多重回路５は、マトリクス回路５４を有する。この
マトリクス回路５４では、音声多重信号がステレオ信号
の場合には、左及び右チャンネルの音声信号を得、二カ
国語多重放送の場合には、主音声信号と副音声信号とを
得る。この場合の、セパレーションの調整は、調整手段
５５によって行なわれるようにされている。
副音声信号とを分離するためのものであって、フィルタ
特性調整手段５３により、フィルタ特性が調整されるよ
うに構成されている。このフィルタ回路５２とともに、
音声多重回路５は、マトリクス回路５４を有する。この
マトリクス回路５４では、音声多重信号がステレオ信号
の場合には、左及び右チャンネルの音声信号を得、二カ
国語多重放送の場合には、主音声信号と副音声信号とを
得る。この場合の、セパレーションの調整は、調整手段
５５によって行なわれるようにされている。
【００１５】ところが、フィルタ特性調整手段５３によ
る調整や、セパレーション調整手段５５による調整は、
入力レベルに依存している。このため、一旦、入力レベ
ル調整手段５１で調整を行なっても、その前段の回路ブ
ロック３の出力レベルが変化してしまうと、再調整が必
要になるわけである。回路ブロック３及び音声多重回路
５は、それぞれ別ユニットであるから、環境が変わる
と、上記の再調整が必要になり、一般に組み上げ後に、
製造工程において再調整を行なう必要があるわけであ
る。
る調整や、セパレーション調整手段５５による調整は、
入力レベルに依存している。このため、一旦、入力レベ
ル調整手段５１で調整を行なっても、その前段の回路ブ
ロック３の出力レベルが変化してしまうと、再調整が必
要になるわけである。回路ブロック３及び音声多重回路
５は、それぞれ別ユニットであるから、環境が変わる
と、上記の再調整が必要になり、一般に組み上げ後に、
製造工程において再調整を行なう必要があるわけであ
る。
【００１６】この発明は、以上の欠点を一掃することが
できるようにしたテレビチューナユニットを提供しよう
とするものである。
できるようにしたテレビチューナユニットを提供しよう
とするものである。
【００１７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明においては、単一のシールドブロック筐体
の中に、高周波回路と、ミキサ回路とを含むチューナ部
と、映像中間周波増幅回路と、映像検波回路及び音声検
波回路と、音声中間周波増幅回路と、ＦＭ復調回路とを
含む映像及び音声中間周波回路部と、入力レベル調整手
段と、主音声信号と副音声信号とを分離するためのフィ
ルタ特性調整を行なうフィルタ特性調整手段と、左右チ
ャンネルのステレオ音声信号及び２カ国語多重放送の主
音声信号、副音声信号のセパレーション調整を行なうセ
パレーション調整手段とを含む音声多重回路部と、が、
同一基板上に形成されて内蔵され、前記チューナ部と前
記映像及び音声中間周波回路部との間が直結されている
と共に、前記映像及び音声中間周波回路部と前記音声多
重回路部との間が直結されていることを特徴とする。
め、この発明においては、単一のシールドブロック筐体
の中に、高周波回路と、ミキサ回路とを含むチューナ部
と、映像中間周波増幅回路と、映像検波回路及び音声検
波回路と、音声中間周波増幅回路と、ＦＭ復調回路とを
含む映像及び音声中間周波回路部と、入力レベル調整手
段と、主音声信号と副音声信号とを分離するためのフィ
ルタ特性調整を行なうフィルタ特性調整手段と、左右チ
ャンネルのステレオ音声信号及び２カ国語多重放送の主
音声信号、副音声信号のセパレーション調整を行なうセ
パレーション調整手段とを含む音声多重回路部と、が、
同一基板上に形成されて内蔵され、前記チューナ部と前
記映像及び音声中間周波回路部との間が直結されている
と共に、前記映像及び音声中間周波回路部と前記音声多
重回路部との間が直結されていることを特徴とする。
【００１８】
【作用】上記の構成のこの発明によるテレビチューナユ
ニットによれば、従来、別回路ブロックとされていた音
声多重回路までも一つのシールドブロック筐体の中に収
められ、同一空間内に、これら回路が存在するため、温
度特性や電源条件が等しくなり、性能が安定化する。
ニットによれば、従来、別回路ブロックとされていた音
声多重回路までも一つのシールドブロック筐体の中に収
められ、同一空間内に、これら回路が存在するため、温
度特性や電源条件が等しくなり、性能が安定化する。
【００１９】また、ユニット内にチューナ部、中間周波
回路部、音声多重回路部が存在するので、このユニット
についての調整段階で、音声多重回路部におけるフィル
タ調整やセパレーション調整も行うことができ、音声多
重回路部の入力レベルが変わることはないので、調整も
一回で済むことになる。
回路部、音声多重回路部が存在するので、このユニット
についての調整段階で、音声多重回路部におけるフィル
タ調整やセパレーション調整も行うことができ、音声多
重回路部の入力レベルが変わることはないので、調整も
一回で済むことになる。
【００２０】
【実施例】以下、この発明によるテレビチューナユニッ
トの一実施例を、図を参照しながら説明する。
トの一実施例を、図を参照しながら説明する。
【００２１】図１は、この例のテレビチューナユニット
の構成を示す図である。図１において、１００はこの例
のテレビチューナユニットのシールドブロック筐体であ
り、この筐体１００の内部に、前述の図３に示したテレ
ビチューナ１、映像及び音声中間周波回路３、音声多重
回路５の各回路ブロックが内蔵されて構成される。
の構成を示す図である。図１において、１００はこの例
のテレビチューナユニットのシールドブロック筐体であ
り、この筐体１００の内部に、前述の図３に示したテレ
ビチューナ１、映像及び音声中間周波回路３、音声多重
回路５の各回路ブロックが内蔵されて構成される。
【００２２】すなわち、図１において、１０１はテレビ
チューナ部で、これは高周波回路とミキサ回路とを含
む。また、１０２は映像及び音声中間周波回路部で、映
像中間周波増幅回路、映像検波回路、音声検波回路、音
声中間周波増幅回路及びＦＭ復調回路を含んでいる。さ
らに、１０３は音声多重回路部である。
チューナ部で、これは高周波回路とミキサ回路とを含
む。また、１０２は映像及び音声中間周波回路部で、映
像中間周波増幅回路、映像検波回路、音声検波回路、音
声中間周波増幅回路及びＦＭ復調回路を含んでいる。さ
らに、１０３は音声多重回路部である。
【００２３】この例の場合、これら各回路部１０１、１
０２、１０３は、同一の基板１０４上に形成されてい
る。なお、１０５はアンテナにて受信されたＲＦ信号の
入力端子である。
０２、１０３は、同一の基板１０４上に形成されてい
る。なお、１０５はアンテナにて受信されたＲＦ信号の
入力端子である。
【００２４】そして、チューナ部１０１と中間周波回路
部１０２との間、及び、中間周波回路部１０２と音声多
重回路部１０３との間は、それぞれ直結されている。同
様に、チューナ部１０１と中間周波回路部１０２の入出
力も、この例の場合、直結されている。
部１０２との間、及び、中間周波回路部１０２と音声多
重回路部１０３との間は、それぞれ直結されている。同
様に、チューナ部１０１と中間周波回路部１０２の入出
力も、この例の場合、直結されている。
【００２５】ユニットの筐体１００から導出された端子
２１は、チューナ部１０１から導出されており、図３に
示した選局コントロール回路（ＣＰＵ）２との接続のた
めの端子である。また、筐体１００から導出された端子
２２は、映像及び音声中間周波回路部１０２から導出さ
れており、これは、図３において、選局コントロール回
路部２との接続用及び映像処理回路４との接続用であ
る。
２１は、チューナ部１０１から導出されており、図３に
示した選局コントロール回路（ＣＰＵ）２との接続のた
めの端子である。また、筐体１００から導出された端子
２２は、映像及び音声中間周波回路部１０２から導出さ
れており、これは、図３において、選局コントロール回
路部２との接続用及び映像処理回路４との接続用であ
る。
【００２６】さらに、筐体１００から導出された端子２
３は、音声多重回路部１０３から導出されており、これ
は図３における音声処理回路６、その他の回路との接続
用の端子である。
３は、音声多重回路部１０３から導出されており、これ
は図３における音声処理回路６、その他の回路との接続
用の端子である。
【００２７】端子２３の一例を示すと、ａはステレオイ
ンジケータ表示端子、ｂはＳＡＰのインジケータ表示端
子、ｃ及びｄは左及び右チャンネルのステレオ音声信号
出力端子及び音声切り換えによるＳＡＰの出力端子、ｅ
は音声多重出力モード切換端子、ｆはミューティング端
子である。
ンジケータ表示端子、ｂはＳＡＰのインジケータ表示端
子、ｃ及びｄは左及び右チャンネルのステレオ音声信号
出力端子及び音声切り換えによるＳＡＰの出力端子、ｅ
は音声多重出力モード切換端子、ｆはミューティング端
子である。
【００２８】音声多重回路に関する端子２３の存在は、
テレビチューナユニットとして、音声多重のインジケー
タ表示端子や、音声多重出力切り換え端子を備えている
ことを意味し、このテレビチューナユニットを、ＶＴＲ
やその他のテレビチューナ内蔵映像機器のチューナユニ
ットとして使用すれば、音声多重対応の受信部を当該映
像機器に容易に備えさせることができる。
テレビチューナユニットとして、音声多重のインジケー
タ表示端子や、音声多重出力切り換え端子を備えている
ことを意味し、このテレビチューナユニットを、ＶＴＲ
やその他のテレビチューナ内蔵映像機器のチューナユニ
ットとして使用すれば、音声多重対応の受信部を当該映
像機器に容易に備えさせることができる。
【００２９】この場合に、端子２３の内の必要な端子
を、テレビチューナユニットを制御するマイコンの入出
力として接続することが可能になり、音声多重回路に対
する制御信号も、テレビチューナユニットに対するマイ
コンからの制御信号として取り扱うことができ、音声多
重回路のモード制御やその他の制御も容易になるもので
ある。
を、テレビチューナユニットを制御するマイコンの入出
力として接続することが可能になり、音声多重回路に対
する制御信号も、テレビチューナユニットに対するマイ
コンからの制御信号として取り扱うことができ、音声多
重回路のモード制御やその他の制御も容易になるもので
ある。
【００３０】そして、このようにテレビチューナユニッ
トとしてのシールドブロック筐体１００内に、音声多重
回路部１０３をも内蔵して一体化したことによって、調
整は各回路部ごとに行なった場合に比べて、テレビチュ
ーナユニットとしての一回で良く、調整作業が非常に楽
になるものである。
トとしてのシールドブロック筐体１００内に、音声多重
回路部１０３をも内蔵して一体化したことによって、調
整は各回路部ごとに行なった場合に比べて、テレビチュ
ーナユニットとしての一回で良く、調整作業が非常に楽
になるものである。
【００３１】また、各回路部１０１、１０２、１０３が
共通の筐体１００に収納され、ユニット化されるため、
温度特性や、電源の条件も等しくなり、性能が安定し、
不良率が低下するものである。
共通の筐体１００に収納され、ユニット化されるため、
温度特性や、電源の条件も等しくなり、性能が安定し、
不良率が低下するものである。
【００３２】しかも、この場合には、テレビチューナユ
ニットとして、音声多重デコーダ機能を含むため、音声
多重のコントロール、モード表示、ステレオあるいはセ
カンドオーディオプログラムの出力が、テレビチューナ
ユニットから得ることができるため、音声多重放送対応
の受信装置を容易に構成することができるなど、テレビ
チューナユニットとしての使い勝手がよくなるというメ
リットがある。
ニットとして、音声多重デコーダ機能を含むため、音声
多重のコントロール、モード表示、ステレオあるいはセ
カンドオーディオプログラムの出力が、テレビチューナ
ユニットから得ることができるため、音声多重放送対応
の受信装置を容易に構成することができるなど、テレビ
チューナユニットとしての使い勝手がよくなるというメ
リットがある。
【００３３】図２は、この発明によるテレビチューナユ
ニットの他の例である。この例においては、チューナ部
１０１、映像及び音声中間周波回路部１０２、音声多重
回路部１０３は、それぞれ別個の基板１１１、１１２、
１１３に形成されている。そして、チューナ部１０１と
中間周波回路部１０２との間、及び、中間周波回路部１
０２と音声多重回路部１０３との間は、コネクタ１２１
及び１２２によって直結されている。
ニットの他の例である。この例においては、チューナ部
１０１、映像及び音声中間周波回路部１０２、音声多重
回路部１０３は、それぞれ別個の基板１１１、１１２、
１１３に形成されている。そして、チューナ部１０１と
中間周波回路部１０２との間、及び、中間周波回路部１
０２と音声多重回路部１０３との間は、コネクタ１２１
及び１２２によって直結されている。
【００３４】このように、各回路部１０１、１０２、１
０３を別基板にし、コネクタ１２１、１２２で結合する
ような構造にしたことによって、テレビチューナユニッ
トの汎用性を大きくすることができる。すなわち、例え
ば、日本向けのテレビチューナユニット、米国向け音声
多重方式用のチューナユニット、独国の音声多重方式な
ど、種々の音声多重方式に対応するテレビチューナユニ
ットを、各回路部を適当なものに、適宜、置き換えるこ
とによって簡単に構成することができるものである。
０３を別基板にし、コネクタ１２１、１２２で結合する
ような構造にしたことによって、テレビチューナユニッ
トの汎用性を大きくすることができる。すなわち、例え
ば、日本向けのテレビチューナユニット、米国向け音声
多重方式用のチューナユニット、独国の音声多重方式な
ど、種々の音声多重方式に対応するテレビチューナユニ
ットを、各回路部を適当なものに、適宜、置き換えるこ
とによって簡単に構成することができるものである。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、単一のシールドブロック筐体の内部に、従来、別個
の回路ブロックとして存在していたチューナ部、中間周
波回路部及び音声多重回路部が内蔵されたことにより、
これら回路部が、同一環境内に存在するようにされるた
め、調整が一回で済むとともに、温度特性や、電源条件
が一定になるため性能が安定し、量産工程の合理化、不
良率低下に寄与する。
ば、単一のシールドブロック筐体の内部に、従来、別個
の回路ブロックとして存在していたチューナ部、中間周
波回路部及び音声多重回路部が内蔵されたことにより、
これら回路部が、同一環境内に存在するようにされるた
め、調整が一回で済むとともに、温度特性や、電源条件
が一定になるため性能が安定し、量産工程の合理化、不
良率低下に寄与する。
【００３６】また、テレビチューナユニットとして、音
声多重回路までをも有することになるので、テレビチュ
ーナユニット単独で、ステレオ出力表示用インジケータ
動作切換が実行でき、また、音声多重モード切り換えな
ども行うことが可能になるというメリットがある。
声多重回路までをも有することになるので、テレビチュ
ーナユニット単独で、ステレオ出力表示用インジケータ
動作切換が実行でき、また、音声多重モード切り換えな
ども行うことが可能になるというメリットがある。
【図１】この発明によるテレビチューナユニットの一実
施例のブロック図である。
施例のブロック図である。
【図２】この発明によるテレビチューナユニットの他の
実施例のブロック図である。
実施例のブロック図である。
【図３】テレビジョン受像機の構成例のブロック図であ
る。
る。
【図４】音声多重回路の調整を説明するための図であ
る。
る。
１００ シールドブロック筐体 １０１ チューナ部 １０２ 映像及び音声中間周波回路部 １０３ 音声多重回路部 １０５ 共通基板 １１１〜１１３ 基板 １２１、１２２ コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 1/26 H04B 1/08 H04N 5/38 - 5/46
Claims (1)
- 【請求項１】単一のシールドブロック筐体の中に、 高周波回路と、ミキサ回路とを含むチューナ部と、 映像中間周波増幅回路と、映像検波回路及び音声検波回
路と、音声中間周波増幅回路と、ＦＭ復調回路とを含む
映像及び音声中間周波回路部と、 入力レベル調整手段と、主音声信号と副音声信号とを分
離するためのフィルタ特性調整を行なうフィルタ特性調
整手段と、左右チャンネルのステレオ音声信号及び２カ
国語多重放送の主音声信号、副音声信号のセパレーショ
ン調整を行なうセパレーション調整手段とを含む音声多
重回路部と、 が、同一基板上に形成されて内蔵され、 前記チューナ部と前記映像及び音声中間周波回路部との
間が直結されていると共に、前記映像及び音声中間周波
回路部と前記音声多重回路部との間が直結されているこ
とを特徴とするテレビチューナユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14427593A JP3225983B2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | テレビチューナユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14427593A JP3225983B2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | テレビチューナユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06334554A JPH06334554A (ja) | 1994-12-02 |
| JP3225983B2 true JP3225983B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=15358304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14427593A Expired - Lifetime JP3225983B2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | テレビチューナユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3225983B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004519922A (ja) * | 2001-03-08 | 2004-07-02 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | Ｔｖ受像機用のインターフェースモジュール |
| DE60233106D1 (de) | 2001-12-19 | 2009-09-10 | Alps Electric Co Ltd | Fernsehtunereinheit |
| JP2006229447A (ja) | 2005-02-16 | 2006-08-31 | Alps Electric Co Ltd | テレビ受信チューナ |
-
1993
- 1993-05-24 JP JP14427593A patent/JP3225983B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06334554A (ja) | 1994-12-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7212253B1 (en) | Home entertainment system audio handling | |
| JPH06303541A (ja) | テレビジョン受像機 | |
| US4750206A (en) | Adapter for TV stereo, SAP and auxiliary signals | |
| JP3431959B2 (ja) | オーディオ信号処理装置 | |
| JP3225983B2 (ja) | テレビチューナユニット | |
| JPH0457277A (ja) | 音量制御回路 | |
| JPS5841032B2 (ja) | 音声多重受信装置 | |
| KR100313856B1 (ko) | 디지털/아날로그방송겸용오디오신호처리장치 | |
| JP2594740B2 (ja) | 受信装置 | |
| EP1471771A2 (en) | Audio reproduction apparatus and video receiving apparatus | |
| KR100346193B1 (ko) | 미주향 오디오/비디오형 텔레비젼 수신기에서 전면 모노 오디오/비디오 잭을 이용한 스테레오 사운드 구현장치 및 방법 | |
| JPH0795494A (ja) | テレビジョン受像機 | |
| JP2676728B2 (ja) | テレビジヨン受像機 | |
| JPH0138783Y2 (ja) | ||
| KR910009003Y1 (ko) | 다수의 av기기 입출력 제어회로 | |
| JPH0983905A (ja) | 音声多重放送信号処理装置 | |
| JP2993067B2 (ja) | データ伝送装置、データ伝送方法及びテレビジョン信号受信装置 | |
| KR19980018127U (ko) | 오디오 무선 스피커 장치 | |
| JPH05236389A (ja) | Ｔｖ受像機 | |
| JPS6292682A (ja) | テレビジヨン音声信号受信機 | |
| KR19980041420A (ko) | 음성다중 텔레비전 수상기의 듀얼모드시 음량 제어방법 | |
| JPH0683406B2 (ja) | テレビジヨン受像機 | |
| JPS5951675A (ja) | 音声多重受信装置 | |
| JPS59146276A (ja) | 音声多重受信機の録音用出力装置 | |
| JPS62193468A (ja) | 受信周波数の表示装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090831 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130831 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |