JP3225743B2 - 温水洗浄便座装置 - Google Patents

温水洗浄便座装置

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JP3225743B2 JP15092194A JP15092194A JP3225743B2 JP 3225743 B2 JP3225743 B2 JP 3225743B2 JP 15092194 A JP15092194 A JP 15092194A JP 15092194 A JP15092194 A JP 15092194A JP 3225743 B2 JP3225743 B2 JP 3225743B2
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尚保 片山
博昭 石本
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャン方式でスイッ
チオンを検出する操作入力部を備えた温水洗浄便座装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスキャン方式でスイッチオンを検
出する操作入力部は図6に示すように、直流電源1を電
源とするマイコン2の出力と、マイコン2の入力に接続
した信号検出部3の間にマトリクス構成にスイッチ4、
5、6、7を接続した構成となっており、その動作は、
図7に示すように、出力1、出力2は交互にHiを出力
している。そして、例えば、スイッチ4が押されるとト
ランジスタ8がオンして入力1へは出力1がHiのタイ
ミングの時だけLoが入力され、マイコン2はスイッチ
4が押された事を認識して次の処理を実行できる。同様
に、スイッチ5が押されたときはトランジスタ9がオン
して入力2へ出力1がHiのタイミングの時だけLoが
入力され、また、スイッチ6、7が押されたときは出力
2がHiのタイミングの時だけ、それぞれの入力がLo
となる。このようにしてどのスイッチが押されたかを認
識するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、トイレの湿気の多い環境に設置され、ま
た、掃除の時など水のかかる恐れのある温水洗浄便座装
置に使用するとスイッチ4等のプリントベースのランド
間に結露が発生し、結露が発生すると一般的には100
KΩ程度までインピーダンスが低下することが知られて
いる。従って、スイッチ4の両端に破線で示す100K
Ω程度の抵抗10ができてしまい、この結露で発生した
抵抗10によってトランジスタ8にベース電流が流れト
ランジスタ8がオンしてしまい、入力1にはLoが入力
されスイッチ4が押されていないのにもかかわらず押さ
れたとマイコン2が認識する誤動作が発生する。このた
め、従来はプリントベースを樹脂でコーティングする対
策を実施していたが、この方法では材料コスト、工数コ
ストが高くなってしまうものであった。
【0004】本発明はかかる従来の欠点を解消するもの
で、結露対策のためにプリントベースを樹脂でコーティ
ングする必要のない、スキャン方式でスイッチオンを検
出する操作入力部を備えた温水洗浄便座装置を得ること
を第一の目的としている。
【0005】第二の目的は定数設計しやすく、ばらつき
保証範囲の広い、スキャン方式でスイッチオンを検出す
る操作入力部を備えた温水洗浄便座装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第一の目的
を達成するために本発明は、スキャン方式でスイッチオ
ンを検出する操作入力部を、マイコンの出力部とマイコ
ンの入力に接続した信号検出部の間に、マトリクス構成
に接続したスイッチと定電圧ダイオードとの直列回路を
接続した構成としたものである。
【0007】また第二の目的を達成するために本発明
は、スキャン方式でスイッチオンを検出する操作入力部
を、マトリクス構成に接続したスイッチをマイコンの出
力部に、定電圧ダイオードをスイッチとマイコンの入力
に接続した信号検出部に直列接続し、直流電源の−側
と、スイッチと定電圧ダイオードの接続点とに抵抗を接
続した構成としたものである。
【0008】
【作用】本発明は、上記構成により、操作入力部のスイ
ッチ両端間に結露による抵抗が発生しても、信号検出部
に入力される電圧は直流電源の電圧から定電圧ダイオー
ドのツェナー電圧を差し引いた電圧となり、さらに、信
号検出部のトランジスタのベース電圧は結露による抵抗
と信号検出部の抵抗分の分割から決まり、この値が信号
検出部のトランジスタの不動作電圧以下となり、信号検
出部のトランジスタの出力をHiのままとすることがで
きるものである。
【0009】また、スイッチをマイコンの出力部に、定
電圧ダイオードをスイッチと信号検出部に直列接続し、
直流電源の−側と、スイッチと定電圧ダイオードの接続
点とに抵抗を接続することにより、定電圧ダイオードの
ツェナー電圧を、結露時に直流電源の−側とスイッチと
定電圧ダイオードの接続点とに接続した抵抗に発生する
電圧値より高く設定するだけで、信号検出部に入力され
る電圧が信号検出部のトランジスタの不動作電圧以下と
なり、信号検出部のトランジスタの出力をHiのままと
することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0011】図4において、Aはスキャン方式でスイッ
チオンを検出する操作入力部、Bは人体局部の洗浄や乾
燥、おしりの暖房等を行う負荷部、Cは操作入力部Aの
信号で負荷部Bを駆動する制御部である。図2は図4の
操作入力部Aの回路構成図で、11は直流電源、12は
マイコン、13は信号検出部でトランジスタ14、1
5、ベース電流制限の抵抗16、17、ベースとエミッ
タ間の抵抗18、19、それからプルアップの抵抗20
a、20bで構成しマイコン12の入力に接続する。2
1、22、23、24はマトリクス構成に接続したスイ
ッチ、25、26は定電圧ダイオードである。マトリク
ス構成に接続したスイッチ21、22、23、24と定
電圧ダイオード25、26はマイコン12の出力部と信
号検出部13の間に直列回路として接続する。
【0012】次に、この一実施例の構成における動作を
図3で説明する。先ずマイコン12の出力部からは出力
1と出力2が交互にHiとなる信号を出力している。そ
して、どのスイッチも押されていないときは信号検出部
13のトランジスタ14、15はオフであり、従ってマ
イコン12へは常にHiが入力されている。次にスイッ
チ21が押されたときを例に説明すると、スイッチ21
が押されるとマイコン12の出力1がHiタイミングの
とき定電圧ダイオード25、抵抗16を介してトランジ
スタ14へベース電流が流れ、トランジスタ14がオン
してマイコン12の入力1にLo信号が入力される。こ
のように、出力1がHiのタイミングにおいて入力1が
Lo信号ならばスイッチ21が押されたことをマイコン
12が認識して次の処理を実行することになる。他のス
イッチについても同様の動作である。
【0013】次にスイッチ21の両端が結露し、破線で
示すように100KΩの結露抵抗27が発生したときの
動作を説明する。出力1がHiのときスイッチ21が押
されていなくても結露抵抗27によって電流が流れるこ
とになるが、信号検出部13のトランジスタ14のベー
ス電圧は直流電源11の電圧から、定電圧ダイオード2
5のツェナー電圧を差し引いた電圧を、さらに、結露抵
抗27と抵抗16と抵抗18で分割した電圧となり、定
電圧ダイオード25がない従来と比較すると、定電圧ダ
イオード25のツェナー電圧が差し引かれることによっ
て、トランジスタ14のベース電圧を低くすることがで
き、トランジスタ14がオンしないベース電圧となって
マイコン12の誤認識を防止できる。
【0014】図1はスイッチをマイコンの出力部に、定
電圧ダイオードをスイッチと信号検出部に直列接続し、
直流電源の−側と、スイッチと定電圧ダイオードの接続
点とに抵抗を接続した本発明の一実施例を示すものでそ
の動作を説明する。尚、図2と同一部品には同一番号を
付与し、従って、その動作も非結露時は同じである。
【0015】図1において、28、29はスイッチ2
1、23、及び、スイッチ22、24と定電圧ダイオー
ド25、及び、定電圧ダイオード26の接続点から、直
流電源11の−側に接続した抵抗である。
【0016】次にスイッチ21結露時の動作を説明す
る。定電圧ダイオード25のツェナー電圧の設定を直流
電源11を基に結露抵抗27と抵抗28の分割で決まる
電圧V1より大きい値に設定しておくと、結露しても定
電圧ダイオード25に電流が流れなくなり、従って、ト
ランジスタ14にもベース電流が流れずトランジスタ1
4はオフのままで誤認識しないものである。ここでは、
定電圧ダイオード25のツェナー電圧の設定を直流電源
11を基に結露抵抗27と抵抗28の分割で決まる電圧
V1より大きい値に設定して説明したが、定電圧ダイオ
ード25のツェナー電圧の設定をV1より小さくして
も、抵抗28によって図2の一実施例に比較すると定電
圧ダイオード25のカソード側の電圧V1は低くなるの
で定数設計の難易度はやさしくなり設計の幅が広がるも
のである。
【0017】尚、図2、及び、図1においては、マイコ
ン12の出力部の出力1、2から直接マトリクス構成の
スイッチ21、22、23、24を接続したが、図5の
ように出力1、2で、抵抗30、31を介して直流電源
11と異なる電圧値の直流電源32に接続したトランジ
スタ33、34を駆動する出力部35の回路であっても
出力1、2の信号モードを反転すれば図2、及び、図1
と同様の動作、効果が得られるものである。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、マイコンの出力
部とマイコンの入力に接続した信号検出部の間にマトリ
クス構成に接続したスイッチと定電圧ダイオードとの直
列回路を接続したものであるので、スイッチの両端間に
結露が発生しても定電圧ダイオードによって信号検出部
がオンしなくなりマイコンの誤認識を防止でき、プリン
トベースに樹脂コーティング等の特殊な処理をしなくて
もよくなり、よって材料コスト、工数コストが安くなり
安価な温水洗浄便座装置を提供することができるもので
ある。
【0019】また本発明は、スイッチをマイコンの出力
部に、定電圧ダイオードをスイッチとマイコンの入力に
接続した信号検出部に直列接続し、直流電源の−側と、
スイッチと定電圧ダイオードの接続点とに抵抗を接続し
たものであるので、定電圧ダイオードのツェナー電圧の
設定を、結露時に直流電源の−側とスイッチと定電圧ダ
イオードの接続点とに接続した抵抗に発生する電圧値よ
り高く設定するだけで、信号検出部のトランジスタhF
Eばらつき、抵抗ばらつき等を考慮しなくても信号検出
部に入力される電圧が信号検出部のトランジスタの不動
作電圧以下となりマイコンの結露時の誤認識を防止でき
るようになり非常に定数設計のしやすい回路を得ること
ができるものである。当然、プリントベースへの樹脂コ
ーティング等の特殊な処理は不必要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の温水洗浄便座の操作入力部
回路構成図
【図2】同温水洗浄便座の操作入力部回路構成図
【図3】同温水洗浄便座の操作入力部動作説明図
【図4】同温水洗浄便座の構成図
【図5】(a)本発明の他の実施例の温水洗浄便座の操
作入力部回路構成図 (b)同動作説明図
【図6】従来の温水洗浄便座の操作入力部回路構成図
【図7】従来の温水洗浄便座の操作入力部動作説明図
【符号の説明】
A 操作入力部 B 負荷部 C 制御部 11 直流電源 12 マイコン 13 信号検出部 21 スイッチ 22 スイッチ 23 スイッチ 24 スイッチ 25 定電圧ダイオード 26 定電圧ダイオード 27 結露抵抗 28 抵抗 29 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−13138(JP,A) 特公 平4−1818(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキャン方式でスイッチオンを検出する操
    作入力部と、人体局部の洗浄や乾燥、おしりの暖房等を
    行う負荷部と、前記操作入力部の信号で前記負荷部を駆
    動する制御部とを備え、前記操作入力部は、直流電源
    と、前記直流電源を電源とするマイコンと、前記マイコ
    ンの入力に接続した信号検出部と、前記マイコンの出力
    部と前記信号検出部の間にマトリクス構成に接続したス
    イッチと定電圧ダイオードとの直列回路を接続した温水
    洗浄便座装置。
  2. 【請求項2】スキャン方式でスイッチオンを検出する操
    作入力部と、人体局部の洗浄や乾燥、おしりの暖房等を
    行う負荷部と、前記操作入力部の信号で前記負荷部を駆
    動する制御部とを備え、前記操作入力部は、直流電源
    と、前記直流電源を電源とするマイコンと、前記マイコ
    ンの入力に接続した信号検出部と、前記マイコンの出力
    部に接続したマトリクス構成のスイッチと、前記信号検
    出部と前記スイッチに直列接続した定電圧ダイオード
    と、前記直流電源の−側と、前記スイッチと前記定電圧
    ダイオードの接続点とに抵抗を接続した温水洗浄便座装
    置。
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