JP3225128U - 尿飛散漏れ防止洋便器 - Google Patents

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一男 金木
一男 金木
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株式会社丸金
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Abstract

【課題】男性が洋便器に座って放尿した際の尿の放出漏れを防止する尿飛散漏れ防止洋便器を提供する。【解決手段】洋便器は、洋便器の便座20の前端部分に着脱可能に固定される固定部10と、固定部から上方に突出しかつボウル部21に対して凹面を有する尿受部11と、尿受部からボウル内部に向けて延設された尿戻流路部12とで構成されている。【選択図】図3

Description

本考案は、男性が洋便器に座って用便中に放尿した際の尿の飛び出し、飛散漏れを防止する機能を備えた洋便器に関する。
次の特許文献には洋便器用の汚れ防止部付便座が記載されている。そしてその汚れ防止部は便座前縁の座面よりも低い部分をカバーする形状になっているので、ボウル部の前縁部が汚れていても用便時に人がその汚れに接触することがなくなる。
実開昭61−34997号公報
しかしながら、男性が洋便器に座って用便中に、尿意をもよおして放尿した際に手前側に飛び出した尿を受け止めるような構造になっていないので、用便中の放尿漏れによる汚れは防止対策ができていない。
これに対して、本考案はそのような放尿時における尿の手前側への飛び出し、飛散(尿の放出漏れ)を防止できるようにした洋便器を提供することを目的としている。
本考案による洋便器は、洋便器の便座前端部分の上方に突出しかつボウル部側に凹面を有する尿受部と、前記尿受部からボウル内部に向けて延設された尿戻流路部とを備えている。
本考案による洋便器によれば、便座の手前側に尿受部を設けているので、男性が座って用便しているときに放尿しても、尿受部が尿を受け止めてボウル部に戻すことができるので、尿の放出漏れによる汚れを防止できる。なお、男性だけでなく、女性の放尿時の漏れ飛散防止にも有効なことは言うまでもない。
また、便座に尿受部を突出させて一体形成し、便座の一部を尿戻流路部の底面となる溝部として形成した構造のものでは、便座に座ったときに、男性の性器の先端部が不用意に便座の一部に接触することがないので、衛生的で感染防止にも有益となる。
(a)は本考案の洋便器の全体斜視図、(b)は弁蓋が閉じられた状態を示す全体斜視図である。 尿飛散漏れ防止部の全体斜視図である。 尿受部の構造を示す縦断面図である。 尿飛散漏れ防止便器の他の実施形態の全体斜視図である。 図4の実施形態において尿受部の構造を示す縦断面図である。
以下、本考案の一実施形態を説明する。この便器Aは、 図1(a)、(b)及び図2に示すように、便座に尿飛散漏れ防止部を着脱可能に取り付けて構成したものである。
洋便器2の便座20の前端部分には、粘着テープなどで固定される固定部10と、固定部10から上方に突出しかつボウル部21側に凹面11aを有する尿受部11と、尿受部11からボウル内部に向けて延設された尿戻流路部12とを備えている。なお尿飛散漏れ防止部1の全体的な外観は滑らかなものとして洋便器22の使用者の身体の一部に接触したときに負傷させない形状、構造にするとよい。
尿飛散漏れ防止部1は、衛生的な環境を保持するため、芳香処理や抗菌コーティング処理をしていることが望ましい。また、このような尿飛散漏れ防止部は、男性だけでなく、女性の放尿時の漏れ飛散防止にも有効である。
尿飛散漏れ防止部1は、その全体が水に可溶な繊維質で形成された使い捨てタイプにしてあってもよい。この場合、器具を使用後にボウル部21に投入して用便と共に流すことができる。例えばそのような繊維質としてトイレットペーパーを厚紙化したもの等が考えられる。
また尿飛散漏れ防止部1は、その全体が塩ビやペット等の樹脂で形成されていてもよい。この場合、器具は適宜清掃する必要があるが、その清掃を容易にするために撥水性を持たせておくとよい。
また尿飛散漏れ防止部1は、固定部10が樹脂で形成され、かつ尿受部11と尿戻流路部12とが水に可溶な繊維質で形成されていてもよい。この場合、尿戻流路部12と一体化された尿受部11を固定部10に対して着脱容易にするとよい。このようにすれば尿飛散漏れ防止部1の位置決めが確実になり尿受部11の廃棄、交換が容易になる。
次いで図2を参照しながら尿飛散漏れ防止部1の構成をより詳細に説明する。
固定部10は便座20の前端部分に沿うような底面形状を有しており、例えば粘着テープ等によって便座20の前端部分上面に固定できるようになっている。なお固定部10には柔軟性を持たせて形状が微妙に異なる各種便座への固定を容易にするとよい。
尿受部11は、固定部10から上方に突出しかつボウル部21側に凹面11aを有するものであれば、特に細かい形状は限定されない。この例では、略1/4球体の外形状としてその球体の内面を凹面11aとしている。
尿戻流路部12は、尿受部11の凹面11aから連続させた溝形状の流路でありボウル部21の内部で終端されている。
尿受部11と尿戻流路部12とを前記のような構成としているので、図2において破線矢印で示すように、男性が洋便器2に座って用便する際に放尿しても、手前側に飛散してきた尿を尿受部11の凹面11aで受け止めて、尿戻流路部12を介してボウル部21に戻すことができる。
なお、洋便器2の蓋部22には、切欠23を設けてもよいし、設けなくてもよい。前者の構造では、蓋部22を閉じた場合に、尿飛散漏れ防止部1を蓋部22から突出させることになるが、後者の構造では、蓋部22は半閉じ状態になる。
以下、本考案の他の実施形態を説明する。この例の尿飛散漏れ防止洋便器Aは、図4及び図5に示すように、尿受部11が便座20と一体に形成されている点が特徴である。
すなわち便器Aは、尿受部11が便座20と一体に突出して形成され、便座20の一部を尿戻流路部12の底面となる溝部12aとして形成し、その溝部12aを便座20の座面よりも低くしている。
このような構造にすれば、放尿時に男性の性器が不用意に便座の一部に接触することがないので衛生的であり、感染防止にも有益となる。また、尿受部11、尿戻流路部12は適宜洗浄すればよい。
このような便座20と一体化された尿受部11を設ければ、男性が着座して用便する際に便座20の手前側座面に飛来してくる尿を受け止めてボウル部21に戻すことができるので、便座20の尿汚れが防止できる。
以上のような本考案による尿飛散漏れ防止洋便器は、子供や高齢者のいる家庭や施設等に特に好適である。
また、男性だけでなく、女性の放尿時の漏れ飛散防止にも有効なことはいうまでもない。
A 尿飛散漏れ防止洋便器
1 尿飛散防止部
10 固定部
11 尿受部
11a 凹面
12 尿戻流路部
20 便座
21 ボウル部

Claims (6)

  1. 便座の前端部から上方に突出しかつボウル部側に凹面を有する尿受部と、
    前記尿受部からボウル内部に向けて延設された尿戻流路部とを備えた尿飛散漏れ防止洋便器。
  2. 請求項1において、
    前記尿受部を前記便座に着脱可能に固定する固定部を更に備えている尿飛散漏れ防止洋便器。
  3. 請求項2において、
    前記尿受部、尿戻流路部、固定部は、水に可溶な繊維質で一体に形成されていることを特徴とする尿飛散漏れ防止洋便器。
  4. 請求項2において、
    前記尿受部、尿戻流路部、固定部は、樹脂で一体に形成されていることを特徴とする尿飛散漏れ防止洋便器。
  5. 請求項2において、
    前記尿受部、尿戻流路部は水に可溶な繊維質で形成され、かつ
    前記固定部は樹脂で形成されていることを特徴とする尿飛散漏れ防止洋便器。
  6. 請求項1において、
    前記尿受部は前記便座と一体になって突出して形成され、かつ
    前記尿戻流路部の底面は、便座の一部を切欠いた空間に通じた溝部になっていることを特徴とする尿飛散漏れ防止洋便器。
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