JP3224941B2 - ディジタルpid制御装置 - Google Patents

ディジタルpid制御装置

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JP3224941B2 JP12746694A JP12746694A JP3224941B2 JP 3224941 B2 JP3224941 B2 JP 3224941B2 JP 12746694 A JP12746694 A JP 12746694A JP 12746694 A JP12746694 A JP 12746694A JP 3224941 B2 JP3224941 B2 JP 3224941B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のプロセス計装制
御システム等に利用されるディジタルPID(P:比
例、I:積分、D:微分)制御装置に係わり、特に制御
演算周期の変化に応じて微分時間を修正するディジタル
PID制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PID制御装置は、制御の有史以来あら
ゆる産業分野で多用されており、もはや各産業分野の制
御装置にはPID制御装置無しには成り立たなくなって
きている。
【0003】従来,種々の制御方式が提案されており、
また時代の推移とともに制御演算もアナログ演算方式か
らディジタル演算方式に移行してきているが、今後とも
PID制御装置の王座は変わりそうにない。
【0004】PID制御の基本式は、偏差に比例する演
算を行う比例動作(P動作)と、偏差の積分に比例する
演算を行う積分動作(I動作)と、偏差の微分に比例す
る演算を行う微分動作(D動作)との和で表現され、伝
達関数の形で表すと(1)式のようになる。
【0005】 C(s) =MV(s) /E(s) =KP {1+(1/TI ・s)+ [(TD ・s)/(1+η・TD ・s)]} ……(1) 但し、C(s) :PIDの伝達関数,MV(s) :操作量,
E(s) :偏差,KP :比例ゲイン,TI :積分時間,T
D :微分時間,s:ラプラス演算子,1/η:微分ゲイ
ンである。
【0006】この(1)式を制御演算周期Δtごとのデ
ータを用いて速度形ディジタル演算式で表すと、(2)
式ないし(5)式のようになる。 ΔMVn=Kp{(en−en-1)+(Δt/TI)en+Δdn …(2) MVn=MVn-1+ΔMVn …(3) Δdn={TD/(Δt+η・TD)}(en−en-1) −Δt/(Δt+η・T D )}・dn-1 …(4) dn=dn-1+Δdn …(5) 上式においてMVn:現時点の操作量,MVn-1:前回の
制御演算周期時点の操作量,ΔMVn:前回から現時点
までの操作量の変化分,en:現時点の偏差の大きさ,
en-1:前回の制御演算周期時点の偏差の大きさ,d
n:現時点の微分動作出力,dn-1:前回の制御演算周
期時点までの微分の変化分,Δdn:前回から現時点ま
での微分動作出力の変化分である。また、実効微分ゲイ
ンをβとすると、 β=TD/(Δt+η・TD)となる。
【0007】図4は前記(2)式〜(5)式を用いた従
来のディジタルPID制御装置の構成を示す図である。
この制御装置は、目標値SVn および制御量PVn を偏
差演算手段51に導き、ここで(SVn −PVn )なる
演算を行って偏差en を求めた後、当該偏差en を速度
形比例制御手段52、速度形積分制御手段53および速
度形微分制御手段54に印加する。この速度形比例制御
手段52では△Pn =(en −en-1 )なる演算を実行
し、速度形積分制御手段53では△In =(△t/T
I )en なる演算を実行し、また速度形微分制御手段5
4では前記(4)式の演算を実行して△dn を求めると
ともに、これら演算結果を加算手段55により加算合成
して比例ゲイン手段56に導く。
【0008】この比例ゲイン手段56では、加算合成出
力に比例ゲインKP を乗ずることにより、 △MVn =KP (△Pn +△In +△dn ) ……(6) なる速度形制御信号を求めて速度形/位置形信号変換手
段57に印加し、ここで前記(3)式の演算を行って位
置形信号に変換した後、制御対象58に印加する。そし
て、制御量検出手段59によって制御対象58の制御量
PVn を検出し、前記偏差演算手段51に導入する。従
って、この制御装置は、制御量検出手段59によって検
出される制御量PVn と目標値SVn とが等しくなるよ
うに,つまり偏差en =SVn −PVn が零となるよう
に制御する。
【0009】ところで、PID制御演算においては、ア
ナログ演算方式が連続的であるのに対し、ディジタル演
算方式では不連続データを用いて一定時間間隔ごとにP
ID演算を行うものである。その結果、PID制御演算
は、不連続演算の影響を受け易いが、その中でも最も影
響を受けるのが急峻な変化を取り扱う微分制御演算であ
る。
【0010】そこで、微分制御演算は、前記(4)式お
よび(5)式の演算を実行するが、このとき微分動作出
力dn が制御演算周期△tの大きさによってどのような
影響を受けるかを考えてみる。
【0011】このアナログ演算方式の場合の微分ゲイン
A ,つまり偏差の単位ステップ信号が入力されたとき
の微分制御演算の出力の大きさは、前記(1)式の微分
項から、
【0012】
【数1】 となる。
【0013】一方、ディジタル演算方式の場合の微分ゲ
インKD は、前記(4)式のβが相当するものであっ
て、 KD =TD /(△t+η・TD ) ……(8) となる。
【0014】この(8)式においてアナログ演算方式で
は△t=0となるので、前記(7)式と同じ値となる。
一方、ディジタル演算方式では△t≠0となるので、制
御演算周期△tの影響を受けることになる。
【0015】そこで、具体的な事例を上げて、どの程度
の影響を受けるかについて検討してみる。今、伝達関数
G(s) ={1/(1+5s)}e-2s をもつ制御対象モ
デルをPID制御する場合、△t=0.01sec でPI
Dパラメータの最適値を求めると、比例ゲインKP
3.04,積分時間TI =3.24sec ,微分時間TD
=0.863sec となる。ηは一般的にη=0.1が用
いられる。
【0016】ところで、微分演算は、前記(4)式から
みると明らかなように、制御演算周期△tと微分時間T
D との関係によって大きな影響を受ける。因みに、図5
は制御演算周期△tの大きさによって制御応答がどのよ
うに変化するかの制御応答の制御演算周期依存度を表す
図である。また、図6は各制御演算周期における下記式
に基づく制御性評価関数ITAE(Integral of Tim
e multiplied Absolute value of Error)を示す図
である。
【0017】
【数2】
【0018】図6から言えることは、前記(4)式の微
分動作を理論通りに演算しても、制御演算周期△tが大
きくなると、ITAEが大きくなって徐々に制御性が悪
化する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従って、以上のような
ディジタルPID制御装置においては、制御演算周期△
tの大きさによって微分動作が大きく影響を受け、制御
応答が大きく異なってくる。その結果、従来のディジタ
ルPID制御装置では、次のような問題点をもってい
る。 (1) アナログ式調節計や制御演算周期△tの異なる
ディジタル制御装置をリプレースするとき、PIDパラ
メータをそのまま適用設定できず、微分時間を再チュー
ニングする必要がある。 (2) 微分時間については、PIDパラメータ調整時
にジーグラ ニコルス法やCHR法(実戦ディジタル制
御技術,発行所 工業技術社,広井和男著,1992年
10月1日発行)などの一般調整公式が適用できないこ
とから、個々に試行錯誤を繰り返しながらPIDパラメ
ータの調整作業を行っており、非常に時間がかかるだけ
でなく、その調整作業の間プラントをムダに運転し、経
済的な損失が大きくなる。 (3) シミュレーションなどもディジタルPID制御
装置の制御演算周期△tを一致させた場合の結果でない
と利用できない。
【0020】従って、以上のような種々の問題点をもっ
ていることから、従来のディジタルPID制御装置では
微分動作機能を備えているにも拘らず、実際上,微分動
作を使用しないのが現状である。
【0021】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、制御装置の制御演算に合った微分時間に修正し、制
御性の向上を図るディジタルPID制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0022】また、本発明の他の目的は、制御演算周期
の変化に応じて簡単に最適な微分時間を求めて微分動作
に適用可能とするディジタルPID制御装置を提供する
ことにある。
【0023】
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1 に対応する発明は、制御対象からの制御量
と当該制御量の目標値との偏差に対してディジタルPI
制御演算を実行し、また前記偏差または前記制御量に対
して制御演算周期および微分時間を用いてディジタルD
制御演算を実行し、これら演算出力を合成し操作信号と
して前記制御対象に印加するディジタルPID制御装置
において、制御演算周期Δt0で調整された微分時間T
D0を制御演算周期Δtのディジタル制御演算に適用する
場合、シミュレーションおよび微分ゲイン式から得られ
る下記の演算式によって微分時間を求めて前記ディジタ
ルD制御演算に適用するディジタルPID制御装置であ
る。 TD={1+k(Δt0−Δt)/TD0 }・TD0 但し、kは係数(0<k≦0.1)である。
【0025】
【0026】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は、以上のよ
うな手段を講じたことにより、制御演算周期Δt0で調
整された微分時間TD0を制御演算周期Δtのディジタル
制御演算に適用する場合、シミュレーションおよび微分
ゲイン式から得られる演算式によって微分時間を求める
ので、再チューニングせずに容易に最適な微分時間を用
いてディジタル制御演算,微分動作を実行できる。
【0027】
【実施例】以下、本発明装置の一実施例について図1を
参照して説明する。同図において1は目標値SVn と制
御量PVn との偏差を求める偏差演算手段であって、こ
の偏差演算手段1で得られる偏差en は速度形比例制御
手段2、速度形積分制御手段3および速度形微分制御手
段4に導入される。
【0028】この速度形比例制御手段2では、現時点の
偏差の大きさen と前回の制御演算周期時点の偏差の大
きさen-1 とを用い、 △Pn =en −en-1 ……(10) なる演算を実行し、比例演算出力△Pn を求める。ま
た、速度形積分制御手段3では、制御演算周期△t、積
分時間TI および偏差en に基づいて、 △TI =(△t/TI )en ……(11) なる演算を実行し、積分演算出力△TI を求める。さら
に、速度形微分制御手段4では、前記(4)式に示すよ
うに微分時間TD 、制御演算周期△t、微分ゲイン1/
η、前回の制御演算周期時点の微分の変化分dn-1 とす
ると、 △dn ={TD /(△t+η・TD )}(en −en-1 ) −{△t/(△t+η・TD )}dn-1 ……(12) なる演算を実行し、微分分演算出力△dn を求める。
【0029】これら制御手段2〜4で求めた各演算出力
△Pn ,△TI ,△dn は、それぞれ加算手段5に導入
され、ここで、 △Pn +△TI +△dn ……(13) なる演算を行って加算合成値を求めた後、比例ゲイン手
段6に導き、加算合成値と比例ゲインKP とに基づい
て、 △MVn =KP (△Pn +△TI +△dn ) ……(14) なる演算を行って速度形制御信号△MVn を求める。そ
して、この速度形制御信号△MVn を速度形/位置形信
号変換手段7に導入し、ここで MVn =MVn-1 +△MVn ……(15) なる演算を行って位置形信号に変換し、この位置形信号
を用いて制御対象を制御する構成である。9は制御対象
8の制御量PVn を検出する制御量検出手段である。
【0030】さらに、この制御装置には制御演算周期に
対して最適に調整された微分時間を設定した後、制御演
算周期を変化させるとき、当該制御演算周期に適する微
分時間を自動的に決定し、速度形微分制御手段4の用に
供する修正微分時間演算手段11が設けられている。
【0031】すなわち、この修正微分時間演算手段11
は、先にディジタルPID制御装置が制御演算周期△t
0 によって最適調整された微分時間TD0で微分動作を行
っているが、制御演算周期△tで作動するようにしたと
き、当該制御演算周期△tに適する微分時間TD を求め
るが、この微分時間TD を演算するにあたってはシミュ
レーション結果と前記(4)式,(5)式の微分ゲイン
式とから修正微分時間演算式を決定し、修正微分時間を
求める。
【0032】先ず、シミュレーション結果から次のよう
なことが判明された。 (イ) 制御演算周期△tが大きくなるに従って微分が
効き過ぎとなるので、制御演算周期△tが大きくなるに
従って微分時間を小さくする必要があること。 (ロ) ηの大きさは、通常,η=0.09〜0.13
の範囲内で使用されているが、この使用範囲では制御性
にほとんど影響を与えないので、ηの変化は無視しても
よいこと。
【0033】そこで、以上のようなシミュレーションに
よる知見と前記(8)式などとの関係から下記の(1
6)式の修正微分時間演算式を決定し、この演算式に従
って今回の制御演算周期△tに適する微分時間TD を求
める。
【0034】 TD={1+k(Δt0−Δt)/TD0 ・T D0 …( 16) 但し、上式においてk:係数(0≦k≦0.1であり、
k=0.059近傍が最適である)。
【0035】そこで、本装置は、修正微分時間演算手段
11を設け、ここで速度形微分制御手段4で使用してい
る制御演算周期△tを取り込み、さらに制御演算周期△
0によって求めた微分時間TD0および係数k(k=0
〜0.1)を設定し、前記(16)式を用いて修正微分
時間TD を求めた後、この修正微分時間TD を速度形微
分制御手段4で使用する微分時間として設定するもので
ある。
【0036】因みに、図2および図3は、制御演算周期
△tが変化したとき、前記(16)式に従って微分時間
D を求めて微分動作を実行したときの応答図である。
図2の応答条件は、制御対象8の伝達関数G(s) {1/
(1+5s)}e-2sに対して、△t0 =0.01sec
、η=0.1でPIDパラメータの最適値を求める
と、比例ゲインKP ,積分時間TI =3.24sec ,微
分時間TD0=0.863sec が得られる。△t=0.4
sec での最適微分時間から係数kを求めると、k=0.
059が得られる。
【0037】一方、図3は、前記(16)式を用い、か
つ、図2によって得られる微分時間TD0を用いたときの
従来装置と本発明装置との制御性評価関数ITAEの比
較図である。この図3から明らかなように、制御演算周
期△t0 で調整された微分時間TD0から制御演算周期△
tに対応する微分時間TD を求めて速度形微分制御手段
4に適用することにより、従来装置よりも制御性評価関
数ITAEを大幅に改善できる。
【0038】従って、ディジタル微分演算では、本質的
に制御演算周期△tの影響を受けるが、本装置によれ
ば、修正微分時間演算式を用いて制御演算周期△tに適
する微分時間TD を得るので、従来装置の問題点を完全
に解消でき、ディジタルPID制御装置の微分動作を効
率的に活用できる。
【0039】また、従来装置の制御応答を表す図5と、
本発明装置による微分時間の修正を行った制御応答を表
す図2とを比較すると、本発明装置の場合が従来装置に
比べて目標値SVの変化および外乱Dの変化に対して、
乱れが少なくなっていること。また、本発明装置は、目
標値SVの変化による完全整定時間が約10sec 早くな
っていること(制御対象の時定数の2倍分)。さらに、
本発明装置は、外乱変化時の完全整定時間が約5sec 早
くなっていること(制御対象の時定数分)。
【0040】この図2に示す応答は、ほぼディジタルP
IDアルゴリズムが制御演算周期△tによって影響を受
ける限界を示しているが、本発明装置によって微分時間
を演算修正するようにすれば、制御演算周期の異なる制
御装置で求めた微分時間を設定しても、再チューニング
の必要性がなくなる。特に、この種のディジタルPID
制御装置は、各種のプラント制御に多用されていること
を考えれば、その工業的意義は非常に大きなものがあ
る。
【0041】なお、上記実施例では、速度形微分制御手
段4が偏差に基づいて微分演算動作を行うようにした
が、例えば偏差に代えて制御量PVn を直接取り込んで
微分動作演算を行う,いわゆる測定値微分先行形のもの
でもよい。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲
で種々変形して実施できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、前
回まで使用されている制御演算周期とは異なる制御演算
周期の変化に対応して微分時間を演算修正することによ
り、制御演算周期の変化に伴なう制御性の劣化を解消で
きるとともに、迅速に最適な微分時間を用いて微分動作
を行うことができ、微分動作の有効活用を図ることがで
きる。
【0043】その結果、ディジタルPID制御装置は、
プラント制御システムに多用されるものであることか
ら、プラント全体の制御性を革新でき、ひいては産業界
に大きな貢献をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるディジタルPID制御装置の一
実施例を示す構成図。
【図2】従来装置と本発明に係わる装置による微分時間
修正後の制御応答の比較図。
【図3】従来装置と本発明装置との制御性評価関数の比
較図。
【図4】従来のディジタルPID制御装置を示す構成
図。
【図5】従来装置の制御演算周期を変化させたときの制
御応答の変化を示す図。
【図6】従来装置の制御性評価関数図。
【符号の説明】
2…速度形比例制御手段、3…速度形積分制御手段、4
…速度形微分制御手段、5…加算手段、6…比例ゲイン
手段、7…速度形/位置形信号変換手段、8…制御対
象、11…修正微分時間演算手段。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−292503(JP,A) 特開 平5−11850(JP,A) 実開 昭57−151604(JP,U) 菅野智司、外2名、「制御系設計・解 析パッケージSAPLシリーズ」、富士 時報、株式会社富士電機、平成6年4月 10日、第67巻、第4号、P.215−220 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 13/00 G05B 13/02 G05B 21/00 G05B 21/02 G05B 11/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象からの制御量と当該制御量の目
    標値との偏差に対してディジタルPI(P:比例,I:
    積分)制御演算を実行し、また前記偏差または前記制御
    量に対して制御演算周期および微分時間を用いてディジ
    タルD(D:微分)制御演算を実行し、これら演算出力
    を合成し操作信号として前記制御対象に印加するディジ
    タルPID制御装置において、 制御演算周期Δt0で調整された微分時間TD0を制御演
    算周期Δtのディジタル制御演算に適用する場合、シミ
    ュレーションおよび微分ゲイン式から得られる下記の演
    算式によって微分時間を求めて前記ディジタルD制御演
    算に適用することを特徴とするディジタルPID制御装
    置。 TD={1+k(Δt0−Δt)/TD0 }・TD0 但し、kは係数(0<k≦0.1)である。
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菅野智司、外2名、「制御系設計・解析パッケージSAPLシリーズ」、富士時報、株式会社富士電機、平成6年4月10日、第67巻、第4号、P.215−220

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