JP3224571U - フィルム包装装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクト且つ簡単な構造で効率的に被包装物にフィルムの巻き付けを行い、不具合の発生が少なく、きれいに包装することができるフィルム包装装置を提供する。【解決手段】床に設置される基台11と、循環するコンベアベルト30に載せて被包装物12を運び入れる供給コンベア14を備える。供給コンベア14の下流側に所定幅の隙間18を設けて設置され循環するコンベアベルト46に載せて被包装物12を運び出す排出コンベア16を備える。供給コンベア14と排出コンベア16には、循環する各コンベアベルト30,46の対向する端部を、隙間18に向かって移動可能な可動ローラ26,42を備える。供給コンベア14の可動ローラ26と排出コンベア16の可動ローラ42位置を移動させて、被包装物12をフィルム52で垂直方向に一周して包装する。【選択図】図1
Description
この考案は、帯状のフィルムを商品に巻き付けて包装するフィルム包装装置に関する。
従来、帯状のフィルムを被包装物に巻き付けて包装するフィルム包装装置としては、例えば特許文献1に開示されている包装装置がある。この包装装置は、被包装物をシュリンク包装用のフィルムで垂直方向に一周して巻き回して端部どうしが任意の幅で重なる筒状とし、フィルムを加熱収縮させて前記被包装物をシュリンク包装する包装装置であって、床に設置される基台と、前記基台の一方の端部に設けられ前記被包装物を運び入れる供給用コンベアと、前記供給用コンベアの下流側に所定幅の隙間を設けて連続する包装用コンベアと、前記包装用コンベアの下流側に所定幅の隙間を設けて連続し前記基台の反対側の端部に設けられ前記被包装物を運び出す搬送用コンベアが順に設けられている。前記包装用コンベアの近傍には、前記包装用コンベアの垂直方向に設けられ前記包装用コンベアの流れ方向を直径方向とする環状に設けられた旋回部材と、前記旋回部材に取り付けられ前記フィルムを保持して前記被包装物に巻き回す旋回バーが設けられている。前記旋回部材は、前記被包装物の大きさに合わせて軌道を変更する変更手段が設けられ、前記包装用コンベアと前記搬送用コンベアは、前記旋回部材の軌道の変更に連動して所定の間隔の隙間を維持しながら長さを変更する変更手段が設けられている。
上記背景技術の包装装置の場合、フィルムを被包装品の周囲に巻き付けるための装置である旋回部材や変更手段としての複数の部材が設けられ、全体として構造が複雑であり、装置が大型化し、包装動作も複雑なものである。また、旋回部材によりフィルムを被包装物に巻き付けるため、フィルムがたるんだりしわになったりする不具合が発生しやすいものである。
この考案は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、コンパクト且つ簡単な構造で効率的に被包装物にフィルムの巻き付けを行い、不具合の発生が少なく、きれいに包装することができるフィルム包装装置を提供することを目的とする。
本考案は、被包装物を帯状のフィルムで垂直方向に一周して巻き回して端部同士が任意の幅で重なる筒状に包装するフィルム包装装置であって、床に設置される基台が設けられ、前記基台には、循環するコンベアベルトに載せて前記被包装物を運び入れる供給コンベアと、前記供給コンベアの下流側に所定幅の隙間を設けて設置され循環するコンベアベルトに載せて前記被包装物を運び出す排出コンベアが順に流れるように並べられて設けられているフィルム包装装置である。前記供給コンベアと前記排出コンベアには、循環する前記各コンベアベルトの対向する端部を、前記隙間に向かって移動可能な可動ローラが各々設けられている。前記供給コンベアと前記排出コンベアの前記隙間には、前記フィルムを前記隙間に差し込んで所定の長さで切断するフィルムカット部が設けられている。前記フィルムカット部は、前記フィルムを上下から挟んでカットする下部材と上部材が設けられ、下方に位置する前記下部材は、前記隙間の中で、前記供給コンベアの前記コンベアベルトよりも下方に位置し、上方に位置する前記上部材は前記隙間の上方に位置し前記下部材に当接する位置まで移動可能に設けられている。前記フィルムは、上方から送り出され、前記フィルムカット部の前記上部材の前記供給コンベア側を通過して、前記下部材近傍に達し、前記下部材の前記排出コンベア近傍の前記フィルムの一方の端部は、前記被包装物が前記供給コンベアから前記排出コンベアに移る際に前記排出コンベアと前記被包装物の底部に挟まれる。そして前記フィルムの反対側は前記フィルムカット部の前記上部材に接して、前記被包装物の移動に伴って前記被包装物の上面を覆って折り返される。前記被包装物が前記隙間を通過した後、前記フィルムカット部の前記上部材が下降して前記下部材に当接して前記フィルムをカットし、前記フィルムのカットされた他方の端部は前記供給コンベアと前記排出コンベアの間の隙間に下垂する。この時、前記排出コンベアの前記可動ローラが前記隙間から移動して前記被包装物の底部の前記隙間側に位置する端縁部の下に空間が形成され、一方の前記端部が前記排出コンベアの端部から下垂するとともに、他方の前記端部も前記端縁部から下垂する。次に、前記空間に前記供給コンベアの前記可動ローラが移動し、前記フィルムの他方の前記端部は、前記供給コンベアと前記被包装物の前記底部との間に挟まり、前記底部に重ねられる。この状態で前記被包装物が前記排出コンベアにより搬送されると、前記フィルムの一方の前記端部が他方の前記端部の外側に重なり、前記フィルムの前記一対の端部が互いに重なり前記フィルムで垂直方向に一周して包装される。
前記フィルムは、熱収縮性のシュリンクフィルムを用いると良い。前記フィルムカット部の前記上部材の、前記供給コンベア側には、前記フィルムに接するフィルム用ローラが設けられていると良い。さらに、前記供給コンベアと前記排出コンベアは、順に一方向に流れるように並べられているものである。
本考案のフィルム包装装置は、コンパクト且つ簡単な構造で、効率的に被包装物にフィルムの巻き付けを行い、不具合の発生が少なく、きれいに包装することができる。しかもフィルムに強い力を加えることが無く、たるみやしわが発生することが無い。また、作業効率が良く、連続して包装することができる。
以下、この考案の実施形態について図面に基づいて説明する。図1はこの考案の一実施形態を示すもので、この実施形態のフィルム包装装置10は、床に設置される基台11が設けられ、基台11の上面には、基台11の一方の端部に設けられ被包装物12を運び入れる供給コンベア14と、供給コンベア14の下流側に連続し基台11の反対側の端部に設けられ被包装物12を運び出す排出コンベア16が順に一方向に流れるように並べられて設けられている。供給コンベア14と排出コンベア16の間には所定幅の隙間18が設けられている。
供給コンベア14は、基台11の端部に取り付けられたコンベア保持部材20と、コンベア保持部材20に対して摺動する摺動部材である摺動板22に取り付けられている。コンベア保持部材20は、供給コンベア14の流れ方向に沿う方向に長い板体であり、垂直方向に面して設けられ、複数個のコンベアローラ24が取り付けられている。摺動板22は、コンベア保持部材20よりも小形であり、コンベア保持部材20の下流側端部に、供給コンベア14の流れ方向に対して平行に摺動可能に取り付けられている。摺動板22には、供給コンベア14の下流側の端部に位置する可動ローラ26と、可動ローラ26よりも下方で上流側に位置する可動ローラ28が取り付けられている。コンベアローラ24、可動ローラ26,28には、コンベアベルト30がかけられている。コンベアベルト30は、一対のコンベアローラ24の間に位置するモータ32に連結され、コンベアローラ24、可動ローラ26,28で転向して、コンベアローラ24と可動ローラ26間で循環している。また、摺動板22はシリンダ34により駆動される。
排出コンベア16は、基台11の、供給コンベア14の下流側の端部に取り付けられたコンベア保持部材36と、コンベア保持部材36に対して摺動する摺動部材である摺動板38に取り付けられている。コンベア保持部材36は、排出コンベア16の流れ方向に沿う長い板体であり、垂直方向に面して設けられ、複数個のコンベアローラ40が取り付けられている。摺動板38は、コンベア保持部材36よりも小形であり、コンベア保持部材36の上流側端部に、排出コンベア16の流れ方向に対して平行に摺動可能に取り付けられている。摺動板38には、排出コンベア16の上流側の端部に位置する可動ローラ42と、可動ローラ42よりも下方で下流側に位置する可動ローラ44が取り付けられている。コンベアローラ40、可動ローラ42,44には、コンベアベルト46がかけられている。コンベアベルト46は、一対のコンベアローラ40の間に位置するモータ48に連結され、コンベアローラ40、可動ローラ42,44で転向して、コンベアローラ40と可動ローラ42間で循環している。また、摺動板38はシリンダ50により駆動される。
供給コンベア14と排出コンベア16の間の隙間18には、被包装物12を包装する帯状のフィルム52を所定の長さで切断するフィルムカット部54が設けられている。フィルムカット部54は、下方に位置する下部材54aと上方に位置する上部材54bから成り、下部材54aと上部材54bの間にフィルム52を挟持してカットする。下部材54aと上部材54bは、供給コンベア14の流れ方向に対して交差する細長い2部材から成り、フィルム52を横断する長さを有している。下部材54aは、フィルム52を熱溶断する熱線であるニクロム線が内蔵され、隙間18の内側で、供給コンベア14のコンベアベルト30より下方に位置している。上部材54bは、下部材54aに当接してフィルム52にニクロム線を接触させるものであり、隙間18の上方に位置し、シリンダ56により、下部材54aに向かって移動する。
上部材54bには、供給コンベア14側の下端部付近に、フィルム用ローラ58が設けられている。フィルム用ローラ58は、上部材54bに対して軸方向が略平行であり、後述する工程で、被包装物12が供給コンベア14から排出コンベア16に搬送される時に、フィルム52が部材54bに接触することを防ぐ。
フィルム用ローラ58の、供給コンベア14側の上方には、フィルム52のフィルム原反60が設けられ、フィルム原反60から引き出されたフィルム52は、複数個のフィルム用ローラ62によりフィルム用ローラ58に上方から流れるようにガイドされている。一対のフィルム用ローラ62の間には、図示しない繰り出し用モータに駆動される繰り出し用ローラ64が設けられ、フィルム原反60からフィルム52を引き出している。なお、フィルム52は熱収縮性の樹脂で作られたシュリンクフィルムでも良く、シュリンクフィルム以外にポリエチレン製やポリプロピレン製等の通常のフィルムでも良い。
次に、この実施形態のフィルム包装装置10の動作について図1〜図8に基づいて説明する。まず、図1に示すように、フィルム原反60からフィルム52を引き出し、フィルム用ローラ62でガイドして保持しながら繰り出し用ローラ64により繰り出して下垂させ、シリンダ56の側方を通過し、フィルム用ローラ58に接し、供給コンベア14と排出コンベア16の隙間18に下垂する。フィルム52の下垂した端部52aは、フィルムカット部54の下部材54aと、供給コンベア14の間に位置し、供給コンベア14のコンベアベルト30よりも下方に位置する。
次に、供給コンベア14のコンベアベルト30に被包装物12が載せられて排出コンベア16に向かって移動する。なお、被包装物12は、ここでは一方向に長い立方体であり、長手方向に交差してフィルム52を一周して巻き回して包装するものであり、被包装物12の長手方向が水平に、供給コンベア14の流れ方向に交差するようにコンベアベルト30上に置く。被包装物12が供給コンベア14の可動ローラ26の近傍に位置する時、供給コンベア14の摺動板22がシリンダ34により隙間18側に張り出すように移動し、隙間18が一時的に狭くなる。
次に、図2に示すように、被包装物12が隙間18を超えて、排出コンベア16に円滑に移動すると、排出コンベア16のコンベアベルト46と、被包装物12の底部の間にフィルム52の端部52aが挟まる。フィルムカット部54の上部材54bがシリンダ56により下方に移動し、フィルム52の、端部52aと反対側は、被包装物12の上面を覆って折り返されて、上部材54bに押し下げられ、隙間18に下垂し、図3に示すように排出コンベア16のコンベアベルト46よりも下方で、フィルムカット部54の下部材54aと上部材54bの間に挟まれて、フィルム52がカットされ、端部52bが形成される。これによりフィルム52は、被包装物12の包装に適した長さとなり、図8(a)に示す状態となる。
フィルム52がカットされた後、図4に示すようにフィルムカット部54の上部材54bがシリンダ56により元の位置まで上昇する。そして、排出コンベア16の摺動板38が隙間18とは反対側に移動し、可動ローラ42は、被包装物12の底部の、隙間18側の端縁部12aから離れ、底部の中央側に近い位置に移動する。これにより、被包装物12の端縁部12a側の底面が露出し、端縁部12aの下方に空間66が形成される。この時、可動ローラ42から、空間66へ、フィルム52の端部52aが略直角に自重で折り曲がり下垂する。被包装物12の底部の端縁部12aからは、フィルム52の他方の端部52bが下垂し、図8(b)に示す状態となる。
次に、図5に示すように、フィルム52の次の端部52a側が一旦隙間18から上方に引き上げられた後、供給コンベア14の摺動板22が隙間18側に移動し、可動ローラ26が空間66内へ突出する。供給コンベア14の可動ローラ26は被包装物12の底部の中央側に近い位置の、排出コンベア16の可動ローラ42近傍に達し、フィルム52の端部52bを被包装物12の底部との間に挟んで端縁部12aで折り曲げて底部に重ね、図8(c)に示す状態となる。
この後、図6に示すように、排出コンベア16により被包装物12が搬送され、可動ローラ42から下方に垂れていたフィルム52の端部52aは、可動ローラ42を通過するときに、先に被包装物12の底部に重ねられていた端部52bの外側に重ねられ、被包装物12の周囲がフィルム52で垂直方向に一周して巻き回される。フィルム52で巻き回された状態で、被包装物12を排出コンベア16で搬送し、図8(d)に示す状態となる。この状態で、図示しない加熱装置に入れて加熱し、フィルム52を熱収縮させて被包装物12に密着させ、包装する。熱収縮させる方法は、熱風でも熱ローラでも良い。なお、フィルム52を熱収縮させる方法以外に、接着剤等の種々の手段で端部52a,52bを貼り付けてもよい。
被包装物12の周囲にフィルム52を巻き回した後、図7に示すように、供給コンベア14の摺動板22は後退し、隙間18が広くなり、一旦上方に退避したフィルム52の次の端部52aが降下して下垂する。次の被包装物12が供給コンベア14に搬送されて、隙間18に近づき、図1と同様の包装の動作が開始される。このとき、フィルム52の端部52aは、フィルムカット部54の下部材54aと、供給コンベア14の間に位置して下垂する。
この実施形態のフィルム包装装置10によれば、簡単な構造で効率的に帯状のフィルム52を被包装物12に的確に巻き付けて包装することができる。さらに、複数の比較的小さい被包装物12を一体に包む用途にも使用可能である。供給コンベア14と排出コンベア16の可動ローラ26,42を移動させることで、被包装物12を上昇させることなく、フィルム52の端部52a,52bを互いに重ねることができる。供給コンベア14と排出コンベア16の可動ローラ26,42の動きにより、フィルム52を巻き付けることができ、フィルム52に無理な力が加えられることが無く、フィルム52がたるんだりしわになったりせず不具合の発生が少なく、きれいに包装することができる。被包装物12の大きさに関わらず、フィルム52を、フィルムカット部54の上部材54bによりフィルム52を巻き付けることができる。
なお、この考案のフィルム包装装置は、被包装物は色々な物品に使用することができ、箱やトレー等自由に変更可能である。各コンベアローラやフィルム用ローラの数や配置は、自由に変更可能である。フィルムカット部の構造は、上記以外でも良く、確実にフィルムを押し下げて任意の長さにカットして供給するものであれば良い。
10 フィルム包装装置
11 基台
12 被包装物
12a 端縁部
14 供給コンベア
16 排出コンベア
18 隙間
20 コンベア保持部材20
26,42 可動ローラ
30,46 コンベアベルト
52 フィルム
52a,52b 端部
54 フィルムカット部
54a 下部材
54b 上部材
58,62 フィルム用ローラ
60 フィルム原反
11 基台
12 被包装物
12a 端縁部
14 供給コンベア
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30,46 コンベアベルト
52 フィルム
52a,52b 端部
54 フィルムカット部
54a 下部材
54b 上部材
58,62 フィルム用ローラ
60 フィルム原反
Claims (4)
- 被包装物を帯状のフィルムで垂直方向に一周して巻き回して端部同士が任意の幅で重なる筒状に包装するフィルム包装装置において、
床に設置される基台が設けられ、前記基台には、循環するコンベアベルトに載せて前記被包装物を運び入れる供給コンベアと、前記供給コンベアの下流側に所定幅の隙間を設けて設置され循環するコンベアベルトに載せて前記被包装物を運び出す排出コンベアが順に設けられ、
前記供給コンベアと前記排出コンベアには、循環する前記各コンベアベルトの対向する端部を、前記隙間に向かって移動可能な可動ローラが各々設けられ、
前記供給コンベアと前記排出コンベアの前記隙間には、前記フィルムを前記隙間に差し込んで所定の長さで切断するフィルムカット部が設けられ、前記フィルムカット部は、前記フィルムを上下から挟んでカットする下部材と上部材が設けられ、下方に位置する前記下部材は、前記隙間の中で、前記供給コンベアの前記コンベアベルトよりも下方に位置し、上方に位置する前記上部材は前記隙間の上方に位置し前記下部材に当接する位置まで移動可能に設けられ、
前記フィルムは、上方から送り出され、前記フィルムカット部の前記上部材の前記供給コンベア側を通過して、前記下部材近傍に達し、前記下部材近傍に達する前記フィルムの一方の端部は、前記被包装物が前記供給コンベアから前記排出コンベアに移る際に前記排出コンベアと前記被包装物の底部に挟まれ、前記フィルムの反対側は前記フィルムカット部の前記上部材に接して、前記被包装物の移動に伴って前記被包装物の上面を覆って折り返され、前記被包装物が前記隙間を通過した後、前記フィルムカット部の前記上部材が下降して前記下部材に当接して前記フィルムをカットし、前記フィルムのカットされた他方の端部は、前記供給コンベアと前記排出コンベアの間の隙間に下垂し、
前記排出コンベアの前記可動ローラが前記隙間から移動して、前記被包装物の底部の前記隙間側に位置する端縁部の下に空間が形成され、一方の前記端部が前記排出コンベアの端部から下垂するとともに、他方の前記端部も前記端縁部から下垂し、前記空間に前記供給コンベアの前記可動ローラが移動して、前記フィルムの他方の前記端部が、前記供給コンベアと前記被包装物の前記底部との間に挟まり、前記底部に重ねられ、この状態で前記被包装物が前記排出コンベアにより搬送されると、前記フィルムの一方の前記端部が他方の前記端部の外側に重なり、前記フィルムの前記一対の端部が互いに重なり前記フィルムで垂直方向に一周して包装されることを特徴とするフィルム包装装置。 - 前記フィルムは、熱収縮性のシュリンクフィルムである請求項1記載のフィルム包装装置。
- 前記フィルムカット部の前記上部材の、前記供給コンベア側には、前記フィルムに接するフィルム用ローラが設けられている請求項1又は2記載のフィルム包装装置。
- 前記供給コンベアと前記排出コンベアは、順に一方向に流れるように並べられている請求項1又は2記載のフィルム包装装置。
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
CN112777062A (zh) * | 2021-02-01 | 2021-05-11 | 江西博君生态农业开发有限公司 | 一种蜜桔粗粮直条米粉的自动精确包装设备 |
-
2019
- 2019-10-18 JP JP2019003966U patent/JP3224571U/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112777062A (zh) * | 2021-02-01 | 2021-05-11 | 江西博君生态农业开发有限公司 | 一种蜜桔粗粮直条米粉的自动精确包装设备 |
CN112777062B (zh) * | 2021-02-01 | 2022-09-30 | 江西博君生态农业开发有限公司 | 一种蜜桔粗粮直条米粉的自动精确包装设备 |
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