JP3224564U - 冷却装置 - Google Patents

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博康 山光
博康 山光
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Abstract

【課題】装置が大型化するのを抑えつつ、長時間使用しても冷感を持続させることが可能な冷却装置を提供する。【解決手段】冷却装置1は、人の首部に装着される筐体部5と、筐体部5に設けられ、筐体部5が人の首部に装着された状態で当該首部に接触する冷却プレート41Rと、冷却プレート41Rに接合して設けられて冷却プレート41Rを冷却するペルチェ素子と、ペルチェ素子を作動させるための操作が行われる操作部60とを備え、操作部60の内部に、ペルチェ素子に供給される電力を所定時間ごとに変化させる制御を行う制御ICを備えた回路基板70が設けられる。【選択図】図1

Description

本考案は、人の首部に装着して用いられる冷却装置に関する。
人の首部に装着して用いられる冷却装置として、ペルチェ素子を用いたものが考案されている(例えば、特許文献1を参照)。このような冷却装置は、例えば、人の首部に装着される筐体部と、筐体部の左右に設けられた冷却部材と、冷却部材に接合して設けられたペルチェ素子とを備えている。そして、筐体部が人の首部に装着された状態で、左右の冷却部材が首部の左右に接触して当該首部の冷却を行うようになっている。
特許第5264648号公報
しかしながら、冷却装置により一定の低い温度で首部の冷却を行うと、人の首部における冷却部材に接触する部分の皮膚感覚が当該低い温度に慣れるため、冷却部材に対する冷感を持続させることが難しかった。
本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、装置が大型化するのを抑えつつ、長時間使用しても冷感を持続させることが可能な冷却装置を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本考案に係る冷却装置は、人の首部に装着される筐体部と、前記筐体部に設けられ、前記筐体部が人の首部に装着された状態で当該首部に接触する冷却部材(例えば、実施形態における左右の冷却プレート41L,41R)と、前記冷却部材に接合して設けられて前記冷却部材を冷却するペルチェ素子(例えば、実施形態における左右のペルチェ素子43L,43R)と、前記ペルチェ素子を作動させるための操作が行われる操作部とを備え、前記操作部の内部に、前記ペルチェ素子に供給される電力を所定時間ごとに変化させる制御を行う制御器(例えば、実施形態における制御IC71)が設けられる。
上述の冷却装置において、前記制御器は、前記ペルチェ素子に供給される電力を所定時間ごとに変化させる第1の制御(例えば、実施形態におけるコンフォートモード制御)および、前記ペルチェ素子に供給される電力を一定とする第2の制御(例えば、実施形態におけるハイモード制御およびローモード制御)のうちいずれかを行うことが可能であり、前記操作部は、前記第1の制御および前記第2の制御のうちいずれかを選択するための操作が行われる操作スイッチ(例えば、実施形態における押しボタンスイッチ62)を有することが好ましい。この場合、前記操作部に、前記第1の制御が行われる場合に発光する第1の発光部(例えば、実施形態におけるコンフォートモード発光部68)と、前記第2の制御が行われる場合に発光する第2の発光部(例えば、実施形態におけるハイモード発光部66およびローモード発光部67)とが設けられることが好ましい。
上述の冷却装置において、前記ペルチェ素子における前記冷却部材に接合する部分と反対側の部分に接合して設けられたヒートシンク(例えば、実施形態における左右のヒート
シンク46L,46R)と、前記ヒートシンクと対向して前記筐体部に取り付けられ、前記ヒートシンクに向けて風を送る送風機(例えば、実施形態における左右の送風ファン47L,47R)とを備えることが好ましい。
上述の冷却装置において、前記筐体部は、前記筐体部が人の首部に装着された状態で当該首部の後方に位置する後側筐体部と、前記後側筐体部の左端部に連結され、前記筐体部が人の首部に装着された状態で当該首部の左方に位置する左側筐体部と、前記後側筐体部の右端部に連結され、前記筐体部が人の首部に装着された状態で当該首部の右方に位置する右側筐体部とを有し、前記冷却部材は、前記左側筐体部と前記右側筐体部とにそれぞれ設けられ、前記筐体部が人の首部に装着された状態で当該首部の左右に接触し、前記左側筐体部が左右方向に揺動変位可能に前記後側筐体部の左端部に連結され、前記左側筐体部と前記後側筐体部の左端部との連結部に、前記左側筐体部に対し右方に揺動変位させる付勢力を与える左側付勢部材が設けられ、前記右側筐体部が左右方向に揺動変位可能に前記後側筐体部の右端部に連結され、前記右側筐体部と前記後側筐体部の右端部との連結部に、前記右側筐体部に対し左方に揺動変位させる付勢力を与える右側付勢部材が設けられることが好ましい。
本考案によれば、ペルチェ素子を作動させるための操作が行われる操作部の内部に、ペルチェ素子に供給される電力を所定時間ごとに変化させる制御を行う制御器が設けられる。これにより、人の首部における冷却部材に接触する部分の皮膚感覚が一定の低い温度に慣れる前に、ペルチェ素子により冷却される冷却部材の温度を変化させることができる。そのため、操作部の内部に制御器を設けることで、装置が大型化するのを抑えつつ、冷却装置を長時間使用しても冷感を持続させることが可能になる。
上述の冷却装置において、操作部は、ペルチェ素子に供給される電力を所定時間ごとに変化させる第1の制御および、ペルチェ素子に供給される電力を一定とする第2の制御のうちいずれかを選択するための操作が行われる操作スイッチを有することが好ましい。ペルチェ素子に供給される電力に関して異なる制御方法を選択できるようにすることで、ユーザーの好みに応じて、冷却部材に対する冷感を調整することが可能になる。この場合、操作部に、第1の制御が行われる場合に発光する第1の発光部と、第2の制御が行われる場合に発光する第2の発光部とが設けられることが好ましい。これにより、第1の制御および第2の制御のうち、どの制御が行われているかを容易に知ることができる。
上述の冷却装置は、ペルチェ素子に接合して設けられたヒートシンクと、ヒートシンクに向けて風を送る送風機とを備えることが好ましい。これにより、簡便な構成で、ペルチェ素子による冷却部材の冷却効果を高めることができる。
上述の冷却装置において、左側筐体部と後側筐体部の左端部との連結部に、左側筐体部に対し右方に揺動変位させる付勢力を与える左側付勢部材が設けられ、右側筐体部と後側筐体部の右端部との連結部に、右側筐体部に対し左方に揺動変位させる付勢力を与える右側付勢部材が設けられることが好ましい。これにより、筐体部が人の首部に装着された状態で、当該首部の左右に接触した冷却部材が首部から離れるのを防止することができる。
冷却装置を後方から見た斜視図である。 冷却装置を前方から見た斜視図である。 冷却装置にけるストラップ取付穴部の近傍を示す拡大斜視図である。 冷却装置の平面図(部分断面図)である。 後側筐体部が左右方向に伸長した状態の冷却装置の平面図である。 左側筐体部が内向き位置に変位した状態の冷却装置の平面図である。 後側筐体部が左右方向に伸長し、左筐体部が内向き位置に変位した状態の冷却装置の平面図である。 冷却装置における連結部の近傍を示す拡大斜視図である。 操作部の分解斜視図である。 冷却装置の各部における電気的な接続を示す模式図である。
以下、本考案の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本考案を適用した一実施形態として、人の首部に装着して用いられるネッククーラーとも称される冷却装置1について、図1〜図10を参照しながら説明する。なお、説明の便宜上、図1に付記する矢印の方向を前後、左右および上下と定義して以下の説明を行う。冷却装置1は、図1に示すように、筐体部5と、筐体部5の後側に接続された電源ケーブル50と、電源ケーブル50の中間部に設けられた操作部60とを備えて構成される。
筐体部5は、図1および図4に示すように、後側筐体部10と、後側筐体部10の左端部に連結された左側筐体部30Lと、後側筐体部10の右端部に連結された右側筐体部30Rとから構成され、人の首部NKに装着されるようになっている。なお、人の首部NKは、大きさや形状等に個人差があるため、図4および図5において二点鎖線で簡略化して示す。後側筐体部10は、筐体部5が人の首部NKに装着された状態で当該首部NKの後方に位置する。左側筐体部30Lは、筐体部5が人の首部NKに装着された状態で当該首部NKの左方に位置する。右側筐体部30Rは、筐体部5が人の首部NKに装着された状態で当該首部NKの右方に位置する。
後側筐体部10は、図1および図2に示すように、ベース部材11と、左アーム部材21Lと、右アーム部材21Rとを有して構成される。ベース部材11は、図4および図5に示すように、左右方向に延びるとともに中央側が後方に凹むように湾曲した円弧状に形成される。ベース部材11の左側に、左アーム部材21Lが入れ子式に組み合わされ、ベース部材11の右側に、右アーム部材21Rが入れ子式に組み合わされる。左アーム部材21Lおよび右アーム部材21Rをベース部材11に対して相対移動させることで、後側筐体部10を左右方向に延びる円弧に沿って伸縮させることができるようになっている。図1に示すように、ベース部材11の中央下部に、電源ケーブル50の一方の端部を収容するケーブル収容部12が形成される。ケーブル収容部12に収容された電源ケーブル50の一方の端部は、ケーブル収容部12の内部に取り付けられた中継基板16(図10を参照)と電気的に接続される。
なお、入れ子式に組み合わされたベース部材11の左側部分と左アーム部材21Lの内側に、左側筐体部30Lに設けられた電気部品(後述の左側ペルチェ素子43Lおよび左側送風ファン47L等)と中継基板16とに繋がるケーブル(図示せず)が挿通される。また、入れ子式に組み合わされたベース部材11の右側部分と右アーム部材21Rの内側に、右側筐体部30Rに設けられた電気部品(後述の右側ペルチェ素子43Rおよび右側送風ファン47R等)と中継基板16とに繋がるケーブル(図示せず)が挿通される。
図2および図3に示すように、ケーブル収容部12の右前部に、ケーブル収容部12の右端面と前面とに亘って貫通した角穴状のストラップ取付穴部13が形成される。ストラップ取付穴部13には、ストラップ等のひも状部材(図示せず)を挿通させて取り付けることできるようになっている。ベース部材11の中央前部に、調整パーツ取付穴部14が形成される。調整パーツ取付穴部14には、調整パーツ19(図6を参照)のボス部が挿脱可能に嵌合するようになっている。
図6および図7に示すように、後側筐体部10(ベース部材11)の前面中央側に、調整パーツ19を取り付けることが可能である。調整パーツ19は、ベース部材11および左右のアーム部材21L,21Rよりも曲率半径の小さい円弧状に形成される。調整パーツ19の後部に形成されたボス部(図示せず)を、ベース部材11の調整パーツ取付穴部14に嵌合させることで、調整パーツ19が後側筐体部10の前面中央側に着脱可能に取り付けられる。後側筐体部10に取り付けられた、調整パーツ19の前面中央部から左側筐体部30Lおよび右側筐体部30Rまでの前後方向の距離は、後側筐体部10(ベース部材11)の前面中央部から左側筐体部30Lおよび右側筐体部30Rまでの前後方向の距離よりも小さくなる。そのため、調整パーツ19が後側筐体部10に取り付けられた状態では、例えば子供のような小さい人の首部に筐体部5(すなわち、冷却装置1)を装着することが容易になる。
左アーム部材21Lは、図4および図5に示すように、ベース部材11の左側部分に合わせて湾曲した円弧状に形成される。左アーム部材21Lは、ベース部材11の左側部分と重なる左側縮小位置(図4を参照)と、当該左側縮小位置よりも左側に位置する左側伸長位置(図5を参照)との間で、左右方向に延びる円弧に沿ってスライド移動できるようになっている。図3および図8に示すように、左アーム部材21Lの左端部に、左アーム側連結部22Lが形成される。左アーム側連結部22Lは、ヒンジ軸部23Lを介して、左側筐体部30Lの左ケース側連結部32Lとヒンジ連結される。
右アーム部材21Rは、図4および図5に示すように、ベース部材11の右側部分に合わせて湾曲した円弧状に形成される。なお、右アーム部材21Rは、左アーム部材21Lと左右対称に形成される。右アーム部材21Rは、ベース部材11の右側部分と重なる右側縮小位置(図4を参照)と、当該右側縮小位置よりも右側に位置する右側伸長位置(図5を参照)との間で、左右方向に延びる円弧に沿ってスライド移動できるようになっている。図2に示すように、右アーム部材21Rの右端部に、右アーム側連結部22Rが形成される。右アーム側連結部22Rは、ヒンジ軸部(図示せず)を介して、右側筐体部30Rの右ケース側連結部32Rとヒンジ連結される。
図5に示すように、左アーム部材21Lを左側伸長位置へスライド移動させるとともに、右アーム部材21Rを右側伸長位置へスライド移動させることで、後側筐体部10を左右方向に延びる円弧に沿って伸長させることができる。一方、図4に示すように、左アーム部材21Lを左側縮小位置へスライド移動させるとともに、右アーム部材21Rを右側縮小位置へスライド移動させることで、後側筐体部10を元の大きさに縮小させることができる。後側筐体部10が伸長した状態では、後側筐体部10が縮小した状態よりも、左側筐体部30Lと右側筐体部30Rとの間隔を大きくすることができるため、比較的大きい人の首部NKに筐体部5(すなわち、冷却装置1)を装着することが容易になる。
左側筐体部30Lは、図1、図2、および図4に示すように、左ケース部材31Lを有して構成される。左ケース部材31Lは、右側部が大きく開口した箱状に形成される。左ケース部材31Lの後端部に、左ケース側連結部32Lが形成される。左ケース側連結部32Lは、前述したように、ヒンジ軸部23Lを介して、後側筐体部10(左アーム部材21L)の左アーム側連結部22Lとヒンジ連結される。これにより、左側筐体部30Lは、後側筐体部10の左端部に左右方向に揺動変位可能に連結される。
なお、左側筐体部30Lは、左側筐体部30Lの先端部(前端部)が前方を向く(左側の)前向き位置(図4を参照)から、左側筐体部30Lの先端部が右方を向く(左側の)内向き位置(図6を参照)まで揺動変位することが可能である。また、左側筐体部30Lは、図7に示すように、後側筐体部10が伸長した状態においても、上述の前向き位置から内向き位置まで揺動変位することが可能である。図8に示すように、左側筐体部30L
における左ケース部材31Lの左ケース側連結部32Lと、後側筐体部10における左アーム部材21Lの左アーム側連結部22Lとに跨って、左側付勢部材26Lが取り付けられる。左側付勢部材26Lは、例えば、ねじりコイルばねを用いて構成され、左側筐体部30Lに対し右方に揺動変位させる付勢力を与える。これにより、筐体部5が人の首部NKに装着された状態で、当該首部NKの左側に接触した左側冷却プレート41Lが首部NKから離れるのを防止することができる。
左ケース部材31Lの左側部に、左外側通気口部33Lが形成される。左外側通気口部33Lは、前後方向に複数並んだ長方形状の小孔を有して構成される。左ケース部材31Lの上部に、左上側通気口部34Lが形成される。左上側通気口部34Lは、前後方向に複数並んだ長方形状の小孔を有して構成される。左ケース部材31Lの下部に、左下側通気口部(図示せず)が形成される。左下側通気口部は、左上側通気口部34Lと同様に、前後方向に複数並んだ長方形状の小孔を有して構成される。左ケース部材31Lの前部に、左前側通気口部36Lが形成される。左前側通気口部36Lは、左右方向に複数並んだ長方形状の小孔を有して構成される。左ケース部材31Lの後部に、左後側通気口部37Lが形成される。左後側通気口部37Lは、左右方向に複数並んだ長方形状の小孔を有して構成される。
図4に示すように、左ケース部材31Lの右側部に、左側冷却プレート41Lが配設される。また、左ケース部材31Lの内部に、左側ペルチェ素子43Lと、左側ヒートシンク46Lと、左側送風ファン47Lとが配設される。
左側冷却プレート41Lは、アルミニウム等の熱伝導性の高い金属材料を用いて、左ケース部材31Lの右側部の開口形状に合わせた板状に形成される。左側冷却プレート41Lは、左ケース部材31Lの右側部に取り付けられて、左ケース部材31Lの右側部の開口部分を塞ぐようになっている。左ケース部材31Lの外方を向く左側冷却プレート41Lの右側面は、筐体部5が人の首部NKに装着された状態で当該首部の左側(具体的には、当該首部の左側における太い血管の近傍の皮膚)に接触する。左ケース部材31Lの内方を向く左側冷却プレート41Lの左側面は、左側ペルチェ素子43Lの冷却側の面と接合するようになっている。
左側ペルチェ素子43Lは、左側冷却プレート41Lの左側面、すなわち、人の首部NKに接触する側と反対側の面に接合して設けられる。左側ペルチェ素子43Lは、前述の中継基板16を介して、電源ケーブル50と電気的に接続される(図10を参照)。前述したように、左側ペルチェ素子43Lの冷却側の面は、左側冷却プレート41Lの左側面と接合する。これにより、左側ペルチェ素子43Lは、電源ケーブル50および中継基板16を介した電力の供給を受けて、左側冷却プレート41Lを冷却する。左側ペルチェ素子43Lの放熱側の面は、左側ヒートシンク46Lの底面と接合するようになっている。
左側ヒートシンク46Lは、左側ペルチェ素子43Lの放熱側の面(左側の面)に接合して設けられる。左側ヒートシンク46Lは、アルミニウム等の熱伝導性の高い金属材料を用いて、複数の放熱フィン(図示せず)を有する板状に形成される。左ケース部材31Lの内部における左側ヒートシンク46Lの左方に、左側送風ファン47Lが配設される。
左側送風ファン47Lは、左側ヒートシンク46Lと対向して左ケース部材31Lの左側部の内面側に取り付けられる。左側送風ファン47Lは、前述の中継基板16を介して、電源ケーブル50と電気的に接続される(図10を参照)。左側送風ファン47Lは、左外側通気口部33Lを通じて左ケース部材31Lの外部から空気を取り込んで、左側ヒートシンク46Lに向けて右方に風を送る。左側送風ファン47Lから送られる風は、左
側ヒートシンク46Lに当たって向きを変え、左上側通気口部34L、左下側通気口部(図示せず)、左前側通気口部36L、および左後側通気口部37Lのうちいずれかを通って、左ケース部材31Lの外部に排出される。これにより、左側ペルチェ素子43Lの放熱側の面から放熱される熱を左側筐体部30L(左ケース部材31L)の外部に逃がすことができる。
右側筐体部30Rは、図1、図2、および図4に示すように、右ケース部材31Rを有して構成される。なお、右側筐体部30Rは、左側筐体部30Lと左右対称に構成される。右ケース部材31Rは、左側部が大きく開口した箱状に形成される。右ケース部材31Rの後端部に、右ケース側連結部32Rが形成される。右ケース側連結部32Rは、前述したように、ヒンジ軸部(図示せず)を介して、後側筐体部10(右アーム部材21R)の右アーム側連結部22Rとヒンジ連結される。これにより、右側筐体部30Rは、後側筐体部10の右端部に左右方向に揺動変位可能に連結される。
左側筐体部30Lと同様に、右側筐体部30Rは、右側筐体部30Rの先端部(前端部)が前方を向く(右側の)前向き位置(図4を参照)から、右側筐体部30Rの先端部が左方を向く(右側の)内向き位置まで揺動変位することが可能である。また、右側筐体部30Rは、後側筐体部10が伸長した状態においても、上述の前向き位置から内向き位置まで揺動変位することが可能である。右側筐体部30Rにおける右ケース部材31Rの右ケース側連結部32Rと、後側筐体部10における右アーム部材21Rの右アーム側連結部22Rとに跨って、右側付勢部材(図示せず)が取り付けられる。右側付勢部材は、左側付勢部材26Lと同様に構成され、右側筐体部30Rに対し左方に揺動変位させる付勢力を与える。これにより、筐体部5が人の首部NKに装着された状態で、当該首部NKの右側に接触した右側冷却プレート41Rが首部NKから離れるのを防止することができる。
右ケース部材31Rの右側部に、右外側通気口部33Rが形成される。右外側通気口部33Rは、前後方向に複数並んだ長方形状の小孔を有して構成される。右ケース部材31Rの上部に、右上側通気口部34Rが形成される。右上側通気口部34Rは、前後方向に複数並んだ長方形状の小孔を有して構成される。右ケース部材31Rの下部に、右下側通気口部(図示せず)が形成される。右下側通気口部は、右上側通気口部34Rと同様に、前後方向に複数並んだ長方形状の小孔を有して構成される。右ケース部材31Rの前部に、右前側通気口部36Rが形成される。右前側通気口部36Rは、左右方向に複数並んだ長方形状の小孔を有して構成される。右ケース部材31Rの後部に、右後側通気口部37Rが形成される。右後側通気口部37Rは、左右方向に複数並んだ長方形状の小孔を有して構成される。
図4に示すように、右ケース部材31Rの左側部に、右側冷却プレート41Rが配設される。また、右ケース部材31Rの内部に、右側ペルチェ素子43Rと、右側ヒートシンク46Rと、右側送風ファン47Rとが配設される。
右側冷却プレート41Rは、アルミニウム等の熱伝導性の高い金属材料を用いて、右ケース部材31Rの左側部の開口形状に合わせた板状に形成される。右側冷却プレート41Rは、右ケース部材31Rの左側部に取り付けられて、右ケース部材31Rの左側部の開口部分を塞ぐようになっている。右ケース部材31Rの外方を向く右側冷却プレート41Rの左側面は、筐体部5が人の首部NKに装着された状態で当該首部の右側(具体的には、当該首部の右側における太い血管の近傍の皮膚)に接触する。右ケース部材31Rの内方を向く右側冷却プレート41Rの右側面は、右側ペルチェ素子43Rの冷却側の面と接合するようになっている。
右側ペルチェ素子43Rは、右側冷却プレート41Rの右側面、すなわち、人の首部NKに接触する側と反対側の面に接合して設けられる。右側ペルチェ素子43Rは、前述の中継基板16を介して、電源ケーブル50と電気的に接続される(図10を参照)。前述したように、右側ペルチェ素子43Rの冷却側の面は、右側冷却プレート41Rの右側面と接合する。これにより、右側ペルチェ素子43Rは、電源ケーブル50および中継基板16を介した電力の供給を受けて、右側冷却プレート41Rを冷却する。右側ペルチェ素子43Rの放熱側の面は、右側ヒートシンク46Rの底面と接合するようになっている。
右側ヒートシンク46Rは、右側ペルチェ素子43Rの放熱側の面(右側の面)に接合して設けられる。右側ヒートシンク46Rは、アルミニウム等の熱伝導性の高い金属材料を用いて、複数の放熱フィン(図示せず)を有する板状に形成される。右ケース部材31Rの内部における右側ヒートシンク46Rの右方に、右側送風ファン47Rが配設される。
右側送風ファン47Rは、右側ヒートシンク46Rと対向して右ケース部材31Rの右側部の内面側に取り付けられる。右側送風ファン47Rは、前述の中継基板16を介して、電源ケーブル50と電気的に接続される(図10を参照)。右側送風ファン47Rは、右外側通気口部33Rを通じて右ケース部材31Rの外部から空気を取り込んで、右側ヒートシンク46Rに向けて左方に風を送る。右側送風ファン47Rから送られる風は、右側ヒートシンク46Rに当たって向きを変え、右上側通気口部34R、右下側通気口部(図示せず)、右前側通気口部36R、および右後側通気口部37Rのうちいずれかを通って、右ケース部材31Rの外部に排出される。これにより、右側ペルチェ素子43Rの放熱側の面から放熱される熱を右側筐体部30R(右ケース部材31R)の外部に逃がすことができる。
前述したように、電源ケーブル50の一方の端部は、後側筐体部10(ベース部材11)のケーブル収容部12に収容され、ケーブル収容部12の内部に取り付けられた中継基板16(図10を参照)と電気的に接続される。具体的には、図10に示すように、電源ケーブル50の電源線51が、中継基板16に設けられた電源側中継端子17と電気的に接続され、電源ケーブル50のグランド線52が、中継基板16に設けられたグランド側中継端子18と電気的に接続される。
電源ケーブル50の他方の端部には、USBコネクタ55(USB:Universal Serial Bus)が設けられる。USBコネクタ55は、モバイルバッテリーのUSBポートや、パ
ーソナルコンピュータのUSBポート等、外部電源に設けられたUSBポート(図示せず)に嵌合接続される。電源ケーブル50の中間部には、冷却装置1を作動させるための操作が行われる操作部60が設けられる。
なお、中継基板16の電源側中継端子17には、左側送風ファン47Lの電源側の端子から延びる電源側接続ケーブル48Lと、右側送風ファン47Rの電源側の端子から延びる電源側接続ケーブル48Rと、右側ペルチェ素子43Rの電源側の端子から延びる電源側接続ケーブル44Rとが電気的に接続される。中継基板16のグランド側中継端子18には、左側送風ファン47Lのグランド側の端子から延びるグランド側接続ケーブル49Lと、右側送風ファン47Rのグランド側の端子から延びるグランド側接続ケーブル49Rと、左側ペルチェ素子43Lのグランド側の端子から延びるグランド側接続ケーブル44Lとが電気的に接続される。また、左側ペルチェ素子43Lの電源側の端子と右側ペルチェ素子43Rのグランド側の端子とが、素子接続ケーブル45を介して電気的に接続される。
これにより、左右のペルチェ素子43L,43Rおよび送風ファン47L,47Rは、
中継基板16を介して電源ケーブル50と電気的に接続され、左右のペルチェ素子43L,43Rおよび送風ファン47L,47Rには、電源ケーブル50(および中継基板16)を介して外部電源(図示せず)から電力が供給される。なお、左側ペルチェ素子43Lと右側ペルチェ素子43Rとを直列に接続することで、左側ペルチェ素子43Lおよび右側ペルチェ素子43Rの消費電力を抑えている。
図1および図9に示すように、操作部60は、スイッチ本体61と、押しボタンスイッチ62と、ハイモード発光部66と、ローモード発光部67と、コンフォートモード発光部68と、回路基板70とを有して構成される。スイッチ本体61は、回路基板70を内部に収容可能な薄い箱状に形成される。スイッチ本体61の内部に、回路基板70が取り付けられる。
回路基板70には、電源ケーブル50の一方側の部分と、電源ケーブル50の他方側の部分とが電気的に接続される。回路基板70の実装面に、制御IC71(IC:Integrated
Circuit)と、ハイモード用LED76(LED:Light Emitting Diode)と、ローモード用LED77と、コンフォートモード用LED78とが実装される。制御IC71は、PWM制御(PWM:Pulse Width Modulation)により、電源ケーブル50を介して左右
のペルチェ素子43L,43Rおよび送風ファン47L,47Rに供給される電力を制御する。制御IC71は、電力の制御として、ハイモード制御、ローモード制御、およびコンフォートモード制御のうち、いずれかを選択して行うことが可能である。
ここで、ハイモード制御とは、左右のペルチェ素子43L,43Rおよび送風ファン47L,47Rに供給される電力を最大の(100%の)電力で一定とする制御である。ローモード制御とは、左右のペルチェ素子43L,43Rおよび送風ファン47L,47Rに供給される電力を(最大の電力に対し)60%の電力で一定とする制御である。コンフォートモード制御とは、左右のペルチェ素子43L,43Rおよび送風ファン47L,47Rに供給される電力を、最大の(100%の)電力、(最大の電力に対し)80%の電力、(最大の電力に対し)60%の電力、最大の(100%の)電力…の順に、所定時間ごとに繰り返し変化させる制御である。なお、この所定時間は、人の首部における左右の冷却プレート41L,41Rに接触する部分の皮膚感覚が一定の低い温度に慣れるまでの時間として、例えば30秒に設定される。
ハイモード用LED76は、回路基板70におけるハイモード発光部66と対向する部分に配設される。ローモード用LED77は、回路基板70におけるローモード発光部67と対向する部分に配設される。コンフォートモード用LED78は、回路基板70におけるコンフォートモード発光部68と対向する部分に配設される。
押しボタンスイッチ62は、スイッチ本体61の天井部に配設され、ハイモード制御、ローモード制御、およびコンフォートモード制御のうち、いずれかを選択するための操作が行われる。具体的には、押しボタンスイッチ62に対して押し操作を行うことにより、制御IC71による電力の制御を、ハイモード制御、ローモード制御、コンフォートモード制御、ハイモード制御…の順に、繰り返し選択的に切り替えることができるようになっている。また、押しボタンスイッチ62に対して通常よりも長時間の長押し操作を行うことにより、左右のペルチェ素子43L,43Rおよび送風ファン47L,47Rへの電力供給を遮断できるようになっている。
ハイモード発光部66、ローモード発光部67、およびコンフォートモード発光部68は、スイッチ本体61の天井部に直線状に並んで配設される。ハイモード発光部66、ローモード発光部67、およびコンフォートモード発光部68は、透光性を有する樹脂材料等を用いて円盤状に形成される。ハイモード発光部66は、制御IC71によりハイモー
ド制御が行われる場合に、回路基板70のハイモード用LED76に照明されて発光する。ローモード発光部67は、制御IC71によりローモード制御が行われる場合に、回路基板70のローモード用LED77に照明されて発光する。コンフォートモード発光部68は、制御IC71によりコンフォートモード制御が行われる場合に、回路基板70のコンフォートモード用LED78に照明されて発光する。これにより、ハイモード制御、ローモード制御、およびコンフォートモード制御のうち、どの制御が行われているかを容易に知ることができる。
以上のように構成される冷却装置1を使用する際、例えば図4に示すように、冷却装置1の筐体部5を人の首部NKに装着する。筐体部5が人の首部NKに装着された状態で、当該首部NKの左側に、左側筐体部30Lに設けられた左側冷却プレート41Lを接触させ、当該首部NKの右側に、右側筐体部30Rに設けられた右側冷却プレート41Rを接触させる。そして、押しボタンスイッチ62に対して押し操作を行うことにより、ハイモード制御、ローモード制御、およびコンフォートモード制御のうちいずれかを選択する。そうすると、左右のペルチェ素子43L,43Rおよび送風ファン47L,47Rに、電源ケーブル50(および中継基板16)を介して外部電源(図示せず)から電力が供給される。左右のペルチェ素子43L,43Rは、左右の冷却プレート41L,41Rを冷却し、左右の送風ファン47L,47Rは、左右のヒートシンク46L,46Rに向けて風を送る。このとき、人の首部NKの左右に、左右の冷却プレート41L,41Rが接触しているため、左右のペルチェ素子43L,43Rの作動により、左右の冷却プレート41L,41Rを介して当該首部NKが冷却される。
押しボタンスイッチ62の操作によりハイモード制御が選択される場合、左右のペルチェ素子43L,43Rおよび送風ファン47L,47Rに供給される電力が、最大の(100%の)電力で一定となるため、左右のペルチェ素子43L,43Rにより冷却される左右の冷却プレート41L,41Rの温度は、ほぼ一定の温度となる。押しボタンスイッチ62の操作によりローモード制御が選択される場合、左右のペルチェ素子43L,43Rおよび送風ファン47L,47Rに供給される電力が、(最大の電力に対し)60%の電力で一定となるため、左右のペルチェ素子43L,43Rにより冷却される左右の冷却プレート41L,41Rの温度は、ハイモード制御の場合よりも高いほぼ一定の温度となる。
押しボタンスイッチ62の操作によりコンフォートモード制御が選択される場合、左右のペルチェ素子43L,43Rおよび送風ファン47L,47Rに供給される電力が、最大の(100%の)電力、(最大の電力に対し)80%の電力、(最大の電力に対し)60%の電力、最大の(100%の)電力…の順に、所定時間ごとに繰り返し変化する。そのため、左右のペルチェ素子43L,43Rにより冷却される左右の冷却プレート41L,41Rの温度は、ハイモード制御の場合の温度とローモード制御の場合の温度との間で、所定時間ごとに変化する。コンフォートモード制御においては、人の首部NKにおける左右の冷却プレート41L,41Rに接触する部分の皮膚感覚が一定の低い温度に慣れる前に、左右の冷却プレート41L,41Rの温度が変化するため、冷却装置1を長時間使用しても、左右の冷却プレート41L,41Rに対する冷感が持続される。
このように、本実施形態によれば、左右のペルチェ素子43L,43Rを作動させるための操作が行われる操作部60の内部に、左右のペルチェ素子43L,43Rに供給される電力を所定時間ごとに変化させるコンフォートモード制御を行う制御IC71を備えた回路基板70が設けられる。これにより、人の首部NKにおける左右の冷却プレート41L,41Rに接触する部分の皮膚感覚が一定の低い温度に慣れる前に、左右のペルチェ素子43L,43Rにより冷却される左右の冷却プレート41L,41Rの温度を変化させることができる。そのため、操作部60の内部に、制御IC71を備えた回路基板70を
設けることで、装置が大型化するのを抑えつつ、冷却装置1を長時間使用しても冷感を持続させることが可能になる。
上述の冷却装置1において、操作部60は、左右のペルチェ素子43L,43Rに供給される電力を一定とするハイモード制御、左右のペルチェ素子43L,43Rに供給される電力を一定とするローモード制御、および左右のペルチェ素子43L,43Rに供給される電力を所定時間ごとに変化させるコンフォートモード制御のうち、いずれかを選択するための操作が行われる押しボタンスイッチ62を有することが好ましい。左右のペルチェ素子43L,43Rに供給される電力に関して異なる制御方法を選択できるようにすることで、ユーザーの好みに応じて、左右の冷却プレート41L,41Rに対する冷感を調整することが可能になる。この場合、操作部60に、ハイモード制御が行われる場合に発光するハイモード発光部66と、ローモード制御が行われる場合に発光するローモード発光部67と、コンフォートモード制御が行われる場合に発光するコンフォートモード発光部68とが設けられることが好ましい。これにより、ハイモード制御、ローモード制御、およびコンフォートモード制御のうち、どの制御が行われているかを容易に知ることができる。
また、冷却装置1は、左右のペルチェ素子43L,43Rに接合して設けられた左右のヒートシンク46L,46Rと、左右のヒートシンク46L,46Rに向けて風を送る左右の送風ファン47L,47Rとを備えることが好ましい。これにより、簡便な構成で、左右のペルチェ素子43L,43Rによる左右の冷却プレート41L,41Rの冷却効果を高めることができる。
上述の冷却装置1において、左側筐体部30Lと後側筐体部10の左端部との連結部に、左側筐体部30Lに対し右方に揺動変位させる付勢力を与える左側付勢部材26Lが設けられ、右側筐体部30Rと後側筐体部10の右端部との連結部に、右側筐体部30Rに対し左方に揺動変位させる付勢力を与える右側付勢部材(図示せず)が設けられることが好ましい。これにより、筐体部5が人の首部NKに装着された状態で、当該首部NKの左右に接触した冷却プレート41L,41Rが首部NKから離れるのを防止することができる。
なお、上述の実施形態において、制御IC71は、ハイモード制御、ローモード制御、およびコンフォートモード制御のうち、いずれかを選択して行うように構成されているが、これに限られるものではない。例えば、制御IC71は、ハイモード制御およびコンフォートモード制御のうちいずれかを選択して行うように構成されてもよく、ローモード制御およびコンフォートモード制御のうちいずれかを選択して行うように構成されてもよい。また例えば、制御IC71は、コンフォートモード制御のみを行うように構成されてもよい。
上述の実施形態において、操作部60は、電源ケーブル50の中間部に設けられているが、これに限られるものではなく、例えば、後側筐体部10におけるベース部材11の中央部後面側に一体的に設けられてもよい。
上述の実施形態において、操作部60は、操作スイッチとして、押しボタンスイッチ62を有して構成されているが、これに限られるものではなく、例えば、セレクタスイッチを有して構成されてもよい。
1 冷却装置
5 筐体部
10 後側筐体部
22L 左アーム側連結部 22R 右アーム側連結部
26L 左側付勢部材
30L 左側筐体部 30R 右側筐体部
32L 左ケース側連結部 32R 右ケース側連結部
41L 左側冷却プレート 41R 右側冷却プレート
43L 左側ペルチェ素子 43R 右側ペルチェ素子
46L 左側ヒートシンク 46R 右側ヒートシンク
47L 左側送風ファン 47R 右側送風ファン
60 操作部
62 押しボタンスイッチ
66 ハイモード発光部
67 ローモード発光部
68 コンフォートモード発光部
70 回路基板
71 制御IC
NK 首部

Claims (5)

  1. 人の首部に装着される筐体部と、
    前記筐体部に設けられ、前記筐体部が人の首部に装着された状態で当該首部に接触する冷却部材と、
    前記冷却部材に接合して設けられて前記冷却部材を冷却するペルチェ素子と、
    前記ペルチェ素子を作動させるための操作が行われる操作部とを備え、
    前記操作部の内部に、前記ペルチェ素子に供給される電力を所定時間ごとに変化させる制御を行う制御器が設けられることを特徴とする冷却装置。
  2. 前記制御器は、前記ペルチェ素子に供給される電力を所定時間ごとに変化させる第1の制御および、前記ペルチェ素子に供給される電力を一定とする第2の制御のうちいずれかを行うことが可能であり、
    前記操作部は、前記第1の制御および前記第2の制御のうちいずれかを選択するための操作が行われる操作スイッチを有することを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記操作部に、前記第1の制御が行われる場合に発光する第1の発光部と、前記第2の制御が行われる場合に発光する第2の発光部とが設けられることを特徴とする請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記ペルチェ素子における前記冷却部材に接合する部分と反対側の部分に接合して設けられたヒートシンクと、
    前記ヒートシンクと対向して前記筐体部に取り付けられ、前記ヒートシンクに向けて風を送る送風機とを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷却装置。
  5. 前記筐体部は、
    前記筐体部が人の首部に装着された状態で当該首部の後方に位置する後側筐体部と、
    前記後側筐体部の左端部に連結され、前記筐体部が人の首部に装着された状態で当該首部の左方に位置する左側筐体部と、
    前記後側筐体部の右端部に連結され、前記筐体部が人の首部に装着された状態で当該首部の右方に位置する右側筐体部とを有し、
    前記冷却部材は、前記左側筐体部と前記右側筐体部とにそれぞれ設けられ、前記筐体部が人の首部に装着された状態で当該首部の左右に接触し、
    前記左側筐体部が左右方向に揺動変位可能に前記後側筐体部の左端部に連結され、前記左側筐体部と前記後側筐体部の左端部との連結部に、前記左側筐体部に対し右方に揺動変位させる付勢力を与える左側付勢部材が設けられ、
    前記右側筐体部が左右方向に揺動変位可能に前記後側筐体部の右端部に連結され、前記右側筐体部と前記後側筐体部の右端部との連結部に、前記右側筐体部に対し左方に揺動変位させる付勢力を与える右側付勢部材が設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の冷却装置。
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