JP3224486U - 取っ手付ゴミ袋ホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】ゴミ拾いトング、或いは箒と塵取りを使った野外の掃除作業において、ゴミ拾いトングで掴んだゴミ、或いは箒で掃き取った塵取りの中のゴミを能率よくゴミ袋にゴミ投入が行えて簡易ゴミ箱としても使用できる、取っ手付ゴミ袋ホルダーを提供する。【解決手段】取っ手23を設けたゴミ袋ホルダー本体枠21に、ゴミ袋押え枠22を嵌合させた構造であり、ゴミ袋の取付けはゴミ袋ホルダー本体枠21とゴミ袋押え枠22の嵌合部に、ゴミ袋の開口部を挟み込んで保持、固定する。簡易ゴミ箱として使用するときは、ゴミ袋ホルダー本体枠21の脚取付け部21aに脚24を取付ける。取っ手23を持つことで、開口部が全開に近い状態のゴミ袋を片手で持ち運びができ、簡易ゴミ箱として使用できる。【選択図】図1
Description
本考案は、自治体指定ゴミ袋、一般市販ゴミ袋を、本考案の取っ手付ゴミ袋ホルダーに装着し、取っ手を持つことにより、開口部が全開に近い状態のゴミ袋を片手で持ち運ぶことができ、この取っ手付ゴミ袋ホルダーに脚を取り付けることにより、簡易ゴミ箱としても使用できる取っ手付ゴミ袋ホルダーに関するものである。
野外のゴミ拾いトングを使った清掃作業において、片手にゴミ拾いトング、もう一方の片手でゴミ袋単体を持つとゴミ袋の開口部が狭くなったり、開口部の端が重なってゴミ袋の開口部を塞いでいるため、ゴミ拾いトングで拾ったゴミをゴミ袋に投入するのが困難であり手間がかかり、清掃作業時間が長くなる原因になっている。
野外の箒を使った掃き掃除において、箒、塵取り、ゴミ袋が必要であり、一人で作業をする場合、片手に箒と塵取り、もう一方の片手でゴミ袋単体を持って掃除をする目的場所まで行き、掃き掃除をするときはゴミ袋を地上に置き、片手に箒、もう一方の片手に塵取りを持って掃き掃除を行い、塵取りの中の掃き取ったゴミをゴミ袋に投入するときは、箒を手から離して地上に置き、空いた手でゴミ袋を持ち上げ、その開口部を開きながら持ち、塵取りの中の掃き取ったゴミをゴミ袋に投入している。この一連の動作が掃き掃除の時間が長くなる原因になっている。
このような問題に対し、例えば特許文献1には、流し台等に取り付けるための止着具を設けたゴミ袋ホルダーが開示されている。また特許文献2には、吊り具を使って適当な個所にかけておくことができるゴミ袋ホルダーが開示されている。しかしながらこれらのゴミ袋ホルダーは、室内で使用することが前提であって、止着具や吊り具を固定する壁面やフックがない野外で使用することに不向きである。
図11が示すように、従来の野外の歩道、道路、公園、公共施設周辺等のゴミ拾いトングを使った清掃作業において、掃除作業者31が片手にゴミ拾いトング33、もう一方の片手でゴミ袋32単体を持つとゴミ袋の開口部が狭くなったり、開口部の端が重なってゴミ袋の開口部を塞いでいるため、ゴミ拾いトング33で拾ったゴミをゴミ袋32に投入するとき、ゴミを掴んだ状態のゴミ拾いトング33でゴミ袋32の開口部を広げながらゴミをゴミ袋32に投入している。このゴミ投入動作のとき、ゴミ拾いトング33で掴んでいるゴミを落下させてしまうこともあり、この落下させたゴミを再びゴミ拾いトング33で掴んでゴミ袋32に投入している。このゴミ投入動作の能率が良くなく、ゴミ拾いトング33を使った清掃作業の時間を長くする原因になっている。
図12に示すように、従来の野外の箒を使った清掃作業において、箒、塵取り、ゴミ袋が必要であり、掃除作業者31が一人で作業をする場合は片手に箒34と塵取り35、もう一方の片手でゴミ袋32単体を持ち掃除をする目的場所まで移動し、図13に示すようにゴミ袋32を地上に置き、片手に箒34、もう一方の片手に塵取り35を持って掃き掃除を行い、掃き取った塵取り35の中のゴミをゴミ袋32に投入するときは、箒34を手から離し地上に置き腰を屈めて空いた手で地上に置いてあるゴミ袋32を持上げ、その開口部を開きながら持ち塵取り35の中のゴミをゴミ袋32に投入している。この一連の動作が掃き掃除の時間を長くしている。
上記の従来の野外の箒を使った掃き掃除において掃除時間を短くするには作業者を二人にして、一人は箒と塵取りで掃き掃除を行い、もう一人は掃き取り作業者の掃き取った塵取りの中のゴミを、両手で開口部を広げたゴミ袋で受け取るようにすれば清掃時間は短縮できるが、作業者が一人から二人になることで掃除依頼者側からすれば経費が増える原因になっている。
本考案は、以上のような欠点を解決しようとするものである。
本考案は、以上のような欠点を解決しようとするものである。
図14に示すように本考案の取っ手付ゴミ袋ホルダー20にゴミ袋32を装着することで、ゴミ袋32の開口部が取っ手付ゴミ袋ホルダー20の形に沿って保持、固定され、取っ手を持つことで、開口部が全開に近い状態のゴミ袋32を片手で持ち歩くことができ、野外の清掃作業においてゴミ拾いトング33で拾ったゴミの投入は困難なく容易に歩きながらでもゴミ袋32にゴミ投入ができ、ゴミ袋32へのゴミ投入が困難であるという問題点を解決している。
図15に示すように、上述の取っ手付ゴミ袋ホルダー20の脚取付部に脚24を取り付けることで簡易ゴミ箱として使用でき、箒と塵取りを使った掃き掃除において片手に箒34と塵取り35、もう一方の片手に簡易ゴミ箱としての取っ手付ゴミ袋ホルダー20を持って、掃除をする場所まで移動し、掃除をするときは図16のように近くに置いて掃除を行い、塵取り35の中の掃き取ったゴミは簡易ゴミ箱としての取っ手付ゴミ袋ホルダー20にゴミ袋32を手で持つことなく直接、容易にゴミ投入ができ、ゴミ袋32へのゴミ投入が困難であるという問題点を解決している。
以下、図1から図10に示すように、本考案を実施するための形態について説明する。
図2に示すように、本考案の取っ手付ゴミ袋ホルダー20は、取っ手23を設けたゴミ袋ホルダー本体枠21と、その内側にゴミ袋の開口部を保持、固定するためのゴミ袋押え枠22を嵌め合せた構造で構成される。
図2に示すように、本考案の取っ手付ゴミ袋ホルダー20は、取っ手23を設けたゴミ袋ホルダー本体枠21と、その内側にゴミ袋の開口部を保持、固定するためのゴミ袋押え枠22を嵌め合せた構造で構成される。
図9に示すようにゴミ袋の取付けは、ゴミ袋ホルダー本体枠21の内側にゴミ袋32の開口部を装着し、ゴミ袋の開口部の端32aをゴミ袋ホルダー本体枠21の内面に沿って外側に折り返し、ゴミ袋押え枠22を上方向から挿入しゴミ袋ホルダー本体枠21とゴミ袋押え枠22の嵌合部にゴミ袋の開口部を挟み込んでゴミ袋を保持、固定する。
図1に示すように、簡易ゴミ箱として使用するときは、ゴミ袋ホルダー本体枠21の脚取付け部21aに脚24を取付ける。脚24の長さは、装着したゴミ袋32の底の部分が少し余裕を持って地面に触れる程度であればよい。
図8に示すゴミ袋ホルダー本体枠21の内側面の周長と、図7に示すゴミ袋押え枠22の外側面の周長は、ほぼ同じ周長であって、装着するゴミ袋の開口部の周長より少し小さめとする。
本考案は、以上のような構造である。これを使用するときは、図14から図16に示すように取っ手23を持つことにより、開口部が全開に近い状態のゴミ袋を片手で持ち運ぶことができる、取っ手付ゴミ袋ホルダーあるいは簡易ゴミ箱として使用する。
本考案の、取っ手付ゴミ袋ホルダーは図3の平面図において円形であるが、それに限らず楕円、矩形、多角形でもよく、ゴミ袋の開口部を開いた状態を保てる枠体であればよい。
本考案の、取っ手23とゴミ袋ホルダー本体枠21は脱着可能な構造であるが、一体物で制作されたものでも目的とする機能はかわらないため、一体物で制作されたものでもよい。
本考案の、ゴミ袋ホルダー本体枠21と脚24は脱着可能な構造であるが、一体物で制作されたものでも目的とする機能はかわらないため、一体物で制作されたものでもよい。
本考案の、ゴミ袋ホルダー本体枠21の脚取付け部21aは図3の平面図において4ヶ所であるが、3ヶ所あるいは4ヶ所以上であっても目的とする機能はかわらないため、一体物で制作されたものでもよい。
20 取っ手付ゴミ袋ホルダー(21、22、23を組合せた物)
21 ゴミ袋ホルダー本体枠
21a 脚取付け部
22 ゴミ袋押え枠
23 取っ手
24 脚
31 掃除作業者
32 ゴミ袋
33 ゴミ拾いトング
34 箒
35 塵取り
21 ゴミ袋ホルダー本体枠
21a 脚取付け部
22 ゴミ袋押え枠
23 取っ手
24 脚
31 掃除作業者
32 ゴミ袋
33 ゴミ拾いトング
34 箒
35 塵取り
Claims (2)
- 取っ手を設けたゴミ袋ホルダー本体枠に、ゴミ袋を装着するためのゴミ袋押え枠を嵌め合せた構造で構成されたことを特徴とする取っ手付ゴミ袋ホルダー。
- 脚を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の取っ手付ゴミ袋ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003856U JP3224486U (ja) | 2019-10-10 | 2019-10-10 | 取っ手付ゴミ袋ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003856U JP3224486U (ja) | 2019-10-10 | 2019-10-10 | 取っ手付ゴミ袋ホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3224486U true JP3224486U (ja) | 2019-12-19 |
Family
ID=68917130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019003856U Expired - Fee Related JP3224486U (ja) | 2019-10-10 | 2019-10-10 | 取っ手付ゴミ袋ホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224486U (ja) |
-
2019
- 2019-10-10 JP JP2019003856U patent/JP3224486U/ja not_active Expired - Fee Related
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