JP3182766U - ちりとり棒「楽」 - Google Patents
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Abstract
【課題】ゴミ収集とゴミ袋への投入作業を同時に行って作業効率を向上させ、道具の軽量化を図り且つ、立ち姿勢での清掃作業を可能にし、また、不使用時にはコンパクトに折り畳むことができる、携帯性及び収納性に優れた清掃用具を提供する。
【解決手段】二本の棒状体2,3を開閉自在に接続すると共に当該棒状体に係止手段5〜7を使用してゴミ回収袋8を着脱自在に取り付け、ゴミ回収袋の開口部を保持するちりとり枠を形成する。また、下方の棒状体3の掃き込み口を斜めに形成して、ゴミの進入を容易にする。
【選択図】図1
【解決手段】二本の棒状体2,3を開閉自在に接続すると共に当該棒状体に係止手段5〜7を使用してゴミ回収袋8を着脱自在に取り付け、ゴミ回収袋の開口部を保持するちりとり枠を形成する。また、下方の棒状体3の掃き込み口を斜めに形成して、ゴミの進入を容易にする。
【選択図】図1
Description
この考案は、掃き掃除に使用される道具であって、ゴミ袋とちりとり枠から構成される清掃用具に関する。より詳しくは、地面や床面にあるゴミや枝葉等を箒を使用してゴミ袋に直接掃き入れることができるゴミ袋の開口保持枠を構成する棒状体に関するものである。
通常、清掃時には清掃道具としての箒、ゴミ収集のためのちりとり、収集したゴミを収納するゴミ袋等を使用して、箒とちりとりでゴミを収集する作業と、収集したゴミをゴミ袋へ投入する作業を繰り返すことで掃き掃除作業が行われている。
この時、ゴミを一か所に集めてからちりとりですくってゴミ袋へ投入する場合と、ちりとりと箒を手にしてその都度ちりとりにゴミを収集しながら、ちりとりが満杯になるとゴミ袋へと投入して回収する場合がある。
掃き掃除の作業効率を図るために、ゴミの収集作業とゴミ袋への投入作業を同時に行うように形成された清掃道具が開発されている(特許文献1)。
一方、ゴミ収集作業時にはしゃがんだり、かがんだりしてちりとりを使用しており、足腰への負担が大きい。そこで労力を軽減するために立ったまま使用できるちりとりの発明がある(特許文献2)。
箒とちりとりを使用して行う掃き掃除で行われていた、ちりとりからゴミ袋へのゴミの移動や度重なるゴミの投入作業が清掃作業全体の作業効率を低下させている。また、軽量化されてないちりとりと箒を常に手に持ちながらの清掃作業やかがんだ姿勢でのちりとりへの掃き取り作業は重労働であった。
また、落葉が散る季節は風も強く、落葉を掃き集めてちりとりに入れるときやちりとり内の落葉をごみ箱やごみ袋内に移すときに、落葉等が風で吹き飛ばされて飛散することがある。このようになると、散った落葉を再び掃き集めて回収しなければならず、無駄が多い。また、ごみ袋を地面に置くと風でごみ袋やごみ袋内の落葉等が飛ばされることもあった。
そこで、ちりとりとゴミ袋を一体にした特許文献1の袋口開閉具が開発されているが、ゴミ袋を取り付ける装置がフレーム状に形成されていてフレーム周囲の長さが決まっているためフレーム外周より小さな開口部を有するゴミ袋は取り付けることができない。また、地面に載置して掃き入れ作業を行うため、使用時には腰をかがめなくてはならず、足腰への負担が大きい。
一方、特許文献2記載のチリ取り装置のようにゴミ袋を取り付けるちりとり機能を有す
る、フレーム枠の上部に門型把体が設けられていると使用者は腰をかがめることなく立ち姿勢のままで清掃作業を行うことができるが、フレーム枠等を折り畳むことができず、嵩高く重量化し持ち運びや収納が不便である。
る、フレーム枠の上部に門型把体が設けられていると使用者は腰をかがめることなく立ち姿勢のままで清掃作業を行うことができるが、フレーム枠等を折り畳むことができず、嵩高く重量化し持ち運びや収納が不便である。
そこで、掃き掃除の時に必要となるゴミ収集とゴミ袋への投入作業を同時に行って、作業効率を向上させ、道具の軽量化を図り且つ、立ち姿勢での清掃作業を可能にする。また、不使用時にはコンパクトに折り畳むことができる、携帯性及び収納性に優れた清掃用具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本願では、二本の棒状体を開閉自在に接続し、ここにゴミ袋を係止手段を使用して着脱自在に取り付け、ゴミ袋の開口部を保持するちりとり枠を形成すると共に、上方の棒状体を把持して立ち姿勢で清掃作業を行える、軽量且つ折り畳み可能なちりとり棒を形成するのである。
ちりとり枠にゴミ袋を取り付けるため、掃き取ったゴミがそのままゴミ袋に回収され、掃き取り作業と回収作業を一括に行え、清掃作業における労力の軽減と作業時間の短縮を図ることができる。
箒を持ち歩きながらゴミを発見するたびに本願の清掃用具を接地してゴミを収集できるので広範囲の掃き掃除を容易且つ短時間に行うことができる。
ゴミ袋の着脱が容易であるため、ゴミが満杯になると取り付け具をはずしてワンタッチでゴミ袋をはずし、新たなゴミ袋に取り替えて作業を続行することができるのである。
細く且つ軽量で折り畳めるため携帯性に優れ収納場所に困らない。また、簡易な構造で低コストで大量に制作できるため、広範囲を大人数で清掃することになる社寺や、地域での大掃除など大量に清掃用具が必要になるときでも容易に対応できる。
ゴミをゴミ袋に投入後はちりとり枠を閉じて次の清掃場所へ移動できるため収納したゴミや落ち葉が散らかることがない。
ちりとり枠へのゴミ袋の取り付け場所が任意であるため、ゴミ袋のサイズを問わず利用できる。
立った状態でゴミを掃き入れることができるので足腰への負担を軽減することができる。
以下、本考案の最適の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本願のちりとり棒1にゴミ袋8を取り付けた使用状態の説明図である。図2はちりとり棒1の正面図。図3はちりとり棒1の下方の棒状体3にゴミ袋8を取り付けた状態を示す一部拡大断面図である。
本願のちりとり棒1は二本の棒状体2、3の端部2a、3aを開閉自在に接続したものであって、手で把持する上方の棒状体2の先端部2b、10cm程度は外側へ向けて屈曲形成されている。清掃時に端部2bが上方へ傾くために使用者が把持しやすくなるのである。
棒状体2、3の素材は、特に限定されるものではないが、具体的には例えば鉄、ステンレス等の金属や、合成樹脂若しくは竹等の天然素材であって、軽量且つ可撓性を有する素材が適しているが、腐食性の金属については、防錆加工又は塗装が施されたものを用いることが好ましい。
箒とちりとり棒を常に手にして清掃作業を行うため、軽量にすることで労力を軽減することができ、また、下方の棒状体は地面に添わせるために柔軟性を有する素材が適しているのである。
棒状体2、3の幅は1cmから1.5cm程度、長さは上方棒状体2が70cm、下方棒状体3は60cm程度が使い勝手が良いと考えられるが、この寸法に限定されるものではなく適宜変更可能である。
ちりとり棒に取り付けるゴミ回収袋も特に限定されるものではないが、一般的な市販の合成樹脂ビニル袋や紙袋、40L前後のポリバケツ用ゴミ袋等が適しており、いずれの大きさのものであっても本考案のちりとり棒に適用できる。
本考案に係るちりとり棒は開口部が略三角形状を呈するようにゴミ袋の開口部を形成する二辺を構成するが、ゴミ袋の取り付け位置によって開口部形状や大きさの調整ができるため取り付けるゴミ回収袋の大きさを選ばないのである。
スーパーマーケット等で提供される使い捨ての買物袋は、一般に高密度ポリエチレン製のフィルムで形成されており、耐水性を有し丈夫なため、再利用に便利である。
下方の棒状体3の接地面3cは可及的に平滑面であることが望ましく、掃き込み口となる3bは後方に向け高さが高くなるように形成された斜面となっている(図3)。地面とゴミ袋との間隙をできるだけ少なくすると共に、ゴミの進入を容易にするためである。
使用者の左利き、右利きに合わせて一の側面のみを斜面に形成しても良いし、どちらにも対応できるように図3に示すように下方の棒状体の両側面を斜めに形成しても良い。
斜めに形成した掃き込み口は、ゴミ袋を係止するクリップ等の係止具を隙間なく確実に係止することにも役立つのである。
本願のちりとり棒1は、熱によって収縮するチューブ4を二本の棒状体の先端部2aと3aに巻き付けて二本の棒状体を開閉自在に接続して成る。
不使用時や持ち運びの際には折り畳めると共にいかなる角度にも開閉できるので装着するゴミ袋の開口部の大きさを問わないのである。
二本の棒状体の接続方法や接続部材もこの実施例に限定されるものではなく、二本の棒状体を開閉自在に連結することができる素材であればいかなるものでも使用可能である。ちりとり棒1の上方棒2と下方棒3を被覆するようにゴミ袋8の開口部を巻き付けて係着し、クリップ等の係止具5、6、7で挟持固定する。
係止具5は上方の棒状体2へ、係止具6は下方の棒状体3へ、そして係止具7を二本の棒状体の連結箇所近傍へ取り付ける。
係止具5,6の取り付け位置によってちりとり棒1の開閉角度が決まり、ちりとり棒1とゴミ袋の端縁の一部によって三角形状の掃き込み口9が形成される。即ち、係止具5、6、7が当該三角形状の掃き込み口9の頂点となるのである。下方の棒状体3の二か所を係止具6、7で係止することで、ゴミ袋8を確実に棒状体3に取り付けることができゴミの掃き込みが容易になるのである。
この状態で上方棒2の先端部2bを把持、下方棒3の先端部3dを足で踏んで地面に接地、固定すると、ゴミ袋8の開口状態が保持され、箒でゴミ袋8内にゴミを掃き入れるという基本的な使い方ができるのである。
ちりとり棒の上方棒2の長さは70cm程度あるので成人が立ち姿勢のままこの用具を使用して掃き掃除ができ、足腰への負担が軽減できる。
ゴミの回収作業が終わり、上方棒2を持ち上げると下方棒3も持ち上がってくるので二つの棒状体を近接させて把持するとゴミ袋8はちりとり棒1の下方に垂下し、ゴミ袋8の掃き込み口近傍にたまったゴミは袋の下方へと落下する。
このように、ゴミ袋の開口部9を閉じた状態で次の掃除場所へ移動することができ、回収したゴミが散乱することがない。
回収したゴミでゴミ袋8がいっぱいになると、クリップをはずしてゴミ袋8をちりとり棒1から外した後、ゴミ袋の開口周縁部を結んだり、紐などを用いて縛って袋口を閉じると、そのままごみ回収に出すことができるのである。
従来の清掃時には掃き集めていた落葉が、風で吹き飛ばされるようなことがあったが、本願のちりとり棒を使用すると、落葉を直接ごみ回収袋内に掃き入れることができるため、落葉が風で飛ばされることは全く無くなるのである。
また、ゴミ袋の開口周縁部をちりとり棒に止め置く固定手段はクリップに限定されるものではなく、軽量でかさばらず着脱が容易であればどんな部材であっても構わない。
また、ゴミ袋の開口周縁部をちりとり棒に止め置く固定手段はクリップに限定されるものではなく、軽量でかさばらず着脱が容易であればどんな部材であっても構わない。
この考案は、ゴミ回収袋を装着してゴミ収集袋にゴミを収集することができる、ちりとりとしての機能を有する清掃用具に適用することができる。
1、 ちりとり棒
2、 上方棒状体
3、 下方棒状体
4、 連結部材(熱収縮チューブ)
5、 6、7、係止具(クリップ)
8、 ゴミ袋
2、 上方棒状体
3、 下方棒状体
4、 連結部材(熱収縮チューブ)
5、 6、7、係止具(クリップ)
8、 ゴミ袋
Claims (3)
- 端部を開閉自在に接続した二本の棒状体にゴミ回収袋を着脱自在に取り付けた折り畳み可能なちりとり枠。
- 端部を開閉自在に接続した、断面が略四角形状の二本の棒状体にゴミ回収袋を着脱自在に取り付け、下方の棒状体の一又は両方の側面を斜めに形成したことを特徴とする折り畳み可能なちりとり枠。
- 上方の棒状体の把持する端部を外側へ向けて傾斜させたことを特徴とする請求項1又は2記載のちりとり枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013000397U JP3182766U (ja) | 2013-01-28 | 2013-01-28 | ちりとり棒「楽」 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013000397U JP3182766U (ja) | 2013-01-28 | 2013-01-28 | ちりとり棒「楽」 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3182766U true JP3182766U (ja) | 2013-04-11 |
Family
ID=50426811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013000397U Expired - Fee Related JP3182766U (ja) | 2013-01-28 | 2013-01-28 | ちりとり棒「楽」 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3182766U (ja) |
-
2013
- 2013-01-28 JP JP2013000397U patent/JP3182766U/ja not_active Expired - Fee Related
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