JP3223954U - 頭部簡易保護冷却ヘアーバンド - Google Patents

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晃子 藤本
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Abstract

【課題】熱こもりを解決するための形状で保冷剤装着が可能な頭部簡易保護ヘアーバンドの提供。【解決手段】ヘアーバンド1は網状で構成し通気性を改善することで熱こもりを抑えた。更に保冷剤を収納可能なポケット部2を備え、頭部の冷却を可能にした。ポケット部2は伸縮性のある素材を用い、保冷剤挿入口部3は頭囲測定方向における一端にのみ開口することで装着中は保冷剤が脱落しにくく、交換時は着脱しやすくなった。【選択図】図1

Description

本考案は、頭部の冷却と簡易保護を目的としたヘアーバンドに関する。
6歳の娘は難治性てんかんドラベ症候群(指定難病140)であり、てんかん発作が止まりにくく重積や群発しやすい難病である。そのため心身ともに発達の遅れが生じ、様々な障害も抱えている。更に発作による脳症の危険性や死亡率が高い。発作の主な誘発因子の1つとして熱こもりがあり、体温調整が出来ない患児および患者にとって非常に深刻な問題である。加えて、歩行時は不安定で転倒しやすく屋内でも頭部保護の必要性は高いが、ヘッドギア(保護帽)の頭部を覆う形状や材質によっては非常に熱がこもりやすく、発作の誘因となりかねない。娘は学校生活において安全面からヘッドギアの装着を学校側から打診されたが、前記の理由により主治医からは不適切だと判断された。そこで、熱がこもりにくく、頭部の冷却と頭部の簡易保護が可能なものとしてヘアーバンドの活用を考えた。
特開2005−218811号公報
頭部の冷却を目的とした場合に、素材そのものによる効果、冷却シート、保冷剤の使用が一般的であるが、冷却・解熱効果の確実な保冷剤を用いる。しかし頭部に保冷剤を保持するには頭部を覆う必要がありその面積が広いほど熱がこもりやすい。また、頭部の簡易保護を目的とした場合もヘアーバンド本体の十分な幅が不可欠であり、同様の問題が生じる。
使用する保冷剤は交換が必須であり、挿入口にファスナーやマジックテープなどを用いた場合は開閉に手間がかかる。
布で覆い保冷剤を保持する場合に、保冷剤溶解時に発生する水滴によって不快感が生じる。
本考案では、保冷剤の保持と頭部の簡易保護における熱こもりの解決、保冷剤の着脱方法の解決、保冷剤溶解時に発生する水滴による不快感を軽減する。
問題を解決するための手段
ヘアーバンド全体を網状にし、例えば、目開きを1mmないし30mm、厚さを1mmないし10mmで構成し、通気性を高めた。その結果、保冷剤保持や頭部の簡易保護に必要な幅で頭部を覆っても熱がこもりにくくなった。
保冷剤収納ポケット部の保冷剤挿入口部を頭囲測定方向における一端にのみにて開口させた。その結果ファスナーやマジックテープ等が無くとも脱落しにくくなった。また、伸縮性がある素材を用い、保冷剤の出し入れも容易になった。更に、ヘアーバンドの上下、左右、裏表の方向を気にせずにヘアーバンドの装着が可能になった。
ヘアーバンド全体が網状で厚さを有している為、頭部との接触面積は少なくなり保冷剤溶解時に発生する水滴による不快感の軽減が可能である。
考案の効果
本考案は、難治性てんかんドラベ症候群患児及び患者にとって、てんかん発作の主な誘発因子の1つである熱こもり対策として、頭部の冷却を可能にするものである。背部や腋下、頚部に加えて頭部も冷却可能となり、発作予防に効果的である。また、屋内での日常生活活動において、歩行が不安定でふらつきや転倒が多い患児及び患者の頭部の簡易保護も兼ねることにより、当事者や保護者、支援等で関わる人々の安心につながると期待する。
本考案は、屋内での熱中症予防として、エアコンだけでは冷却が十分ではない環境やエアコンに頼れない場所での使用においても効果が期待できる。特に活動量が多く体温の高い低年齢層の子どもや発達障害における多動症の子ども達、身体に何らかの問題を抱え自力で動くことが困難な成人や高齢者にも応用が可能である。
本考案は、発熱時での幼児を中心とした低年齢層の子どもへの使用にも効果が期待できる。幼い子どもにとっては発熱時であっても常に安静を保つことは困難であり、驚くほど活発に活動する事は珍しくない。また、解熱効果は得られないとしながらも手軽に使える冷却シートが多く用いられているが、乳幼児や高齢者の窒息事故や誤飲の危険性が問題視されている。頭部への保冷剤による冷却は確実な解熱効果があり、かつ活動の妨げにもなりにくい。また、安静時に後頭部を冷やす氷枕が苦手な子どもにも取り入れやすい。
本考案は頭部の冷却と簡易保護を兼ね備えたヘアーバンドであり、機能や効果を妨げることなく、様々な色やデザイン、装飾を施すことで、多様なニーズに合わせて個性を表現できるファッション性も兼ね備える。
本考案は、熱中症や発熱にとらわれず体温の上昇による不快感や倦怠感に対して、頭部を冷却することにより不快感や倦怠感を和らげるリラックス効果が期待できる。装着部位が頭部のみであるため、子どもから成人まで日常的な活動を妨げることなく生活に取り入れやすい。地球温暖化の進行に伴い暑さ対策は誰もが深刻な問題である。主に屋内での日常生活活動時に、エアコンとの併用、またはエアコンの効果が得られにくい環境下で本考案が有効に活用されると期待する。
本考案は家庭にある保冷剤を有効に活用できる。ヘアーバンドそのものを凍らせる必要はなく、使い捨ての冷却シートとも異なり繰り返し使用が可能である。食品購入時に提供される保冷剤で十分な効果が得られる。
本考案の斜視図であり、図1(A)は保冷剤の挿入方向を示した斜視図、図1(B)は保冷剤の挿入が完了した斜視図である。 本考案の正面図である。 本考案の着用図であり、図3(A)は着用正面図、図3(B)は着用側面図である。 本考案の変形例であり、図4(A)は背面図である。図4(B)は着用側面図、図4(C)は着用背面図である。 本考案の変形例であり、図5(A)は側面図である。図5(B)は着用正面図、図5(C)は着用背面図である。
第1実施形態のヘアーバンド1は、所定の幅を有する50mmないし100mmの帯状であり、輪状である。ヘアーバンド1は厚さ1mmないし10mmで、網目は1mmないし30mmの目開きで構成され、伸縮性を有し頭囲測定方向に沿って延びる。ヘアーバンド1は保冷剤収納ポケット部2を備える。保冷剤収納ポケット部2は頭囲測定方向に沿って延びる。保冷剤収納ポケット部2は頭囲測定方向における一端にのみにて開口する保冷剤挿入口部3を有する。本例ではヘアーバンド1は装飾部4を有する。
第1実施形態のヘアーバンド1の変形例として、図4のヘアーバンド1Aは保冷剤収納ポケット部2以外の部分を二又の帯部5で構成し、後頭部は交差形態部6である。ヘアーバンド着用者の髪を後ろで左右二つに束ねた場合にヘアーバンド1Aは、ずれにくい形状である。
第1実施形態のヘアーバンド1の変形例として、図5のヘアーバンド1Bは保冷剤収納ポケット部2を正面と背面に2ヶ所備えた。その為前頭部と後頭部を同時に冷却可能である。
1 ヘアーバンド
2 保冷剤収納ポケット部
3 保冷剤挿入口部
4 装飾部
5 二又の帯部
6 後頭部での交差形態部

Claims (1)

  1. 所定の幅を有する帯状であり且つ輪状であるヘアーバンドであって、網状であるとともに伸縮性を有し、頭囲測定方向に沿って延びるとともに、前記頭囲測定方向における一端のみにて開口し、且つ、保冷剤が収納されるポケット部を備えるヘアーバンド。
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