JP3223414U - 廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム - Google Patents

廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム Download PDF

Info

Publication number
JP3223414U
JP3223414U JP2019001039U JP2019001039U JP3223414U JP 3223414 U JP3223414 U JP 3223414U JP 2019001039 U JP2019001039 U JP 2019001039U JP 2019001039 U JP2019001039 U JP 2019001039U JP 3223414 U JP3223414 U JP 3223414U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
collection
mobile phone
container
worker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2019001039U
Other languages
English (en)
Inventor
正雄 栗原
正雄 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURIHARA SHIZAI CO., LTD.
Original Assignee
KURIHARA SHIZAI CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KURIHARA SHIZAI CO., LTD. filed Critical KURIHARA SHIZAI CO., LTD.
Priority to JP2019001039U priority Critical patent/JP3223414U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3223414U publication Critical patent/JP3223414U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Refuse Collection And Transfer (AREA)

Abstract

【課題】回収された回収容器と処理工場で受け取られた回収容器とを照合し、受け取りを正確に行うことができる廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムを提供する。【解決手段】廃棄機密情報媒体回収・受取システムは、多機能携帯電話機とサーバーを備え、携帯電話機は、CPU、モニター、回収用アプリケーションを記憶した第1記憶手段、ICに記憶された情報の読み取り手段、読み取った情報を記憶する第2記憶手段、ならびにサーバーとの送受信手段を有し、サーバーは、携帯電話機から全ての回収容器の情報群を受信し、同一の回収依頼者を含む情報群から容器の種別ごとの総数を集計し記憶しており、受け取りの際に、同一の回収依頼者の容器の種別ごとの総数の情報を携帯電話機に送信し、携帯電話機は、受け取りの際に、回収容器情報記憶ICから容器のIDと種別を読み取り、容器の累計値を第2記憶手段に記憶し、種別ごとの総数に関連付けて、モニターに表示する。【選択図】図2

Description

本考案は、廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムに関する。
廃棄機密情報媒体回収システムに関する技術としては、特開2007−249289号公報に開示されたものが知られている。
この公開公報に開示された機密情報媒体処分システムは、書類や電子媒体等の機密情報を含む機密情報媒体を収納する処分箱と、処分箱に収められ、個々の処分箱を特定する処分箱識別情報を記録し、処分箱の外部から認識可能な処分箱識別手段と、処分箱の処分を依頼する個々の処分依頼者を特定する処分依頼者識別情報を記録する処分依頼者識別手段と、処分箱を回収する個々の回収者を特定する回収者識別情報を記録する回収者識別手段と、各種の識別情報を読み取る識別情報読取手段と、識別情報読取手段と電気通信回線で接続され、識別情報読取手段で読み取った識別情報を管理する識別情報管理手段とを備え、機密情報媒体の回収、輸送、処分等の処置を管理することを特徴とする。
前記公開公報の記載では、該公報に記載された機密情報媒体処分システムによれば、機密情報媒体の回収、輸送、処分等の処置を、処分箱識別情報、処分依頼者識別情報、回収者識別情報を用いて管理することから、機密情報媒体の流れを正確に把握可能で、機密情報媒体の処分の確実を期すことができる、としている。
しかしながら、前記公報に記載された機密情報媒体処分システムにおいては、処分箱を処分施設でトラックから荷下ろしする際、識別情報読取手段により処分箱の処分箱カードの処分箱識別情報を読み取り、通信回線を介して処分箱識別情報を管理サーバーに送るようになっているが、管理サーバーでは、単に送られて来た情報を記憶管理しているだけで有り、回収処分箱と荷下ろし処分箱の照合を何ら行っていないので、作業者は、自ら管理サーバーにアクセスして、回収処分箱と荷下ろし処分箱とが合致しているかを判断しなければならず、処分箱が正確に処分場まで搬送されたかの照合に手間が掛かるというという問題があった。
特開2007−249289号公報
そこで、本考案は、回収された回収容器と処理工場で受け取られた回収容器とを照合し、処理工場での受け取りを確実に行えるようにすることができるようにする廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムを提供することを目的とするものである。
上記の課題は、下記(1)〜(5)の構成の本考案の廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムによって解決される。
(1)
少なくとも搬送車両IDを含む搬送車両情報を記憶した搬送車両情報記憶ICと、少なくとも回収依頼者の名前を含む回収依頼者情報を記憶した回収依頼者情報記憶ICと、機密情報媒体を収容した回収容器のIDおよび種別を少なくとも含む回収容器情報を記憶した回収容器情報記憶ICと、に記憶された情報を読み取ることのできる第1多機能携帯電話機、前記回収容器情報記憶ICに記憶された情報を読み取ることのできる第2多機能携帯電話機、およびサーバーを備えた廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムであって、
前記第1多機能携帯電話機は、CPU、モニター、タイマー、回収用アプリケーションを記憶した第1記憶手段、前記搬送車両情報記憶ICと、回収容器情報記憶ICと、回収依頼者情報記憶ICに記憶された情報を読み取る第1読み取り手段、前記読み取った情報を記憶する第2記憶手段、ならびに前記サーバーとの間で情報を送受信する第1送受信手段を有し、
前記第2多機能携帯電話機は、CPU、モニター、タイマー、受取用アプリケーションを記憶した第3記憶手段、回収容器情報記憶ICに記憶された情報を読み取る第2読み取り手段、前記モニターに、操作アイコンおよび前記読み取った情報を表示する表示手段、前記読み取った情報を記憶する第4記憶手段、ならびに前記サーバーとの間で情報を送受信する第2送受信手段を有し、
前記第2多機能携帯電話機の前記操作アイコンは、前記第3記憶手段に記憶されている前記受取用アプリケーションを起動する第1操作アイコン、前記第2読み取り手段を、前記回収容器情報記憶IC中の回収容器情報を読み取り可能状態とする第2操作アイコン、および前記モニターの画面を、回収容器を処理工場で受け取るための画面に切り替える第3操作アイコンを備え、
前記サーバーは、回収依頼者からの回収容器の回収時に、前記第1多機能携帯電話機から、各回収容器に関しての、搬送車両情報、回収依頼者情報、回収容器情報、および回収日時情報を含む複数の回収情報群を受信し、各回収情報群を一列の行として記憶するとともに、同一の回収依頼者情報を含む回収情報群から回収容器の種別ごとの総数を集計し、記憶しており、
前記第2多機能携帯電話機のCPUは、前記第2読み取り手段をして、前記回収容器情報記憶ICから回収容器のIDおよび種別を読み取らせるとともに、前記回収容器のIDおよび種別の情報と、この読み取った日時である受取日時情報を組み合わせて、受取情報群を作成し、次いで、この受取情報群を、前記第2送受信手段をして前記サーバーに送信し、前記CPUは、以上の操作を、全ての回収容器に対して行うようになっており、
前記サーバーは、前記受取情報群を受信したとき、この受取情報群を前記複数の回収情報群に照らし、前記受取日時と同じ回収日時で、同一回収依頼者の前記回収容器の種別ごとの総数の情報を前記第2多機能携帯電話機に送信し、
前記第2多機能携帯電話機は、前記サーバーからの前記受取日時と同じ回収日時で、同一回収依頼者の前記回収容器の種別ごとの総数の情報を前記モニターに表示するとともに、回収容器の処理工場での受け取りの際に、各回収容器について、前記読み取り手段により、回収容器情報記憶ICから回収容器のIDおよび種別を読み取り、そしてそれらの情報を記憶するとともに、第2多機能携帯電話機のCPUまたはサーバーにおいて、回収容器の数を累計し、その累計値を前記第2記憶手段に記憶するとともに、前記回収容器の種別ごとの総数に関連付けて、前記モニターに前記累計値を表示するようになっている
廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム。
(2)
前記第2多機能携帯電話機の第2読み取り手段は、更に、少なくとも受取作業者氏名を含む受取作業者情報を記憶した受取作業者情報記憶ICを読み込むことができ、
前記第2多機能携帯電話機の操作アイコンは、更に、前記読み取り手段を、前記受取作業者情報記憶IC中の受取作業者情報を読み取り可能状態とする第4操作アイコンを備え、
前記第2多機能携帯電話機のCPUは、読み取った前記受取作業者情報を前記第4記憶手段に記憶させ、
前記第2多機能携帯電話機はまた、前記回収容器情報記憶ICを読み取ったとき、前記第2記憶手段に作業者情報が記憶されているかを判定する第1判定手段を備えており、
前記第1判定手段は、前記判定がNOのとき、前記モニターに受取作業者情報の読み取り、記憶を促す旨の表示を行い、作業者は、この表示に従って、前記第4操作アイコンを操作して、前記読み取り手段をして作業者情報記憶ICから作業者情報を読み取り、この読み取った作業者情報を前記第4記憶手段に記憶させ、
前記第1判定手段の判定がYESの時、第2操作アイコンを操作することにより、処理工場で受け取られるべき回収容器の前記回収容器情報記憶IC中の回収容器情報を読み取り、この読み取った回収容器情報を前記第2記憶手段に記憶させ、
前記受取用アプリケーションは、この回収容器情報の読み取り・記憶が完了すると、前記送信手段をして、前記作業者情報、回収容器情報および受取日時の情報を前記サーバーに送信するようになっている
前記(1)の廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム。
(3)
前記回収依頼者情報が、さらに、依頼者IDおよび部署名を含んでいる前記(1)または(2)の廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム。
(4)
前記作業者情報が、さらに、作業者IDを含んでいる前記(2)または(3)の廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム。
(5)
前記第2多機能携帯電話機のCPUは、回収容器の受取の途中で、回収依頼者が変わったとき、変わった回収依頼者の前記回収容器の種別ごとの総数を前記モニターに表示し、この変わった回収依頼者の前記回収容器の種別ごとの総数に関連付けて、前記モニターに前記回収容器の種別ごとの累計値を表示するようになっている前記(1)から(4)のいずれかの廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム。
本考案の廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムにおいては、上記のような構成であるので、回収依頼者から回収した回収容器を正確に処理工場まで搬送したかを確認でき、回収作業、搬送作業、処理作業を正確に行うことができる。
本考案の廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムが使用される廃棄機密情報媒体リサイクルシステムの手順を概略的に示したすブロック図である。 本考案の実施形態による廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムに使用される多機能携帯電話機の構造を示すブロック図である。 本考案の実施形態による廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムの前段階である廃棄機密情報媒体回収・積み込みシステムの実行フローチャートである。 回収容器の回収を一人の作業者が行った場合のサーバーに記憶された回収情報を表す表である。 回収容器の回収を二人の作業者が行った場合のサーバーに記憶された回収情報を表す表である。 回収容器の回収・積み込みを一人の作業者が行った場合のサーバーに記憶された回収・積み込み情報を表す表である。 回収容器の回収・積み込みを二人の作業者が行った場合のサーバーに記憶された回収・積み込み情報を表す表である。 本考案の実施形態による廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムの内、処理工場受取システムの実行フローチャートである。 回収容器の回収・積み込みを一人の作業者が行い、回収容器の処理工場受取を他の作業者が行った場合のサーバーに記憶された回収・積み込み・処理工場受取情報を表す表である。 回収容器の回収・積み込みを二人の作業者が行い、回収容器の処理工場受取を他の二人の作業者が行った場合のサーバーに記憶された回収・積み込み・処理工場受取情報を表す表である。
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の実施形態による廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムについて説明する。
図1は、本考案の廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムが使用される廃棄機密情報媒体リサイクルシステムの手順を概略的に示したすブロック図であり、回収R、積み込みL、運搬Cおよび処理Tからなっている。
なお、本明細書において、機密情報媒体とは、機密文章、図面、映像等が記録・記憶された文書、CD、DVD等をいうものとする。
本明細書において、前記回収R、積み込みL、運搬Cおよび処理Tは、以下をいう。
回収Rは、廃棄機密情報媒体が収容された回収袋または回収段ボール箱、その他の容器(以下、これらの容器を総称して、「回収容器」という)を依頼先から回収し、それを運搬車両まで台車等により運ぶところまでをいう。
積み込みLは、運搬車両まで運ばれてきた回収容器を運搬車両に積み込むところまでをいう。
運搬Cは、回収先から処理(リサイクルを含む場合有り)を行う処理工場までの運搬までをいう。
処理Tは、処理工場での受け取り、受け取られた回収容器から取り出された廃棄機密情報媒体を処理装置まで運び、そこで破砕し、情報媒体に記録された情報を滅却する(リサイクルを行う場合もある)等の処理を行う。
次に、本考案の実施形態による廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムに用いられる多機能携帯電話機10の構造について図2を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、多機能携帯電話機は、回収・積み込み用(回収・積み込み用アプリケーションが搭載されているもの)と、処理工場受取用(処理工場受取用アプリケーションが搭載されているもの)とに分かれているものとする。勿論、1台の多機能携帯電話機で、回収・積み込み・処理工場受取の全てに対応できるものであってもよい。
前記多機能携帯電話機10は、中央演算回路12、タッチパネル等である入力手段14、多機能携帯電話機の携帯電話番号、携帯メールアドレス、携帯電話機ID(多機能携帯電話機ナンバー、例えば、「1、2・・・・」等を記憶した主メモリ16、回収・積み込みまたは処理工場受取手順等のアプリケーションソフトを記憶したアプリケーション用記憶手段である第1記憶手段18、作業者の氏名等の情報を記憶する情報記憶手段である第2記憶手段20(なお、この記憶手段の一部は、前記中央演算回路12に含まれる一時記憶手段で代行される)。信号(情報)の送受信を行う送受信手段22、モニター24、日時を刻むタイマー26、ICタグが記憶した各種情報を読み取るIC情報読み取り手段28を備えている。なお、前記送受信手段22は、送信手段と受信手段が別個に構成されていても良い。そして、前記モニター24は、タッチパネルとなっていて、入力手段の機能をも果たす。
多機能携帯電話機10の送受信手段22は、インターネット等を介して、廃棄機密情報媒体の回収の情報管理を行うサーバーSに接続されている。多機能携帯電話機10は、同様にして、回収業者の事務所等に備え付けられたパソコン等(図示せず)に接続されていることが好ましい。
前記IC情報読み取り手段28は、少なくとも次の情報を記憶したICタグを読み取る。
・作業者情報記憶ICタグ30
作業者情報記憶ICタグ30の内、回収作業者および積み込み作業者用のものは、各作業者が保持または回収業者の事務所に備え付けられており、各作業者の名前が記憶されている。作業者ID等が記憶されていてもよい。
作業者情報記憶ICタグ30の内、処理工場受取作業者用のものは、各作業者が保持または処理工場の事務所に備え付けられており、各作業者の名前が記憶されている。作業者ID等が記憶されていてもよい。
作業者としては、回収作業者、積み込み作業者、受取作業者のそれぞれが、単数あるいは複数人の場合が考えられる。回収作業者と積み込み作業者は、兼ねていてもよい。
・運搬車両情報記憶ICタグ32
運搬車両情報記憶ICタグ32には、車両IDが記憶されている。
この車両IDは、「90−0」、「90−1」、「99−9」等の番号である。
この運搬車両情報記憶ICタグは、通常、各作業者が保持または回収業者の事務所に備え付けられている。
・回収依頼者情報ICタグ34
回収依頼者情報ICには、回収依頼者ID、回収依頼者名、部署名等が記憶されている。この回収依頼者情報ICタグ34は、通常、回収依頼者のもとに保管されるが、各回収作業者が回収業者の事務所から持参してもよい。
・回収容器としては、廃棄機密情報媒体が収容されている回収袋、回収段ボール箱、その他の容器が挙げられる。なお、回収袋は、通常、鍵の掛かる回収ボックスに収容されている。
・回収袋情報記憶ICタグ36
回収袋情報記憶ICタグ36には、タグナンバー、容器の種別(回収袋情報記憶ICタグ36には、容器が回収袋を示すコードである数字が記憶されている)が記憶されている。この回収袋情報記憶ICタグ36に記憶されている情報は、例えば、「400001」という数字である。この数字「400001」の意味するところは、数字の頭の「4」が回収袋であることを意味し、その後の「00001」がタグナンバー(回収袋のナンバー)を意味する。
・回収段ボール箱情報記憶ICタグ38
回収段ボール箱情報記憶ICタグ38には、タグナンバー、容器の種別(回収袋情報記憶ICタグ36には、容器が回収袋を示すコードである数字が記憶されている)が記憶されている。回収段ボール箱情報記憶ICタグ38に記憶されている情報は、例えば、「500001」という数字である。この数字「500001」の意味するところは、数字の頭の「5」が回収段ボール箱であることを意味し、その後の「00001」がタグナンバー(回収段ボール箱のナンバー)を意味する。
・回収その他容器情報記憶ICタグ40
回収その他容器情報記憶ICタグ40には、タグナンバー、容器の種別(回収袋情報記憶ICタグ36には、容器が回収その他容器を示すコードである数字が記憶されている)が記憶されている。回収その他容器情報記憶ICタグ40に記憶されている情報は、例えば、「700001」という数字である。この数字「700001」の意味するところは、数字の頭の「7」が回収その他容器であることを意味し、その後の「00001」がタグナンバー(回収その他容器のナンバー)を意味する。
以上の多機能携帯電話機10、サーバーS、各種ICタグ、および多機能携帯電話機10とサーバーSとの間で、情報の通信を行うインターネットで、本廃棄機密情報媒体回収システムは構成されている。
前記多機能携帯電話機10のモニター24には、複数の操作アイコンが表示されるようになっている。
操作アイコンは、前記第1記憶手段18に記憶されている前記回収・積み込み用アプリケーションまたは処理工場受取アプリケーションを起動する第1操作アイコン、前記読み取り手段28を、前記搬送車両情報記憶IC32中の車両情報を読み取り可能状態とする第2操作アイコン、前記読み取り手段28を、前記回収容器情報記憶IC30中の回収容器情報を読み取り可能状態とする第3操作アイコン、前記モニター24の画面を、回収容器を運搬車両に積み込むための画面に切り替える第4操作アイコン、前記読み取り手段28を、前記作業者情報記憶IC30中の作業者情報を読み取り可能状態とする第5操作アイコン、前記読み取り手段28を、前記回収依頼者情報IC34中の依頼者情報を読み取り可能状態とする第6操作アイコン、および前記送受信手段22をして、前記第2記憶手段20に記憶した各種情報を前記サーバーに送信させる第7操作アイコンを備えている。
なお、処理工場受取用多機能携帯電話機の場合にあっては、前記第2操作アイコン、第4操作アイコンおよび第6操作アイコンは備えていなくてもよい。
次に、以上説明した多機能携帯電話機10を使用した廃棄機密情報媒体回収・積み込みシステムにおける作業について、図3のフローチャートを用いて説明する。
以下、回収ボックス内に回収袋が収容され、回収現場のいずれかの場所あるいは回収ボックスに、回収依頼者情報ICタグ34が配置されている場合について説明する。
まず、ステップS1で、その日に廃棄機密情報媒体の回収を担当する作業者(氏名:〇〇)は、自身が保持する多機能携帯電話機(No.1)のIC情報読み取り手段28によって、自身の作業者情報記憶ICタグ30から情報(作業者氏名:〇〇)を読み取って、多機能携帯電話機10のナンバー「1」に紐付けて作業者名を情報記憶手段20に登録する(ステップS2)。
次に、ステップS3で、作業者は、その日に廃棄機密情報媒の運搬に用いる運搬車両の運搬車両情報記憶ICタグ32から運搬車両のID(ID:90−0)を読み取って、情報記憶手段20に登録する(ステップ4)。
この状態で、作業者は、運搬車両で回収依頼者のところまで出向き、回収現場に到着する。
なお、作業者名および運搬車両のID(ID:90−0)は、予め多機能携帯電話機10(No.1)に登録されていてもよい。
次に、作業者は、回収現場に着くと、まず、多機能携帯電話機10のモニター24で回収依頼者の登録の指示(準備)を行う(ステップS5)。すると、多機能携帯電話機10の中央処理回路12は、まず、ステップS6で、前記情報記憶手段20に作業者情報(氏名)が登録されているかを判定する。この判定がNOの時、ステップS1に戻って、作業者情報を読み取り、ついで、ステップS2で、作業者の登録を行う。この後、ステップS6の判定がYESになる(最初からYESの場合も)と、今度は、ステップS7で前記情報記憶手段20に運搬車両情報(ID)が登録されているかを判定する。この判定がNOの場合には、ステップS3に戻って、運搬車両を読み取り、次いで、ステップS4でその登録を行う。
この後、ステップS7の判定がYESになる(最初からYESの場合も)と、多機能携帯電話機10のモニター24は、回収依頼者情報の登録の画面となる。
この画面において、作業者は、ステップS8で回収依頼者情報ICタグ34から依頼者のID(100001)および会社名(A社)を読み取って、情報記憶手段20に登録する(ステップS9)。
ついで、作業者が、回収ボックスから回収袋を取り出し、多機能携帯電話機10のモニター24で回収袋の登録の指示(準備)を行う(ステップS10)。すると、多機能携帯電話機10の中央処理回路12は、前記情報記憶手段20に回収依頼者情報(ID、会社名)が登録されているかを判定する(ステップS11)。この判定がNOの時、ステップS8に戻って、回収依頼者の登録を行う。
この後、ステップS11の判定がYESになる(最初からYESの場合も)と、多機能携帯電話機10のモニター24は、回収容器情報の登録の画面となる。
この画面において、作業者は、回収袋情報記憶ICタグ36から回収容器の種類(ここでは、回収袋)およびタグナンバー(ここでは、「1、2,・・・・、10」を読み取取って(ステップS12)、情報記憶手段20に登録する(ステップS13)。このとき、多機能携帯電話機ナンバーを回収端末ナンバーとして、「1」を、そして回収日時(タイマー26による)を同時に登録する。そして、回収端末ナンバー「1」で作業者を特定し、この特定された作業者を回収作業者として、登録する(ステップS14)。
この作業は、回収容器の全てについて行われる。
回収容器ごとの登録ごとに、多機能携帯電話機10は、記憶した情報を自動的にサーバーSに送信する(ステップS15)。なお、当該多機能携帯電話機10で、次の回収袋情報記憶ICタグ36を読み取ると、その情報(回収容器の種類およびタグナンバー)は、前回の回収容器の情報に上書きされる。
サーバーSは、多機能携帯電話機10から送られて来た情報を運搬車両ID:90−0で他の情報を紐付けて記憶する(記憶した情報については、図4参照)とともに、回収容器の数を種別(回収袋、回収段ボール箱)ごとに計算して、記憶しておく。
この後、作業者は、多機能携帯電話機を操作してサーバーSに情報の送信を指示する(同期)(ステップS16)。このとき、多機能携帯電話機10は、回収端末ナンバー:1をサーバーSに送信する。
サーバーSは、この指示を受けると、作業者の多機能携帯電話機10に、回収容器の種別ごとの総数、および図4または図5のようなデータを送信し(ステップS17)、多機能携帯電話機10は、これを第2記憶手段20に記憶しておく。
以上により、回収作業は完了する。
ついで、作業者は、回収した回収容器(回収袋)を台車等により運搬車両に運び、積み込み作業に移る。
まず、作業者は、多機能携帯電話機10のモニター24に表示されている第1操作アイコンをタップして、前記第1記憶手段18に記憶されている前記回収・積み込み用アプリケーション中の積み込み用アプリケーションを起動する(ステップS18)。
このように、積み込み用アプリケーションが起動されると、回収時に行ったような、作業者登録判定(ステップS19)、車両登録判定が行われ(ステップS20)、登録の確認を行う。
この作業者および車両登録の確認ができたときには、実際の積み込みの前あるいは後に、ステップS12およびステップS13と同様にして、運搬車両に積み込むべき回収容器の読み取り(ステップS21)および登録(ステップS22)を行う。この登録が完了すると、前記送受信手段22は、積み込み作業者を登録するとともに、この積み込み作業者の情報および積み込み時間と共に、前記回収容器の情報(積み込み情報)をサーバーSに送信する。サーバーSは、この積み込み情報を受信すると、自信で保持している図4または図5のデータに該積み込み情報を加える。たとえば、回収容器が回収袋で回収袋情報記憶ICタグ36のタグナンバーが「1」であったとすると、サーバーSのデータは、図6または図7の行番号1のようなデータとなる。
これと同時に、多機能携帯電話機自体の機能、あるいはサーバーの機能を利用して、積み込んだ回収容器の数(累計)を計測し、多機能携帯電話機のモニター24に次のような表示を行う(回収データが図5の通りだったとする)。

回収袋 1/10
回収段ボール箱 0/10
その他 0/ 0

以上の作業を全ての回収容器について行う。全ての回収容器についての積み込み作業が完了すると多機能携帯電話機のモニター表示は次のようになる。

回収袋 10/10
回収段ボール箱 10/10
その他 0/ 0
なお、積み込みの際には、その回収容器を当該搬送車両に積み込んで良いかの判定を行う。
この判定は、以下のようにして行う。
先ず、読み取った回収容器情報記憶ICタグのタグナンバー等の情報、使用している多機能携帯電話機に登録された搬送車両のID、および回収容器情報記憶ICを読み取った日の日付けの情報を、多機能携帯電話機からサーバーに送信する。サーバーは、受信した情報を、自身が記憶しているデータ(図4または5に示されたもの)に照らし、回収時の多機能携帯電話機に登録されている搬送車両IDと、積み込み時の多機能携帯電話機に登録されている搬送車両IDとが不一致の場合は、回収実績が無かったとして、多機能携帯電話機に警告を発する。これにより、積み込んではいけない旨の表示(警告)を多機能携帯電話機のモニター24に表示する。この積み込みの可否の判定は、上記した以外の態様で行っても良い。一致した場合は、積み込み作業が継続される。
次に、回収作業を〇〇と△△の2人で行う場合について説明する。作業者〇〇は、ナンバー1の多機能携帯電話機を、作業者△△は、ナンバー2の多機能携帯電話機をそれぞれ所持しているものとする。回収容器は、回収袋が10個、回収段ボール箱が10個で、作業者〇〇が、回収袋3つを、そして回収段ボール箱7つを、作業者△△が回収袋7つを、そして回収段ボール箱3つを担当するものとする。他は、上記と同じである。
この作業では、各作業者は、先ず、自己の多機能携帯電話機に作業者〇〇および作業者△△の情報、ならびに運搬車両のIDを登録する。
以下は、図3のフローチャートとほぼ同様であるが、作業者〇〇は、回収袋3つおよび回収段ボール箱7つを回収し、その回収ごとにその情報がサーバーに送信される。一方、作業者△△は、回収袋7つおよび回収段ボール箱3つを回収し、その回収ごとにその情報がサーバーに送信される。
したがって、サーバーSは、作業者〇〇の回収袋3つおよび回収段ボール箱7つならびに作業者△△の回収袋7つおよび回収段ボール箱3つを、種別ごとに加算して、回収袋が10個、そして回収段ボール箱が10個を得、それを記憶している。
サーバーSは、この種別ごとの総数の記憶のほか、回収情報を図5のように記憶している。
この後、作業者〇〇、△△がサーバーSに同期を指示すると、各作業者の多機能携帯電話機(端末ナンバー:1、2)に前記種別ごとの総数、および図5に示した回収データを送信し、各多機能携帯電話機は、これを記憶しておく。
ついで、搬送車両への積み込みを行うが、これは前記した1人の作業者で行う場合とほぼ同じである。各作業者の積み込みデータがサーバーに送信され、2人の作業者のデータが蓄積されて、図7のような回収・積み込みデータが形成される点、および2人の作業者の回収容器の積み込み数が種別ごとに累計される点である。
以上で2人での回収作業を終了する。
なお、2人の作業者の登録が行われているかの判定は、多機能携帯電話機に作業者が2であることを登録しておき、前記判定を繰り返せばよい。ただし、1人のみの登録のし忘れはあまりないと考えられるので、1回の作業者の登録の有無の判定を行えば十分であることが多い。
3人以上の作業者での回収・積み込み作業は、この2人での回収・積み込み作業に準じて行われる。
前記の回収容器が積み込まれた運搬車両は、処理工場まで運搬され、処理工場において、処理工場の受取作業者により、回収容器の受取作業が行われる。以下に、この受取作業について、図8の処理工場受取システムの実行フローチャートを参照しつつ説明する。
まず、作業者は、自身が保持する多機能携帯電話機(No.3)のモニター24に表示されている第操作アイコンをタップして、前記第1記憶手段18に記憶されている前記処理工場受取アプリケーションを起動する(ステップS30)。
次に、第5操作アイコンアイコンをタップして、前記IC情報読み取り手段28をして、処理工場受取作業者(××の作業者情報記憶ICタグを読み込み可能にし、作業者情報記憶ICタグから情報(作業者氏名:××)を読み込み(ステップS31)、これを情報記憶手段20に登録する(ステップS32)。前記第5操作アイコンを有さずに、処理工場受取アプリケーションが起動されると、直接、前記IC情報読み取り手段28をして、処理工場受取作業者(××)の作業者情報記憶ICタグを読み取り可能にしてもよい。
ついで、作業者が、多機能携帯電話機10の第3操作アイコンをタップして、前記IC情報読み取り手段28をして、回収容器情報記憶ICから回収容器の情報を読み取り可能とする(ステップS33)とともに、ステップS34で、多機能携帯電話機10の中央処理回路12は、前記情報記憶手段20に作業者(氏名)が登録されているかを判定する。この判定がNOの時、ステップS32に戻って、作業者の読み取り、登録を行う。
この後、ステップS34の判定がYESになる(最初からYESの場合も)と、多機能携帯電話機10のモニター24は、回収容器情報の読み込みの画面となる。
この作業者の確認ができたときには、実際の処理工場受取の際に、ステップS12およびステップS13と同様にして、処理工場で受け取るべき回収容器の読み込み(ステップS35)および登録(ステップS36)を行う。これと同時に、前記送受信手段22は、処理工場受取作業者の情報、多機能携帯電話機のナンバーおよび受取時間と共に、前記回収容器の情報(受取情報)をサーバーSに送信する(ステップS37)。サーバーSは、この受取情報を受信すると、自身で保持している図6または図7のデータに該受取情報を加える。たとえば、回収容器が回収袋で回収袋情報記憶ICタグ36のタグナンバーが「1」であったとすると、サーバーSのデータは、図9または図10の行番号1のようなデータとなる。
これと同時に、サーバーは、前記回収容器のタグナンバー1および受取日時で回収容器の回収情報を参照して、その日に回収された同一回収依頼者の回収容器の種別毎の総数をナンバー3の多機能携帯電話機に送信する(ステップS38)。多機能携帯電話機自体の機能、あるいはサーバーの機能を利用して、受け取った回収容器の数(累計)を計測し、ステップS39で多機能携帯電話機のモニター24に次のような表示を行う(回収データが図6の通りだったとする)。

回収依頼者A社
回収袋 1/10
回収段ボール箱 0/10
その他 0/ 0
(上の表示は、ある回収依頼者の回収袋の総数が10、回収段ボール箱の総数が10、その他回収容器の総数が0であり、今、1つの回収袋が受け取られたことを示す。)
以上の作業を全ての回収容器について行う。全ての回収容器についての受取作業が完了すると多機能携帯電話機のモニター表示は次のようになる。

回収依頼者A社
回収袋 10/10
回収段ボール箱 10/10
その他 0/ 0
なお、サーバーは、複数個の回収容器の受取の途中で、多機能携帯電話機で読み取られ、該サーバーに送信された回収容器のタグナンバーからの検索により、当該回収容器が上記回収依頼者A以外の回収依頼者(例えば、回収依頼者B)のものであると判明した場合には、その日に回収された同一回収依頼者(今回は、回収依頼者B)の回収容器の種別毎の総数をナンバー3の多機能携帯電話機に送信する。多機能携帯電話機自体の機能、あるいはサーバーの機能を利用して、受け取った回収容器の数(累計)を計測し、多機能携帯電話機のモニター24に次のような表示を行う(回収依頼者Bの回収データは図示されていないが、回収依頼者Bのものと同一だったと仮定する)。

回収依頼者B社
回収袋 1/10
回収段ボール箱 0/10
その他 0/ 0
(上の表示は、回収依頼者Aのものと同一の意味をなす。)
以上の作業を全ての回収容器について行う。全ての回収容器についての受取作業が完了すると、回収依頼者Aの場合と同様に、多機能携帯電話機のモニター表示は次のようになる。

回収依頼者B社
回収袋 10/10
回収段ボール箱 10/10
その他 0/ 0
以上は、回収依頼者が、C・・・・・・とあった場合も同様である。
次に、受取作業を××と□□の2人の作業者で行う場合について説明する。作業者××は、ナンバー3の多機能携帯電話機を、作業者□□は、ナンバー4の多機能携帯電話機をそれぞれ所持しているものとする。回収容器は、回収袋が10個、回収段ボール箱が10個で、作業者××が、回収袋3つを、そして回収段ボール箱7つを、作業者□□が回収袋7つを、そして回収段ボール箱3つを担当するものとする。他は、上記作業者××が一人で受取作業を行う場合と同じである。同期については、回収作業を二人で行う場合と同じである。
この作業者××と□□による全ての回収容器の受け取りが完了すると、サーバーにおける回収・積み込み・処理工場受取の情報は、図9に示された通りとなる。
以上説明したように、本考案の廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムで用いられる多機能携帯電話機においては、読み込むべき情報を、順次確認しながら次の情報を読み込んで行くので、情報の読み込みの漏れがなく、必須の情報を正確にサーバーに送信することができる。
したがって、本考案の廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムにおいては、正確に廃棄機密情報媒体の回収を行うことができ、またこのサーバーに送信された情報に基づき、廃棄機密情報媒体のその後の作業、すなわち搬送作業、処理工場受取作業を正確に行うことができる。
10 多機能携帯電話機
12 中央演算回路
14 入力手段
16 主メモリ
18 第1記憶手段
20 第2記憶手段
22 送受信手段
24 モニター
26 タイマー
28 IC情報読み取り手段
30 作業者情報記憶ICタグ
32 運搬車両情報記憶ICタグ
34 回収依頼者情報ICタグ
36 回収袋情報記憶ICタグ
38 回収段ボール箱情報記憶ICタグ
40 回収その他容器情報記憶ICタグ

Claims (5)

  1. 少なくとも搬送車両IDを含む搬送車両情報を記憶した搬送車両情報記憶ICと、少なくとも回収依頼者の名前を含む回収依頼者情報を記憶した回収依頼者情報記憶ICと、機密情報媒体を収容した回収容器のIDおよび種別を少なくとも含む回収容器情報を記憶した回収容器情報記憶ICと、に記憶された情報を読み取ることのできる第1多機能携帯電話機、前記回収容器情報記憶ICに記憶された情報を読み取ることのできる第2多機能携帯電話機、およびサーバーを備えた廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システムであって、
    前記第1多機能携帯電話機は、CPU、モニター、タイマー、回収用アプリケーションを記憶した第1記憶手段、前記搬送車両情報記憶ICと、回収容器情報記憶ICと、回収依頼者情報記憶ICに記憶された情報を読み取る第1読み取り手段、前記読み取った情報を記憶する第2記憶手段、ならびに前記サーバーとの間で情報を送受信する第1送受信手段を有し、
    前記第2多機能携帯電話機は、CPU、モニター、タイマー、受取用アプリケーションを記憶した第3記憶手段、回収容器情報記憶ICに記憶された情報を読み取る第2読み取り手段、前記モニターに、操作アイコンおよび前記読み取った情報を表示する表示手段、前記読み取った情報を記憶する第4記憶手段、ならびに前記サーバーとの間で情報を送受信する第2送受信手段を有し、
    前記第2多機能携帯電話機の前記操作アイコンは、前記第3記憶手段に記憶されている前記受取用アプリケーションを起動する第1操作アイコン、前記第2読み取り手段を、前記回収容器情報記憶IC中の回収容器情報を読み取り可能状態とする第2操作アイコン、および前記モニターの画面を、回収容器を処理工場で受け取るための画面に切り替える第3操作アイコンを備え、
    前記サーバーは、回収依頼者からの回収容器の回収時に、前記第1多機能携帯電話機から、各回収容器に関しての、搬送車両情報、回収依頼者情報、回収容器情報、および回収日時情報を含む複数の回収情報群を受信し、各回収情報群を一列の行として記憶するとともに、同一の回収依頼者情報を含む回収情報群から回収容器の種別ごとの総数を集計し、記憶しており、
    前記第2多機能携帯電話機のCPUは、前記第2読み取り手段をして、前記回収容器情報記憶ICから回収容器のIDおよび種別を読み取らせるとともに、前記回収容器のIDおよび種別の情報と、この読み取った日時である受取日時情報を組み合わせて、受取情報群を作成し、次いで、この受取情報群を、前記第2送受信手段をして前記サーバーに送信し、前記CPUは、以上の操作を、全ての回収容器に対して行うようになっており、
    前記サーバーは、前記受取情報群を受信したとき、この受取情報群を前記複数の回収情報群に照らし、前記受取日時と同じ回収日時で、同一回収依頼者の前記回収容器の種別ごとの総数の情報を前記第2多機能携帯電話機に送信し、
    前記第2多機能携帯電話機は、前記サーバーからの前記受取日時と同じ回収日時で、同一回収依頼者の前記回収容器の種別ごとの総数の情報を前記モニターに表示するとともに、回収容器の処理工場での受け取りの際に、各回収容器について、前記読み取り手段により、回収容器情報記憶ICから回収容器のIDおよび種別を読み取り、そしてそれらの情報を記憶するとともに、第2多機能携帯電話機のCPUまたはサーバーにおいて、回収容器の数を累計し、その累計値を前記第2記憶手段に記憶するとともに、前記回収容器の種別ごとの総数に関連付けて、前記モニターに前記累計値を表示するようになっている
    廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム。
  2. 前記第2多機能携帯電話機の第2読み取り手段は、更に、少なくとも受取作業者氏名を含む受取作業者情報を記憶した受取作業者情報記憶ICを読み込むことができ、
    前記第2多機能携帯電話機の操作アイコンは、更に、前記読み取り手段を、前記受取作業者情報記憶IC中の受取作業者情報を読み取り可能状態とする第4操作アイコンを備え、
    前記第2多機能携帯電話機のCPUは、読み取った前記受取作業者情報を前記第4記憶手段に記憶させ、
    前記第2多機能携帯電話機はまた、前記回収容器情報記憶ICを読み取ったとき、前記第2記憶手段に作業者情報が記憶されているかを判定する第1判定手段を備えており、
    前記第1判定手段は、前記判定がNOのとき、前記モニターに受取作業者情報の読み取り、記憶を促す旨の表示を行い、作業者は、この表示に従って、前記第4操作アイコンを操作して、前記読み取り手段をして作業者情報記憶ICから作業者情報を読み取り、この読み取った作業者情報を前記第4記憶手段に記憶させ、
    前記第1判定手段の判定がYESの時、第2操作アイコンを操作することにより、処理工場で受け取られるべき回収容器の前記回収容器情報記憶IC中の回収容器情報を読み取り、この読み取った回収容器情報を前記第2記憶手段に記憶させ、
    前記受取用アプリケーションは、この回収容器情報の読み取り・記憶が完了すると、前記送信手段をして、前記作業者情報、回収容器情報および受取日時の情報を前記サーバーに送信するようになっている
    請求項1の廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム。
  3. 前記回収依頼者情報が、さらに、依頼者IDおよび部署名を含んでいる請求項1または2の廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム。
  4. 前記作業者情報が、さらに、作業者IDを含んでいる請求項2または3の廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム。
  5. 前記第2多機能携帯電話機のCPUは、回収容器の受取の途中で、回収依頼者が変わったとき、変わった回収依頼者の前記回収容器の種別ごとの総数を前記モニターに表示し、この変わった回収依頼者の前記回収容器の種別ごとの総数に関連付けて、前記モニターに前記回収容器の種別ごとの累計値を表示するようになっている請求項1から4のいずれかの廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム。
JP2019001039U 2019-03-25 2019-03-25 廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム Expired - Fee Related JP3223414U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019001039U JP3223414U (ja) 2019-03-25 2019-03-25 廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019001039U JP3223414U (ja) 2019-03-25 2019-03-25 廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016087659A Continuation JP2017199096A (ja) 2016-04-26 2016-04-26 廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3223414U true JP3223414U (ja) 2019-10-10

Family

ID=68159578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019001039U Expired - Fee Related JP3223414U (ja) 2019-03-25 2019-03-25 廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3223414U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040054607A1 (en) Distribution system
US9105003B2 (en) Freight tracking and control system
WO2001093435A2 (en) Distribution system
US20050289008A1 (en) Optimized system for tracking the delivery of articles
US20210304132A1 (en) Product return/replacement system, product return/replacement server, and product return/replacement device
JP2006215857A (ja) 産業廃棄物等監視システムおよび監視方法
US20190220829A1 (en) Systems and Methods of Tracking Collection and Disposal of Unsaleable Items
JP2017052649A (ja) 倉庫管理システム
CN105868946A (zh) 无纸快递系统及其方法
JP4506547B2 (ja) ピッキング設備
JP2017052647A (ja) 倉庫管理システム
JP2004086821A (ja) 廃棄物の廃棄処理管理方法,その廃棄処理管理システム,及びその廃棄処理管理装置
JP6769624B2 (ja) 荷物運搬管理システム
JP3223414U (ja) 廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム
US20070260360A1 (en) On-Board Vehicle Terminal and Associated Logistics Management System
JP3222985U (ja) 多機能携帯電話機および廃棄機密情報媒体回収システム
JP2005082349A (ja) コンテナクレーン作業管理システム、コンテナクレーン作業管理方法、及びコンテナクレーン
JP3222101U (ja) 廃棄機密情報媒体回収・積み込みシステム
JP2017199096A (ja) 廃棄機密情報媒体回収・処理工場受取システム
JP2017182519A (ja) 廃棄機密情報媒体回収・積み込みシステム
JP2017182518A (ja) 多機能携帯電話機および廃棄機密情報媒体回収システム
JP5139006B2 (ja) 移転引越し荷物確認システム
JP2007126256A (ja) 引越搬送物管理システム
JP2008257653A (ja) 伝達通知プログラム及びそれを用いた保守サービスマン支援システム
JP4585166B2 (ja) 廃棄物管理システム、及び、廃棄物管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3223414

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees