JP3223290U - 金属装飾メッシュ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属装飾メッシュが吊り下げて取り付けられた後に表面が平滑でない問題を解決した金属メッシュ構造を提供する。【解決手段】第一側辺である吊下端と、吊下端に対向する第二側辺である取付端とを備える金属メッシュ100と、金属メッシュ100の取付端を固定支持するように構成される取付スパイラルリング101と、金属メッシュ100の吊下端に固定接続され、金属メッシュ100が吊下状態にある時に金属メッシュ100を垂直面内に位置させるように構成される吊下スパイラルリング102と、を備える。【選択図】図5

Description

本開示は、金属装飾メッシュに関し、例えば高平坦度の金属装飾メッシュ構造に関する。
現代の装飾産業の発展に伴って、ますます多くの金属装飾は建築に用いられる。例えば、金属ドアカーテン及び窓カーテンを若干採用してオフィス場所に用いられ、遮断用または装飾用の金属メッシュを吊り下げるような大型施設が存在し、これら金属装飾は、他の材質のものよりさらなる質感及び光沢度を有し、且つ優れた耐久性を具備し、人々から高評を得た。
しかしながら、上記金属装飾を吊り下げ遮断用または装飾用にする場合、金属の内部応力の作用のため、または生産包装や輸送中に変形しやすいため、金属装飾メッシュを取り付けて吊り下げた後に曲面が生成しやすい。
図1、図2を参照する。図1は従来技術の金属装飾メッシュを示す正面模式図であり、図2は吊り下げられた従来技術の金属装飾メッシュを示す側面図である。図に示すように、該金属装飾メッシュ1は、吊り下げられた後に曲面となり、表面が平坦でない。
これに鑑み、上記課題を解決するための金属装飾メッシュ構造を開発する必要がある。
それによって、本開示は、従来技術における金属装飾メッシュが吊り下げて取り付けられた後に表面が平坦でないという問題を解決した金属装飾メッシュ構造を提供する。
本実施例の金属装飾メッシュ構造は、第一側辺である吊下端と、前記吊下端に対向する第二側辺である取付端とを備える金属メッシュと、前記金属メッシュの取付端を固定支持するように構成される取付スパイラルリングと、前記金属メッシュの吊下端に固定接続され、前記金属メッシュが吊り下げ状態にある時に前記金属メッシュを垂直面内に位置させるように構成される吊下スパイラルリングと、を備える。
オプションとして、前記吊下スパイラルリングの外径が6〜18mmの範囲内にある。
オプションとして、前記吊下スパイラルリングに貫通された1本の丸棒をさらに備える。
オプションとして、前記丸棒の少なくとも一端が前記吊下スパイラルリングの端部に溶接固定される。
オプションとして、前記金属メッシュは、製造中に所定の長さごとに水平方向において前記第一表面と第二表面とを反転させる。
オプションとして、前記所定の長さが30〜60cmの範囲内にある。
オプションとして、前記金属メッシュの厚さが5〜15mmの範囲内にある。
オプションとして、前記金属メッシュは、螺旋状の金属線で組み立てられた金属メッシュである。
オプションとして、前記金属メッシュは、複数の菱形メッシュを有する金属メッシュである。
オプションとして、前記金属メッシュの縁部は、溶接または折曲げ処理がなされる。
従来技術に比べると、本実施例の金属装飾メッシュ構造は、金属装飾メッシュの吊下端に吊下スパイラルリングを固定し、吊下スパイラルリングの重力により金属メッシュを引っ張ることができる。さらに前記吊下スパイラルリング内に丸棒を増加させて重量を増加させ、金属メッシュへの吊り下げ引張作用を増加させ、それにより金属内部応力を除去し、金属メッシュの表面の平坦を達成する。
従来技術の金属装飾メッシュを示す正面模式図である。 吊り下げられた従来技術の金属装飾メッシュを示す側面図である。 第一実施例の金属装飾メッシュ構造を示す構造模式図である。 第一実施例の金属装飾メッシュ構造を示す構造側面図である。 第二実施例の金属装飾メッシュ構造を示す構造模式図である。
図3は、第一実施例の金属装飾メッシュ構造を示す構造模式図であり、図4は、第一実施例の金属装飾メッシュ構造を示す構造側面図である。
図3と図4を参照して、本実施例の金属装飾メッシュ構造は、第一側辺である吊下端120と、前記吊下端120に対向する第二側辺である取付端110とを備える金属メッシュ100と、前記金属メッシュ100の取付端110に固定される取付スパイラルリング101と、前記金属メッシュ100の吊下端120に固定され、前記金属メッシュ100が吊下状態にある時に前記金属メッシュ100を垂直面内に位置させることに用いられる吊下スパイラルリング102と、を備える。
オプションとして、前記取付端110は、前記取付スパイラルリング101によって1本の丸棒に嵌設されることで固定支持される。
従来技術に比べると、本実施例の金属装飾メッシュ構造によれば、金属メッシュ100の吊下端120に吊下スパイラルリング102が固定され、吊下スパイラルリング102の重力により金属メッシュ100を引っ張ることができ、それにより金属の内部応力を除去し、金属メッシュ100の表面を平坦化させる。
オプションとして、前記金属装飾メッシュ構造表面は、該金属装飾構造の表面がきれいにし、且つ良好な光沢度を有するように、酸洗及びバフ研磨処理がなされる。
オプションとして、前記金属メッシュ装飾構造の材質は、異なる環境で該構造を使用できるようにし、且つ長寿命を有するようにするために、SUS304またはSUS316(米国ASTM(米国材料と試験協会、American Society for Testing and Materials)の規格)から選ばれる。
オプションとして、前記吊下スパイラルリング102の外径が6〜18mmの範囲内にあり、前記金属メッシュ100の厚さが5〜15mm範囲内にある。本実施例において、前記吊下スパイラルリング102の外径が11mmであり、前記金属メッシュ100の厚さが6.5mmである。
オプションとして、前記金属メッシュ100は、製造中に所定の長さ(金属メッシュの取付け方向を幅とし、吊り下げ方向を長さとする)ごとに正反面を反転させ、前記所定の長さが30〜60cmの範囲であってもよい。本実施例の金属メッシュ100の長さが65cmであり、幅が2.8mであり、所定の長さが35cmであり、生産中に反転されることで、吊り下げられた金属メッシュ100の一部の金属内部応力による一方向への湾曲を除去する。
オプションとして、前記金属メッシュ100は、螺線で組み立てられた金属メッシュであるが、もちろん、他の金属メッシュであってもよい。好ましくは、前記金属メッシュ100は複数の菱形メッシュを有する金属メッシュであり、縁部は溶接(本実施例は溶接)または折曲げ処理がなされる。前記螺線は螺旋状の金属線である。
図5は、第二実施例の金属装飾メッシュ構造を示す構造模式図である。図5に示すように、前記吊下スパイラルリング102に1本の丸棒103が貫通され、この丸棒103の外径が前記吊下スパイラルリング102の内径寸法に近く、前記吊下スパイラルリング102の内径寸法とこの丸棒103の外径寸法との差が所定の閾値より小さいようにしてもよい。例えば、吊下スパイラルリング102の外径が18mm、内径が15mmである時、丸棒103の外径を12mmとする。丸棒103と吊下スパイラルリング102は固定しておらず、顧客が組み立てた後に溶接してもよい。前記丸棒103は円柱体であり、金属材料で製造されてもよい。
オプションとして、丸棒103と吊下スパイラルリング102が互いに脱落することを回避するために、前記丸棒103の少なくとも一端が前記吊下スパイラルリング102の端部に溶接固定される。一端溶接を採用して加工時間と人力を節約する。もちろん、固定効果をより高くするために、両端溶接を採用してもよい。スポットを一つとするにより、工程を減少してもよいが、もちろん、結合固定の効果をよりよくさせるために、複数のスポットによる溶接を採用してもよい。
これから分かるように、本実施例の金属装飾メッシュ構造は、金属メッシュ100の吊下端120に吊下スパイラルリング102を固定しているので、吊下スパイラルリング102の重力により金属メッシュ100を引っ張ることができる。該実施例において、金属内部応力を除去し、金属メッシュ100の表面の平坦効果を達成するために、前記吊下スパイラルリング102内に丸棒103を追加して重量を増加させ、金属メッシュ100への吊り下げ引張作用を増加させてもよい。
本考案による金属装飾メッシュ構造は、金属メッシュ100の吊下端120に吊下スパイラルリング102が固定されているため、吊下スパイラルリング102の重力により金属メッシュを引っ張ることができ、これにより金属内部応力を除去し、金属メッシュ100の表面の平坦効果を達成する。

Claims (10)

  1. 第一側辺である吊下端と、前記吊下端に対向する第二側辺である取付端とを備える金属メッシュと、
    前記金属メッシュの取付端を固定支持するように構成される取付スパイラルリングと、
    前記金属メッシュの吊下端に固定接続され、前記金属メッシュが吊下状態にある時に前記金属メッシュを垂直面内に位置させるように構成される吊下スパイラルリングと、を備える金属装飾メッシュ構造。
  2. 前記吊下スパイラルリングの外径が6〜18mmの範囲内にある、請求項1に記載の金属装飾メッシュ構造。
  3. 前記吊下スパイラルリングに貫通された1本の丸棒をさらに備える、請求項1に記載の金属装飾メッシュ構造。
  4. 前記丸棒の少なくとも一端が前記吊下スパイラルリングの端部に溶接固定される、請求項3に記載の金属装飾メッシュ構造。
  5. 前記金属メッシュは、製造中に所定の長さごとに水平方向において前記第一表面と第二表面とを反転させる、請求項1から4のいずれか1項に記載の金属装飾メッシュ構造。
  6. 前記所定の長さが30〜60cmの範囲内にある、請求項5に記載の金属装飾メッシュ構造。
  7. 前記金属メッシュの厚さが5〜15mmの範囲内にある、請求項1または6に記載の金属装飾メッシュ構造。
  8. 前記金属メッシュは、螺旋状の金属線で組み立てられた金属メッシュである、請求項1または7に記載の金属装飾メッシュ構造。
  9. 前記金属メッシュは、複数の菱形メッシュを有する金属メッシュである、請求項8に記載の金属装飾メッシュ構造。
  10. 前記金属メッシュの縁部は、溶接または折曲げ処理がなされる、請求項8または9に記載の金属装飾メッシュ構造。
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