JP3223276U - 録再形象体玩具 - Google Patents

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応剣軍
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雲和県魯家班工芸品経営部
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Abstract

【課題】簡易な構成で趣向性の高い録再形象体玩具を提供する。【解決手段】録再形象体玩具1は、頭部本体22の前方に配置されるスピーカと、頭部本体22の外方向に立設するプッシュボタン式の再生スイッチと、頭部本体22の前方に配置されるマイクと、を備える。また、録再形象体玩具1は、スピーカ、再生スイッチ及びマイクを覆う、口孔212を有した軟質なドーム状の顔面部21と、体の外部に設けられる録音スイッチ35と、を備える。スピーカ、再生スイッチ及びマイクは、後方から前方へ向かって順に配置することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、音声の録音及び再生が可能な録再形象体玩具に関する。
従来から、人が発した音声を録音して再生させる録音再生玩具が開示されている。例え
ば、特許文献1には、電気式の玩具であって、音を録音するための手段と、録音停止後に
その録音された音を異なる速度および/または異なるピッチで自動再生するための手段と
、録音された音の速度をランダムに上げ下げする、および/または録音された音のピッチ
をランダムに上げ下げするための手段と、を含む玩具が開示されている。この玩具では、
再生時に玩具の口を同時に動かして口の発話動作を模擬するように機械的リンク機構を駆
動することが例示されている。
実用新案登録第3166406号
しかしながら、特許文献1の玩具では、録音再生機能とともに口を駆動させるための機
械的リンク機構を有しており、内部構造が複雑になる。そのため、製造コストが増加した
り、玩具全体が大きくなってしまう。玩具の小型化が制限されることで、用途や意匠の形
成に制限が生じて、趣向性を高めることができない場合がある。
本考案は、簡易な構成で趣向性高い録再形象体玩具を提供することを目的とする。
本考案に係る録再形象体玩具は、頭部本体の前方に配置される放音部と、前記頭部本体
の外方向に立設するプッシュボタン式の再生スイッチと、前記頭部本体の前方に配置され
る収音部と、前記放音部、前記再生スイッチ及び前記収音部を覆い、前面に口孔を有した
軟質なドーム状の顔面部と、体の外部に設けられる録音スイッチと、を備えることを特徴
とする。
本考案によれば、簡易な構成で趣向性の高い録再形象体玩具を提供することができる。
本考案の実施形態に係る録再形象体玩具の斜視図であり、(a)は口孔を閉じた状態を示す図であり、(b)は口孔を開いた状態を示す図である。 本考案の実施形態に係る録再形象体玩具の正面から見た分解斜視図である。 本考案の実施形態に係る録再形象体玩具の背面から見た分解斜視図である。 本考案の実施形態に係る図1(a)の録再形象体玩具のIV?IV断面図である。 本考案の実施形態に係る図1(a)の録再形象体玩具のV?V断面図である。 本考案の実施形態に係る図4の録再形象体玩具のVI?VI断面図である。 本考案の実施形態に係る録再形象体玩具の制御ブロック図である。 本考案の実施形態に係る録再形象体玩具の動作を示すフローチャート図である。
次に、本考案の実施形態を図に基づいて説明する。図1(a)は録再形象体玩具1の口
孔212を開いた状態を示す斜視図である。また、図1(b)は録再形象体玩具1の口孔
212を開いた状態を示す斜視図である。録再形象体玩具1は、頭部2及び体部3を備え
る人形型の玩具である。使用者が録音スイッチ35(203)を押下すると使用者が発し
た音声を録音することができ、使用者が頭部2の両頬側面を摘まむと口孔212が開いて
(図1(b)参照)使用者が最後に録音した音声を、変調した声質により出力させること
ができる。以下の録再形象体玩具1の説明では、頭部2の前側を前、その反対側を後とし
、後方から見た左側を左、その反対側を右とする。また、頭部2側を上とし、体部3側を
下とする。
図2は、録再形象体玩具1の正面から見た分解斜視図である。また、図3は、録再形象
体玩具1の背面から見た分解斜視図である。まず、頭部2について説明する。
頭部2の外形は、図1(a)にも示したように、顔面部21と頭部本体22とにより略
楕円球状に形成される。図2及び図3で、顔面部21は、略半楕円球状に形成され、シリ
コンなどの軟質な材料により形成される。顔面部21の前面には、目211と口孔212
が形成される。口孔212は、略直線の切り込み状に形成される。また、頭部本体22は
頭部2全体の後方側に配置される。顔面部21は、頭部本体22と接続されて、頭部本体
22の前方側に配置される。
図3で、顔面部21は、後方側に略円形の接続開口部213を有する。接続開口部21
3は、顔面部21の後端に形成された縮径部214の内側に形成される。縮径部214の
上縁には、矩形状の切欠部214aが形成される。また、顔面部21には、縮径部214
の下縁から顔面部21の下面に亘って、略U字状の切欠部21aが形成される。
図2において、頭部本体22は、後ケース4、主制御基板5及び入出力部6を備える。
後ケース4は半球状のドーム状に形成される。後ケース4の上方縁部には、略矩形状の切
欠部41が形成される。後ケース4の内部には、電池などの電源を収容する電源ケース4
2と、螺子用孔を有する複数の円柱状の係合部43を有する。本実施形態の電源ケース4
2は3つのボタン電池が収容可能である。電源ケース42には、各ボタン電池を直列に接
続させるための端子421が配置される。電源ケース42の前方側には、主制御基板5の
回路と電気的に接続するための接続端子421a,421bが突出している。また、後ケ
ース4の下方縁部には、半円状の切欠部44が形成される。
図3で、後ケース4の後面には、電源ケース42を開閉させるための蓋部45が設けら
れる。蓋部45は、螺子用孔451に挿入される図示しない螺子によって、後ケース4に
対し固定される。
図2において、主制御基板5は、略楕円板状に形成される。主制御基板5の四箇所の縁
部には、略U字状の切欠部51a?51dが形成される。切欠部51a,51bは下方へ
切り欠かれ、切欠部51c,51dは上方へ切り欠かれる。切欠部51a?51dには、
主制御基板5を後ケース4に配置させる際に、係合部43が挿入される。
入出力部6は、図2及び図3に示すように、上ケース61、下ケース62及び連結板6
4を備える。上ケース61には、マイク収容部611、シリンダ部612及びスピーカ収
容部613が前方から後方に向かって順に配置される。また、下ケース62にも、マイク
収容部621、シリンダ部622及びスピーカ収容部623が前方から後方に向かって順
に配置される。
マイク収容部611及びマイク収容部621は、互いに組み合わされて、前方を底部と
した略円筒状のマイク収容部631を形成する。また、マイク収容部611及びマイク収
容部621は、それぞれ前面に略半円状の切欠部614,624を有する。切欠部614
,624は、マイク収容部611,621同士を組み合わせることで、略円形の収音孔6
34を形成する。
シリンダ部612及びシリンダ部622は、互いに組み合わされて、左右方向に略円筒
状のシリンダ部632を形成する。また、シリンダ部612の左右の側面には切欠部61
5が形成された底部が設けられ、シリンダ部622の左右の側面にも切欠部625が形成
された底部が設けられる。切欠部615,625は、シリンダ部612,622同士を組
み合わせることで、左右の側面に再生スイッチ204を貫装させるための軸受部635を
形成する。
図3で、スピーカ収容部613及びスピーカ収容部623は、互いに組み合わされて、
前後方向に短円筒状のスピーカ収容部633を形成する。スピーカ収容部613内には、
前後方向に貫通する複数の放音孔613aが設けられる。本実施形態の放音孔613aは
内側の2箇所を上下方向に長尺に形成しており、外側の2箇所を略三角形状に形成してい
る。また、スピーカ収容部613の下方には、後述する案内部材65を下ケース62に対
し押さえて固定させる突端部613bが形成される。また、マイク収容部621及びシリ
ンダ部622の下方には、スイッチ収容部626が形成される(図4も参照)。
上ケース61の後面には、後方に立設する位置決め突起617が設けられる。また、下
ケース62の後面にも、後方に立設する位置決め突起627が設けられる。
図2に戻り、上ケース61において、マイク収容部611の左右両側であってシリンダ
部612の前方には、螺子用孔618aが形成される。スピーカ収容部613の左右の両
側にも螺子用孔618bが形成される。また、下ケース62において、マイク収容部62
1の左右の両側であってシリンダ部622の前方には、螺子用孔618aに挿通された螺
子により上ケース61と下ケース62を固定するための被固定部628aが形成される。
スピーカ収容部623の左右の両側にも螺子用孔618bに対応する被固定部628bが
形成される。
スピーカ収容部613,623の外周には、円周状に係合溝613c,623cが形成
される。顔面部21は、図3に示した縮径部214を係合溝613c,623cに係合さ
せることで、入出力部6に対して取り付けられる。
上ケース61の上方には、突起部619bが形成される。突起部619bには、略U字
状に湾曲して両端の開口部を上面に並設した貫通孔619aが形成される。突起部619
bの左右位置には、螺子を挿入して、上ケース61を後ケース4に固定するための切欠部
619cが形成される。
下ケース62の下端からは、略円筒状の回動軸636が下方に延設される。回動軸63
6には、円板状の2個のフランジ部636aが設けられる。フランジ部636a間には外
周溝636bが形成される。また、回動軸636内には、上下に貫通する円形孔636d
が形成される。
下ケース62の下端であって回動軸636の左右位置には、図示しない螺子を配置させ
て、下ケース62を後ケース4に固定するための切欠部629が形成される。
入出力部6は、スピーカ収容部613内に収容される、スピーカ206(放音部)とパ
ッキン71とを有する。スピーカ206は、全体が略円板状に形成される。スピーカ20
6は、主制御基板5と電気的に接続されて、主制御基板5から入力された信号に基づいて
音声を出力させる。パッキン71はOリング状に形成される。
また、入出力部6は、マイク収容部631内に、マイク205(収音部)を有する。マ
イク205は略円柱状に形成される。マイク205は、主制御基板5と電気的に接続され
て、外部から収音した音声を、電気信号として主制御基板5に入力させる。
案内部材65は、再生スイッチ72及びダミースイッチ73の摺動動作を案内する部材
である。案内部材65は、底板651及びガイド側板652を有する。底板651の左側
には、押圧板724が挿通される矩形状の切欠部651aが形成される。底板651の前
端からは、下方に向かって係合板653が立設している。また、底板651の下面からは
、スイッチ741の押え部材654が設けられる(図3参照)。
ガイド側板652は、底板651と略同じ左右幅に亘り設けられる。ガイド側板652
の後面には、案内部材65を下ケース62に係合させるための係合突起655が形成され
る。
再生スイッチ72(204)は、左右方向に長軸を有した棒状に形成される。再生スイ
ッチ72は、左の一端側に略円形のフランジ状に形成される被押圧部721を有し、他端
側に付勢部材75(図4に図示)を係合させるための有底円形溝が形成された受部722
を有する。また、再生スイッチ72は、図3に示すように、受部722の後方側に再生ス
イッチ72の回転を規制しながら左右方向の摺動を案内させるための、板状の被案内部7
23を有する。再生スイッチ72は、頭部本体22の左外方向へ立設するプッシュボタン
式のスイッチとして構成される。また、受部722の下端からは、下方へ向かって延設さ
れる平板状の押圧板724が設けられる。押圧板724は、板リブ724aを側面に有し
て剛性を向上させている。
ダミースイッチ73は、左右方向に長軸を有した棒状に形成される。ダミースイッチ7
3は、右の一端側に略円形のフランジ状に形成される被押圧部731を有し、他端側に付
勢部材75(図4に図示)を係合させるための有底円形溝が形成された受部732を有す
る。また、ダミースイッチ73は、受部732の後方側にダミースイッチ73の回転を規
制しながら左右方向の摺動を案内させるための、板状の被案内部733を有する。ダミー
スイッチ73は、再生スイッチ72と反対方向であって頭部本体22の右外方向へ立設す
るプッシュボタン式のスイッチとして構成される。
連結板64は、略円板状に形成される。連結板64の四隅の外周縁には、略矩形状の切
欠部641a?641dが形成される。また、連結板64の上方の外周縁には、略矩形状
の切欠部642が形成される。この切欠部642の略中央には、後方へ延設された後に上
方へ湾曲した舌片部642aが形成される。舌片部642aは、上ケース61を連結板6
4と組み合わせることで、上ケース61に設けられた貫通孔619aの底部の一部を形成
する。また、連結板64は、上ケース61の位置決め突起617、及び下ケース62の位
置決め突起627を挿入するための位置決め孔643を有する。
次に、体部3について説明する。体部3は、後体部31と前体部32とにより外装が形
成される。図1(a)に示した体部3の左腕部331、右腕部332、左脚部333及び
右脚部334は、各々後体部31及び前体部32の、左腕部311,321、右腕部31
2,322、左脚部313,323及び右脚部314,324を組み合わせて形成される
。体部3は、腹部付近の前面に録音スイッチ35を有する。体部3は、頭部2に対して所
定の回動角度だけ回動可能に形成される。
後体部31には、図示しない螺子を後方から挿入させるための前後に貫通した複数の螺
子用孔315が設けられる。また、図3において、前体部32内には、螺子用孔315に
挿通させた螺子を螺入させるための螺子孔が形成された固定部325が設けられる。
前体部32には、固定孔341により図示しない螺子で螺止固定される基板34が配置
される。基板34は、主制御基板5と電気的に接続されている。録音スイッチ35が押下
されると、内部の基板34に設けられたプッシュボタン式のスイッチ342(図5参照)
が間接的に押下されて、主制御基板5は基板34から伝達される録音指示を検出する。
後体部31の上端縁には、略半円弧状の切欠部316が形成される。切欠部316の後
方側には、切欠部316の前端縁側よりも拡径した大径部316aが形成される。そのた
め、大径部316aの両端縁には段部316bが形成される。また、前体部32の上端縁
にも、略半円弧状の切欠部326が形成される。したがって、後体部31と前体部32と
を組み合わせると、体部3の上面部分には、切欠部316及び切欠部326により、略円
形の軸孔336が形成される。
次に、録再形象体玩具1を組み立てた状態について説明する。図4は、図1(a)の録
再形象体玩具1のIV?IV断面図である。なお、本図では頭部2についての断面を示し
ている。スイッチ収容部626には、基板74が収容される。基板74には、再生スイッ
チ72側にプッシュボタン式のスイッチ741が設けられる。
再生スイッチ72とダミースイッチ73は、各々口孔212の端部212aの内側に配
置される。再生スイッチ72の受部722と、ダミースイッチ73の受部732との間に
は、コイルばねである付勢部材75が配置される。この付勢部材75により、再生スイッ
チ72とダミースイッチ73とは、互いに離間する方向に付勢される。そのため、顔面部
21の口孔212は、左右に広がる方向に力を受け、口孔212の上縁と下縁が近接する
ため、図1(a)に示す口孔212が閉じる状態になる。
一方、使用者が顔面部21を左右方向から摘まむように押すと、付勢部材75の弾発力
に抗して口孔212の左端部と右端部とが近接し、口孔212の上縁と下縁が離間するた
め、図1(b)に示す口孔212が開く状態になる。図4で、再生スイッチ72が内側へ
摺動すると、押圧板724がスイッチ741を押し、主制御基板5は再生指示を検出する
ことができる。
図5は、図1(a)の録再形象体玩具1のV?V断面図である。主制御基板5及び入出
力部6は後ケース4に対して固定される。
マイク205は、再生スイッチ72及びダミースイッチ73の前面側に設けられたマイ
ク収容部631内に収容される。マイク205は、口孔212及び収音孔634を介して
外部からの音声を収音することができる。
ダミースイッチ73は、ガイド側板652の上端面と、スピーカ収容部613の下面6
13dとの間に被案内部723を配置させることで、回転及び上下動が規制される。また
、ダミースイッチ73は、ガイド側板652の前面側と、シリンダ部632の内面とによ
り、前後動が規制される。
同様に、図5では図示しないが、再生スイッチ204は、ガイド側板652の上端面と
、スピーカ収容部613の下面613dとの間に被案内部723が配置されることで、回
転及び上下動が規制される。また、再生スイッチ204は、ガイド側板652の前面側と
、シリンダ部632の内面とにより、前後動が規制される。したがって、再生スイッチ2
04及びダミースイッチ73は、左右方向に摺動可能に構成される。
スピーカ収容部633の前方底部には、パッキン71が配置される。スピーカ206は
、スピーカ収容部633内において、底部である前方側に、パッキン71を介して収容さ
れる。
このように、スピーカ206、再生スイッチ72(204)及びマイク205は、軟質
なドーム状の顔面部21により覆われて頭部2に収容され、後方から前方に向かってスピ
ーカ206、再生スイッチ204及びマイク205の順に配置される。また、口孔212
は、再生スイッチ72及びマイク205の略延長線上の前方に配置される。したがって、
録再形象体玩具1は、顔面部21の外観を損なうことなく、マイク205やスピーカ20
6等を収容しながら、収音及び放音時に音量の減衰を低減させることができる。
図6は、図4の録再形象体玩具1のVI?VI断面図である。本図では、回動軸636
の外周溝636bの位置における断面を示している。外周溝636b内には、後方側に突
出する突起636cが形成される。回動軸636の回動は、軸孔336内に形成される段
部316bと、突起636cが当接することにより、予め定められた回動範囲に規制され
る。本実施形態では、頭部2内の主制御基板5と、体部3内の基板34とを電気的に接続
するための配線(不図示)が回動軸636内の円形孔636dを介して接続されるため、
回動軸636の回動角度が規制されることにより、配線がねじれて断線することを防止で
きる。
図7は、録再形象体玩具1の制御ブロック図である。録再形象体玩具1は、制御部20
1、記憶部202、録音スイッチ203、再生スイッチ204、マイク205及びスピー
カ206を備える。制御部201は、主制御基板5に設けられる。また、本実施形態では
、制御部201内に記憶部202を設けている。
記憶部202は、マイク205が収音した音声を記憶する。マイク205は、録音スイ
ッチ203による録音指示により、収音した音声を制御部201に送る。また、スピーカ
206は、再生スイッチ204による再生指示により、記憶部202に記憶した音声を放
音する。
図8は、録再形象体玩具1の動作を示すフローチャート図である。処理が開始されると
、ステップS101で、制御部201は、再生スイッチ204が押下されたか判定する。
使用者が録再形象体玩具1の両頬を摘み、再生スイッチ204が押下されたと制御部20
1が判定した場合、制御部201はステップS107の処理へ進む。このとき録再形象体
玩具1は、図1(b)に示すように口孔212を開く。使用者が再生スイッチ204を押
下したと制御部201が判定しない場合、制御部201はステップS102の処理へ進む
ステップS102で、制御部201は、音声を再生中であるか判定する。制御部201
は、音声を再生中である場合ステップS101の処理に戻り、音声を再生中でない場合、
ステップS103へ進む。
ステップS103で、制御部201は、録音スイッチ203が押下されたか判定する。
使用者が録音スイッチ203を押下したと制御部201が判定した場合、制御部201は
ステップS104へ進み、使用者が再生スイッチ204を押下したと制御部201が判定
しない場合、制御部201はステップS101の処理へ戻る。
ステップS104で、制御部201は、マイク205を介して音声を収音する。
ステップS105で、制御部201は、録音スイッチ203の押下が解除されたか、又
は、ステップS104の録音を開始してから所定の時間が経過したか、判定する。ここで
、所定の時間は予め定めておくことができ、例えば、15秒と設定することができる。制
御部201は、録音スイッチ203の押下が解除されたと判定した場合、又は、録音を開
始してから所定の時間が経過したと判定した場合、ステップS106の処理に進む。一方
、制御部201は、録音スイッチ203の押下が解除されたと判定されず、録音を開始し
てから所定の時間が経過したと判定されない場合、ステップS105の判定処理を繰り返
す。
ステップS106で、制御部201は、録音を停止する。制御部201は、収音した音
声をデジタル信号に変換して、記憶部202に記憶する。なお、制御部201は、記憶部
202内に既に記憶された音声のデータが有る場合、古いデータを消去して新しい音声の
データを記憶する。その後、制御部201は、ステップS101の処理に戻る。
ステップS101で再生スイッチ204を押下したと制御部201が判定した場合、ス
テップS107において、制御部201は、記憶部202に記憶した音声を元の音声より
高音域で早口にする等声質を変調させたアナログ信号に変換して、スピーカ206により
再生させる。このとき、録再形象体玩具1は、再生スイッチ204の押下と同時に口孔2
12を開いているため、録再形象体玩具1は口の動きと連動して発声する動作を表現する
ことができる。その後、制御部201は、ステップS101の処理に戻る。なお、制御部
201は、ステップS101において、音声の再生中に再生スイッチ204が押下された
と判定した場合も、ステップS107へ進み記憶部202に記憶された音声を始めから再
生させる処理を行う。
図8に示したような処理により、録再形象体玩具1は、録音スイッチ35(203)を
押し続ける間音声を録音する。また、音声が再生されている間は、録音スイッチ35(2
03)を押しても録音処理を開始しない構成とすることができる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、録再形象体玩具1は、顔面部21の中に
、スピーカ206、再生スイッチ72及びマイク205を備えて、録音及び再生機能を有
するため、録音時には使用者が録再形象体玩具1に話しかけて言葉を覚えさせているよう
に操作し、再生時には録再形象体玩具1が口孔212を開けて使用者のアバターとして使
用者の台詞を代弁させるような遊びをすることができる。よって、簡易な構成で趣向性の
高い録再形象体玩具1とすることができる。
以上、本考案の実施形態の一例を示したが、本考案は上記の実施形態によって限定され
ることはなく、種々の変更を加えて実施することができる。例えば、本実施形態では、再
生スイッチ72を左側に設け、ダミースイッチ73を右側に設けた例について説明したが
、再生スイッチ72及びダミースイッチ73の配置を左右逆にしてもよいし、再生スイッ
チ72及びダミースイッチ73の両方を押すことによりスピーカ206から音声を出力す
る構成としてもよい。
また、スイッチ741は、近接センサや透受光センサなどの他のスイッチを適用するこ
とができる。
また、本実施形態では、録音スイッチ35が体部3の腹部付近の前面に設けられた例に
ついて説明したが、後ケース4や入出力部6を含む頭部2等、体の他の外部位置に設ける
構成としてもよい。
1 録再形象体玩具 2 頭部
3 体部 4 後ケース
5 主制御基板 6 入出力部
21 顔面部 21a 切欠部
22 頭部本体 31 後体部
32 前体部 34 基板
35 録音スイッチ 41 切欠部
42 電源ケース 43 係合部
44 切欠部 45 蓋部
51a?51d 切欠部 61 上ケース
62 下ケース 64 連結板
65 案内部材 71 パッキン
72 再生スイッチ 73 ダミースイッチ
74 基板 75 付勢部材
201 制御部 202 記憶部
203 録音スイッチ 204 再生スイッチ
205 マイク 206 スピーカ
211 目 212 口孔
212a 端部 213 接続開口部
214 縮径部 214a 切欠部
311 左腕部 312 右腕部
313 左脚部 314 右脚部
315 螺子用孔 316 切欠部
316a 大径部 316b 段部
321 左腕部 322 右腕部
323 左脚部 324 右脚部
325 固定部 326 切欠部
331 左腕部 332 右腕部
333 左脚部 334 右脚部
336 軸孔 341 固定孔
342 スイッチ 421 端子
421a 接続端子 421b 接続端子
451 螺子用孔 611 マイク収容部
612 シリンダ部 613 スピーカ収容部
613a 放音孔 613b 突端部
613c 係合溝 613d 下面
614 切欠部 615 切欠部
617 位置決め突起 618a 螺子用孔
618b 螺子用孔 619a 貫通孔
619b 突起部 619c 切欠部
621 マイク収容部 622 シリンダ部
623 スピーカ収容部 623c 係合溝
624 切欠部 625 切欠部
626 スイッチ収容部 627 位置決め突起
628a 被固定部 628b 被固定部
631 マイク収容部 632 シリンダ部
633 スピーカ収容部 634 収音孔
635 軸受部 636 回動軸
636a フランジ部 636b 外周溝
636c 突起 636d 円形孔
641a?641d 切欠部 642 切欠部
642a 舌片部 643 位置決め孔
651 底板 651a 切欠部
652 ガイド側板 653 係合板
654 押え部材 655 係合突起
721 被押圧部 722 受部
723 被案内部 724 押圧板
724a 板リブ 731 被押圧部
732 受部 733 被案内部
741 スイッチ

Claims (1)

  1. 頭部本体の前方に配置される放音部と、
    前記頭部本体の外方向に立設するプッシュボタン式の再生スイッチと、
    前記頭部本体の前方に配置される収音部と、
    前記放音部、前記再生スイッチ及び前記収音部を覆い、前面に口孔を有した軟質なドー
    ム状の顔面部と、
    体の外部に設けられる録音スイッチと、
    を備えることを特徴とする録再形象体玩具。
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