JP3223181B2 - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JP3223181B2
JP3223181B2 JP17935599A JP17935599A JP3223181B2 JP 3223181 B2 JP3223181 B2 JP 3223181B2 JP 17935599 A JP17935599 A JP 17935599A JP 17935599 A JP17935599 A JP 17935599A JP 3223181 B2 JP3223181 B2 JP 3223181B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プローブ針と被測定
基板の電極とのアライメント(位置合わせ)が正確にで
きるプローブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プローバで液晶基板を測定するときに
は、プローバのプローブ針と液晶基板の電極とを正しく
接触させる必要があり、そのために、液晶基板の位置を
正確にアライメントすることが必要である。従来の一般
的なアライメント方法によれば、プローブ針の先端を顕
微鏡で観察しながら、プローブ針と液晶基板の電極との
実際の接触状態を確認しながら液晶基板をアライメント
していた。このようなアライメント方法は、プローブ針
の先端を直接観察できるような形状のプローブ針、例え
ば片持ち式のプローブ針、を用いたときに可能である。
これに対して、ポゴピンタイプのプローブ針は、プロー
ブ針の先端から根元に向かって、液晶基板に垂直に直線
状に延びているために、プローブ針の先端を上方から直
接観察することが不可能となる。もし、これを直接観察
しようとすれば、45°反射ミラーを用いるなどして、
観察の困難さを伴う。このように直接観察が不可能ある
いは困難な場合は、次のような代替手段をとることが考
えられる。すなわち、プローブ針を支持するフレームの
側に原点マークを設けるとともに、液晶基板側にもアラ
イメントマークを設けて、プローブ針と液晶基板の電極
とを直接位置合わせする代わりに、原点マークとアライ
メントマークとの位置合わせをすることで、液晶基板の
アライメントを実施できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】原点マークとアライメ
ントマークを用いて、プローバと液晶基板とをアライメ
ントする場合には、次のような問題がある。原点マーク
とアライメントマークを顕微鏡等の観察装置で見通す場
合、原点マークと、液晶基板に形成されたアライメント
マークは、光軸方向に所定距離だけ離れている。この状
態で液晶基板の位置調整をしてから、この液晶基板をプ
ローブ針に向かって上昇させて液晶基板の電極をプロー
ブ針に接触させることになる。しかし、観察装置の光軸
方向と、液晶基板の上昇方向とがわずかにずれている
と、液晶基板が上昇したときには、原点マークとアライ
メントマークの一致状態とがずれてしまうことになる。
【0004】ところで、特開昭63−204153号公
報には、まず、カメラの焦点をアライメント平面に合わ
せた状態でウェーハのアライメントを実施し、その後
に、ウェーハをZ方向に移動させてからカメラの焦点を
プローブ針の先端に合わせてウェーハの電極とプローブ
針との接触状態を観察しながらウェーハの位置調整をす
る技術が開示されている。この公知技術は、カメラの焦
点を切り換えて被測定基板のアライメントをするという
点で、本発明に一番近いものである。しかしながら、こ
の公知技術は、プローブ針とウェーハの電極との接触部
分をカメラで直接観察することが前提となっており、こ
のような直接観察ができないようなプローバに対するア
ライメントには適用できない。また、この公知技術は、
カメラの光軸方向と被測定基板のZ移動方向とがずれて
いる場合にプローブ針の先端を直接観察することなく被
測定基板のアライメントを正確に実施できるようにもな
っていない。
【0005】この発明は、上述の問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、プローブ針を支持
するフレーム側の原点マークと被測定基板側のアライメ
ントマークとを用いて、プローブ針の先端を直接観察す
ることなく、プローブ針と被測定基板の電極とを正確に
アライメントできるようにしたプローブ装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のプローブ装置
は、複数のプローブ針と、前記複数のプローブ針の先端
が形成するコンタクト平面内においてプローブ針に対し
て所定位置に位置決め可能な原点マークと、前記原点マ
ークを前記所定位置とこの所定位置から離れた退避位置
との間で移動させる移動手段とを備えている。このプロ
ーブ装置を用いてアライメントするには、次のような第
1段階から第6段階までを実施することになる。 (イ)複数のプローブ針の先端が形成するコンタクト平
面内において、原点マークをプローブ針に対して所定位
置に位置決めする第1段階。 (ロ)コンタクト平面に垂直な方向から前記原点マーク
をカメラで観察して観察画像中の原点マークの座標位置
を記憶する第2段階。 (ハ)前記コンタクト平面に平行でコンタクト平面から
離れた位置にあるアライメント平面内に被測定基板を持
ってきて、被測定基板のアライメントマークを前記カメ
ラで観察して、観察画像中のアライメントマークが前記
原点マークの座標位置と一致するように、アライメント
平面に平行な平面内で被測定基板の位置を調整する第3
段階。 (ニ)前記原点マークを前記所定位置から退避させた状
態で、被測定基板をアライメント平面に垂直な方向に移
動して前記コンタクト平面内に持ってきて、被測定基板
のアライメントマークを前記カメラで観察して、観察画
像中のアライメントマークの座標位置と、記憶した前記
原点マークの座標位置とのずれ量を計算し、このずれ量
を記憶する第4段階。 (ホ)被測定基板をアライメント平面に垂直な方向に移
動して再び前記アライメント平面内に持ってきて、被測
定基板のアライメントマークを前記カメラで観察して、
記憶した前記原点マークの座標位置から前記ずれ量を引
き算した補正座標位置に観察画像中の前記アライメント
マークが来るように、アライメント平面に平行な平面内
で被測定基板の位置を再調整する第5段階。 (ヘ)被測定基板をアライメント平面に垂直な方向に移
動して前記コンタクト平面内に持ってきて、被測定基板
の電極をプローブ針に接触させる第6段階。
【0007】上述の第1段階では、原点マークをプロー
ブ針に対して所定位置に位置決めしているが、この所定
位置とは、プローブ針の先端位置との相対位置関係があ
らかじめ定められた位置のことを指す。この所定位置に
ある原点マークとプローブ針の先端との相対位置関係
は、被測定基板のアライメントマークと電極との相対位
置関係と全く同じになっている。これにより、原点マー
クとアライメントマークとを一致させることで、プロー
ブ針の先端と被測定基板の電極とが接触するようにな
る。
【0008】原点マークとアライメントマークは、カメ
ラの画像中において、画像処理によりその座標位置を認
識することができ、これにより、人間の目視による観察
が不要になって、アライメントの自動化が可能となる。
【0009】上述の第1段階では原点マークがコンタク
ト平面内にあり、また、第4段階と第6段階では被測定
基板のアライメントマークがコンタクト平面内にある
が、このコンタクト平面とは、複数のプローブ針の先端
が形成する平面を指し、このコンタクト平面内におい
て、被測定基板の電極がプローブ針と接触する。ところ
で、被測定基板の電極をプローブ針に接触させるとき
は、プローブ針に接触した瞬間から、さらに被測定基板
をプローブ針に押し付ける動作、すなわちオーバードラ
イブ動作を実施するのが一般的である。したがって、本
発明においてコンタクト平面というときは、プローブ針
の先端が自由状態にあるときのプローブ針の先端が形成
する平面はもちろんのこと、被測定基板がプローブ針に
押し付けられてオーバードライブされた状態にあるとき
のプローブ針の先端が形成する平面をも包含するものと
理解すべきである。オーバードライブ量が600μm程
度あると仮定すると、コンタクト平面の高さ位置は、6
00μm程度の高さ範囲を包含するものである。
【0010】上述の第4段階で原点マークを所定位置か
ら退避させておく理由は次の通りである。この原点マー
クを所定位置のままの状態にしておくと、被測定基板が
コンタクト平面に来たときに、原点マークを形成したガ
ラス板と、アライメントマークを形成した被測定基板と
が衝突することになり、不都合である。原点マークの退
避位置は、コンタクト平面から離すことに限らず、コン
タクト平面内において所定位置から遠ざけてもよい。な
お、原点マークは第4段階のときに所定位置から退避し
た状態にあればよいので、第2段階が終了してから第4
段階が開始するまでの任意の時点で原点マークの退避動
作を実施すればよい。
【0011】上述の第6段階を終了すると、正確にアラ
イメントされた被測定基板の電極がプローブ針に接触し
た状態になる。この状態で、被測定基板の検査を実施す
ることができる。
【0012】上述のアライメント方法を実施するには、
二重焦点カメラを用いるのが適しており、これにより、
アライメント平面とコンタクト平面とに選択的に焦点を
合わせることが容易に実施できる。
【0013】この発明は、ポゴピンタイプのプローブ針
で液晶基板を検査するようなプローブ装置に適している
が、これに限定されるものではなく、ウェーハ基板など
の他の被測定基板を測定するプローブ装置にも適用で
き、また、片持ち式などの他の形式のプローブ針にも適
用できる。
【0014】上述の第1段階から第6段階までの手順
は、同一種類の被測定基板を連続して検査する場合に
は、1枚目の被測定基板だけ実施すればよい。2枚目以
降の被測定基板については、ずれ量を基にした補正座標
位置がすでに求まっているので、この補正座標位置を用
いて第5段階と第6段階だけを実施すれば足りる。
【0015】被測定基板をアライメントするには、被測
定基板を含む平面内において被測定基板を2次元的に並
進移動(XY移動)させるだけでは一般的には不十分で
あり、この平面内で被測定基板を回転(θ回転)させる
必要がある。そこで、このθ回転の位置調整を可能にす
るために、被測定基板の2か所において、それぞれ、原
点マークとアライメントマークによる位置合わせをする
必要がある。そのために、原点マークとアライメントマ
ークと二重焦点カメラはそれぞれ2個ずつ設けるのが好
ましい。
【0016】上述の説明では、被測定基板におけるアラ
イメントマークと電極との相対位置関係と、原点マーク
とプローブ針との相対位置関係とが同じになっているこ
とが前提である。これらの相対位置関係が異なっている
場合には、アライメントマークを原点マーク座標位置に
合わせる代わりに、原点マークと所定の位置関係にある
目標座標位置にアライメントマークを合わせればよい。
この目標座標位置は、上述の2種類の相対位置関係のず
れを実測することで求めることができる。このようにア
ライメントマークを目標座標位置に合わせることで、被
測定基板の電極はプローブ針に正しく接触することにな
る。
【0017】なお、以下の説明では、被測定基板をアラ
イメント平面に垂直な方向に移動させることをZ移動と
呼び、その方向をZ移動方向と呼ぶことにする。
【0018】この発明のプローブ装置を用いたアライメ
ント方法では、カメラを用いて原点マークとアライメン
トマークとを見通して両者を一致させる場合に、仮想的
に原点マークとアライメントマークとを同一のコンタク
ト平面内に持ってきて位置合わせをしている。実際に
は、まず、原点マークをコンタクト平面内に置いて、カ
メラの観察画像中でその座標位置を観察し、一方で、ア
ライメントマークをアライメント平面内に置いて、カメ
ラの観察画像中でその座標位置が原点マーク座標位置と
同じになるように、被測定基板を位置調整する。これ
で、カメラで見通した場合の原点マークとアライメント
マークが同じ位置に来る。もし、カメラの光軸方向と、
被測定基板のZ移動方向とが完全に一致していれば、被
測定基板をZ移動してアライメント平面からコンタクト
平面に持ってきても、原点マークの元の座標位置(この
とき原点マークは被測定基板に衝突しないように退避し
ている。)にアライメントマークが来ることになり、被
測定基板の電極はプローブ針に正しく接触する。
【0019】しかし、カメラの光軸方向と被測定基板の
Z移動方向とがずれていると、被測定基板をコンタクト
平面に持ってきたときに、アライメントマークの位置は
原点マークの元の座標位置からずれることになる。原点
マークの元の座標位置は記憶されているから、コンタク
ト平面内にあるアライメントマークの座標位置をカメラ
で観察すれば、原点マークの元の座標位置からのずれ量
を求めることができる。このずれ量を記憶しておいて、
再び被測定基板をアライメント平面に戻してから、原点
マークの元の座標位置から上述のずれ量を引き算した補
正座標位置にアライメントマークが来るように、被測定
基板を位置調整すれば、アライメントが完了する。すな
わち、このように位置調整した被測定基板をもう一度コ
ンタクト平面までZ移動すれば、原点マークの元の座標
位置と同じ位置にアライメントマークが来ることにな
り、このとき、被測定基板の電極はプローブ針に正確に
接触する。同一種類の被測定基板を連続して検査する場
合には、2枚目以降の被測定基板については、アライメ
ント平面内にある被測定基板のアライメントマークが、
記憶済みの補正座標位置に来るように、被測定基板を位
置調整すれば足りる。
【0020】
【実施例】図1の(A)は、この発明の一実施例のプロ
ーブ装置を備えるプローバを示す平面図であり、(B)
は(A)のB−B線で切断した拡大断面図である。この
プローバは、液晶基板を電気的に検査するためのもので
ある。ここでいう液晶基板とは、電気回路が形成された
ガラス基板の間に液晶が封入されていて、この液晶が点
灯表示可能な状態のものを指す。
【0021】図1の(A)において、プローバのフレー
ム10には、複数のプローブブロック12が固定されて
いて、このプローブブロック12には多数のプローブ針
が設けられている。これらのプローブ針は液晶基板の電
極ピッチに合わせて配列されている。フレーム10に
は、2台の二重焦点カメラ14が固定されていて、この
カメラ14は、液晶基板とプローブ針との間のアライメ
ントを行うときに用いられる。
【0022】図1の(B)において、フレーム10の下
方には、液晶基板16を真空吸着して保持するチャック
18があり、このチャック18は測定ステージ20に載
っている。測定ステージ20は、θステージ22とZス
テージ24とXYステージ26とからなっている。フレ
ーム10には、原点マークを付けた透明なガラス板28
が2か所に設置されている。図6に良く示されているよ
うに、このガラス板28は、Zスライド30の下端に固
定されていて、このZスライド30は、スライドガイド
32に沿って上下方向に移動可能である。スライドガイ
ド32は、スライドホルダー34に固定されていて、こ
のスライドホルダー34がフレーム10に固定されてい
る。スライドホルダー34の上部アーム36には、ツマ
ミ38が回転可能に支持されていて、このツマミ38の
下端にネジが切られている。そして、このネジがZスラ
イド30と噛み合っている。ツマミ38を回転すること
により、Zスライド30は約5mmの範囲で上下(Z方
向)に移動する。また、Zスライド30と上部アーム3
6との間には、圧縮コイルバネ39が挿入されていて、
Zスライド30に対して常に下向きの力を付与してい
る。Zスライド30が上下に移動した場合に、ガラス板
28に形成された原点マーク42がコンタクト平面64
に戻ったときのXY方向の再現精度は2μm程度であ
る。コンタクト平面64は、多数のプローブ針40の下
端が形成する平面である。
【0023】図1に戻って、2台の二重焦点カメラ14
は、2か所のガラス板28の原点マークを観察できるよ
うに配置されている。このカメラ14の光軸は、図1の
(A)に示すようにまず水平方向に延びてから、図1の
(B)に示すように直角に下向きに曲がって、ガラス板
28に達するようになっている。
【0024】図1の(B)において、プローブブロック
12には、ポゴピンタイプのプローブ針40が多数設置
されていて、これらが上下方向に延びている。
【0025】この発明の対象であるプローブ装置は、図
1において、多数のプローブ針を備えた複数のプローブ
ブロック12と、原点マークを備えたガラス板28と、
このガラス板28を移動可能に支持する機構(具体的に
は、Zスライド30とスライドガイド32とスライドホ
ルダー34と上部アーム36とツマミ38と圧縮コイル
バネ39とからなる機構)と、これらを支持するフレー
ムとを有するものである。
【0026】図2は、二重焦点カメラ14の光軸方向と
チャック18のZ移動方向との関係を示した側面図であ
る。ただし、実際のカメラの光軸は途中で垂直に曲がっ
ているが、これを直線状にして示してある。二重焦点カ
メラ14の光軸44は、ガラス板28の下面に形成され
た原点マーク42(所定位置にある場合)を通過する。
一方、液晶基板16を保持するチャック18はZ軸46
に沿って上下方向に移動する。なお、このZ軸46は原
点マーク42を通過するように図示してある。Z軸46
と光軸44は、互いに一致するのが理想的であるが、製
造及び組立上の誤差により、実際は、2〜3°程度の角
度ずれが生じることがある。このような角度ずれがある
と、アライメントの誤差になる。すなわち、液晶基板1
6のアライメントは、液晶基板16がアライメント平面
66にあるときに、ガラス板28の原点マーク42と液
晶基板16のアライメントマーク48とをカメラ14で
観察して液晶基板16の位置調整をすることによって行
われるが、この位置調整の後に、液晶基板16をコンタ
クト平面64までZ軸方向に上昇させると、上述の角度
ずれのために、原点マーク42とアライメントマーク4
8とが一致しなくなり、液晶基板16の電極とプローブ
針40とが正しく接触しないことになる。この発明のプ
ローブ装置を用いて特有のアライメント手順を実施する
ことによって、このような不具合を解消するものであ
る。
【0027】液晶基板16には、2か所にアライメント
マーク48が形成され、これが、フレーム側の2か所の
原点マーク42に対応している。そして、液晶基板16
上のアライメントマーク48と電極との相対位置関係
と、フレーム側の原点マーク42とプローブ針40との
相対位置関係とが同じになっている。したがって、原点
マーク42とアライメントマーク48の位置が一致すれ
ば、プローブ針40と液晶基板の16の電極との位置も
一致することになる。なお、アライメントマークと電極
との相対位置関係と、原点マークとプローブ針との相対
位置関係は、必ずしも同一である必要はない。製造上の
誤差などにより、これらの相対位置関係が互いに異なっ
てしまった場合には、アライメントマークを原点マーク
座標位置に一致させる代わりに、原点マークと所定の位
置関係にある目標座標位置にアライメントマークを一致
させればよい。
【0028】マーク形状については、この実施例では、
原点マーク42とアライメントマーク48は十字形であ
るが、正方形やT字形などの任意の形状とすることがで
きる。
【0029】次に、二重焦点カメラ14の光学系を説明
する。二重焦点カメラ14には焦点切換装置50が付属
していて、短距離焦点と長距離焦点とに切り換えること
ができる。すなわち、この焦点切換装置50には、二つ
のシャッター52、54と、二つのビーム・スプリッタ
ー56、58と、二つの反射ミラー60、62とが含ま
れている。シャッター52を開いて、シャッター54を
閉じると、焦点切換装置50の内部で光は直線的に通過
し、光路は短くなって、カメラ14の焦点は、プローブ
針40の下端位置すなわちコンタクト平面64の高さに
合う。これが短距離焦点の状態である。一方、シャッタ
ー52を閉じて、シャッター54を開くと、焦点切換装
置50の内部においてビーム・スプリッター58と反射
ミラー62と反射ミラー60とビーム・スプリッター5
6とを経由した光だけがカメラ14に達する。したがっ
て、光路は長くなって、カメラ14の焦点は、アライメ
ント平面66の高さに合う。これが長距離焦点である。
【0030】この図2では、二重焦点カメラ14は、プ
ローバの上方に配置されているように描かれているが、
実際は、図1の(A)に示すように、光軸が途中で水平
方向に直角に曲がっている。図7はこの二重焦点カメラ
の配置を示すもので、CCDカメラ68に焦点切換装置
50が付属しており、この焦点切換装置50の先の光路
70は直角に曲がって下を向いている。この光路70の
下方に原点マークがある。焦点切換装置50には、第1
シャッターノブ72と第2シャッターノブ74とがあ
り、これらのノブを回すことにより二つのシャッターの
開閉ができる。この焦点切換装置50には照明用光ファ
イバーの接続部76も設けられている。この接続部76
に接続された光ファイバーにより、観察位置に照明光が
当たるようになっている。このカメラ全体は位置調整機
構によりフレームに対する位置調整が可能である。
【0031】次に、図3を参照して、アライメントの手
順を説明する。最初に、図3の(A)に示すように、Z
スライド30を最下点まで下げて、ガラス板28の原点
マーク42の高さが、プローブ針40の先端の高さ(コ
ンタクト平面64)と同じになるようにする。このと
き、液晶基板16はチャック18に搭載されていて、コ
ンタクト平面より4mm下方のアライメント平面66に
ある。この状態で二重焦点カメラの焦点切換装置を短距
離焦点にする。これにより、二重焦点カメラで、コンタ
クト平面64にあるガラス板28の原点マーク42を観
察できる。このとき、カメラのクロス中心が原点マーク
に合うように、カメラの位置を調整する。そして、カメ
ラ画像中の原点マーク42の座標位置(X1,Y1)を
記憶する。この原点マーク42の座標位置の記憶は、二
つの原点マークについて2台の二重焦点カメラのそれぞ
れで実施する。図9の(A)は、カメラ画像90の十字
線92の中心(クロス中心)に原点マーク42が来た状
態を示している。この原点マーク42の画像中の座標位
置は(X1,Y1)である。
【0032】次に、図3の(B)に示すように、Zスラ
イド30を約5mm上昇させて、ガラス板28をコンタ
クト平面64よりも上方の位置まで退避させるととも
に、二重焦点カメラの焦点切換装置を長距離焦点にす
る。すると、二重焦点カメラでは、アライメント平面6
6にある液晶基板16上のアライメントマーク48を観
察できる。この場合、2台のカメラのそれぞれにおい
て、観察したアライメントマーク48の座標位置が、す
でに記憶した原点マーク42の座標位置(X1,Y1)
に一致するように、測定ステージのθステージとXYス
テージを調整する。すなわち、θステージで液晶基板1
6を面内回転させ、XYステージで液晶基板16をX方
向とY方向とに移動させて、液晶基板16の位置を調整
する。これにより、2台のカメラにおいて、原点マーク
42とアライメントマーク48の座標位置が一致したこ
とになる。図9の(B)は、カメラ画像90において、
アライメントマーク48が原点マーク座標位置(X1,
Y1)に来るように、液晶基板を移動させる状態を示し
ている。
【0033】次に、図3の(C)に示すように、測定ス
テージに載ったチャック18を上昇させて、液晶基板1
6をコンタクト平面64まで持って来る。これにより、
液晶基板16の電極がプローブ針40の先端に接触す
る。このとき、二重焦点カメラの焦点切換装置を短距離
焦点にする。この状態では、二重焦点カメラで、コンタ
クト平面64にある液晶基板16のアライメントマーク
48を観察できる。このアライメントマーク48の座標
位置(X2,Y2)は、すでに記憶した原点マークの座
標位置(X1,Y1)とは一般的に異なっている。その
理由は、液晶基板16がアライメント平面66からコン
タクト平面64まで上昇するときのZ移動方向と、カメ
ラの光軸方向とがわずかにずれているためである。そこ
で、カメラの画像において、コンタクト平面64にある
アライメントマーク48の座標位置(X2,Y2)を記
憶し、さらに、元の原点マークの座標位置(X1,Y
1)とのずれ量(ΔX,ΔY)を計算して、これを記憶
する。このような作業を2台の二重焦点カメラのそれぞ
れで行う。図9の(C)は、カメラ画像90において、
アライメントマーク48の座標位置(X2,Y2)が原
点マーク座標位置(X1,Y1)からΔX,ΔYだけず
れていることを示している。後述する補正座標位置(X
3,Y3)は、原点マーク座標位置(X1,Y1)を対
称中心として、座標位置(X2,Y2)と点対称の位置
にある。
【0034】次に、二重焦点カメラの焦点切換装置を再
び長距離焦点にするとともに、図3の(D)に示すよう
に、液晶基板16を再びアライメント平面66まで下げ
る。そして、2台の二重焦点カメラにおいて、最初の原
点マークの座標位置(X1,Y1)から上述のずれ量
(ΔX,ΔY)を差し引いた補正座標位置(X3,Y
3)を求めて、この補正座標位置に液晶基板16のアラ
イメントマーク48が来るように、測定ステージのθス
テージとXYステージを再調整する。このように液晶基
板16の位置を調整すると、この液晶基板16を再びコ
ンタクト平面64まで上昇させたときに、液晶基板16
のアライメントマーク48の実際の位置が、最初の原点
マークの所定位置と完全に一致することになる。したが
って、液晶基板16の電極がプローブ針40の先端に正
確に接触することになる。図9の(D)は、カメラ画像
90において、アライメントマーク48が補正座標位置
(X3,Y3)に来るように液晶基板を位置調整する状
態を示している。そして、最後に、アライメントマーク
48の位置にカメラ画像のクロス中心が来るようにカメ
ラの位置を再調整している。この再調整後のカメラ位置
は、図9の(D)において、符号94で示している。こ
のようにカメラ位置を再調整すれば、アライメント平面
上のアライメントマーク48がカメラ画像のクロス中心
に来たときに、液晶基板のアライメントが完了したこと
になる。カメラ位置の再調整をした場合には、このとき
のカメラ画像のクロス中心を、新たな補正座標位置とす
ればよい。
【0035】以上の手順により液晶基板16のアライメ
ント作業が完了するが、同一の液晶基板を次々と検査す
るような場合には、上述のアライメント手順は最初の液
晶基板だけについて実施すればよい。2枚目の液晶基板
からは、すでに記憶されている補正座標位置(X3,Y
3)を基にして図3の(D)の手順から実施すればよ
い。すなわち、最初から、2台の二重焦点カメラの焦点
切換装置を長距離焦点にしておいて、アライメント平面
66にある液晶基板16の2か所のアライメントマーク
48が、カメラの画像上で、すでに計算済みの2か所の
補正座標位置(X3,Y3)に一致するように、液晶基
板16の位置を調整すればよい。このように調整するこ
とにより、液晶基板16をコンタクト位置まで上昇させ
たときに、液晶基板16の2か所のアライメントマーク
48の実際の位置が、原点マーク42の所定位置と一致
することになる。
【0036】上述のずれ量におけるΔXやΔYの値は、
多くても100μm程度のオーダーであるが、この程度
のずれをそのまま放置すると、不十分なアライメントと
なる。これに対して、呪術のようなアライメント方法を
実施すると、測定ステージのZ方向移動時におけるXY
方向の位置再現精度のレベルまで、正確にアライメント
が可能となる。
【0037】上述の説明では、最初に、原点マーク42
がカメラの画像中心に来るようにカメラの位置を調整し
ており、また、最後に、アライメント平面にあるアライ
メントマーク48がカメラの画像中心に来るようにカメ
ラの位置を再調整しているが、これらのカメラ位置調整
の目的は、第1にアライメントマークの視野外れを防ぐ
ことにあり、第2に作業者の目視確認を容易にすること
にある。
【0038】まず、アライメントマークの視野外れにつ
いて説明する。液晶基板をチャック上に搬送して来た場
合に、この液晶基板は搬送時に高精度で位置決めされる
にしても、チャック上の載置位置には多少のばらつきが
ある。1枚目の液晶基板をアライメントした際に、も
し、カメラ画像の視野の端の方に補正座標位置があるよ
うな状態でカメラが設置されていると、2枚目以降の液
晶基板の載置位置のばらつきによっては、2枚目以降の
液晶基板のアライメントマークがカメラの視野から外れ
る恐れがある。これに対して、1枚目の液晶基板のアラ
イメントが完了したときに、アライメントマークがカメ
ラの視野の中心に来るようにカメラ位置を再調整してお
けば、アライメントマークの視野外れを防ぐことができ
る。また、最初に、原点マークがカメラ画像中心に来る
ようにカメラ位置を調整することについても、上述のず
れ量(ΔX,ΔY)によるアライメントマークの視野外
れを防ぐ意味がある。
【0039】次に、作業者の目視確認の容易性について
説明する。カメラの画像上の座標位置で判断する限り
は、カメラの視野内に原点マークやアライメントマーク
がありさえすれば、カメラの画像上の座標位置を記憶す
るだけで上述のアライメント方法は実施できる。したが
って、カメラの位置を調整することは必ずしも必要では
ない。ただし、作業者がカメラ画像を目視することによ
ってアライメント状態を確認しようとする場合には、上
述の説明のように、カメラの画像中心(クロス中心)に
原点マークやアライメントマークが来た方が確認が容易
になり、便利である。
【0040】図4の(A)は、原点マークの移動手段の
変更例を示す側面図である。この変更例では、原点マー
クを形成したガラス板28aは、水平方向に移動可能な
スライド30aの先端に固定されている。このスライド
30aは、スライドガイド32aに沿って水平方向に移
動可能である。スライドガイド32aは、スライドホル
ダー34aに固定されていて、このスライドホルダー3
4aがフレーム10に固定されている。スライドホルダ
ー34aのアーム36aには、ツマミ38aが回転可能
に支持されていて、このツマミ38aの先端にネジが切
られている。そして、このネジがスライド30aと噛み
合っている。また、スライド30aとスライドホルダー
34aのアーム36aとの間には、圧縮コイルバネ39
aが挿入されていて、スライド30aに対して常に右向
きの力を付与している。ツマミ38aを回すことによ
り、ガラス板28aの原点マークは、プローブ針40に
対して所定の相対位置関係にある所定位置(図面におい
てガラス板28aが一番右側に来た位置)と、この所定
位置から離れた位置(ガラス板28aが前記所定位置か
ら左方向に退避した位置)との間で移動できる。
【0041】図4の(B)は、原点マークの移動手段の
別の変更例を示す側面図である。この変更例では、原点
マークが形成されたガラス板28bは、支持軸78の回
りに回転できる。これにより、ガラス板28bの原点マ
ークは、プローブ針40に対して所定の相対位置関係に
ある所定位置(図面においてガラス板28bが水平状態
にある位置)と、この所定位置から離れた位置(ガラス
板28bが反時計方向に回転して斜め上方に退避した位
置)との間で移動できる。
【0042】図5の(A)は、原点マークの移動手段の
さらに別の変更例を示す正面図であり、図5の(B)は
その要部の平面図である。この変更例では、ガラス板2
8cは、水平面内で回転可能なホルダー80の先端付近
に固定されている。このホルダー80の一端は回転軸8
2に固定されており、この回転軸82はフレーム10に
回転可能に支持されている。また、ホルダー80を所定
位置で確実に停止するためのラッチ機構84が設けられ
ている。このラッチ機構84は、下端が球面になってい
てバネ付勢されたピンと、ホルダー80の上面に形成さ
れてピンを受け入れることのできる凹所とから構成され
ている。回転軸82の上端のツマミ86を回転させるこ
とにより、ガラス板28cは、プローブ針40に対して
所定の相対位置関係にある所定位置(図5の(B)の実
線の位置)と、この所定位置から離れた退避位置(図5
の(B)の一点破線の位置)との間で移動できる。
【0043】図8は、片持ち式のプローブ針を備えるプ
ローバに、図1に示すアライメント装置を適用した例の
側面図である。この例では、各プローブブロック12d
に、片持ち式の多数のプローブ針40dを設けている。
アライメント装置自体は、図1に示すものと同じであ
る。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、移動可能な原点マー
クを備えるプローブ装置を用いることで、カメラの光軸
方向と測定ステージのZ移動方向とがずれていても、コ
ンタクト平面から離れたアライメント平面において、被
測定基板を正確にアライメントすることができる。ま
た、同一種類の被測定基板を連続して検査する場合は、
最初の被測定基板で補正座標位置を求めれば、2枚目以
降の被測定基板については、被測定基板をアライメント
平面においてアライメントマークが補正座標位置に来る
ように被測定基板を位置調整するだけでアライメントが
完了し、きわめて容易にかつ正確に被測定基板のアライ
メントが実施できる。さらに、このようなアライメント
方法を用いると、カメラで原点マークやアライメントマ
ークの座標位置を認識してこれを記憶するようにしてい
るので、人間の観察によるアライメントと比較して、個
人差によるアライメントのばらつきが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のプローブ装置を備えたプ
ローバを示す平面図と、B−B線断面図である。
【図2】二重焦点カメラの光軸方向とチャックのZ移動
方向との関係を示した側面図である。
【図3】アライメントの手順を示す側面図である。
【図4】原点マークの移動手段の変更例を示す側面図で
ある。
【図5】原点マークの移動手段の別の変更例を示す正面
図とその要部の平面図である。
【図6】図1の実施例で使われている原点マーク移動機
構の拡大側面図である。
【図7】二重焦点カメラの配置を示す斜視図である。
【図8】片持ち式のプローブ針を備えるプローバに、図
1に示すアライメント装置を適用した例の側面図であ
る。
【図9】カメラの画像を示す説明図である。
【符号の説明】
10 フレーム 12 プローブブロック 14 二重焦点カメラ 16 液晶基板 18 チャック 20 測定ステージ 22 θステージ 24 Zステージ 26 XYステージ 28 ガラス板 30 Zスライド 40 プローブ針 42 原点マーク 48 アライメントマーク 64 コンタクト平面 66 アライメント平面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−342833(JP,A) 特開 平8−162509(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/28 G01R 1/06 - 1/073 G01R 31/02 G01R 31/26 H01L 21/64 - 21/66

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプローブ針と、前記複数のプロー
    ブ針の先端が形成するコンタクト平面内においてプロー
    ブ針に対して所定位置に位置決め可能な原点マークと、
    前記原点マークを前記所定位置とこの所定位置から離れ
    た退避位置との間で移動させる移動手段とを備えたプロ
    ーブ装置。
  2. 【請求項2】 前記原点マークは前記コンタクト平面に
    実質的に垂直な方向に移動可能であることを特徴とする
    請求項1記載のプローブ装置。
  3. 【請求項3】 前記原点マークは前記コンタクト平面内
    で並進移動可能であることを特徴とする請求項1記載の
    プローブ装置。
  4. 【請求項4】 前記原点マークは前記コンタクト平面内
    に存在する回転軸線の回りに回転できることを特徴とす
    る請求項1記載のプローブ装置。
  5. 【請求項5】 前記原点マークは前記コンタクト平面に
    垂直な回転軸線の回りに回転できることを特徴とする請
    求項1記載のプローブ装置。
  6. 【請求項6】 前記プローブ針はポゴピンタイプである
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に
    記載のプローブ装置。
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