JP3223032U - マスキングテープ陳列具 - Google Patents

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Abstract

【課題】装飾効果及び観賞効果をより好適に発揮させることのできるマスキングテープ陳列具を提供する。【解決手段】基材にテープ片を巻回してなるマスキングテープを陳列するマスキングテープ陳列具10であって、本体11と、本体11に設けられ、マスキングテープを該本体11の外部から観賞可能に保持する保持体30とを備える。【選択図】図1A

Description

本考案は、マスキングテープ陳列具、特に装飾用の紙製、ビニール製、又はフィルム製などのテープ片を基材に巻回してなるマスキングテープを陳列して保持するためのマスキングテープ陳列具に関する。
従来、表面に様々な装飾模様が施されたテープ片を基材に巻回してなる粘着テープが広く流通している。このような粘着テープはマスキングテープと呼ばれ、適宜、テープ片が切り取られ、装飾の目的で、ノート及びカード類などの文房具、又は家具類などの対象物に貼付される。特許文献1には、この種の装飾用マスキングテープが提案されている。
実用新案登録第3212984号
近年では、テープ片を対象物に貼付する目的だけでなく、室内の装飾や観賞の目的でマスキングテープをそのまま飾る用途が普及している。このような用途でマスキングテープを用いる者は、異なるマスキングテープの模様等を組み合わせて装飾効果や観賞効果にバリエーションを持たせるべく、複数種類のマスキングテープを収集する傾向がある。
一方で、マスキングテープは、基本的にテープ片を切り取って対象物に貼付するという用途が想定されるものであり、マスキングテープ自体を装飾や観賞の目的で設置するという用途は想定されていない。特に、複数種類の異なる模様のマスキングテープを組み合わせる場合、これらを雑多に配置するだけでは所望の装飾効果や観賞効果を得られにくいため、ユーザー自身がマスキングテープの配置態様を工夫する必要がある。
本考案は、このような問題点に着目してなされたものであり、その目的は、マスキングテープを配置することによる装飾効果及び観賞効果をより好適に発揮させることのできるマスキングテープ陳列具を提供することにある。
本考案のある態様によれば、基材にテープ片を巻回してなるマスキングテープを陳列するマスキングテープ陳列具であって、本体と、本体に設けられ、マスキングテープを該本体の外部から観賞可能に保持する保持体と、を有するマスキングテープ陳列具が提供される。
この態様によれば、保持体を介してマスキングテープを観賞可能な状態で保持することができるため、装飾効果及び観賞効果をより好適に発揮させることが可能となる。
本考案の第1実施形態にかかるマスキングテープ陳列具の斜視図である。 第1実施形態にかかるマスキングテープ陳列具の本体の側面図である。 第1実施形態にかかる保持体にマスキングテープが収容された状態を説明する図である。 第2実施形態にかかるマスキングテープ陳列具の斜視図である。 マスキングテープ陳列具にマスキングテープが収容された状態を説明する図である。 第3実施形態にかかるマスキングテープ陳列具の斜視図である。 マスキングテープ陳列具にマスキングテープが収容された状態を説明する図である。 第4実施形態にかかるマスキングテープ陳列具の斜視図である。 マスキングテープ陳列具にマスキングテープが収容された状態を説明する図である。 4個のマスキングテープ陳列具を掛止させた状態を説明する図である。 マスキングテープ陳列具を連続的に掛止させた状態を説明する図である。
以下、添付図面を参照しながら本考案の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1Aは、本考案の第1実施形態にかかるマスキングテープ陳列具の斜視図である。図1Bは、第1実施形態にかかるマスキングテープ陳列具の本体の側面図である。図1Cは、第1実施形態にかかる保持体にマスキングテープが収容された状態を説明する図である。
図1A〜図1Cに示すように、第1実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10は、ラック状の陳列具である。図1Aに示すように、マスキングテープ陳列具10は、一対の支持部12からなる本体11と、複数(本実施形態では3つ)の保持体30と、を備える。保持体30は、円環状の中空基材にテープ片を巻き回してなるマスキングテープ100(図1C参照)を収容するための容器であって、本体11上に載置される。
本体11は、単数ないし複数の接続板13によって一対の支持部12が相互に略平行に連結されて構成される。接続板13は、一対の支持部12の間をつなぐように延在し、それぞれの支持部12に形成された係合孔12aに係合する。
図1Bに示すように、支持部12の外周は、側面視で略三角形状となっている。支持部12の外周は、机やテーブル等に設置するための平面部14と、平面部14に対して傾斜を備える傾斜部15と、を含む。このように、本体11は支持部12の傾斜部15を含むラック状部材として構成されている。傾斜部15には、保持体30を支持するための切欠き16が、当該傾斜部15の上下方向に対して所定の間隔で複数設けられる。切欠き16は、保持体30の外周に対応して窪む円弧状の溝として形成されている。
平面部14は、図1Bに示すように直線状である必要はなく、机やテーブル等に対して本体11を支持できる態様であればどのような形状であってもよい。具体的には、アーチ状でも波状でもよく、複雑な切欠きや凹凸が設けられてもよい。
図1Aに示すように、保持体30は、外部から内部を観賞可能な透明な円筒状容器31と、円筒状容器31を閉塞する一対のキャップ32と、を備える。一対のキャップ32は、円筒状容器31の両側に固定され、円筒状容器31の両端開口を閉塞する。本体11に保持体30を載置した状態では、保持体30が本体11に対して横方向に移動しないようにキャップ32が規制する。
図1Cに示すように、円筒状容器31の内径は、略円環状のマスキングテープ100を立てた状態で収容可能な大きさに設定されている。円筒状容器31は、容器内に横方向に並設された複数のマスキングテープ100を収容できるように構成されている。このため、陳列された複数のマスキングテープ100の各々の色彩、模様、柄、質感によってマスキングテープ陳列具10が設置された空間に鑑賞効果及び装飾効果をもたらす。
また、保持体30は、傾斜部15の切欠き16によって本体11の上下方向(高さ方向)に対して複数保持される。これにより、収容される多数のマスキングテープ100の組み合わせに基づいてマスキングテープ陳列具10が設置された空間により優れた鑑賞効果及び装飾効果をもたらす。
また、複数の保持体30が本体11の上下方向に対して保持されることで、収容する多数のマスキングテープ100の全体を一覧して視認することが可能となり、使用者が使いたいマスキングテープ100を直ぐに見つけることができる。
さらに、円筒状容器31は、キャップ32によって閉塞されることで、収容するマスキングテープ100の乾燥を抑え、マスキングテープ100の接着性の低下を抑えることができる。また、例えば、円筒状容器31の表面に紫外線を減じるコーティングを施すことで、マスキングテープ100の色焼け等の劣化を抑えることができる。そして、このようにマスキングテープ100を保護しつつ透明な円筒状容器31によって外部からの鑑賞が可能となる。
〔第1実施形態の効果〕
第1実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10は、マスキングテープ100を本体11の外部から観賞可能に保持する保持体30を有する。より具体的には、本体11は傾斜部15を備えるラック状に形成されており、保持体30は、本体11の傾斜部15において上下方向に所定間隔をあけて複数配置された切欠き16と、それぞれの切欠き16に支持されるとともにマスキングテープ100を複数並列して収容する透明の円筒状容器31と、を含む。このような構成により、保持体30に保持されたマスキングテープ100の各々の色彩、模様、柄、質感を本体11の外部から鑑賞させることができる。これにより、装飾効果及び観賞効果をより好適に発揮させることが可能となる。
また、保持体30(円筒状容器31)がマスキングテープ100を横方向に複数収容するとともに、複数の保持体30が傾斜部15の高さ方向に保持されるため、左右方向及び高さ方向にわたって多数のマスキングテープ100が陳列される。これにより、マスキングテープ100が奥行きのある立体的な広がりをもって陳列され、高い鑑賞効果、装飾効果がもたらされる。具体的には、マスキングテープ陳列具10は、立体的に陳列させる多数のマスキングテープ100の組み合わせに基づいてマスキングテープ陳列具10が設置された空間に装飾効果をもたらす。
また、第1実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10においては、キャップ32によって円筒状容器31の両端を閉塞するため、マスキングテープ100を円筒状容器31内に密閉保持することが可能となる。これにより、マスキングテープ100の乾燥を抑えて接着性の低下を抑制できる。
(第2実施形態)
図2A及び図2Bを参照して、本考案の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図2Aは、本考案の第2実施形態にかかるマスキングテープ陳列具の斜視図である。図2Bは、第2実施形態にかかる保持体にマスキングテープが収容された状態を説明する図である。
図2Aに示すように、第2実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10は、宝石箱状の陳列具である。マスキングテープ陳列具10は、本体11と、本体11を開閉する開閉蓋17と、ストッパ18と、保持体30と、を備える。ストッパ18は、開閉蓋17の開度を規制するものであり、例えば、金属製のステーであってもよいが、環境性の観点からは紙製又は布製が好適となる。本体11は、平面視で略正方形であり、一の面に開放部を有する箱体である。つまり、本体11は、上面側が開口した筺体である。
保持体30は、本体11内に保持される。保持体30は、本体11と同様に一の面に開放部を有する箱体であって本体11内に収容される内箱30aと、内箱30aの内部空間を仕切るように内箱30a内に配置される仕切り部材33とを有している。保持体30(内箱30a)の内部空間は、仕切り部材33によって、例えば、9マスの収容部(テープ保持領域)34に分割される。図2Bに示すように、1マスの収容部34には、例えば、3個の略円環状のマスキングテープ100を立てた状態で並列に収容することができる。なお、本実施形態では、保持体30は、内箱30aと仕切り部材33を備える構成としたが、仕切り部材33のみからなる構成としてもよい。この場合には、保持体30としての仕切り部材33が本体11内に配置され、本体11の内部空間を複数の収容部34に仕切ることとなる。
また、収容部34には、マスキングテープ100を横に寝かせて収容してもよい。特に、一つの内箱30aに形成された全てマスのうちのいくつかにマスキングテープ100を立てて収容し、残りのマスにマスキングテープ100を横に寝かせて収容するなどにより、全てのマスにマスキングテープ100を立てて収容した場合と異なる美観を発揮させることができる。すなわち、一つの内箱30aに形成されたマス毎においてマスキングテープ100の置き方を適宜変えることで、鑑賞効果によりバリエーションを持たせることができる。
さらに、仕切り部材33の配置状態を変更して各マスの大きさを変更してもよい。例えば、横に寝かせて収容するマスキングテープ100の大きさに合わせて仕切り部材33の配置態様を変更することで、仕切り部材33がマスキングテープ100を保持する。これにより、仕切り部材33は、立てた状態のマスキングテープ100の保持、寝かせた状態のマスキングテープ100の保持のそれぞれが可能となる。すなわち、仕切り部材33の配置対応を任意に変更することで、マスキングテープ100の所望の配置(縦置き、横置き、又は斜め置きなど)に応じた好適なテープ保持領域を形成することができる。
開閉蓋17の天板17aは、例えば、透過性のある部材を採用し、開閉蓋17を閉じた状態であっても、天板17aを介してマスキングテープ100を視認させることができるようにしてもよい。このような構成とすれば、開閉蓋17を閉じた状態でもマスキングテープ100の鑑賞効果を発揮する。また、天板17aの内側には、例えば、鏡を設けてもよい。これにより、開閉蓋17を開いた状態の時に、マスキングテープ100を鏡に写し出すことができ、更なる鑑賞効果を期待できる。
〔第2実施形態の効果〕
第2実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10は、本体11と、本体11に設けられ、マスキングテープ100を該本体の外部から観賞可能に保持する保持体30と、を備える。より具体的には、本体11は、一の面に開放部を有する箱体として構成され、保持体30は、箱体としての本体11の内部空間を一又は複数のマスキングテープを並列して収容する収容部34(テープ保持領域34)に分割する仕切り部材33を含んでいる。さらに、マスキングテープ陳列具10は開放部を開閉するように本体11(箱体)に取り付けられる開閉蓋17を備えている。このように、保持体30の仕切り部材33は本体11の内部を仕切る構成であるため、例えば開閉蓋17を開いた状態において、収容部34に保持されたマスキングテープ100の各々の色彩、模様、柄、質感を本体11の外部から鑑賞させることができる。これにより、装飾効果及び観賞効果をより好適に発揮させることが可能となる。
なお、マスキングテープ陳列具10の開閉蓋17の天板17aを透明部材により構成した場合には、天板17aを介してもマスキングテープ100を視認することが可能となり、開閉蓋17を閉じた状態でも鑑賞効果を発揮し得る。
また、第2実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10は、所定数のマスキングテープ100を収容する収容部34が縦方向及び横方向に複数設けられるため、陳列するマスキングテープ100の組み合わせに基づいた鑑賞効果、装飾効果をもたらす。
また、第2実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10は、開閉蓋17を閉じることでマスキングテープ100にほこりが積もることを防止できる。
(第3実施形態)
図3A及び図3Bを参照して、本考案の第3実施形態について説明する。なお、上記各実施形態と同様の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図3Aは、本考案の第3実施形態にかかるマスキングテープ陳列具の斜視図である。図3Bは、第3実施形態にかかる保持体にマスキングテープが収容された状態を説明する図である。
図3Aに示すように、第3実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10は、ラップケース状の陳列具である。マスキングテープ陳列具10は、本体11と、本体11を開閉する開閉蓋17と、保持体30と、を備える。本体11は、平面視で略直方体状であり、長尺面に開放部を有する箱体である。本体11の長尺方向の長さは、マスキングテープ100のテープ片の幅の少なくとも2倍を超える長さである。すなわち、本体11は、マスキングテープ100を立てた状態で長尺方向に複数並列配置することのできる長さを有する。
図3Bに示すように、本実施形態では、本体11の長尺方向の長さは、マスキングテープ100が10個程度収容できる長さとされている。図3Bは、開閉蓋17を開いた状態のマスキングテープ陳列具10を正面から見た図であり、本体11の前板11aの後方に位置する保持体30及びマスキングテープ100を便宜的に透過させて表している。なお、前板11aや開閉蓋17は透過性の部材であってもよい。
保持体30は、本体11内に保持される。保持体30は、一対の基台35と、一対の基台35に支持される棒体36と、を備える。棒体36は、本体11の長尺方向に沿って延在する円柱状部材であって、マスキングテープ100の基材の中空部を挿通することによりマスキングテープ100を保持するように構成されている。一対の基台35は、本体11の側面内側に収まる大きさの板状の部材であり、本体11の内部空間における両端位置にそれぞれ配置される。各基台35の中央部には、棒体36の端部を篏合して支持するための嵌合孔が形成されている。
基台35及び棒体36を組み付けて構成された保持体30は、本体11の開放部を通じて、本体11内への据え置き、及び本体11内から外側へと取り外しができるようになっている。また、保持体30においては、棒体36を基台35より取り外すことで、棒体36に対してマスキングテープ100を出し入れすることが可能となっている。
開閉蓋17の前板17bの裏面開放端17cには、マスキングテープ100のテープ片をカットするためのカッター(図示省略)が取り付けられる。カッターは、例えば、鋸状の刃である。カッターの素材としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂、紙、金属を採用することができる。本体11及びカッターにPET樹脂や紙を採用する場合は、マスキングテープ陳列具10を一体として廃棄することが可能であり、廃棄時の環境負荷を低減することが可能となる。カッターは、開閉蓋17の前板17bの裏面開放端17cに替えて本体11の前板11aの上端部分に取り付けられてもよい。カッターが開閉蓋17の前板17bに取り付けられる場合は、前板17bの補強材としても機能し、本体11の前板11aに取り付けられる場合は、前板11aの補強材としても機能する。
〔第3実施形態の効果〕
第3実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10は、本体11と、本体11に設けられ、マスキングテープ100を該本体の外部から観賞可能に保持する保持体30と、を備える。より具体的には、本体11は、略直方体状で一の長尺面に開放部を有する箱体として構成され、箱体の長尺方向の長さはテープ片の幅の少なくとも2倍を超える長さに形成される。保持体30は、箱体としての本体11の内部空間に長尺方向に沿って延在するとともに、マスキングテープ100の基材の中空部を挿通する棒体36を含んでいる。さらに、マスキングテープ陳列具10は開放部を開閉するように本体11(箱体)に取り付けられる開閉蓋17を備えている。このように、保持体30を構成する棒体36はマスキングテープ100の基材の中空部を挿通することでマスキングテープ100を本体11内に保持するものであるため、例えば開閉蓋17を開いた状態において、棒体36に保持されたマスキングテープ100の各々の色彩、模様、柄、質感を本体11の外部から鑑賞させることができる。これにより、装飾効果及び観賞効果をより好適に発揮させることが可能となる。
また、第3実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10は、開閉蓋17の前板17bの裏面開放端17cに、マスキングテープ100のテープ片をカットするためのカッターを備える。このような構成により、陳列するマスキングテープ100に基づく鑑賞効果を実現しつつも、陳列してある状態のマスキングテープ100のテープ片を即座に切り取って任意の対象物に貼付でき、高い利便性がもたらされる。一方で、ニーズに応じてテープ片を即座に切り取ることが重要視されない場合には、カッターを省略して構成の簡素化及びそれによる製造コストの低減を図ってもよい。
また、第3実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10は、開閉蓋17によって、マスキングテープ100にほこりが積もることを防止するほか、日光等の入射を抑えることでマスキングテープ100の劣化を抑制することができる。
(第4実施形態)
図4A〜図4Dを参照して、本考案の第4実施形態について説明する。なお、上記各実施形態又は変形例と同様の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4Aは、本考案の第4実施形態にかかるマスキングテープ陳列具の斜視図である。図4Bは、第4実施形態にかかる保持体にマスキングテープが収容された状態を説明する図である。図4Cは、第4実施形態にかかるマスキングテープ陳列具を4個掛止させた状態を説明する図である。図4Dは、第4実施形態にかかるマスキングテープ陳列具を連続的に掛止させた状態を説明する図である。
図4Aに示すように、第4実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10は、壁掛け型の陳列具である。マスキングテープ陳列具10は、本体11と、保持体30と、を備える。保持体30は、本体11の内部空間により構成される。
図4Aに表すように、本体11は、前板11b、右側板11c、背板11d、左側板11e及び底板19を備え、一の面に開放部を有する箱体として構成される。前板11b、右側板11c、背板11d、左側板11e及び底板19はいずれも矩形であり、前板11b及び右側板11cは例えば略長方形状である。また、背板11d及び左側板11eは例えば台形状であり、底板19は例えば略正方形状である。
背板11d及び左側板11eは、それぞれ切抜き11fが形成されており、切抜き11fには磁石等の掛止手段20が嵌め込まれている。これにより、マスキングテープ陳列具10は、平置き以外にも、左側板11e又は背板11dを金属製の壁、金属製の家具の側面、事務用機器の側面、冷蔵庫の側面等に掛止することができる。掛止手段20には、前述した磁石のほかに、吸盤又は面ファスナー等を採用し得る。なお、本体11の背板11d及び左側板11eだけでなく、前板11b、右側板11c、及び底板19のそれぞれに掛止手段20を設けてもよい。
図4Bに示すように、本実施形態の保持体30は、本体11の内部空間自体であり、立てた状態の複数のマスキングテープ100並列に収容可能な空間として構成されている。なお、保持体30は、横に倒した状態のマスキングテープ100を複数収容可能な空間として構成してもよい。
図4Cを参照して、マスキングテープ陳列具10同士(掛止手段20同士)を掛止した態様について説明する。
図4Cに示すように、は、当該マスキングテープ陳列具10の掛止手段20と他のマスキングテープ陳列具10の掛止手段20とを磁力により互いに密着させることで、マスキングテープ陳列具10同士を連結することが可能となっている。図4Cは、4つのマスキングテープ陳列具10を連結した状態を示している。このように連結した4つのマスキングテープ陳列具10の集合体の中央部は各本体11の背板11d、左側板11eが接触する部分であり、集合体の中央部は集合体の外周部分よりも上側に突出しており、当該中央部は指等で把持されやすい形状となっている。また、図4Cのように4つのマスキングテープ陳列具10を連結する場合は、平面視で略正方形となるだけでなく、最も高くなる集合体の中央部から外周部分に向けて下り傾斜する形状となるため、全体としてまとまりのよい集合体となる。このため、マスキングテープ100の組み合わせによる鑑賞効果及び装飾効果に加えて当該形状(4個掛止した形状)に基づく鑑賞効果及び装飾効果を発揮する。
また、図4Dに示すように、掛止手段20同士を掛止させてマスキングテープ陳列具10を連続的に連結することもできる。この場合、任意の数量のマスキングテープ陳列具10を掛止させることで、鑑賞効果及び装飾効果によりバリエーションを与えることができる。
〔第4実施形態の効果〕
第4実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10は、本体11と、本体11に設けられ、マスキングテープ100を該本体の外部から観賞可能に保持する保持体30と、を備える。より具体的には、本体11は一の面に開放部を有する箱体として構成され、保持体30は箱体としての本体11の内部空間により構成される。マスキングテープ陳列具10は、複数の本体11(箱体)同士又は所定の掛止対象物に掛止可能なように本体11(箱体)に設けられる掛止手段20を備える。このように、マスキングテープ100を保持する保持体30は箱体としての本体11の内部空間により構成されるため、保持体30に保持されたマスキングテープ100の各々の色彩、模様、柄、質感を本体11の外部から鑑賞させることができる。これにより、装飾効果及び観賞効果をより好適に発揮させることが可能となる。また、マスキングテープ陳列具10は、掛止手段20により本来の用途で用いられる対象物の近く、例えば、壁、家具(机)、事務用機器、冷蔵庫等に掛止することができる。また、マスキングテープ陳列具10を平面台から浮かせて配置することができ、設置のための平面スペースを使用せずに空間を有効に活用できる。
また、第4実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10は、掛止手段20によって複数の陳列具同士を連結することができる。このように複数のマスキングテープ陳列具10を連結させることで、鑑賞効果及び装飾効果によりバリエーションを与えることができ、鑑賞効果及び装飾効果を高めることが可能となる。
上述した第1実施形態から第4実施形態にかかるマスキングテープ陳列具10は、複数のマスキングテープ100を収容することができるため、異なるマスキングテープ100の色彩、模様、柄、質感を組み合わせて装飾効果や観賞効果を発揮する。特に、マスキングテープ100の表面を看者に向けられるように、マスキングテープ100を立てて収容するため、装飾効果や観賞効果を高めることができる。
なお、本考案において、各実施形態のマスキングテープ陳列具10は、構成する部材の大半に紙、厚紙、木製の板、布地を使用することで、環境性の観点からも好適に構成することができる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、上述の実施形態は本考案の適用例の一部を示したに過ぎず、本考案の技術的範囲を上述の実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
10 マスキングテープ陳列具
11 本体
12 支持部
15 傾斜部
16 切欠き
17 開閉蓋
20 掛止手段
30 保持体
31 円筒状容器
32 キャップ
33 仕切り部材
34 収容部
35 基台
36 棒体
100 マスキングテープ

Claims (5)

  1. 基材にテープ片を巻回してなるマスキングテープを陳列するマスキングテープ陳列具であって、
    本体と、
    前記本体に設けられ、前記マスキングテープを該本体の外部から観賞可能に保持する保持体と、
    を備えることを特徴とするマスキングテープ陳列具。
  2. 請求項1に記載のマスキングテープ陳列具であって、
    前記本体は、傾斜部を備えるラック状に形成され、
    前記保持体は、前記本体の前記傾斜部において上下方向に所定間隔をあけて複数配置された切欠きと、それぞれの前記切欠きに支持されるとともに、前記マスキングテープを複数並列して収容する透明の円筒状容器と、を含む、
    マスキングテープ陳列具。
  3. 請求項1に記載のマスキングテープ陳列具であって、
    前記本体は、一の面に開放部を有する箱体として構成され、
    前記保持体は、前記箱体の内部空間を一又は複数の前記マスキングテープを並列して収容するテープ保持領域に分割する仕切り部材を含み、
    さらに、前記開放部を開閉するように前記箱体に取り付けられる開閉蓋を備える、
    マスキングテープ陳列具。
  4. 請求項1に記載のマスキングテープ陳列具であって、
    前記本体は、略直方体状で一の長尺面に開放部を有する箱体として構成され、
    前記箱体の長尺方向の長さは前記テープ片の幅の少なくとも2倍を超える長さに形成され、
    前記保持体は、前記箱体の内部空間に長尺方向に沿って延在するとともに、前記基材の中空部を挿通する棒体を含み、
    さらに、前記開放部を開閉するように前記箱体に取り付けられる開閉蓋を備える、
    マスキングテープ陳列具。
  5. 請求項1に記載のマスキングテープ陳列具であって、
    前記本体は、一の面に開放部を有する箱体として構成され、
    前記保持体は、前記箱体の内部空間により構成され、
    さらに、複数の前記箱体同士又は所定の掛止対象物に掛止可能なように前記箱体に設けられる掛止手段を備える、
    マスキングテープ陳列具。
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