JP3222994B2 - ファントム給電方式マイクロホンにおける遠隔制御装置 - Google Patents

ファントム給電方式マイクロホンにおける遠隔制御装置

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JP3222994B2 JP18434893A JP18434893A JP3222994B2 JP 3222994 B2 JP3222994 B2 JP 3222994B2 JP 18434893 A JP18434893 A JP 18434893A JP 18434893 A JP18434893 A JP 18434893A JP 3222994 B2 JP3222994 B2 JP 3222994B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファントム給電方
式により電源が供給されるマイクロホンにおける遠隔制
御装置に関し、特に詳しく言うと、ファントム電源を利
用して例えばマイクロホンの電源状態や通話の可否や他
の機器を遠隔制御するようにしたファントム給電方式マ
イクロホンの遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロホンを大別すると、ダイナミッ
クマイクロホンとコンデンサマイクロホンに分けられ、
ダイナミックマイクロホンは電源を必要としない反面、
外観的には大型化してしまい、マイクロホンを目立たな
いようにセッテングしたい場合には適切ではない。
【0003】一方、コンデンサマイクロホンはインピー
ダンス変換器を動作させるための電源を必要とするが、
外観的には小型化でき、マイクロホンを目立たないよう
にセッテングしたい時には好適である。また、電源はマ
イクロホンの信号線を利用して外部電源から電源を得る
ファントム給電方式が採用されるようになり、会議施設
などにも広く使用されるようになった。このファントム
給電方式は平衡出力端を持つマイクロホンの両信号線に
等しく分割された供給電流を流し、コードのシールド線
を帰路導体として用いるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなファントム
給電方式においては、マイクロホンの電源のオンオフは
モニター室等でしかわからず、発言者側ではその手元の
マイクロホンが通話可能であるか否かはわからない。
【0005】この場合、マイクロホンを常時通話状態に
しておけばよいが、会議施設などにおいて、多数のマイ
クロホンを使用する場合になると、発言者が使用するマ
イクロホン以外のマイクロホンはオフになっていない
と、発言者以外の参加者の書類のめくり音や咳ばらい等
をマイクロホンが拾ってしまい、聞きづらいものとなっ
てしまう。
【0006】また、手元のマイクロホンのオンオフは、
マイクロホンにスイッチを設けることで解決できるが、
スイッチ切換時の振動によりノイズが入り易く、またス
イッチ操作を忘れて通話状態のままで放置されたり、あ
るいはオフ状態で発言し、スイッチを切換えて発言しな
おしたりしなければならない不便がある。
【0007】このように、多数のマイクロホンを使用す
る会議施設などにおいては、通話の統制をとることは困
難であり、会議を運営する人が遠隔操作によって各マイ
クロホンを遠隔制御することが好ましい。通常このよう
な場合、遠隔制御装置にマイクロホンを組込んでおり、
そのためマイクロホン信号のケーブル、電源のケーブル
そして制御系のケーブルなど、多数のケーブルが必要に
なる。
【0008】一方、マイクロホンの信号は極めて小さ
く、ケーブルを長く延長する場合、平衡信号で伝送しな
いと外来ノイズを拾いやすくなる。このように多数のケ
ーブルが必要になるため、設置や接続が容易ではなく、
また、マイクロホン信号系を平衡信号にしなければなら
ない。さらに、制御装置を含むシステム自体が設置状況
に応じてそれぞれに合わせて設計されるため、他の装置
との相互互換性はなく、系の拡張や変更が困難であるな
どの欠点がある。
【0009】そこで、本発明の第1の目的は、別途信号
線を設けることなく、ファントム給電方式におけるマイ
クロホンコードを介して、離れた場所に設置されたマイ
クロホンに対する電源の投入や通話状態の切換えを行な
うことができるようにしたファントム給電方式マイクロ
ホンの遠隔制御装置を提供することである。
【0010】本発明の第2の目的は、ファントム給電方
式を利用して例えば手元のマイクロホンで他のマイクロ
ホンに対して上述したような制御はもとより、照明機器
など電力を要する機器の遠隔制御も行うことができるよ
うにしたファントム給電方式マイクロホンの遠隔制御装
置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のファントム給電
方式マイクロホンにおける遠隔制御装置は、基本的な構
成として、ファントム電源からの出力電圧やマイクロホ
からの出力電圧を可変とする電圧設定手段と、そのい
ずれかの出力電圧に応じて被操作手段を遠隔操作する制
御信号を出力する制御手段とを備えている。
【0012】前記第1の目的を達成するため、請求項1
の発明では、電源回路からマイクロホンコードを介して
平衡出力端子を有するマイクロホンの両信号線に等しく
分割された供給電流を流し、帰路導体として前記マイク
ロホンコードのシールド線を用いるファントム給電方式
マイクロホンにおける遠隔制御装置において、前記電源
回路側に設けられ、前記マイクロホンに与えられる電源
電圧を少なくとも高低2段に切り換える電圧設定回路
と、前記マイクロホン側に設けられ、そのマイクロホン
駆動回路を制御する制御回路および表示灯とを含み、前
記制御回路は、前記電源電圧の高低に応じて前記マイク
ロホン駆動回路および前記表示灯に対する制御出力を反
転するコンパレータを有し、前記電源電圧が高電圧のと
きには前記マイクロホン駆動回路を動作状態として前記
平衡出力端子から音声信号を出力可能とし、かつ、前記
表示灯を点灯させ、前記電源電圧が低電圧のときには前
記マイクロホン駆動回路を非動作状態とするとともに、
前記表示灯を不灯状態とすることを特徴としている。
【0013】また、前記第2の目的を達成するため、請
求項2の発明では、電源回路からマイクロホンコードを
介して平衡出力端子を有するマイクロホンの両信号線に
等しく分割された供給電流を流し、帰路導体として前記
マイクロホンコードのシールド線を用いるファントム給
電方式マイクロホンにおける遠隔制御装置において、前
記マイクロホン側に設けられ、被制御機器に対する制御
電圧を前記平衡出力端子から前記マイクロホンコードに
出力する制御電圧出力回路と、前記マイクロホンコード
に接続され、前記制御電圧の高低に応じて所定の前記被
制御機器に遠隔制御信号を送出する制御信号出力回路と
を含み、前記制御電圧出力回路は、前記マイクロホンの
駆動回路側に設けられたそれぞれ消費電流が異なる複数
の負荷手段と、前記負荷手段を選択的に前記マイクロホ
ンの駆動回路に接続して前記制御電圧を可変とする接続
切換手段と、前記負荷手段ごとに設けられ同負荷手段の
動作時に点灯する表示灯とを備え、記制御信号出力回
路は、比較基準値が異なる複数のコンパレータを有し、
前記平衡出力端子に現れる前記制御電圧値と上記比較基
準値と比較して前記コンパレータより前記遠隔制御信号
を前記被制御機器に送出することを特徴としている。
【0014】電源電圧やマイクロホンの出力電圧の変動
は正負の信号線とシールド線で伝達できるので、ファン
トム給電方式におけるマイクロホンコードを共用する形
で伝達することができる。電源電圧やマイクロホンの出
力電圧を変動電圧設定手段で意図的に変動させ、その変
動をマイクロホンコードを介して制御手段に送る。制御
手段では変動電圧の発生により被操作手段を動作させる
制御信号を出力する。このように、マイクロホンコード
を共用することができるので、遠隔制御用の電路を別途
設ける必要はなく、極めて簡単に設置することができ
る。
【0015】また、電圧値はマイクロホンの駆動電源電
圧および非駆動電圧というように変動させれば、被操作
手段がマイクロホンであれば、そのマイクロホンの動作
を制御でき、表示手段によってそのマイクロホンの使用
者に通話が可能であるか否かを簡単に判らせることがで
きる。
【0016】さらに、変動電圧設定手段をマイクロホン
の駆動回路側に設けて、負荷手段を選択的に動作させる
ことにより、マイクロホンの出力端子の電圧を変化させ
るようにすれば、そのマイクロホン側で被操作手段の遠
隔制御が可能になり、他のマイクロホンのオンオフや各
種電気機器のオンオフ制御なども行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
について説明する。
【0018】まず、図1から図3に示す第1実施例につ
いて説明する。この第1実施例は、ファントム電源側で
4本のマイクロホンを制御する場合の一例を示してい
る。
【0019】最初に、図2によりメイン電源を説明する
と、外部の交流電源に接続される電源端子1,2には、
所定電圧に降圧するためのトランス3および同トランス
3からの電圧を直流電圧に整流する整流回路4を介して
安定化電源回路5が接続されている。また、電源端子1
とトランス3の一次側との間にはメインスイッチ6が接
続されている。整流回路4の出力は、各マイクロホンの
電源電圧として端子7から出力され、安定化電源回路5
の出力は、各マイクロホンごとにその電源電圧を調整す
るための後述するアナログスイッチ22a,22b,2
2c,22dに対する制御電圧として端子8から出力さ
れる。
【0020】図1は、各マイクロホンごとに設けられる
変動電圧設定回路であるが、これらは同一構成であるた
め、このうち一番上の第1マイクロホンのための変動電
圧設定回路を代表として説明する。マイクケーブルのプ
ラス側に接続されるマイク電源用の端子11aとマイク
ロホンの信号出力用の端子12aとの間は導線13aに
より接続されている。同様に、マイクケーブルのマイナ
ス側に接続されるマイク電源用の端子14aとマイクロ
ホンの信号出力用の端子15aとの間は、導線16aに
より接続され、また、マイクケーブルのシールド側に接
続される端子17aと18aとの間は、導線19aによ
り接続されている。
【0021】導線13,16a,19aには、2つの
異なった電圧を発生させるための電圧設定回路である基
準電圧回路21aが接続されている。この基準電圧回路
21aは、直列に2段接続されたツェナーダイオードや
トランジスタなどで構成されている。2つのツェナーダ
イオードの中点にはロジックレベルで制御可能なアナロ
グスイッチ22aの出力側が接続されている。
【0022】このアナログスイッチ22aはFETやコ
ンデンサなどで構成され、オフの時は2段のツェナーダ
イオードが共に動作し、所定の電圧、例えば12Vのツ
ェナーダイオードの場合は24Vの電圧を発生させ、オ
ンの時は下方のツェナーダイオードのみをショートさせ
て、上方のツェナーダイオードによる所定電圧の半分、
上述の例ではマイクロホンの動作電圧である12Vの電
圧を発生させるように基準電圧回路21aからの電圧を
切換える。
【0023】これにより、ファントム電源の電源電圧は
ロジックレベルで制御することができる。アナログスイ
ッチ22aはバッファ24aからの出力信号によりオン
する。このバッファ24aは外部端子25aにハイレベ
ルの信号が印加された時にアナログスイッチ22aをオ
ンし、ローレベルの信号が印加された時にアナログスイ
ッチ22aをオフにする。
【0024】バッファ24aの動作は、図1の端子8に
接続される端子26に安定化電源回路5からの制御電圧
が印加されることにより動作可能になる。基準電圧回路
21aのトランジスタのコレクタは端子27に接続され
ており、この端子27は図1の端子7に接続されて、整
流回路4からの直流電圧が常時印加されている。
【0025】残り3つの変動電圧設定回路の構成も上述
した変動電圧設定回路と全く同じであり、各変動電圧設
定回路の構成部材は同一参照番号を付け、番号の末尾に
b,c,dを付けることで各変動電圧設定回路を識別し
ている。
【0026】図3は、各マイクロホンの駆動回路と制御
回路とを第1マイクロホンを例にとって示している。図
1の端子11a,14aに接続される端子31a,32
aには、マイクロホン出力用のトランス33aの二次側
が接続されている。このトランス33aの一次側の一端
は、バッファ用のトランジスタ34aのエミッタに接続
され、トランジスタ34aのベースはマイクロホンユニ
ット35aのインピーダンス変換器36aに接続されて
いる。
【0027】また、トランス33aの一次側の他端は、
図1の端子17aに接続される端子37aに接続されて
いる。インピーダンス変換器36aはFETと、それぞ
れ並列に接続された保護用の2つのダイオードと抵抗と
で構成され、集積回路化されてゼロバイアスでFETが
駆動されるようになっている。38aは定電圧用のツェ
ナーダイオードで、コンデンサ39aとともに定電圧電
源を構成している。
【0028】トランジスタ34aのベースと端子37a
との間には、アナログスイッチ22aと同様に構成され
たアナログスイッチ41aが接続されている。以上の各
構成がマイクロホンの駆動回路となり、以下に説明する
構成が制御回路となる。
【0029】トランス33aのセンタータップは、定電
流ダイオード42aを介してトランジスタ34aのエミ
ッタに接続され、また、定電流ダイオード43aを介し
て2接点切換えの切換スイッチ44aの2つの固定接点
に接続されている。この場合、定電流ダイオード43a
の出力電流は一方の固定接点には直接、他方の固定接
点には抵抗45aを介して印加される。
【0030】トランス33aのセンタータップはまた、
2つの直列接続された電圧検出用の抵抗46a,47a
を介して接地されている。定電流ダイオード43aの出
力側には、また基準電圧用の2つの直列接続された抵抗
48a,49a、およびツェナーダイオード50aとコ
ンデンサ51aとで構成された定電圧電源がそれぞれ接
続されている。抵抗48a,49aの中点には、比較器
52aのマイナス側入力端子が接続され、比較器52a
のプラス側入力端子は抵抗46a,47aの中点に接続
されている。
【0031】比較器52aの出力側は、マイクロホン
の通話可能状態を表示するLED53aが接続されてい
る。また、抵抗46a,47aの中点と接地ラインとの
間には、マイクロホンの動作状態を表示するLED54
aに接続されている。LED54aには並列にFET
とダイオードなどで構成されたアナログスイッチ55a
が接続されている。このアナログスイッチ55aと上述
のアナログスイッチ41aはD型のフリップフロップ5
6aのQバー端子に接続され、このQバー端子からの出
力によりオンオフ動作する。
【0032】フリップフロップ56aのS端子およびC
L端子は、抵抗46a,47aの中点に接続されてい
る。フリップフロップ56aのR端子は、切換スイッチ
44aと連動する2接点切換えの切換スイッチ57aの
可動接点側に接続されている。切換スイッチ57aの一
方の固定接点側は、切換スイッチ44aの可動接点側に
プッシュスイッチ58a、インバータ59aを介して接
続されている。
【0033】切換スイッチ57aの一方の固定接点側
は、D型のフリップフロップ60aのQ端子に接続され
ている。切換スイッチ44aと57aは、通常は図示す
るように切り替わっている。フリップフロップ60aの
Qバー端子、S端子およびD端子は端子37aに接続、
すなわち接地されており、CL端子はプッシュスイッチ
58aの出力側に接続されている。
【0034】なお、LED53a、LED54aおよび
プッシュスイッチ58aは、第1マイクロホンのスタン
ド(図示しない)等そのマイクロホンの使用者が見やす
い場所に取付けられる。残りの第2、第3そして第4マ
イクロホンの3つの駆動回路および制御回路の構成も上
述した第1マイクロホン用の制御回路と全く同じであ
る。
【0035】上述のように構成された第1実施例をその
動作とともに、さらに詳しく説明する。ここにおいて
も、説明の繁雑を避けるために、第1マイクロホンの動
作を例にとり説明する。まず、図2のメインスイッチ6
を入れることにより、端子7には各マイクロホンの電源
電圧が、そして端子8には各アナログスイッチ22a,
22b,22cに対する制御電圧が印加される。
【0036】端子7は図1の端子27に接続されてお
り、これにより基準電圧回路21aのトランジスタのコ
レクタに電源電圧が印加される。一方、端子8の制御電
圧は端子26からバッファ24aに印加され、バッファ
24aは動作可能な状態になっている。ここで、例えば
中央管理室などから外部端子25aにローレベルの信号
を印加させておけば、アナログスイッチ22aはオフと
なり、基準電圧回路21aの2つのツェナーダイオード
はオンして、導線13aに24Vの電源電圧が印加され
る。
【0037】したがって、図3において、端子31a,
32a間には24Vのファントム電源電圧が現れ、この
ファントム電源電圧はトランス33aの二次側に印加さ
れる。これにより、マイクロホンユニット35aと制御
回路を動作させるための電源を取り込むことができる。
【0038】トランス33aのセンタータップはマイク
ロホンユニット35aのインピーダンス変換器36aに
定電流ダイオード42aを介して接続されており、この
定電流ダイオード42aを介して12Vあるいは24V
の電源をマイクロホンユニット35aに取り込んでお
り、電圧検出用の抵抗46a,47aがトランス33a
のセンタータップとアース間に接続されているので、マ
イクロホンユニット35a端子電圧と電圧検出用の抵抗
46a,47aの電圧は、ファントム電源の電圧の変化
に対して比例する。
【0039】これら抵抗46a,47aには比較器52
aが接続されているので、ファントム電源電圧の変化を
ロジックレベルに変えることができる。そこで、比較器
52aの出力側がファントム電源電圧が24Vの時はハ
イレベル、12Vの時はローレベルとなるように基準電
圧設定用の抵抗48a,49aの抵抗値を予め設定して
おく。この場合、端子31a,32a間に24Vのファ
ントム電源電圧が印加されているので、マイクロホンユ
ニット35aは動作可能であり、比較器52aの出力側
はハイレベルとなりLED5aが点灯し、このマイク
ロホンが通話可能状態にあることを表示する。
【0040】一方、トランス33aのセンタータップか
らの電圧は定電流ダイオード43a、抵抗45aそして
切換スイッチ44aを通ってプッシュスイッチ58aに
印加される。プッシュスイッチ58aがオフの場合は、
フリップフロップ60aのQ端子はハイレベルになって
おり、このハイレベル信号はフリップフロップ56aの
リセット端子に印加され、このフリップフロップ56a
のQバー端子はハイレベルとなる。
【0041】これにより、アナログスイッチ41a,5
6aはオンとなって、マイクロホンユニット35aは動
作できず、またLED54aも点灯しない。この状態で
プッシュスイッチ58aを押すと、フリップフロップ6
0aのクロック端子にハイレベル信号が印加される。こ
れにより、フリップフロップ60aのQ端子はローレベ
ルとなり、フリップフロップ56aのQバー端子もロー
レベルとなる。
【0042】これにより、アナログスイッチ41a,5
6aはオフとなり、マイクロホンユニット35aは動作
可能な状態になり、LED54aも点灯してマイクロホ
ンが動作可能な状態にあることを使用者に表示する。こ
こで再びプッシュスイッチ58aを押すと、フリップフ
ロップ60aのクロック端子に信号が印加され、そのQ
端子は再びハイレベルとなり、マイクロホンユニット3
5は動作せず、LED54aも点灯しない。
【0043】このように、切換スイッチ44a,57a
が図示するように切り替えておけば、24Vのファント
ム電源電圧が供給されている場合には、LED53aが
点灯し、使用者がプッシュスイッチ58aをワンタッチ
操作することによりマイクロホンの通話状態あるいは非
通話状態を保持させておくことができる。したがって、
長時間通話を行うような場合やしばらく通話の必要がな
いような場合は、切換スイッチ44a,57aを図示す
るように切り替えておけばよい。
【0044】一方、例えば短い通話を頻繁に行うような
場合は、切換スイッチ44a,57aを図3と反対側に
切換えておく。これにより、プッシュスイッチ58aを
押さない状態ではフリップフロップ60aのQ端子はハ
イレベルであり、フリップフロップ56aのQバー端子
はハイレベルとなる。
【0045】したがって、アナログスイッチ41a,5
6aはオンとなって、マイクロホンユニット35aは動
作できず、LED54aも点灯しない。ここでプッシュ
スイッチ58aを押すと、フリップフロップ60aのク
ロック端子にハイレベル信号が印加され、フリップフロ
ップ60aのQ端子はローレベルとなり、フリップフロ
ップ56aのQバー端子もローレベルとなる。したがっ
て、アナログスイッチ41a,56aはオフとなり、L
ED54aも点灯してマイクロホンユニット35aが動
作可能な状態にあることを使用者に表示する。
【0046】プッシュスイッチ58aの押圧を解除すれ
ば、その時点でマイクロホンは使用できなくなる。な
お、残りのマイクロホンに対しては、アナログスイッチ
22b〜22dが動作せず、基準電圧回路21b〜21
dにより12Vの動作電源のみが印加されているので常
時動作状態にはあるが、切換スイッチ44aは動作でき
ないので、通話はできない。
【0047】このように、24Vのファントム電源が端
子31a,32aに印加されている時には、切換スイッ
チ44a,57aの切換え状態により、プッシュスイッ
チ58aの押圧によりマイクロホンの通話、非通話状態
を保持したり、プッシュスイッチ58aを押していない
限り、通話できないように制御することができる。
【0048】また、各マイクロホンが通話状態にある
か、通話できない状態にあるかはLED53aの点灯状
態で識別することができる。どのマイクロホンを通話状
態にするかは、中央管理室などから外部端子25a〜2
5dのどれにローレベルの信号を印加させるかで設定す
ることができる。
【0049】また、各マイクロホンはその使用状況によ
り切換スイッチ44a,57aを切換えておけばよい。
例えば、会議施設の場合、発言が長い人が使用するマイ
クロホンは、その切換スイッチ44a,57aを図3に
示すように切換え、司会者や質疑をする人が使用するマ
イクロホンはその切換スイッチ44a,57aを図3と
は反対側に切換えておけばよい。
【0050】このように、第1実施例においてはファン
トム電源の電圧をロッジクレベルで制御しており、被制
御マイクロホン側のLED54a、55aの発光表示や
マイクロホン出力の断続を制御することができる。この
実施例では制御信号はハイレベルとローレベルだけであ
るが、マイクロホンの消費電流は定電流ダイオード42
aで安定化させているので、さらに細かい電圧設定とそ
れに応じた制御も可能である。
【0051】次に、図4に示す本発明の第2実施例につ
いて説明する。この第2実施例においては、マイクロホ
ンからファントム電源を利用して各種機器を遠隔制御す
る場合を示している。すなわち、この第2実施例はマイ
クロホン側の消費電流の増減によって、ファントム電源
側の端子電圧が変化することに着目し、この変化を利用
して各種の機器の遠隔操作も行えるようにしたものであ
る。遠隔制御する機器は、上述した第1実施例における
4つのマイクロホンや照明装置などである。なお、上述
第1実施例と実質的に同じ構成要件は同一番号あるいは
末尾にeを付け、その詳細な説明は省略する。
【0052】図4は、マイクロホンの電源回路と駆動回
路および遠隔信号発生回路とを示している。電源回路の
安定化電源5の出力は導線13eと16eとの間に直列
接続されたファントム電源用の抵抗61,62の中間点
に接続されている。導線13eと16eとの間には、さ
らに直列接続され出力を直流的に0Vとするための抵抗
63,64が接続されている。
【0053】これら抵抗63,64の中間点は導線19
eに接続されている。これら直列接続された抵抗61,
62および63,64間の導線13eと13eには、直
流分をカットするためのコンデンサ65がそれぞれ接続
されている。導線13eにはさらに分圧用の抵抗66の
一端が、導線16eにも分圧用の抵抗67の一端がそれ
ぞれ接続されている。
【0054】抵抗66,67の各他端は、一端が導線1
9eに接続された分圧用の抵抗68の他端および5つの
ウインドコンパレータ69〜73の入力側にそれぞれ接
続されている。ウインドコンパレータ69〜73の各他
端は出力端子74〜78にそれぞれ接続されている。こ
れら抵抗66〜68およびウインドコンパレータ69〜
73で検知手段を構成している。
【0055】マイクロホンの駆動回路の構成は上述した
第1実施例と同じであり、そのトランス33eのセンタ
ータップには、5つの負荷回路がそれぞれ並列に接続さ
れている。各負荷回路は手動操作可能な切換手段である
切換スイッチ79〜83と、これら切換スイッチ79〜
83により動作が制御されるアナログスイッチ84〜8
8およびその動作を表示するためのLED89〜93と
をそれぞれ1つずつ有している。
【0056】各アナログスイッチ84〜88とLED8
9〜93との間には、それぞれ消費電流が異なる定電流
ダイオード94〜98が接続されている。切換スイッチ
79〜83は、いずれか1つがオンの時は残り4つがオ
フとなるように設定されたセレクタースイッチであり、
各アナログスイッチ84〜88のFETのゲートにそれ
ぞれ接続されている。
【0057】定電流ダイオード94〜98は、例えば定
電流ダイオード94の消費電流が2mA、定電流ダイオ
ード95の消費電流が6mA、定電流ダイオード96の
消費電流が10mA、定電流ダイオード97の消費電流
が14mAそして定電流ダイオード98の消費電流が1
8mAといようにそれぞれ消費電流が異なるように設定
されている。
【0058】端子31e,32e,37eは、マイクロ
ホンケーブル99により端子11e,14e,17eに
接続されている。遠隔信号発生回路は、これらの回路と
上述の分圧用の抵抗66,67,68とウインドコンパ
レータ69〜73により構成される。
【0059】一方、ウインドコンパレータ69は、定電
流ダイオード94の導通に伴いオンしてハイレベル信号
を出力するように設定される。同様に、ウインドコンパ
レータ70は、定電流ダイオード95が導通するとオン
してハイレベル信号を出力するように、ウインドコンパ
レータ71は、定電流ダイオード96が導通するとオン
してハイレベル信号を出力するように、そしてウインド
コンパレータ72,73は、定電流ダイオード97ある
いは98が導通すると、それぞれオンしてハイレベル信
号を出力するように設定されている。
【0060】すなわち、定電流ダイオードという電流素
子の導通による消費電流の増加によりトランス33eの
二次側端子である端子31e,32e間電圧は下がるこ
とになる。この電圧降下はマイクロホンケーブル99を
介して端子11e,14eに伝達され、分圧用の抵抗6
6,67,68により変動が検出される。
【0061】したがって、例えばファントム電源が24
Vで、ファントム電源用の抵抗61が1.2KΩで、マ
イクロホン駆動回路側の定電流ダイオード42eには消
費電流が2mAのものを使用したとすると、定電流ダイ
オード42eのみが導通した時の消費電流は2mAであ
り、端子11e,14e間の電圧は22.8Vとなる。
ここで、消費電流が2mAの定電流ダイオード94が導
通すると、合計の消費電流は4mAとなり、端子11
e,14e間の電圧は21.6Vとなる。
【0062】そこで、ウインドコンパレータ69は2
1.6Vの電圧が印加された時にオンするように設定し
ておく。同様に、ウインドコンパレータ70は消費電流
が6mAの定電流ダイオード95が導通し、合計消費電
流が8mAとなりそれに伴う端子電圧は19.2Vとな
った時オンするように設定しておく。以下同様に、ウイ
ンドコンパレータ71は定電流ダイオード96が導通し
た時の電圧である16.4Vでオンし、ウインドコンパ
レータ72,73は定電流ダイオード97あるいは98
が導通した時の電圧である14.4V、12.0Vでそ
れぞれオンするように設定しておく。この端子電圧Eは
E=24−(iR/2)で求めることができる。ここ
で、iは消費電流、Rは抵抗61の抵抗値である。
【0063】したがって、例えば端子74〜77に上述
第1実施例の図1の端子25a〜25dをそれぞれ接続
しておけば、24Vのファントム電源が供給されている
時に、切換スイッチ79をオンさせると、アナログスイ
ッチ84はオンしてLED89を点灯させる。この時、
定電流ダイオード94がオンするので、端子11e,1
4e間の電圧は21.6Vになり、この電圧変化は分圧
用の抵抗66,67,68により検出され、ウインドコ
ンパレータ69はオンしてハイレベル信号を端子74か
ら図1の端子25aに印加する。これにより、第1実施
例における第1のマイクロホンは通話可能になる。
【0064】また、この場合、どのマイクロホンも通常
のマイクロホンケーブルで接続されるので、音声信号に
ノイズが入り込みづらく、設置や配線は極めて容易に行
うことができる。さらに、ファントム電源は通常商用電
源を使用していることから、このマイクロホン側からの
操作で照明外の大きな電力を使用する機器をも遠隔操作
できるので、例えば端子78には照明機器の遠隔操作信
号の入力端子等に接続することもできる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファント
ム給電方式マイクロホンにおける遠隔制御装置は、ファ
ントム電源からの出力電圧やマイクロホンからの出力電
を可変としてマイクロホンコードに出力する電圧設定
手段と、マイクロホンコードに接続され、電圧設定手段
にて設定された電圧により被操作手段を遠隔操作するた
めの制御信号を出力する制御手段とを有し、意図的に電
源電圧やマイクロホンの出力電圧を電圧設定手段で可変
とし、その電圧をマイクロホンコードを介して制御手段
に送っている。電源電圧やマイクロホンの出力電圧は
ァントム給電方式におけるマイクロホンコードを共用し
て伝達することができるので、別途遠隔制御用の電路を
設ける必要はなく、極めて簡単に設置することができ
る。
【0066】したがって、請求項1に記載の発明によれ
ば、特に会議施設などのように多数のマイクロホンを使
用する場合において、ファントム給電線を利用して例え
ば事務局側でマイクロホンの使用を制御、すなわち発言
順などを制御することができ、議事進行などをスムース
に行うことが可能となる。
【0067】また、請求項2に記載の発明によれば、マ
イクロホン側から他の機器の遠隔制御が可能になり、
の一つとして他のマイクロホンのオンオフ制御を行うこ
とができる。また、ファントム電源は商用電源を使用し
ているので、マイクロホン側からの操作によって、照明
等大きな電力を使用する機器も遠隔操作することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における電源設定回路を示
す回路図である。
【図2】この第1実施例におけるメイン電源回路を示す
回路図である。
【図3】この第1実施例における各マイクロホンの駆動
回路と制御回路を示す回路図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
21a〜21d 基準電圧回路 22a〜22d,55a,84〜88 アナログスイッ
チ 24a〜24d バッファ 33a トランス 35a マイクロホンユニット 36a インピーダンス変換器 44a,57a,79〜83 切換スイッチ 52a 比較器 53a,54a,89〜93 LED 56a,60a フリップフロップ 58a プッシュスイッチ 66〜68 分圧抵抗 69〜73 ウインドコンパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 3/00 320 H04R 1/04 H04R 29/00 320

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源回路からマイクロホンコードを介し
    て平衡出力端子を有するマイクロホンの両信号線に等し
    く分割された供給電流を流し、帰路導体として前記マイ
    クロホンコードのシールド線を用いるファントム給電方
    式マイクロホンにおける遠隔制御装置において前記電源回路側に設けられ、前記マイクロホンに与えら
    れる電源電圧を少なくとも高低2段に切り換える電圧設
    定回路と、前記マイクロホン側に設けられ、そのマイク
    ロホン駆動回路を制御する制御回路および表示灯とを含
    み、 前記制御回路は、前記電源電圧の高低に応じて前記マイ
    クロホン駆動回路および前記表示灯に対する制御出力を
    反転するコンパレータを有し、前記電源電圧が高電圧の
    ときには前記マイクロホン駆動回路を動作状態として前
    記平衡出力端子から音声信号を出力可能とし、かつ、前
    記表示灯を点灯させ、前記電源電圧が低電圧のときには
    前記マイクロホン駆動回路を非動作状態とするととも
    に、前記表示灯を不灯状態とする ことを特徴とするファ
    ントム給電方式マイクロホンにおける遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 電源回路からマイクロホンコードを介し
    て平衡出力端子を有するマイクロホンの両信号線に等し
    く分割された供給電流を流し、帰路導体として前記マイ
    クロホンコードのシールド線を用いるファントム給電方
    式マイクロホンにおける遠隔制御装置において前記マイクロホン側に設けられ、被制御機器に対する制
    御電圧を前記平衡出力端子から前記マイクロホンコード
    に出力する制御電圧出力回路と、前記マイクロホンコー
    ドに接続され、前記制御電圧の高低に応じて所定の前記
    被制御機器に遠隔制御信号を送出する制御信号出力回路
    とを含み、 前記制御電圧出力回路は、 前記マイクロホンの駆動回路
    側に設けられそれぞれ消費電流が異なる複数の負荷手
    段と、前記負荷手段を選択的に前記マイクロホンの駆動
    回路に接続して前記制御電圧を可変とする接続切換手段
    と、前記負荷手段ごとに設けられ同負荷手段の動作時に
    点灯する表示灯とを備え、 前記制御信号出力回路は、比較基準値が異なる複数のコ
    ンパレータを有し、前記平衡出力端子に現れる前記制御
    電圧値と上記比較基準値と比較して前記コンパ レータよ
    り前記遠隔制御信号を前記被制御機器に送出する ことを
    特徴とするファントム給電方式マイクロホンにおける遠
    隔制御装置。
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