JP2597253Y2 - マイクロホン固定装置 - Google Patents

マイクロホン固定装置

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JP2597253Y2
JP2597253Y2 JP1993002543U JP254393U JP2597253Y2 JP 2597253 Y2 JP2597253 Y2 JP 2597253Y2 JP 1993002543 U JP1993002543 U JP 1993002543U JP 254393 U JP254393 U JP 254393U JP 2597253 Y2 JP2597253 Y2 JP 2597253Y2
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microphone
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芳夫 菊地
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Audio Technica KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は主として卓上にマイク
ロホンを設置するためのマイクロホン固定装置に関し、
特に詳しく言うと、ファントム電源使用時にはマイクロ
ホンの動作が可能であるか否かを表示するとともに音声
信号の断続も表示するようにしたマイクロホン固定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】会議等に使用されるマイクロホンは、通
常先端にマイクロホンユニットが取付けられたフレキシ
ブルパイプの後端をデスクスタンドに螺合した卓上型マ
イクロホンが広く使用されている。また簡単にマイクロ
ホンをデスクスタンドから脱着できるように、デスクス
タンドにレセプタクルコネクタを固定し、フレキシブル
パイプの後端にレセプタクルコネクタに接続可能なコネ
クターを取付けた卓上型マイクロホンも提供されてい
る。一方、会議専用の会場等においては、マイクロホン
のコネクターに接続可能なレセプタクルをねじ止め等に
より机に固定し、マイクロホンのフレキシブルパイプの
後端にコネクターを取付け、マイクロホンを使用する場
合には、マイクロホンのコネクターをレセプタクルに接
続してマイクロホンをセッティングすることが行われて
いる。
【0003】会議等に使用されるマイクロホンとして
は、ダイナミックマイクロホンやコンデンサマイクロホ
ンがあるが、ダイナミックマイクロホンは電源を必要と
しない反面、外観的は大型化してしまい会議用としては
適切ではない。これに対しコンデンサマイクロホンは電
源を必要とするが、外観的には小型化でき、卓上用とし
ては最適であり、このようなマイクロホンにおいてはイ
ンピーダンス変換器を動作させるための電源が必要であ
り、マイクロホンの信号線を利用して外部電源から電源
を得る方法としては、ファントム給電方式が広く採用さ
れている。このファントム給電方式は、平衡出力端を持
つマイクロホンの両信号線に等しく分割された供給電流
を流し、コードのシールド線を帰路導体として用いるも
のである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】したがって、コンデン
サマイクロホンを使用する場合には電源が入っている必
要性があるが、電源が入っているか否かはモニター室等
でしか判らず、マイクロホンを使用する当事者に判るこ
とが望まれている。また、会議等の場合には発言者以外
は手元のマイクロホンがオフになっていないと、書類の
めくり音や咳ばらい等をマイクロホンが拾ってしまい、
聞きづらいものとなってしまう。手元のマイクロホンの
オンオフは、スイッチを設けることにより解決できる
が、スイッチ切換え時の振動によってノイズが入り易い
という欠点がある。
【0005】そこでこの考案の目的は、ファントム電源
が入っているか否かを表示するとともに、音声信号のオ
ンオフをノイズを発生することなく行うことができるマ
イクロホン固定装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案のマイクロホン
固定装置は、先端にマイクロホンユニットが支持された
マイク支持部材の下端に設けられ、マイクロホンユニッ
トと電気的に接続された接続子を脱着自在に支持するレ
セプタクルと、このレセプタクルを上面に支持する支持
部材と、この支持部材に取付けられた表示手段および音
声信号のオンオフを切換える切換手段と、ファントム電
源の投入時には表示手段を点灯させ、切換手段の切換え
により表示手段の輝度を制御するアナログスイッチを含
む制御回路とを有することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上述の構成により、表示手段の点灯によりファ
ントム電源が入っていることが判り、また、表示手段の
輝度がファントム電源が入っている時とは異なることに
より電源は入っているが音声信号は送れないことをマイ
クロホンの使用者に判らせることができる。また、音声
信号のオンオフを行う切換手段はマイクロホンユニット
から離れた支持部材に取付けられ、かつ実質的な切換え
はアナログスイッチにより行っているので、切換え時の
操作音を小さくすることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面に示すこの考案の一実施例を説明
する。
【0009】まず、図2および図3によりマイクロホン
固定装置1の構造を説明すると、机板2に既知のマイク
ロホンコネクタ3が挿通可能に形成された開口4を覆う
ようにフランジ板5がねじ6により固定されている。フ
ランジ板5にはマイクロホンコネクタ3に接続されるレ
セプタクル7がその接続面を露呈するように取付られて
いる。レセプタクル7の接続面には押しボタン8を押圧
することよりチャック9が開き、上端に図示しないマイ
クロホンユニットが取付けられたフレキシブルなマイク
ロホンパイプ10の下端に取付けられたマイクロホンプ
ラグ11がマイクロホンコネクタ3に接続される。フラ
ンジ板5にはマイクロホンのオンオフを制御するタクト
スイッチ12および電源のオンオフやマイクロホン信号
の断続を表示するためのLED13が取付けられてい
る。
【0010】次にタクトスイッチ12やLED13を制
御する制御回路を図1により説明する。マイクロホンコ
ネクタ3とレセプタクル7の各プラス側の信号端子2
1,22間は導線23により、各マイナス側の信号端子
24,25間は導線26により、そしてシールド端子2
7,28間は導線29によりそれぞれ接続されている。
導線23および26はそれぞれ定電流ダイオード31,
32を介してタクトスイッチ12の入力側に接続されて
いる。タクトスイッチ12の出力側はスイッチ回路であ
るD型のフリップフロップ33のクロック信号入力端子
CLに接続されている。フリップフロップ33のQ出力
端子と導線23との間には、FETやコンデンサ等によ
り構成され、信号のプラス側を接地させたり、開放する
ための第1アナログスイッチ34が接続されている。Q
出力端子と導線26との間には、同じくFETやコンデ
ンサ等により構成され、信号のマイナス側を接地させた
り、開放するための第2アナログスイッチ34が、そし
てQ出力端子と定電流ダイオード31,32の各出力側
との間にLED13の点灯を制御するためFETや抵抗
等で構成された第3アナログスイッチ36がそれぞれ接
続されている。37はツェナーダイオードで、コンデン
サ38とともに安定化電源を構成している。
【0011】したがって、ファントム電源(図示しな
い)からマイクロホンコネクタ3を介して給電された電
流は定電流ダイオード31,32により導線23,26
から均一に引出されて、タクトスイッチ12と第3アナ
ログスイッチ36に印加され、LED13は暗く点灯し
て、ファントム電源が入っており、マイクロホンが使用
できることをマイクロホン使用者に表示する。このLE
D13の暗い点灯は、この状態では音声信号は出力され
ないことを表示することになる。この状態でタクトスイ
ッチ12を押すと、フリップフロップ33のQ出力端子
はハイレベルからローレベルになり、これにより第1、
第2および第3アナログスイッチ34,35,36はそ
れまで低抵抗値のオン状態にあったものが、高抵抗のオ
フ状態に切り替わる。そのため、それまで導線23,2
6は導線29と等価状態にあったものが開放されて、音
声信号をマイクロホンコネクタ3から送出することがで
きる。第3アナログスイッチ36のオフによりそのFE
Tのドレインに接続されている抵抗39にも流れていた
電流が全てLED13に流れることになり、LED13
は明るく点灯し、ファントム電源が入っており、音声信
号が送出されていることを表示する。
【0012】この状態から再びタクトスイッチ12を押
せば、フリップフロップ33のQ出力端子はローレベル
からハイレベルになり、これにより第1、第2および第
3アナログスイッチ34,35,36は高抵抗のオフか
らオンに状態に切り替わり、LED13は暗く点灯し
て、ファントム電源は入っているが音声信号の送出はで
きないことをマイクロホン使用者に表示する。
【0013】なお、ファントム電源が供給されていない
時は、第1および第2アナログスイッチ34,35はオ
フとなり、LED13は点灯しないが、音声信号をマイ
クロホンコネクタ3側に送ることはできるので、電源電
池を内蔵したコンデンサマイクロホンやダイナミックマ
イクロホンは使用することができる。
【0014】タクトスイッチ12はマイクロホンユニッ
トから離れたフランジ板5上にあり、かつその切換え動
作はアナログスイッチ34,35,36により行ってい
るので、切換え時の操作音を極めて小さくすることがで
きる。また、上述実施例においては、卓上に固定される
フランジ板5にタクトスイッチ12やLED13を設け
ているが、ディスクスタンドに設けてもよいことは勿論
である。
【0015】
【考案の効果】以上のようにこの考案のマイクロホン固
定装置は、マイクロホンユニットと電気的に接続された
接続子を脱着自在に支持するレセプタクルと、このレセ
プタクルを上面に支持する支持部材と、この支持部材に
取付けられた表示手段および音声信号のオンオフを切換
える切換手段と、ファントム電源の投入時には表示手段
を点灯させ、切換手段の切換えにより表示手段の輝度を
制御するアナログスイッチを含む制御回路とで構成され
ており、これにより表示手段の点灯によりファントム電
源が入っていることが判り、また、表示手段の輝度がフ
ァントム電源が入っている時とは異なることにより電源
は入っているが音声信号は送れないことをマイクロホン
の使用者に判らせることができる。更に、音声信号のオ
ンオフを行う切換手段はマイクロホンユニットから離れ
た支持部材に取付けられ、かつ実質的な切換えはアナロ
グスイッチにより行っているので、切換え時の操作音を
小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例における電気的な構成を示
す回路図である。
【図2】この実施例におけるフランジを示す平面図であ
る。
【図3】卓上に取付けた状態を示す一部切断側面図であ
る。
【符号の説明】
1 マイクロホン固定装置 3 マイクロホンコネクタ 5 フランジ板 7 レセプタクル 10 マイクロホンパイプ 11 マイクロホンプラグ 12 タクトスイッチ 13 LED 33 フリップフロップ 34 第1アナログスイッチ 35 第2アナログスイッチ 36 第3アナログスイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にマイクロホンユニットが支持され
    たマイク支持部材の下端に設けられ、前記マイクロホン
    ユニットと電気的に接続された接続子を脱着自在に支持
    するレセプタクルと、このレセプタクルを上面に支持す
    る支持部材と、この支持部材に取付けられた表示手段お
    よび音声信号のオンオフを切換える切換手段と、ファン
    トム電源の投入時には前記表示手段を点灯させ、前記切
    換手段のオンにより前記表示手段の輝度を制御するアナ
    ログスイッチを含む制御回路とを有することを特徴とす
    るマイクロホン固定装置。
JP1993002543U 1993-01-06 1993-01-06 マイクロホン固定装置 Expired - Lifetime JP2597253Y2 (ja)

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JPH0654387U JPH0654387U (ja) 1994-07-22
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