JP3222763U - 指矯正具 - Google Patents

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Abstract

【課題】個人の努力の程度によって回復度合いに差が生じることを解消するため、患者があらかじめ用意した手袋に挿入することによって、誰でも何時でも簡単にリハビリできる指矯正具を提供する。【解決手段】一本の指を支持するための弾性を有する複数の支持部材2を設け、当該複数の支持部材2を掌底に当接して固定する基部10と、当該複数の支持部材2を指先端で接合する接合部4とを設けた。また、当該複数の支持部材2どうしが開かないように保持する保持部5を設けた。【選択図】図5

Description

本考案は、手足の病気、負傷等の手術後、腱の萎縮により起る指の湾曲を矯正して回復を促進し、指治療を行うための指矯正具に関する。
手術後に起りやすい指の腱の萎縮により起る指の湾曲を防止するため、自らが指の曲げ伸しをして、リハビリに努める必要があった。しかし乍ら、患者の努力不足により、指が湾曲したまま固まってしまうこともあり医療関係者の課題でもあった。
特許文献1は、後遺症で湾曲した指を入れる手袋と板状プレートで構成されており、湾曲した指を固定して矯正するものである。
特許文献2は、手の指を伸す方向への力を助勢する拡張力を発揮する弾性補助材を手袋の外側に設け、手を握ったり開いたり指の相互間を開閉することで指や手の機能回復、強化を図るものである。
特開2007−130428号公報 特開2011−36494号公報
背景技術において特許文献1では、湾曲した指を手袋と板状プレートに固定して矯正する為、手、指の開閉や屈伸運動が抑制され、個々の指を個別に動かし、十分なリハビリ効果が得られないといった課題があった。
特許文献2では、手の指を伸す方向への力を助勢する拡張力を発揮する弾性補助材により各指の開閉や屈伸が自由に行える機能回復効果は期待できるが、1本の弾性補助材にて指を支持するため、弾性補助材と指の位置がずれた場合には確実に引き延ばす力を集中することができず、十分な手の指矯正効果が得られないといった課題があった。
本考案は、個人の努力の程度によって回復度合いに差が生じることを解消するため、患者があらかじめ用意した手袋に本考案の指矯正具を挿入することによって、誰でも何時でも簡単にリハビリできる指矯正具を提供することにある。
本考案は、一本の指を支持するための弾性を有する複数の支持部材を有し、掌底に当接して前記複数の支持部材を固定する基部と、指先端で前記複数の支持部材を接合する接合部と、を設けたものである。
また、本考案は、複数の支持部材どうしが開かないように保持する保持部を設けたものである。
また、本考案の保持部は、指の略第1関節部に位置して設けられたものである。
また、本考案の複数の支持部材は1本の線状の弾性体からなり、接合部は、弾性体をU字形状に曲げてなるものである。
また、本考案は、外郭を覆うカバーを設けたものである。
本考案の指矯正具は、湾曲した指に対応して個々に独立して支持しているため、湾曲した指に力を集中させることが出来る。又各指の開閉運動が自由に行えるため就寝中はもとより何時でも何処でも使用上の制約が少なく使用できるという効果を有する。
本考案の実施例1における指矯正具の正面図である。 本考案の実施例1における指矯正具をカバーで覆った正面図である。 本考案の実施例1における指矯正具をカバーで覆い、手袋に挿入して使用する際の斜視図である。 本考案の実施例1における指矯正具を使用した状態を示す指先端部の縦断面図である。 本考案の実施例2における指矯正具の正面図である。 本考案の実施例3における指矯正具の正面図である。
以下、本考案の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本考案の実施例1における指矯正具1の正面図である。指矯正具1は、支持部材2と、基部10と、接合部4より構成される。支持部材2は、各々1本の指に対し2本設けられ、その先端側はU字状に折り曲げられた接合部4により接合されている。
1対の支持部材2は、1本の指を挟むように指を支持し、本実施形態では4対の支持部材2が設けられている。
4対の支持部材2は掌底部において図1に示すように連結されており、それら全ての連結部が樹脂又はゴム等で出来たプレート3にて固定されており、これらの連結部とプレート3により基部10を構成している。
ピアノ線等の弾性を有する1本の線材を折り曲げて支持部材2、接合部4を一体的に加工して容易に完成することが出来る。基部10は掌底に接しており、湾曲した指と接した支持部材2が指の湾曲方向に働く力に抗して反発力を生み湾曲した指を伸す力が働き、湾曲した指を矯正することができる。
また、接合部4は、支持部材2をU字状に折り曲げた構成であり、指先端の形状に沿うため、支持部材2が指を支持しやすいという効果を有する。
湾曲した指を伸す為の力は、個々の症状によって異なるが線材の太さや材質を選択することによって容易に調整することが出来る。
指矯正具1の図示説明に親指を除いた4本の指で行っているが、治療の対象となる指に合わせ、本数を適宜調整することは容易である。
図2は、実施例1における本考案の指矯正具1をカバー6で覆った正面図である。指矯正具1の外郭を布製等のカバー6で覆うことによって、指矯正具1の外郭の形状を保持すると共に指を手袋に挿入しやすくする効果がある。又適宜取り外して洗濯することも可能で清潔に使用することが出来る。
図3は、実施例1における本考案の指矯正具1をカバー6で覆い、手袋7に挿入して使用する際の斜視図である。布、皮等で出来た患者自身の手の大きさに合った手袋7にカバー6で覆われた指矯正具1を挿入した後、指矯正具1と手袋7の間に指矯正具1側に手の平を沿わせて挿入する。このとき湾曲した指が手袋7と指矯正具1の弾性により挟まれて伸びる。手袋7は、大きすぎると力が掛りにくいので患者自身の手の大きさに合わせ、強度も軍手の様な強度があれば効果的である。
図4は、実施例1における本考案の指矯正具1を使用した状態を示す指先端部の縦断面図である。図4の(a)は、湾曲した指を挿入した直後の状態を示した図である。図4の(b)は、湾曲した指が手袋7と支持部材2によって挟まれて伸びた状態を示した図である。
湾曲した指の手の平側が支持部材2と接し、手の甲側から手袋7で挟み込んで指を伸すように力が掛る。支持部材2は、湾曲した指の力に打ち勝って直線を維持する強度と指の屈伸運動を可能にする弾力性のあるピアノ線等の線材から出来ている。
又指の症状に合わせて線材の太さを変えて指に掛る力を適宜調整することも可能である。
図5は、本考案の実施例2における指矯正具1の正面図である。
本実施例の指矯正具1は、図1に示す実施例1と基本的に同一の構成であるが、支持部材2の間隔が開かないように合成樹脂製のチューブを挿入した保持部5が設けられたものである。保持部5は、粘着テープによって簡便に保持することも可能である。保持部5の位置は、特に力の掛る指の第一関節あたりに設けられているため、支持部材2が開きにくいという効果がある。
図6は、本考案の実施例3における指矯正具1の正面図である。
本実施例の指矯正具1は、図5に示す実施例2と基本的に同一の構成であるが、支持部材2同士が連結していない点において異なっている。
1対の支持部材2には合成樹脂製の接合部4が設けられて上端部が接合され、下端部はプレート3に差し込まれて基部10を構成している。
支持部材2は各々の指の長さに対応しており、プレート3には支持部材2を差し込んで固定するための穴が設けてある。接合部4も同様に支持部材2を差し込んで固定する為の穴が設けてあり、差し込んで固定される。他の固定の方法としては接着により固定することも可能である。
支持部材2は1本1本独立しており、それぞれの指に対応した矯正力を支持部材2の線材の太さを変えて調整することも可能である。
以上の構成により指を固定することへの弊害を無くし、手袋感覚で就寝中はもとより何時でも何処でも容易に使用することができる。又各々の指は弾性を有する支持部材2で支持されており、各々の指の曲げ伸しや指相互の開閉を自由に行うことができ、高いリハビリ効果の得られる指矯正具を提供出来る。
また、湾曲した指に対応して個々に独立して支持しているため、湾曲した指に力を集中させることが出来る。又各指の開閉運動が自由に行えるため就寝中はもとより何時でも何処でも使用上の制約が少なく使用できるという効果を有する。
又、手の指の矯正に絞って説明しましたが、足の指についても本考案の如く容易に応用することが出来る。
1 指矯正具
2 支持部材
3 プレート
4 接合部
5 保持部
6 カバー
7 手袋
10 基部

Claims (5)

  1. 1本の指を支持するための弾性を有する複数の支持部材を有し、
    掌底に当接して前記複数の支持部材を固定する基部と、
    指先端で前記複数の支持部材を接合する接合部と、
    を設けた指矯正具。
  2. 前記複数の支持部材どうしが開かないように保持する保持部を設けた請求項1に記載の指 矯正具。
  3. 前記保持部は、指の略第1関節部に位置して設けた請求項2に記載の指矯正具。
  4. 前記複数の支持部材は1本の線状の弾性体からなり、前記接合部は、前記弾性体をU字形 状に曲げてなる、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の指矯正具。
  5. 外郭を覆うカバーを設けた、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の指矯正具。
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