JP3222750U - ローラ - Google Patents

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實 近藤
實 近藤
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株式会社Jrc
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Abstract

【課題】ベルトコンベヤのローラが突然回転しなくなると、軸受が発熱し、この発熱が原因で火災が発生する。そこで、ローラの異常温度を検知してその旨を知らせるようにしたローラを提供することにある。【解決手段】筒状のローラ本体1と、このローラ本体の軸芯に貫通するシャフト2と、上記ローラ本体の両端内に組み込んで上記シャフトに対し前記ローラ本体がフリーに回転するように軸承する軸受とからなるローラAにおいて、上記シャフトの端面に発光部Bを設け、さらに上記シャフトの端部に上記軸受の異常な昇温にともないONになる熱感知スイッチCを設け、上記シャフトに上記熱感知スイッチのONにともない上記発光部を発光させる電池Dを設けた構成を採用する。【選択図】図2

Description

この考案は、ローラの異常温度を検出することができるローラに関するものである。
ベルトコンベヤには、ベルトを支承する多数本のローラが使用されている。
このローラは、周知のように、筒状のローラ本体と、このローラ本体の中心を貫通するシャフトと、上記ローラ本体の両端内に組み込んで上記シャフトの端部を軸承する軸受とで構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記ローラの異常(例えば昇温)を検知する装置が既に知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2010−150003号公報 特許第3798494号公報
ところで、近時のベルトコンベヤによる火災事故があった場合、その要因は、ベルトコンベヤの部品であるローラも原因の一つであるかのような疑念を持たれることがあり、大きな問題は、ベルトコンベヤの運転中にローラが突然回転しなくなることと推察される。
その原因は、特許文献1に示すローラの軸受に組み込んであるベアリング内部に異物が浸入することにあり、その結果、回転部がロックされ、ロックにともない発熱又は破損する。
他に、リターンローラ部では、ベアリング部に異常がなくても、堆積物等によってローラ本来の回転が妨げられ破損することがある。
また、過負荷状態が続いたり無理な運転状態の偏り荷重でローラの許容荷重値以上の負荷が続く場合もベアリング部に無理がかかって回転しなくなることで破損し、発熱を招くことがあり、それ以外にも、ローラのシャフトが発熱によって異常に温度上昇することが原因で、直接間接的に火災事故につながる可能性も指摘されている。
特に、化学工場や製紙会社、主に可燃性材料を扱うリサイクル工場や粉塵爆発を伴う材料を扱う工場のベルトコンベヤにおいては、あってはならない大事故を起こす原因になることもある。
通常、このようなベルトコンベヤ用ローラの異常を発見し、或いは対処するには、日常点検で目視又は直接接触して或いは取り外して点検し対処している。
しかしながら、運転中のコンベヤのローラを目視以外で点検することは、非常に危険な行為で現実的ではない。
また、長距離コンベヤではトンネル内に敷設されたコンベヤ用ローラの保守管理作業は、困難を極める。
そこで、ベルトコンベヤが運転中でも安全にローラの異常を発見する方法がある。
例えば、ローラのシャフト端部やローラ本体の側面に熱に反応して変色する塗料を塗布する、或いは着色したマーカを貼り付けることでローラの回転不良を目視で確認する方法、或いはベアリング部からの異音から間接的に推測する方法である。
しかしながら、塗料や着色を用いる方法では、剥がれたり色あせたりして、長期間の使用に耐えられないし、異音を聞く方法も多くのローラの中から見極めるのは容易ではないのが現状である。
これらの問題に対して、ローラの火災の原因となる昇温を検出する方法の一例としての特許文献2の方式は、ローラにおける固定軸にステーターを、ローラとしての円筒体内周面にローターを装着して発電機を構成し、この発電機に出力検出手段を接続すると共に、軸受の近傍に温度スイッチを設置し、この温度スイッチに温度異常警報器を接続し、この温度スイッチと温度異常警報器を、出力検出手段と並列に、発電機に接続してあるが、この方式では装置が煩雑で大幅なコストアップになる。
しかも、各コンベヤのローラ毎に異常検出を行うので、コンベヤ装置に大幅な出費をともなう問題があった。
そこで、この考案は、上述の問題を解決したローラの異常温度を検出するローラを提供することにある。
上記の課題を解決するために、この考案は、筒状のローラ本体と、このローラ本体の軸芯に貫通するシャフトと、上記ローラ本体の両端内に組み込んで上記シャフトに対し前記ローラ本体がフリーに回転するように軸承する軸受とからなるローラにおいて、上記シャフトの端面に発光部を設け、また上記シャフトの端部に上記軸受の異常な昇温にともないONになる熱感知スイッチを設け、上記シャフトに上記熱感知スイッチのONにともない上記発光部を発光させる電池を設けた構成を採用する。
以上のように、この考案のローラによれば、ローラ本体のスムーズな回転を阻害する例えば焼き付きなどの影響により軸受が昇温し、その昇温が異常に上昇すると、異常温度がシャフトに伝達する。
すると、シャフトの熱感知スイッチがONになって電池から発光部に通電して発光部が点灯或いは点滅するので、ローラの異常温度による不具合を知らせることができる。
このため、コンベヤの運転を停止して、不具合なローラによる火災発生などの事故を未然に防止することができる効果がある。
また、シャフトに感熱スイッチ及び電池を設ける方式を採用したため、コンパクトになり、かつ構造が簡単なためコストの低減をはかることもでき、それ以外に、保守管理も容易になる。
この考案のローラを示す一部切欠正面図である。 同上の要部を示す縦断拡大平面図である。 回路図である。
次に、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すAは、例えばベルトコンベヤに用いるローラである。
上記のローラAは、筒状のローラ本体1と、このローラ本体1の軸芯に貫通するシャフト2と、ローラ本体1の両端内に組み込んでシャフト2に対しローラ本体1がフリーに回転するように支承する軸受3とで構成されている。
上記の軸受3は、図示の場合、周知のようにローラ本体1の両端内に嵌入すると共に、ローラ本体1の端縁に外周縁をかしめなどの手段で支持させたケース4と、このケース4に嵌入してケース4の内周面に外輪を、シャフト2の外周面に内輪をそれぞれ圧接保持させたベアリング5とで構成されている。
なお、周知のようにケース4の開放外端内に複数の屈曲筒状体6を迷路を形成するよう組み込んである。
また、シャフト2の端面には、発光部Bが設けてある。
上記の発光部Bは、図示の場合、電線をシャフト2の外端面からねじ込み方式で装着するようにしてあり、そして図示の場合シャフト2の片端のみに発光部Bを設けたが、限定されず両端に設けることもできる。
さらに、シャフト2には、軸受3の異常な昇温にともない熱の影響を受けてONになる熱感知スイッチCと、熱感知スイッチCのONにともない発光部Bに通電する電池Dとが設けてある。
上記の熱感知スイッチCとしては、図示の場合コイル状のバイメタルを用い、軸受3の異常な昇温にともないコイル状のバイメタルが伸長して電池Dの電流を図3に示す回路Eをへて発光部Bに通電するので、発光部Bが点灯或いは点滅して異常な昇温、すなわち、放置することで火災の発生を招く旨を知らせることができ、発光部Bの点灯・点滅にともないコンベヤの運転を作業者により停止する。
前後熱感知スイッチCにバイメタルを用いたが、限定されず、その他の例として異常な昇温により溶融するヒューズ形式を採用することもできる。要するに異常な昇温でスイッチがONになるものであればよい。
なお、図2に示すように、ケース11内に電池Dと熱感知スイッチCとを組み込んだカセット形式とすると共に、シャフト2の端面から内方に向く凹入孔12にケース11を嵌入しながらねじ部13でシャフト2にケース11をセットできる方式を採用することで、電池の交換や装置の安定した供給化をはかることができ、それ以外にも保守点検の作業の簡素化をかはることができるようしたが、前記の方式に限定されず、例えば、シャフト2の端部(軸受3の異常な昇温の熱の影響を受ける位置)の外周に(図示省略)熱感知スイッチC及び電池Dを設けてもよい。
A ローラ
B 発光部
C 熱感知スイッチ
D 電池
E 回路
1 ローラ本体
2 シャフト
3 軸受
4 ケース
5 ベアリング
6 屈曲筒状体

Claims (1)

  1. 筒状のローラ本体と、このローラ本体の軸芯に貫通するシャフトと、上記ローラ本体の両端内に組み込んで上記シャフトに対し前記ローラ本体がフリーに回転するように軸承する軸受とからなるローラにおいて、上記シャフトの端面に発光部を設け、また上記シャフトの端部に上記軸受の異常な昇温にともないONになる熱感知スイッチを設け、上記シャフトに上記熱感知スイッチのONにともない上記発光部を発光させる電池を設けたことを特徴とするローラ。
JP2019002111U 2019-06-12 2019-06-12 ローラ Active JP3222750U (ja)

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