JP3222136U - 無人駐車場管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラを用いて、複数の駐車面に駐車された車両を検知することで、効率的な駐車管理が可能な無人駐車場管理システムを提供する。【解決手段】無人駐車場管理システムは、少なくとも1つの映像を獲得するカメラと、映像内でモーションが感知されると、映像でオブジェクト認識を試み、認識したオブジェクトを車両と判断する場合、車両の駐車時間に対する料金データを算出する制御部と、信号が入力される場合、信号を制御部に送信して、制御部から料金データを受信し、受信した料金データを出力して、料金データに対する料金を決済される料金決済機とを含み、制御部は、車両が、複数の駐車面のうち、少なくとも1つの第1の駐車面に入車される入車時間から、第1の駐車面より出車される出車時間までの料金データを算出する。【選択図】図1
Description
本考案は、無人駐車場管理システムに関し、より詳しくは、カメラを用いて、複数の駐車面に駐車された車両を検知し、車両の駐車時間に対する料金データを正しく算出することによって、効率的な駐車管理が可能な無人駐車場管理システムに関する。
路上有料駐車場は、駐車管理員が駐車車両に対して駐車券を発行及び収納し、駐車料金を精算する。しかし、駐車料金の精算に際して、争い及び逃走などの問題が発生するだけでなく、駐車管理員の公金横領などが頻繁に発生する。また、駐車管理員を雇うことで人件費が発生する。更に、人件費の発生により、費用的な側面で非効率となる。
一方、小規模の敷設駐車場の場合も、駐車場管理が切実であるが、過多な人件費のため、管理を放棄している。これによって、駐車場の管理不在、無断長期駐車が常時発生している実情であり、これを解決する方案として、無人駐車管理システムの導入が逐次増えつつある。
2000年以後からは、LPR(License Plate Recognition;車両番号認識機)システムの登場で、料金決済機及び遮断機が連動されて、駐車管制システムの無人化が開始されている。また、LPRシステムの登場で、駐車誘導管制システム、無人料金精算システム、無人駐車システムなどが開発されている。
このようなシステムのうち、無人駐車システムの先行技術としては、大韓民国登録特許第10−1625383号の“駐車管理システム”が開示されている。該当先行技術は、車両取締まり部(以下では、‘フラップ’という。)が、駐車面のそれぞれに設置されて、車両の移動を取締まる。そして、駐車管理サーバが、駐車管理アプリケーションから、駐車開始要請又は終了データを伝送されたとき、フラップを駆動させるための駆動制御信号を生成する。また、ローカルサーバは、駐車管理サーバから伝送された駆動制御信号により、フラップを駆動させる内容が開示されている。
しかし、前記先行技術は、フラップの頻繁な故障により、車両の入車及び出車が制限され、運転手がフラップの復旧まで長時間待機しなければならなかった。そして、フラップのメンテナンスが必要であるため、費用的な側面でも非効率的であった。
大韓民国登録特許第10−1625383号
本考案は、前記のような問題点を解決するために案出されたものであって、カメラを用いて、複数の駐車面に駐車された車両を検知し、車両の駐車時間に対する料金データを正しく算出することによって、効率的な駐車管理が可能な無人駐車場管理システムを提供することにその目的がある。
また、本考案は、フラップを設置しなくても、駐車車両の検知、入車及び出車の取締まり、料金精算、及び決済サービスなどの駐車に関するサービスを一括的に管理・運用することができるので、フラップのメンテナンスに必要な費用を節減することができる無人駐車場管理システムを提供することにその目的がある。
一方、本考案で解決しようとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、以下の記載から本考案が属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、明確に理解されるだろう。
前記のような目的を達成するための手段として、本考案の1実施例による無人駐車場管理システムは、少なくとも1つの映像を獲得するカメラと、前記映像内でモーションが感知されると、前記映像でオブジェクト認識を試み、認識したオブジェクトを車両と判断する場合、前記車両の駐車時間に対する料金データを算出する制御部と、信号が入力される場合、前記信号を制御部に送信して、前記制御部から前記料金データを受信し、前記受信した料金データを出力して、前記料金データに対する料金を決済させる料金決済機とを含み、前記制御部は、前記車両が、複数の駐車面のうち、少なくとも1つの第1の駐車面に入車される入車時間から、前記第1の駐車面より出車される出車時間までの料金データを算出することを特徴とする。
前記制御部は、前記オブジェクト認識を成功する場合、前記認識したオブジェクトが、前記第1の駐車面と重なる領域が発生するか否かを判断し、前記第1の駐車面と重なる領域が発生した場合、前記オブジェクトが、前記車両又は人間であるか否かを判断し、前記認識したオブジェクトが車両である場合、前記車両が、前記第1の駐車面の全領域のうち、所定の第1の割合以上の領域を占有するか否かを判断し、前記車両が、前記第1の駐車面を前記第1の割合以上の領域で占有する場合、前記車両が、前記第1の駐車面に入車されたことと決定し、前記車両が、前記第1の駐車面に入車される入車時間をメモリに格納し、前記料金決済機から前記信号が受信される場合、前記メモリに格納された入車時間から、前記第1の駐車面に入車された車両が出車される出車時間までの料金データを生成して、前記料金決済機に送信する。
前記制御部は、前記映像内で前記複数の駐車面毎に出車方向に出車面を設定し、前記出車面のうち、前記第1の駐車面の出車面内のオブジェクトが、前記車両又は前記人間であるか否かを判断し、
前記オブジェクトが前記車両である場合、前記車両が、所定の時間以上、前記第1の駐車面の出車面を、所定の第2の割合以上占有するか否かを判断する。
前記オブジェクトが前記車両である場合、前記車両が、所定の時間以上、前記第1の駐車面の出車面を、所定の第2の割合以上占有するか否かを判断する。
前記制御部は、前記車両が、前記所定の時間以上の間、前記第1の駐車面の出車面を前記第2の割合以上占有する場合、前記車両が、前記第1の駐車面から出車される車両であるか否かを判断し、
前記車両が、前記第1の駐車面から出車される車両である場合、前記車両が、前記第1の駐車面から出車されたことと決定し、前記第1の駐車面から出車される車両が、前記第1の駐車面の出車面を前記第2の割合以上占有する最初の時点を、前記第1の駐車面から出車される車両の出車時間と決定して、前記メモリに格納する。
前記車両が、前記第1の駐車面から出車される車両である場合、前記車両が、前記第1の駐車面から出車されたことと決定し、前記第1の駐車面から出車される車両が、前記第1の駐車面の出車面を前記第2の割合以上占有する最初の時点を、前記第1の駐車面から出車される車両の出車時間と決定して、前記メモリに格納する。
前記制御部は、前記第1の駐車面から1次出車された車両が、前記複数の駐車面のうち、少なくとも1つの駐車面を前記第1の割合以上の領域で占有するか否かを判断し、前記1次出車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面を、前記第1の割合以上の領域で占有する場合、前記1次出車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面に再入車されたことと決定し、前記再入車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面の出車面を、前記第2の割合以上占有するか否かを判断し、前記再入車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面の出車面を、前記第2の割合以上占有する場合、前記再入車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面から再出車される車両であるか否かを判断し、前記再入車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面から再出車される場合、前記再出車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面から再出車されたことと決定し、前記再出車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面の出車面を、前記第2の割合以上占有する最初の時点を、前記再出車された車両の再出車時間と決定して、前記メモリに格納する。
前記制御部は、前記第1の駐車面に入車された車両が、前記第1の駐車面の出車面でない経路を通じて出車する場合、前記車両が、前記第1の駐車面を、前記第1の割合以上占有するか否かと、前記出車面を、前記第2の割合以上占有するか否かを判断し、前記車両が前記経路に沿って出車され、前記第1の駐車面を前記第1の割合以下で占有し、且つ、前記出車面を前記第2の割合以下で占有する場合、前記第1の駐車面を前記第1の割合以下で占有する最初の時点を、前記車両の出車時間と決定して前記メモリに格納し、前記車両が、前記第1の駐車面を、前記第1の割合以下で占有する最初の時点に信号を発生させて、イベント発生を報知する。
前記制御部は、前記オブジェクトが前記人間である場合、前記複数の駐車面状態が元の状態であると判断し、前記元の状態は、入車又は出車である。
前記制御部は、前記映像内で所定のサイズ以上のオブジェクトが存在するか否かを判断し、前記オブジェクトを基準に、一定の距離離隔したオブジェクトボックスを設定し、前記オブジェクトボックス内のオブジェクトが、前記車両又は前記人間であるか否かを判断する。
前記カメラは、前記映像を獲得するための全方位カメラ又は単方向カメラである。
前記制御部は、前記全方位カメラから前記映像を受信する場合、前記オブジェクト認識を試みる前に、前記獲得した映像の歪みを補正する。
本考案によると、カメラを用いて、複数の駐車面に駐車された車両を検知し、車両の駐車時間に対する料金データを正しく算出することによって、効率的な駐車管理が可能である。
また、本考案によると、フラップを設置しなくても、駐車場を管理することによって、フラップの故障による車両の入車及び出車の制限を防止し、フラップのメンテナンスに対する費用を節約することができる。
更に、本考案によると、駐車車両の検知、入車及び出車取締まり、料金精算、及び決済サービスなどの駐車に関するサービスを一括的に管理及び運用することができる。
一方、本考案より得られる効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、下記の記載から本考案が属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、明確に理解されるだろう。
無人駐車場管理システム
添付の図面に示しているように、本考案が提案するカメラを用いて、複数の駐車面に駐車された車両を検知することにより、効率的な駐車管理が可能な無人駐車場管理システムを説明することに当たり、本システムの各構成として含まれる駐車管理システムについて基本的に説明する。
添付の図面に示しているように、本考案が提案するカメラを用いて、複数の駐車面に駐車された車両を検知することにより、効率的な駐車管理が可能な無人駐車場管理システムを説明することに当たり、本システムの各構成として含まれる駐車管理システムについて基本的に説明する。
図1は、本考案に適用される無人駐車場管理システムを説明するためのブロック構成図である。
前記無人駐車場管理システム100は、無線通信部110と、A/V(Audio/Video)入力部120と、ユーザ入力部130と、感知部140と、出力部150と、メモリ160と、インターフェース部170と、制御部180と、給電部190と、料金計算機200とを含む。
但し、図1に示している構成要素は必須ではなく、それよりも多い構成要素を有するか、それよりも少ない構成要素を有することができる。
以下、前記無人駐車場管理システム100の構成要素について説明する。
無線通信部110は、無人駐車場管理システム100と無線通信システムとの間、又は無人駐車場管理システム100と、無人駐車場管理システム100が位置したネットワークとの間の無線通信を可能とならしめる1以上のモジュールを含む。
例えば、無線通信部110は、放送受信モジュール111と、移動通信モジュール112と、無線インターネットモジュール113と、近距離通信モジュール114と、位置情報モジュール115とを含む。
放送受信モジュール111は、放送チャンネルを介して、外部の放送管理サーバから、放送信号及び/又は放送に関するデータを受信する。
前記放送チャンネルは、衛星チャンネル、地上波チャンネルを含む。前記放送管理サーバは、放送信号及び/又は放送に関するデータを生成して送信するサーバ、又は生成済みの放送信号及び/又は放送に関するデータを提供されて、無人駐車場管理システム100へ送信するサーバを意味する。前記放送信号は、TV放送信号、ラジオ放送信号、データ放送信号を含むだけでなく、TV放送信号又はラジオ放送信号にデータ放送信号が結合された形態の放送信号も含む。
前記放送に関するデータは、放送チャンネル、放送プログラム、又は放送サービス提供者に関するデータを意味する。前記放送に関するデータは、移動通信網を介しても提供可能である。このような場合は、前記移動通信モジュール112により受信可能である。
前記放送に関するデータは、様々な形態で存在する。例えば、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)のEPG(Electronic Program Guide)、又はDVB−H(Digital Video Broadcast−Handheld)のESG(Electronic Service Guide)などの形態で存在する。
前記放送受信モジュール111は、例えば、DMB−T(Digital Multimedia Broadcasting−Terrestrial)、DMB−S(Digital Multimedia Broadcasting−Satellite)、MediaFLO(Media Forward Link Only)、DVB−H(Digital Video Broadcast−Handheld)、ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcast−Terrestrial)などのデジタル放送システムを用いて、デジタル放送信号を受信することができる。もちろん、前記放送受信モジュール111は、上述したデジタル放送システムだけでなく、他の放送システムに適するように構成される。
また、放送受信モジュール111を介して受信された放送信号及び/又は放送に関するデータは、メモリ160に格納される。
移動通信モジュール112は、移動通信網上において、基地局、外部の無人駐車場管理システム100、サーバの少なくとも1つと無線信号を送受信する。このような無線信号には、文字/マルチメディアメッセージの送受信による様々な形態のデータが含まれる。
無線インターネットモジュール113は、無線インターネット接続のためのモジュールをいい、無人駐車場管理システム100に内蔵又は外装される。無線インターネット技術としては、WLAN(Wireless LAN)(Wi−Fi)、Wibro(Wireless broadband)、Wimax(World Interoperability for Microwave Access)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)などが利用可能である。
近距離通信モジュール114は、近距離通信のためのモジュールを言う。近距離通信(short range communication)技術としては、ブルートゥース(Bluetooth)、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(IrDA、infrared Data Association)、UWB(Ultra Wideband)、ZigBee、Wi−Fi(Wireless Fidelity)などが用いられる。
位置情報モジュール115は、無人駐車場管理システム100の位置を獲得するためのモジュールであって、その代表例としては、GPS(Global Position System)モジュールがある。
図1に示しているように、A/V(Audio/Video)入力部120は、オーディオ信号又はビデオ信号を入力するためのもので、カメラ121とマイク122などが含まれる。カメラ121は、撮影モードで、イメージセンサにより得られる静止画又は動画などの画像フレームを処理する。処理された画像フレームは、ディスプレイ部151に表示される。
カメラ121で処理された画像フレームは、メモリ160に格納されるか、無線通信部110を介して外部に伝送される。カメラ121は、使用環境によって、2以上設けられる。
本考案によるカメラ121は、全方位カメラ又は単方向カメラである。カメラ121は、駐車場の天井のレースウェイ、又は駐車場に設置された電柱などに設置される。
また、複数の駐車面がなす複数の列のうち、隣接する2列の間に設置される。すなわち、複数の列のうち、ある1つを第1の列とし、前記第1の列と隣接する列を第2の列とすると、カメラ121は、前記第1の列と前記第2列の間に設置される。
また、カメラ121が全方位カメラである場合、カメラ121は、魚眼レンズ(Fisheye Lens)が装着されたカメラを用いて具現される。
広い画角を有する魚眼レンズを用いると、全方位カメラのカメラ121を中心に、全方位(360°)領域の映像を撮影することができる。
また、カメラ121が全方位カメラの場合、カメラ121の画像フレームは、ディスプレイ部151に表示される前に、制御部180によって歪み補正処理される。
また、マイク122は、録音モード、音声認識モードなどで、マイクロホンによって外部の音響信号を入力されて、電気的な音声データとして処理する。処理された音声データは、移動通信モジュール112を介して、移動通信基地局へ送信可能な形態に変換出力される。マイク122には、外部の音響信号を入力される過程で生じるノイズを除去する様々なノイズ除去アルゴリズムが具現される。
ユーザ入力部130は、ユーザが、無人駐車場管理システム100の動作制御のための入力データを発生させる。ユーザ入力部130は、キーパッド・ドームスイッチ、タッチパッド(静圧/静電)、ジョグホイール、ジョグスイッチなどからなる。
感知部140は、無人駐車場管理システム100の開閉状態、無人駐車場管理システム100の位置、ユーザ接触の有無、無人駐車場管理システム100の方位などのように、無人駐車場管理システム100の現状態を感知して、無人駐車場管理システム100の動作を制御する感知信号を発生させる。
感知部140は、給電部190の給電可否、インターフェース部170と外部の無人駐車場管理システムの結合可否などを感知する。
一方、前記感知部140は、近接センサ141を含む。
出力部150は、視覚、聴覚、又は触覚などに関する出力を発生させるものであって、これには、ディスプレイ部151と、音響出力モジュール152と、アラーム部153と、ハプティックモジュール154と、プロジェクタモジュール155とを含む。
ディスプレイ部151は、無人駐車場管理システム100で処理されるデータを表示(出力)する。
ディスプレイ部151は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(thin film transistor−liquid crystal display、TFT LCD)、有機発光ダイオード(organic light−emitting diode、OLED)、フレキシブルディスプレイ、3次元ディスプレイ(3D display)の少なくとも1つを含む。
これらのうち、一部のディスプレイは、それを通じて外部を見えるように、透明型又は光透過型からなる。これを透明ディスプレイと呼び、前記透明ディスプレイの代表例としては、TOLED(Transparant OLED)などがある。ディスプレイ部151の後方構造も光透過型構造からなる。このような構造により、ユーザは、無人駐車場管理システム100のボディのディスプレイ部151が占める領域を通じて、無人駐車場管理システム100のボディの後方に位置した物を見ることができる。
また、無人駐車場管理システム100の具現形態により、ディスプレイ部151が2以上存在する。例えば、無人駐車場管理システム100には、複数のディスプレイ部が1つの面に離隔又は一体に配置されるか、または、互いに異なる面にそれぞれ配置される。
ディスプレイ部151と、タッチ動作を感知するセンサ(以下、‘タッチセンサ’という)とが相互レイヤー構造をなす場合(以下、‘タッチスクリーン’という)、ディスプレイ部151は、出力装置の他に、入力装置としても使用される。タッチセンサは、タッチフィルム、タッチシート、タッチパッドなどの形態を有する。
タッチセンサは、ディスプレイ部151の特定部位に加えられた圧力、又はディスプレイ部151の特定部位に発生する静電容量などの変化を、電気的な入力信号に変換するようにする。タッチセンサは、タッチされる位置及び面積だけでなく、タッチ時の圧力までも検出するようになっている。
タッチセンサに対するタッチ入力がある場合、それに対応する信号は、タッチコントローラへ送られる。タッチコントローラは、該当信号を処理した後、対応するデータを制御部180へ伝送する。もって、制御部180は、ディスプレイ部151のどの領域がタッチされたか否かが分かることになる。
前記近接センサ141は、前記タッチスクリーンにより取囲まれる無人駐車場管理システム100の内部領域、又は前記タッチスクリーンの近傍に配置される。前記近接センサ141とは、所定の検出面に近付く物体、あるいは近傍に存在する物体の有無を、電磁界の力又は赤外線を用いて、機械的に接触することなく、検出するセンサを言う。このような近接センサ141は、接触式センサよりは寿命が長く、その活用度も高い。
前記近接センサ141としては、透過型光電センサ、直接反射型光電センサ、ミラー反射型光電センサ、高周波発振型近接センサ、静電容量型近接センサ、磁気型近接センサ、赤外線近接センサなどがある。前記タッチスクリーンが静電式の場合は、前記ポインタの近接による電界の変化で、前記ポインタの近接を検出するように構成される。この場合、前記タッチスクリーン(タッチセンサ)は、近接センサに分類される。
以下では、説明の便宜のために、前記タッチスクリーン上にポインタが接触することなく、近接して、前記ポインタが前記タッチスクリーン上に位置することが認識される行為を“近接タッチ(proximity touch)”と称し、前記タッチスクリーン上にポインタが実際に接触される行為を“接触タッチ(contact touch)”と称する。前記タッチスクリーン上において、ポインタで近接タッチされる位置とは、前記ポインタが近接タッチされる時、前記ポインタが前記タッチスクリーンに対して垂直に対応する位置を意味する。
前記近接センサ141は、近接タッチと、近接タッチパターン(例えば、近接タッチ距離、近接タッチ方向、近接タッチ速度、近接タッチ時間、近接タッチ位置、近接タッチ移動状態など)とを感知する。前記感知された近接タッチ動作及び近接タッチパターンに対応するデータは、タッチスクリーン上に出力される。
音響出力モジュール152は、録音モード、音声認識モード、放送受信モードなどで無線通信部110から受信されるか、メモリ160に格納されたオーディオデータを出力する。音響出力モジュール152は、無人駐車場管理システム100で行われる機能に関する音響信号を出力したりする。このような音響出力モジュール152には、レシーバー(Receiver)、スピーカー(speaker)、ブザー(Buzzer)などを含む。
アラーム部153は、無人駐車場管理システム100のイベント発生を報知するための信号を出力する。
アラーム部153は、ビデオ信号やオーディオ信号の他に異なる形態、一例として、振動でイベント発生を報知するための信号を出力する。
前記ビデオ信号やオーディオ信号は、ディスプレイ部151や音響出力モジュール152を通じても出力され、ディスプレイ部151と音響出力モジュール152は、アラーム部153の一部に分類されることもできる。
ハプティックモジュール154は、ユーザが感じられる様々な触覚効果を発生させる。ハプティックモジュール154が発生させる触覚効果の代表例としては、振動がある。ハプティックモジュール154が発生する振動の強さとパターンは、制御可能である。
例えば、互いに異なる振動を合成して出力するか、順次出力することもできる。
ハプティックモジュール154は、振動の他にも、接触肌面に対して垂直運動するピン配列、噴射口や吸入口を通じた空気の噴射力や吸入力、肌表面に対する擦れ、電極の接触、静電気力などの刺激による効果と、吸熱や発熱可能な素子を用いた冷温感再現による効果など、様々な触覚効果を発生することができる。
ハプティックモジュール154は、直接的な接触を通じて、触覚効果を伝達するだけでなく、ユーザが指や腕などの筋感覚を通じて触覚効果を感じられるように具現することもできる。ハプティックモジュール154は、無人駐車場管理システム100の構成によって、2以上設けられる。
プロジェクタモジュール155は、無人駐車場管理システム100を用いて、イメージプロジェクトの機能を行う構成要素であって、制御部180の制御信号により、ディスプレイ部151上にディスプレイされる映像と同一であるか、少なくとも一部が異なる映像を、外部のスクリーン又は壁にディスプレイすることができる。
具体的に、プロジェクタモジュール155は、映像を外部へ出力するための光(レーザ光)を発生させる光源(図示せず)と、光源で発生した光を用いて、外部に出力する映像を生成する映像生成手段(図示せず)と、映像を一定の焦点距離で外部へ拡大出力するためのレンズ(図示せず)とを含む。また、プロジェクタモジュール155は、レンズ又はモジュール全体を機械的に動かして、映像投射方向を調節する装置(図示せず)を含む。
プロジェクタモジュール155は、ディスプレイ手段の素子種類によって、CRT(Cathode Ray Tube)モジュール、LCD(Liquid Crystal Display)モジュール、及びDLP(Digital Light Processing)モジュールに分けられる。特に、DLPモジュールは、光源で発生した光が、DMD(Digital Micromirror Device)チップに反射することで生成された映像を拡大投射する方式で、プロジェクタモジュール155の小型化に有利である。
望ましくは、プロジェクタモジュール155は、無人駐車場管理システム100の側面、正面、又は背面に長手方向に設けられる。プロジェクタモジュール155は、必要によって、無人駐車場管理システム100のどの位置にも設けられることは言うまでもない。
メモリ160は、制御部180の処理及び制御のためのプログラム(中央管理プログラム)が格納され、入出力されるデータ(メッセージ、オーディオ、静止画、動画など)の仮格納のための機能を果たすこともできる。前記メモリ160には、前記データのそれぞれに対する使用頻度も共に格納される。また、前記メモリ160には、前記タッチスクリーン上のタッチ入力時に出力される様々なパターンの振動及び音響に関するデータを格納する。
メモリ160は、フラッシュメモリ、ハードディスク、マルチメディアカードマイクロ、カードタイプのメモリ(例えば、SD又はXDメモリなど)、ラム(Random Access Memory、RAM)、SRAM(Static Random Access Memory)、ロム(Read−Only Memory、ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、PROM(Programmable Read−Only Memory)、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクの少なくとも1つのタイプの格納媒体を含む。無人駐車場管理システム100は、インターネット上で前記メモリ160の格納機能を行うウェブストレージ(web storage)に関連して動作することもできる。
インターフェース部170は、無人駐車場管理システム100に連結される全ての外部無人駐車場管理システムとの通路役割を果たす。インターフェース部170は、外部無人駐車場管理システムからデータを伝送されるか、電源を供給されて、無人駐車場管理システム100内の各構成要素に伝達するか、無人駐車場管理システム100内のデータが、外部無人駐車場管理システムに伝送されるようにする。例えば、有無線ヘッドセットポート、外部充填器ポート、有無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールが備えられた装置を連結するポート、オーディオI/O(Input/Output)ポート、ビデオI/Oポート、イヤホンポートなどが、インターフェース部170に含まれる。
識別モジュールは、無人駐車場管理システム100の使用権限を認証するための各種のデータを格納したチップであって、ユーザ認証モジュール(User Identify Module、UIM)、加入者認証モジュール(Subscriber Identify Module、SIM)、汎用ユーザ認証モジュール(Universal Subscriber Identity Module、USIM)を含む。識別モジュールが備えられた装置(以下、‘識別装置’という)は、スマートカード(smart card)形式で製作される。そこで、識別装置は、ポートを介して、無人駐車場管理システム100と連結される。
前記インターフェース部170は、無人駐車場管理システム100が外部クレードル(cradle)と連結されるとき、前記クレードルからの電源が無人駐車場管理システム100に供給される通路となるか、ユーザによって、前記クレードルから入力される各種の指令信号が、前記無人駐車場管理システム100に伝達される通路となり得る。前記クレードルから入力される各種の指令信号又は前記電源は、前記無人駐車場管理システム100が前記クレードルに正しく装着されたことを認知するための信号として動作される。
制御部180は、通常、無人駐車場管理システム100の全般的な動作を制御する。
また、制御部180は、カメラ121の映像再生及び映像分析のための映像分析装置181を備える。映像分析装置181は、制御部180内に設けられてもよく、制御部180と別に設けられてもよい。
また、制御部180は、前記タッチスクリーン上で行われる手書き入力又は描き入力をそれぞれ、文字及びイメージとして認識するパターン認識処理を行う。
更に、制御部180は、メモリ160に格納済みのプログラム(中央管理プログラム)を通じて。1つの無人駐車場又は複数の無人駐車場の状況(状態)と、無人駐車場の構成を制御する。
給電部190は、制御部180の制御により、外部の電源及び内部の電源を印加されて、各構成要素の動作に必要な電源を供給する。
料金計算機200は、ユーザから信号が入力され、入力される信号を制御部180へ送信する。そして、制御部180から駐車時間に対する料金データを受信し、料金データを出力して、ユーザに料金データに関する料金を決済させる。
ここで説明される様々な実施例は、例えば、ソフトウェア、ハードウェア、又はこれらの組み合わせを用いて、コンピュータ又はこれに類似した装置で読み出される記録媒体内で具現される。
ハードウェア的な具現によると、ここで説明される実施例は、ASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays、プロセッサ(processors)、コントローラ(controllers)、マイクロコントローラ(micro−controllers)、マイクロプロセッサ(microprocessors)、その他の機能を行うための電気的なユニットの少なくとも1つを用いて具現される。一部の場合、本明細書で説明される実施例が、制御部180自体で具現可能である。
ソフトウェア的な具現によると、本明細書で説明される手続き及び機能のような実施例は、別のソフトウェアモジュールで具現可能である。前記ソフトウェアモジュールのそれぞれは、本明細書で説明される1以上の機能及び作動を行うことができる。適切なプログラム言語で書かれたソフトウェア・アプリケーションでソフトウェアコードが具現される。前記ソフトウェアコードは、メモリ160に格納され、制御部180により行われる。
図2は、本考案におけるカメラを用いた車両検知システムの一例を示す概略図である。
図2に示しているように、本考案におけるカメラ121は、全方位カメラ又は単方向カメラであり、一例として、全方位カメラである場合、300万画素の全方位カメラとなる。
カメラ121は、車両検知領域10内の車両1を検知することになる。例えば、カメラ121は、12台の車両1を検知することができる。
また、カメラ121は、車両検知領域10内の車両に関して獲得する原本イメージ121aを、制御部180に送信する。
ディスプレイ部150は、マップ(MAP)が表示される第1のディスプレイ部151aと、車両検知領域10の実時間映像が表示される第2のディスプレイ部151bと、車両検知領域10内の駐車可能台数を出力する第3のディスプレイ部151cとを備える。
また、第1のディスプレイ部151a、第2のディスプレイ部151b、及び第3のディスプレイ部151cに表示される動画格納画素数は、300万画素15FPS(最大30FPS)である。
制御部180は、カメラ121が単方向カメラである場合、映像分析装置181の1台当たりのカメラ121と連結台数は、32台となる。
また、制御部180は、カメラ121から受信される原本イメージ121aを、メモリ160に格納する。
但し、制御部180は、カメラ121が全方位カメラである場合、制御部180は、原本イメージ121aを受信すると、原本イメージ121aの歪みを補正して、認識イメージ121bを生成し、認識イメージ121bをメモリ160に格納する。
また、制御部180は、PoE182をさらに含み、前記PoE182を介して、第3のディスプレイ部151cに、車両検知領域10内の駐車可能台数に関するデータが出力される。
図3は、本考案に関して、車両オブジェクト検知の一例を示す図であり、図4は、本考案に関して、車両及び人間が混合したオブジェクト検知の一例を示す図であり、図5は、本考案に関して、複数の駐車面及び出車面を設定する一例を示す図である。
図3乃至図5に示しているように、制御部180は、カメラ121が撮影した映像内でオブジェクトのモーションが感知されると、映像内でオブジェクトの認識を試みる。
制御部180は、映像内において、所定のサイズ以上のオブジェクトが存在するか否かを判断し、オブジェクトを基準に、一定の距離離隔した第1のオブジェクトボックス11と、第2のオブジェクトボックス12とを設定して、映像内でオブジェクト認識を試みる。ここで、第1のオブジェクトボックス11は、車両1を認識するためのデータであり、第2のオブジェクトボックス12は、人間2を認識するためのデータである。但し、制御部180は、該当段階において、オブジェクトから、車両1と人間2を判断することではない。
また、制御部180は、第1のオブジェクトボックス11又は第2のオブジェクトボックス12を介して、オブジェクト認識を成功する場合、認識したオブジェクトが、車両検知領域10内に、複数の駐車面の少なくとも1つである第1の駐車面13と重なる領域が発生するか否かを判断する。
更に、制御部180は、認識したオブジェクトと、第1の駐車面13とが重なる領域が発生する場合、認識したオブジェクトが、車両1又は人間2であるか否かを判断する。
もし、制御部180が認識したオブジェクトが車両1である場合、制御部180は、車両1が第1の駐車面13の全領域のうち、第1の割合以上の領域を占有するか否かを判断する。ここで、第1の割合は、例えば第1の駐車面13の全領域を1と仮定すると、第1の駐車面13との割合が1:0.8の割合を意味する。
また、制御部180は、車両1が、第1の駐車面13を第1の割合以上の領域で占有する場合、車両1が第1の駐車面13に入車されたことと決める。そして、車両1が第1の駐車面13に入車されたことと決めた入車時間を、メモリ160に格納する。
前記とは異なり、制御部180が認識したオブジェクトが人間2である場合、制御部180は、第1の駐車面13の状態が元の状態と判断する。ここで、元の状態とは、車両1の入車状態又は出車状態を意味する。
一方、制御部180は、駐車面13だけでなく、カメラ121の映像内で複数の駐車面毎に車両1の出車方向に出車面14を設定する。制御部180が出車面14を設定することは、車両1が出車されたか否かを判断する基準と、出車される車両1の出車時間とを確保するためである。
図6は、本考案に関して、第1の駐車面から車両が出車されたか否かと、出車される車両の出車時間とを決める一例を示す概略図である。
本考案を説明することに当たり、図6では、複数の駐車面のうち、第1の駐車面13を基準に説明する。
図6に示しているように、制御部180は、第1の駐車面13の出車方向に設定される出車面14内のオブジェクトが、車両1又は人間2であるか否かを判断する。
また、制御部180は、出車面14内のオブジェクトが車両1である場合、車両1が、出車面14を所定の時間以上の間、所定の第2の割合以上占有するか否かを判断する。ここで、所定の時間とは、3秒以上の時間をいう。そして、第2の割合とは、出車面14の全領域を1と仮定すると、出車面14との割合が1:0.9である割合をいう。
更に、制御部180は、車両1が、所定の時間以上、出車面14を第2の割合以上占有する場合、出車面14を占有する車両1が、第1の駐車面13から出車される車両1であるか否かを判断する。
また、制御部180は、出車面14を占有する車両1が、第1の駐車面13から出車される車両1である場合、車両1が、第1の駐車面13から出車されたことと決める。そして、車両1が、出車面14を第2の割合以上占有する最初の時点を、車両1の出車時間と決め、メモリ160に格納する。
一方、第1の駐車面13から1次出車された車両1は、料金計算機200から料金を計算する前に、複数の駐車面のうち、少なくとも1つの駐車面に再入車可能であり、再入車された駐車面から再出車されることができる。
以下では、第1の駐車面13から1次出車された車両1が、第1の駐車面13に再入車され、第1の駐車面13から再出車される一例を通じて、車両1の再入車及び再出車による駐車時間を決める一例を説明する。
まず、制御部180は、第1の駐車面13から1次出車された車両1が、第1の駐車面13を、第1の割合以上の領域で占有するか否かを判断する。
また、制御部180は、1次出車された車両1が、第1の駐車面13を、第1の割合以上の領域で占有する場合、1次出車された車両1が、第1の駐車面13に再入車されたことと決める。
更に、制御部180は、第1の駐車面13に再入車されたことと決めた車両1が、第1の駐車面13の出車面14を、第2の割合以上占有するか否かを判断する。
なお、制御部180は、第1の駐車面13に再入車された車両1が、出車面14を第2の割合以上占有する場合、第1の駐車面13に再入車された車両1が、第1の駐車面13から再出車される車両1であるか否かを判断する。
また、制御部180は、第1の駐車面13に再入車された車両1が、第1の駐車面13から再出車される場合、第1の駐車面13から再出車された車両1が、第1の駐車面13から再出車されたことと決める。
また、制御部180は、第1の駐車面13から再出車された車両1が、第1の駐車面13を第2の割合以上占有する最初の時点を、第1の駐車面13から再出車された車両1の再出車時間と決め、メモリ160に格納する。
すなわち、第1の駐車面13に再入車及び再出車される車両1の駐車時間は、第1の駐車面13に入車される時間から1次出車及び再入車された後、第1の駐車面13から再出車される時間を意味する。
図7は、本考案において、第1の駐車面から、出車面ではない経路を通じて、車両が出車されるか否かと、出車される車両の出車時間を決める一例を示す概略図である。
図7を参照して本考案を説明することに当たり、図7において、出車面14でない経路は、第1の駐車面13と隣接した出車状態の第2の駐車面15を基準に説明する。
図7に示しているように、制御部180は、第1の駐車面13に入車された車両が、第2の駐車面15を通じて出車する場合、第1の駐車面13に入車された車両が、第1の駐車面13の領域を第1の割合以上占有するか否かと、出車面14を、第2の割合以上占有するか否かを判断する。
また、制御部180は、第1の駐車面13に入車された車両が、第2の駐車面15を通じて出車され、第1の駐車面13の領域を第1の割合以下で占有し、出車面14の領域を第2の割合以下で占有する場合、第2の駐車面15を通じて出車される車両1が、第1の駐車面13の領域を、第1の割合以下で占有する最初の時点を車両の出車時間と決め、メモリ160に格納する。
更に、制御部180は、第2の駐車面15を通じて出車される車両1が、第1の駐車面13の領域を、第1の割合以下で占有する最初の時点に、アラーム部153からアラームが発するようにして、イベント発生を報知する。
ここで、イベント発生とは、第1の駐車面13に入車された車両1が、出車面14ではない他の経路を通じて、出車される状況を意味する。
図8は、本考案において、駐車時間による料金を決済させる料金計算機を説明するための正面図である。
図8に示しているように、料金計算機200は、本体201と、ディスプレイ202と、第1の料金決済部203と、第2の料金決済部204と、料金返却部205とを備える。
本体201は、料金計算機200をなす筐体であって、ディスプレイ202と、第1の料金決済部203と、第2の料金決済部204と、料金返却部205とを備える。
ディスプレイ202は、無人駐車場管理システム100で処理されるデータである車両1の駐車面選択画面、駐車面に駐車された車両1の確認画面、及び車両1の駐車時間と、駐車時間に対する料金データ画面を出力する。このようなディスプレイ202は、ユーザのタッチ動作を感知するセンサが設けられ、出力装置の他に、入力装置としても用いられる。
第1の料金決済部203は、紙幣又は小銭などの決済手段が投入されて、車両1の駐車時間に対する料金を決済させる。
ここで、ディスプレイ202は、第1の料金決済部203を介して投入された金額を出力し、料金の決済が完了すると、決済済みのメッセージを出力する。
第2の料金決済部204は、QRコードなどの認識コードを介して、車両1の駐車時間に関する料金を決済させる。
ここで、ディスプレイ202は、第2の料金決済部204を介して投入された金額を出力し、料金の決済が完了すると、決済済みのメッセージを出力する。
料金返却部205は、第1の料金決済部203を介して決済された料金の返還料金を返却する。
上述した本考案の実施例は、様々な手段により具現可能である。例えば、本考案の実施例は、ハードウェア、ファームウエア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせなどによって具現される。
ハードウェアによる具現の場合、本考案の実施例は、1又はそれ以上のASICs(Application Specific Integrated Circuits)、DSPs(Digital Signal Processors)、DSPDs(Digital Signal Processing Devices)、PLDs(Programmable Logic Devices)、FPGAs(Field Programmable Gate Arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現可能である。
ファームウエアやソフトウェアによる具現の場合、本考案の実施例は、以上で説明した機能又は動作を行うモジュール、手続き又は関数などの形態で具現される。ソフトウェアコードは、メモリユニットに格納され、プロセッサによって駆動される。前記メモリユニットは、前記プロセッサ内部又は外部に位置し、既に公知された様々な手段によって、前記プロセッサとデータをやり取りすることができる。
上述したように開示された本考案の好適な実施例に関する詳細な説明は、当業者が本考案を具現して実施できるように提供される。前記では、本考案の好適な実施例を参照して説明したが、当該技術の分野における熟練した当業者は、本考案の領域から逸脱しない範囲内で、本考案を様々にに修正及び変更できることを理解するだろう。例えば、当業者は、上述した実施例に記載された各構成を互いに組み合わせる方式で利用可能である。よって、本考案は、ここに現れた実施形態に制限さることではなく、ここで開示された原理及び新規の特徴と一致する最広の範囲を付与しようとすることである。
本考案は、本考案の精神及び必須の特徴を逸脱しない範囲で、他の特定の形態として具体化することができる。そこで、前記の詳細な説明は、あらゆる面で制限的に解析されてはいけず、例示的なことと考慮されるべきである。本考案の範囲は、添付の請求項の合理的な解析によって決められるべきであり、本考案の等価的な範囲内での全ての変更は、本考案の範囲に含まれる。本考案は、ここに現れた実施形態に制限されるものではなく、ここで開示された原理及び新規の特徴と一致する最広の範囲を付与しようとすることである。また、請求の範囲で明示的な引用関係のない請求項を組み合わせして実施例を構成するか、出願後の補正によって、新たな請求項を含むことができる。
1: 車両
2: 人間
10: 車両検知領域
11: 第1のオブジェクトボックス
12: 第2のオブジェクトボックス
13: 第1の駐車面
14: 第1の駐車面の出車面
15: 第2の駐車面
16: 第2の駐車面の出車面
100: 無人駐車場管理システム
110: 無線通信部
111: 放送受信モジュール
112: 移動通信モジュール
113: 無線インターネットモジュール
114: 近距離通信モジュール
115: 位置情報モジュール
120: A/V入力部
121: カメラ
121a: 原本イメージ
121b: 認識イメージ
122: マイク
130: ユーザ入力部
140: 感知部
141: 近接センサ
150: 出力部
151: ディスプレイ部
151a: 第1のディスプレイ部
151b: 第2のディスプレイ部
151c: 第3のディスプレイ部
152: 音響出力モジュール
153: アラーム部
154: ハプティックモディユル
155: プロジェクタモジュール
160: メモリ
170: インターフェース部
180: 制御部
181: 映像分析装置
190: 給電部
200: 料金計算機
201: 本体
202: ディスプレイ
203: 第1の料金決済部
204: 第2の料金決済部
205: 料金返却部
2: 人間
10: 車両検知領域
11: 第1のオブジェクトボックス
12: 第2のオブジェクトボックス
13: 第1の駐車面
14: 第1の駐車面の出車面
15: 第2の駐車面
16: 第2の駐車面の出車面
100: 無人駐車場管理システム
110: 無線通信部
111: 放送受信モジュール
112: 移動通信モジュール
113: 無線インターネットモジュール
114: 近距離通信モジュール
115: 位置情報モジュール
120: A/V入力部
121: カメラ
121a: 原本イメージ
121b: 認識イメージ
122: マイク
130: ユーザ入力部
140: 感知部
141: 近接センサ
150: 出力部
151: ディスプレイ部
151a: 第1のディスプレイ部
151b: 第2のディスプレイ部
151c: 第3のディスプレイ部
152: 音響出力モジュール
153: アラーム部
154: ハプティックモディユル
155: プロジェクタモジュール
160: メモリ
170: インターフェース部
180: 制御部
181: 映像分析装置
190: 給電部
200: 料金計算機
201: 本体
202: ディスプレイ
203: 第1の料金決済部
204: 第2の料金決済部
205: 料金返却部
Claims (10)
- 少なくとも1つの映像を獲得するカメラと、
前記映像内でモーションが感知されると、前記映像でオブジェクト認識を試み、認識したオブジェクトを車両と判断する場合、前記車両の駐車時間に対する料金データを算出する制御部と、
信号が入力される場合、前記信号を制御部に送信して、前記制御部から前記料金データを受信し、前記受信した料金データを出力して、前記料金データに対する料金を決済させる料金決済機とを含み、
前記制御部は、前記車両が、複数の駐車面のうち、少なくとも1つの第1の駐車面に入車される入車時間から、前記第1の駐車面より出車される出車時間までの料金データを算出することを特徴とする無人駐車場管理システム。 - 前記制御部は、前記オブジェクト認識を成功する場合、前記認識したオブジェクトが、前記第1の駐車面と重なる領域が発生するか否かを判断し、
前記第1の駐車面と重なる領域が発生した場合、前記オブジェクトが、前記車両又は人間であるか否かを判断し、
前記認識したオブジェクトが車両である場合、前記車両が、前記第1の駐車面の全領域のうち、所定の第1の割合以上の領域を占有するか否かを判断し、
前記車両が、前記第1の駐車面を前記第1の割合以上の領域で占有する場合、前記車両が、前記第1の駐車面に入車されたことと決定し、前記車両が、前記第1の駐車面に入車される入車時間をメモリに格納し、
前記料金決済機から前記信号が受信される場合、前記メモリに格納された入車時間から、前記第1の駐車面に入車された車両が出車される出車時間までの料金データを生成して、前記料金決済機に送信することを特徴とする請求項1に記載の無人駐車場管理システム。 - 前記制御部は、
前記映像内で前記複数の駐車面毎に出車方向に出車面を設定し、
前記出車面のうち、前記第1の駐車面の出車面内のオブジェクトが、前記車両又は前記人間であるか否かを判断し、
前記オブジェクトが前記車両である場合、前記車両が、所定の時間以上、前記第1の駐車面の出車面を、所定の第2の割合以上占有するか否かを判断することを特徴とする請求項2に記載の無人駐車場管理システム。 - 前記制御部は、
前記車両が、前記所定の時間以上の間、前記第1の駐車面の出車面を前記第2の割合以上占有する場合、前記車両が、前記第1の駐車面から出車される車両であるか否かを判断し、
前記車両が、前記第1の駐車面から出車される車両である場合、前記車両が、前記第1の駐車面から出車されたことと決定し、
前記第1の駐車面から出車される車両が、前記第1の駐車面の出車面を前記第2の割合以上占有する最初の時点を、前記第1の駐車面から出車される車両の出車時間と決定して、前記メモリに格納することを特徴とする請求項3に記載の無人駐車場管理システム。 - 前記制御部は、
前記第1の駐車面から1次出車された車両が、前記複数の駐車面のうち、少なくとも1つの駐車面を前記第1の割合以上の領域で占有するか否かを判断し、
前記1次出車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面を、前記第1の割合以上の領域で占有する場合、前記1次出車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面に再入車されたことと決定し、
前記再入車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面の出車面を、前記第2の割合以上占有するか否かを判断し、
前記再入車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面の出車面を、前記第2の割合以上占有する場合、前記再入車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面から再出車される車両であるか否かを判断し、
前記再入車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面から再出車される場合、前記再出車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面から再出車されたことと決定し、
前記再出車された車両が、前記少なくとも1つの駐車面の出車面を、前記第2の割合以上占有する最初の時点を、前記再出車された車両の再出車時間と決定して、前記メモリに格納することを特徴とする請求項4に記載の無人駐車場管理システム。 - 前記制御部は、
前記第1の駐車面に入車された車両が、前記第1の駐車面の出車面でない経路を通じて出車する場合、前記車両が、前記第1の駐車面を、前記第1の割合以上占有するか否かと、前記出車面を、前記第2の割合以上占有するか否かを判断し、
前記車両が前記経路に沿って出車され、前記第1の駐車面を前記第1の割合以下で占有し、且つ、前記出車面を前記第2の割合以下で占有する場合、前記第1の駐車面を前記第1の割合以下で占有する最初の時点を、前記車両の出車時間と決定して前記メモリに格納し、
前記車両が、前記第1の駐車面を、前記第1の割合以下で占有する最初の時点に信号を発生させて、イベント発生を報知することを特徴とする請求項3に記載の無人駐車場管理システム。 - 前記制御部は、
前記オブジェクトが前記人間である場合、前記複数の駐車面状態が元の状態であると判断し、
前記元の状態は、入車又は出車であることを特徴とする請求項3に記載の無人駐車場管理システム。 - 前記制御部は、
前記映像内で所定のサイズ以上のオブジェクトが存在するか否かを判断し、前記オブジェクトを基準に、一定の距離離隔したオブジェクトボックスを設定し、
前記オブジェクトボックス内のオブジェクトが、前記車両又は前記人間であるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の無人駐車場管理システム。 - 前記カメラは、前記映像を獲得するための全方位カメラ又は単方向カメラであることを特徴とする請求項1に記載の無人駐車場管理システム。
- 前記制御部は、前記全方位カメラから前記映像を受信する場合、前記オブジェクト認識を試みる前に、前記獲得した映像の歪みを補正することを特徴とする請求項9に記載の無人駐車場管理システム。
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JP2019001516U JP3222136U (ja) | 2019-04-25 | 2019-04-25 | 無人駐車場管理システム |
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JP2019001516U Active JP3222136U (ja) | 2019-04-25 | 2019-04-25 | 無人駐車場管理システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111613084A (zh) * | 2020-05-09 | 2020-09-01 | 北京筑梦园科技有限公司 | 一种停车场管理方法、服务器及停车管理系统 |
-
2019
- 2019-04-25 JP JP2019001516U patent/JP3222136U/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111613084A (zh) * | 2020-05-09 | 2020-09-01 | 北京筑梦园科技有限公司 | 一种停车场管理方法、服务器及停车管理系统 |
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