JP3222058U - 洋傘吊持用のホルダー - Google Patents

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鴻池 良一
良一 鴻池
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スケーター株式会社
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Abstract

【課題】洋傘を下向きとして手元のフック部をテーブル等の台面に載置した状態で吊持する際、該フック部を支持するためのホルダーを提供する。
【解決手段】洋傘の手元のフック部を挿入保持するカップ部5と、該カップ部の外側面から径方向に延設されたストッパ部6を備えており、カップ部の底面は、台面Tに載置されたとき、該カップ部を起立姿勢と傾斜姿勢の間で姿勢変更自在とする球状の湾曲面部9を形成し、ストッパ部は、カップ部を起立姿勢とした状態で、台面に向けて斜め下向きに対向するアーム部10と、先端に位置して台面に当接する接支部11を弾性材により一体成形している。
【選択図】図1

Description

本考案は、フック部を形成した手元を有する洋傘を下向きとして、前記フック部をカウンターやテーブル等の台面に載置した状態で吊持する際、該フック部を好適に支持することができるように構成した洋傘吊持用のホルダーに関する。
従来、洋傘の手元は、洋傘の中棒から延びるグリップ部に折り返されたフック部を形成したものが公知である。
そして、このような公知の手元を備えた洋傘は、洋傘を下向きとして、フック部をカウンターやテーブル等の台面に載置した状態で吊持することができる利点がある。
ところが、フック部を台面に載置した状態で、いわば引掛け状態で洋傘を吊持しているに過ぎないので、フック部が台面上を滑って動くと、簡単容易に台面から脱落する問題がある。
このため、特許文献1のように、フック部の先端にゴム製の滑り止め具を装着する考案や、特許文献2のように、台面上に安定的に載置した保持具の凹部にフック部の先端を挿入係止する考案が提案されている。
実用新案登録第3133096号公報 実用新案登録第3162480号公報
特許文献1や特許文献2により提案された従来技術は、何れも、カウンターやテーブル等の台面から手元のフック部の先端が滑り落ちることを防止する点においては効果があるが、吊持された洋傘の揺動を防止することができないという問題がある。
フック部を形成した手元を有する洋傘は、フック部の先端をテーブルの台面に載置した引掛け状態で吊持したとき、洋傘は、自重によるモーメントにより、フック部の下方に移動させられる。
従って、ユーザが手元を手指で把持することによりフック部の先端をテーブル等の台面に載置した後、手指から放すと、洋傘がテーブル等の下側に向けて揺動すると共に元の位置に向けて揺動し、暫くの間は、往復揺動を繰り返すことになる。
このように洋傘が揺動するときは、滴下する雨水を床面にばら撒いてしまう問題があり、しかも、テーブル等の下側領域の奥深くまで揺動するので、例えば、テーブル等の下側の棚に衣服等が収納されている場合は、衣服等に接触して濡らしてしまうという問題がある。
本考案は、上記問題を解決したホルダーを提案するものであり、カップ部に手元のフック部を挿入保持した状態で、ユーザが手元を手指で把持することによりカップ部の底面をテーブル等の台面に載置した後に手指を放したとき、該底面に形成された球状の湾曲面部を介してカップ部を起立姿勢と傾斜姿勢の間で姿勢変更自在とすることにより台面上での滑動を防止する他、ストッパ部が接支部を台面に接支させた状態で、アーム部の弾性により洋傘の揺動を吸収しながら揺動を阻止するように構成したホルダーの提供を課題としている。
そこで、本考案が手段として構成したところは、洋傘の手元に関して、洋傘の中棒から延びるグリップ部と、該グリップ部から折り返されたフック部を形成して成り、洋傘を下向きとしてフック部の先端を平坦な台面に載置することにより洋傘を吊持可能とする構成において、前記フック部に装着されるホルダーであり、前記フック部の先端部を挿入保持するカップ部と、該カップ部の外側面から径方向に延設されたストッパ部を備えており、前記カップ部の底面は、前記台面に載置されたとき、該カップ部を起立姿勢と傾斜姿勢の間で姿勢変更自在とする球状の湾曲面部を形成し、前記ストッパ部は、前記カップ部を前記起立姿勢とした状態で、台面に向けて斜め下向きに対向するアーム部と、先端に位置して台面に当接する接支部を備え、前記アーム部と接支部を弾性材により一体成形して成る点にある。
前記カップ部とストッパ部は、弾性材により一体成形することが好ましい。
本考案の好ましい実施形態において、前記カップ部は、前記フック部の先端部を挿入させる円形穴の内周面に弾性リブを形成しており、該弾性リブにより前記フック部の先端部を弾性保持するように構成されている。
本考案によれば、カップ部5に洋傘1の手元3のフック部3bを挿入保持した状態で、ユーザが手元3を手指で把持することによりカップ部5の底面をテーブル等の台面Tに載置した後に手指を放したとき、該底面に形成された球状の湾曲面部9を介してカップ部5を起立姿勢と傾斜姿勢の間で姿勢変更自在とすることにより台面Tの上で滑動することを防止する他、ストッパ部6が接支部11を台面に接支させた状態で、アーム部10の弾性変形と弾性復元力により洋傘の揺動を吸収しながら揺動を阻止し、小さい角度の傾斜姿勢で直ちに静止させることができるという効果がある。
本考案の第1実施形態に係るホルダーを示しており、(A)は斜視図、(B)はA−A断面図、(C)はB−B断面図である。 第1実施形態に係るホルダーの作用に関して、(A)はホルダーを装着していない場合の作用を示す説明図、(B)は手元のフック部に装着したホルダーを台面に載置した状態を示す説明図、(C)はホルダーにより洋傘の揺動が防止されている状態を示す説明図である。 本考案の第2実施形態に係るホルダーを示しており、(A)は斜視図、(B)はC−C断面図、(C)はD−D断面図である。 第2実施形態に係るホルダーの作用に関して、(A)はホルダーを装着していない場合の作用を示す説明図、(B)は手元のフック部に装着したホルダーを台面に載置した状態を示す説明図、(C)はホルダーにより洋傘の揺動が防止されている状態を示す説明図である。
以下図面に基づいて本考案の好ましい実施形態を詳述する。
<第1実施形態>
図1及び図2は、本考案に係るホルダーの第1実施形態を示している。
(技術的構成)
本考案のホルダーは、図2(A)に示すような洋傘1、つまり、中棒2に取付けられた手元3に関して、中棒2から延びるグリップ部3aと、該グリップ部から折り返されたフック部3bを形成した洋傘1に使用されるものである。
このような手元3を備えた洋傘1は、同図に示すように、洋傘1を下向きとして、フック部3bの先端をカウンターやテーブル等の台面Tに載置した状態で吊持することができる。
そこで、図1に示すように、ホルダー4は、カップ部5と、該カップ部5の外側面から径方向に延設されたストッパ部6を備えている。カップ部5とストッパ部6は、ゴムやエラストマー等の弾性材により成形されており、両者5、6は、個別に成形したものを接着等により固着しても良いが、全体を一体成形されることが好ましい。
前記カップ部5は、前記洋傘1における手元3のフック部3bの先端部を挿入させるための円形穴7を形成し、該円形穴7の内周面に弾性リブ8を設けている。円形穴7は、穴底に向けて内径が次第に小さくなるテーパ穴を構成することが好ましく、弾性リブ8は、円形穴7の軸方向に延びるものが周方向に間隔をあけて複数条配列されていることが好ましい。これにより、円形穴7に挿入されたフック部3bの先端部は、円形穴7の底部近傍において弾性リブ8により弾性保持される。
カップ部5の底面は、前記台面Tに載置されたとき、図1(B)に示すように、該カップ部5を起立姿勢と傾斜姿勢の間で姿勢変更自在とする球面状の湾曲面部9を形成している。
前記ストッパ部6は、図1(C)に示すように、前記湾曲面部9を台面Tに載置してカップ部5を起立姿勢とした状態で、台面Tに向けて斜め下向きに対向するアーム部10と、該アーム部の先端に位置して台面Tに当接する接支部11を備えている。この際、上述のように、アーム部10と接支部11は、弾性材により一体成形されている。
第1実施形態の場合、ストッパ部6は、吊下げストラップのような外観を呈する意匠デザインのものに形成され、帯片を水滴状に折曲したループを表すことにより、アーム部10を一対の帯片10a、10aにより構成し、両帯片の折返し湾曲部により接支部11を構成している。
従って、洋傘1のフック部3bに装着する前のホルダー4は、例えば、商品として棚の載置面Tに載置して陳列したり、ユーザが使用待機状態としてテーブル等の載置面Tに載置したりするとき、カップ部5の湾曲面部9が不安定であり転倒しやすい構成であるにも関わらず、ストッパ部6の接支部11を載置面Tに接支させることにより、好適に起立姿勢を保持することができる。
(作用)
図2に基づいて作用を説明する。
上述の通り、洋傘1は、図2(A)に示すように、下向きとして、フック部3bの先端をテーブル等の台面Tに載置した引掛け状態で吊持させたとき、自重によるモーメントにより、フック部3bの下方に向けて揺動し、暫くの間は、往復揺動を繰り返すことにより、種々の問題を生じる。
これに対して、フック部3bにホルダー4を装着した場合の作用を図2(B)(C)に示している。
ホルダー4のカップ部5にフック部3bを挿入する際、フック部3bとグリップ部3aを結ぶ線上にストッパ部6が位置するように位置決めする。図示の場合、ストッパ部6をグリップ部3aに向けて位置決めし、円形穴7に挿入したフック部3bの先端部を穴底の近傍で弾性リブ8により保持している。弾性リブ8で保持された状態のフック部3bは、周方向に回動が阻止され、位置決め状態で保持される。
図2(B)に示すように、ユーザが手元3を手指で把持することによりカップ部5を起立姿勢として底面をテーブル等の台面Tに載置したとき、ストッパ部6の接支部11が同時に台面Tに接支する。カップ部5の底面の湾曲面部9とストッパ部6の接支部11は、弾性材による十分な摩擦抵抗を有しているので、台面Tを滑動して脱落するおそれはない。
ユーザが手元3から手指を放したとき、図2(C)に示すように、洋傘1は、自重によるモーメントにより、フック部3bの下方に向けて揺動し、ホルダー4もカップ部5の湾曲面部9を介して起立姿勢から傾斜姿勢へと姿勢変更するが、このとき、ストッパ部6の接支部11が台面Tに接支された状態で、アーム部10が弾性変形することにより洋傘1の揺動を吸収すると共に、弾性復元力により揺動を阻止する。
これにより、洋傘1は、図2(B)に示すようにカップ部5が起立姿勢とされた状態から、図2(C)に示すようにカップ部5がストッパ部6に向けて若干の角度だけ傾斜姿勢とされた状態で、静止させられる。従って、台面Tに吊持された洋傘1は、ホルダー1を装着していない場合は、図2(A)に示すように顕著な傾斜姿勢とされるのに対して、ホルダー1を装着することにより、図2(C)に示すような傾斜角度の小さい傾斜姿勢として吊持される。しかも、ホルダー1を装着することにより、往復揺動を繰り返すことはなく、直ちに静止させられる。
<第2実施形態>
図3及び図4は、本考案に係るホルダーの第2実施形態を示している。
第2実施形態におけるホルダー1の技術的構成及び作用は、上述した第1実施形態と同様であるから、同一構成要素は同一符号により図示しており、第1実施形態の上述した説明を援用することにより、重複説明を省略する。
第2実施形態の場合、ホルダー1の外観として第1実施形態と異なる意匠デザインが採用され、カップ部5は、猫等の動物を模した頭部5aと胴部5bが表され、頭部5aには耳部5cが表されている。また、ストッパ部6は、動物の尻尾部6aを表し、棒状のアーム部10と、先端の接支部11を構成している。
図3(A)(B)(C)は、第1実施形態について説明した図1(A)(B)(C)に対応しており、図4(A)(B)(C)は、第1実施形態について説明した図2(A)(B)(C)に対応しているので、上述の説明を援用する。
1 洋傘
2 中棒
3 手元
3a グリップ部
3b フック部
4 ホルダー
5 カップ部
5a 頭部
5b 胴部
5c 耳部
6 ストッパ部
6a 尻尾部
7 円形穴
8 弾性リブ
9 湾曲面部
10 アーム部
10a 帯片
11 接支部

Claims (3)

  1. 洋傘の手元に関して、洋傘の中棒から延びるグリップ部(3a)と、該グリップ部から折り返されたフック部(3b)を形成して成り、洋傘を下向きとしてフック部(3b)の先端を平坦な台面(T)に載置することにより洋傘を吊持可能とする構成において、前記フック部(3b)に装着されるホルダー(4)であり、
    前記フック部の先端部を挿入保持するカップ部(5)と、該カップ部の外側面から径方向に延設されたストッパ部(6)を備えており、
    前記カップ部(5)の底面は、前記台面(T)に載置されたとき、該カップ部を起立姿勢と傾斜姿勢の間で姿勢変更自在とする球状の湾曲面部(9)を形成し、
    前記ストッパ部(6)は、前記カップ部を前記起立姿勢とした状態で、台面(T)に向けて斜め下向きに対向するアーム部(10)と、先端に位置して台面(T)に当接する接支部(11)を備え、前記アーム部(10)と接支部(11)を弾性材により一体成形して成ることを特徴とする洋傘吊持用のホルダー。
  2. 前記カップ部(5)とストッパ部(6)は、弾性材により一体成形されて成ることを特徴とする請求項1に記載の洋傘吊持用のホルダー。
  3. 前記カップ部(5)は、前記フック部(3b)の先端部を挿入させる円形穴(7)の内周面に弾性リブ(8)を形成しており、該弾性リブにより前記フック部の先端部を弾性保持するように構成されて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の洋傘吊持用のホルダー。
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