JP6871490B2

JP6871490B2 - 中心の上面および下面に凹みを設け下面に傾斜を設け外周に重錘を装着し環状脚部分に傾斜を設けた皿回し用皿と両端が尖った短い皿回し用棒

Info

Publication number: JP6871490B2
Application number: JP2015252557A
Authority: JP
Inventors: 正幸古谷
Original assignee: 正幸古谷
Priority date: 2015-12-07
Filing date: 2015-12-07
Publication date: 2021-05-12
Anticipated expiration: 2035-12-07
Also published as: JP2017104461A

Description

この発明は、中心の上面および下面に凹みを設け、環状脚部分より内側の下面に傾斜を設け、外周に重錘を装着し、環状脚部分に傾斜を設けた皿回し用皿および、両端が尖り短い皿回し用棒に関するものである。

従来、皿回し用皿の環状脚部分より内側は平坦な形をしていた。また、環状脚部分は垂直であり、環状脚部分の下端内側に突起物を設けていた。皿回し用棒は一方の先端しか尖っておらず、長かった。

特開平８−７１２５９

これは、次のような欠点があった。皿回し用皿の環状脚部より内側の下面は平坦な形をしており、回転中は常に棒を動かしていなければならなかった。上面が平坦であったため他の物を乗せることが出来なかった。以上のように、従来の皿回し用皿における技芸の自由度は低かった。また、皿回し用皿の環状脚部分の突起は技芸に失敗した際に指などを掛けて怪我をする可能性があった。皿回し用棒については長いため足の下や背中の後ろを通すことと皿回し用棒を投げ上げることが困難であった。さらに、皿回し用棒は一方の端でしか皿回し用皿を回すことができなかった。

皿回し用皿の中心の上下面に凹みを設け、皿回し用皿の環状脚部分より内側の下面に傾斜を設け、皿回し用皿の外周に重錘を装着し、皿回し用皿の環状脚部分に傾斜を設けた。皿回し用棒は両端を尖らせ、短くした。

皿回し用皿の中心の下面の凹みのため、皿回し用棒を動かし続けていなくても回転が維持できる。
皿回し用皿の環状脚部分の内側の傾斜のため、中心の下面の凹みに容易に皿回し用棒を誘導できる。
皿回し用皿の外周の重錘のため回転中の皿回し用皿が安定する。
皿回し用皿の環状脚部分が傾斜しているため、突起がなくても皿回し用皿を皿回し用棒の上に保持し、回転を停止しても皿回し用皿は皿回し用棒から離脱しない。また、指を掛けて怪我をする可能性が低い。
皿回し用皿の中心の上面に凹みを設けることで、皿回し用皿の上下を反転させる技芸と皿回し用皿の上にさらに皿回し用棒および装飾品を乗せる技芸が可能になった。
皿回し用棒の両端を尖らせることで、皿回し用棒を反転させる技芸および、皿回し用皿の上に皿回し用皿を乗せた皿回し用棒を乗せる技芸が可能になった。
皿回し用棒を短くすることで、皿回し用棒の上で回転している皿回し用皿を背中の後ろおよび足の下を通す技芸、および皿回し用棒を投げ上げる技芸が容易になった。

皿回し用棒を円運動させている状態の断面図である。皿回し用棒を停止させ皿回し用皿が回転している状態の断面図である。本発明の回転開始時および回転停止時の断面図である皿回し用皿を上下反転させて使用した際の断面図である。皿回し用皿の中心上面の凹みに皿および棒を乗せた状態の断面図である。皿回し用皿の中心上面の凹みに装飾品を乗せた状態の断面図である。

以下、本発明について図を用いて説明する。
図１には皿回し用棒を円運動させることで回転している皿回し用皿の断面図を示した。棒は環状脚部に接している。棒を停止させることで皿は重力に従って下方に移動し、中心下面の凹みに棒の先端が誘導され、図２の状態となる。図２の状態では皿回し用皿の中心下面の凹みに皿回し用棒の先端を挿入されている。棒を動かし続けなくても皿の回転を維持できる。皿の外周に重錘に設けられた重錘により回転モーメントが増し、回転中の皿の安定を得る。また、回転している皿を水平方向に動かす上で、皿と棒の位置関係が変化しにくく、技芸の幅を広げることができる。

図３に皿回し用棒の上に回転していない皿回し用皿を掛けた状態を示した。環状脚部分の傾斜により皿は棒の先端から落下しない。また、皿の落下中に勢いよく指を掛けることによる怪我の可能性を減少させる。

図４および図５および図６は皿回し用皿の中心の上面の凹みの用い方を示した。中心上面に設けられた凹みと皿回し用の棒の両端がとがっていることにより回転中の皿の上面に棒または回転中の皿と棒を乗せることが可能になる。また、食品サンプルをはじめとした装飾を乗せることが可能となる。

また、棒の両端を尖らせたことにより、棒を反転させて使うことが可能になった。棒をリズミカルに反転させるなど技芸の幅が広がった。棒を投げ上げた際に、棒のどちら側を掴んでも速やかに皿を乗せた状態に復帰することが可能になり、技芸の安定性が増した。また、皿回し用棒を６０ｃｍ以下まで短くすることで回転している皿および棒を、背中の後ろおよび足の下を通す技芸、および棒を投げ上げる技芸が容易になった。

１環状脚部分より内側の下面
２重錘、３環状脚部分
４中心下面の凹み
５棒
６中心上面の凹み
７にぎり寿司の食品サンプル

Claims

皿回し用皿の上面の中心に皿回し用棒の先端の傾斜に適合する凹みを設けたことを特徴とする皿回し用皿。