JP3222055U - ワークブース - Google Patents

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弘美 吉見
弘美 吉見
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有限会社グローバルアーツ
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Abstract

【課題】騒音環境のなかでも外部からの音を遮断することができる移動型の室内環境を構成するワークブースを提供する。【解決手段】外部からの音を遮蔽するワークブースであって、発泡ウレタン素材からなる外壁材2と、アクリル繊維からなるグラスウールを圧縮した圧縮材からなる内壁材3と、を組み合わせた壁面1aと底面1bとを有している。ワークブースは、開閉扉5の周囲に外部からの音を遮蔽する扉遮蔽部と、外部からの振動を遮断する床面振動抑制部と、を有している。【選択図】図1

Description

本考案は、騒音環境のなかでも外部からの音を遮断することができる移動型の室内環境を提供できるワークブースである。
従来より、外部からの音を遮断する防音、吸音構造となった遮音室に関する発明が提供されている。
特開2015−113642号公報
特許文献1に記載の発明は、壁パネル及び天井パネルからなり、1つの壁パネルにドアを設けている。壁パネル及び天井パネルは遮音室の外側に露出した外面板と遮音室の内部空間に露出した内面板と両者の間に配置された吸音材とを基本要素としている。外面板は鋼板やステンレス板のような金属板からなり、穴は空いていない。他方、内面板は鋼板やステンレス板に多数の小穴を空けたパンチングメタルが使用されている。吸音材は無機質のグラスウールが使用されている。
しかし、考案者は、完全に外部の騒音をシャットアウトするようなワークブースは却って危険を招き好ましくなく、適宜外部からの音を遮断し、外部からの振動を抑制しつつ、内部の音を一定の反響させることを維持することが必要であることを踏まえ、壁面や底面の構成が重要と考えていた。
そこで、騒音環境のなかでも外部からの音を適切に遮断することができる移動型の室内環境を提供できるワークブースが望まれていた。
本考案のワークブースは、外部からの音を遮蔽するワークブースであって、発泡ウレタン素材からなる外壁材と、アクリル繊維からなるグラスウールを圧縮した圧縮材からなる内壁材と、を組み合わせた壁面と底面とを有し、開閉扉の周囲に外部からの音を遮蔽する扉遮蔽部と、外部からの振動を遮断する床面振動抑制部と、を有することを特徴とする。
床面振動抑制部とは、ワークブース内に敷き詰めたカーペット材であって、前記カーペット材は、合成樹脂からなる下面部と、高さ9mm以上の直毛体を備えた上面部とを接着層で一体化することが好ましい。
扉遮蔽部は、ワークブース外壁の扉設置開放部の周囲から外方に向けて配置した弾性樹脂からなる突出縁と、該突出縁を介して開閉するヒンジと、閉鎖状態を保持するロック部とを備え、さらに底面に移動用キャスターを備えることが好ましい。
発泡ウレタン素材からなる外壁材と、アクリル繊維からなるグラスウールを圧縮した圧縮材からなる内壁材とを組み合わせた壁面に加え、前記外壁材と前記内壁材とを組み合わせた内天井面を、前記壁面の上縁よりも下方に設置することにより中階層を形成し、前記中階層にドレインレス空調機を設置することが好ましい。
請求項1〜4記載の考案により、騒音環境のなかでも外部からの音を遮断した移動型の室内環境を提供することができる。
本考案の実施形態に係るワークブースの斜視図である。 壁面の模式図である。 底面の模式図である。
本考案のワークブースは鉄道のホーム上などの騒音・振動環境下に設置して用いるものである。ワークブースは外部からの音を遮蔽することによりブース内に静かな作業環境を提供する。
ワークブースは内部にポストフォーム加工した机と背もたれ付き椅子とを固定して有し、図1に示すように、平均体型の成人男性が机に向かい椅子に着座して事務作業などを快適に行うことが可能な程度の広さに形成した箱形状としている。ワークブースの外寸は左右幅を1500mmとし、前後長を1050mmとし、上下高さを2350mmとしている。内寸は左右幅を1340mmとし、前後長を916mmとし、上下高さを1908mmとしている。
ワークブースは、図2に示すように、外壁材2と、内壁材3と、を組み合わせた合せ材により、壁面1aと底面1bと内天井面1cとを形成している。
外壁材2は、鋼板2aを表面として発泡ウレタン素材2bを設けたサンドイッチパネルからなる不燃・焼付カラー鋼板として、ワークブースの外観を焼付け塗装により形成している。
内壁材3は、一般的なアクリル繊維からなるグラスウールを圧縮機により圧縮したグラスウール圧縮材を用いている。本実施形態においては密度96kg/m3に圧縮した圧縮材3aにより形成した保温吸湿材からなり、厚みを25mmとしている。本考案において密度は80〜110kg/m3程度のものであれば良く、概ね90kg/m3の密度であることが好ましい。なお、内壁材3の表面にガラスクロス3bを備えて仕上げている。
本実施形態のウレタン素材2bによる外壁材2とガラスウール圧縮材3aによる内壁材3を用いることにより、外部からの騒音を吸音しつつ反響を抑え、より快適なワークブースとすることができる。なお、これらの外壁材2と内壁材3とを用いることが必要であるが、表面材には適宜変更することができる。但し、内壁材3のガラスクロス3bを用いることは内部の音の反響を適切に行うために用いることが好ましい。
ワークブースは、図1に示すように、壁面1aの一部に扉設置開放部4を有し、扉設置開放部4を出入り口としている。この扉設置開放部4は、片開きの開閉扉5と、この開閉扉5の周囲を覆い外部からの音を遮蔽する扉遮蔽部とにより開閉可能に閉塞される。
開閉扉5は、透明または半透明の樹脂板5aと、この樹脂板5aよりも一回り大きく樹脂板5aの周端を囲む長方形状の枠体5bとからなる。樹脂板5aは板厚25mmのポリカーボネートからなり、例えば一部をサンド仕上げしてプライバシーを保護しつつブース内の人(使用)の有無を確認可能としている。枠体5bは厚さを50mmとし、左右幅の外寸を700mmとし、上下高さの外寸を1950mmとし、枠幅を100mmとして開閉による樹脂板5aの変形を防止している。
扉遮蔽部は外壁に設けられる。扉遮蔽部は、扉設置開放部4の周囲から外方に向けて配置した弾性樹脂からなる突出縁6と、この突出縁6を介して開閉扉5を開閉するヒンジ7と、開閉扉5を閉鎖状態に保持するロック部とを備えている。
突出縁6は扉設置開放部4の開口端を覆うように弾性樹脂を枠形状に形成したガスケットからなる。突出縁6は閉鎖状態の開閉扉5に圧縮されながら密着して、扉設置開放部4を開閉扉5により密閉している。
ヒンジ7は回動軸7aを上下に並べて2つ設けられる。ヒンジ7は突出縁6に一端を固定して開閉扉5に他端を固定し、回動軸7aを開閉扉5及び突出縁6よりも外方に突出して配置して開閉扉5を外開きとしている。ロック部は扉設置開放部4の縁に配置され、開閉扉5に設けた端末読取部8aがICカードや情報端末などを読み取ることによりロック部を解除可能としている。
ワークブースは、図3に示すように、底面1bから下方に突出して移動用キャスター10を備え、この移動用キャスター10をロックすることにより設置場所に固定可能とし、このロックを解除することにより容易に移動可能としている。
底面1bはそのブース内側全体を床面振動抑制部9により被覆して、この床面振動抑制部9により外部からの振動を遮断している。床面振動抑制部9はタイル状に敷き詰めたカーペット材からなる。カーペット材は、合成樹脂からなる下面部9aと、高さ9mm以上の直立毛体を備えた上面部9bとを接着層9cで一体化して形成している。
床面振動抑制部9として用いる直立毛体とは、リング状の毛体を突出させたカーペットとは異なり、下方から上方に直立した毛体である。この毛体は直立した状態で通常姿勢とするため所定区画内に多数の毛体を配置しなければならず、かつ、直立状態を維持するための剛性が必要となる。この毛体自体は自然毛であってもよいが、人口毛であってもよい。
この床面振動抑制部9を配置することにより、ワークブース接地場所の振動を抑制し、例えば駅構内のように電車の往来により高い頻度で多くの振動を発生する場所であっても、快適なワークブースを提供することができる。
ワークブースは外壁材2と内壁材3とを組み合わせて形成した内天井面1cを有し、この内天井面1cにブース内を照らすLEDダウンライトからなる照明を設けている。ワークブースは内天井面1cを壁面1aの上縁よりも下方に設置して、内天井面1cの上方に中階層11を形成し、その上方を開放している。この中階層11にはブース内の冷暖房を行うドレインレス空調機を設置している。外壁材2と内壁材3とを組み合わせて形成した内天井面1cを形成したうえで、これより上方となる中階層11に空調機を配置し、更にその上方を開放することにより、ワークブース内への振動等が伝わることを防止して快適なワークブースを提供することができる。
1a…壁面、1b…底面、1c…内天井面、2…外壁材、2a…鋼板、2b…発泡ウレタン素材、3…内壁材、3a…圧縮材、4…扉設置開放部、5…開閉扉、5a…樹脂板、5b…枠体、6…突出縁、7…ヒンジ、7a…回動軸、8a…端末読取部、9…床面振動抑制部、9a…下面部、9b…上面部、9c…接着層、10…移動用キャスター、11…中階層。

Claims (4)

  1. 外部からの音を遮蔽するワークブースであって、
    発泡ウレタン素材からなる外壁材と、アクリル繊維からなるグラスウールを圧縮した圧縮材からなる内壁材と、を組み合わせた壁面と底面とを有し、
    開閉扉の周囲に外部からの音を遮蔽する扉遮蔽部と、外部からの振動を遮断する床面振動抑制部とを有することを特徴とするワークブース。
  2. 床面振動抑制部とは、ワークブース内に敷き詰めたカーペット材であって、
    前記カーペット材は、合成樹脂からなる下面部と、高さ9mm以上の直立毛体を備えた上面部とを接着層で一体化したことを特徴とする請求項1に記載のワークブース。
  3. 扉遮蔽部は、ワークブース外壁の扉設置開放部の周囲から外方に向けて配置した弾性樹脂からなる突出縁と、該突出縁を介して開閉するヒンジと、閉鎖状態を保持するロック部とを備え、
    さらに底面に移動用キャスターを備えたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のワークブース。
  4. 発泡ウレタン素材からなる外壁材と、アクリル繊維からなるグラスウールを圧縮した圧縮材からなる内壁材とを組み合わせた壁面に加え、前記外壁材と前記内壁材とを組み合わせた内天井面を、前記壁面の上縁よりも下方に設置することにより中階層を形成し、
    前記中階層にドレインレス空調機を設置したことを特徴とする請求項1、2または3のいずれかに記載のワークブース。
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