JP3221717U - 物掛け具 - Google Patents
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Abstract
【課題】棚、戸棚、書棚等の板状の被取付体に取り付けて、室内用の物干し棒等を橋架することが可能な新規の物掛け具を提供する。【解決手段】本考案に係る物掛け具1は、全体形状がU字状であり、前記挟持部11は前記U字状の物掛け具1の両端部で構成され、前記被取付体3を両端部の間に差し込んだ状態で上下方向から挟持するものであり、前記物掛け部12は前記U字状の物掛け具1に於けるU字状に曲折した曲折部で構成され、前記棒状部4を曲折部に挿通した状態で支承するものである。【選択図】図1
Description
本考案は、棚、戸棚、書棚等の板状の被取付体に取り付けて、室内用の物干し棒等を橋架することが可能な物掛け具に関する。
従来、棚や鴨居等に取り付けてハンガー等を吊り下げるための物掛け具が種々提案されている。例えば、下記特許文献1には、係止部及びこの係止部の前縁から下方に向けて延設された前面板からなる支持部と、被取付体に下方から当接する当接部が設けられた物掛け部とを備えた構造の物掛け具が開示されている。支持部の前面板には物掛け部を挿通支持する円形の支持孔が設けられており、これにより、この物掛け部にハンガー等を吊り下げることが可能となっている。
また、下記特許文献2には、略垂直状態に設けられる支持体に腕体を前方に略水平状態に設けて被取付体に取り付けることを可能にする物掛け具が開示されている。この物掛け具は、腕体を、支持体から外すことなく上下に移動させることができ、かつその移動距離も大きくすることができる。また、腕体を挿通する受孔が上下方向に複数連続して設けられているので、その間隔を小さくすることも可能であり、簡単な操作で広い範囲にわたって微細な調整が可能となっている。
本考案は、棚、戸棚、書棚等の板状の被取付体に取り付けて、室内用の物干し棒等を橋架することが可能な新規の物掛け具を提供することを目的とする。
本考案に係る物掛け具は、前記の課題を解決するために、略水平状態にある板状の被取付体に、当該被取付体の板面と略平行となる様に棒状部を取り付けるための一対の物掛け具であって、前記被取付体を上下方向から挟持する一対の挟持部と、前記挟持部から、当該挟持部が挟持する被取付体とは反対側の方向に突設し、かつ、前記棒状部を支承する物掛け部とを少なくとも備えることを特徴とする。
前記の構成に於いて、前記物掛け具の全体形状はU字状であり、前記挟持部は前記U字状の物掛け具の両端部で構成され、前記被取付体を両端部の間に差し込んだ状態で上下方向から挟持するものであり、前記物掛け部は前記U字状の物掛け具に於けるU字状に曲折した曲折部で構成され、前記棒状部を曲折部に挿通した状態で支承するものであってもよい。
また前記の構成に於いては、前記一対の挟持部は、長手方向の中間部に於いて枢軸によって回動自在に連結されることにより、前記挟持部の基端部側に互いに接離操作される一対の接離操作部と、前記挟持部の先端部側に前記接離操作によって開閉し前記被取付体を挟持する把持部とを備え、前記物掛け部は、前記一対の接離操作部に於ける下方側の終端部に設けられていてもよい。
本考案に係る物掛け具は、上下方向から挟持する一対の挟持部を備えるので、棚、戸棚、書棚等の板状の被取付体への取付けを可能にする。また、本考案に係る物掛け具は、挟持部から、当該挟持部が挟持する被取付体とは反対側の方向に突設する物掛け部を備えるので、当該物掛け部に於いて、室内用の物干し棒等の棒状部を支承することが可能になる。
即ち、本考案に係る物掛け具であると、板状の被取付体に取り付けることで、室内用の物干し棒等の棒状部を橋架することが可能な物掛け具を提供することができる。
(実施の形態1)
本実施の形態1に係る物掛け具について、図1及び図2に基づき以下に説明する。図1は、本実施の形態1に係る物掛け具を用いて、被取付体に棒状部が橋架された様子を表す斜視図である。図2は、前記物掛け具を用いて、被取付体に棒状部が橋架された様子を表す平面図である。
本実施の形態1に係る物掛け具について、図1及び図2に基づき以下に説明する。図1は、本実施の形態1に係る物掛け具を用いて、被取付体に棒状部が橋架された様子を表す斜視図である。図2は、前記物掛け具を用いて、被取付体に棒状部が橋架された様子を表す平面図である。
本実施の形態の物掛け具1は、図1及び図2に示す様に、円筒状のパイプを中央部でU字状に曲折した全体形状を有しており、一対の挟持部11と、物掛け部12とを少なくとも有している。
本実施の形態に於いて、パイプの横断面形状(延在方向に対し垂直な方向の断面形状)は略円形状である。また、横断面形状に於けるパイプの直径は、物掛け具1の機械的強度が損なわれず、室内用の物干し棒等の支承が可能な程度であれば特に限定されない。尚、パイプの横断面形状は略円形状の場合に限定されない。例えば、楕円形状、矩形状、多角形状等であってもよい。
前記挟持部11は、U字状に曲折したパイプが略平行となる様に延在して構成される。パイプは相互に離間しており、これにより、パイプの間に板状の被取付体3を差し込んだ状態で、図1に示す上下方向から当該被取付体3を挟持することが可能になっている。
前記挟持部11はそれぞれ、一方が開口し他方が有底の係止部13により密着して包摂されている。係止部13は、被取付体3に対して滑り止め機能を発揮する材料で構成されている。これにより、挟持部11に被取付体3を差し込んで挟持した際に、物掛け具1の位置ズレや脱落を抑制することができる。係止部13の材料は特に限定されず、例えば、ゴム等の摩擦抵抗が大きいものを用いることができる。尚、係止部13の長さは特に限定されず、適宜必要に応じて設定することができる。
前記挟持部11(パイプ)の離間距離Lは、棚、戸棚、書棚等の板状の被取付体を挟持できる程度であれば特に限定されない。通常は、2cm〜5cmの範囲であり、好ましくは2.5cm〜3.5cm、より好ましくは、2cm〜3cmである。
前記物掛け部12は、U字状のパイプが略180度曲折した曲折部14と、曲折したパイプ同士を連結する連結部15と、曲折部14と連結部15により画定される開口部16とにより構成される。開口部16が画定されることにより、当該開口部16への棒状部4の挿通が可能となっている。棒状部4を開口部16に挿通することにより、物掛け部12に於いて当該棒状部4の支承を可能にする。
前記連結部15の形成位置は、棒状部4の挿通が可能な開口部16が画定される程度であれば特に限定されない。
前記連結部15の横断面形状(延在方向に対し垂直な方向の断面形状)は略円形状であり、その直径は連結部15の機械的強度が確保される限り特に限定されない。尚、連結部15の横断面形状は略円形状の場合に限定されない。例えば、楕円形状、矩形状、多角形状等であってもよい。
前記開口部16の開口面積は棒状部4が挿通可能な程度であれば特に限定されない。
前記被取付体3としては特に限定されず、例えば、棚、戸棚、書棚等の板状のものが挙げられる。また、前記棒状部4としては特に限定されず、例えば、室内用の物干し棒等が挙げられる。
以上の様に、本実施の形態1に係る物掛け具1は、一対の挟持部11の間に板状の被取付体3を差し込んだ状態で、当該被取付体3を上下方向から挟持することができる。また、物掛け部12は棒状部4を挿通した状態で当該棒状部4を支承することが可能となっている。これにより、本実施の形態の物掛け具1であると、当該物掛け具1を被取付体3に取り付けることで、室内用の物干し棒等の棒状部4を簡便に橋架することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2に係る物掛け具について、図3及び図4に基づき以下に説明する。図3は、本実施の形態2に係る物掛け具を用いて、被取付体に棒状部が橋架された様子を表す斜視図である。図4は、前記物掛け具を用いて、被取付体に棒状部が橋架された様子を表す平面図である。尚、実施の形態1に係る物掛け具1と同一の構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施の形態2に係る物掛け具について、図3及び図4に基づき以下に説明する。図3は、本実施の形態2に係る物掛け具を用いて、被取付体に棒状部が橋架された様子を表す斜視図である。図4は、前記物掛け具を用いて、被取付体に棒状部が橋架された様子を表す平面図である。尚、実施の形態1に係る物掛け具1と同一の構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施の形態の物掛け具2は、図3及び図4に示す様に、一対の挟持部21と、物掛け部22とを少なくとも有している。
前記一対の挟持部21は長手方向の中間部に於いて枢軸25によって回動自在に連結されており、先端部側に把持部23を有し、基端部側に接離操作部24を有している。
前記把持部23は開閉動作により板状の被取付体3を把持する。把持部23の開閉動作は、接離操作部24による接離操作により実行される。また、挟持部21には、把持部23を閉じる方向に付勢する付勢部27が設けられている。
前記付勢部27は、リング状に湾曲させた金属棒の両端で、挟持部21の外側に固定した構成を有する。但し、本考案はこの態様に限定されるものではなく、例えば、コイルばね、板ばね等のばね、ゴム等の弾性部材を用いて挟持部21を付勢する構造であってもよい。付勢部27を設けることで、把持部23が被取付体3を把持するときに、付勢部27が当該把持部23を閉じる方向に付勢する。その結果、把持部23に於いて被取付体3を把持する把持力を高めることができ、物掛け具2が被取付体3から容易に脱落するのを防止することができる。
被取付体3を把持する際に把持部23が被取付体3に当接する当接面は、平面視に於いて矩形状となる様に形成されている。これにより、被取付体3との接触面積を一定程度確保し、物掛け具2の位置ズレや脱落を抑制することができる。尚、当接面の面積は特に限定されず、物掛け具2の位置ズレや脱落の抑制が可能な程度に適宜設定することができる。
また、前記把持部23は、当該把持部23で被取付体3を把持する際に当該被取付体3に当接する当接面側に係止部26をそれぞれ備える。係止部26は、被取付体3に対して滑り止め機能を発揮する材料で構成されている。これにより、挟持部23が被取付体3を把持した際に、物掛け具2の位置ズレや脱落を抑制することができる。係止部26の材料は特に限定されず、例えば、ゴム等の摩擦抵抗が大きいものを用いることができる。係止部26の把持部23への固定方法としては特に限定されず、例えば、接着剤等を用いることができる。尚、係止部26は前記把持部23を密着した状態で包摂するものであってもよい。
前記接離操作部24は、把持部23の開閉のために接離操作の実行を可能にする。接離操作部24を、付勢部27による付勢力に抗して閉じることにより、把持部23を開状態にすることができる。
前記物掛け部22は、一対の接離操作部24のうち、図4に示す下方側の接離操作部24の終端部に設けられている。物掛け部22は、対向する上方側の接離操作部24に向かって開口する様に、略半円形状に曲折して形成されている。上方側の接離操作部24に向かって開口する様な略半円形状とすることで、棒状部4を係止し支承することができる。
以上の様に、本実施の形態2に係る物掛け具2は、挟持部21に於ける把持部23で板状の被取付体3を把持すると共に、物掛け部22で棒状部4を支承することができる。これにより、本実施の形態の物掛け具2であると、当該物掛け具2を被取付体3に取り付けることで、室内用の物干し棒等の棒状部4を簡便に橋架することができる。
1、2 物掛け具
3 被取付体
4 棒状部
11、21 挟持部
12、22 物掛け部
13 係止部
14 曲折部
15 連結部
16 開口部
21 挟持部
23 把持部
24 接離操作部
25 枢軸
26 係止部
27 付勢部
3 被取付体
4 棒状部
11、21 挟持部
12、22 物掛け部
13 係止部
14 曲折部
15 連結部
16 開口部
21 挟持部
23 把持部
24 接離操作部
25 枢軸
26 係止部
27 付勢部
Claims (3)
- 略水平状態にある板状の被取付体に、当該被取付体の板面と略平行となる様に棒状部を取り付けるための一対の物掛け具であって、
前記被取付体を上下方向から挟持する一対の挟持部と、
前記挟持部から、当該挟持部が挟持する被取付体とは反対側の方向に突設し、かつ、前記棒状部を支承する物掛け部とを少なくとも備える物掛け具。 - 前記物掛け具の全体形状はU字状であり、
前記挟持部は前記U字状の物掛け具の両端部で構成され、前記被取付体を両端部の間に差し込んだ状態で上下方向から挟持するものであり、
前記物掛け部は前記U字状の物掛け具に於けるU字状に曲折した曲折部で構成され、前記棒状部を曲折部に挿通した状態で支承するものである請求項1に記載の物掛け具。 - 前記一対の挟持部は、
長手方向の中間部に於いて枢軸によって回動自在に連結されることにより、前記挟持部の基端部側に互いに接離操作される一対の接離操作部と、
前記挟持部の先端部側に前記接離操作によって開閉し、前記被取付体を挟持する把持部とを備え、
前記物掛け部は、前記一対の接離操作部に於ける下方側の終端部に設けられている請求項1に記載の物掛け具。
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Legal Events
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