JP3221607U - 空調ダクトの接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 空調路部材の吹出口に対して工具を用いてビス等を貫通固定することなく着脱自在に接続するとともに、柔軟性を有するダクト開口部及び空調路部材の吹出口周辺の形状に対して適合させながら装着することが可能な空調ダクトの接続構造を提供する。【解決手段】 空調ダクト10の接続構造は、ダクト本体11と、該ダクト本体11のダクト開口部12に装着して略筒状体の空調路部材30の吹出口31周辺に接続する接続部材20と、を備えてなり、接続部材20は、空調路部材30のバンド巻回部32に嵌合しうる嵌合部21と、ダクト開口部12の内周面に嵌合される被締付部22と、を一体成形してなり、嵌合部21は、被締付部22から櫛歯状に複数延設された薄板片21a、21aと、係止爪21b、21bと、返し片21c、21cと、を有するものである。【選択図】 図1

Description

本考案は、空調路部材の吹出口に対して着脱自在に接続するため空調ダクトの接続構造に関する。
従来の建物内に配設される空調ダクトは、チャンバー等の空調路部材に接続する際にはビス等で貫通固定するものが一般的である。
一方、空調ダクト及び空調路部材にビス等で貫通固定する際に工具を用いる必要があるとともに、その貫通固定したビス周辺から空気漏れ等を引き起こし、空調ダクトの断熱性能及び気密性能が低下するおそれがある。そのため、ビス等を使用しないでチャンバー等の空調部材の吹出口周辺に接続するための接続構造を備えた空調ダクトが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
実開平10―19352号公報 特開2019―11944号公報
しかしながら、上述の空調ダクトの接続構造は、基本的に円筒状の吹出口や空調ダクトの開口部に装着するものであって、従来使用されている空調ダクトは、断熱材を被覆したもので、柔軟性を有するため容易に変形しやすく、かつ、吹出口の形状の配置された空調路部材等によって円筒状でない種々の形状を有するものもあるため、空調ダクトや空調路部材からうまく接続することができないおそれがある。
したがって、空調路部材の吹出口に対して工具を用いてビス等を貫通固定することなく着脱自在に接続するとともに、柔軟性を有するダクト開口部及び空調路部材の吹出口周辺の形状に対して適合させながら装着することが可能な空調ダクトの接続構造を提供することを目的とするものである。
本考案は、上記課題に鑑み、ダクト本体と、該ダクト本体のダクト開口部に装着して空調路部材の吹出口周辺に係合する接続部材と、を備えてなり、
前記接続部材は、前記空調路部材のバンド巻回部に嵌合しうる嵌合部と、前記ダクト開口部の内周面に締付けうる被締付部と、を一体成形してなり、
前記嵌合部は、前記被締付部から櫛歯状に延設され複数の薄板片からなり、
前記薄板片は、前記薄板片の内周面から前記接続部材の中心方向に突出する係止爪と、前記薄板片の端部から前記接続部材の外側方向に放射状に延出した返し片と、を有することを特徴とするものである。
また、上述した構成に加え、薄板片は、複数の薄板部全体で略円筒状となるように、それぞれ湾曲形状とすることが好ましい。
また、上述した構成に加え、接続部材の被締付部は、ダクト開口部を連通するように両端が開口された略円筒形状であり、略円筒形状の外周面上において、前記ダクト開口部の内周面に当接する当接面と、該当接面の両端にはダクト内周面の方向に突出した隆起面と、を有することが好ましい。
請求項1―3記載の考案によれば、空調路部材に工具を使用してビス等で貫通固定することなく、柔軟性を有するダクト開口部及び空調路部材の吹出口周辺の形状に対して適合させながら装着することができる空調ダクトの接続構造を提供することが可能である。
本考案の実施形態に係る空調ダクトの接続構造の一例を示す分解斜視図である。 図1の空調ダクトの接続構造を示す斜視図である。 図1における接続部材のみを示す斜視図である。 図1の空調ダクトの接続構造を空調路部材の吹出口周辺に係合させた状態を示す中央横断面図である。
本考案の空調ダクト10の接続構造の一例について、図1−4に基づいて詳細に説明する。
空調ダクト10の接続構造は、ダクト本体11と、該ダクト本体11のダクト開口部12に装着して略筒状体の空調路部材30の吹出口31周辺に接続する接続部材20と、を備えてなるものである。
空調ダクト10のダクト本体11は、主として建物内等に配設されるチャンバーや空調ダクトを連結するための継手管等の空調路部材30の吹出口31周辺に接続されるものであり、グラスウール等の断熱材を被覆した比較的柔軟性を有するものである。
空調路部材30は、本実施形態ではダクト本体11同士を継ぐための継手管であり、ダクト開口部12に挿入した状態でバンドを巻きつけるための凹状に形成されたバンド巻回部32を有するものである。このバンド巻回部32は、凹状の底面から垂直方向に立ち上がり、吹出口方向に緩やかに下方に傾斜して形成された段部32aを有し、この段部32aに対して後述する接続部材20の係止爪21b、21bを係止させるものである。また、この空調路部材30は、バンド巻回部32の適切な位置で装着するためにダクト開口部11よりも大きな径を有する環状の鍔部33を有するものである。
接続部材20は、空調路部材30のバンド巻回部32に嵌合しうる嵌合部21と、ダクト開口部12の内周面に締付けうる被締付部22と、を一体成形してなるものである。なお、この接続部材20は、ダクト開口部11に嵌合させた後にバンドを巻き付けて固定した状態でも変形しない程度の強度を有するものであればよく、例えばプラスチック等の硬質の合成樹脂材を主体として射出成形したものが好適である。
嵌合部21は、被締付部22から櫛歯状に複数延設された薄板片21a、21aからなり、全体が略円筒状となるようにそれぞれ湾曲形状としたものである。この薄板片21a、21aは、薄板片21a、21aの内周面から接続部材20の中心方向に突出する断面略直角三角形状の係止爪21b、21bと、薄板片21a、21aの端部から薄板片21a、21aの外周面に対して略直角をなして外方向に放射状に延出した返し片21c、21cと、を有するものである。
なお、本実施形態の嵌合部21は、少なくとも8つの湾曲した薄板片21a、21aを、全体で略円筒形となるように等間隔に配設することで、空調路部材の吹出口の形状は完全な円筒形状でないもの(例えば、成型等により若干変形した楕円形状なったもの)であったとしても、それぞれの薄板片21a、21aが弾性変形しながら拡開することで、しっかりと係合することができる。なお、隙間は、薄板片21a、21aの幅の3分の1程度の幅とする。また、返し片21c、21cは、上下左右の4方向に延出することで、略円筒状のダクト開口部周縁12aに対して等間隔で当接するものである。
被締付部22は、両端が開口された略円筒形状であり、略円筒形状の外周面上において、ダクト開口部12の内周面に当接する当接面22aと、該当接面22aの両端にはダクト開口部12の内周面の方向に丸みを帯びて突出した隆起面22b、22bと、を有するものである。
上述した構成に基づいた接続部材20をダクト本体11のダクト開口部12に装着した後に、空調路部材30の吹出口31周辺に接続する方法を図4に基づいて説明する。
接続部材20をダクト開口部12に挿入した後に、ダクト開口部12の周囲にバンド13を巻き付けることで、接続部材20の被締付部22の当接面22aに対してダクト開口部12の内周面を当接させた状態で締付固定するとともに、接続部材20が空調路部材30の吹出口31方向に対する固定位置のずれを防止するための隆起面22b、22bによって、より一層ダクト開口部12の内周面と密接に締付固定することが可能である。また、このとき、接続部材20の嵌合部21の返し片21c、21cをダクト開口部周縁12aに当接させることで、接続部材20がダクト本体11の奥まで入り込むことを防止するとともに、バンド13の適切な巻き付け位置を決めることが可能である。
また、接続部材20の嵌合部21を空調路部材30の吹出口31周辺に覆うとともに、嵌合部21の薄板片21a、21aを吹出口31の形状に合わせて若干拡開しながら挿入した後、嵌合部21の係止爪21b、21bをバンド巻回部32の段部32aに対して係止させることで、ビス等をダクト開口部12及び空調路部材30に貫通固定することなく、空調ダクト10と空調路部材30を着脱自在に接続することが可能である。なお、図示しないが、ダクト開口部12、接続部材20、及び、吹出口31周辺を断熱シート材等で被覆することで、より一層気密性・断熱性を向上させることも可能である。
10…空調ダクト、
11…ダクト本体、12…ダクト開口部、12a…ダクト開口部周縁、13…バンド、
20…接続部材、
21…嵌合部、21a…薄板片、21b…係止爪、21c…返し片、
22…被締付部、22a…当接面、22b…隆起面、
30…空調路部材(継手管)、
31…吹出口、32…バンド巻回部、32a…段部、33…鍔部。

Claims (3)

  1. ダクト本体と、該ダクト本体のダクト開口部に装着して空調路部材の吹出口周辺に係合する接続部材と、を備えてなり、
    前記接続部材は、前記空調路部材のバンド巻回部に嵌合しうる嵌合部と、前記ダクト開口部の内周面に嵌合しうる被締付部と、を一体成形してなり、
    前記嵌合部は、前記被締付部から櫛歯状に延設され複数の薄板片からなり、
    前記薄板片は、前記薄板片の内周面から前記接続部材の中心方向に突出する係止爪と、前記薄板片の端部から前記接続部材の外側方向に放射状に延出した返し片と、を有することを特徴とする空調ダクトの接続構造。
  2. 薄板片は、複数の薄板部全体で略円筒状となるように、それぞれ湾曲形状とすること特徴とする請求項1記載の空調ダクトの接続構造。
  3. 接続部材の被締付部は、ダクト開口部を連通するように両端が開口された略円筒形状であり、略円筒形状の外周面上において、前記ダクト開口部の内周面に当接する当接面と、該当接面の両端にはダクト内周面の方向に突出した隆起面と、を有することを特徴とする請求項1記載の空調ダクトの接続構造。
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