JP3221234U - 調理具 - Google Patents
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Abstract
【課題】柔らかい料理を裏返しにするときに、調理者の意図しない落下を防ぎ、かつ、裏返しにするときに型崩れが生ずるのを防ぐことのできる調理具を提供する。【解決手段】本考案の調理具1は、料理が載せられる第1おもて面11を有する第1ヘラ10と、第1ヘラ10と所定の間隔を維持して配置される、料理が載せられる第2おもて面を有する第2へラ20と、第1ヘラ10を支持する取っ手30と、第1ヘラ10と第2へラ20とを繋ぐ接続片40と、を備える。接続片40は、取っ手30が延びる方向に直交する幅方向の一方の側で、第1ヘラ10と第2へラ20とを繋ぐ。【選択図】図1
Description
本考案は、通常はフライ返しとも称される調理具に関する。
フライ返しは取っ手の先端に料理をすくうための薄板状のヘラが設けられている。料理の片面が焼けると、調理者が取っ手を持って料理の下にヘラを差し入れてすくい上げ、その後、ヘラを反転させると料理が裏返しになる。
ところが、調理に慣れていない調理者は、ヘラを反転させるときに料理が裏返しになる前に料理を例えばフライパンに落としてしまう。このように調理者が意図しないで料理を落としてしまうと、料理の型が崩れてしまう。この調理者が意図しない料理の落下を防ぐために、特許文献1は、一対のヘラを設け、かつ、一対のヘラの間隔を狭くまたは広くできる握り部分を備えるフライ返し器を提案する。特許文献1のフライ返し器によれば、料理を裏返すときに一対のヘラの間隔を狭くして料理を掴むことができるので、調理者が意図しない料理の落下を防ぐことができる。
ところが、特許文献1のフライ返し器は、一対のヘラで料理を掴むので、柔らかい料理、例えば柔らかめのハンバーグには不向きである。つまり、一対のヘラでハンバーグを掴むと、調理者の力の入れ具合によっては、ハンバーグを押しつぶして型崩れを起こしてしまう。これでは、料理の落下を防止した意味がなくなる。
以上より、本考案は、柔らかい料理を裏返しにするときに、調理者の意図しない落下を避け、かつ、裏返しにするときに型崩れが生ずるのを避けることのできる調理具を提供することを目的とする。
本考案の調理具は、料理が載せられる第1おもて面(11)を有する第1ヘラ(10)と、第1ヘラ(10)と所定の間隔を維持して配置される、第2おもて面(21)を有する第2へラ(20)と、第1ヘラ(10)を支持する取っ手(30)と、第1ヘラ(10)と第2へラ(20)とを繋ぐ接続片(40)と、を備える。本考案における接続片(40)は、取っ手(30)が延びる方向に直交する幅方向の一方の側で、第1ヘラ(10)と第2へラ(20)とを繋ぐ。
本考案の調理具において、接続片(40)は、好ましくは、第1おもて面(11)および第2おもて面の外側において、第1ヘラ(10)と第2へラ(20)とを繋ぐ。
本考案の調理具において、接続片(40)は、好ましくは、弾性を持って第1ヘラ(10)と第2へラ(20)とを繋ぐ。
本考案の調理具において、接続片(40)は、好ましくは、弾性を持って第1ヘラ(10)と第2へラ(20)とを繋ぐ。
本考案の調理具によれば、下を向いている第1ヘラ(10)に載せられた料理を裏返しにする際に、接続片(40)の側を下向きにして裏返しにする。そうすれば、料理は接続片(40)により鉛直方向の下方から支持されるので、料理が落下するのを避けることができる。そのまま、第2へラ(20)が上を向くまで第1ヘラ(10)および第2へラ(20)の上下を反転させると、料理は第2へラ(20)に載せられるので、料理が落下するのを避けることができる。この料理を裏返しにする過程で、第1ヘラ(10)と第2へラ(20)の間隔は維持されるので、第1ヘラ(10)と第2へラ(20)が料理を掴んで潰すこともない。
以下、添付図面を参照しながら、本考案の実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
本実施形態に係る調理具1は、一般的なフライ返しに対して、ヘラを一つ追加するとともに、二つのヘラを繋ぐ接続片を規定の位置に設けることを要旨とする。この用紙を備える調理具1、調理者の意図しない料理の落下を避け、かつ、裏返しにするときに料理に型崩れが生ずるのを避けることができる。以下、調理具1の具体的な構成を図1および図2を参照して説明した後に、調理具1を用いて料理を裏返しにする手順を図3および図4を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
本実施形態に係る調理具1は、一般的なフライ返しに対して、ヘラを一つ追加するとともに、二つのヘラを繋ぐ接続片を規定の位置に設けることを要旨とする。この用紙を備える調理具1、調理者の意図しない料理の落下を避け、かつ、裏返しにするときに料理に型崩れが生ずるのを避けることができる。以下、調理具1の具体的な構成を図1および図2を参照して説明した後に、調理具1を用いて料理を裏返しにする手順を図3および図4を参照して説明する。
[調理具1の構成要素]
調理具1は、図1および図2に示すように、第1ヘラ10と、第1ヘラ10と間隔を空けて配置される第2へラ20と、第1ヘラ10に繋がる取っ手30と、第1ヘラ10と第2へラ20を繋ぐ接続片40と、を備える。なお、調理具1において、第1ヘラ10および第2へラ20が設けられる側を前(F)、取っ手30が設けられる側を後(B)と定義する。この定義は相対的な意味を含んでいる。
調理具1は、図1および図2に示すように、第1ヘラ10と、第1ヘラ10と間隔を空けて配置される第2へラ20と、第1ヘラ10に繋がる取っ手30と、第1ヘラ10と第2へラ20を繋ぐ接続片40と、を備える。なお、調理具1において、第1ヘラ10および第2へラ20が設けられる側を前(F)、取っ手30が設けられる側を後(B)と定義する。この定義は相対的な意味を含んでいる。
[第1ヘラ10]
第1ヘラ10は、図1および図2に示すように、例えばステンレス鋼のように耐熱性および耐食性に優れた金属材料から構成され、平板状の形態を有している。第1ヘラ10は、料理を載せる第1おもて面11と、第1おもて面11の裏側の第1うら面13と、を有する。第1ヘラ10は、第1おもて面11から第1うら面13まで貫通するスリット15が形成されている。スリット15は、取っ手30が延びる方向に沿って複数、ここでは5つ形成されている。
第1ヘラ10は、図1および図2に示すように、例えばステンレス鋼のように耐熱性および耐食性に優れた金属材料から構成され、平板状の形態を有している。第1ヘラ10は、料理を載せる第1おもて面11と、第1おもて面11の裏側の第1うら面13と、を有する。第1ヘラ10は、第1おもて面11から第1うら面13まで貫通するスリット15が形成されている。スリット15は、取っ手30が延びる方向に沿って複数、ここでは5つ形成されている。
第1ヘラ10は、平面視した形状が概ね矩形を有しているが、例えば円形のような他の形状を採用することができる。第2へラ20についても同様であるが、好ましくは、第1ヘラ10と第2へラ20は同じ平面形状を有している。
また、第1ヘラ10は、金属材料に限らず、耐熱性の高い樹脂材料から構成することもでき、さらにその表面にフッ素樹脂からなる皮膜を設けることもてきる。第2へラ20についても同様である。
また、第1ヘラ10は、金属材料に限らず、耐熱性の高い樹脂材料から構成することもでき、さらにその表面にフッ素樹脂からなる皮膜を設けることもてきる。第2へラ20についても同様である。
[第2ヘラ20]
第2へラ20は、図1および図2に示すように、第1ヘラ10と同様に、例えばステンレス鋼のように耐熱性および耐食性に優れた金属材料から構成され、平板状の形態を有している。第2へラ20は、料理を載せる第2おもて面21と、第2おもて面21の裏側の第2うら面23と、を有する。第2へラ20についても第1ヘラ10と同様に、第2おもて面21から第2うら面23まで貫通するスリット25が形成されている。
第2へラ20は、図1および図2に示すように、第1ヘラ10と同様に、例えばステンレス鋼のように耐熱性および耐食性に優れた金属材料から構成され、平板状の形態を有している。第2へラ20は、料理を載せる第2おもて面21と、第2おもて面21の裏側の第2うら面23と、を有する。第2へラ20についても第1ヘラ10と同様に、第2おもて面21から第2うら面23まで貫通するスリット25が形成されている。
[取っ手30]
取っ手30は、図1および図2に示すように、第1ヘラ10の後端であって幅方向Xの中央に接続されて、調理時に第1ヘラ10を支持する。取っ手30は第1ヘラ10と一体的に形成される本体31と、本体31の後方の側を覆う柄33と、を備えている。
本体31は、第1ヘラ10と接続される部位から後方に向かうのにつれて、高さ方向Zに第1ヘラ10から離れるように湾曲している。本実施形態においては、例えばプレス装置による打ち抜き加工で第1ヘラ10と一体に形成される例を示しているが、第1ヘラ10と本体31を別体として作製して、溶接、締結具などの手段で接続することもできる。
取っ手30は、図1および図2に示すように、第1ヘラ10の後端であって幅方向Xの中央に接続されて、調理時に第1ヘラ10を支持する。取っ手30は第1ヘラ10と一体的に形成される本体31と、本体31の後方の側を覆う柄33と、を備えている。
本体31は、第1ヘラ10と接続される部位から後方に向かうのにつれて、高さ方向Zに第1ヘラ10から離れるように湾曲している。本実施形態においては、例えばプレス装置による打ち抜き加工で第1ヘラ10と一体に形成される例を示しているが、第1ヘラ10と本体31を別体として作製して、溶接、締結具などの手段で接続することもできる。
柄33は、金属材料に比べて熱伝導性に劣る樹脂材料から構成され、第1ヘラ10と一体の本体31に対して断熱材として機能する。第1ヘラ10と本体31が樹脂材料から一体的に形成される場合には、柄33をも第1ヘラ10および本体31と一体的に形成できる。
[接続片40]
次に、接続片40は、図1および図2に示すように、第1ヘラ10と第2へラ20を、第1ヘラ10および第2へラ20のそれぞれの幅方向Xの一端において繋ぐ。したがって、接続片40は、第1おもて面11および第2おもて面21の外側において第1ヘラ10と第2へラ20とを繋ぐ。したがって、接続片40は、第1おもて面11および第2おもて面21において料理を載せる面積を狭めることがない。しかも、接続片40は、幅方向Xの外側に向けて突出するように湾曲している。これにより、第1おもて面11、第2おもて面21の表面積よりも大きい料理であっても、余裕をもって裏返すことができる。
次に、接続片40は、図1および図2に示すように、第1ヘラ10と第2へラ20を、第1ヘラ10および第2へラ20のそれぞれの幅方向Xの一端において繋ぐ。したがって、接続片40は、第1おもて面11および第2おもて面21の外側において第1ヘラ10と第2へラ20とを繋ぐ。したがって、接続片40は、第1おもて面11および第2おもて面21において料理を載せる面積を狭めることがない。しかも、接続片40は、幅方向Xの外側に向けて突出するように湾曲している。これにより、第1おもて面11、第2おもて面21の表面積よりも大きい料理であっても、余裕をもって裏返すことができる。
接続片40は、ここでは、第1ヘラ10および第2へラ20と一体的に形成される例を示しているが、第1ヘラ10および第2へラ20とは別体として作製して第1ヘラ10よび第2へラ20とそれぞれ繋ぐことができる。
金属材料から第1ヘラ10および第2へラ20と一体的に成形する場合には、打ち抜き加工で第1ヘラ10、第2へラ20および取っ手30と一体となった予備成形品を作製し、接続片40の部分を塑性加工により湾曲させればよい。
樹脂材料から第1ヘラ10および第2へラ20と一体的に成形する場合には、射出成形により図1および図2に示す形態に1工程で作製できる。
金属材料から第1ヘラ10および第2へラ20と一体的に成形する場合には、打ち抜き加工で第1ヘラ10、第2へラ20および取っ手30と一体となった予備成形品を作製し、接続片40の部分を塑性加工により湾曲させればよい。
樹脂材料から第1ヘラ10および第2へラ20と一体的に成形する場合には、射出成形により図1および図2に示す形態に1工程で作製できる。
本実施形態においては、3つの接続片40で第1ヘラ10と第2へラ20を繋ぐ。これは、接続片40で料理を支持するときに料理が落下するのを避けるために、長さ方向Yの必要な範囲にわたって接続片40を設けるためである。したがって、この料理の落下防止の機能を果たすことができるのであれば、3つの接続片40に相当する長さ方向Yの寸法を有する接続片40を1つだけ設けるともできるし、4つ以上の接続片40を設けることもできる。
接続片40が設けられ幅方向Xの他端側は、第1ヘラ10と第2へラ20の間には部材が存在せず、解放端17となっている。
[第1ヘラ10と第2へラ20の関係]
第1ヘラ10と第2へラ20は、図1および図2に示すように、所定の間隔Lを隔て、おもて面11と第2おもて面21が対向するように配置されている。間隔Lは、調理具1で裏返す料理の最大の厚さよりも大きく設定される。これにより、料理が第1ヘラ10と第2へラ20の間に挟まれたとしても、第1ヘラ10および第2へラ20から圧力を受けることがない。
所定の間隔Lは、調理具1で料理を裏返すときに維持される。ただし、ここでいう維持とは、間隔Lが微小量も変わらないことを意味するものではなく、料理の自重によって接続片40が撓むなどして間隔Lが広くなることを許容する。
第1ヘラ10と第2へラ20は、図1および図2に示すように、所定の間隔Lを隔て、おもて面11と第2おもて面21が対向するように配置されている。間隔Lは、調理具1で裏返す料理の最大の厚さよりも大きく設定される。これにより、料理が第1ヘラ10と第2へラ20の間に挟まれたとしても、第1ヘラ10および第2へラ20から圧力を受けることがない。
所定の間隔Lは、調理具1で料理を裏返すときに維持される。ただし、ここでいう維持とは、間隔Lが微小量も変わらないことを意味するものではなく、料理の自重によって接続片40が撓むなどして間隔Lが広くなることを許容する。
次に、第1ヘラ10と第2へラ20は、その表面積がほぼ一致するように作製されている。これにより、第1ヘラ10に料理を載せているときと、料理を裏返して第2へラ20に料理を載せているときとで、料理の載せ具合を同じにできる。例えば、第2へラ20の表面積を小さくしすぎると、料理を裏返したときに料理を落下させるおそれがある。したがって、第1ヘラ10と第2へラ20の表面積は、扱う料理の寸法を考慮したうえで、同程度にすることが望まれる。第1ヘラ10と第2へラ20の表面積は、差異があったとしても、当該表面積の20%以内、好ましくは10%以内とする。
[料理を裏返す手順]
次に、調理具1を用いて料理、例えばフライパンFPの上でハンバーグHBを裏返す手順を、図3および図4を参照して説明する。
はじめに、図3(a)に示すように、フライパンFPに載せられるハンバーグHBに対して、解放端17を向けて調理具1を位置合わせする。
次に、図3(b)に示すように、ハンバーグHBとフライパンFPの間に調理具1の第1ヘラ10を差し入れる。第1ヘラ10は、好ましくは、接続片40にハンバーグHBが接触するまで、差し入れられる。ハンバーグHBは、第1ヘラ10と第2へラ20の間に挟まれるが、ハンバーグHBと第2へラ20の間には微小量の隙間が残っている。
次に、調理具1を用いて料理、例えばフライパンFPの上でハンバーグHBを裏返す手順を、図3および図4を参照して説明する。
はじめに、図3(a)に示すように、フライパンFPに載せられるハンバーグHBに対して、解放端17を向けて調理具1を位置合わせする。
次に、図3(b)に示すように、ハンバーグHBとフライパンFPの間に調理具1の第1ヘラ10を差し入れる。第1ヘラ10は、好ましくは、接続片40にハンバーグHBが接触するまで、差し入れられる。ハンバーグHBは、第1ヘラ10と第2へラ20の間に挟まれるが、ハンバーグHBと第2へラ20の間には微小量の隙間が残っている。
次に、図4(a)に示すように、接続片40が下側に向くように、調理具1を取っ手30を中心にして回転させる。ここでは反時計回りに回転される。ハンバーグHBは、鉛直方向の下方から接続片40により支持されるとともに第1ヘラ10および第2へラ20に寄りかかるので、調理具1から脱落するのを避けることができる。
さらに、図4(b)に示すように、調理具1を取っ手30を中心にして第2へラ20が下側を向いてフライパンFPと概ね平行になるまで回転させる。
次いで、図4(c)に示すように、解放端17から露出するハンバーグHBの端部をフライパンFPに触れさせながら、調理具1をハンバーグHBから抜き取る。これにより、ハンバーグHBは裏返しとなってフライパンFPに載せられる。
さらに、図4(b)に示すように、調理具1を取っ手30を中心にして第2へラ20が下側を向いてフライパンFPと概ね平行になるまで回転させる。
次いで、図4(c)に示すように、解放端17から露出するハンバーグHBの端部をフライパンFPに触れさせながら、調理具1をハンバーグHBから抜き取る。これにより、ハンバーグHBは裏返しとなってフライパンFPに載せられる。
[調理具1の効果]
本実施形態の調理具1によれば、以下の効果を奏する。
下を向いている第1ヘラ10に載せられた料理、例えばハンバーグHBを裏返しにする際に、接続片40の側を下向きにして裏返しにする。そうすると、ハンバーグHBは接続片40により鉛直方向の下方から支持されるので、ハンバーグHBが落下することがない。そのまま、第2へラ20が上を向くまで第1ヘラ10および第2へラ20の上下を反転させると、ハンバーグHBは第2へラ20に載せられるので、料理が落下するのを避けることができる。この料理を裏返しにする過程で、第1ヘラ10と第2へラ20の間隔Lは維持されるので、第1ヘラ10と第2へラ20が料理を掴んで潰すこともない。
本実施形態の調理具1によれば、以下の効果を奏する。
下を向いている第1ヘラ10に載せられた料理、例えばハンバーグHBを裏返しにする際に、接続片40の側を下向きにして裏返しにする。そうすると、ハンバーグHBは接続片40により鉛直方向の下方から支持されるので、ハンバーグHBが落下することがない。そのまま、第2へラ20が上を向くまで第1ヘラ10および第2へラ20の上下を反転させると、ハンバーグHBは第2へラ20に載せられるので、料理が落下するのを避けることができる。この料理を裏返しにする過程で、第1ヘラ10と第2へラ20の間隔Lは維持されるので、第1ヘラ10と第2へラ20が料理を掴んで潰すこともない。
上記以外にも、本考案の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
例えば、以上で説明した調理具1は、左利きの調理人を想定して接続片40を設ける位置を特定したが、右利きの調理人が使用するのであれば、接続片40を設ける位置を調理具1とは逆にすればよい。
また、以上で説明した調理具1は、第1ヘラ10と第2へラ20の間隔Lが固定であることを前提しているが、接続片40の湾曲の程度を変えられるようにするなどして、間隔Lを可変とすることもできる。
例えば、以上で説明した調理具1は、左利きの調理人を想定して接続片40を設ける位置を特定したが、右利きの調理人が使用するのであれば、接続片40を設ける位置を調理具1とは逆にすればよい。
また、以上で説明した調理具1は、第1ヘラ10と第2へラ20の間隔Lが固定であることを前提しているが、接続片40の湾曲の程度を変えられるようにするなどして、間隔Lを可変とすることもできる。
1 調理具
10 第1ヘラ
11 第1おもて面
13 第1うら面
15 スリット
17 解放端
20 第2ヘラ
21 第2おもて面
23 第2うら面
25 スリット
30 取っ手
31 本体
33 柄
40 接続片
FP フライパン
HB ハンバーグ
L 間隔
10 第1ヘラ
11 第1おもて面
13 第1うら面
15 スリット
17 解放端
20 第2ヘラ
21 第2おもて面
23 第2うら面
25 スリット
30 取っ手
31 本体
33 柄
40 接続片
FP フライパン
HB ハンバーグ
L 間隔
Claims (3)
- 料理が載せられる第1おもて面を有する第1ヘラと、
第1ヘラと所定の間隔を維持して配置される、前記料理が載せられる第2おもて面を有する第2へラと、
前記第1ヘラを支持する取っ手と、
前記第1ヘラと前記第2へラとを繋ぐ接続片と、を備え、
前記接続片は、
前記取っ手が延びる方向に直交する幅方向の一方の側で、前記第1ヘラと前記第2へラとを繋ぐ、調理具。
- 前記接続片は、
前記第1おもて面および前記第2おもて面の外側において、前記第1ヘラと前記第2へラとを繋ぐ
請求項1に記載の調理具。
- 前記接続片は、
弾性を有して前記第1ヘラと前記第2へラとを繋ぐ、
請求項1または請求項2に記載の調理具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000604U JP3221234U (ja) | 2019-02-22 | 2019-02-22 | 調理具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000604U JP3221234U (ja) | 2019-02-22 | 2019-02-22 | 調理具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3221234U true JP3221234U (ja) | 2019-05-16 |
Family
ID=66530619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019000604U Expired - Fee Related JP3221234U (ja) | 2019-02-22 | 2019-02-22 | 調理具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2019
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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