JP3220848U - 尿失禁パッド - Google Patents

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眞 藤原
眞 藤原
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株式会社ヤシロ
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Abstract

【課題】尿失禁パッドの吸水布と保水布と防水布の裁断面及びミシン針の縫い目から尿が滲み出るのを防止する尿失禁パッドを提供する。【解決手段】防水布4と吸水布と保水布を積層し、R側、E側の両端に防水布4を縫着する。縫着したあと、裏返すことによってR辺、E側の裁断面とミシン針の縫い目が表出しない。F側、E側の両端の裁断面は表出している。F側、E側の両端の吸水布2面に短防水布6を縫合し裏面に廻し込むと裁断面は被われる。裏面防水布4には縫合した縫い目が表出している。ミシン針の縫い目の上に両面熱接着テープ7をセットし、F側、F側辺の側の廻した短防水布6と、裏面防水布4を重ねて接着することで周縁を防水布4・短防水布6で被って裁断面と縫い目が表出しない構造である。【選択図】図17

Description

尿漏れ対策に用いられる尿失禁パッドである。
従来、失禁対応用として販売されている失禁用部材は図1、図2に示すように肌側に面する順に、吸汗・拡散・速乾性織物である吸水布と高吸収・高吸湿繊維である保水布と防水布で構成されている。これらの部材をショーツのクロッチ部に失禁対応として縫合するだけでは、部材の周縁の裁断面及びミシン針の縫い目から尿が滲み出て下着本体、外衣まで達してしまう。
前記の部材の裁断面からの尿漏れを防ぐ目的で図3、図4に示すように周縁を防水テ−プで挟み込んで作った尿漏れ失禁パッドをショーツのクロッチ部の肌側面に設けて失禁ショーツとするのが一般である。この失禁パッドの四角はショーツ本体に縫い繋がっているので宙吊りになっている。パッドの周縁を防水テープで挟み込んでもミシン針の縫い目から尿は滲み出てしまう。
登録実用新案第3112718号 登録実用新案第3161421号
上記いずれの場合も裁断面及びミシン針の縫い目からの尿漏れは防げず日常生活での外出、遠出の時は尿漏れが外衣に滲み出るのではないかと大きなストレスを持ってしまう。
本考案は、尿失禁パッドの裁断面やミシン針の縫い目から尿が滲み出ることを抑制または防止できる尿失禁パッドを提供することである。
前記の目的を達成するための請求項1に記載の考案は、保水布を含む複数の布であって、所定方向に積層された複数の布と、前記複数の布の端辺から所定幅離れたラインを縫着する縫着材と、前記複数の布の端辺を、肌側から肌側と反対側にまたがるように被覆し、かつ最も前記反対側の布に縫着されている縫着材を被覆する防水布とを含む尿失禁パッドである。
また請求項2に記載の考案は、前記防水布が、前記複数の布に前記縫着材を介して前記肌側から取り付けられており、取り付けた前記防水布が、前記端辺を介して前記反対側に折り返された状態で、肌側と反対側の前記布に取り付けられている、請求項1に記載の尿失禁パッドである。
上述の様に、尿失禁パッドの周縁裁断面とミシン針の縫い目が防水布によって被覆されるので、尿が滲み出ず下着、外衣まで染み出る不安を解決できる。また、反対側の布に縫着された防水布の面積を大きくすることで貯尿量を増すことができる。本考案の尿失禁パッドは、ショーツ、パンツに縫着して使用される。
従来の失禁ショーツのクロッチ部を示す図である。 図1をイ−イから見た断面図である。 従来の失禁ショーツのクロッチ部を示す図です。 図3をロ−ロから見た断面図である。 尿失禁パッドの平面図である。 尿失禁パッドの下面図である。 防水布と吸水布と保水布とを積層した状態を示す図である。 図7をハ−ハから見た断面図である。 吸水布・保水布の一辺(R側辺)に防水布を縫着した状態を示す図である。 図9を二−二から見た断面図である。 吸水布・保水布の二辺(R側辺、L側辺)に縫着した状態を示す図である。 図11をホ−ホから見た断面図である。 図11に示す状態から防水布を裏返した吸水布上面図である。 図13をヘ−ヘから見た断面図である。 図13のF側辺とE側辺に短防水布を縫着した状態を示す図である。 図15をト−トから見た断面図である。 図15のE側の防水布の裏面に表出してる縫い目上に両面熱接着テープをセットした状態を示す図である。 図17をチーチから見た下面図である。 図17のF辺およびE辺が熱圧着され、裁断面、縫い目が表出していない状態を示す図である。 図19をリーリから見た断面図である。 本考案のパッドを適用した尿失禁パッドである。 本考案のパッドを適用した失禁ショーツである。
以下、本考案の尿失禁パッド1について説明する。図5は、尿失禁パッド1の平面図である。図6は、尿失禁パッド1の下面図である。尿失禁パッド1は、図21及び図22に示すようにショーツやパンツ等の下着に装着された状態で使用される。使用時に使用者の肌に当たる側を上側として以下説明する。
尿失禁パッド1は、上下方向に積層された複数の布を含む。複数の布は、吸水布2と、保水布3と、防水布4と、短防水布6とを含む。この実施形態では、各布2,3,4,6は1枚の布である。
前記の吸水布2は、メェシュ状で吸汗・拡散・速乾性織物の生地である。
前記の保水布3は、高吸収・高吸湿繊維の不織布である。
前記の防水布4と短防水布6は、ポリエステル繊維、ポリウレタンフィルム製である。
この実施形態では;吸水布2および保水布3が上側の順で配置されている。そして、吸水布2および保水布3の長手側の側辺(L側辺およびR側辺)が防水布4によって被覆されている。また、吸水布2および保水布3の短手側の側辺(F側辺およびE側辺)が短防水布6によって被覆されている。
より具体的には、吸水布2および保水布3の長手側の各側辺(L側辺およびR側辺)には、上側から縫着材によって縫着されている。縫着材によるミシン目5(縫い目)は、吸水布2および保水布3の長手側の各側辺に沿って直線状に延びている。
縫着材によるミシン目は、長手側の各側辺と平行かつ、当該各側辺から所定の間隔を隔てたラインを縫着している。防水布4の左右の両端が吸水布2の上面に縫着されている。防水布4の左右の両端を防ぐ部分は、防水布4の下面側に位置している。すなわち、防水布4が長手側の各側辺を上側から下側にまたがるように被覆している。
より具体的には吸水布2の上面に取り付けられた防水布4が、長手側の各側辺を介して保水布3の下面側に折り返されている。
図19および図20に示すように、短防水布6は、吸水布2および保水布3の短手側の各側辺(E側辺およびF側辺)に、上側から縫着材によって縫着されている。縫着材によるミシン目5(縫い目)は、吸水布2および保水布3の短手側の各側辺に沿って直線状に延びている。
縫着材によるミシン目5は、短手側の各側辺と平行かつ当該各側辺から所定の間隔を隔てたラインを縫着している。短防水布6の上面が、防水布4左右両端を介して吸水布2の上面に縫着されている。短防水布6の下面が、上面側の縫着材によるミシン目5を覆うように両面熱接着テープ7によって保水布3の下面に接着されている。
すなわち、短防水布6が、短手側の各側辺を上側からF側にまたがるように被覆している。より具体的には、吸水布2の上面に取り付けられた短防水布6が、短手側の各側辺を介して保水布3の下面側に折り返されている。
以下、尿失禁パッド1の製造方法について説明する。図7、図8に示すように尿失禁パッドは吸水布2、保水布3、防水布4はそれぞれ長方形であるが、吸水布2と保水布3は同じサイズで防水布4はそれらより大きいサイズである。図7、図8に示すように、防水布4・吸水布2・保水布3の順に積層する。
図9の防水布4、吸水布2、保水布3は、図10に示すようにR側辺を重ねて揃え、1cm程の縫い代の位置を縫着する。また同様にL側辺も図11、図12に示すように防水布4、吸水布2、保水布3を重ねて揃え、1cm程の縫い代の位置を縫着する。
R側,L側の2辺を縫着することで防水布4は、吸水布2保水布3より大きい分、図11、図12に示すように弛みがある。図12のR側,L側の防水布4と保水布3の面にミシン針の縫い目5が表出している。
図13は、前記の状態で吸水布2の面と弛んだ防水布4の面を裏返した図である。吸水布2の表面積は防水布4の弛んだ分だけ減少する。図14は裏返ったことで吸水布2の面と防水布4の面にミシン針の縫い目5が表出していない。
図13は、F側とE側の裁断面は表出している。図15に示すようF側、E側の吸水布2、防水布4の裁断面の上部に短防水布6をセットし縫着する。縫着する縫い目の位置は図11で吸水布2の面に表れた防水布4の縫い代と同じ縫い幅で1cm程が望ましい。吸水布2の面に表れた防水布4の面積を増したら貯尿量が増す。短防水布6の長さはパッドの幅より1cm又は2cm長くてよい。この長さは尿失禁パッドの台布、失禁ショ−ツ、失禁パンツに縫着するのに必要である。
図17は、前記図15で縫着した短防水布6を裏側の防水布4に廻すと肌側の吸水布2のミシン針の縫い目は表出しない。E側裏面の防水布4に表出したミシン針の縫い目5上に両面熱接着テープ7をセットし、熱接着してミシン針の縫い目5を塞ぐ。防水布4のミシン針の縫い目5を塞いだ両面熱接着テープ7の離型紙を剥がし、裏に廻った短防水布6の端辺を載せて熱圧力を掛け防水布4と接着させる。F側の短防水布6も同じ工程で接着する。
図19は、前記のF側とE側の断面を短防水布6で熱圧着した図であり、吸水布2と保水布3と防水布4の裁断面及びミシン針の縫い目5は表出していない。図20の断面図に示すように、防水布4と短防水布6が両面熱接着テープ7で接着されることでパッド周縁の裁断面とミシン針の縫い目5が表出しない状態になる。
以上のような本考案の尿失禁パッドは、図21、図22に示すようショーツ、パンツ等の下着に装着して使用する。
図21は、本考案の尿失禁パッド1を羽付きの台布に縫合した図である。本考案の尿失禁パッド1の四角が縫合されている。この台布は、一般の布生地でもよく、防水機能のある防水布でもよい。台布にプリントを施すことで気分もリラックスする。また、洗濯して干す時も一般の洗濯物に混ざって違和感は無い。
図22は、本考案の尿失禁パッド1をショーツのクロッチ部に縫合した図である。
1 尿失禁パッド
2 吸水布
3 保水布
4 防水布
5 ミシン針の縫い目
6 短防水布
7 両面熱接着テープ
8 身頃生地
9 伸縮性テープ
10 防水テープ
R 右側
L 左側
F 前側
E 後ろ側
イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、千、リ断面図の位置

Claims (2)

  1. 保水布を含む複数の布であって、所定方向に積層された複数の布と、前記複数の布の端辺から所定幅離れたラインを縫着する縫着材と、前記複数の布の端辺を、肌側から肌側と反対側にまたがるように被覆し、かつ最も前記反対側の布に縫着されている縫着材を被覆する防水布とを含む尿失禁パッド。
  2. 前記防水布が、前記複数の布に前記縫着材を介して前記肌側から取り付けられており、取り付けられた前記防水布が、前記端辺を介して前記反対側に折り返された状態で、肌側と反対側の前記布に取り付けられている、請求項1に記載の尿失禁パッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021023764A (ja) * 2019-08-01 2021-02-22 匠ソリューションズ株式会社 生理用ナプキン

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