JP3220838B2 - 二段式ジャック - Google Patents

二段式ジャック

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JP3220838B2
JP3220838B2 JP25562594A JP25562594A JP3220838B2 JP 3220838 B2 JP3220838 B2 JP 3220838B2 JP 25562594 A JP25562594 A JP 25562594A JP 25562594 A JP25562594 A JP 25562594A JP 3220838 B2 JP3220838 B2 JP 3220838B2
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二段式ジャック、詳し
くは、電気絶縁性のボディに並べて形成された2つの区
画のそれぞれに、プラグ挿入口部、プラグ挿入空間、プ
ラグ用接片などが振り分けて設けられた二段式ジャック
に関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭59−284号公報にこの種の二
段式ジャックについての記載がある。この公報に記載さ
れている二段式ジャックに関し、図18にそのボディ1
00を斜視図で、図19に二段式ジャックの後面図を、
それぞれ示してある。
【0003】図18や図19に示したように、上記公報
に記載された従来の二段式ジャックのボディ100は電
気絶縁性の合成樹脂で成形された縦長直方体状をなして
いる。また、このボディ100は下段部Lと上段部Uと
に区画されており、そのボディ100の前壁部101の
下段部に第1プラグ挿入口110が、前壁部101の上
段部に第2プラグ挿入口120がそれぞれ設けられてい
る。また、ボディ100はその後面(プラグ挿入口12
0が設けられている面の反対側の面)が開放されてい
る。そして、第1プラグ挿入口に対応して配備される複
数の第1プラグ用接片131,132…や第2プラグ挿
入口に対応して配備される複数の第2プラグ用接片13
3,134…などがボディ100における開放された後
面側からボディ100の内部に挿入されて、それぞれ組
み付けられている。また、上記した各プラグ用接片13
1,133などにあっては、第1および第2の2つのプ
ラグ挿入口部110,120の並び方向Aに対し直交す
る方向(すなわち横方向)からそれらのプラグ挿入口部
110,120に臨まされ、また、固定接片132,1
34と可動接片131,133とで構成されるスイッチ
ング機能を備えたスイッチ接片については、折曲げ形成
された可動接片131,133の撓み変形する方向が上
記並び方向Aに対し直交する方向になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図18や図
19で説明した従来の二段式ジャックにおいては、可動
接片131,133によって固定接片の接点が後方から
覆われ、上記スイッチ接片の接点部の状況を容易に見る
ことができず、たとえ見ることができたとしてもその接
点部の状況を明瞭に視認することが困難であり、そのた
めにユーザー側での上記接点部の状況を確認したり保守
管理を行ったりすることが困難であるという問題があっ
た。
【0005】また、上記した従来の二段式ジャックにお
いては、プラグ用接片のための下段部側組付け部および
上段部側組付け部の両方が、1つの成形型により成形さ
れるようになっていたので、下段部側および上段部側の
うちのいずれか一方だけにおいて、その相手方プラグの
長さやプラグ接片の数や回路が異なるような二段式ジャ
ックが要求された場合でも、下段部と上段部との両方を
成形し得る成形型を新たに製作する必要が生じる。この
ため、従来の二段式ジャックでは、ボディ100におけ
る下段部側および上段部側のうちのいずれか一方の構造
が同じで他方の構造だけが異なっている場合においても
その都度新たな成形型を製作し直さねばならないという
不経済性があった。
【0006】本発明は以上の事情の下でなされたもので
ある。すなわち、本発明の目的は、ボディに組み付けら
れたプラグ用接片、スイッチ接片機構の固定接片や可動
接片の全体またはほゞ全体、あるいはスイッチ接片機構
の接点部の構造の全体を、ボディの外から容易に明瞭に
見ることのできる二段式ジャックを提供することであ
る。
【0007】本発明の他の目的は、二段式ジャックにお
いて、ボディにおける下段部側および上段部側のうちの
いずれか一方の仕様が同じで他方の仕様だけが異なって
いる場合には、その異なっている側だけの成形型を新た
に製作するだけでボディを製作できるようになる二段式
ジャックを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の二
段式ジャックは、下段部と上段部とに区画された直方体
状をなす電気絶縁性のボディと、ボディの下段部と上段
部とに間隔を隔てて並べられた第1プラグ挿入口部およ
び第2プラグ挿入口部と、ボディの下段部に設けられて
第1プラグ挿入口部に連通する第1プラグ挿入空間と、
ボディの下段部に配備されて第1プラグ挿入空間に挿入
されてきたプラグの電極に接点が接触される第1プラグ
用接片と、ボディの上段部に設けられて第2プラグ挿入
口部に連通する第2プラグ挿入空間と、ボディの上段部
に配備されて第2プラグ挿入空間に挿入されてきたプラ
グの電極に接点が接触される第2プラグ用接片と、を有
する二段式ジャックにおいて、
【0009】第1プラグ用接片の上記接点が第1および
第2の2つのプラグ挿入口部の並び方向において第1プ
ラグ挿入空間に臨まされ、第2プラグ用接片の上記接点
が上記並び方向において第2プラグ挿入空間に臨まされ
ていると共に、第1プラグ用接片の配備されたボディの
下段部側組付け部と第2プラグ用接片の配備されたボデ
ィの上段部側組付け部とが、このボディにおける相反す
る側の側面で開放され、かつ上段部側組付け部の側壁部
が下段部側の開口部に隣接してその上方に位置し、下段
部側組付け部の側壁部が上段部側の開口部に隣接して
の下方に位置しており、第1プラグ用接片の幅方向一側
端面が上記下段部側組付け部の開口部に臨まされ、第2
プラグ用接片の幅方向一側端面が上記上段部側組付け部
の開口部に臨まされている、というものである。
【0010】請求項2に係る発明の二段式ジャックは、
請求項1に記載した構成のものにおいて、第1および第
2のプラグ用接片がそれぞれ複数配備され、それらのプ
ラグ用接片のすべてが、第1および第2の2つのプラグ
挿入口部の並び方向においてプラグ挿入空間に臨まされ
ていると共に、すべての第1プラグ用接片の幅方向一側
端面が上記下段部側組付け部の開口部に臨まされ、すべ
ての第2プラグ用接片の幅方向一側端面が上記上段部側
組付け部の開口部に臨まされている、というものであ
る。
【0011】請求項3に係る発明の二段式ジャックは、
請求項1または請求項2に記載した構成のものにおい
て、ボディが、前壁部、上段部側組付け部の側壁部、下
段部側組付け部の側壁部、上段側組付け部と下段部側組
付け部との間の中壁部、後壁部、上壁部および下壁部を
備え、前壁部に第1プラグ挿入口部および第2プラグ挿
入口部が突出状に設けられ、下段部側組付け部が、上記
前壁部、上記下段部側組付け部の側壁部、上記中壁部、
上記後壁部および上記下壁部の各内面を成形するための
成形面を備えた第1成形型により成形され、上段部側組
付け部が、上記前壁部、上記上段部側組付け部の側壁
部、上記中壁部、上記後壁部および上記上壁部の各内面
を成形するための成形面を備えた第2成形型により成形
されている、というものである。
【0012】請求項4に係る発明の二段式ジャックは、
請求項2または請求項3に記載した構成のものにおい
て、下段側組付け部に第1スイッチ接片機構が、上段側
組付け部に第2スイッチ接片機構が、それぞれ配備さ
れ、これらのスイッチ接片機構が、固定接片と、この固
定接片の固定接点に対して離接される可動接点を備えた
可動接片と、上記可動接片の先端部に設けられプラグ挿
入空間に挿入されてきたプラグに接触して上記可動接点
を上記固定接点から離反させる方向に当該可動接片を撓
み変形させる当り部と、を有し、第1スイッチ接片機構
の当り部が、第1および第2の2つのプラグ挿入口部の
並び方向において第1プラグ挿入空間に臨みかつその当
り部の撓み変形する方向が上記並び方向に合わされ、第
2スイッチ接片機構の当り部が、上記並び方向において
第2プラグ挿入空間に臨みかつその当り部の撓み変形す
る方向が上記並び方向に合わされていると共に、第1ス
イッチ接片機構における固定接片と可動接片の幅方向一
側端面が上記下段部側組付け部の開口部に臨まされ、第
2プラグ用接片の幅方向一側端面が上記上段部側組付け
部の開口部に臨まされている、というものである。
【0013】請求項5に係る発明の二段式ジャックは、
請求項2、請求項3、請求項4のいずれかに記載のもの
において、第1プラグ用接片および第1スイッチ接片機
構に設けられた接続端子がボディの下壁部に設けられた
第1溝部に圧入状態で挿通されてボディの下方に突出さ
れ、その第1溝部が、下段部側組付け部の開放側から下
壁部に切り込まれていると共にその第1溝部が第1成形
型に具備された溝部成形面により成形されており、第2
プラグ用接片および第2スイッチ接片機構に設けられた
接続端子が下段部側組付け部の側壁部に設けられた第2
溝部に圧入状態で挿通されてボディの下方に突出され、
その第2溝部が、上段部側組付け部の開放側から下段部
側組付け部の側壁部に切り込まれていると共にその第2
溝部が第2成形型に具備された溝部成形面により成形さ
れている、というものである。
【0014】請求項6に係る発明の二段式ジャックは、
請求項4に記載したものにおいて、下段部側組付け部の
開口部と上段部側組付け部の開口部とがそれらに装着さ
れたカバー体により塞がれている、というものである。
【0015】
【作用】請求項1に係る発明によれば、ボディにおける
下段部側組付け部の開口部を通して第1プラグ用接片の
幅方向一端面が見え、上段部側組付け部の開口部を通し
て第2プラグ用接片の幅方向一端面が見える。しかも、
上段部側組付け部の側壁部が下段部側の開口部に隣接し
てその上方に位置し、下段部側組付け部の側壁部が上段
部側の開口部に隣接してその下方に位置しているので、
第1プラグ用接片の見える側からは第2プラグ用接片が
見えず、その逆に第2プラグ用接片の見える側からは第
1プラグ用接片が見えない。このため、見る者にとって
は、第1プラグ用接片と第2プラグ用接片とが同時に見
えるために複雑な構造になっているという感じがしなく
なり、ボディに組み付けられたプラグ用接片の形や組付
け構造をボディの外から容易に明瞭に認識することがで
きるようになる。このような作用は、請求項2に係る発
明のように第1および第2のプラグ用接片がそれぞれ複
数配備されている場合や、請求項4に係る発明のよう
に、プラグ用接片と共に第1および第2のスイッチ接片
機構が下段部側組付け部や上段側組付け部に配備されて
いる場合において特に顕著に発揮される。
【0016】請求項3に係る発明によれば、下段部側組
付け部が第1成形型により成形され、上段部側組付け部
が第2成形型によれ成形されるので、たとえば上段部側
組付け部の仕様だけを変更したい場合には、その仕様に
合った第2成形型を製作するだけで済み、第1成形型は
新たに製作せずにそのまま使用することが可能である。
請求項4や請求項5に係る発明においても同様の作用が
発揮される。
【0017】請求項6に係る発明によれば、下段部側組
付け部や上段部側組付け部の各開口部に装着されたカバ
ー体により、プラグ用接片やスイッチ接片機構の固定接
片や可動接片などに塵芥が付着したり人体が触れたりす
ることが防止される。
【0018】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る二段式ジャック
のボディ10に確保される下段部側組付け部M1と上段
部側組付け部M2との位置関係を説明するための正面
図、図2はボディ10の正面図、図3は上記ボディ10
とその下段部側組付け部M1および上段部側組付け部M
2とを説明的に示した断面図、図4は第1成形型1の説
明図、図5は第2成形型5の説明図、図6はボディ10
とカバー体94とを示す概略斜視図、図7〜図10は下
段部側組付け部M1に組み込まれる接片類を説明的に示
した斜視図、図11はボディ10とカバー体95とを示
す概略斜視図、図12〜図14は上段部側組付け部M2
に組み込まれる接片類を説明的に示した斜視図、図15
は図2のXV−XV線に沿う部分を一部破断したものに
相当する二段式ジャックの一部破断側面図、図16は二
段式ジャックの右側面図、図17は二段式ジャックの底
面図である。
【0019】図1および図3に示したように、本発明の
実施例に係る二段式ジャックは、基本的に、ボディ10
が下段部と上段部とに2区画され、下段部側の区画にお
いては、右側壁部11と下壁部12と中壁部13と前壁
部16と後壁部19とで囲まれる部分が下段部側組付け
部M1となされ、上段部側の区画においては、左側壁部
14と上壁部15と上記中壁部13と前壁部16と後壁
部19とで囲まれる部分が上段部側組付け部M2となさ
れている。なお、図3においては、ボディ10の基本的
構成の理解を容易にするために、後述する下段部組付け
部M1や上段部組付け部M2の具体的構造を省略してそ
れらM1,M2を空白で示してある。また、図6や図1
1などで判るように、ボディ10の前壁部16において
は、間隔を隔てて2段に並ぶ第1および第2のプラグ挿
入口部17,18が下段部側および上段部側の各区画に
振り分けて突出状に設けられている。
【0020】図15のように、下段部側組付け部M1に
は2つの第1プラグ用接片21,22と、2つの第1ス
イッチ接片機構23,24とが組み付けられており、こ
れらが第1プラグ挿入口部17に連通して形成された第
1プラグ挿入空間25に対応している。次に、これらの
第1プラグ用接片21,22や第1スイッチ接片機構2
3,24の構造や下段部側組付け部M1への組付け状態
を個別に説明する。なお、2つの第1プラグ用接片2
1,22を図7と図8とに示してあり、2つの第1スイ
ッチ接片機構23,24を図9と図10とに示してあ
る。
【0021】図7の第1プラグ用接片21は、C形部2
6の上下方向で対向する2つの端部のそれぞれに同一方
向に湾曲された接点27,27を有すると共に、C形部
26の中間部に切起し状の係合爪28を有しており、さ
らにC形部26からL形部29を介して下向きに接続端
子31が延出されている。この第1プラグ用接片21
は、図15のように、そのL形部29や接続端子31が
ボディ10における下段部側組付け部M1から下壁部1
2に亘って設けられた第1溝部32に圧入されて接続端
子31がボディ10の下方に突出されている。そして、
一対の接点27,27が第1プラグ挿入空間25に上下
方向から臨んでその第1プラグ挿入空間25に少し突き
出ている。ここで、上下方向は、第1プラグ挿入口部1
7と第2プラグ挿入口部18との並び方向A(以下、上
下方向Aという)に一致する。また、第1プラグ用接片
21の幅方向一側端面21aが下段部側組付け部M1の
開口部m1(図3または図6参照)に臨んでいる。した
がって、第1プラグ挿入口部17から第1プラグ挿入空
間18にプラグP1が挿入されてくると、このプラグP
1の電極に接点27,27が接触して第1プラグ用接片
21(具体的には接点27,27)が上下方向Aに撓み
変形される。さらに、第1プラグ用接片21の側面形状
や接点27,27の第1プラグ挿入空間25や第1プラ
グ挿入口部17への突出状態を上記開口部m1を通して
図15に現れている通りに明瞭に見ることができ、この
ことを利用すると、ユーザー側においても第1プラグ用
接片21の状況を容易に確認することができ、また、保
守管理も容易に行うことができる。なお、この実施例で
は、第1プラグ用接片21のC形部26が第1プラグ挿
入空間25を取り巻くように配置されており、そのC形
部26の一部の端面がボディ10の右側面側に露出して
いる(図16参照)。
【0022】図8の第1プラグ用接片22は、平板部3
3に切起し状に形成された接片部34の先端に湾曲した
接点35を有すると共に、平板部33から延び出たL形
部36に下向きに接続端子37が延出されている。この
第1プラグ用接片22は、図15のように、そのL形部
36や接続端子37がボディ10における下段部側組付
け部M1から下壁部12に亘って設けられた別の第1溝
部38に圧入されて接続端子37がボディ10の下方に
突出されている。そして、接点35が第1プラグ挿入空
間25に上方から臨んでその第1プラグ挿入空間25に
少し突き出ている。また、第1プラグ用接片22の幅方
向一側端面22aが下段部側組付け部M1の開口部m1
(図3または図6参照)に臨んでいる。したがって、第
1プラグ挿入空間25に挿入されてきたプラグP1の電
極に接点35が接触して第1プラグ用接片22(具体的
には接片部34)が上方(上記並び方向に相当する)に
撓み変形される。さらに、第1プラグ用接片22の側面
形状や接点35の第1プラグ挿入空間25への突出状態
を上記開口部m1を通して図15に現れている通りに明
瞭に見ることができ、このことを利用すると、ユーザー
側においても第1プラグ用接片21の状況を容易に確認
することができ、また、保守管理も容易に行うことがで
きる。
【0023】図10の第1スイッチ接片機構24は、固
定接片39とこの固定接片39の固定接点41に対して
離接される可動接点43を備えた可動接片42とにより
構成され、その可動接片42の先端部に当り部44が設
けられており、また、固定接片39に接続端子45が、
可動接片42に接続端子46がそれぞれ下向きに延出さ
れている。この第1スイッチ接片機構24においては、
図15のように、固定接片39の接続端子45がボディ
10の下壁部12に設けられた別の第1溝部47に圧入
されて接続端子45がボディ10の下方に突出されてい
る。また、可動接片42の接続端子46がボディ10の
下壁部12に設けられた別の第1溝部48に圧入されて
接続端子46がボディ10の下方に突出されている。そ
して、当り部44が第1プラグ挿入空間25に下方から
臨んでその第1プラグ挿入空間25に少し突き出てい
る。また、固定接片39や可動接片42の幅方向一側端
面39a,42aが下段部側組付け部M1の開口部m1
(図3または図6参照)に臨んでいる。したがって、第
1プラグ挿入空間25に挿入されてきたプラグP1に当
り部44が接触すると、その当り部44が可動接片42
を下方に撓み変形させて可動接点43を固定接点41か
ら離反させる。さらに、固定接片39や可動接片42の
側面形状や固定接点41と可動接点43との対向部分
(接点部)の状況や当り部44の第1プラグ挿入空間2
5への突出状態を上記開口部m1を通して図15に現れ
ている通りに明瞭に見ることができ、このことを利用す
ると、ユーザー側においても第1スイッチ接片機構24
の状況を容易に確認することができ、また、保守管理も
容易に行うことができる。
【0024】図9の第1スイッチ接片機構23は、固定
接片49とこの固定接片49の固定接点51に対して離
接される可動接点53を備えた可動接片52とにより構
成され、その可動接片52の先端部に当り部54が設け
られており、また、固定接片49に接続端子55が、可
動接片52に接続端子56がそれぞれ下向きに延出され
ている。この第1スイッチ接片機構23においては、図
15のように、固定接片49の接続端子55がボディ1
0の下壁部12に設けられた別の第1溝部57に圧入さ
れて接続端子55がボディ10の下方に突出されてい
る。また、可動接片52の接続端子56がボディ10の
下壁部12に設けられた別の第1溝部58に圧入されて
接続端子56がボディ10の下方に突出されている。そ
して、当り部54が第1プラグ挿入空間25に下方から
臨んでその第1プラグ挿入空間25に少し突き出てい
る。また、固定接片49や可動接片52の幅方向一側端
面49a,52aが下段部側組付け部M1の開口部m1
(図3または図6参照)に臨んでいる。したがって、第
1プラグ挿入空間25に挿入されてきたプラグP1に当
り部54が接触すると、その当り部54が可動接片52
を下方に撓み変形させて可動接点53を固定接点51か
ら離反させる。さらに、固定接片49や可動接片52の
側面形状や固定接点51と可動接点53との対向部分
(接点部)の状況や当り部54の第1プラグ挿入空間2
5への突出状態を上記開口部m1を通して図15に現れ
ている通りに明瞭に見ることができ、このことを利用す
ると、ユーザー側においても第1スイッチ接片機構23
の状況を容易に確認することができ、また、保守管理も
容易に行うことができる。
【0025】図16のように、上段部側組付け部M2に
は第2プラグ用接片61と、2つの第2スイッチ接片機
構62,63とが組み付けられており、これらが第2プ
ラグ挿入口部18に連通して形成された第2プラグ挿入
空間64に対応している。次に、これらの第2プラグ用
接片61や第2スイッチ接片機構62,63の構造や上
段部側組付け部M2への組付け状態を個別に説明する。
なお、第2プラグ用接片61を図12に示してあり、2
つの第2スイッチ接片機構62,63を図13と図14
とに示してある。
【0026】図12の第2プラグ用接片61は、C形部
65の上下方向で対向する2つの端部のそれぞれに同一
方向に湾曲された接点66,66を有すると共に、C形
部26から下向きに接続端子67が延出されている。こ
の第2プラグ用接片61は、図16のように、その長い
接続端子67がボディ10における右側壁部11に設け
られた長い第2溝部68に圧入されて接続端子67がボ
ディ10の下方に突出されている。そして、一対の接点
66,66が第2プラグ挿入空間64に上下方向Aから
臨んでその第2プラグ挿入空間64に少し突き出てい
る。また、第2プラグ用接片61の幅方向一側端面61
aが上段部側組付け部M2の開口部m2(図3または図
11参照)に臨んでいる。したがって、第2プラグ挿入
口部18から第2プラグ挿入空間64にプラグP2が挿
入されてくると、このプラグP2の電極に接点66,6
6が接触して第2プラグ用接片61(具体的には接点6
6,66)が上下方向Aに撓み変形される。さらに、第
2プラグ用接片61の側面形状や接点66,66の第2
プラグ挿入空間64への突出状態を上記開口部m2を通
して図16に現れている通りに明瞭に見ることができ、
このことを利用すると、ユーザー側においても第2プラ
グ用接片61の状況を容易に確認することができ、ま
た、保守管理も容易に行うことができる。なお、この実
施例では、第2プラグ用接片61のC形部65が第2プ
ラグ挿入空間64を取り巻くように配置されている。
【0027】図13の第2スイッチ接片機構62は、固
定接片69とこの固定接片69の固定接点71に対して
離接される可動接点73を備えた可動接片72とにより
構成され、その可動接片72の先端部に当り部74が設
けられている。また、可動接片72には中間端子75が
設けられており、この中間端子75には下向きに長い接
続端子77が延出された中間端子76が重なり接続され
ている。固定接片69には長い接続端子78が下向きに
延出されている。この第2スイッチ接片機構62におい
ては、図16のように、固定接片69の長い接続端子7
8がボディ10における右側壁部11に設けられた別の
長い第2溝部79に圧入されて接続端子78がボディ1
0の下方に突出されている。また、長い接続端子77が
ボディ10における右側壁部11に設けられた別の長い
第2溝部81に圧入されて接続端子77がボディ10の
下方に突出されていると共に、中間端子75,76同士
が重なり合って第2溝部81に圧入されている。そし
て、可動接片73の当り部74が第2プラグ挿入空間6
4に下方から臨んでその第2プラグ挿入空間64に少し
突き出ている。また、固定接片69や可動接片72の幅
方向一側端面69a,72aが上段部側組付け部M2の
開口部m2(図3または図11参照)に臨んでいる。し
たがって、第2プラグ挿入空間64にプラグP2が挿入
されてくると、このプラグP2の電極に当り部74が接
触すると、その当り部74が可動接片72を下方に撓み
変形させて可動接点73を固定接点71から離反させ
る。さらに、固定接片69や可動接片72の側面形状や
固定接点71と可動接点73との対向部分(接点部)の
状況や当り部74の第2プラグ挿入空間64への突出状
態を上記開口部m2を通して図16に現れている通りに
明瞭に見ることができ、このことを利用すると、ユーザ
ー側においても第2スイッチ接片機構62の状況を容易
に確認することができ、また、保守管理も容易に行うこ
とができる。
【0028】図14の第2スイッチ接片機構63は、固
定接片82とこの固定接片82の固定接点83に対して
離接される可動接点85を備えた可動接片84とにより
構成され、その可動接片84の中間部に当り部86が設
けられている。また、可動接片84には中間端子88が
設けられており、この中間端子88には下向きに長い接
続端子89が延出された中間端子91が重なり接続され
ている。固定接片82には長い接続端子87が下向きに
延出されている。この第2スイッチ接片機構63におい
ては、図16のように、固定接片82の長い接続端子8
7がボディ10における右側壁部11に設けられた別の
長い第2溝部92に圧入されて接続端子87がボディ1
0の下方に突出されている。また、長い接続端子89が
ボディ10における右側壁部11に設けられた別の長い
第2溝部93に圧入されて接続端子89がボディ10の
下方に突出されていると共に、中間端子88,91同士
が重なり合って第2溝部93に圧入されている。そし
て、可動接片84の当り部86が第2プラグ挿入空間6
4に上方から臨んでその第2プラグ挿入空間64に少し
突き出ている。また、固定接片82や可動接片84の幅
方向一側端面82a,84aが上段部側組付け部M2の
開口部m2(図3または図11参照)に臨んでいる。し
たがって、第2プラグ挿入空間64にプラグP2が挿入
されてくると、このプラグP2の電極に当り部86が接
触すると、その当り部86が可動接片84を下方に撓み
変形させて可動接点85を固定接点83から離反させ
る。さらに、固定接片82や可動接片84の側面形状や
固定接点83と可動接点85との対向部分(接点部)の
状況や当り部86の第2プラグ挿入空間64への突出状
態を上記開口部m2を通して図16に現れている通りに
明瞭に見ることができ、このことを利用すると、ユーザ
ー側においても第2スイッチ接片機構62の状況を容易
に確認することができ、また、保守管理も容易に行うこ
とができる。
【0029】図6や図11に示すように、ボディ10に
はカバー体94,95が付設されており、下段部側組付
け部M1の開口部m1にカバー体94が装着され、上段
部側組付け部M2の開口部m2にカバー体95が装着さ
れて、それぞれの開口部m1,m2がカバー体94,9
5に塞がれる。したがって、下段部側組付け部M1や上
段部側組付け部M2に配備された多様な接片類に塵芥な
どが付着せず、また、それらの接片類に人体が接触する
ということもなくなる。
【0030】この実施例において、上記した複数の第1
溝部32,38,47,48,57,58はいずれも下
段部側組付け部M1の開放側から下壁部12に切り込ま
れており、第2溝部68,79,81,89,92はい
ずれも上段部側組付け部M2の開放側から右側壁部11
に切り込まれている。
【0031】以上説明した二段式ジャックのボディ10
において、下段部側組付け部M1や第1溝部32,3
8,47,48,57,58、上段部側組付け部M2や
第2溝部68,79,81,89,92は、それぞれ、
図4や図5に示した第1成形型1または第2成形型5を
用いて成形される。すなわち、図4の第1成形型1には
下段部側組付け部M1用の成形部1aと第1溝部32,
38,47,48,57,58用の櫛歯状の溝部成形面
1bとが備わっていると共に、成形部1aの一部が上記
前壁部16、右側壁部11、上記中壁部13、上記後壁
部19および上記下壁部12の各内面を成形するための
成形面となされている。また、図5の第2成形型5には
上段部側組付け部M2用の成形部5aと第2溝部68,
79,81,89,92用の櫛歯状の溝部成形面5bと
が備わっていると共に、成形部5aの一部が上記前壁部
16、左側壁部14、上記中壁部13、上記後壁部19
および上記上壁部15の各内面を成形するための成形面
となされている。なお、図4および図5に示した各成形
型1,5の成形部1a,5aは簡略化して描かれている
のであって、実際には図6や図11に示した下段部側組
付け部M1や上段部側組付け部M2を成形し得る形状に
なっている。
【0032】ボディ10を成形するときには、外型(不
図示)の内部の適所に第1成形型1や第2成形型5を設
置し、それらの型で形成されたキャビティに熱可塑性樹
脂を注入する。
【0033】このように、下段部側組付け部M1や上段
部側組付け部M2を成形するための成形型が第1成形型
1と第2成形型5とに分かれていると、ボディ10にお
ける下段部側組付け部M1および上段部側組付け部M2
のうちのいずれか一方の仕様が同じで他方の仕様だけが
異なっている場合には、その異なっている側だけの成形
型を新たに製作するだけでボディ10を製作できるよう
になる。
【0034】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、第1およ
び第2のプラグ用接片の各接点がそれぞれ、2つのプラ
グ挿入口部の並び方向において第1および第2のプラグ
挿入空間に臨み、各プラグ用接片の幅方向一側端面がそ
れらに対応する組付け部の開口部に臨まされており、し
かも、上段部側組付け部の側壁部が下段部側の開口部に
隣接してその上方に位置し、下段部側組付け部の側壁部
が上段部側の開口部に隣接してその下方に位置している
ので、ボディに組み付けられたプラグ用接片の形や組付
け構造を下段側組付け部に組み付けられたプラグ用接片
と上段部側組付け部に組み付けられたプラグ用接片とを
別々にボディの外から容易に明瞭に認識することができ
るようになり、そのことがユーザー側でプラグ用接片の
状況を確認したり保守管理を行ったりすることを容易に
することに役立つ。このような効果は、請求項2に係る
発明のように第1および第2のプラグ用接片がそれぞれ
複数配備されている場合や、請求項4に係る発明のよう
にプラグ用接片と共に第1および第2のスイッチ接片機
構が下段部側組付け部や上段側組付け部に配備されてい
る場合において特に顕著に奏される。
【0035】請求項3に係る発明によれば、二段式ジャ
ックのボディにおける下段部側および上段部側のうちの
いずれか一方の仕様が同じで他方の仕様だけが異なって
いるようなボディの製作コストを低減することが可能で
ある。請求項4や請求項5に係る発明においても同様の
効果が奏される。
【0036】請求項6に係る発明によれば、下段部側組
付け部や上段部側組付け部の各開放部に装着されたカバ
ー体により、プラグ用接片やスイッチ接片機構の固定接
片や可動接片などに塵芥が付着したり人体が触れたりす
ることが防止されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る二段式ジャックのボディ
に確保される下段部側組付け部と上段部側組付け部との
位置関係を説明するための正面図である。
【図2】ボディの正面図である。
【図3】ボディとその下段部側組付け部および上段部側
組付け部とを説明的に示した断面図である。
【図4】第1成形型の説明図である。
【図5】第2成形型の説明図である。
【図6】ボディとカバー体とを示す概略斜視図である。
【図7】第1プラグ用接片の斜視図である。
【図8】他の第1プラグ用接片の斜視図である。
【図9】第1スイッチ接片機構の斜視図である。
【図10】他の第1スイッチ接片機構の斜視図である。
【図11】ボディとカバー体とを示す概略斜視図であ
る。
【図12】第2プラグ用接片の斜視図である。
【図13】第2スイッチ接片機構の斜視図である。
【図14】他の第2スイッチ接片機構の斜視図である。
【図15】図2のXV−XV線に沿う部分を一部破断し
たものに相当する二段式ジャックの一部破断側面図であ
る。
【図16】二段式ジャックの右側面図である。
【図17】二段式ジャックの底面図である。
【図18】従来の二段式ジャックにおけるボディの斜視
図である。
【図19】従来の二段式ジャックの後面図である。
【符号の説明】
A プラグ挿入口部の並び方向 M1 下段部側組付け部 M2 上段部側組付け部 m1 下段部側組付け部(下段部側)の開口部 m2 上段部側組付け部(上段部側)の開口部 P1,P2 プラグ 1 第1成形型 1b 溝部成形面 5 第2成形型 5b 溝部成形面 10 ボディ 11 右側壁部(下段部側組付け部の側壁部) 12 下壁部 13 中壁部 14 左側壁部(上段部側組付け部の側壁部) 15 上壁部 16 前壁部 17 第1プラグ挿入口部 18 第2プラグ挿入口部 19 後壁部 21,22 第1プラグ用接片 21a,22a 第1プラグ用接片の幅方向一側端面 23,24 第1スイッチ接片機構 25 第1プラグ挿入空間 27,35 第1プラグ用接片の接点 39,49,69,82 固定接片 39a,49a,69a,82a 固定接片の幅方向一
側端面 41,51,71,83 固定接点 42,52,72,84 可動接片 42a,52a,72a,84a 可動接片の幅方向一
側端面 43,53,73,85 可動接点 44,54,74,86 当り部 31,37,45,46,55,56,67,77,7
8,87,89 接続端子 32,38,47,48,57,58 第1溝部 61 第2プラグ用接片 61a 第2プラグ用接片の幅方向一側端面 62,63 第2スイッチ接片機構 64 第2プラグ挿入空間 66 第2プラグ用接片の接点 94,95 カバー体

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下段部と上段部とに区画された直方体状
    をなす電気絶縁性のボディと、ボディの下段部と上段部
    とに間隔を隔てて並べられた第1プラグ挿入口部および
    第2プラグ挿入口部と、ボディの下段部に設けられて第
    1プラグ挿入口部に連通する第1プラグ挿入空間と、ボ
    ディの下段部に配備されて第1プラグ挿入空間に挿入さ
    れてきたプラグの電極に接点が接触される第1プラグ用
    接片と、ボディの上段部に設けられて第2プラグ挿入口
    部に連通する第2プラグ挿入空間と、ボディの上段部
    配備されて第2プラグ挿入空間に挿入されてきたプラグ
    の電極に接点が接触される第2プラグ用接片と、を有す
    る二段式ジャックにおいて、 第1プラグ用接片の上記接点が第1および第2の2つの
    プラグ挿入口部の並び方向において第1プラグ挿入空間
    に臨まされ、第2プラグ用接片の上記接点が上記並び方
    向において第2プラグ挿入空間に臨まされていると共
    に、第1プラグ用接片の配備されたボディの下段部側組
    付け部と第2プラグ用接片の配備されたボディの上段部
    側組付け部とが、このボディにおける相反する側の側面
    で開放され、かつ上段部側組付け部の側壁部が下段部側
    の開口部に隣接してその上方に位置し、下段部側組付け
    部の側壁部が上段部側の開口部に隣接してその下方に位
    置しており、第1プラグ用接片の幅方向一側端面が上記
    下段部側組付け部の開口部に臨まされ、第2プラグ用接
    片の幅方向一側端面が上記上段部側組付け部の開口部に
    臨まされていることを特徴とする二段式ジャック。
  2. 【請求項2】 第1および第2のプラグ用接片がそれぞ
    れ複数配備され、それらのプラグ用接片のすべてが、第
    1および第2の2つのプラグ挿入口部の並び方向におい
    てプラグ挿入空間に臨まされていると共に、すべての第
    1プラグ用接片の幅方向一側端面が上記下段部側組付け
    部の開口部に臨まされ、すべての第2プラグ用接片の幅
    方向一側端面が上記上段部側組付け部の開口部に臨まさ
    れている請求項1記載の二段式ジャック。
  3. 【請求項3】 ボディが、前壁部、上段部側組付け部の
    側壁部、下段部側組付け部の側壁部、上段側組付け部と
    下段部側組付け部との間の中壁部、後壁部、上壁部およ
    び下壁部を備え、前壁部に第1プラグ挿入口部および第
    2プラグ挿入口部が突出状に設けられ、 下段部側組付け部が、上記前壁部、上記下段部側組付け
    部の側壁部、上記中壁部、上記後壁部および上記下壁部
    の各内面を成形するための成形面を備えた第1成形型に
    より成形され、上段部側組付け部が、上記前壁部、上記
    上段部側組付け部の側壁部、上記中壁部、上記後壁部お
    よび上記上壁部の各内面を成形するための成形面を備え
    た第2成形型により成形されている請求項1または請求
    項2記載の二段式ジャック。
  4. 【請求項4】 下段側組付け部に第1スイッチ接片機構
    が、上段側組付け部に第2スイッチ接片機構が、それぞ
    れ配備され、これらのスイッチ接片機構が、固定接片
    と、この固定接片の固定接点に対して離接される可動接
    点を備えた可動接片と、上記可動接片の先端部に設けら
    れプラグ挿入空間に挿入されてきたプラグに接触して上
    記可動接点を上記固定接点から離反させる方向に当該可
    動接片を撓み変形させる当り部と、を有し、第1スイッ
    チ接片機構の当り部が、第1および第2の2つのプラグ
    挿入口部の並び方向において第1プラグ挿入空間に臨み
    かつその当り部の撓み変形する方向が上記並び方向に合
    わされ、第2スイッチ接片機構の当り部が、上記並び方
    向において第2プラグ挿入空間に臨みかつその当り部の
    撓み変形する方向が上記並び方向に合わされていると共
    に、第1スイッチ接片機構における固定接片と可動接片
    の幅方向一側端面が上記下段部側組付け部の開口部に臨
    まされ、第2プラグ用接片の幅方向一側端面が上記上段
    部側組付け部の開口部に臨まされている請求項2または
    請求項3記載の二段式ジャック。
  5. 【請求項5】 第1プラグ用接片および第1スイッチ接
    片機構に設けられた接続端子がボディの下壁部に設けら
    れた第1溝部に圧入状態で挿通されてボディの下方に突
    出され、その第1溝部が、下段部側組付け部の開放側か
    ら下壁部に切り込まれていると共にその第1溝部が第1
    成形型に具備された溝部成形面により成形されており、
    第2プラグ用接片および第2スイッチ接片機構に設けら
    れた接続端子が下段部側組付け部の側壁部に設けられた
    第2溝部に圧入状態で挿通されてボディの下方に突出さ
    れ、その第2溝部が、上段部側組付け部の開放側から下
    段部側組付け部の側壁部に切り込まれていると共にその
    第2溝部が第2成形型に具備された溝部成形面により成
    形されている請求項2、請求項3、請求項4のいずれか
    に記載の二段式ジャック。
  6. 【請求項6】 下段部側組付け部の開口部と上段部側組
    付け部の開口部とがそれらに装着されたカバー体により
    塞がれている請求項4記載の2段式ジャック。
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