JP3220797U - ベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】ベッドを構成する床面部材の一部を昇降させることができるベッドを提供する。
【解決手段】ベッド1の長手方向に平行に3分割した長尺の床面部材3〜5を有し、両端の床面部材3、5に対し中央の床面部材4は広幅とし、中央の床面部材4、もしくは、少なくとも両端の床面部材3、5の一方は鉛直方向に電動で稼働するように構成し、就寝時に人が横たわるベッドの中央部を両端部よりも凹ますようにした。
【選択図】図1

Description

本考案はベッドを構成する床面部材の一部を昇降させることができるベッドに関するものである。
従来のベッドは床面部材がベッドの幅方向に一体で同一高さで構成されている。特殊なベッドとして、自力で寝返りを打てない寝たきりの人が寝返りを打つことでき、床ずれの発生を防止する床ずれ防止用ベッドとして、ベッドの床面部材を長手方向に平行に多数の部材で形成し、隣接する床面部材を任意の高さの段差を有し得るように、鉛直方向に昇降可能に配設されているベッドが特許文献1に紹介されている。
特開2000−354612 特開2013−039264
従来のベッドは床面部材がベッドの幅方向に一体で同一高さで構成されているため、就寝中にベッドから転落するとか、寝返りを打つ度に掛け布団が移動してベッドから布団が落下することがある。ベッドからの転落防止や掛け布団の落下防止のために、サイドレールを備え付けることも行われているが、ベッドから離れようとする場合や座ろうとするときにサイドレールが邪魔になる。
また、冷え性の人が電気敷毛布を使用する場合、上向きに寝た場合は左右の腕や上腕部が、横向きに寝た場合は背中や胸が電気毛布に接触しないため、寒さを解消できない。
特許文献1で紹介されている床ずれ防止用ベッドは、ベッドの長手方向に平行に床面部材を多数の部材に分割したもので、その目的は寝たきりの人の床ずれ防止を目的としたもので、構造が複雑で多数の駆動装置を必要とし、高価なベッドになり、本考案が解決しようとする課題を解決するものではない。

本考案はかかる点に鑑み考案されたもので、簡単な構造で安価に前記課題を解決するベッドに関するものである。
請求項1の考案は、ベッドの長手方向に平行に3分割した長尺の床面部材を有し、両端の床面部材は所定の高さに固定され、中央の床面部材は両端の床面部材よりも広幅とし、所定高さよりも鉛直方向の下方に昇降可能に構成し、就寝時に人が横たわるベッドの中央部をベッドの両端部よりも凹ますようにしたことを特徴とする。
請求項2の考案は、請求項1のベッドにおいて、中央の床面部材は所定高さに固定され、両端の床面部材の少なくとも一方は所定高さよりも鉛直方向の上方に昇降可能に、昇降しない他方の床面部材は中央の床面部材よりも10から20cm高い位置に固定された構成とすることを特徴とする。
請求項3の考案は、請求項1、又は請求項2のベッドにおいて、床面部材の昇降は電動としたことを特徴とする。
請求項4の考案は、請求項3のベッドにおいて、中央の床面部材、又は両端の床面部材の少なくとも一方の昇降高さを、予めプログラムされた位置に昇降させることができるように、前記床面部材の昇降を制御するための床面制御装置を備えたことを特徴とする。
体を横たえるベッドの中央の床面部材を、両端の床面部材よりも高さを低く構成しているので、就寝中にベッドから転落するとか、寝返りを打つ度に掛け布団が移動してベッドから布団が落下することを防止できる。このため、ベッドにサイドレールを備え付ける必要もなく、ベッドから離れようとする場合やベッドに座ろうとするときも邪魔になるサイドレイルがないため容易に行動できる。
また、冷え性の人が電気敷毛布を使用する場合、ベッドの中央の床面部材が両端の床面部材よりも低く構成されているため、電気敷毛布を敷いたとき、両端の床面部材の中央側の端面が鉛直方向に立ち上がっているため、電気敷毛布も両端の床面部材の中央側の端面に沿って立ち上がり、上向きに寝た場合は左右の腕や上腕部が、横向きに寝た場合は背中や胸が電気毛布に接触または近接するため寒気を感じることはない。
本考案の中央の床面部材が下がったベッドの斜視図 本考案の中央の床面部材が稼働するベッドの平面図 本考案の中央の床面部材が稼働するベッドの側面図 本考案の中央の床面部材が稼働するベッドの断面図 本考案の両端の床面部材が稼働するベッドの平面図 本考案の両端の床面部材が稼働するベッドの側面図 本考案の両端の床面部材が稼働するベッドの断面図 本考案の右端の床面部材が稼働するベッドの平面図 本考案の右端の床面部材が稼働するベッドの側面図
本考案のベッドは、ベッドの長手方向に平行に3分割した長尺の床面部材を有し、両端の床面部材に対し中央部の床面部材は両端の床面部材よりも広幅とし、ベッドの頭側、足側には枠板を有し、床面部材の下部には枠材を設け、枠板と枠材で床面部材間を連結し、ベッドの形状を保持している。中央の床面部材、又は両端の床面部材の少なくとも一方は鉛直方向に電動で稼働するベッドで、就寝時に人が横たわるベッドの中央部をベッドの両端部よりも凹ますようにしたベッドである。
以下、図面に従って本考案の一実施例を説明する。
図1は本考案のベッド1の斜視図を示し、ベッドの長手方向に平行に3分割した長尺の床面部材を有し、2は枠板でベッドの頭側と足側に設けている。中央の床面部材4の上面が左側の床面部材3や右側の床面部材5の上面よりも凹ませた状態を示している。
図ではベッドの各床面部材の上面に敷くマットレスを記載していないが、中央床面部材4や左右両端の床面部材3,5の上面にもマットレスを設ける。左右両端の床面部材3,5の幅が狭くマットレスが安定し難い場合は、各床面部材と一体化してもよいし、着脱可能に固定してもよい。
図2から図4は、左右両端の床面部材3、5は所定の高さに固定され、中央の床面部材4は両端の床面部材よりも広幅とし、所定高さから鉛直方向の下方に昇降可能に構成したベッドの平面図、側面図、断面図を示す。中央の床面部材4の下部に2組のクランク8と連結棒9を取付けている。中央の床面部材4、枠材11に対し、クランク8はベッドの長手方向に回転自在に取付けられている。左右両端の床面部材3、5に取り付けられたクランク8の間は連結棒9で連結され、クランク8と連結棒9は回転自在に結合されている。2つの連結棒9は連結シャフト7によりベッドの長手方向に回転自在に結合さ、更にシャフトにより1台のリニアアクチュエータ6に結合されている。リニアアクチュエータ6はベッドの枠板2に回転自在に取付けられている。
図3において、リニアアクチュエータ6のスピンドルは左右方向に伸長し、スピンドルが左に伸びるとシャフトが連結棒9を押し、この力は逆くの字状になっているクランク8を直線状に変形させ、枠材11は固定されているので中央の床面部材4を押し上げる。
逆に、スピンドルが右に縮小するとシャフトが連結棒9を引張り、この力は直線状になっているクランク8を逆くの字状に変形させ、中央の床面部材4を引き下げる。シャフト7、クランク8や中央の床面部材4などの稼働や動作方向を図3、図4中に一点鎖線や矢印で示す。
中央の床面部材4と左右の床面部材3,5の上面は定常時に所定の水平状態になっているが、人が就寝しようと中央の床面部材4の上で横になったあと、リニアアクチュエータ6が電動で作動するので、床面制御装置(図示せず)のスイッチを押すことにより、リニアアクチュエータ6のスピンドルが縮小し、中央の床面部材4を鉛直方向に下げて中央部を凹ます事ができる。
人が起床しようとする場合は、床面制御装置(図示せず)のスイッチを押すことにより、リニアアクチュエータ6のスピンドルが伸長し、中央の床面部材4を鉛直方向に上昇させて中央部を自動的に元の高さに戻し、左右の床面部材3,5と同等の高さとして上面を水平に戻すことができる。
中央の床面部材4の昇降は、少しづつ任意の位置まで昇降させて停止させることもできるし、1つのボタンを押すだけで予め設定された位置まで昇降させて停止することができるように、床面制御装置は作られている。
ここでは、中央の床面部材4を上下させる駆動装置としてリニアアクチュエータ6を使用したが、電動モータなど、他の駆動装置を使用しもよい。
前記では、中央の床面部材4が稼働するベッドを例示したが、図5から図7に示すように、中央の床下面部材4は所定位置に固定し、左右両端の床面部材3,5が鉛直方向に上昇、下降するようにして、中央部を両端部よりも凹ますようにしたベッドとすることもできる。この場合は、左右の床面部材3,5のそれぞれにクランク8を取付け、これらのクランク8を連結棒9で連結し、中央の床面部材4の下部にシャフト7を設ける構成とすれば、1台のリニアアクチュエータ6を設置すればよい。
図6において、リニアアクチュエータ6のスピンドルは左右方向に伸長し、スピンドルが左に伸びるとシャフトが連結棒9を押し、この力は逆くの字状になっているクランク8を直線状に変形させ、枠材11は固定されているので左右の床面部材3,5を押し上げる。
逆に、スピンドルが右に縮小するとシャフトが連結棒9を引張り、この力は直線状になっているクランク8を逆くの字状に変形させ、左右の床面部材3,5を引き下げる。シャフト7と左右の床面部材3,5の稼働や動作方向を図6、図7中に矢印で示す。シャフト7やクランク8の稼働は図示を省略している。
中央の床面部材4と左右の床面部材3,5の上面は定常時に所定の水平状態になっているが、人が就寝しようと中央の床面部材4の上で横になったあと、リニアアクチュエータ6が電動で作動するので、床面制御装置(図示せず)のスイッチを押すことにより、左右の床面部材3,5を鉛直方向に押し上げて中央部を凹ます事ができる。
人が起床しようとする場合は、床面制御装置(図示せず)のスイッチを押すことにより、左右の床面部材3,5を鉛直方向に下降させて左右両端部を自動的に元の高さに戻し、中央の床面部材4と同等の高さとして上面を水平に戻すことができる。
左右の床面部材3,5の昇降は、少しづつ任意の位置まで昇降させて停止させることもできるし、1つのボタンを押すだけで予め設定された位置まで昇降させて停止することができるように、床面制御装置は作られている。
前記では、中央床面部材4や両端の床面部材3,5が稼働するベッドを例示したが、左右の床面部材のいずれか一方の床面部材が稼働し、稼働しない他端の床面部材は中央の床面部材よりも高い位置に固定してもよい。図8,9では左端の床面部材3を固定し、右端の床面部材5が鉛直方向に上昇、下降するようにしたベッドを示す。側面図は図3や図6と類似なので省略している。このようにしても中央部を両端部よりも凹ますようにしたベッドとすることができる。この場合、右端の床面部材5を鉛直方向に上下稼働させる方法は、前記の稼働方法と同様な構成で可能である。側面図は図6と同等であるので省略する。
この構造のベッドの場合、常時、左側の床面部材が中央の床面部材よりも床面が10から20cm高い位置に固定されているので、ベッドの左側が開放されていない場所に設置するのがよい。
ベッドの床面部材の昇降は、床面制御装置により行われるが、その昇降寸法は自由に選択でき、ベッドの使用当初は昇降寸法を調整するが、もっとも快適と思われる凹み寸法が決まると、いちいちベッドの昇降寸法を調整することなくその凹み位置にボタン1つで自動的に昇降できるのが望ましい。このため、床面部材を任意に昇降させるボタンの他に、予め設定された位置に昇降させることができるボタンも、床面部材の昇降を制御するための床面制御装置に備えるようにしている。

1 ベッド
2 枠板
3 左側の床面部材
4 中央の床面部材
5 右側の床面部材
6 リニアアクチュエータ
7 連結シャフト
8 クランク
9 連結棒

11 枠材

Claims (4)

  1. ベッドの長手方向に平行に3分割した長尺の床面部材を有し、両端の床面部材は所定の高さに固定され、中央の床面部材は両端の床面部材よりも広幅とし、所定高さよりも鉛直方向の下方に昇降可能に構成されたことを特徴とするベッド。
  2. 請求項1のベッドにおいて、中央の床面部材は所定高さに固定され、両端の床面部材の少なくとも一方は所定高さよりも鉛直方向の上方に昇降可能に、昇降しない他方の床面部材は中央の床面部材よりも10から20cm高い位置に固定された構成とすることを特徴とするベッド。
  3. 請求項1、又は請求項2のベッドにおいて、床面部材の昇降は電動としたことを特徴とするベッド。
  4. 請求項3のベッドにおいて、中央の床面部材、又は両端の床面部材の少なくとも一方の昇降高さを、予め設定された位置に昇降させることができるように、前記床面部材の昇降を制御するための床面制御装置を備えたことを特徴とするベッド。














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