JP3220697U - レンチ - Google Patents
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Abstract
【課題】ナットの寸法に関わらず、ナットを固定した状態で、適正な目標トルク値で締め付け、配管の接続作業をより確実かつ簡便に行うことができるレンチを提供する。【解決手段】一端に第1のオープンヘッド部12が形成され、他端に第2のオープンヘッド部13が形成されたレンチ1であって、 第1のオープンヘッド部12は、基端側から先端側に向かって小径ナットが係合する第1の小係合部121、中径ナットが係合する第1の中係合部122及び大径ナットが係合する第1の大係合部123を並べた三段構成であり、第2のオープンヘッド部13は、基端側から先端側に向かって小径ナットが係合する第2の小係合部131、中径ナットが係合する第2の中係合部132及び大径ナットが係合する第2の大係合部133を並べた三段構成である。第1の小係合部121、第1の中係合部122、第1の大係合部123、第2の小係合部131、第2の中係合部132及び第2の大係合部133は互いに係合するナットのサイズが異なる。【選択図】図1
Description
本考案は、両端にオープンヘッド部が形成されたレンチに関する。
室内機側配管及び室外機側配管を接続する作業は、室外機側配管のフレア部を室内機側配管のハーフユニオンのテーパー部に押し当て、六角ナット形状部をレンチで固定した状態で、ラチェット式のトルクレンチ等を用いて締結用六角ナットを室内機側配管の接続部におけるネジ部に螺合させることにより実施される。六角ナット形状部は、統一した規格がなくメーカ毎にサイズのバラツキが大きいため、従来は、下顎部及び上顎部の間隔を調整可能なモンキーレンチを用いて六角ナット形状部を固定していた。
しかしながら、モンキーレンチの場合、ウォームギアを回転させて下顎部及び上顎部の間隔を調整しなければならないため、接続作業が煩雑であった。また、六角ナット形状部の幅は、一般的に8mm以下の小サイズであるため、掴み代が小さく、熟練した作業者でなければモンキーレンチを使用することが難しかった。
六角ナット形状部の固定が不十分な状態で、締結用六角ナットを回転させると、六角ナット形状部とともに室内機側配管が回転してしまい、締結不良となるおそれがある。
エアコンの配管接続作業は、室内機近傍の制約された足場の悪いスペースで行わなければならないため、六角ナット形状部を確実に固定できるより簡便な工具が求められる。
上記課題を解決するために、本考案のレンチは、(1)一端に第1のオープンヘッド部が形成され、他端に第2のオープンヘッド部が形成されたレンチであって、前記第1のオープンヘッド部は、基端側から先端側に向かって小径ナットが係合する第1の小係合部、中径ナットが係合する第1の中係合部及び大径ナットが係合する第1の大係合部を並べた三段構成であり、前記第2のオープンヘッド部は、基端側から先端側に向かって小径ナットが係合する第2の小係合部、中径ナットが係合する第2の中係合部及び大径ナットが係合する第2の大係合部を並べた三段構成であり、前記第1の小係合部、前記第1の中係合部、前記第1の大係合部、前記第2の小係合部、前記第2の中係合部及び前記第2の大係合部は互いに係合するナットのサイズが異なることを特徴とする。
本発明によれば、ナットの寸法に関わらず、ナットを固定した状態で、適正な目標トルク値で締め付けることができる。これにより、配管の接続作業をより確実かつ簡便に行うことができる。
図1は、本実施形態に係るレンチの平面図であり、X軸、Y軸及びZ軸は互いに直交する三軸を示している。同図を参照して、レンチ1は、レンチ本体部11と、レンチ本体部11の一端に形成された第1オープンヘッド部12と、レンチ本体部11の他端に形成された第2のオープンヘッド部13とを有する。
レンチ本体部11は、X軸方向に延びており、X軸方向に並ぶ肉抜き部11aが三つ形成されている。肉抜き部11aを形成することによって、レンチ本体部11が軽量化されるため、レンチ使用時の使用者の負担が軽減される。
第1オープンヘッド部12は、レンチ本体部11の一端からX軸方向に離隔するにしたがって、Y軸方向にシフトするように傾斜している。以下の説明において、第1オープンヘッド部12が傾斜する方向を、第1傾斜方向T1と定義するものとする。第1オープンヘッド部12の基端部には、第1傾斜方向T1に沿って延びる一対の第1の小係合部121が形成されており、これらの一対の第1の小係合部121の基端側は弧状部124により接続されている。弧状部124は、レンチ本体部11側に凸となる方向に屈曲している。弧状部124が形成されることにより、一対の第1の小係合部121にナットを係合させたときに、ナットがレンチ1に干渉することが防止される。
第1の小係合部121の先端側には、連接部125を介して一対の第1の中係合部122が形成されている。一対の第1の中係合部122は、第1の傾斜方向T1に沿って延びている。第1の中係合部122は、第1の小係合部121よりも径寸法の大きなナットを係合させることができるように構成されている。つまり、一対の第1の中係合部122は、一対の第1の小係合部121よりも、第1の傾斜方向T1に対して直交する方向の距離(つまり、係合面の離間距離)が長く設定されている。
第1の中係合部122の先端側には、連接部126を介して一対の第1の大係合部123が形成されている。一対の第1の大係合部123は、第1の傾斜方向T1に沿って延びている。第1の大係合部123は、第1の中係合部122よりも径寸法の大きなナットを係合させることができるように構成されている。つまり、一対の第1の大係合部123は、一対の第1の中係合部122よりも、第1の傾斜方向T1に対して直交する方向の距離(つまり、係合面の離間距離)が長く設定されている。
第2オープンヘッド部13は、レンチ本体部11の他端からX軸の逆方向に離隔するにしたがって、Y軸の逆方向にシフトするように傾斜している。以下の説明において、第2オープンヘッド部13が傾斜する方向を、第2傾斜方向T2と定義するものとする。第2オープンヘッド部13の基端部には、第2傾斜方向T2に沿って延びる一対の第2の小係合部131が形成されており、これらの一対の第2の小係合部131の基端側は弧状部134により接続されている。弧状部134は、レンチ本体部11側に凸となる方向に屈曲している。弧状部134が形成されることにより、一対の第2の小係合部131にナットを係合させたときに、ナットがレンチ1に干渉することが防止される。
第2の小係合部131の先端側には、連接部135を介して一対の第2の中係合部132が形成されている。一対の第2の中係合部132は、第2の傾斜方向T2に沿って延びている。第2の中係合部132は、第2の小係合部131よりも径寸法の大きなナットを係合させることができるように構成されている。つまり、一対の第2の中係合部132は、一対の第2の小係合部131よりも、第2の傾斜方向T2に対して直交する方向の距離(つまり、係合面の離間距離)が長く設定されている。
第2の中係合部132の先端側には、連接部136を介して一対の第2の大係合部133が形成されている。一対の第1の大係合部133は、第2の傾斜方向T2に沿って延びている。第2の大係合部133は、第2の中係合部132よりも径寸法の大きなナットを係合させることができるように構成されている。つまり、一対の第2の大係合部133は、一対の第2の中係合部132よりも、第2の傾斜方向T2に対して直交する方向の距離(つまり、係合面の離間距離)が長く設定されている。
ここで、一対の第2の小係合部131、一対の第2の中係合部132及び一対の第2の大係合部133の係合面の離間距離はいずれも、一対の第1の小係合部121の係合面の離間距離、一対の第1の中係合部122の係合面の離間距離、一対の第1の大係合部123の係合面の離間距離とは異なる。つまり、第1の小係合部121、第1の中係合部122、第1の大係合部123、第2の小係合部131、第2の中係合部132及び第2の大係合部133は互いに係合するナットのサイズが異なる。
上述の構成によれば、サイズが互いに異なる六種類のナットに係合可能なレンチを提供することができる。モンキーレンチのように、ウォームギアを回転させて下顎部及び上顎部の間隔を調整する必要がないため、熟練の作業者でなくても、配管の接続作業をより確実かつ簡便に行うことができる。
1 レンチ
11 レンチ本体部
12 第1オープンヘッド部
13 第2のオープンヘッド部
121 第1の小係合部
122 第1の中係合部
123 第1の大係合部
131 第2の小係合部
132 第2の中係合部
133 第2の大係合部
11 レンチ本体部
12 第1オープンヘッド部
13 第2のオープンヘッド部
121 第1の小係合部
122 第1の中係合部
123 第1の大係合部
131 第2の小係合部
132 第2の中係合部
133 第2の大係合部
Claims (1)
- 一端に第1のオープンヘッド部が形成され、他端に第2のオープンヘッド部が形成されたレンチであって、
前記第1のオープンヘッド部は、基端側から先端側に向かって小径ナットが係合する第1の小係合部、中径ナットが係合する第1の中係合部及び大径ナットが係合する第1の大係合部を並べた三段構成であり、
前記第2のオープンヘッド部は、基端側から先端側に向かって小径ナットが係合する第2の小係合部、中径ナットが係合する第2の中係合部及び大径ナットが係合する第2の大係合部を並べた三段構成であり、
前記第1の小係合部、前記第1の中係合部、前記第1の大係合部、前記第2の小係合部、前記第2の中係合部及び前記第2の大係合部は互いに係合するナットのサイズが異なることを特徴とするレンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000098U JP3220697U (ja) | 2019-01-16 | 2019-01-16 | レンチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000098U JP3220697U (ja) | 2019-01-16 | 2019-01-16 | レンチ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018003370 Continuation | 2018-02-20 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3220697U true JP3220697U (ja) | 2019-03-28 |
Family
ID=65895143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019000098U Active JP3220697U (ja) | 2019-01-16 | 2019-01-16 | レンチ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3220697U (ja) |
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2019
- 2019-01-16 JP JP2019000098U patent/JP3220697U/ja active Active
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