JP3137679U - スパナレンチ - Google Patents

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芳一 阪村
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株式会社阪村機械製作所
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Abstract

【課題】 ナットやボルトは勿論フレヤーナットなどに幅広く用いることができながら、組付時にはスパナ本体と操作レバー側との角度を変更できるようにして、操作レバーによる回転操作時に常にスパナ本体とナット体との間で十分な係合が得られ、強固な締め付けやスムーズな回転操作が行えるスパナレンチを得る。
【解決手段】 中心部に一端が開口する正十二角形状の係合孔2aを有するC形頭部2と該頭部2の他端に外方に向かって突設される首部3とを有するスパナ本体1と、首部3に一端部が枢支ピン4により揺動可能に支持され、他端部に操作レバーAの先端係合部aが嵌込みにより係止される係合角孔5aを備えた操作レバー用連結体5とからスパナレンチを構成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、フレヤーナット、或いはボルトやナットなどを締め付ける際に用いるスパナレンチに関する。
従来、例えばフレヤーナットを所定のパイプの先端螺子部に締め付けたり、緩めたりする締付工具としては、中心部に一端が開口する正六角形状の係合孔を有するU形頭部と該頭部の中間部から一体に外方へ延びるように連設される操作レバー部とを備えたスパナが知られている。
そして、フレヤーナットを締め付けたり、緩めたりする場合、上記スパナのU形頭部をその開口部分からフレヤーナットにおけるナット体の六角側面部分に側方から差し込んで係合させ、その後、操作レバー部の一方向への回転操作を繰り返し行うことにより、ナット体を締付方向又は緩め方向に回転させてフレヤーナットの締め付けを行ったり、緩めたりするようにしている。
ところで、上記したU形頭部と操作レバー部とが一体に形成されたスパナを用いる場合、多数フレヤーナットが密集して取付けられるような狭い場所では、フレヤーナットにおけるナット体の六角側面部分に対してスパナの操作レバー部を水平に倒した状態でU形頭部を係合させることができなかったり、或いはスパナの操作レバー部を水平に倒した状態で揺動させることができなくなることがある。そのため、操作レバー部を直立に近い状態に傾斜させたうえでU形頭部をナット体に係合させ、その状態で揺動させることになる。すると、U形頭部の係合孔とナット体の六角側面部分との十分な係合が得られなくなり、操作レバー部による揺動操作時にナット体からU形頭部が外れ易いばかりか、スパナ側からの回転力も伝えにくくなる。そのため、締め付けたり、緩めたりするのに手間がかかるばかりか、強固な締め付けや迅速な緩め操作が行えないといった問題を有していた。
そこで、本考案は、六角、四角、十二角のナットやボルトは勿論フレヤーナットなどに幅広く用いることができながら、しかも組付時にはスパナ本体と操作レバー側との角度を変更できるようにして、操作レバーによる回転操作時に、常にスパナ本体とナット体との間において十分な係合が得られ、締め付けたり、緩めたりする操作が迅速に、かつ強固な締め付けやスムーズな回転操作が行えるスパナレンチの提供を課題とする。
上記問題を解決するため本願の請求項1に記載の考案は、中心部に一端が開口する正十二角形状の係合孔を有するC形頭部と該頭部の他端に外方に向かって突設される首部とを有するスパナ本体と、首部に一端部が枢支ピンにより揺動可能に支持され、他端部に操作レバーの先端係合部が嵌込みにより係止される係合角孔を備えた操作レバー用連結体とから構成したことを特徴とする。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の構成に加えて、係合孔の開口幅がフレヤーナットにおけるパイプの幅よりもやや大きくした寸法に設定され、かつ係合孔における係合突部の個数を十個設けるようにしたことを特徴とする。
本考案のスパナレンチによれば、上記した構成により六角、四角、十二角のナットやボルトは勿論フレヤーナットなどに幅広く用いることができながら、しかも組付時にはスパナ本体のC形頭部と操作レバー用連結体との間で首振り可能となっているので、丸形係合部と操作レバーとの角度を自由に変更することができる。これにより例えば多数フレヤーナットが密集して取付けられスペース的に制約がある場合、フレヤーナットのナット体の六角側面にスパナ本体のC形頭部における係合孔を確実に係合させた状態のまま操作レバー部のみを丸形係合部に対し水平方向から垂直方向傾斜させることにより、操作レバーによるナット体の回転操作時にC形頭部とナット体との十分な係合を維持した状態で締め付けたり、緩めたりすることができる。その結果、回転操作時にC形頭部がナット体から不用意に外れたりすることがなく、強固な締め付けが行えると共に、回転操作がスムーズで迅速に行える。
また、C形頭部における係合孔の開口幅をフレヤーナットにおけるパイプの幅よりもやや大きくした寸法に設定し、かつ係合孔における係合突部の個数を十個設けるようにすれば、ナット体の上方から差し込んで係合させることによりナット体を抱き抱えるように係合させることができる。つまり、フレヤーパイプをもつフレヤーナットのナット体に係合できるように一端を開口させたC形頭部であっても、ナット体からの側方への抜け出しがないようにナット体を抱き抱えるように係合させることができる。その結果、回転操作時にC形頭部がナット体からより確実に外れたりするのを防止でき、強固な締め付けが行えると共に、回転操作がスムーズでかつ迅速に行える。
以下、本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1〜図4は本考案に係るスパナレンチを示し、このスパナレンチは、中心部に一端が開口する正十二角形状の係合孔2aを有するC形頭部2と該頭部2の他端に外方に向かって突設される首部3とを有するスパナ本体1と、首部3に一端部が枢支ピン4により揺動可能に支持され、他端部に操作レバーAの先端係合部aが嵌込みにより係止される断面多角形(図では断面正四角形)の係合角孔5aを備えた操作レバー用連結体5とから構成されている。
スパナ本体10の首部3は図3及び図4に示すように側面視円形状となっている。また、操作レバー用連結体5は、円柱状で図3及び図4に示すようにその先端部に首部3を受け入れる凹部5bをもつ半球状部5cを備え、半球状部5cの上下面は肉薄状に面取りされている。
また、C形頭部2における係合孔2aの開口幅Lは、図2に示すようにフレヤーパイプ11とナット体12とからなるフレヤーナット10におけるフレヤーパイプ11の幅Dよりもやや大きくした寸法に設定され、かつ係合孔2aにおける係合突部2b…2bの個数を十個設けて、C形頭部2をナット体12の上方から差し込んで係合させたとき、C形頭部2がナット体12を抱き抱えるように構成している。
次に、以上のように構成するスパナレンチの作用について説明する。
例えば図5に示すように多数フレヤーナット10…10やその他の部材が密集して取付けられ、締付或いは緩めようとするフレヤーナット10に対してスペース的に制約を受ける場合、先ず、フレヤーナット10のフレヤーパイプ部分11にC形頭部2をその開口部分を介して挿入する。次に、C形頭部2をナット体12の上方から差し込んで係合させることにより図2に示すようにナット体12を抱き抱えるように係合させる。このとき、係合孔2aの開口幅Lをフレヤーパイプ11の幅Dよりもやや大きくしただけの寸法、つまりフレヤーパイプ11を係合孔2a内に挿入できるだけの寸法に設定し、これにより係合孔2aにおける係合突部2b…2bの個数を十個設けるようにしているので、一端を開口させたC形頭部2であっても、その係合時には、C形頭部2がナット体12に対しその側方へ抜け出したりすることがないようナット体12を抱き抱えて確実に係合できるようになっている。
また、上記したC形頭部2のナット体12への装着時、スパナ本体1のC形頭部2と操作レバー用連結体5との間で首振り可能となっているので、図4及び図5に示すようにC形頭部2と操作レバーAとの角度を自由に変更することができる。これにより多数フレヤーナット10…10が密集して取付けられスペース的に制約があっても、フレヤーナット10のナット体12の六角側面にスパナ本体1のC形頭部2における係合孔2aを確実に係合させた状態のまま操作レバーAのみをC形頭部2に対し水平方向から垂直方向に傾斜させることができる。これにより、操作レバーAの操作によるナット体12の回転操作時、スペース的に制約があっても操作レバーAを垂直方向に傾斜させることによりC形頭部2とナット体12との間において十分な係合を維持した状態で、締め付けたり、緩めたりすることができる。その結果、スペース的に制約があっても回転操作時にC形頭部2がナット体12から不用意に外れたりすることがないし、強固な締め付けが行えると共に、回転操作がスムーズで迅速に行える。
以上の説明では、スパナレンチをフレヤーナット10に用いる場合について説明したけれども、この他例えば六角、四角、十二角などのナットやボルト、或いは図6に示すように角部に係合凹部20a…20aをもつ正方形状のボルト20又はナットなどにも幅広く用いることができる。
本考案に係るスパナレンチの縦断横面図である。 同スパナレンチの平面図である。 同スパナレンチの正面図である。 同スパナレンチのC形頭部と操作レバー用連結部との角度変更状態の説明図である。 同スパナレンチの使用状態の説明図である。 別の使用状態の説明図である。
符号の説明
1 スパナ本体
2 C形頭部
2a 係合孔
3 首部
4 枢支ピン
5 操作レバー用連結体
5a 係合角孔

Claims (2)

  1. 中心部に一端が開口する正十二角形状の係合孔を有するC形頭部と該頭部の他端に外方に向かって突設される首部とを有するスパナ本体と、首部に一端部が枢支ピンにより揺動可能に支持され、他端部に操作レバーの先端係合部が嵌込みにより係止される係合角孔を備えた操作レバー用連結体とから構成したことを特徴とするスパナレンチ。
  2. 係合孔の開口幅がフレヤーナットにおけるパイプの幅よりもやや大きくした寸法に設定され、かつ係合孔における係合突部の個数を十個設けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスパナレンチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017030060A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 Jr東日本ビルテック株式会社 工具とそれを用いた締結具の着脱方法
CN107990041A (zh) * 2017-12-21 2018-05-04 国网福建省电力有限公司 球阀操作装置

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