JP3220631U - 清掃具 - Google Patents

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Abstract

【課題】塵埃の捕捉性能の低下を防止し、かつ、見栄えを良好に保つ清掃具を提供する。
【解決手段】所定の長さを有する多数の繊維3が流れ方向を揃えて配置された繊維束7と、所定の長さより短い幅を有し、繊維束7を固定する基材シート4と、繊維束7と基材シート4とを重ねて、基材シート4の側縁部近傍において、繊維束7と基材シート4とを接合する、及び又は、繊維3同士を接合する接合部5と、基材シート4を内側にして、重ねた繊維束7及び基材シート4を折り曲げたときに対向する基材シート4同士を接合することで形成された筒状部に挿抜自在に設けられ、筒状部の長さより長い紙製の柄部6と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、清掃具及びその製造方法に関する。
鏡、机、テーブル、棚、その他の家具、照明器具、テレビ、電話機、パーソナルコンピュータ、その他の家電等の表面(以下、「被清掃面」という)に付着した髪の毛、綿埃、塵、細菌など(以下、これらをまとめて「塵埃」という)を絡め取る清掃具が開発されている。このような清掃具は、不織布等からなる基材シートに、トウなどの繊維束を接合した清掃体と、清掃体を着脱自在に取り付け可能で、かつ、把持部を有する清掃具本体とを備えている。清掃具において清掃体が汚れた場合には、新しい清掃体と交換することができる。このような清掃具として、例えば、特許文献1に開示の清掃具が知られている。
特許文献1に開示の清掃具が有する清掃体を製造する際には、長方形状の基材シートの幅方向中央を通る直線上に繊維束を熱溶着し、形成された熱溶着線よりも両側縁側に所定寸法離れた直線上に繊維束を点状に熱融着する。そして、繊維束を溶着した基材シートを2つ折りにして重ね合わせた部分を熱溶着することで、清掃体を製造する。
特開2012−183173号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示の清掃具において基材シートの両側縁側に点状に熱溶着された繊維束は、熱溶着された部位から繊維の先端までの長さが長いため、繊維束に分け目が生じることがある。特に、シートの両側縁付近に繊維の分け目が生じやすい。この場合、繊維の分け目の生じた部位は、塵埃を絡め取りにくくなって塵埃の捕捉性能が低下したり、また、見栄えが悪くなったりすることがある。
本発明の目的は、塵埃の捕捉性能の低下を防止し、かつ、見栄えを良好に保つ清掃具及びその製造方法を提供することである。
本発明の第1の態様に係る清掃具は、所定の長さを有する多数の繊維が該繊維の流れ方向を揃えて配置された繊維束と、前記所定の長さより短い幅を有し、前記繊維束を固定する基材シートと、前記繊維束と前記基材シートとを重ねて、前記基材シートの側縁部近傍において、前記繊維束と前記基材シートとを接合する、及び又は、前記繊維同士を接合する接合部と、を具備する構成を採る。
本発明の第2の態様に係る清掃具製造方法は、多数の長尺な繊維を、該繊維の長手方向を揃えてシート状になるように並列配置してなる繊維集合体シートを得る繊維配列工程と、前記繊維集合体シートにおいて、前記繊維の流れ方向を横断する方向に直線状に前記繊維を相互に接合し、線状接合部を形成する線状接合工程と、所定の位置で前記繊維の流れ方向を横断する方向に前記繊維集合体シートを切断する切断工程と、前記切断工程において前記繊維集合体シートを切断して得られた繊維束と、基材シートとを重ね、重ねた前記繊維束及び前記基材シートを、前記基材シートを内側にして折り曲げる折り曲げ工程と、前記繊維の流れ方向中央で流れ方向を横断する中心線に対して、前記繊維の両側先端に向けてそれぞれ第1の所定寸法離れた直線上において、折り曲げられて重なった前記繊維束と前記基材シートを接合する第1点状接合工程と、前記中心線に対して、前記繊維の両側先端に向けてそれぞれ前記第1の所定寸法より大きい第2の所定寸法離れた直線上において、前記繊維束と前記基材シート、または、折り曲げによって対向する繊維同士を接合する第2点状接合工程と、を具備するようにした。
本発明によれば、塵埃の捕捉性能の低下を防止し、かつ、見栄えを良好に保つことができる。
図1(a)は、本発明の実施形態1に係る清掃具の平面模式図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A線断面模式図であり、図1(c)は、図1(a)のB−B線断面模式図であり、図1(d)は、図1(a)のC−C線断面模式図である。 図2(a)〜図2(c)は、実施形態1の清掃体の製造方法を説明するための図である。 繊維束が開繊された様子を示す清掃具の斜視図である。 図4(a)〜図4(c)は、本発明の実施形態2に係る清掃体の製造方法を説明するための図である。 図5(a)〜図5(e)は、本発明の実施形態3に係る柄部のバリエーションを示す図である。 図6(a)、図6(b)は、本発明の実施形態4に係る清掃具を示す図である。 図7(a)は、図6(a)、図6(b)に示す第1柄部の平面図であり、図7(b)は、図6(a)、図6(b)に示す第2柄部の平面図である。 第1柄部に蛇腹状の加工を施した様子を示す図である。 清掃体を屈曲させた様子を示す図である。 図10(a)、図10(b)は、本発明の実施形態5に係る清掃具を示す図である。 図11(a)は、図10(a)、図10(b)に示す第1柄部の平面図であり、図11(b)は、図10(a)、図10(b)に示す第2柄部の平面図であり、図11(c)は、図10(a)、図10(b)に示す第3柄部の平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。ただし、実施形態において、同一構成には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施形態1)
[清掃具1の構成]
図1は、本発明の実施形態1に係る清掃具1の構成を示す図である。図1(a)は、清掃具1の平面模式図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A線断面模式図であり、図1(c)は、図1(a)のB−B線断面模式図であり、図1(d)は、図1(a)のC−C線断面模式図である。以下、図1を参照しながら、清掃具1の構成について説明する。清掃具1は、主に、清掃体2と柄部6とを備える。また、清掃体2は、基材シート4と、繊維束7とを備える。
基材シート4は、繊維束7と接合し、繊維束7を固定する。基材シート4は、柄部6を挿抜自在な扁平な筒状部(以下、「扁平筒状部」という)を形成する。基材シート4は、長方形状の不織布であり、より好ましくは短冊形状の不織布である。不織布の素材としては、例えば、スパンボンド不織布、サーマルボンド不織布、スパンレース不織布、乾式不織布、湿式不織布、メルトブロー不織布、ケミカルボンド不織布、ニードルパンチ不織布、ステッチボンド不織布、スチームジェット不織布等が挙げられる。
繊維束7は、被清掃面に接触して塵埃を絡め取る。繊維束7は、所定の長さを有する多数の繊維3(トウ繊維)の集合体であり、繊維3の流れ方向が揃えられている。繊維束7は、全体として、基材シート4の短手方向の長さ(幅)より長い幅を有し、かつ、基材シート4の長手方向の長さより短い長手方向の長さを有する。繊維束7の幅は、繊維3の長さに相当する。繊維束7には、繊維の流れ方向を横断する方向であって、繊維束7の幅方向中央を通る位置に、繊維3を相互に接合する線状の接合部(以下、「線状接合部」という)5が形成される。なお、線状接合部5は、繊維3の流れる方向と直交する方向に形成されることが好ましい。
繊維束7を構成する繊維3は、例えば、綿、毛等の天然繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリアクリル等の合成繊維、芯鞘型繊維、海島型繊維、サイドバイサイド型繊維等の複合繊維等が用いられる。なお、繊維相互を部分的に熱融着して結合する場合には、芯がポリプロピレン、鞘がポリエチレンからなる芯鞘型複合繊維が好ましい。これは、鞘を構成するポリエチレンが優れた熱融着性を有し、芯を構成するポリプロピレンが高い剛性を有するからである。
繊維束7を構成する繊維3の太さは、0.01mm〜0.3mm径程度とすることが好ましい。このような太さとすることで、適度に埃を絡め取ることができる。一方、繊維束7を構成する繊維3の長さは、3cm〜15cm程度の範囲であることが好ましい。また、任意の繊維3を10本選択して、平均した繊維の長さが基材シート4の幅より3cm〜6cm程度長くすることがより好ましい。なお、繊維束7は、材質、太さ、色等が同一の繊維で構成されてもよいし、これらのうち少なくとも1つ以上が異なる繊維で構成されてもよい。
繊維束7における線状接合部5は、熱融着、超音波接合、接着剤による接合、縫合等による方法にて形成される。これらのうち、超音波接合が好ましい。また、接着剤を用いる場合には、二液硬化型接着剤、熱可塑性樹脂系接着剤、エラストマー系接着剤、熱硬化樹脂系接着剤、瞬間接着型接着剤、ホットメルト型接着剤等を用いることができる。ただし、加熱及び冷却による迅速な接着作業が可能という点からはホットメルト型接着剤が好ましい。また、繊維への浸透性が良く、深い接着層が得られるという点からは、溶液型またはエマルジョン型の、熱可塑性樹脂系接着剤またはエラストマー系接着剤が好ましい。
基材シート4と繊維束7とは、基材シート4の幅方向中央を長手方向に通る中心線と繊維束7の線状接合部5とが重ねられた状態で接合される。具体的には、基材シート4と繊維束7とは、線状接合部5から繊維3の両側先端(基材シート4の両側縁)に向けてそれぞれ第1の所定寸法(L1)だけ離れた直線上における複数の箇所で点状に接合される。この接合によって形成された接合部を第1点状接合部8(他の接合部に相当)という。
また、繊維束7は、線状接合部5から繊維3の両側先端(基材シート4の両側縁)に向けてそれぞれ第2の所定寸法(L2)だけ離れた直線上における複数の箇所で点状に接合される。この接合によって形成された接合部を第2点状接合部9(接合部に相当)という。
ここで、第1の所定寸法(L1)は、基材シート4の幅の半分より小さい寸法である。また、第2の所定寸法(L2)は、第1の所定寸法(L1)より大きい寸法とする。すなわち、第2点状接合部9は、第1点状接合部8より繊維3の両側先端寄りに位置する。換言すると、第2点状接合部9は、基材シート4の側縁部近傍に位置する。基材シート4の側縁部近傍とは、基材シート4の側縁から、例えば、基材シート4の1/5〜1/3幅分内側及び外側に含まれる領域である。具体的には、例えば、第2点状接合部9は、基材シート4上にあってもよいし、基材シート4の側縁をまたがってもよいし、さらには、基材シート4の外側に位置してもよい。また、これらのいずれか又は全てを組み合わせてもよい。また、第2点状接合部9のそれぞれは、基材シート4の長手方向において、隣り合う第1点状接合部8の間に位置する。
これにより、第2点状接合部9が基材シート4の側縁部近傍に位置するため、第2点状接合部9の位置から繊維3が開く(開繊する)と、開繊した繊維3が基材シート4の側縁を覆い、繊維3の分け目が生じにくくなる。よって、繊維3の分け目で生じる塵埃の捕捉性能の低下を防止することができる。また、基材シート4が開繊した繊維3によって見えにくくなるので、清掃体2の見栄えを良好に保つことができる。さらに、清掃体2を用いて強く拭いたときであっても、繊維束7が基材シート4の側縁部近傍で接合されているため、基材シート4の側縁部で繊維3の分け目が生じることを防止できる。
なお、第1点状接合部8及び第2点状接合部9の位置は、点状接合部の中心を基準に測定すればよい。また、第1点状接合部8及び第2点状接合部9は、熱融着、超音波接合、接着剤による接合、縫合等による方法にて形成されるが、超音波接合によって形成されるのが好ましい。
なお、繊維束7には、薬剤が添加されてもよい。薬剤としては、鉱物油、合成油、シリコーン油、界面活性剤及び合成樹脂のうち、少なくとも1つ以上を含むものが挙げられる。このような薬剤のうち、特に、流動パラフィンを用いることが好ましい。これにより、薬剤が塵埃を吸着するため、塵埃の捕捉性能をより向上させることができる。
柄部6は、棒状の形状を有し、清掃体2の扁平筒状部に挿入され、清掃体2を支持する。柄部6は、その先端が、基材シート4及び繊維束7の折り曲げ部位まで達しないように扁平筒状部に挿入される。これにより、清掃体2の先端に相当する繊維束7の折り曲げ部位に遊びができるので、安全性を向上させることができ、かつ、被清掃面の凹凸に追従する追従性を向上させることができる。
また、柄部6は、清掃体2の扁平筒状部に挿入されたとき、扁平筒状部から突出する把持部を有する。柄部6は、その長手方向が繊維3の流れ方向を横断するように配置される。このとき、柄部6は、その長手方向が線状接合部5に沿って配置されることが好ましい。
柄部6の形状は、図1では、円柱状(又は円筒状)である。ただし、柄部6は円柱状に限らず、三角柱、四角柱などの多角柱状であってもよい。また、柄部6の材質としては、例えば、プラスチック、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、紙、ゴムなどが挙げられる。ただし、柄部6は、使い捨て可能であるのが好ましい。このため、柄部6を焼却等によって廃棄する際に、環境に与える負荷を抑えた材質であることが望まれる。その上で、清掃体2を支持可能な材質であれば、特に限定されない。さらに、柄部6は、中実、中空いずれでもよいが、軽量化の点で中空に形成されることが好ましい。柄部6は、両端面が開口していることが好ましい。
ちなみに、柄部6は、繊維束7の繊維3とは異なる色を有することが好ましい。柄部6の色と繊維3の色が異なることにより、柄部6の位置を視覚的に認識することが容易になる。また、美観を呈することになり、使用者が楽しい気持ちで清掃に取り組めるようになる。
[清掃体2の製造方法]
次に、上述した清掃体2の製造方法について、図2(a)〜図2(c)を用いて説明する。
多数の長尺な繊維3を、繊維3の長手方向を揃えてシート状になるように並列配置して、繊維集合体シート(以下「ウェブシート」という)10を得る(繊維配列工程)。
次に、ウェブシート10を構成する各繊維3の流れ方向を横断する方向(例えば、繊維3の長手方向と直交する方向)に直線状に繊維3が相互に接合されることで、ウェブシート10に線状接合部5が形成される。線状接合部5は、繊維3の流れ方向に所定間隔毎に形成される(図2(a))(線状接合部形成工程)。
線状接合部形成工程に続き、隣り合う線状接合部5から等距離離れた位置(切断線13)で繊維3の流れ方向を横断する方向にウェブシート10が切断される(ウェブシート切断工程)。ウェブシート切断工程により、図2(b)に示すような繊維束7が得られる。
ウェブシート切断工程に続き、所定の大きさを有する短冊状にカットされた基材シート4と、ウェブシート切断工程により切断して得られた繊維束7とが重ねられる。このとき、基材シート4の幅方向中央で幅方向に直交する中心線と、繊維束7の線状接合部5とが一致するように重ねられる。このように重ねた基材シート4と繊維束7とが、折り曲げ部位Rにて、繊維束7を外側にして(基材シート4を内側にして)、矢印P方向に折り曲げられる(折り曲げ工程)。
図2(b)では、基材シート4及び繊維束7を折り曲げる際の折り曲げ部位Rの位置は、繊維束7の長手方向中央を通る位置となっている。このため、基材シート4及び繊維束7が折り曲げ部位Rにて折り曲げられると、基材シート4及び繊維束7が半折され、基材シート4の両端同士及び繊維束7の両端同士がそれぞれ対向する。なお、折り曲げ部位Rの位置は、この例に限られず、繊維3の流れ方向において、繊維束7の長手方向中央からずれた位置としてもよい。
折り曲げ工程に続き、図2(c)に示すように、折り曲げられた基材シート4と繊維束7とが、線状接合部5から繊維3の両側先端(基材シート4の両側縁)に向けてそれぞれ第1の所定寸法(L1)だけ離れた直線上の複数の箇所において点状に接合される(第1点状接合部8による接合)。また、折り曲げられた基材シート4と繊維束7とが線状接合部5から両側縁に向けてそれぞれ第1の所定寸法(L1)より大きい第2の所定寸法(L2)だけ離れた直線上の複数の箇所において点状に接合される(第2点状接合部9による接合)(点状接合工程)。
このとき、第1点状接合部8により、折り曲げた基材シート4同士の両側縁部付近が部分的に接合されるので、基材シート4及び繊維束7の接合と、折り曲げて向かい合わせた基材シート4同士の接合とを同時に行うことができる。また、この接合により、基材シート4は扁平筒状部を形成する。なお、第1点状接合部8による接合と、第2点状接合部9による接合とは、同時に行われることが好ましいが、必ずしも同時に行われなくてもよい。
点状接合工程に続き、基材シート4に接合された繊維束7に圧縮空気が吹き付けられることにより、繊維束7の繊維3が開繊される(開繊工程)。これにより、図3に示すように、繊維束7が円柱状の外形を形成できるため、1回のふき取り又は少ない工程で広い範囲の塵埃を絡め取ることができ、効率良く清掃できる。また、複雑な被清掃面であっても、円柱状に開繊した繊維束7が周方向において塵埃を絡め取ることができるので、清掃が容易になる。
なお、このようにして製造された清掃体2の扁平筒状部に柄部6が挿入されることにより、清掃具1が製造される。
このように、実施形態1によれば、繊維束7と基材シート4とを重ねて、基材シート4の側縁部近傍で、繊維束7と基材シート4とを接合、または、繊維3同士を接合し、繊維3を開繊する。これにより、基材シート4の側縁付近であっても、開繊した繊維3によって繊維3の分け目が生じにくくなり、塵埃の捕捉性能の低下を防止し、かつ、見栄えを良好に保つことができる。
なお、本実施形態では、基材シート4と繊維束7とを重ねて折り曲げた後で第2点状接合部9による接合を行うと説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、基材シート4と繊維束7とを重ねた後で、かつ、これらを折り曲げる前に、基材シート4の側縁部近傍において第2点状接合部9によって接合してもよい。
また、本実施形態では、柄部6は清掃体2に挿抜自在に取り付けられると説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、柄部6を基材シート4に固定してもよい。このときの固定方法としては、例えば、熱融着、超音波接合、接着剤による接合等が挙げられる。
(実施形態2)
図4(a)〜図4(c)は、本発明の実施形態2に係る清掃体製造方法を説明するための図である。以下、清掃体製造方法について図4(a)〜図4(c)を用いて説明する。
図4(a)に示すように、多数の長尺な繊維3が、繊維3の長手方向を揃えてシート状になるように並列配置されることで、繊維集合体シート(ウェブシート10)が得られる(繊維配列工程)。
繊維配列工程に続き、所定の位置で繊維3の流れ方向を横断する方向にウェブシート10が切断される(ウェブシート切断工程)。ウェブシート切断工程により、図4(b)に示すような繊維束7が得られる。
ウェブシート切断工程に続き、所定の大きさを有する短冊状にカットされた基材シート4と、ウェブシート切断工程により切断して得られた繊維束7とが重ねられる。このとき、基材シート4の幅方向中央を通る中心線と、繊維束7の幅方向中央を通る中心線とが一致するように重ねられる。このように重ねられた基材シート4と繊維束7とが、折り曲げ部位Rにて、繊維束7を外側にして(基材シート4を内側にして)、矢印P方向に折り曲げられる(折り曲げ工程)。
折り曲げ工程に続き、図4(c)に示すように、折り曲げられた基材シート4と繊維束7とがこれらの幅方向中央において直線状に接合される(線状接合部5による接合)。また、繊維束7の幅方向中央から繊維3の両側先端(基材シート4の両側縁)に向けてそれぞれ第1の所定寸法(L1)だけ離れた直線上の複数の箇所において点状に接合される(第1点状接合部8による接合)。また、繊維束7の幅方向中央から繊維3の両側先端(基材シート4の両側縁)に向けてそれぞれ第1の所定寸法(L1)より大きい第2の所定寸法(L2)だけ離れた直線上の複数の箇所において点状に接合される(第2点状接合部9による接合)(接合工程)。なお、線状接合部5による接合、第1点状接合部8による接合、及び、第2点状接合部9による接合は、同時に行われることが好ましい。これにより、複数の接合を1回で行うことになり、工程数を削減することができる。ただし、上記複数の接合を必ずしも同時に行わなくてもよい。
接合工程に続き、基材シート4に接合された繊維束7に圧縮空気が吹き付けられることにより、繊維束7の繊維3が開繊される(開繊工程)。
(実施形態3)
図5は、本発明の実施形態3に係る柄部のバリエーションを示す図である。ここでは、柄部は、円柱状、中空、透明、両端開口とする。
図5(a)は、1個のジョイント部14が第1柄部15及び第2柄部16を接続する様子を示す。ジョイント部14は、ほぼ円柱状の形状を有する。ジョイント部14の一端側の外径は、第1柄部15の開口部の内径に対してほぼ同じ大きさか、わずかに小さい。また、ジョイント部14の他端側の外径は、第2柄部16の開口部の内径に対してほぼ同じ大きさか、わずかに小さい。これにより、ジョイント部14の一端が第1柄部15の開口部に嵌合し、ジョイント部14の他端が第2柄部16の開口部に嵌合する。この結果、第1柄部15と第2柄部16とをジョイント部14を介して接続することができ、柄部を長くすることができる。このため、使用者の手の届きにくいところまで、清掃体2を届かせることができる。また、第1柄部15と第2柄部16とを分割して梱包すれば、梱包物をコンパクトにすることができる。なお、ジョイント部14は、中空であってもよいし、中実であってもよい。また、ジョイント部14は、中央付近の外径に対して、両端部に向かうにつれて外径が徐々に小さくなるテーパ状になっていてもよい。この場合、第1柄部15及び第2柄部16の開口部にジョイント部14を嵌合しやすくできる。
図5(b)は、一対のジョイントが第1柄部15及び第2柄部16を接続する様子を示す。一対のジョイントは、第1ジョイント部17aと第2ジョイント部17bを有し、中実である。第1ジョイント部17a及び第2ジョイント部17bは、ほぼ円柱状の形状を有する。
第1ジョイント部17aの一端側の外径は、第1柄部15の開口部の内径に対してほぼ同じ大きさか、わずかに小さい。また、第1ジョイント部17aの他端の底面には、凹部が形成されている。
一方、第2ジョイント部17bの他端側の外径は、第2柄部16の開口部の内径に対してほぼ同じ大きさか、わずかに小さい。また、第2ジョイント部17bの他端の底面には、凸部が形成されている。
第1ジョイント部17aの凹部に第2ジョイント部17bの凸部が嵌合して係合し、第1柄部15と第2柄部16とを接合する。これにより、図5(a)に示したジョイント部14と同様の効果を得ることができる。
図5(c)は、ヒンジ18によって接続された一対のジョイントが第1柄部15及び第2柄部16を接続する様子を示す。ヒンジ18によって一対のジョイントが接続され、ヒンジ18を中心に第1ジョイント部17a及び第2ジョイント部17bが相対的に回動する。これにより、図5(a)に示したジョイント部14と同様の効果に加え、一方のジョイント部の紛失を防止することができる。
図5(d)は、第2柄部16を用いずに、第1柄部15の開口部を封止する様子を示す。エンドキャップ19は、ほぼ円柱状の形状を有する。エンドキャップ19の一端側の外径は、第1柄部15の開口部の内径に対してほぼ同じ大きさか、わずかに小さい。これにより、第1柄部15の開口部にエンドキャップ19が嵌合される。エンドキャップ19には、貫通孔(フック孔)20が設けられる。これにより、例えば、壁又は柱などに設けられたフックを貫通孔20に通すことにより、清掃具1を壁又は柱などに吊るすことができる。なお、エンドキャップ19には、必ずしも貫通孔20が設けられなくてもよく、単に第1柄部15の開口部を封止する機能のみを有していてもよい。
図5(e)は、図5(d)の第1柄部15内部に装飾等を施す様子を示す。中空かつ透明(半透明を含む)の第1柄部15内部に、ビーズ、ビー玉、消臭剤、芳香剤等を収容してもよい。なお、消臭剤、芳香剤を収容する場合には、収容した内容物が飛び出ず、かつ、空気が通るように、第1柄部15の少なくとも一端には、網又はフィルター等の部材29が設けられている。
また、中空かつ透明(半透明を含む)の柄部内部に、文字、記号、図、模様、パターン等が記載された紙、シール、フィルム、プレートなどを収容してもよい。
装飾等を施した柄部の両端開口部に対する封止方法としては、上述したジョイント部及びエンドキャップによる封止以外にも、シールの貼着による封止、柄部両端を熱で溶かすことによる封止、詰め物を押し込むことによる封止など、様々な方法が挙げられる。
(実施形態4)
図6は、本発明の実施形態4に係る清掃具を示す図である。図6が図3と異なる点は、柄部6を柄部21に変更した点である。
柄部21は、伸縮可能なストロー構造を有する。具体的には、柄部21は、第1柄部22と第2柄部23とを有し、第2柄部23が第1柄部22内を摺動可能とすることにより、柄部21全体として伸縮性を有する。柄部21は、図6(a)に示す収縮した状態と、図6(b)に示す伸長した状態との間で変化することができる。これにより、販売時又は収納時には、柄部21を収縮してコンパクトにすることができる一方、使用時には、柄部21を伸長して、清掃具の操作性を向上させることができる。
図7(a)は、第1柄部22の平面図であり、図7(b)は、第2柄部23の平面図である。第1柄部22は、両端が開口した中空構造を有し、端部の開口部内径aが中央の内径bよりわずかに小さくなっている。また、第2柄部23は、両端が開口した中空構造を有し、一端部の外径dが中央の外径cよりわずかに大きくなっている。また、このとき、b>d≧aの関係を有する。このような構成を有することから、第1柄部22内部に第2柄部23を挿通させることにより、第2柄部23の一端部は第1柄部22内の一端から他端まで摺動可能となり、第2柄部23の一端部を第1柄部22の両端部でそれぞれ係止することができる。このため、一旦第1柄部22に挿通された第2柄部23は、容易に第1柄部22から脱落することはない。
第1柄部22及び第2柄部23の形状は、円筒状である。ただし、これらは円筒状に限らず、横断面形状が三角形、四角形などの多角形である筒状であってもよい。また、第1柄部22及び第2柄部23の材質としては、例えば、プラスチック、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、紙、ゴムなどが挙げられる。ただし、第1柄部22及び第2柄部23は、使い捨て可能であるのが好ましい。このため、第1柄部22及び第2柄部23を焼却等によって廃棄する際に、環境に与える負荷を抑えた材質であることが望まれる。その上で、清掃体2を支持可能な材質であれば、特に限定されない。第1柄部22及び第2柄部23は、両端面が開口していることが好ましい。
なお、第1柄部22は、図8に示すように、蛇腹状に加工されてもよい。これにより、図9に示すように、清掃体2を屈曲させることができ、屈曲させた先端部分で高所の縁を容易に清掃することができたり、床面など低所の清掃を使用者が比較的楽な姿勢で行うことができたりする。ここでは、第1柄部22に蛇腹状の加工を施したが、第2柄部23に蛇腹状の加工を施してもよい。
(実施形態5)
図10(a)、図10(b)は、本発明の実施形態5に係る清掃具を示す図である。図10(a)、図10(b)が図6(a)、図6(b)と異なる点は、柄部21を柄部24に変更した点である。具体的には、柄部21では、清掃体2を支持する側(第1柄部22)が把持部側(第2柄部23)より径が大きくなっているのに対し、柄部24では、清掃体2を支持する側(第1柄部25)が把持部側(第2柄部26及び第3柄部27)より径が小さくなっている点が異なる。また、柄部21が1段階のみで伸縮するのに対し、柄部24が2段階で伸縮する点が異なる。ただし、柄部の伸縮は、2段階の伸縮に限らず、1段階のみの伸縮であってもよいし、3段階以上の伸縮であってもよい。
柄部24は、伸縮可能なストロー構造を有する。具体的には、柄部24は、第1柄部25、第2柄部26及び第3柄部27を有し、第2柄部26が第1柄部25の外周に対して摺動可能とし、さらに、第3柄部27が第2柄部26の外周に対して摺動可能とする。これにより、柄部24全体として伸縮性を有する。すなわち、柄部24は、図10(a)に示す収縮した状態と、図10(b)に示す伸長した状態との間で変化することができる。また、清掃部2を支持する側より把持部が太くなるため、把持しやすくなり、かつ、清掃部2を安定して操作することができる。
図11(a)は、第1柄部25の平面図であり、図11(b)は、第2柄部26の平面図であり、図11(c)は、第3柄部27の平面図である。
第1柄部25は、両端が開口した中空構造を有し、図11(a)に示すように、一端部の外径eが他端部の外径fよりわずかに小さくなっている。また、第2柄部26は、図11(b)に示すように、両端が開口した中空構造を有し、一端部の開口部内径gが中央の内径hよりわずかに小さくなっており、他端部の外径jが一端部の外径iよりわずかに大きくなっている。また、このとき、h>f≧gの関係を有する。このような構成を有することから、第2柄部26内部に第1柄部25を挿通させることにより、第1柄部25の他端部側の外周に対して第2柄部26が一端部から他端部まで摺動可能となり、第2柄部26の一端部が第1柄部25の他端部で係止されるようになっている。このため、第2柄部26に第1柄部25が一旦挿通されると、第2柄部26は第1柄部25から容易に脱落することはない。
また、第3柄部27は、図11(c)に示すように、両端が開口した中空構造を有し、端部の開口部内径kが中央の内径lよりわずかに小さくなっている。このとき、l>j≧kの関係を有する。このような構成を有することから、第3柄部27内部に第2柄部26を挿通させることにより、第2柄部26の他端部側の外周に対して第3柄部27の一端部から他端部まで摺動可能となり、第3柄部27の一端部が第2柄部26の他端部で係止されるようになっている。このため、第3柄部27に第2柄部26が一旦挿通されると、第3柄部27は第2柄部26から容易に脱落することはない。
なお、柄部24の形状及び材質は、実施形態4で説明した柄部21と同様であるので、これらの詳細な説明は省略する。
また、柄部24は、押出成形とプレス加工によって形成される。これは、金型を必要とするインジェクション成形に比べ、金型を必要とせず、柄部24の長さを自由に調節可能であり、また、コストを低減することができる。
なお、上述した実施形態4及び実施形態5において、ストロー構造を有する柄部を中空かつ透明(半透明を含む)とし、その内部にビーズ、ビー玉、消臭剤、芳香剤等を収容してもよい。また、中空かつ透明(半透明を含む)の柄部内部に、文字、記号、図、模様、パターン等が記載された紙、シール、フィルム、プレートなどを収容してもよい。
以上、実施形態について説明した。
2016年7月11日出願の特願2016−137153号の日本出願、及び2017年4月18日出願の特願2017−081944号の日本出願に含まれる明細書、図面及び要約書の開示内容は、全て本願に援用される。
1 清掃具
2 清掃体
3 繊維
4 基材シート
5 線状接合部
6、21、24 柄部
7 繊維束
8 第1点状接合部
9 第2点状接合部
10 ウェブシート
14 ジョイント部
15、22、25 第1柄部
16、23、26 第2柄部
17a 第1ジョイント部
17b 第2ジョイント部
18 ヒンジ
19 エンドキャップ
20 貫通孔
27 第3柄部
考案は、清掃具に関する。
考案の目的は、塵埃の捕捉性能の低下を防止し、かつ、見栄えを良好に保つ清掃具提供することである。
考案の第1の態様に係る清掃具は、所定の長さを有する多数の繊維が該繊維の流れ方向を揃えて配置された繊維束と、前記所定の長さより短い幅を有し、前記繊維束を固定する基材シートと、前記繊維束と前記基材シートとを重ねて、前記基材シートの側縁部近傍において、前記繊維束と前記基材シートとを接合する、及び又は、前記繊維同士を接合する接合部と、前記基材シートを内側にして、重ねた前記繊維束及び前記基材シートを折り曲げたときに対向する前記基材シート同士を接合することで形成された筒状部に挿抜自在に設けられ、前記筒状部の長さより長い紙製の柄部と、を具備する構成を採る。

Claims (12)

  1. 所定の長さを有する多数の繊維が該繊維の流れ方向を揃えて配置された繊維束と、
    前記所定の長さより短い幅を有し、前記繊維束を固定する基材シートと、
    前記繊維束と前記基材シートとを重ねて、前記基材シートの側縁部近傍において、前記繊維束と前記基材シートとを接合する、及び又は、前記繊維同士を接合する接合部と、
    を具備する清掃具。
  2. 前記接合部は、前記基材シートの側縁をまたがるように形成される、
    請求項1に記載の清掃具。
  3. 前記接合部は点状に形成される、
    請求項1に記載の清掃具。
  4. 前記繊維束の幅方向中央で前記繊維の流れ方向を横断する中心線上において、直線状に前記繊維を相互に接合する線状接合部を具備する、
    請求項1に記載の清掃具。
  5. 前記繊維束と前記基材シートとを重ねて、平面視において、前記繊維の流れ方向中央で該流れ方向を横断する中心線に対して、前記繊維の両側先端に向けてそれぞれ第1の所定寸法離れた直線上において、前記繊維束と前記基材シート、及び、折り曲げによって対向する前記基材シート同士を接合する他の接合部を有し、
    前記接合部は、前記基材シートの長手方向において、隣り合う前記他の接合部の間に位置する、
    請求項3に記載の清掃具。
  6. 前記基材シートを内側にして、重ねた前記繊維束及び前記基材シートを折り曲げたときに対向する前記基材シート同士を接合することで形成された筒状部に挿抜自在に設けられ、前記筒状部の長さより長い柄部を具備する、
    請求項1に記載の清掃具。
  7. 前記柄部は、第1柄部と第2柄部を有し、
    前記第1柄部と前記第2柄部とをそれぞれの端部において接続するジョイント部を具備する、
    請求項6に記載の清掃具。
  8. 前記ジョイント部は、第1ジョイント部と第2ジョイント部とを有し、
    前記第1ジョイント部が前記第1柄部の端部に嵌合し、前記第2ジョイント部が前記第2柄部の端部に嵌合し、前記第1ジョイント部と前記第2ジョイント部が係合する、
    請求項7に記載の清掃具。
  9. 前記第1ジョイント部と前記第2ジョイント部とを回動自在に接続するヒンジを具備する、
    請求項8に記載の清掃具。
  10. 前記柄部は、第1柄部と第2柄部を有し、
    前記第2柄部の一端部が前記第1柄部の一端から他端まで摺動する、
    請求項6に記載の清掃具。
  11. 前記第1柄部の一端部側が前記筒状部に挿抜自在に設けられ、
    前記第2柄部が前記第1柄部の他端部側の外部に対して摺動する、
    請求項10に記載の清掃具。
  12. 多数の長尺な繊維を、該繊維の長手方向を揃えてシート状になるように並列配置してなる繊維集合体シートを得る繊維配列工程と、
    前記繊維集合体シートにおいて、前記繊維の流れ方向を横断する方向に直線状に前記繊維を相互に接合し、線状接合部を形成する線状接合工程と、
    所定の位置で前記繊維の流れ方向を横断する方向に前記繊維集合体シートを切断する切断工程と、
    前記切断工程において前記繊維集合体シートを切断して得られた繊維束と、基材シートとを重ね、重ねた前記繊維束及び前記基材シートを、前記基材シートを内側にして折り曲げる折り曲げ工程と、
    前記繊維の流れ方向中央で流れ方向を横断する中心線に対して、前記繊維の両側先端に向けてそれぞれ第1の所定寸法離れた直線上において、折り曲げられて重なった前記繊維束と前記基材シートを接合する第1点状接合工程と、
    前記中心線に対して、前記繊維の両側先端に向けてそれぞれ前記第1の所定寸法より大きい第2の所定寸法離れた直線上において、前記繊維束と前記基材シート、または、折り曲げによって対向する繊維同士を接合する第2点状接合工程と、
    を具備する清掃具製造方法。
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