JP3220582U - 展示ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】ドライフラワー、プリザーブドフラワーや菓子類等を収納して装飾体として展示するケースにカード類を保持できるようにした展示ケースを提供する。
【解決手段】透明薄板材よりなるケース本体1の胴部11にカード類保持部12を備える構造とする。胴部は三角錐形状、又は筒形状であり、カード類保持部は、胴部を形成する透明薄板材にU字状の切り込みを向かい合うように形成してある一対の爪片12aからなることが好ましい。
【選択図】図1
【解決手段】透明薄板材よりなるケース本体1の胴部11にカード類保持部12を備える構造とする。胴部は三角錐形状、又は筒形状であり、カード類保持部は、胴部を形成する透明薄板材にU字状の切り込みを向かい合うように形成してある一対の爪片12aからなることが好ましい。
【選択図】図1
Description
本考案は、ドライフラワー、プリザーブドフラワーや菓子類等を収納して装飾体として展示するケースにメッセージカード、写真等のカード類を保持できるようにした展示ケースに関するものである。
従来の展示ケースはケース内にドライフラワー、プリザーブドフラワー、菓子類を収納して装飾効果を発揮させるものに過ぎないものであった(特許文献1)。そのため、例えば誕生プレゼントとして、菓子類入りケースにバースデーカード、メッセージカード等のカード類を取り付ける場合に粘着テープを使用するのが一般的であった。
前記したカード類を粘着テープにより展示ケースに貼り付ける方法では、手間が掛かる問題があり、また、受け取った人がメッセージカードを外して利用する場合に粘着剤が付着している場合に取り除くのが面倒であるという問題もある。
本考案は前記のような問題を解決して、ドライフラワー、プリザーブドフラワー、菓子類を装飾体として収納するケースにカード類も簡単に保持できる展示ケースを提供することを目的として完成されたものである。
本考案の展示ケースは、透明薄板材よりなるケース本体の胴部にカード類保持部を備えたことを特徴とするものを基本の考案とするものである。
また、前記ケース本体の胴部は錐体形状が好ましく、三角錐形状であることがより好ましいものである。
また、前記ケース本体の胴部が筒形状であっても良いものである。
また、前記カード類保持部がケース本体の胴部を形成する透明薄板材にU字状の切り込みにより向かい合うように形成した一対の爪片からなるものであることが好ましいものである。
また、前記ケース本体の胴部にフック係止用切込部を設けたものとしても良いものである。
さらには、前記ケース本体に、前記ケース本体の底部に嵌合する台座に胴部の一面に沿う背面板を連設してある台紙を組み込んだものとしても良いものである。
前記した本考案の展示ケースは、ケース本体にドライフラワー、プリザーブドフラワー、菓子類を収納すればこの収納物が透明薄板材を透して装飾効果を発揮できるものである。そして、パーティー等の贈り物とする場合に胴部に備えてあるカード類保持部にメッセージカード等のカード類を取り付けできるものである。
また、前記ケース本体の胴部は錐体形状とすれば、卓上等に安定して置くことができるものであり、また、上下を逆にして壁に掛けた場合に造花を収納するのに適したものとなる。
また、前記カード類保持部をケース本体の胴部を形成する透明薄板材にU字状の切り込みにより向かい合うように形成した一対の爪片からなるものであれば、部品点数を増やすことなく簡単に設けることができるものである。
また、前記ケース本体の胴部にフック係止用切込部を設けてあれば、壁に掛ける場合に便宜なものとなる。
さらには、前記ケース本体に、前記ケース本体の底部に嵌合する台座に胴部の一面に沿う背面板を連設してある台紙を組み込んだものであれば、前記背面板に造花をテープ等の止め具で所定位置に保持させることができるものでもある。また、前記背面板に色彩、模様等を施し装飾効果を高めることができるものでもある。
次に、本考案の好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。
1は透明薄板材よりなるケース本体であり、前記ケース本体1の胴部11にはカード類保持部12が備えられている。
1は透明薄板材よりなるケース本体であり、前記ケース本体1の胴部11にはカード類保持部12が備えられている。
図1〜図5に示すように、この実施形態では前記ケース本体1の胴部11は三角錐形状としたものである。しかし、胴部11の形状はこれに限定されることなく四角錐形状、円錐形状等の他の錐体形状でもよいものである。さらには、前記ケース本体1の胴部11を三角筒形状、四角筒形状、円筒形状等の筒形状としても良いものである。
前記カード類保持部12はケース本体1の胴部11を形成する透明薄板材にU字状の切り込み121、121を向かい合うように設けて、前記切り込み121、121により形成した一対の爪片12a、12aであることが部品点数を増やすことなく好ましいものである。しかし、別体とした一対の爪片をその基端を胴部11に貼り付けて設けたものであってもよいものである。
また、前記ケース本体1の胴部11にフック係止用切込部13が設けられている。このフック係止用切込部13は前記カード類保持部12を設けてある胴部11の同じ面に設けてある。
すなわち、図示の実施形態は前記したとおり、ケース本体1の胴部11は三角錐形状としたので、前記胴部11は二等辺三角形をした3枚の第1側面板11a、第2側面板11b、第3側面板11cよりなるものであり、その内の1枚の面である第1側面板11aに前記カード類保持部12と前記フック係止用切込部13を設けてある。
また、胴部11を三角錐形状としたケース本体1は図4に示す展開した状態のケース本体素板100を組み立てたものである。
すなわち、図4に示すケース本体素板100は、3枚の二等辺三角形状の第1側面板11a、第2側面板11b、第3側面板11cを、隣り合う第1側面板11aと第2側面板11bを折曲線111を介して、第2側面板11bと第3側面板11cを折曲線112を介して連設してなる胴部素板部101と、前記胴部素板部101の一方側辺すなわち第1側面板11a の外辺101aに折曲線113を介して連設した前記折曲線113に沿う係止切込102、102を備えた接続片103と、前記胴部素板部101の他方側辺すなわち第3側面板11cの外辺101bに折曲線114、114を介して連設した係止片104、104と、第2側面板11bの下辺に折曲線115を介して連設した主底板部105と、第3側面板11cの下辺に折曲線116を介して連設した副底板部106と、前記主底板部105に設けた抜止片105aよりなるものである。
前記したケース本体素板100は、図5に示す組み立て第1手順のように胴部素板部101の第1側面板11aを折曲線111により中央の第2側面板11bから内側に折曲する。次に、第1側面板11aの外辺101aに折曲線113を介して連設した接続片103を内側に折曲する。これにより前記折曲線113に沿う係止切込102、102による係止孔102a、係止孔102aが形成される。
続いて、図6に示す組み立て第2手順のように胴部素板部101の第3側面板11cを折曲線112により中央の第2側面板11bから内側に折曲する。そして、前記第3側面板11cの外辺101bに折曲線114、114を介して連設した係止片104、104を前記折曲線113に沿う係止切込102、102により形成された係止孔102a、102aに差し込めば、胴部11が組み立てられることとなる。この状態において胴部11の下方は開口されており、収納物の出し入れができるものである。
続いて、第3側面板11cの下辺に連設した副底板部106を折曲線116により前記開口を塞ぐように折曲する。次に、第2側面板11bの下辺に連設した主底板部105を折曲線115により副底板部106の底面に接するに折曲するとともに、前記主底板部105に設けた抜止片105aを副底板部106の辺と第1側面板11aの下辺の間に差し込む、これにより前記主底板部105は外れることなく副底板部106と開口を閉塞して、図1の組み立てた状態となるものである。
前記した構成よりなるケース本体1は、図2に示すようにキャンデーを装飾体(イ)と収納すれば、透明薄板材を透して装飾効果を発揮できるものである。そして、誕生祝いのプレゼントとする場合に胴部11に備えてあるカード類保持部12にバースデーカードのようなカード類(ロ)を取り付けできるものである。
しかも、前記カード類保持部12をケース本体1の胴部11を形成する透明薄板材にU字状の切り込み112、112によりを向かい合うように形成した一対の爪片12a、12aからなるものでるので、カード類(ロ)の上下端を係止することにより簡単に取り付けできるものである。また、カード類(ロ)の取り外しも容易なものである。また、このようなカード類保持部12は部品点数を増やすことなく簡単に設けることができるものである。また、前記ケース本体1の胴部11は三角錐形状であるので、卓上等に安定して置くことができるものである。
また、前記ケース本体1の胴部11にフック係止用切込部13を設けてあるので、図3に示すように、ケース本体1に造花(ハ)を収納して上下を逆にして壁のフックに掛けて展示することができるものである。
この場合、前記フック係止用切込部13を前記カード類保持部12が設けてある胴部11の1枚の面である第1側面板11aに設けることにより、前記カード類保持部12は壁側に位置するので体裁よく展示できるものである。
また、図7に示すように前記ケース本体1に、前記ケース本体1の底部10に嵌合する台座20に胴部11の一面に沿う背面板21を連設してある台紙2を組み込んでもよいものである。このように台紙2を組み込むことにより、前記背面板21に造花(ハ)をテープ等の止め具で所定位置に保持させることができるものでもある。また、前記背面板21に色彩、模様、風景等を施し装飾効果を高めることができるものでもある。
前記台紙2は図7、図8に示すとおり三角錐形状のケース本体1に対応したものであり、図9に示す素板を図10−図13に示す手順により図8の状態に組み立てるものである。
すなわち、前記図9に示す台紙2の素板は台座20を組み立てる台座素板部200とこれに連なる背面板21よりなるものであり、組み立て工程を容易とするため裏面側から表したものである。台座素板部200は正三角形状の台座を形成するように正三角形状の上台板部210の3辺に90度の角度で谷折する第1折曲線211a、第2折曲線212a、第3折曲線213aを介して第1脚板部211、第2脚板部212、第3脚板部213を連設してある。
前記第1脚板部211の先端には山折用の折曲線211bを介して前記背面板21を連設してあり、該背面板21の表面側は前記第1脚板部211の表面側と接するものとしている。また、前記第2脚板部212の先端には谷折用の折曲線212bを介して鍔板部214を連設してある。前記第3脚板部213の先端には谷折用の折曲線213bを介して前記上台板部210と上下対向に配置することとなる正三角形状の下台板部220を連設してある。
前記正三角形状の下台板部220の第3脚板部213と連続しない辺の先端には背面板21と連設した第1脚板部211の内面に沿う補強板部215が谷折用の折曲線220aを介して連設してある。また、前記三角形状の下台板部220の残りの辺には係止片216が設けられており、前記第2脚板部212の先端辺の折曲線212bに設けた切込孔212cに係止するものとしている。
また、前記第2脚板部212の第1脚板部211側に位置する側辺と前記第3脚板部213の両側辺には補強用の耳片217、218、219が設けられている。
前記した図9に示す台紙2の素板は、先ず、図10に示す組み立て第1手順のように台座素板部200の補強用の耳片217、218、219を内側に折り込む。次に、図11に示す第2手順のように前記第2脚板部212を第2折曲線212aにより略90度の角度で谷折し、前記第2脚板部212の先端に谷折用の折曲線212bを介して連設した鍔板部214を略90度の角度で谷折する。
続いて、第3脚板部213を第3折曲線213aにより谷折し、次に、下台板部220を前記第3脚板部212の先端の谷折用の折曲線212bにより谷折すれば、下台板部220は第12図に示すように第2脚板部212、第3脚板部213により間隔をおいて上台板部210と対向した状態に位置して、台座20が組み立てられる。この場合に係止片216を切込孔212cに係止すれば台座20の保形状態は維持されるものである。
次に、図12−図13に示す組み立て第3−4手順で、前記第1脚板部211を補強板部215に沿うように第1折曲線211aにより谷折し、続いて、前記第1脚板部211の先端に山折用の折曲線211bを介して連設してある前記背面板21の表面側が前記第1脚板部211の表面側と接するように折り返せば、図8に示す台紙2が組み立てられることとなる。
1 ケース本体
10 底部
11 胴部
12 カード類保持部
13 フック係止用切込
2 台紙
20 台座
21 背面板
10 底部
11 胴部
12 カード類保持部
13 フック係止用切込
2 台紙
20 台座
21 背面板
Claims (7)
- 透明薄板材よりなるケース本体の胴部にカード類保持部を備えたことを特徴とする展示ケース。
- 前記ケース本体の胴部が錐体形状である請求項1に記載の展示ケース。
- 前記ケース本体の胴部の錐体形状が三角錐形状である請求項2に記載の展示ケース。
- 前記ケース本体の胴部が筒形状である請求項1に記載の展示ケース。
- 前記カード類保持部がケース本体の胴部を形成する透明薄板材にU字状の切り込みにより向かい合うように形成してある一対の爪片からなるものである請求項1〜4の何れか1項に記載の展示ケース。
- 前記ケース本体の胴部にフック係止用切込部を設けてある請求項1〜5の何れか1項に記載の展示ケース。
- 前記ケース本体に、前記ケース本体の底部に嵌合する台座と、胴部の一面に沿う背面板を連設してある台紙を組み込んだものであることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の展示ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018005090U JP3220582U (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | 展示ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018005090U JP3220582U (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | 展示ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3220582U true JP3220582U (ja) | 2019-03-22 |
Family
ID=65802217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018005090U Active JP3220582U (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | 展示ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3220582U (ja) |
-
2018
- 2018-12-27 JP JP2018005090U patent/JP3220582U/ja active Active
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20190111 |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3220582 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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