JP3220465U - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光源を搭載する筐体を軽量化することができ後方から十分に空気の取り込みが可能な照明装置を提供する。【解決手段】外周壁部10aと内周壁部10bを有し、前方にリング状の収容溝10dが形成されるリング状筐体1と、収容溝10dに収容され、LED31が搭載される光源基板30と、リング状筐体1の中央に配置される送風器と、収容溝10dを閉鎖し透光性を有するリング状カバー11と、リング状筐体1の後部側に設けられる送風器支持部と、天井に取り付けられる取付部5と、送風器支持部と取付部5を連結する連結部と、を備えた。【選択図】図4
Description
本考案は、送風器を有する照明装置に関する。
かかる照明装置として、下記特許文献1に開示される空調機能を有する照明装置が公知である。この照明装置は、両端の少なくとも一方に開口部を有する筐体と、筐体の外側面の外側に設けられている光源と、筐体の内部の空気を開口部を通して送り出す送風器を備えている。
この照明装置の筐体は、前方に開口部を有するが後方には小さな通気孔しかない。従って、筐体の内部に空気を取り入れるには十分ではない。また、筐体自身の重量も大きくなる。
本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、光源を搭載する筐体を軽量化することができ後方から十分に空気の取り込みが可能な照明装置を提供することである。
上記課題を解決するため本考案に係る照明装置は、
外周壁部と内周壁部を有し、前方にリング状の収容溝が形成されるリング状筐体と、
前記収容溝に収容され、発光素子が搭載される光源基板と、
前記リング状筐体の中央に配置される送風器と、
前記収容溝を閉鎖し透光性を有するリング状カバーと、
前記リング状筐体に設けられる送風器支持部と、
被取り付け部に取り付けられる取付部と、
前記送風器支持部と前記取付部を連結する連結部と、を備えたことを特徴とするものである。
外周壁部と内周壁部を有し、前方にリング状の収容溝が形成されるリング状筐体と、
前記収容溝に収容され、発光素子が搭載される光源基板と、
前記リング状筐体の中央に配置される送風器と、
前記収容溝を閉鎖し透光性を有するリング状カバーと、
前記リング状筐体に設けられる送風器支持部と、
被取り付け部に取り付けられる取付部と、
前記送風器支持部と前記取付部を連結する連結部と、を備えたことを特徴とするものである。
かかる照明装置の作用・効果を以下説明する。まず、筐体はリング状に形成されており、この筐体に形成されたリング状の収容溝に光源が搭載される。送風器は、筐体の中央に配置される。筐体がリング状に形成されているので、後方からも十分に空気を取り込むことができる。また、リング状に形成することで筐体自身の軽量化も図ることができる。従って、光源を搭載する筐体を軽量化することができ後方から十分に空気の取り込みが可能な照明装置を提供することができる。
本考案に係る前記連結部は、前記送風器支持部と前記取付部の相対角度を変更する機能を有することが好ましい。
この構成によると、送風器の送風方向を設置される空間の事情に合わせて変更することができる。
本考案において、前記内周壁部の方が前記外周壁部よりも突出高さが高くなっていることが好ましい。この構成によると、光源基板を収容溝に収容するときの作業が行いやすくなる。
本考案に係る前記取付部は、前記被取り付け部に設けられたソケットに結合する口金を有することが好ましい。
照明装置を取り付ける場合に、口金をソケットに結合するタイプのものがある。例えば、トイレなどは、白熱電球をソケットに差し込むタイプのものがあり、これを利用して発光素子が搭載された光源を有する照明装置も白熱電球と同様に取り付けることができ有用性が高まる。
本考案に係る前記送風器支持部は、前方側に基板と羽根回転用のモーターを搭載していることが好ましい。
この構成によると、リング状筐体の筒の中に送風器の羽根を収容することができ、照明装置をコンパクトな形にすることができる。
本考案に係る前記送風器は、送風羽根が外周に取り付けられる筒体を備え、この筒体の内部に前記モーターが収容されていることが好ましい。
かかる構成によると、筒体の内部にモーターが収容されるので、送風器全体の小型化に寄与することができる。
本考案に係るの好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る照明装置の側面図である。この照明装置は、トイレ内部に設置されるものであり、天井に取り付けられる。図2は、図1の照明装置の正面図である。図3は、図1の照明装置を背面側から見た斜視図である。図4は、図1の照明装置の中央縦断面図である。図5は、カバー等を取り外した状態の正面図である。説明の便宜上、図1の下方を前方、上方を後方と定義する。
この照明装置は、送風器を有すると共にLEDによる照明機能も有する。照明装置は、リング状筐体1を有し、その中央に送風器2が配置される。リング状筐体1は、後方筐体部10とリング状カバー11により構成される。後方筐体部10は、外周壁部10a、内周壁部10b、後方壁部10cを備えており、これにより、前方が開口した略コの字の収容溝10dが形成される。なお、内周壁部10bの方が、外周壁部10aよりも前方に突出した状態である。
図5に示すように、収容溝10dには、発光素子であるLED31が搭載される光源基板30が収容される。光源基板30は、円周方向にそって90゜ごとに合計4つ配置される。なお、光源基板30は、本実施形態に限定されるものではなく、種々の変形例が可能である。例えば、1つのリング状の基板で構成してもよいし、4つ以外の個数の基板で構成してもよい。隣接する基板同士は、配線32により接続される。また、不図示の電源回路から配線33により電源供給を受ける。光源基板30の上には4つのLED31が搭載されているが、LED31の搭載個数や間隔は適宜設定することができる。
リング状カバー11は、後方筐体部10の前方に取り付けられて、収容溝10dを閉鎖する。リング状カバー11は、透光性および拡散性を有する樹脂であり、LED31が照射する光を透過させる。
送風器2は、送風羽根20と、送風羽根20を回転するモーター21と、基板22を有する。送風羽根20は7枚で構成されるが、その枚数や形状は適宜決めることができる。基板22には、モーター21やモーター21を駆動させるために必要な回路部品が搭載される。送風羽根20の中心には筒体23があり、その外周部に送風羽根20が一体的に形成される。この筒体23の内部にモーター21の全部または一部が収容される。これにより、送風器2の小型化に寄与することができる。
送風羽根20の前方には羽根ガード4が設けられる。図2に示すように、羽根ガード4は、放射方向に延びる多数のスポーク40を備える。スポーク40の内側は、中央の保護板と連結し、外側は外周リング41と連結する。
羽根ガード4は、着脱自在にリング状筐体1の内周壁部10bに係合される。図7は、羽根ガード4の係合態様を説明する図である。内周壁部10bには、図5に示すように、円周方向に沿って等間隔に4カ所係合ピン12が形成されている。一方、外周リング41には、この係合ピン12と係合可能な略L字状の係合溝41aが形成されている。
羽根ガード4を取り付けるときは、図7(a)に示すように、係合ピン12と係合溝41aの位置を合わせて、矢印Aの方向に押し込む。次に、羽根ガード4を円周方向に沿って図7(b)の矢印Bの方向に回転移動させる。これにより、係合ピン12が係合溝41aの一番奥まで移動して、羽根ガード4がリング状筐体1に係合される。羽根ガード4を外すときは、上記と逆の手順を行えばよい。係合ピン12は、リング状筐体1と一体成型でもよいし、別部品でもよい。
図3に示すように、リング状筐体1の後部側には、送風器支持部13が設けられ、この送風器支持部13は、4本のスポーク14により、リング状筐体1の内周壁部10bに一体的に連結される。送風器支持部13やスポーク14は、リング状筐体1と一体成型してもよいし、別部品で構成してもよい。スポーク14とスポーク14の間は空間が形成されており、空気の通り道になる。
照明装置の後部には、取付部5が設けられ、取り付け本体50と口金51を有する。取り付け本体50は、円筒形を呈しており、その内部には電源回路や送風器2や光源基板30を制御するための制御回路などが収納される。スポーク14は、図5に示す配線33を通すための通路(不図示)が形成されており、上記電源回路や制御回路と電気的に接続される。
口金51は、従来の白熱電球と同じ形態を有している。トイレの場合、天井(被取り付け部に相当)にソケットが設けられており、ここに口金を差し込むことで電球を取り付けているが、同じ方式で本考案に係る照明装置を取り付けることができる。
取り付け本体50には連結軸52が設けられており、内部に配線を通すための穴52aが形成されている。また、送風器支持部13の後方にも連結軸15が設けられており、その内部に配線を通すための穴が形成される。これら連結軸15,52は、連結ピン16で結合されており、これらにより連結部が構成される。この連結部の構成により、連結軸15と連結軸52の相対角度を変更することができる。図6は、相対角度を変更した状態を示す。これにより、照明装置の照明方向と送風方向を適宜変更することができる。
本実施形態に係る照明装置の送風や照明は、不図示のリモコンにより制御することができる。あるいは、トイレ内の壁面に設けられたスイッチにより制御するようにしてもよい。
<別実施形態>
本実施形態では照明装置がトイレ用であるものとして説明したが、本考案はトイレ用に限定されるものではない。浴室、台所、リビング等、種々の用途の部屋において使用することができる。
本実施形態では照明装置がトイレ用であるものとして説明したが、本考案はトイレ用に限定されるものではない。浴室、台所、リビング等、種々の用途の部屋において使用することができる。
本実施形態では、リング状筐体1は、外周壁部10a、内周壁部10b、後方壁部10cを備えているが、壁部の構成はこれに限定されるものではない。例えば、後方壁部が外周壁部または内周壁部と連続した曲面で形成されていてもよい。
1 リング状筐体
10 後方筐体部
10a 外周壁部
10b 内周壁部
10c 後方壁部
10d リング状溝
11 リング状カバー
12 係合ピン
13 送風器支持部
14 スポーク
15 連結軸
16 連結ピン
2 送風器
20 送風羽根
21 モーター
30 光源基板
31 LED(発光素子)
4 羽根ガード
40 スポーク
41 外周リング
5 取付部
50 取り付け本体
51 口金
52 連結軸
10 後方筐体部
10a 外周壁部
10b 内周壁部
10c 後方壁部
10d リング状溝
11 リング状カバー
12 係合ピン
13 送風器支持部
14 スポーク
15 連結軸
16 連結ピン
2 送風器
20 送風羽根
21 モーター
30 光源基板
31 LED(発光素子)
4 羽根ガード
40 スポーク
41 外周リング
5 取付部
50 取り付け本体
51 口金
52 連結軸
Claims (6)
- 外周壁部と内周壁部を有し、前方にリング状の収容溝が形成されるリング状筐体と、
前記収容溝に収容され、発光素子が搭載される光源基板と、
前記リング状筐体の中央に配置される送風器と、
前記収容溝を閉鎖し透光性を有するリング状カバーと、
前記リング状筐体に設けられる送風器支持部と、
被取り付け部に取り付けられる取付部と、
前記送風器支持部と前記取付部を連結する連結部と、を備えたことを特徴とする照明装置。 - 前記連結部は、前記送風器支持部と前記取付部の相対角度を変更する機能を有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記内周壁部の方が前記外周壁部よりも突出高さが高くなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
- 前記取付部は、前記被取り付け部に設けられたソケットに結合する口金を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
- 前記送風器支持部は、前方側に基板と羽根回転用のモーターを搭載していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
- 前記送風器は、送風羽根が外周に取り付けられる筒体を備え、この筒体の内部に前記モーターが収容されていることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018005056U JP3220465U (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 照明装置 |
AU2020201248A AU2020201248A1 (en) | 2018-12-26 | 2020-02-20 | An Illumination Device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018005056U JP3220465U (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3220465U true JP3220465U (ja) | 2019-03-07 |
Family
ID=65628967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018005056U Active JP3220465U (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 照明装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP3220465U (ja) |
AU (1) | AU2020201248A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102087802B1 (ko) * | 2019-09-11 | 2020-03-11 | 주식회사 필텍 | 선풍기 겸용 엘이디 등기구 |
-
2018
- 2018-12-26 JP JP2018005056U patent/JP3220465U/ja active Active
-
2020
- 2020-02-20 AU AU2020201248A patent/AU2020201248A1/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102087802B1 (ko) * | 2019-09-11 | 2020-03-11 | 주식회사 필텍 | 선풍기 겸용 엘이디 등기구 |
WO2021049766A1 (ko) * | 2019-09-11 | 2021-03-18 | 주식회사 필텍 | 선풍기 겸용 엘이디 등기구 |
Also Published As
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AU2020201248A1 (en) | 2020-07-16 |
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A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
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