JP3220413B2 - 光電式煙感知器 - Google Patents

光電式煙感知器

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JP3220413B2
JP3220413B2 JP12658497A JP12658497A JP3220413B2 JP 3220413 B2 JP3220413 B2 JP 3220413B2 JP 12658497 A JP12658497 A JP 12658497A JP 12658497 A JP12658497 A JP 12658497A JP 3220413 B2 JP3220413 B2 JP 3220413B2
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裕史 島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視空間に流入し
た煙による発光部からの光の減衰に基づき受光部で火災
を検出する光電式煙感知器に関し、特に、受光部にフォ
トトランジスタと演算増幅器を備えた受光回路を使用し
た場合に消費電力を低減するようにした光電式煙感知器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、広いエリアで火災監視を行う反射
型の煙感知器にあっては、発光部と受光部を備えた感知
器本体に対し、所定の監視距離例えば数十メートルの監
視距離を離して反射板を対向配置し、監視空間に流入し
た煙による反射板から戻ってくる発光部からの光の減衰
に基づき受光部で火災を検出している。
【0003】この場合、消費電力を低減するため発光部
に設けた近赤外線LED等の発光素子を間欠的に発光駆
動している。また受光部の受光素子としては、一般に、
フォトダイオードが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、反射型
煙感知器にあっては、監視距離が例えば数十メートルと
長くなり、発光部からの光は反射板を往復して受光され
ることから光の伝搬距離は2倍となり、煙のない定常監
視状態での光の減衰が大きい。このため受光素子として
フォトダイオードを使用した場合、煙による光の減衰の
ない定常状態での受光信号が微弱となり、十分なS/N
が得られない恐れがある。
【0005】そこで光入力に対し素子自体が増幅作用を
もつフォトトランジスタを受光素子に用いることが考え
られる。フォトトランジスタを受光素子に使用する場
合、フォトトランジスタのベースにバイアス電圧を印加
してアクティブ状態とし、発光部からのパルス的な微弱
な光の入射に対し最適な動作点を設定しておく必要があ
る。このためフォトトランジスタには常に最適動作点と
なるアクティブ状態を保つための無信号電流が流れる。
【0006】またフォトトランジスタで微弱な光を受光
したときの電流変化は極めて小さいことから、通常、演
算増幅器を使用してフォトトランジスタの受光電流を増
幅して電圧信号に変換している。この電流電圧変換回路
として動作する演算増幅器は、常時電源を供給した動作
状態としており、定常的に消費電流が流れている。この
ため受光素子としてフォトトランジスタを採用した場合
には、無信号入力時にナノオーダの微弱な消費電流しか
流れていなかった従来のフォトダイオードに比べ、発光
部をパルス発光していても、受光部側のフォトダイオー
ドと演算増幅器に流れる消費電流が大幅に増加し、その
分、煙感知器を複数接続する受信機側の電源容量を大き
くする必要があり、コストアップになる問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、受光素子にフォトトランジスタと演
算増幅器を使用した場合の消費電流の増加を必要最小限
に抑えるようにした光電式煙感知器を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は次のように構成する。まず本発明は、監視空間
に流入した煙による発光部からの光の減衰に基づき受光
部で火災を検出する光電式煙感知器を対象とする。この
光電式煙感知器は、例えば発光部と受光部を備えた感知
器本体に対し所定の監視距離の監視空間を介して発光部
からの光を受光部に反射する反射部材を配置した反射型
の煙検出構造を備えたものでもよいし、発光部と受光部
を監視空間を介して対向配置した構造のものでもよい。
【0009】このような光電式煙感知器につき本発明に
あっては、所定周期毎に発光素子を間欠的に発光させる
発光駆動回路、監視空間を通過してきた発光部からの光
を受光して電気信号に変換するフォトトランジスタ、フ
ォトトランジスタの受光電流を増幅して電圧信号に変換
する受光回路、及び発光素子の発光休止期間は受光回路
の動作電流を下げて周波数応答特性を低くし、発光素子
の発光期間は受光回路の動作電流を上げて周波数応答特
性を高くする周波数応答切替回路を設けたことを特徴と
する。
【0010】このため発光部の間欠的な発光駆動による
パルス的な光の入射のない休止期間については、フォト
トランジスタの受光増幅の動作が必要ないことから、信
号入力に対する周波数応答特性を低くした動作電流の少
ない状態にあり、常時、信号入力に対する周波数応答特
性を高くした動作電流の多い状態を維持する場合に比
べ、消費電流を十分に低減できる。
【0011】またパルス的な光の入射のない休止期間に
ついて完全に電源を切らずに、動作電流だけを下げてお
り、このため発光部の間欠発光によるパルス光の入射時
に動作電流を上げることで、パルス発光に対応した高い
周波数応答特性に切り替わり、パルス光の入射に同期し
て電源を投入するような場合の電源立上り応答の遅れに
より検出不能となるような問題もない。
【0012】具体的には、受光回路には、セット電流の
調整により周波数応答特性を制御可能なセット電流制御
端子を備え、フォトトランジスタのエミッタを反転入力
端子に接続すると共に出力端子を帰還抵抗を介して反転
入力端子に負帰還接続し、フォトトランジスタのエミッ
タ電流を入力して電圧信号に変換する演算増幅器を備え
る。
【0013】この演算増幅器に対しては、演算増幅器の
出力電圧に基づきフォトトランジスタのベースにバイア
ス電圧を印加し、無信号入力時に周波数応答を高めるた
めに所定のエミッタ無信号電流を流してフォトトランジ
スタに最適動作点を設定するベースバイアス回路と、演
算増幅器の出力とベースバイアス回路に接続されるロー
パスフィルタが設けられる。
【0014】ローパスフィルタは、所定周波数を越える
演算増幅器の出力信号成分をカットしてフォトトランジ
スタの逆バイアスを阻止すると共に、所定周波数以下の
出力信号成分を通過してフォトトランジスタを逆バイア
スする。これによって、パルス光の受光時にのみ演算増
幅器から受光電圧信号が出力され、定常光の緩やかな変
動に応答せず、演算増幅器の出力は一定に保たれる。
【0015】また周波数応答切替回路は、演算増幅器の
セット電流を発光素子の発光休止期間に第1セット電流
に制御して演算増幅器の周波数応答特性を低くし、発光
素子の発光期間は第1セット電流より高い第2セット電
流に制御して演算増幅器の周波数応答特性を高くする。
ベースバイアス回路は、正電源にコレクタを接続したフ
ォトトランジスタのエミッタを所定値のエミッタ抵抗R
4を介して負電源Vに接続し、無信号入力時に負電源の
電圧とエミッタ抵抗で決まる一定のエミッタ無信号電流
i1(=V1/R4)をフォトトランジスタに流して周
波数応答を高めるための最適動作点を設定する。
【0016】また本発明の別の形態にあっては、受光回
路に対する電源供給も併せてオンオフ制御することで更
に消費電流を低減する。即ち、この別の形態では、所定
の発光周期毎の発光同期パルスを発生するパルス発振回
路、発光同期パルスに同期して受光部の電源を投入して
から動作可能となる所定の電源立上げ時間T3にパルス
発光時間T1を加えた所定時間T2に亘り受光電源制御
信号を出力する受光電源制御回路、及び発光同期パルス
から電源立上げ時間T3を経過した時点で発光素子をパ
ルス発光させる発光駆動回路、及び受光電源制御回路か
らの受光電源制御信号の出力期間に亘り受光部に電源を
供給する電源スイッチ回路を設ける。
【0017】この場合、受光部には、監視空間を通過し
てきた発光部からの光を受光して電気信号に変換するフ
ォトトランジスタ、フォトトランジスタの受光電流を増
幅して電圧信号に変換する受光回路、及び発光素子の発
光休止期間は受光回路の周波数応答特性を低くし、発光
素子の発光期間は受光回路の周波数応答特性を高くする
周波数応答切替回路を同様に設ける。また受光回路の詳
細も、最初の形態と同じになる。
【0018】この本発明の他の形態にあっては、フォト
トランジスタを備えた受光回路の動作電流の切替制御に
加え、発光休止期間について電源投入による立上り応答
時間に発光期間を加えた期間に亘り受光回路に対する電
源供給をオンし、それ以外の休止期間については受光回
路に対する電源供給をオフすることで、更に消費電流を
低減することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の光電式煙感知器の
実施形態を、反射型煙感知器を例にとって示した説明図
である。図1において感知器本体1には、発光部2、受
光部3及び感知器回路ユニット9が設けられる。感知器
本体1に対しては所定の監視距離、例えばL=40メー
トルを離して反射板4が対向配置される。発光部2には
例えば赤外線LEDなどの発光素子5が設けられ、発光
素子5を間欠的に発光駆動することで、発光素子5から
の光を集光レンズ6で集光してビーム光として出力す
る。
【0020】発光部2からのビーム光は反射板4で反射
され、破線のように感知器本体1の受光部3に戻され
る。反射板4としては、入射光を高効率で入射方向と同
一方向に反射する再帰型反射板(再帰型リフレックス・
リフレクタ)が使用される。受光部3には集光レンズ7
と、受光素子として機能するフォトトランジスタ8が設
けられる。
【0021】図2は図1の感知器本体1に設けている感
知器回路の実施形態である。感知器回路は発光回路ユニ
ット10aと受光回路ユニット10bで構成される。発
光回路ユニット10aにはパルス発振回路11と発光駆
動回路12が設けられる。パルス発振回路11は予め定
めた発光周期T1ごとに、所定発光パルス幅時間T2の
パルス幅をもつ発光パルス信号E1を発光駆動回路12
に出力する。この発光パルス信号E1の周期T1は例え
ばT1=1〜2秒程度であり、パルス発光時間T2はT
2=数十μ秒程度である。
【0022】発光駆動回路12は、駆動負荷として近赤
外線LEDを用いた発光素子5を接続しており、パルス
発振回路11からの発光パルス信号E1の発光周期T1
ごとに発光時間T2に亘り発光駆動されてパルス光を監
視領域に出力する。受光回路ユニット10bは、発報回
路13、定電圧回路14、受光回路15、ピークホール
ド回路24及び比較回路25を備える。発報回路13
は、受信機から引き出された一対の電源兼用信号線に端
子L,Cにより接続される。定電圧回路14は端子L,
C間に対する受信機からの供給電圧を入力し、受光回路
15、ピークホールド回路24及び比較回路25に必要
な規定の電源電圧を定電圧出力する。
【0023】受光回路15はフォトトランジスタ8に対
する発光素子5からの発光パルスの反射板からの戻り光
を入射し、この微弱なパルス光を電流信号に変換し、受
光回路15内で演算増幅器を使用してフォトトランジス
タ8の受光電流を増幅して電圧信号に変換し、受光電圧
信号E2としてピークホールド回路24に出力する。ピ
ークホールド回路24は、受光回路15からパルス的に
出力される受光電圧信号E2のピークレベルを保持す
る。
【0024】比較回路25はピークホールド回路24の
出力信号と所定の発報閾値とを比較しており、発報閾値
を越えた時に発報回路13のスイッチング素子をオンし
てL,C間を低インピーダンスに短絡し、受信機からの
一対の電源兼用信号線間に発報電流を流すことで、受信
機に対し発報信号を送出する。図3は図2の受光回路ユ
ニット10bに設けているフォトトランジスタ8を備え
た受光回路15の回路図である。
【0025】図3において、受光回路15に対する電源
19は例えば±15Vの正負の電源電圧±Vとして示さ
れており、電源19の+Vの電源ラインに対しフォトト
ランジスタ8のコレクタを接続し、エミッタを抵抗R4
を介して−Vの電源ラインに接続している。フォトトラ
ンジスタ8に続いては、フォトトランジスタ8の受光電
流を利得1000程度で増幅して電圧信号に変換するた
めの演算増幅器16が設けられる。
【0026】本発明で使用する演算増幅器16は、動作
電流として演算増幅器16に流れるセット電流を調整す
ることで入力信号に対する周波数応答特性を調整するこ
とのできるセット電流調整端子付きの演算増幅器を使用
している。このセット電流調整端子付き演算増幅器とし
ては、μPC802やμPC4250等が知られてい
る。
【0027】これらの演算増幅器は図4に示すように、
横軸で示すセット電流Isetに対し、縦軸に示すG・
B積[Hz]を制御することができる。例えばセット電
流Iset=0.1[μA]のときGB積は6〜7kH
zであるが、セット電流を例えばIset=10[μ
A]に増やすとGB積を300kHzと高めることがで
きる。本発明にあっては、このようなセット電流調整端
子付きの演算増幅器16を使用して、発光パルスの休止
期間における演算増幅器の消費電流の低減を図ってい
る。
【0028】再び図3を参照するに、セット電流調整端
子付きの演算増幅器16は非反転入力端子を0Vに接地
接続し、反転入力端子にフォトトランジスタ8のエミッ
タを接続し、且つ出力端子を抵抗R3を介して反転入力
端子に帰還接続している。更に演算増幅器16の出力端
子からフォトトランジスタ8のベースの間に、抵抗R
1,R2及びコンデンサC1を備えたローパスフィルタ
26を介してベースバイアス回路を設けている。
【0029】パルス的な微小光を検出する際のフォトト
ランジスタ8の問題点は、光電流を電圧信号に変換する
際の周波数帯域の狭さにある。そこでこの実施形態にあ
っては、高利得の演算増幅器16によってフォトトラン
ジスタ8に自己バイアスを掛けることで、微小光による
電流信号の入力に対する応答時間を改善している。具体
的には、フォトトランジスタ8に対するパルス光の入力
がない無信号時にフォトトランジスタ8が最適な動作点
となるように所定のエミッタ無信号電流I1を流す。
【0030】即ち、演算増幅器16の受光出力電圧Vo
が直流的にローパスフィルタ26の抵抗R2,R1を通
じてフォトトランジスタ8にベース電流を供給するに十
分な電圧にある場合、フォトトランジスタ8のエミッタ
電流I1は、演算増幅器16の帰還回路の抵抗R3に流
れる電流をi2、抵抗R4を介して負電源−Vに流れる
電流をi3とすると、 i1=i3−i2 =(V/R4)−(V0/R3) で与えられる。ここで演算増幅器16は変換利得が例え
ば1000倍と高いため、i2<i3であり、このため
エミッタの信号電流i1は抵抗R3から負電源−Vに流
れるi3に等しいと考えてよい。即ち、エミッタの信号
電流i1は i1=i3=V/i4 で一義的に決まる。
【0031】また演算増幅器16の出力端子からフォト
トランジスタ8のベース端子に接続したベースバイアス
回路には、コンデンサC1と抵抗R1,R2によって形
成されるローパスフィルタ26が設けられている。この
ローパスフィルタ26の時定数τは、抵抗R2とコンデ
ンサC1の値で決まり、本発明にあってはフォトトラン
ジスタ8に外乱光として入射する定常的な光の変動を除
去するため、τ=100ms程度(10Hz程度)に設
定している。
【0032】このためフォトトランジスタ8に対する入
射光が定常光のように緩やかに変化している場合には、
演算増幅器16の受光出力電圧Voの変動はローパスフ
ィルタ26を通過してフォトトランジスタ8のベースを
逆バイアスし、このため100ms以上のゆっくりした
光入力の変動に対し、演算増幅器16の受光出力電圧V
oは一定に保たれる。
【0033】これに対し発光部からのパルス光のよう
に、例えば50μs(20KHz)という)ように急激
に変化するパルス光に対しては、受光出力電圧Voの変
動はローパスフィルタ26でカットされ、フォトトラン
ジスタ8に逆バイアスとして加わらない。このため、急
激に変化する光入力に対しフォトトランジスタ8のエミ
ッタ電流i1が速やかに追従して光電流を受光出力電圧
Voに変換することができる。
【0034】しかしながら、フォトトランジスタ8のパ
ルス的な光電流を増幅して受光出力電圧Voに変換する
演算増幅器16は、常時電源を供給して動作状態として
おかなければならず、その結果、受光回路の消費電流が
増加する問題がある。この受光回路の消費電流の問題に
対し、本発明にあっては、演算増幅器16のセット電流
調整端子に対し周波数特性切替回路18を接続してい
る。
【0035】周波数特性切替回路18は、演算増幅器1
6のセット電流調整端子と電源19の負電圧−Vの電源
ラインとの間に抵抗R5,R6を直列接続し、更に抵抗
R6と並列にトランジスタ18aを接続している。トラ
ンジスタ18aのベースは制御端子Cに引き出され、制
御端子Cに対しては図2に示した発光回路ユニット10
aのパルス発振回路11より発光パルス信号E1が印加
される。
【0036】周波数特性切替回路18は、発光パルスの
休止期間に制御端子Cに与えられる発光パルス信号E1
がLレベルにあることから、トランジスタ18aをオフ
しており、この結果、抵抗R5とR6の直列抵抗で定ま
るセット電流例えば図4のセット電流Is1=0.1μ
Aを流している。このときのG・B積は例えば6kHz
と低くなっており、セット電流Is1に依存した動作電
流の少ない低消費状態となっている。
【0037】これに対し発光パルスの受光期間について
は、発光パルス信号E1がHレベルとなることでトラン
ジスタ18aがオンして抵抗R6が短絡され、セット電
流は抵抗R5で決まる高い値、例えば図4のセット電流
Is2=10μAに増加する。このときのGB積は例え
ば300kHzに増加し、50μsといった短い周期で
変化する発光パルスに対し十分な周波数応答特性が実現
できる。
【0038】同時にセット電流の増加で演算増幅器16
の周費電流も増加するが、その増加期間は発光パルス信
号E1に依存した50μs程度の極く短い発光期間であ
ることから、全体的な消費電流の増加は大幅に抑制でき
る。セット電流調整端子付きの演算増幅器16に続いて
は、利得が10程度に設定された増幅回路を構成する演
算増幅器17が設けられる。即ち、セット電流調整端子
付きの演算増幅器16の出力は、コンデンサC2,C3
及び抵抗R7を備えたハイカットフィルタを介して入力
R8により演算増幅器17の反転入力端子に接続され
る。演算増幅器17の非反転入力端子は抵抗R9を介し
て0Vに接続され、また出力端子と反転入力端子との間
に帰還抵抗R10を接続し、更に帰還抵抗R11にダイ
オードD11を並列接続して、出力端子Rに対する受光
信号の極性を決めている。
【0039】次に図3の受光回路の動作を図5のタイミ
ングチャートを参照して説明する。受光回路15に対し
電源が供給されると、パルス光の受光がない状態では周
波数特性切替回路18のトランジスタ18aは図5
(A)の発光パルス信号E1のLレベルによりオフして
おり、抵抗R5,R6の直列抵抗で決まる図4のセット
電流Is1として例えばIs1=0.1μAを流しており、
このときのG・B積は例えば6KHzと低い周波数応答
特性となっている。
【0040】またパルス光が入射するタイミングにあっ
ては、発光パルス信号E1がHレベルとなってトランジ
スタ18aがオンし、抵抗R6を短絡することで抵抗R
5で決まるセット電流Is2に増加する。このセット電流
Is 2は例えば図4のようにIs2=10μAであり、こ
のときのG・B積は例えば300KHzと高い周波数応
答特性となっている。
【0041】フォトトランジスタ8のベースは演算増幅
器16の受光出力電圧Voによるベースバイアスを受け
て十分にベース電流を流すことのできる状態にあり、ま
た抵抗R4と負電圧−Vで決まるエミッタ無信号電流i
1=V/R4を流した最適動作点の設定による動作状態
にある。この状態でフォトトランジスタ8のベースにパ
ルス光が入射すると、パルス光の強さに応じたベース電
流が流れ、エミッタ電流がΔi増加して(i1+Δi)
となる。
【0042】このため演算増幅器16の受光出力電圧V
oは、エミッタ電流の増加分Δiに応じてΔVだけ低下
する。この出力電圧の減少する変化ΔVは、抵抗R2,
R1及びコンデンサC1のローパスフィルタ26を介し
てトランジスタ8のベースに逆バイアスとして加わろう
とする。しかし、ローパスフィルタ25の時定数τは、
τ=100msと大きいため、50nsという短い周期
で変化かるパルス光による出力電圧Voの変化分ΔVは
ローパスフィルタ26でカットされ、フォトトランジス
タ8のベースを逆バイアスすることはない。
【0043】このためフォトトランジスタ8のベース電
流はパルス光に応じて増加し、これに伴ってエミッタ電
流i1も増加し、パルス光の受光電流に応じて受光出力
電圧Voが減少変化する信号電圧が得られる。演算増幅
器16の受光出力電圧Voは、利得が10程度となる次
段の演算増幅器17により反転増幅され、正方向にパル
ス的に変化する受光信号電圧として受光出力端子から図
2のピークホールド回路24に出力される。ピークホー
ルド回路24は、受光回路15からの受光出力電圧のピ
ーク電圧をピークホールドし、比較回路25に入力して
所定の発報閾値と比較し、発報閾値以上となったときの
比較回路25の出力で発報回路13に設けているトラン
ジスタ等のスイッチング素子をオンし、端子LC間を低
インピーダンスに短絡して発報電流を流し、これによっ
て受信機に発報信号を送出する。
【0044】一方、パルス光の休止期間にフォトトラン
ジスタ8に入射する定常光にあっては、その変化が例え
ばローパスフィルタ26の時定数τ=100ms以下
(10Hz以下)と緩やかである。このためフォトトラ
ンジスタ8に入射する定常光が例えばゆっくり増加した
場合、定常光の増加に応じたベース電流の増加でエミッ
タ電流i1も増加を始め、演算増幅器16の受光出力電
圧Voも低下を始める。
【0045】この受光出力電圧Voの低下は、その時定
数がローパスフィルタ26の時定数τ=100msより
長いため、受光出力電圧Voの変化がローパスフィルタ
26を通過してフォトトランジスタ8のベースに加わ
り、ベースを逆バイアスする。このベースの逆バイアス
によって入射光の増加に伴なうベース電流の増加が抑え
られ、エミッタ電流i1も増加分が抑えられる。
【0046】その結果、減少を始めた演算増幅器16の
受光出力電圧Voは元のレベルに回復する。このため、
ローパスフィルタ26の時定数τ=100msより長い
周期の入射光の変化があっても、演算増幅器16の受光
出力電圧Voは一定に保たれており、ゆっくりした定常
光の変動を除去できる。図6は本発明の他の実施形態で
あり、この実施形態にあっては、発光休止期間と発光期
間に亘る受光回路15に設けている演算増幅器16のセ
ット電流の切替制御と同時に、受光回路15に対する電
源供給についてもオンオフ制御することで、更に消費電
流を低減するようにしたことを特徴とする。
【0047】図6において、発光回路ユニット9に設け
たパルス発振回路11、発光駆動回路12、赤外線LE
Dを用いた発光素子5、また受光回路ユニット10b設
けた発報回路13、定電圧回路14、フォトトランジス
タ8を備えた銃口回路15、ピークホールド回路24及
び比較回路25は、図2の実施形態と基本的に同じであ
る。
【0048】これに加えて図6の実施形態にあっては、
パルス発振回路11からのパルス発光信号を、この場合
には発光同期信号Eoとして遅延回路20及び受光電源
制御回路21に加えている。受光電源制御回路21は、
単安定マルチ回路22と電源スイッチ回路23を備えて
いる。単安定マルチ回路22はパルス発振回路11から
の発光同期パルス信号Eoを受けた際にHレベル出力を
生じ、受光回路15に電源を投入してから動作状態が安
定する電源立上がり時間T3に発光素子5の発光期間T
2を加えた所定時間T2(=T3+T1)に亘りHレベ
ルを維持するパルス信号を生成して、電源スイッチ回路
21に受光電源制御信号E3として出力する。
【0049】電源スイッチ回路23は単安定マルチ回路
22からの受光電源制御信号E3のHレベル期間T2に
亘り、スイッチング素子をオンして受光回路15に対し
定電圧回路14からの電源供給を行う。一方、遅延回路
20は、パルス発振回路11からの発光同期パルス信号
Eoを受光回路15の電源投入から動作状態が安定する
までの所定時間T3だけ遅延した後に発光パルス信号E
1として発光駆動回路12に出力して発光素子5を発光
駆動する。同時に受光回路15に発光パルス信号E1を
出力し、フォトトランジスタ8の受光電流を電圧信号に
変換するための演算増幅器16に対するセット電流の切
替制御を行う。
【0050】図7は図6の受光回路15の回路図であ
り、同時に電源スイッチ回路23を示している。即ち、
フォトトランジスタ8に対し設けられた演算増幅器16
は、そのセット電流調整端子に対し周波数特性切替回路
18を設けて、制御端子C1に対する発光パルス信号E
1によりトランジスタ18aをオンオフしてセット電流
を切り替えている。
【0051】またセット電流調整端子付きの演算増幅器
16に続いては、利得10程度の電圧増幅回路を構成す
る演算増幅器17が設けられている。このようなフォト
トランジスタ8、セット電流調整端子付きの演算増幅器
16、演算増幅器17は図3の実施形態と同じである
が、電源19の+V側の電源ラインに電源スイッチ回路
23を設けている。
【0052】電源スイッチ回路23はトランジスタ23
aを備え、制御端子C2に図6の単安定マルチ回路22
からの受光電源制御信号E3を入力し、ベース,エミッ
タ間にはバイアス抵抗R11を接続している。制御端子
C2に対する受光電源制御信号E3がHレベルの間、ト
ランジスタ24がオンして電源19よりフォトトランジ
スタ8、演算増幅器16及び17を含む受光回路15に
電源を供給する。
【0053】制御端子C2に対する単安定マルチ回路2
2からの受光電源制御信号E3がLレベルに立ち下がる
と、トランジスタ24がオフし、電源19からの受光回
路15の各回路部に対する電源供給が停止する。図8は
図7の実施形態の動作を示したタイミングチャートであ
る。図8(A)は図6のパルス発振回路11より出力さ
れる発光同期パルス信号E0であり、周期T0(=2〜
3秒)ごとにパルス幅50μs程度のパルス信号を出力
している。図8(B)は図6の受光電源制御回路21に
設けている単安定マルチ回路22から出力される受光電
源制御信号E3であり、発光同期パルス信号E0に同期
してHレベルに立ち上がり、予め設定した一定時間T2
後にLレベルに立ち下がる。
【0054】この電源制御パルス信号E3は図7の電源
スイッチ回路23のトランジスタ24に与えられて、発
光同期パルス信号E0からT2時間に亘り受光回路15
に対する電源供給を行う。一方、図8(C)の発光パル
ス信号E1は、発光同期パルス信号E0より所定時間T
3だけ遅延されて出力される。この遅延時間T3は、図
7の演算増幅器16の出力端子からフォトトランジスタ
8のベースの間に設けているローパスフィルタ26のコ
ンデンサC1と抵抗R2の時定数τ=100msに所定
値αを加えて余裕をもたせた時間であり、この遅延時間
T3に対し図8(B)の受光電源制御信号E3の電源オ
ン時間T2は、T3<T2となるように設定している。
【0055】したがって図8(C)の発光パルス信号E
1による発光タイミングにあっては、受光電源制御信号
E3により受光回路15にはT3=(τ+α)となる電
源立上げ応答時間を越えて所定時間T2に亘り電源供給
が行われており、発光パルスが受光タイミングで受光回
路15は電源投入後の安定状態となっている。更に図8
(C)の最初の発光パルス信号について拡大した図8
(D)の発光パルス信号に対する図8(E)のセット電
流及び図8(F)の受光信号については、図5(A)〜
(C)の発光パルス信号、セット電流及び受光信号と同
じになる。即ち、発光パルス信号E1で決まる発光時間
T1に亘りセット電流IsがG・B積の小さなセット電
流Is1からG・B積の大きなセット電流Is2に切り
替えられ、これによって図7の演算増幅器16のパルス
光の受光電流に対する周波数立上がり特性が高められ、
50μsといった高速の立上がりをもつ発光パルスに追
従した受光出力電圧Voを得ることができる。
【0056】また図7の実施形態にあっては、図8
(B)の受光電源制御信号E3に従った受光回路15に
対する電源供給のオン、オフ制御により、受光回路15
の消費電流を更に一層低減することができる。尚、上記
の実施形態にあっては、感知器本体に発光部と受光部を
備え、監視空間を介して反射板を対向配置した光電式煙
感知器を例にとるものであったが、これ以外に受光部と
発光部を監視空間を介して対向配置した減光式分離型の
煙感知器についてもそのまま適用できる。更に感知器本
体の内部の検煙室に受光素子と発光素子を内蔵したいわ
ゆるスポット型の煙感知器についても、受光素子にフォ
トトランジスタを使用した場合には全く同様に適用する
ことができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、発光部の間欠的な発光駆動によるパルス的な光の入
射のない休止期間については、フォトトランジスタの受
光信号の増幅動作を必要としないことから、フォトトラ
ンジスタの受光電流を増幅して電圧信号に変換する演算
増幅器の周波数応答特性を下げて動作電流を少なくして
した状態とし、一方、パルス的な光の入射期間について
は演算増幅器の動作電流を増やして周波数応答特性を高
くした状態とすることで、受光回路にフォトトランジス
タと演算増幅器を使用した場合の消費電流の増加を、必
要最小限に抑えることができる。
【0058】またパルス発光期間と休止期間に対応した
演算増幅器の動作電流の切替えに加えて、受光回路に対
する電源供給についても電源投入後の立上げ時間を考慮
した電源オン、オフ制御を行うことで、フォトトランジ
スタと演算増幅器を備えた受光回路の消費電流を更に低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】反射型煙感知器を例にとった本発明の全体構成
の説明図
【図2】本発明の実施形態となる回路ブロック図
【図3】図2の受光回路の回路図
【図4】図3の演算増幅器のセット電流に対するGB積
の特性図
【図5】図3の実施形態の動作を示したタイミングチャ
ート
【図6】本発明の他の実施形態の回路ブロック図
【図7】図6の受光回路の回路ブロック図
【図8】図6の実施形態の動作を示したタイミングチャ
ート
【符号の説明】
1:感知器本体 2:発光部 3:受光部 4:再帰型反射板 5:発光素子(赤外線LED) 6,7:集光レンズ 8:フォトトランジスタ 10a:発光回路ユニット 10b:受光回路ユニット 11:パルス発振回路 12:発光駆動回路 13:発報回路 14:定電圧回路 15:受光回路 16:演算増幅器(セット電流調整端子付き) 17:演算増幅器 18:周波数応答切替回路 18a,23a:トランジスタ 19:電源 20:遅延回路 21:受光電源制御回路 22:単安定マルチ回路 23:電源スイッチ回路 24:ピークホールド回路 25:比較回路 26:ローパスフィルタ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監視空間に流入した煙による発光部からの
    光の減衰に基づき受光部で火災を検出する光電式煙感知
    器に於いて、 所定周期毎に発光素子を間欠的に発光させる発光駆動回
    路と、 前記監視空間を通過してきた前記発光部からの光を受光
    して電気信号に変換するフォトトランジスタと、 前記フォトトランジスタの受光電流を増幅して電圧信号
    に変換する受光回路と、 前記発光素子の発光休止期間は前記受光回路の動作電流
    を下げて周波数応答特性を低くし、前記発光素子の発光
    期間は前記受光回路の動作電流を上げて周波数応答特性
    を高くする周波数応答切替回路と、を備えたことを特徴
    とする光電式煙感知器。
  2. 【請求項2】監視空間に流入した煙による発光部からの
    光の減衰に基づき受光部で火災を検出する光電式煙感知
    器に於いて、 所定の発光周期毎に発光同期パルスを発生するパルス発
    振回路と、 前記発光同期パルスに同期して前記受光部の電源を投入
    してから動作可能となる所定の電源立上げ時間(T3)
    にパルス発光時間(T1)を加えた所定時間(T2)に
    亘り受光電源制御信号を出力する受光電源制御回路と、 前記発光同期パルスから前記電源立上げ時間(T3)を
    経過した時点で発光素子をパルス的に発光させる発光駆
    動回路と、 前記受光電源制御回路からの受光電源制御信号の出力時
    間(T2)に亘り受光部に電源を供給する電源スイッチ
    回路と、 を有し、前記受光部には、 前記監視空間を通過してきた前記発光部からの光を受光
    して電気信号に変換するフォトトランジスタと、 前記フォトトランジスタの受光電流を増幅して電圧信号
    に変換する受光回路と、 前記発光素子の発光休止期間は前記受光回路の動作電流
    を下げて周波数応答特性を低くし、前記発光素子の発光
    期間は前記受光回路の動作電流を上げて周波数応答特性
    を高くする周波数応答切替回路と、を設けたことを特徴
    とする光電式煙感知器。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の光電式煙感知器に於
    いて、 前記受光回路は、 セット電流の調整により周波数応答特性を制御可能なセ
    ット電流制御端子を備え、前記フォトトランジスタのエ
    ミッタを反転入力端子に接続すると共に出力端子を帰還
    抵抗を介して前記反転入力端子に負帰還接続し、前記フ
    ォトトランジスタのエミッタ電流を入力して反転増幅に
    より電圧信号に変換する演算増幅器と、 前記演算増幅器の出力電圧に基づき前記フォトトランジ
    スタのベースにバイアス電圧を印加し、無信号入力時に
    周波数応答を高めるために所定のエミッタ無信号電流を
    流して前記フォトトランジスタに最適動作点を設定する
    ベースバイアス回路と、 前記演算増幅器の出力と前記ベースバイアス回路との間
    に設けられ、所定周波数を越える前記演算増幅器の出力
    信号成分をカットして前記フォトトランジスタの逆バイ
    アスを阻止すると共に前記所定周波数以下の出力信号成
    分を通過して前記フォトトランジスタを逆バイアスする
    ローパスフィルタと、を備え、 前記周波数応答切替回路は、前記演算増幅器のセット電
    流を前記発光素子の発光休止期間に第1セット電流に制
    御して前記演算増幅器の周波数応答特性を低くし、前記
    発光素子の発光期間は前記第1セット電流より高い第2
    セット電流に制御して前記演算増幅器の周波数応答特性
    を高くしたことを特徴とする光電式煙感知器。
  4. 【請求項4】請求項3記載の光電式煙感知器に於いて、
    前記ベースバイアス回路は、正電源にコレクタを接続し
    た前記フォトトランジスタのエミッタを所定値のエミッ
    タ抵抗を介して負電源に接続し、無信号入力時に前記負
    電源の電圧とエミッタ抵抗で決まる一定のエミッタ電流
    を前記フォトトランジスタに流して最適動作点を設定し
    たことを特徴とする光電式煙感知器。
  5. 【請求項5】請求項1又は2記載の光電式煙感知器に於
    いて、前記発光部と受光部を備えた感知器本体に対し、
    所定の監視距離の監視空間を介して前記発光部からの光
    を前記受光部に反射する反射部材を配置して反射型の煙
    検出構造としたことを特徴とする光電式煙感知器。
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