JP3220011U - 変色が可能な車両ランプ - Google Patents

Abstract

【課題】周囲の視線の注意喚起を効果的に増加させる変色が可能な車両ランプを提供する。
【解決手段】ランプベース１と、ＬＥＤ光源板２と、変色フィルム３と、外部ランプカバー４とを備えた変色が可能な車両ランプであって、ＬＥＤ光源板２と外部ランプカバー４との間に変色フィルム３が設けられている。変色フィルム３は、上、下のガラスまたはプラスチックの保護層であり、上、下の透明な導電層、エレクトロクロミック材料層、イオン貯蔵層および電解質層を順次に覆っている。上、下の透明な導電層に通電および電源遮断することにより、エレクトロクロミック材料層、イオン貯蔵層および電解質層が強く制御され、透明、つや消し面、黒色、メタリック塗料色などの変色が生じる。これにより、下側のＬＥＤ光源板２を通過させ、異なる色の光源を投射する。
【選択図】図２

Description

本考案は、変色が可能な車両ランプに関し、特に、複数の変色警告を提供するために車両に使用され、周囲の強化された視線の注意喚起を効果的に増加させる安全装置である。

一般に、車両が走行中または停止中である場合、安全を達成するために、ステアリングまたはブレーキなどの操作に注意を喚起する方向ランプ群および警告灯群が車両に設けられる。固定された点滅や照明などの単一色の警告モードのみで、車両の警告や表示などの補助デバイスは設けられていないため、運転中や一時停止中に他の車両や歩行者と衝突する確率を大幅に増加させる。近年、極端な気象変化により、車両はさまざまな種類の光の明暗変化に直面している。長時間で運転する運転者に対しては、視野認識の疲労により、潜在的な危険を招くのである。近年、業界では、元の単色電球を有色電球で置き換えて、別の識別を加えている。しかし、単色のみの識別に留まり、全体的なデザインは従来の警告ランプの赤、黄、白の制限されている。これは現在のユーザーのニーズに合致していないため、改善する必要がある。

本考案の主な目的は、変色が可能な車両ランプを提供し、特にＬＥＤ光源板と外部ランプカバーとの間に変色フィルム構造を設け、透明、つや消し、黒色、メタリック塗料色などの変色効果を制御できる。

本考案の次の目的は、上、下の透明な導電層を含む変色フィルムが順次に上、下保護層と、エレクトロクロミック材料層と、イオン貯蔵層と、電解質層とを覆い、上、下の透明な導電層の通電および電源遮断により、エレクトロクロミック材料層、イオン貯蔵層および電解質層を制御し、色の変化を促進する変色が可能な車両ランプを提供することにある。

本考案の他の目的は、変色フィルムが生じる透明、つや消し面、黒色、メタリック塗料色などの色の変化は車両の外見を美しく変化できる変色が可能な車両ランプを提供する。

本考案は、ランプベースと、ＬＥＤ光源板と、変色フィルムと、外部ランプカバーとを備えた変色が可能な車両ランプを提供する。ＬＥＤ光源板と外部ランプカバーとの間に変色フィルム構造が設けられている。変色フィルムは、上、下のガラスまたはプラスチックの保護層であり、上、下の透明な導電層、エレクトロクロミック材料層、イオン貯蔵層および電解質層を順次に覆う。上、下の透明な導電層に通電および電源遮断することにより、エレクトロクロミック材料層、イオン貯蔵層および電解質層が制御され、透明、つや消し面、黒色、メタリック塗料の色などの変色が生じる。これにより、下側のＬＥＤ光源板を通過させ、異なる色の光源を投射する。

本考案は変色フィルム構造を設けることにより、透明、つや消し面、黒色、メタリック塗料色などの色の変色効果を制御できる。また、変色フィルムが生じる透明、つや消し面、黒色、メタリック塗料色などの色は車両の外見を美しく変化して使用することできる。

本考案の好ましい実施形態の立体模式図である。 本考案の立体分解図である。 本考案の別の実施形態の断面図である。 本考案の別の実施形態の断面図である。 本考案の別の実施形態の断面図である。

図１乃至図３に示す実施形態を参照されたい。本考案は、ランプベース１と、ＬＥＤ光源板２と、変色フィルム３と、外部ランプカバー４とを備える変色が可能な車両ランプを提供する。ランプベース１は一般的な従来のランプベースであり、ベースの後部は車両に固定されている。ＬＥＤ光源板２は、ランプチャンバ１１に光源として固定されている。変色フィルム３は、上、下の透明な導電層３２、３２Ａ、エレクトロクロミック材料層３３と、イオン貯蔵層３４と、電解質層３５とで被覆された上、下のガラスまたはプラスチックの保護層３１、３１Ａとを含む。変色フィルムは、ポリマー分散液晶フィルムＰＤＬＣ（Ｐｏｌｙｍｅｒ Ｄｉｓｐｅｒｓｅｄ Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ）または逆スマートディミングフィルムＰＮＬＣ（Ｐｏｌｙｍｅｒ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ）などである。外部ランプカバー４は、透明又は着色ガラス又はアクリル又はＰＣランプハウジングである。ランプケース開口はランプチャンバ１１を形成し、ランプベース１の外縁に封止し固定されている。これらの構造は、本考案の主な構成要素である。

図３を参照されたい。本考案では、上、下の透明な導電層３２、３２Ａにより可変直流電圧を入力することにより、エレクトロクロミック材料層３３、イオン貯蔵層３４、電解質層３５を制御して電子流を発生させる。エレクトロクロミック材料層３３は通電又は電源遮断することにより、透明、つや消し面、黒色、メタリック塗料の色などの変色効果をもたらすことができる。これにより、下側のＬＥＤ光源板２を通過させ、異なる色の光源を投射する。

さらに、本考案は、変色フィルムがもたらす透明、つや消し面、黒色、メタリック塗料色などの色は、車両の外見を美しく変化して使用できる。ＬＥＤ光源板がオンにされると、内部光源が通過するために直ちに透明光源に変換される。

図４を参照されたい。本考案の他の実施形態は、ＬＥＤ光源板２が内部ランプカバー４Ａを備える上記構成と同じである。すなわち、ＬＥＤ光源板２と内部ランプカバーとは、一般的な従来のランプであり、伝統的なランプの外側に変色フィルム３と外部ランプカバー４の付属品を追加するだけで、簡単な取り付けができ、本考案と同じ機能を発揮する。

図５を参照されたい。本考案の他の実施形態によれば、変色フィルム３の上、下層に２つの内部ランプカバー４Ａ、４Ｂが設けられているので、変色フィルム３の外力による損傷を防止できる。

説明書に開示された本考案は、本考案の精神または実質的に特徴から逸脱しない他の特定の形態で実施することができ、これらの特定の形態は指摘されているので、明細書によって開示される実施形態は、限定ではなく例示として扱われるべきである。
本考案の範囲は、添付の実用新案登録請求項の範囲によって規定され、上述の説明によって規定されるものではなく、実用新案登録範囲の均等な意味と範囲のすべての変更は、依然としてその範囲に含まれる。

１ ランプベース
１１ランプチャンバ
２ ＬＥＤ光源板
３ 変色フィルム
３１保護層
３１Ａ保護層
３２ 透明な導電層
３２Ａ透明な導電層
３３ エレクトロクロミック材料層
３４ イオン貯蔵層
３５ 電解質層
４ 外部ランプカバー
４Ａ 内部ランプカバー
４Ｂ 内部ランプカバー

Claims (4)

1. 一種の変色が可能な車両ランプであり、ランプベースと、ＬＥＤ光源板と、変色フィルムと、外部ランプカバーと、を含み、
   前記ランプベースは一般的な伝統のランプベースであり、ベースの後部は車両に固定され、
   前記ＬＥＤ光源板は光源としてランプチャンバに固定され、
   前記変色フィルムは前記ＬＥＤ光源板と外部ランプカバーとの間に設けられ、色の変化を発生し、
   前記外部ランプカバーは、透明または着色されたランプハウジングであり、前記ランプハウジングの開口部は、前記ランプベースの外縁部にシールされて固定されたランプチャンバを形成し、前記変色フィルムに通電又は電源遮断することにより、透明、つや消し面、黒色、メタリック塗料色などの変色をもたらすことを特徴とする変色が可能な車両ランプ。
2. 前記変色フィルムはポリマー分散液晶フィルムＰＤＬＣまたは逆スマートディミングフィルムＰＮＬＣであることを特徴とする、請求項１に記載の変色が可能な車両ランプ。
3. 前記ＬＥＤ光源板は外部に内部ランプカバーが設けられていることを特徴とする、請求項１に記載の変色が可能な車両ランプ。
4. 前記変色フィルムは上、下両側には、内部ランプカバーが配置されていることを特徴とする、請求項１に記載の変色が可能な車両ランプ。

Images