JP3219838U - ろうそく立て付き線香皿 - Google Patents

Abstract

【課題】ろうそくの確実な消火と線香を安全に燃焼させることを両立させた葬祭用香炉を提供する。
【解決手段】ろうそく立て３と横置き式の線香皿を一体容器化し、容器全体を覆う蓋２を設け、容器本体１と蓋２に、ろうそく立て３と線香皿を分かつ仕切り板２ａを、線香皿上部の蓋２部分に通気孔２ｂを設けて、線香着火後に蓋２を閉じることによってろうそくの確実な消火と、線香の安全な燃焼を可能とする。
【選択図】図１

Description

本考案は、ろうそく立てと横置き式の線香皿を一体容器化し、内部に仕切り板を設けるとともに、全体を覆う蓋を備え、蓋のろうそく立て部には密閉できるよう本体と同位置に仕切り板を設け、線香皿部には通気孔を開けておくことで、線香着火後に蓋を閉じることにより、ろうそくの確実な消火と線香を安全に燃焼させることを両立させた葬祭用香炉に関するものである。

仏壇の前に置かれるろうそく立てと線香立ては燃焼部が露出しており、かつ分離されていた。

線香に着火後のろうそくの消し忘れや、線香の灰の飛散に伴う周辺への引火の危険性があった。

線香立てを横置き式の線香皿とし、かつろうそく立てと一体化した容器に収め、線香皿とろうそく立ての間には仕切り板を設ける。
更に容器全体を覆う蓋を設けるものとし、蓋の内部には本体容器と同一位置に仕切り版を、線香皿部には数か所の通気孔を開ける。
線香着火後に蓋を閉じることにより、ろうそくの確実な消火と線香の安全な燃焼を両立させることができ、ろうそくの消し忘れや、線香の灰の飛散に伴う周辺への引火の危険性を解決している。

本考案の葬祭用香炉の一実施例を示す断面図である。 葬祭用香炉の平面図である。 葬祭用香炉の左右側面図である。

ろうそく立てと横置き式の線香皿を一体容器化し、ろうそく立てと線香皿の間に仕切り板を設ける。
さらに、容器全体を覆う、内部に仕切り板を有する蓋を設け、ろうそく立て部は密閉できるように、線香皿部には蓋に通気孔を設け、線香が燃焼できるようにする。
線香着火後に蓋を閉じることによって、ろうそくを確実に消火し、線香を安全に燃焼させることができる。

以下、図１によって一実施例を説明する。
１は陶磁器又は不燃性樹脂等により形成された香炉本体で、１ａは仕切り板、２は１と同様の素材で形成された蓋であり、２ａは仕切り板、２ｂは通気孔である。
３はろうそく立て、４は線香を横置きする通気性を有した不燃マットである。
ろうそくにより線香に着火後、線香を不燃マット上に横置し、蓋を閉じることによって、ろうそくが確実に消火され線香は安全に燃焼する。

１ 香炉本体
１ａ 香炉本体内部の仕切り板
２ 蓋
２ａ 蓋内部の仕切り板
２ｂ 蓋上部に設けた通気孔
３ ろうそく立て
４ 通気性不燃マット

Claims (1)

1. ろうそく立てと横置き式の線香皿を一体化した蓋付きの香炉であって、本体及び蓋の内部にろうそく立て部と線香皿部の仕切り板を設けるとともに、線香皿部の蓋には数か所の通気孔を設ける。
   線香に着火後、蓋を閉じることによってろうそくを確実に消火でき、線香のみを安全に燃焼させることができる葬祭用香炉。

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