JP3219637B2 - 複数のリチウムイオン電池の充電方法 - Google Patents
複数のリチウムイオン電池の充電方法Info
- Publication number
- JP3219637B2 JP3219637B2 JP10503395A JP10503395A JP3219637B2 JP 3219637 B2 JP3219637 B2 JP 3219637B2 JP 10503395 A JP10503395 A JP 10503395A JP 10503395 A JP10503395 A JP 10503395A JP 3219637 B2 JP3219637 B2 JP 3219637B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charging
- lithium ion
- ion battery
- current
- constant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のリチウムイオン
電池を効率よく短時間で充電する方法に関する。
電池を効率よく短時間で充電する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リチウムイオン電池は、定電流充電した
後に、定電圧充電して満充電される。最初に定電流充電
するのは短時間に充電するためである。定電流充電した
後、定電圧充電に切り換えるのは、電池電圧が異常に上
昇して電池性能が低下するのを防止するためである。定
電圧充電は電池性能を低下させない特長はあるが、充電
電流が次第に減少するので、満充電するのに時間がかか
る欠点がある。たとえば、図1に示すように、1個のリ
チウムイオン電池1Aの充電に3時間かかるとすれば、
3個のリチウムイオン電池1A、1B、1Cの充電には
9時間もかかってしまう。
後に、定電圧充電して満充電される。最初に定電流充電
するのは短時間に充電するためである。定電流充電した
後、定電圧充電に切り換えるのは、電池電圧が異常に上
昇して電池性能が低下するのを防止するためである。定
電圧充電は電池性能を低下させない特長はあるが、充電
電流が次第に減少するので、満充電するのに時間がかか
る欠点がある。たとえば、図1に示すように、1個のリ
チウムイオン電池1Aの充電に3時間かかるとすれば、
3個のリチウムイオン電池1A、1B、1Cの充電には
9時間もかかってしまう。
【0003】複数のリチウムイオン電池の充電時間を短
縮する方法が、特開平6−303729号公報に記載さ
れる。この公報に記載される充電方法は、図2に示すよ
うに、3個のリチウムイオン電池1A、1B、1Cを所
定の充電電流となるまで定電圧充電した後、3個のリチ
ウムイオン電池1A、1B、1Cを同時に充電して全体
の充電時間を短縮している。
縮する方法が、特開平6−303729号公報に記載さ
れる。この公報に記載される充電方法は、図2に示すよ
うに、3個のリチウムイオン電池1A、1B、1Cを所
定の充電電流となるまで定電圧充電した後、3個のリチ
ウムイオン電池1A、1B、1Cを同時に充電して全体
の充電時間を短縮している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2に示すように、充
電電流が減少したときに、複数のリチウムイオン電池を
一緒に充電する方法は、充電装置のトータル充電電流を
大きくすることなく、充電時間を短縮できる優れた方法
である。しかしながら、この充電方法によっても、リチ
ウムイオン電池の充電時間は、充分に満足できる充電時
間に短縮されないのが実状である。図2に示す充電方法
は、3個のリチウムイオン電池1A、1B、1Cを所定
の充電電流となるまでそれぞれ定電圧充電した後、3個
のリチウムイオン電池1A、1B、1Cを同時に充電し
て充電時間を短縮する。このため、3個のリチウムイオ
ン電池を一緒に充電する時間を長くして、いいかえる
と、それぞれのリチウムイオン電池を定電圧充電する充
電時間を短縮して、全体の充電時間を短縮できる。しか
しながら、実際には、3個のリチウムイオン電池を同時
に充電する充電時間を、図に示す状態よりも長くするこ
とができない。それは、3個のリチウムイオン電池を一
緒に充電するときのトータルの充電電流の最大値が、1
個のリチウムイオン電池を定電流充電するときの充電電
流に制限されるからである。
電電流が減少したときに、複数のリチウムイオン電池を
一緒に充電する方法は、充電装置のトータル充電電流を
大きくすることなく、充電時間を短縮できる優れた方法
である。しかしながら、この充電方法によっても、リチ
ウムイオン電池の充電時間は、充分に満足できる充電時
間に短縮されないのが実状である。図2に示す充電方法
は、3個のリチウムイオン電池1A、1B、1Cを所定
の充電電流となるまでそれぞれ定電圧充電した後、3個
のリチウムイオン電池1A、1B、1Cを同時に充電し
て充電時間を短縮する。このため、3個のリチウムイオ
ン電池を一緒に充電する時間を長くして、いいかえる
と、それぞれのリチウムイオン電池を定電圧充電する充
電時間を短縮して、全体の充電時間を短縮できる。しか
しながら、実際には、3個のリチウムイオン電池を同時
に充電する充電時間を、図に示す状態よりも長くするこ
とができない。それは、3個のリチウムイオン電池を一
緒に充電するときのトータルの充電電流の最大値が、1
個のリチウムイオン電池を定電流充電するときの充電電
流に制限されるからである。
【0005】充電器の出力電流を大きくできるなら、3
個のリチウムイオン電池の充電電流のトータル値を大き
くできる。しかしながら、この方法は、充電器の出力電
流を大きく設計する必要があって充電器のコストが高く
なる。また、この方法だと充電器は1個のリチウムイオ
ン電池を充電するときに、最大出力とならないので、有
効に利用できない欠点もある。
個のリチウムイオン電池の充電電流のトータル値を大き
くできる。しかしながら、この方法は、充電器の出力電
流を大きく設計する必要があって充電器のコストが高く
なる。また、この方法だと充電器は1個のリチウムイオ
ン電池を充電するときに、最大出力とならないので、有
効に利用できない欠点もある。
【0006】本発明は、さらに充電時間を短縮すること
を目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、充
電器の出力電流を大きくすることなく、複数のリチウム
イオン電池をより短時間に充電できる複数のリチウムイ
オン電池の充電方法を提供することにある。さらに、本
発明の第2の目的は、最初に充電されるリチウムイオン
電池を最短の充電時間で最大に充電できる複数のリチウ
ムイオン電池の充電方法を提供することにある。
を目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、充
電器の出力電流を大きくすることなく、複数のリチウム
イオン電池をより短時間に充電できる複数のリチウムイ
オン電池の充電方法を提供することにある。さらに、本
発明の第2の目的は、最初に充電されるリチウムイオン
電池を最短の充電時間で最大に充電できる複数のリチウ
ムイオン電池の充電方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の複数のリチウム
イオン電池の充電方法は、定電流充電した後に定電圧充
電して複数のリチウムイオン電池を順番に充電する方法
を改良したものである。本発明の請求項1に記載される
充電方法は、図3に示す充電電流で複数のリチウムイオ
ン電池を満充電する。この図は、3個のリチウムイオン
電池を満充電する例を示している。この図に示すよう
に、最初にいずれかのリチウムイオン電池を定電流充電
する。定電流充電している主リチウムイオン電池が、定
電流充電から定電圧充電になると充電電流は次第に減少
する。電池電圧が次第に上昇するからである。定電圧充
電している主リチウムイオン電池の充電電流が減少する
と、その減少値に相当する充電電流で、別のリチウムイ
オン電池を同時に充電する。主リチウムイオン電池を定
電圧充電する充電電流と、別のリチウムイオン電池を充
電する充電電流との和はほぼ等しく制御され、充電器の
出力電流が増加しないようにする。
イオン電池の充電方法は、定電流充電した後に定電圧充
電して複数のリチウムイオン電池を順番に充電する方法
を改良したものである。本発明の請求項1に記載される
充電方法は、図3に示す充電電流で複数のリチウムイオ
ン電池を満充電する。この図は、3個のリチウムイオン
電池を満充電する例を示している。この図に示すよう
に、最初にいずれかのリチウムイオン電池を定電流充電
する。定電流充電している主リチウムイオン電池が、定
電流充電から定電圧充電になると充電電流は次第に減少
する。電池電圧が次第に上昇するからである。定電圧充
電している主リチウムイオン電池の充電電流が減少する
と、その減少値に相当する充電電流で、別のリチウムイ
オン電池を同時に充電する。主リチウムイオン電池を定
電圧充電する充電電流と、別のリチウムイオン電池を充
電する充電電流との和はほぼ等しく制御され、充電器の
出力電流が増加しないようにする。
【0008】本発明の請求項2に記載されるリチウムイ
オン電池の充電方法は、最初に充電するリチウムイオン
電池の充電時間を最短に短縮するために、最初にリチウ
ムイオン電池の残存容量を検出する。残存容量の大きい
リチウムイオン電池は最短の充電時間で満充電できる。
このため、残存容量の大きいリチウムイオン電池を最初
に定電圧定電流充電する。
オン電池の充電方法は、最初に充電するリチウムイオン
電池の充電時間を最短に短縮するために、最初にリチウ
ムイオン電池の残存容量を検出する。残存容量の大きい
リチウムイオン電池は最短の充電時間で満充電できる。
このため、残存容量の大きいリチウムイオン電池を最初
に定電圧定電流充電する。
【0009】さらに、本発明の請求項3に記載される複
数のリチウムイオン電池の充電方法は、主リチウムイオ
ン電池が定電流充電から定電圧充電になった後、一定時
間は、主リチウムイオン電池を定電圧充電しながら別の
リチウムイオン電池を充電し、その後に、別のリチウム
イオン電池を定電流充電に切り換える。リチウムイオン
電池は、たとえば、定電流充電から定電圧充電に切り換
えて30分充電すると約70〜90%は充電される。図
3に示す充電方法は、最初にch1のリチウムイオン電
池を定電圧定電流充電し、ch1のリチウムイオン電池
を30分定電圧充電した後、ch2のリチウムイオン電
池を定電圧定電流充電している。
数のリチウムイオン電池の充電方法は、主リチウムイオ
ン電池が定電流充電から定電圧充電になった後、一定時
間は、主リチウムイオン電池を定電圧充電しながら別の
リチウムイオン電池を充電し、その後に、別のリチウム
イオン電池を定電流充電に切り換える。リチウムイオン
電池は、たとえば、定電流充電から定電圧充電に切り換
えて30分充電すると約70〜90%は充電される。図
3に示す充電方法は、最初にch1のリチウムイオン電
池を定電圧定電流充電し、ch1のリチウムイオン電池
を30分定電圧充電した後、ch2のリチウムイオン電
池を定電圧定電流充電している。
【0010】この充電方法は、タイマーで定電圧定電流
充電するリチウムイオン電池を切り換えているが、定電
圧充電するときの充電電流を検出して、定電圧定電流充
電するリチウムイオン電池を切り換えることもできる。
充電するリチウムイオン電池を切り換えているが、定電
圧充電するときの充電電流を検出して、定電圧定電流充
電するリチウムイオン電池を切り換えることもできる。
【0011】
【作用】本発明の複数のリチウムイオン電池の充電方法
は、トータルの充電電流を増加させることなく、複数の
リチウムイオン電池を最短の充電時間で満充電する。図
3は3個のリチウムイオン電池を充電する充電電流を示
している。この充電方法は、下記のようにしてリチウム
イオン電池を満充電する。 3個のリチウムイオン電池の残存容量を検出する工
程 リチウムイオン電池を、順番に一定時間定電流充電して
電池電圧を検出する。電池電圧が高いリチウムイオン電
池は残存容量の大きい電池である。図は、ch1、ch
2、ch3の順番にリチウムイオン電池の残存容量が大
きいとして充電する状態を示す。 ch1のリチウムイオン電池を定電圧定電流充電す
る工程 残存容量のもっとも大きいch1のリチウムイオン電池
が、定電圧定電流充電される。ch1のリチウムイオン
電池は、最初に定電流充電され、電池電圧が設定電圧ま
で上昇すると定電圧充電に切り換えられる。定電圧充電
に切り換えられると、充電電流が次第に減少する。ch
1のリチウムイオン電池の充電電流が減少すると、ch
2のリチウムイオン電池を充電する。ch2のリチウム
イオン電池を充電する充電電流は、ch1とch2のリ
チウムイオン電池の充電電流のトータル値が定電流充電
の充電電流となるよう設定される。定電圧充電されるc
h1のリチウムイオン電池は、充電電流が次第に減少す
るので、減少した充電電流で、ch2のリチウムイオン
電池を充電する。ch2のリチウムイオン電池を充電す
る充電電流は、次第に増加する。ch1のリチウムイオ
ン電池を定電圧充電する充電電流が次第に減少するから
である。
は、トータルの充電電流を増加させることなく、複数の
リチウムイオン電池を最短の充電時間で満充電する。図
3は3個のリチウムイオン電池を充電する充電電流を示
している。この充電方法は、下記のようにしてリチウム
イオン電池を満充電する。 3個のリチウムイオン電池の残存容量を検出する工
程 リチウムイオン電池を、順番に一定時間定電流充電して
電池電圧を検出する。電池電圧が高いリチウムイオン電
池は残存容量の大きい電池である。図は、ch1、ch
2、ch3の順番にリチウムイオン電池の残存容量が大
きいとして充電する状態を示す。 ch1のリチウムイオン電池を定電圧定電流充電す
る工程 残存容量のもっとも大きいch1のリチウムイオン電池
が、定電圧定電流充電される。ch1のリチウムイオン
電池は、最初に定電流充電され、電池電圧が設定電圧ま
で上昇すると定電圧充電に切り換えられる。定電圧充電
に切り換えられると、充電電流が次第に減少する。ch
1のリチウムイオン電池の充電電流が減少すると、ch
2のリチウムイオン電池を充電する。ch2のリチウム
イオン電池を充電する充電電流は、ch1とch2のリ
チウムイオン電池の充電電流のトータル値が定電流充電
の充電電流となるよう設定される。定電圧充電されるc
h1のリチウムイオン電池は、充電電流が次第に減少す
るので、減少した充電電流で、ch2のリチウムイオン
電池を充電する。ch2のリチウムイオン電池を充電す
る充電電流は、次第に増加する。ch1のリチウムイオ
ン電池を定電圧充電する充電電流が次第に減少するから
である。
【0012】 ch2のリチウムイオン電池を定電圧定電流充電す
る工程 ch1のリチウムイオン電池を一定時間定電圧充電した
後、定電圧定電流充電する主リチウムイオン電池を、c
h1からch2に切り換える。ch2のリチウムイオン
電池は最初に定電流充電され、電池電圧が設定電圧にな
ると定電圧充電に切り換えられる。ch2のリチウムイ
オン電池が定電圧充電されるようになると、充電電流は
次第に減少する。充電器の出力電流を一定にするため
に、ch2のリチウムイオン電池の充電電流の減少値に
相当する充電電流で、ch1のリチウムイオン電池を充
電する。ch2とch1のリチウムイオン電池の充電が
進行して、ch2とch1のリチウムイオン電池の充電
電流のトータル値が減少して、充電器の出力電流を次第
に小さくするようになると、ch3のリチウムイオン電
池を充電する。すなわち、ch1とch3のリチウムイ
オン電池を充電しながら、ch2のリチウムイオン電池
を定電圧充電する。
る工程 ch1のリチウムイオン電池を一定時間定電圧充電した
後、定電圧定電流充電する主リチウムイオン電池を、c
h1からch2に切り換える。ch2のリチウムイオン
電池は最初に定電流充電され、電池電圧が設定電圧にな
ると定電圧充電に切り換えられる。ch2のリチウムイ
オン電池が定電圧充電されるようになると、充電電流は
次第に減少する。充電器の出力電流を一定にするため
に、ch2のリチウムイオン電池の充電電流の減少値に
相当する充電電流で、ch1のリチウムイオン電池を充
電する。ch2とch1のリチウムイオン電池の充電が
進行して、ch2とch1のリチウムイオン電池の充電
電流のトータル値が減少して、充電器の出力電流を次第
に小さくするようになると、ch3のリチウムイオン電
池を充電する。すなわち、ch1とch3のリチウムイ
オン電池を充電しながら、ch2のリチウムイオン電池
を定電圧充電する。
【0013】 ch3のリチウムイオン電池を定電圧定電流充電す
る工程 ch2のリチウムイオン電池を一定時間定電圧充電した
後、定電圧定電流充電する主リチウムイオン電池を、c
h2からch3のリチウムイオン電池に切り換える。c
h3のリチウムイオン電池は最初に定電流充電され、電
池電圧が設定電圧になると定電圧充電に切り換えられ
る。ch3のリチウムイオン電池が定電圧充電されるよ
うになると、充電電流は次第に減少する。充電器の出力
電流を一定にするために、ch3のリチウムイオン電池
の充電電流の減少値に相当する充電電流で、ch2のリ
チウムイオン電池を充電する。ただ、ch1のリチウム
イオン電池が満充電されていないときは、ch2に代わ
ってch1のリチウムイオン電池を充電する。ch2の
リチウムイオン電池が満充電されると、ch2のリチウ
ムイオン電池の充電を完了し、ch3のリチウムイオン
電池が満充電されるまで定電圧充電する。
る工程 ch2のリチウムイオン電池を一定時間定電圧充電した
後、定電圧定電流充電する主リチウムイオン電池を、c
h2からch3のリチウムイオン電池に切り換える。c
h3のリチウムイオン電池は最初に定電流充電され、電
池電圧が設定電圧になると定電圧充電に切り換えられ
る。ch3のリチウムイオン電池が定電圧充電されるよ
うになると、充電電流は次第に減少する。充電器の出力
電流を一定にするために、ch3のリチウムイオン電池
の充電電流の減少値に相当する充電電流で、ch2のリ
チウムイオン電池を充電する。ただ、ch1のリチウム
イオン電池が満充電されていないときは、ch2に代わ
ってch1のリチウムイオン電池を充電する。ch2の
リチウムイオン電池が満充電されると、ch2のリチウ
ムイオン電池の充電を完了し、ch3のリチウムイオン
電池が満充電されるまで定電圧充電する。
【0014】本発明の複数のリチウムイオン電池の充電
方法は、その好ましい実施例を示す図3に例示するよう
に、リチウムイオン電池を定電圧充電するときに充電電
流が減少すると、その充電電流の減少値に相当する充電
電流で他のリチウムイオン電池を充電して、トータルの
充電時間を短縮する。このため、充電器の出力電流を大
きくすることなく、極めて効率よく複数のリチウムイオ
ン電池を短時間で充電できる特長がある。
方法は、その好ましい実施例を示す図3に例示するよう
に、リチウムイオン電池を定電圧充電するときに充電電
流が減少すると、その充電電流の減少値に相当する充電
電流で他のリチウムイオン電池を充電して、トータルの
充電時間を短縮する。このため、充電器の出力電流を大
きくすることなく、極めて効率よく複数のリチウムイオ
ン電池を短時間で充電できる特長がある。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための充電方法を例示するものであって、
本発明は複数のリチウムイオン電池の充電方法を下記の
方法に特定しない。
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための充電方法を例示するものであって、
本発明は複数のリチウムイオン電池の充電方法を下記の
方法に特定しない。
【0016】図4は本発明の複数のリチウムイオン電池
の充電方法に使用する充電回路を示す。この図の充電回
路は、入力される商用電源のAC100V(アメリカで
はAC120V)を、リチウムイオン電池1の充電電圧
に変換して出力する電源2と、この電源2の出力と、そ
れぞれのリチウムイオン電池1の+極との間に接続され
て、各リチウムイオン電池1の充電電流を制御する充電
制御素子3と、充電制御素子3とリチウムイオン電池1
との間に直列に接続されているダイオード4及び電流検
出抵抗5と、電流検出抵抗5の両端の電圧を検出して、
各リチウムイオン電池1の充電電流を検出する電流電圧
検出部6と、複数のリチウムイオン電池1の充電電流の
トータル値を検出するトータル電流検出抵抗7と、リチ
ウムイオン電池1の充電電流と電池電圧とを検出して、
充電制御素子3を制御するマイコン8とを備えている。
の充電方法に使用する充電回路を示す。この図の充電回
路は、入力される商用電源のAC100V(アメリカで
はAC120V)を、リチウムイオン電池1の充電電圧
に変換して出力する電源2と、この電源2の出力と、そ
れぞれのリチウムイオン電池1の+極との間に接続され
て、各リチウムイオン電池1の充電電流を制御する充電
制御素子3と、充電制御素子3とリチウムイオン電池1
との間に直列に接続されているダイオード4及び電流検
出抵抗5と、電流検出抵抗5の両端の電圧を検出して、
各リチウムイオン電池1の充電電流を検出する電流電圧
検出部6と、複数のリチウムイオン電池1の充電電流の
トータル値を検出するトータル電流検出抵抗7と、リチ
ウムイオン電池1の充電電流と電池電圧とを検出して、
充電制御素子3を制御するマイコン8とを備えている。
【0017】電源2は、出力電圧と出力電流の最大値を
一定に制御する定電圧定電流電源である。電源2の出力
電圧は、リチウムイオン電池1を定電圧充電する電圧値
に設定され、最大出力電流は、1個のリチウムイオン電
池1を定電流充電する電流値に設定されている。
一定に制御する定電圧定電流電源である。電源2の出力
電圧は、リチウムイオン電池1を定電圧充電する電圧値
に設定され、最大出力電流は、1個のリチウムイオン電
池1を定電流充電する電流値に設定されている。
【0018】充電制御素子3は、トランジスターで各リ
チウムイオン電池1の充電電流を制御する。充電制御素
子3はトランジスターに代わってFETも使用できる。
トランジスターやFETは、内部抵抗を調整してリチウ
ムイオン電池1の充電電流を制御する。
チウムイオン電池1の充電電流を制御する。充電制御素
子3はトランジスターに代わってFETも使用できる。
トランジスターやFETは、内部抵抗を調整してリチウ
ムイオン電池1の充電電流を制御する。
【0019】電流電圧検出部6は、各電流検出抵抗5の
両端の電圧をA/D変換してマイコン8に入力する。電
流検出抵抗5の両端には、リチウムイオン電池1の充電
電流に比例した電圧が発生する。さらに、電流電圧検出
部は6、各リチウムイオン電池1の電池電圧もA/D変
換してマイコン8に入力する。さらにまた、電流電圧検
出部6は、トータル電流検出抵抗7の両端の電圧もA/
D変換してマイコン8に入力する。
両端の電圧をA/D変換してマイコン8に入力する。電
流検出抵抗5の両端には、リチウムイオン電池1の充電
電流に比例した電圧が発生する。さらに、電流電圧検出
部は6、各リチウムイオン電池1の電池電圧もA/D変
換してマイコン8に入力する。さらにまた、電流電圧検
出部6は、トータル電流検出抵抗7の両端の電圧もA/
D変換してマイコン8に入力する。
【0020】マイコン8は、電流電圧検出部6から入力
されるデジタル信号を演算して、各リチウムイオン電池
1の充電電流と電池電圧と、充電電流のトータル値とを
検出して、各リチウムイオン電池1の充電電流を制御す
る。マイコン8は、充電制御素子3を制御して、3個の
リチウムイオン電池1の充電電流が一定になるように調
整する。ただし、図3に示すように、1個または2個の
リチウムイオン電池が満充電された後は、充電電流のト
ータル値が設定値を越えないように制御する。マイコン
8は、定電圧定電流充電するリチウムイオン電池1に接
続される充電制御素子3をオン状態とし、その他の充電
制御素子3は、オフまたは内部抵抗を制御して充電電流
を制御する。
されるデジタル信号を演算して、各リチウムイオン電池
1の充電電流と電池電圧と、充電電流のトータル値とを
検出して、各リチウムイオン電池1の充電電流を制御す
る。マイコン8は、充電制御素子3を制御して、3個の
リチウムイオン電池1の充電電流が一定になるように調
整する。ただし、図3に示すように、1個または2個の
リチウムイオン電池が満充電された後は、充電電流のト
ータル値が設定値を越えないように制御する。マイコン
8は、定電圧定電流充電するリチウムイオン電池1に接
続される充電制御素子3をオン状態とし、その他の充電
制御素子3は、オフまたは内部抵抗を制御して充電電流
を制御する。
【0021】図4に示す充電回路は、下記のフローチャ
ートで3個のリチウムイオン電池を充電する。本発明
は、充電するリチウムイオン電池の個数を3個に特定し
ない。充電するリチウムイオン電池は、2個、あるいは
4個以上とすることもできるのは言うまでもない。さら
に、以下の充電方法は、最初にリチウムイオン電池の残
存容量を検出し、残存容量の大きいリチウムイオン電池
から順番に充電している。以下の例は、リチウムイオン
電池の残存容量が、ch1、ch2、ch3の順番で大
きい場合の充電工程を示す。
ートで3個のリチウムイオン電池を充電する。本発明
は、充電するリチウムイオン電池の個数を3個に特定し
ない。充電するリチウムイオン電池は、2個、あるいは
4個以上とすることもできるのは言うまでもない。さら
に、以下の充電方法は、最初にリチウムイオン電池の残
存容量を検出し、残存容量の大きいリチウムイオン電池
から順番に充電している。以下の例は、リチウムイオン
電池の残存容量が、ch1、ch2、ch3の順番で大
きい場合の充電工程を示す。
【0022】 [3個のリチウムイオン電池の残存容量を検出する工
程] (1) 図5のs1〜s15のステップで、3個のリチウ
ムイオン電池を一定時間(T1)定電流充電して電池電圧
を検出する。それぞれのリチウムイオン電池は、下記の
〜のステップで電池電圧が検出される。 タイマ
ーT1をスタートさせる。 何れかのリチウムイオン
電池の定電流充電を開始する。 充電しているリチウ
ムイオン電池の電圧を検出する。 リチウムイオン電
池を定電流充電する時間が、タイマーT1の設定時間
(T1)を経過するまで〜のステップをループする。
タイマーT1の設定時間は、好ましくは10msecに
設定される。 定電流充電する時間が、タイマーT1
の設定時間を経過すると、リチウムイオン電池の定電流
充電を停止して、次のリチウムイオン電池を定電流充電
する。
程] (1) 図5のs1〜s15のステップで、3個のリチウ
ムイオン電池を一定時間(T1)定電流充電して電池電圧
を検出する。それぞれのリチウムイオン電池は、下記の
〜のステップで電池電圧が検出される。 タイマ
ーT1をスタートさせる。 何れかのリチウムイオン
電池の定電流充電を開始する。 充電しているリチウ
ムイオン電池の電圧を検出する。 リチウムイオン電
池を定電流充電する時間が、タイマーT1の設定時間
(T1)を経過するまで〜のステップをループする。
タイマーT1の設定時間は、好ましくは10msecに
設定される。 定電流充電する時間が、タイマーT1
の設定時間を経過すると、リチウムイオン電池の定電流
充電を停止して、次のリチウムイオン電池を定電流充電
する。
【0023】(2) マイコンは、s16〜s27のステ
ップで、検出した電池電圧からリチウムイオン電池の残
存容量を演算する。電池電圧の高いものは残存容量が大
きいので、電池電圧を比較して、各リチウムイオン電池
の残存容量を判定する。
ップで、検出した電池電圧からリチウムイオン電池の残
存容量を演算する。電池電圧の高いものは残存容量が大
きいので、電池電圧を比較して、各リチウムイオン電池
の残存容量を判定する。
【0024】 [ch1のリチウムイオン電池を定電圧定電流充電する
工程] (1) 図6のS1〜S2のステップで、ch1のリチウ
ムイオン電池の定電圧定電流充電を開始すると共に、c
h1のリチウムイオン電池の充電電流を検出する。ch
1のリチウムイオン電池を定電圧定電流充電するため
に、マイコンは、ch1のリチウムイオン電池に接続さ
れた充電制御素子をオン状態とする。(2) S3のステ
ップで、検出した充電電流から、ch1のリチウムイオ
ン電池が、定電流充電から定電圧充電になったかどうか
を判定する。定電流充電から定電圧充電になると充電電
流は減少する。このため、検出した充電電流が設定値よ
りも減少すると定電圧充電と判定する。 (3) ch1のリチウムイオン電池が定電圧充電される
ようになると、S4のステップでタイマーT2をスター
トさせると共に、S5のステップでch2のリチウムイ
オン電池の充電を開始する。ch2のリチウムイオン電
池をch1と並列に充電する充電電流は、図3に示すよ
うに、ch1のリチウムイオン電池の充電電流の減少値
に設定される。ch2のリチウムイオン電池の充電電流
は、ch2のリチウムイオン電池に接続された充電制御
素子の内部抵抗をマイコンが制御して調整される。
工程] (1) 図6のS1〜S2のステップで、ch1のリチウ
ムイオン電池の定電圧定電流充電を開始すると共に、c
h1のリチウムイオン電池の充電電流を検出する。ch
1のリチウムイオン電池を定電圧定電流充電するため
に、マイコンは、ch1のリチウムイオン電池に接続さ
れた充電制御素子をオン状態とする。(2) S3のステ
ップで、検出した充電電流から、ch1のリチウムイオ
ン電池が、定電流充電から定電圧充電になったかどうか
を判定する。定電流充電から定電圧充電になると充電電
流は減少する。このため、検出した充電電流が設定値よ
りも減少すると定電圧充電と判定する。 (3) ch1のリチウムイオン電池が定電圧充電される
ようになると、S4のステップでタイマーT2をスター
トさせると共に、S5のステップでch2のリチウムイ
オン電池の充電を開始する。ch2のリチウムイオン電
池をch1と並列に充電する充電電流は、図3に示すよ
うに、ch1のリチウムイオン電池の充電電流の減少値
に設定される。ch2のリチウムイオン電池の充電電流
は、ch2のリチウムイオン電池に接続された充電制御
素子の内部抵抗をマイコンが制御して調整される。
【0025】マイコンは、ch1とch2のリチウムイ
オン電池の充電電流のトータル値を、1個のリチウムイ
オン電池を定電流充電する充電電流に等しくなるよう制
御する。このとき、定電圧充電されるch1のリチウム
イオン電池の充電電流を調整して、充電電流のトータル
値を制御するのではない。ch1のリチウムイオン電池
に接続された充電制御素子はオン状態に保持されて、c
h1のリチウムイオン電池は、設定電圧で定電圧充電さ
れる。ch1のリチウムイオン電池の充電電流の減少値
の相当する電流で、ch2のリチウムイオン電池の充電
電流を制御して、充電電流のトータル値を一定に制御す
る。すなわち、ch1のリチウムイオン電池に接続され
た充電制御素子をオン、ch2のリチウムイオン電池に
接続された充電制御素子の内部抵抗を調整し、ch1の
リチウムイオン電池の充電を優先して、その残りの電流
でch2のリチウムイオン電池を充電する。
オン電池の充電電流のトータル値を、1個のリチウムイ
オン電池を定電流充電する充電電流に等しくなるよう制
御する。このとき、定電圧充電されるch1のリチウム
イオン電池の充電電流を調整して、充電電流のトータル
値を制御するのではない。ch1のリチウムイオン電池
に接続された充電制御素子はオン状態に保持されて、c
h1のリチウムイオン電池は、設定電圧で定電圧充電さ
れる。ch1のリチウムイオン電池の充電電流の減少値
の相当する電流で、ch2のリチウムイオン電池の充電
電流を制御して、充電電流のトータル値を一定に制御す
る。すなわち、ch1のリチウムイオン電池に接続され
た充電制御素子をオン、ch2のリチウムイオン電池に
接続された充電制御素子の内部抵抗を調整し、ch1の
リチウムイオン電池の充電を優先して、その残りの電流
でch2のリチウムイオン電池を充電する。
【0026】(4) ステップS6でタイマーT2の設定
時間が経過すると、S7のステップでch1のリチウム
イオン電池の定電圧充電を停止する。ch1のリチウム
イオン電池の定電圧充電が停止されると、ch2のリチ
ウムイオン電池は定電圧定電流充電に移行する。ch1
のリチウムイオン電池の充電を停止した後、S8のステ
ップで、ch1のリチウムイオン電池の満充電を表示す
る。
時間が経過すると、S7のステップでch1のリチウム
イオン電池の定電圧充電を停止する。ch1のリチウム
イオン電池の定電圧充電が停止されると、ch2のリチ
ウムイオン電池は定電圧定電流充電に移行する。ch1
のリチウムイオン電池の充電を停止した後、S8のステ
ップで、ch1のリチウムイオン電池の満充電を表示す
る。
【0027】(5) その後、図7に示すように、S9と
10のステップで、定電圧定電流充電されるch2のリ
チウムイオン電池の充電電流を検出して、ch2のリチ
ウムイオン電池が、定電流充電から定電圧充電に切り換
えられたかどうかを判定する。ch2のリチウムイオン
電池が、定電流充電から定電圧充電になると、充電電流
が減少するからである。
10のステップで、定電圧定電流充電されるch2のリ
チウムイオン電池の充電電流を検出して、ch2のリチ
ウムイオン電池が、定電流充電から定電圧充電に切り換
えられたかどうかを判定する。ch2のリチウムイオン
電池が、定電流充電から定電圧充電になると、充電電流
が減少するからである。
【0028】(6) ch2のリチウムイオン電池が定電
圧充電されるようになると、S11のステップでタイマ
ーT2をスタートさせると共に、S12とS13のステ
ップで、ch1とch3のリチウムイオン電池の充電を
開始する。この充電状態においては、ch2のリチウム
イオン電池は定電圧充電され、ch1のリチウムイオン
電池がch3のリチウムイオン電池に優先して充電され
る。したがって、ch2とch1のリチウムイオン電池
の充電電流が、電源の出力電流よりも減少すると、その
減少値に相当する電流でch3のリチウムイオン電池を
充電する。すなわち、ch2、ch1、ch3の順番に
優先してリチウムイオン電池の充電電流を制御する。し
たがって、図3に示すように、ch2とch1のリチウ
ムイオン電池の充電電流は次第に減少し、その減少値に
相当する充電電流で、ch3のリチウムイオン電池の充
電する。
圧充電されるようになると、S11のステップでタイマ
ーT2をスタートさせると共に、S12とS13のステ
ップで、ch1とch3のリチウムイオン電池の充電を
開始する。この充電状態においては、ch2のリチウム
イオン電池は定電圧充電され、ch1のリチウムイオン
電池がch3のリチウムイオン電池に優先して充電され
る。したがって、ch2とch1のリチウムイオン電池
の充電電流が、電源の出力電流よりも減少すると、その
減少値に相当する電流でch3のリチウムイオン電池を
充電する。すなわち、ch2、ch1、ch3の順番に
優先してリチウムイオン電池の充電電流を制御する。し
たがって、図3に示すように、ch2とch1のリチウ
ムイオン電池の充電電流は次第に減少し、その減少値に
相当する充電電流で、ch3のリチウムイオン電池の充
電する。
【0029】ch1とch3のリチウムイオン電池の充
電電流は、ch1とch3のリチウムイオン電池に接続
された充電制御素子の内部抵抗をマイコンで制御して調
整する。この状態においても、マイコンは、ch2とc
h1とch3のリチウムイオン電池の充電電流のトータ
ル値を、1個のリチウムイオン電池を定電流充電する充
電電流に等しくなるよう制御する。このとき、ch1と
ch2のリチウムイオン電池に接続された充電制御素子
をオン状態とし、ch3のリチウムイオン電池に接続さ
れた充電制御素子の内部抵抗をマイコンが制御して、充
電電流のトータル値を一定に保持する。
電電流は、ch1とch3のリチウムイオン電池に接続
された充電制御素子の内部抵抗をマイコンで制御して調
整する。この状態においても、マイコンは、ch2とc
h1とch3のリチウムイオン電池の充電電流のトータ
ル値を、1個のリチウムイオン電池を定電流充電する充
電電流に等しくなるよう制御する。このとき、ch1と
ch2のリチウムイオン電池に接続された充電制御素子
をオン状態とし、ch3のリチウムイオン電池に接続さ
れた充電制御素子の内部抵抗をマイコンが制御して、充
電電流のトータル値を一定に保持する。
【0030】(7) S14のステップでタイマーT2の
設定時間が経過すると、S15のステップでch2のリ
チウムイオン電池の定電圧充電を停止する。ch2のリ
チウムイオン電池の定電圧充電が停止されると、ch3
のリチウムイオン電池が定電圧定電流充電されるように
なる。ch2のリチウムイオン電池の充電を停止した
後、S16のステップで、ch2のリチウムイオン電池
の満充電を表示する。
設定時間が経過すると、S15のステップでch2のリ
チウムイオン電池の定電圧充電を停止する。ch2のリ
チウムイオン電池の定電圧充電が停止されると、ch3
のリチウムイオン電池が定電圧定電流充電されるように
なる。ch2のリチウムイオン電池の充電を停止した
後、S16のステップで、ch2のリチウムイオン電池
の満充電を表示する。
【0031】(8) タイマーT2の設定時間が経過する
と、ch1のリチウムイオン電池が満充電されるので、
ch1のリチウムイオン電池の充電を停止する。ただ、
さらにch1のリチウムイオン電池の充電を継続し、c
h1のリチウムイオン電池の充電電流が設定値になる
と、ch1のリチウムイオン電池の充電を終了させるこ
ともできる。
と、ch1のリチウムイオン電池が満充電されるので、
ch1のリチウムイオン電池の充電を停止する。ただ、
さらにch1のリチウムイオン電池の充電を継続し、c
h1のリチウムイオン電池の充電電流が設定値になる
と、ch1のリチウムイオン電池の充電を終了させるこ
ともできる。
【0032】(9) その後、図8に示すように、S18
と19のステップで、定電圧定電流充電されるch3の
リチウムイオン電池の充電電流を検出して、ch3のリ
チウムイオン電池が、定電流充電から定電圧充電に切り
換えられたかどうかを判定する。
と19のステップで、定電圧定電流充電されるch3の
リチウムイオン電池の充電電流を検出して、ch3のリ
チウムイオン電池が、定電流充電から定電圧充電に切り
換えられたかどうかを判定する。
【0033】(10) ch3のリチウムイオン電池が定電
圧充電されるようになると、S20のステップでタイマ
ーT2をスタートさせると共に、S21のステップで、
ch2のリチウムイオン電池の充電を開始する。このと
き、図3および図8には図示しないが、ch1のリチウ
ムイオン電池が満充電されないときには、ch2のリチ
ウムイオン電池に優先してch1のリチウムイオン電池
を充電することもできる。ch1とch2の両方のリチ
ウムイオン電池を充電するときには、ch2のリチウム
イオン電池に優先してch1のリチウムイオン電池を充
電する。したがって、ch3とch1のリチウムイオン
電池の充電電流が、電源の出力電流よりも減少すると、
その減少値に相当する電流でch2のリチウムイオン電
池を充電する。すなわち、ch3、ch1、ch2の順
番に優先してリチウムイオン電池の充電電流を制御す
る。ただ、ch1のリチウムイオン電池を充電しないと
きには、図3および図8に示すようにch3のリチウム
イオン電池の充電電流の減少値に相当する充電電流で、
ch2のリチウムイオン電池を充電する。
圧充電されるようになると、S20のステップでタイマ
ーT2をスタートさせると共に、S21のステップで、
ch2のリチウムイオン電池の充電を開始する。このと
き、図3および図8には図示しないが、ch1のリチウ
ムイオン電池が満充電されないときには、ch2のリチ
ウムイオン電池に優先してch1のリチウムイオン電池
を充電することもできる。ch1とch2の両方のリチ
ウムイオン電池を充電するときには、ch2のリチウム
イオン電池に優先してch1のリチウムイオン電池を充
電する。したがって、ch3とch1のリチウムイオン
電池の充電電流が、電源の出力電流よりも減少すると、
その減少値に相当する電流でch2のリチウムイオン電
池を充電する。すなわち、ch3、ch1、ch2の順
番に優先してリチウムイオン電池の充電電流を制御す
る。ただ、ch1のリチウムイオン電池を充電しないと
きには、図3および図8に示すようにch3のリチウム
イオン電池の充電電流の減少値に相当する充電電流で、
ch2のリチウムイオン電池を充電する。
【0034】ch2のリチウムイオン電池の充電電流
は、ch2のリチウムイオン電池に接続された充電制御
素子の内部抵抗をマイコンで制御して調整する。この状
態においても、マイコンは、ch3とch2のリチウム
イオン電池の充電電流のトータル値を、1個のリチウム
イオン電池を定電流充電する充電電流に等しく制御す
る。このとき、ch3のリチウムイオン電池に接続され
た充電制御素子をオン状態とし、ch2のリチウムイオ
ン電池に接続された充電制御素子の内部抵抗をマイコン
が制御して、充電電流のトータル値を一定に保持する。
は、ch2のリチウムイオン電池に接続された充電制御
素子の内部抵抗をマイコンで制御して調整する。この状
態においても、マイコンは、ch3とch2のリチウム
イオン電池の充電電流のトータル値を、1個のリチウム
イオン電池を定電流充電する充電電流に等しく制御す
る。このとき、ch3のリチウムイオン電池に接続され
た充電制御素子をオン状態とし、ch2のリチウムイオ
ン電池に接続された充電制御素子の内部抵抗をマイコン
が制御して、充電電流のトータル値を一定に保持する。
【0035】(11) S22のステップでタイマーT2の
設定時間が経過すると、ch3のリチウムイオン電池の
満充電を表示し(ステップS23)、さらに、ch2の
リチウムイオン電池の充電を停止する(ステップS2
4)。タイマーT2の設定時間が経過すると、ch2の
リチウムイオン電池が満充電されるからである。ただ、
ch2のリチウムイオン電池の充電電流を検出して、c
h2のリチウムイオン電池の充電を停止させることもで
きる。
設定時間が経過すると、ch3のリチウムイオン電池の
満充電を表示し(ステップS23)、さらに、ch2の
リチウムイオン電池の充電を停止する(ステップS2
4)。タイマーT2の設定時間が経過すると、ch2の
リチウムイオン電池が満充電されるからである。ただ、
ch2のリチウムイオン電池の充電電流を検出して、c
h2のリチウムイオン電池の充電を停止させることもで
きる。
【0036】(12) さらに、S25〜S27のステップ
で、タイマーT2の設定時間の間、ch3のリチウムイ
オン電池を定電圧充電し、タイマーT2の設定時間が経
過すると、ch3のリチウムイオン電池の充電を停止す
る。
で、タイマーT2の設定時間の間、ch3のリチウムイ
オン電池を定電圧充電し、タイマーT2の設定時間が経
過すると、ch3のリチウムイオン電池の充電を停止す
る。
【0037】以上のフローチャートは、タイマーT2の
設定時間経過すると、定電圧定電流充電するリチウムイ
オン電池を次々と切り換えているが、本発明の複数のリ
チウムイオン電池の充電方法は、タイマーを使用しない
で、定電圧定電流充電している主リチウムイオン電池の
充電電流が設定値まで減少したことを検出して、定電圧
定電流充電するリチウムイオン電池を切り換えることも
できる。
設定時間経過すると、定電圧定電流充電するリチウムイ
オン電池を次々と切り換えているが、本発明の複数のリ
チウムイオン電池の充電方法は、タイマーを使用しない
で、定電圧定電流充電している主リチウムイオン電池の
充電電流が設定値まで減少したことを検出して、定電圧
定電流充電するリチウムイオン電池を切り換えることも
できる。
【0038】
【発明の効果】本発明の複数のリチウムイオン電池の充
電方法は、従来の充電方法に比べ、より短時間で複数の
リチウムイオン電池を充電できる。それは、充電してい
る主リチウムイオン電池が定電流充電から定電圧充電に
なって充電電流が減少したときに、減少分の充電電流を
利用して、他のリチウムイオン電池を同時に充電してい
るからである。リチウムイオン電池を充電するには、定
電流充電の後、定電圧充電をする必要がある。定電圧充
電の状態では充電電流が減少し、満充電するまでに時間
がかかる。したがって複数のリチウムイオン電池を全て
充電するには、相当の時間がかかってしまう。本発明の
複数のリチウムイオン電池の充電方法によれば、定電圧
充電の状態で充電電流が減少すると、電流の減少分を他
のリチウムイオン電池の充電に利用している。したがっ
て、同時に複数のリチウムイオン電池を充電でき、充電
時間を短縮することができる。また、充電電流を複数の
リチウムイオン電池に供給して、充電装置の出力電流を
効率よく活用できる。
電方法は、従来の充電方法に比べ、より短時間で複数の
リチウムイオン電池を充電できる。それは、充電してい
る主リチウムイオン電池が定電流充電から定電圧充電に
なって充電電流が減少したときに、減少分の充電電流を
利用して、他のリチウムイオン電池を同時に充電してい
るからである。リチウムイオン電池を充電するには、定
電流充電の後、定電圧充電をする必要がある。定電圧充
電の状態では充電電流が減少し、満充電するまでに時間
がかかる。したがって複数のリチウムイオン電池を全て
充電するには、相当の時間がかかってしまう。本発明の
複数のリチウムイオン電池の充電方法によれば、定電圧
充電の状態で充電電流が減少すると、電流の減少分を他
のリチウムイオン電池の充電に利用している。したがっ
て、同時に複数のリチウムイオン電池を充電でき、充電
時間を短縮することができる。また、充電電流を複数の
リチウムイオン電池に供給して、充電装置の出力電流を
効率よく活用できる。
【0039】さらに、充電装置の出力電流は、1個のリ
チウムイオン電池を定電流充電する電流値として設定さ
れており、定電圧充電となって充電電流が減少しても、
減少した分の充電電流は出力電流の範囲内で出力でき
る。このため、充電装置の出力電流を大きくすることな
く、充電装置の出力を効率よく使用してリチウムイオン
電池を充電することができる。
チウムイオン電池を定電流充電する電流値として設定さ
れており、定電圧充電となって充電電流が減少しても、
減少した分の充電電流は出力電流の範囲内で出力でき
る。このため、充電装置の出力電流を大きくすることな
く、充電装置の出力を効率よく使用してリチウムイオン
電池を充電することができる。
【0040】また、主リチウムイオン電池と他のリチウ
ムイオン電池を同時に充電しても、これらのトータルの
充電電流は一定値としている。すなわち充電電流のトー
タル値を、1個のリチウムイオン電池を定電流充電する
電流値としているため、充電器の出力電流を増加させる
ことなく、出力電流の設定値のままで複数のリチウムイ
オン電池を同時に充電することができる。このため、装
置を高出力の充電器とすることなく出力電流を効率よく
使用でき、装置の大型化、ハイパワー化といったコスト
を削減できる。本発明の充電方法によれば、同程度の電
流容量の充電装置を従来の方法で使用するよりも、効率
よく高速に充電できる。さらに、出力電流を減少させず
に、出力電流のトータル値が充電器の定格電流で使用す
るので、装置のパワーを最大限に利用でき、高能率の充
電が行える。
ムイオン電池を同時に充電しても、これらのトータルの
充電電流は一定値としている。すなわち充電電流のトー
タル値を、1個のリチウムイオン電池を定電流充電する
電流値としているため、充電器の出力電流を増加させる
ことなく、出力電流の設定値のままで複数のリチウムイ
オン電池を同時に充電することができる。このため、装
置を高出力の充電器とすることなく出力電流を効率よく
使用でき、装置の大型化、ハイパワー化といったコスト
を削減できる。本発明の充電方法によれば、同程度の電
流容量の充電装置を従来の方法で使用するよりも、効率
よく高速に充電できる。さらに、出力電流を減少させず
に、出力電流のトータル値が充電器の定格電流で使用す
るので、装置のパワーを最大限に利用でき、高能率の充
電が行える。
【0041】さらにまた本発明の複数のリチウムイオン
電池の充電方法は、最初に充電されるリチウムイオン電
池を最小の充電時間で得ることができる。本発明の充電
方法は、充電開始前に各リチウムイオン電池の残存容量
を比較し、複数のリチウムイオン電池のうち残存容量の
多いリチウムイオン電池から順に充電していくので、最
も残存容量の多いリチウムイオン電池が最初に充電さ
れ、最小時間で充電が完了する。よって、最短時間で充
電の完了したリチウムイオン電池を得ることができる。
さらに、順次短時間で充電できるリチウムイオン電池か
ら充電が完了していくので、短時間で充電できる効果と
相まって、より速く満充電されたリチウムイオン電池を
使用することができる。
電池の充電方法は、最初に充電されるリチウムイオン電
池を最小の充電時間で得ることができる。本発明の充電
方法は、充電開始前に各リチウムイオン電池の残存容量
を比較し、複数のリチウムイオン電池のうち残存容量の
多いリチウムイオン電池から順に充電していくので、最
も残存容量の多いリチウムイオン電池が最初に充電さ
れ、最小時間で充電が完了する。よって、最短時間で充
電の完了したリチウムイオン電池を得ることができる。
さらに、順次短時間で充電できるリチウムイオン電池か
ら充電が完了していくので、短時間で充電できる効果と
相まって、より速く満充電されたリチウムイオン電池を
使用することができる。
【図1】 従来の複数のリチウムイオン電池を充電する
方法で充電したときの充電電流の時間変化を示すグラフ
方法で充電したときの充電電流の時間変化を示すグラフ
【図2】 従来の複数のリチウムイオン電池を充電する
他の方法で充電したときの充電電流の時間変化を示すグ
ラフ
他の方法で充電したときの充電電流の時間変化を示すグ
ラフ
【図3】 本発明の実施例である複数のリチウムイオン
電池を充電する方法で充電したときの充電電流の時間変
化を示すグラフ
電池を充電する方法で充電したときの充電電流の時間変
化を示すグラフ
【図4】 本発明の実施例である複数のリチウムイオン
電池を充電する方法にかかる充電装置の回路図
電池を充電する方法にかかる充電装置の回路図
【図5】 図4に示す複数のリチウムイオン電池を充電
する方法にかかる充電装置のフローチャート図
する方法にかかる充電装置のフローチャート図
【図6】 図4に示す複数のリチウムイオン電池を充電
する方法にかかる充電装置のフローチャート図
する方法にかかる充電装置のフローチャート図
【図7】 図4に示す複数のリチウムイオン電池を充電
する方法にかかる充電装置のフローチャート図
する方法にかかる充電装置のフローチャート図
【図8】 図4に示す複数のリチウムイオン電池を充電
する方法にかかる充電装置のフローチャート図
する方法にかかる充電装置のフローチャート図
1…リチウムイオン電池 1A…リチ
ウムイオン電池 1B…リチウムイオン電池 1C…リチ
ウムイオン電池 2…電源 3…充電制御素子 4…ダイオード 5…電流検出抵抗 6…電流電圧検出部 7…トータル電流検出抵抗 8…マイコン
ウムイオン電池 1B…リチウムイオン電池 1C…リチ
ウムイオン電池 2…電源 3…充電制御素子 4…ダイオード 5…電流検出抵抗 6…電流電圧検出部 7…トータル電流検出抵抗 8…マイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/00 - 7/10 H01M 10/44
Claims (3)
- 【請求項1】 定電流充電した後に定電圧充電して複数
のリチウムイオン電池を順番に充電する充電方法におい
て、 充電している主リチウムイオン電池が、定電流充電から
定電圧充電になったかどうかを判定し、定電流充電から
定電圧充電になって充電電流が減少すると、主リチウム
イオン電池の充電電流の減少値に相当する充電電流で別
のリチウムイオン電池を同時に充電し、主リチウムイオ
ン電池を定電圧充電する充電電流と、別のリチウムイオ
ン電池を充電する充電電流との和をほぼ等しく制御する
ことを特徴とする複数のリチウムイオン電池の充電方
法。 - 【請求項2】 複数のリチウムイオン電池の残存容量を
検出し、残存容量の大きいリチウムイオン電池を最初に
定電圧定電流充電する請求項1に記載の複数のリチウム
イオン電池の充電方法。 - 【請求項3】 主リチウムイオン電池が定電流充電から
定電圧充電になった後、一定時間は、主リチウムイオン
電池を定電圧充電しながら別のリチウムイオン電池を充
電し、その後、別のリチウムイオン電池を定電流充電に
切り換える請求項1に記載の複数のリチウムイオン電池
の充電方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10503395A JP3219637B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 複数のリチウムイオン電池の充電方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10503395A JP3219637B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 複数のリチウムイオン電池の充電方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08308123A JPH08308123A (ja) | 1996-11-22 |
JP3219637B2 true JP3219637B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=14396711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10503395A Expired - Fee Related JP3219637B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 複数のリチウムイオン電池の充電方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3219637B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000060014A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-02-25 | I D Ekusu:Kk | 定電流/定電圧充電方法及び定電流/定電圧充電装置 |
WO2010061449A1 (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-03 | トヨタ自動車株式会社 | 電源システムおよびハイブリッド車両、ならびに電源システムの充電制御方法 |
JP2011130593A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Jfe Engineering Corp | 電気自動車用急速充電装置の充電制御方法 |
JP6040956B2 (ja) | 2014-04-25 | 2016-12-07 | コニカミノルタ株式会社 | 充電制御装置、およびそれを搭載した画像形成装置 |
CN110165318B (zh) * | 2019-06-06 | 2022-02-18 | 合肥众禾动力新能源科技有限公司 | 一种改善析锂的预充方法 |
JP7247052B2 (ja) * | 2019-08-02 | 2023-03-28 | 古河電気工業株式会社 | 充電装置および充電方法 |
CN110911770B (zh) * | 2019-11-26 | 2023-06-27 | Oppo广东移动通信有限公司 | 充电方法及待充电设备 |
CN113401006A (zh) * | 2021-07-06 | 2021-09-17 | 山东元齐新动力科技有限公司 | 一种车载锂电池充电方法及系统 |
KR102595844B1 (ko) * | 2022-09-13 | 2023-10-30 | 주식회사 큐아이티 | 복수의 충전모듈을 통해 차량을 충전하는 방법 및 그 차량 충전 장치 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP10503395A patent/JP3219637B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08308123A (ja) | 1996-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3279071B2 (ja) | 組電池の充電装置 | |
JP3286456B2 (ja) | 二次電池の充電方法 | |
JP3439013B2 (ja) | 二次電池のパルス充電方法 | |
JP3213401B2 (ja) | 非水系二次電池の充電方法 | |
JPH10243567A (ja) | 二次電池の充電装置および充電方法 | |
JPH0997629A (ja) | 複数のリチウムイオン二次電池の充電方法 | |
JP2005065476A (ja) | 電池の充電方法 | |
JP3219637B2 (ja) | 複数のリチウムイオン電池の充電方法 | |
JP3152512B2 (ja) | 充電方法 | |
JP4039771B2 (ja) | 二次電池の充電方法 | |
JPH11341694A (ja) | 二次電池の充電方法 | |
JP3306188B2 (ja) | 二次電池の充電方法 | |
JP3208270B2 (ja) | 二次電池の充電方法 | |
JP3419115B2 (ja) | 組電池の充放電保護装置 | |
JPH09149556A (ja) | 二次電池の充電方法 | |
JPH07298504A (ja) | 二次電池の充電方法 | |
JP3157410B2 (ja) | 二次電池の充電方法 | |
JP3416517B2 (ja) | 二次電池の充電方法 | |
JPH11285161A (ja) | 二次電池の充電方法 | |
JP3311500B2 (ja) | リチウムイオン二次電池の充電方法 | |
JP3281692B2 (ja) | 複数の二次電池を充電する方法 | |
JP3268866B2 (ja) | 二次電池の充電方法 | |
JP2793104B2 (ja) | 二次電池の充電方法 | |
JP2002199606A (ja) | パック電池と電池の充電方法 | |
JP3778853B2 (ja) | 二次電池の充電方法と充電装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |