JP3219630U - 車両リフト用の受具 - Google Patents

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俊英 堀水
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Abstract

【課題】車両のリフトポイントに簡易かつ確実に嵌合し得る車両リフト用の受具を提供する。【解決手段】車両リフトに備えた支承アーム15に取付けられる受具本体120を有してなる車両リフト用の受具100であって、受具本体は車両1の下面から突出するように設けられている棒状リフトポイント2に下方から嵌合して棒状リフトポイントを支持し得る凹状嵌合部121を備え、凹状嵌合部が棒状リフトポイントの外周を囲んで間隔を介する環状壁内周部122を備える。【選択図】図2

Description

本考案は車両リフト用の受具に関する。
従来、車両リフトは、特許文献1、2に記載の如く、自動車整備場の床面に設けた左右一対の昇降装置のそれぞれに昇降部(リフトテーブル又は昇降キャリッジ等)を設け、各昇降部に水平面内で旋回かつ伸縮できる支承アームを設け、各支承アームの先端に車両下面のリフトポイントに下方から当接して該リフトポイントを支持可能にする受具を備えるものとしている。
即ち、車両リフトは、各昇降部に設けられている支承アームを車両の下方スペースに向けて引き出し、それらの先端に設けてある受具を車両下面のリフトポイントの下方に位置付け、該受具の溝付ゴムパッド又は平板状ゴムパッドをリフトポイント(直線レール状のサイドシル又は平面状リフトポイント)に位置合せして当接させた後、各支承アームを上昇させて車両をリフトアップする。
実開平2-86999号公報 特開2002-128482号公報
しかしながら、車両下面のリフトポイントとして、図9乃至図12に示す如く、従来の直線レール状のサイドシル又は平面状リフトポイントとは異なる、車両1の下面から突出する棒状リフトポイント1A等の異形状のリフトポイントを採用してなる場合もあり得る。そして、このような異形状のリフトポイントに対して、支承アームの先端に従来の受具を備えた車両リフトを適用するときには以下の問題点がある。
(1)図9、図10は、従来の溝付ゴムパッド2Aを備えた受具2の使用例である。受具2は、溝付ゴムパッド2Aに設けた一文字又は十文字状の直線状溝2Bの溝幅を車両下面のサイドシルに適合し得る狭幅としている。
従って、図9に示す如く、車両1の棒状リフトポイント1Aが溝付ゴムパッド2Aの溝幅より大きくて溝2Bに嵌合できず、溝付ゴムパッド2Aにおいて溝2Bを挟む両側上面に載り、車両の昇降中に溝2Bの両溝壁が棒状リフトポイント1Aによって急に押し広げられるとき、棒状リフトポイント1Aが溝2Bに落ち込み、車両1が落下するおそれがある。
また、図10に示す如く、車両1の棒状リフトポイント1Aが溝付ゴムパッド2Aにおいて溝2Bに対する片側上面にだけ載り、車両の昇降中に溝2Bの片方の溝壁だけが棒状リフトポイント1Aによって急に押し潰されるとき、棒状リフトポイント1Aが溝2Bに斜めに落ち込み、車両1が傾くおそれがある。
尚、受具2に備えた溝付ゴムパッド2Aの溝幅が車両1の棒状リフトポイント1Aを受容し得る程度の広幅とされたとしても、溝2Bは溝付ゴムパッド2Aの溝長手方向に沿う一端側から他端側に貫通する一文字又は十文字状とされている。従って、棒状リフトポイント1Aが溝2Bの一端側又は他端側に載った場合には、溝付ゴムパッド2Aに対して車両1の偏荷重がかかり、車両の昇降中に溝付ゴムパッド2Aが支承アームとともに傾き、車両1が溝付ゴムパッド2から滑り落ちるおそれがある。
(2)図11は、従来の平板状ゴムパッド3Aを備えた受具3の使用例である。受具3では、受具2に備えた溝付ゴムパッド2Aの溝幅に係わる問題点は生じないものの、車両1の棒状リフトポイント1Aに対する受具3の位置合せ作業の結果、棒状リフトポイント1Aが平板状ゴムパッド3Aの上面外周端に載った場合には、平板状ゴムパッド3Aに対して車両1の偏荷重が掛かり、車両の昇降中に平板状ゴムパッド3Aが支承アームとともに傾き、車両1が受具3から滑り落ちるおそれがある。
尚、図12に示す如く、車両整備という作業環境において、受具3を車両1の棒状リフトポイント1Aに位置合せする際に作業者は車両下部を横から覗き込むような姿勢になることもあって遠近感がつかみにくく、リフトポイント1Aと受具3の距離関係を視覚で認めることに困難がある。これにより、車両1の棒状リフトポイント1Aに対する受具3の位置合せ作業に起因する上述の偏荷重の問題を生じ易いという作業事情もある。
また、車両整備においては、商用車等における荷物の積載状況によって車両の重心バランスが崩れた状態で該車両を昇降する場合もあり、上述の偏荷重の問題は大きくなり易い傾向がある。
また、車両整備においては、支承アームの昇降動作の起動・停止時の振動や、地震等の自然災害によって車両に外力が加わることでも、上述の偏荷重の問題を大きくする傾向がある。
本考案の課題は、車両のリフトポイントに簡易かつ確実に嵌合し得る車両リフト用の受具を提供することにある。
請求項1に係る考案は、車両リフトに備えた支承アームに取付けられる受具本体を有してなる車両リフト用の受具であって、前記受具本体は車両の下面に設けられているリフトポイントに下方から嵌合して該リフトポイントを支持し得る嵌合部を備え、上記嵌合部が上記リフトポイントの全周囲に対し間隔を介して挿入されて係脱し得るようにしたものである。
請求項2に係る考案は、車両リフトに備えた支承アームに取付けられる受具本体を有してなる車両リフト用の受具であって、前記受具本体は車両の下面から突出するように設けられている棒状リフトポイントに下方から嵌合して該リフトポイントを支持し得る凹状嵌合部を備え、上記凹状嵌合部が上記棒状リフトポイントの外周を囲んで間隔を介する環状壁内周部を備えるようにしたものである。
請求項3に係る考案は、請求項2に係る考案において更に、前記受具本体の凹状嵌合部が備える環状壁内周部が上方に向けて拡径するテーパ面を備えるようにしたものである。
請求項4に係る考案は、請求項2又は3に係る考案において更に、前記支承アームの先端に設けられる取付具を有し、前記受具本体が該取付具の被取付部の周囲に着脱可能に取着されるものとされ、上記取付具の被取付部に空気抜け孔が形成されるようにしたものである。
請求項5に係る考案は、請求項4に係る考案において更に、前記取付具の被取付部が上向きに開口するカップ状をなし、前記受具本体が弾性体からなり、上記カップ状をなす被取付部のカップ外周面、カップ内周面及びカップ底面のそれぞれに被着される、外側環状部、内側環状部及び底部を備えるようにしたものである。
請求項6に係る考案は、請求項4又は5に係る考案において更に、前記受具本体が取付具の被取付部に弾性変形して係止し得る抜け止め部を備えるようにしたものである。
請求項7に係る考案は、車両リフトに備えた支承アームに設けられる受具本体を有してなる車両リフト用の受具であって、前記受具本体は車両の下面に臨むように設けられている孔状リフトポイントに下方から嵌合して該リフトポイントを支持し得る凸状嵌合部を備え、上記凸状嵌合部が上記孔状リフトポイントの内周に間隔を介して挿入し得る棒状部を備えるようにしたものである。
請求項8に係る考案は、請求項7に係る考案において更に、前記受具本体の凸状嵌合部が備える棒状部が上方に向けて縮径するテーパ面を備えるようにしたものである。
請求項9に係る考案は、請求項7又は8に係る考案において更に、前記支承アームの先端に設けられる取付具を有し、前記受具本体が該取付具の被取付部に着脱可能に取着されるものとされ、上記受具本体を上記取付具の被取付部にねじ止めするためのねじ挿通用孔部が該受具本体に形成されるようにしたものである。
請求項10に係る考案は、請求項9に係る考案において更に、前記受具本体が弾性体からなり、取付具の被取付部にねじ止めされる部分に補強用金属板が埋設されるとともに、凸状嵌合部が備える棒状部に補強用金属芯材が内蔵されるようにしたものである。
請求項11に係る考案は、請求項9又は10に係る考案において更に、前記受具本体が取付具の被取付部に弾性変形して係止し得る抜け止め部を備えるようにしたものである。
(請求項1)
(a)受具を構成する受具本体が車両のリフトポイントに嵌合して該リフトポイントを支持し得る嵌合部を備えるとき、嵌合部がリフトポイントの全周囲に対し間隔を介して挿入されて係脱し得る。
即ち、車両のリフトポイントが受具に備えた嵌合部に概ね同芯をなすように係合して該嵌合部に安定的に支持されるものになる。従って、リフトポイントが嵌合部から外れることがなく、車両が受具を用いた昇降中に落下したり、支承アームとともに傾いて滑り落ちるおそれもない。また、車両の荷重がリフトポイントを介して受具に偏荷重を及ぼすこともなく、車両が受具を用いた昇降中に支承アームとともに傾いて滑り落ちるおそれもない。
(請求項2)
(b)受具を構成する受具本体が車両の棒状リフトポイントに嵌合して該リフトポイントを支持し得る凹状嵌合部を備えるとき、凹状嵌合部は棒状リフトポイントの外周を囲んで間隔を介する環状壁内周部を備える。即ち、車両の棒状リフトポイントが受具に備えた凹状嵌合部と概ね同芯をなすように嵌合して該凹状嵌合部に安定的に支持されるものになる。従って、棒状リフトポイントが凹状嵌合部から外れることがなく、車両が受具を用いた昇降中に落下したり、支承アームとともに傾いて滑り落ちるおそれもない。車両の荷重が受具に偏荷重を及ぼすこともなく、車両が受具を用いた昇降中に支承アームとともに傾いて滑り落ちるおそれもない。
(c)作業者が車両下部を横から覗き込む姿勢でもって、受具を棒状リフトポイントに位置合せするとき、受具の凹状嵌合部が備える環状壁内周部に棒状リフトポイントの先端部が挿入されて隠れることを視てそれらの位置関係の適正化を確認できる。また、作業者をして、受具の凹状嵌合部が備える環状壁内周部に棒状リフトポイントの先端部が挿入されたと思われるときに、支承アームを水平面内で僅かに手で揺動させる等により、凹状嵌合部が棒状リフトポイントに衝突する音や手に作用する力の変化からも、それらの位置関係の適正化を確認できる。
(d)受具の凹状嵌合部が備える環状壁内周部が棒状リフトポイントの外周を囲んで間隔を介するものであることから、凹状嵌合部の環状壁内周部が棒状リフトポイントの周囲への挿入/抜去時に、該棒状リフトポイントの外周とかじったり、こじったりして該棒状リフトポイントを傷付けるおそれを回避できる。
(請求項3)
(e)受具の凹状嵌合部が備える環状壁内周部が上方に向けて拡径するテーパ面を備えることにより、受具の凹状嵌合部を棒状リフトポイントに位置合せして嵌合させるときに、凹状嵌合部の環状壁内周部が棒状リフトポイントの外周にスムースに倣いつつ嵌合する。従って、受具とリフトポイントの両者の中心軸を自動調芯的に合致させるものになり、両者の位置合せの簡易を図ることができる。
(請求項4)
(f)受具の受具本体が支承アームの先端に設けた取付具の被取付部の周囲に着脱可能に取着されるとき、取付具の被取付部に空気抜け孔が形成される。従って、空気抜け孔の存在により、受具の受具本体と取付具の被取付部との間に無用な空気圧(正圧又は負圧)を生じさせずにその着脱の容易を図ることができる。
(請求項5)
(g)支承アームの先端に設けた取付具の被取付部が上向きに開口するカップ状をなすとき、受具本体が弾性体からなり、上記カップ状をなす被取付部のカップ外周面、カップ内周面及びカップ底面のそれぞれに被着される、外側環状部、内側環状部及び底部を備える。従って、弾性体からなる受具本体がカップ状の被取付部に概ね隙間なく被着されて該被取付部に内側から補強される。これにより、弾性体からなる受具本体の耐久性を向上し、その長寿命化を図ることができる。
(請求項6)
(h)受具の受具本体が取付具の被取付部に弾性変形して係止し得る抜け止め部を備えることにより、受具本体を被取付部に簡易に固定化できる。
(請求項7)
(i)受具を構成する受具本体が車両の孔状リフトポイントに嵌合して該リフトポイントを支持し得る凸状嵌合部を備えるとき、凸状嵌合部は孔状リフトポイントの内周に間隔を介して挿入し得る棒状部を備える。即ち、車両の孔状リフトポイントが受具に備えた凸状嵌合部と概ね同芯をなすように嵌合して該凸状嵌合部に安定的に支持されるものになる。従って、孔状リフトポイントが凸状嵌合部から外れることがなく、車両が受具を用いた昇降中に落下したり、支承アームとともに傾いて滑り落ちるおそれもない。車両の荷重が受具に偏荷重を及ぼすこともなく、車両が受具を用いた昇降中に支承アームとともに傾いて滑り落ちるおそれもない。
(j)作業者が車両下部を横から覗き込む姿勢でもって、受具を孔状リフトポイントに位置合せするとき、受具の凸状嵌合部が孔状リフトポイントの孔内に挿入されて隠れることを視てそれらの位置関係の適正化を確認できる。また、受具の凸状嵌合部が備える棒状部が孔状リフトポイントの孔内に挿入されたと思われるときに、支承アームを水平面内で僅かに手で揺動させる等により、凸状嵌合部が孔状リフトポイントの孔内周部に衝突する音や手に作用する力の変化からも、それらの位置関係の適正化を確認できる。
(k)受具の凸状嵌合部が備える棒状部が孔状リフトポイントの内周に間隔を介するものであることから、凸状嵌合部の棒状部が孔状リフトポイントの孔内への挿入/抜去時に、該孔状リフトポイントの内周をかじったり、こじったりして該孔状リフトポイントを傷付けるおそれを回避できる。
(請求項8)
(l)受具の凸状嵌合部が備える棒状部が上方に向けて縮径するテーパ面を備えることにより、受具の凸状嵌合部を孔状リフトポイントに位置合せして嵌合させるときに、凸状嵌合部の棒状部が孔状リフトポイントの内周にスムースに倣いつつ嵌合する。従って、受具の凸状嵌合部とリフトポイントの両者の中心軸を自動調芯的に合致させるものになり、両者の位置合せの簡易を図ることができる。
(請求項9)
(m)受具の受具本体が支承アームの先端に設けた取付具の被取付部に着脱可能に取着されるとき、受具本体を取付具の被取付部にねじ止めするためのねじ挿通用孔部が該受具本体に形成される。従って、上記ねじ挿通用孔部が空気抜け孔となって、受具の受具本体と取付具の被取付部との間に無用な空気圧(正圧又は負圧)を生じさせずにその着脱の容易を図ることができる。
(請求項10)
(n)受具の受具本体が弾性体からなり、取付具の被取付部にねじ止めされる部分に補強用金属板が埋設されるとともに、凸状嵌合部が備える棒状部に補強用金属芯材が内蔵される。従って、弾性体からなる受具本体が補強用金属板及び補強用金属芯材により内側から補強される。これにより、弾性体からなる受具本体の耐久性を向上し、その長寿命化を図ることができる。
(請求項11)
(o)受具の受具本体が取付具の被取付部に弾性変形して係止し得る抜け止め部を備えることにより、受具本体を被取付部に簡易に固定化できる。
図1は車両リフトの一例を示す模式平面図である。 図2は本考案の第1実施形態に係る受具の適用例を示す斜視図である。 図3は受具の受具本体を取付具から分離して示す斜視図である。 図4は受具の受具本体を取付具に取着した状態を示す要部断面図である。 図5は本考案の第2実施形態に係る受具の適用例を示す斜視図である。 図6は受具の受具本体を取付具から分離して示す斜視図である。 図7は受具の受具本体を取付具に取着した状態を示す要部断面図である。 図8は受具の各構成部品を分解して示す斜視図である。 図9は従来例を示す模式図である。 図10は従来例を示す模式図である。 図11は従来例を示す模式図である。 図12は従来例を示す模式図である。
図1は本考案が適用される一例としての車両リフト10を示すものである。車両リフト10は、車両整備場11の床面上に定めたリフト作業領域の左右両側に2本の支柱12を立設している。両支柱12、12は連結ビーム13で連結された門型をなす。
車両リフト10は、左右の各支柱12に互いに同期的に昇降せしめられる左右の各昇降部(昇降キャリッジ)14を設け、各昇降部14にそれぞれ水平面内で旋回かつ伸縮可能に支持される前後の支承アーム15を備えている。
(第1実施形態)(図1乃至図4)
車両リフト10は、各支承アーム15の前後に車両下面のリフトポイントに下方から当接して該リフトポイントを支持可能にする受具100を備える。各受具100は、支承アーム15の先端に設けた取付具110を有し、この取付具110に着脱可能に取着される受具本体120を有する。
取付具110は、例えば特開2009-208961号公報に記載される如くのものを採用でき、図2、図3に示す如く、受具本体120が着脱可能に取着される被取付部111を備えた支軸112を有し、この支軸112を支承アーム15の先端に設けた筒体113に上下動可能に嵌挿し、支軸112の外周に鋸歯112Aを形成し、ばね力により支軸112の鋸歯112Aのいずれかの凹部に係止する係止爪114を筒体113に設けている。
また、取付具110は、筒体113の内周に上下動可能に支持されるとともに、支軸112の鋸歯112Aを上下動可能にガイドし、係止爪114の挿通窓を備えたスリーブ115を、筒体113の内周と支軸112の外周との間に介装している。スリーブ115は、筒体113の内部に挿入される下端位置と、筒体113の内部に概ね下半部を残してその余の上半部を筒体113の外部に引き出される上端位置との間で、筒体113の内周に支持されながら上下動できる。支軸112は、スリーブ115の内部に収納される収納位置と、スリーブ115の内部に概ね下半部を残してその余の上半部をスリーブ115の外部に突き出す突出端位置との間で、スリーブ115の内周のガイド孔に支持されながら上下動して鋸歯112Aの各凹部に順に係止爪114を係止できる。
即ち車両リフト10は、左右の各昇降部14に設けた前後の支承アーム15を水平面内で旋回かつ伸縮しつつ、車両整備場11のリフト作業領域に停車している車両1の下方に向けて引き出し、それらの先端に設けてある各受具100を車両1の下面に定めてある左側の前後2位置及び右側の前後2位置のそれぞれに設けたリフトポイントの下方に位置付ける。そして、各受具100の受具本体120を手で持ち上げ、該受具本体120を対応するリフトポイントに位置合せして当接させる。その後、昇降スイッチ操作により各昇降部14を昇降させ、ひいては各支承アーム15を同期させて昇降し、各受具100の受具本体120を介して車両1をリフトアップ乃至リフトダウン可能にする。
以下、受具100について詳述する。
取付具110は、被取付部111が上向きに開口するカップ状をなすものとされている。そして、カップ状をなす被取付部111が、図4に示す如く、カップ外周面111A、カップ内周面111B及びカップ底面111Cのそれぞれを有するものとしている。
受具本体120は、本実施形態において、例えば円形状をなし、車両1の下面から突出するように設けられている棒状リフトポイント2(図2、図4)に下方から嵌合して該リフトポイント2を支持し得る凹状嵌合部121を備える。凹状嵌合部121は、上記棒状リフトポイント2の外周を囲んで間隔Gを介する環状壁内周部122を備える。このとき、受具本体120の凹状嵌合部121が備える環状壁内周部122は、上方に向けて拡径するテーパ面を備えるものとされている。
受具本体120は、取付具110の被取付部111の周囲を全周から包むように被って、該被取付部111の周囲に着脱可能に取着されるものとされている。このとき、取付具110の被取付部111は、カップ底面111Cを形成する底板部を内外に渡って貫通する空気抜け孔111H(空気流通孔又は排気孔)を備える。
受具本体120は、弾性体(本実施形態ではゴム)からなり、前述の如くにカップ状をなす被取付部111のカップ外周面111A、カップ内周面111B及びカップ底面111Cのそれぞれに被着される、外側環状部120A、内側環状部120B及び底部120Cを備える。本実施形態において、受具本体120は、被取付部111のカップ外周面111A、カップ内周面111B及びカップ底面111Cのそれぞれに概ね隙間なく、密着するように被着される。
尚、受具本体120は、取付具110の被取付部111の下面における外周に設けた環状段差部に弾性変形して係止し得る抜け止め部120Fを備える。本実施形態において、抜け止め部120Fは、受具本体120における外側環状部120Aの環状下縁部から内方に張り出る環状リップ部からなるものとされている。
従って、本実施形態に係る受具100を用いた車両リフト10によれば、以下の作用効果を奏する。
(a)受具100を構成する受具本体120が車両1の棒状リフトポイント2に嵌合して該リフトポイントを支持し得る凹状嵌合部121を備えるとき、凹状嵌合部121は棒状リフトポイント2の外周を囲んで間隔を介する環状壁内周部122を備える。即ち、車両1の棒状リフトポイント2が受具100に備えた凹状嵌合部121と概ね同芯をなすように嵌合して該凹状嵌合部121に安定的に支持されるものになる。従って、棒状リフトポイント2が凹状嵌合部121から外れることがなく、車両1が受具100を用いた昇降中に落下したり、支承アーム15とともに傾いて滑り落ちるおそれもない。車両1の荷重が受具100に偏荷重を及ぼすこともなく、車両1が受具100を用いた昇降中に支承アーム15とともに傾いて滑り落ちるおそれもない。
(b)作業者が車両1の下部を横から覗き込む姿勢でもって、受具100を棒状リフトポイント2に位置合せするとき、受具100の凹状嵌合部121が備える環状壁内周部122に棒状リフトポイント2の先端部が挿入されて隠れることを視てそれらの位置関係の適正化を確認できる。また、作業者をして、受具100の凹状嵌合部121が備える環状壁内周部122に棒状リフトポイント2の先端部が挿入されたと思われるときに、支承アーム15を水平面内で僅かに手で揺動させる等により、凹状嵌合部121が棒状リフトポイント2に衝突する音や手に作用する力の変化からも、それらの位置関係の適正化を確認できる。
(c)受具100の凹状嵌合部121が備える環状壁内周部122が棒状リフトポイント2の外周を囲んで間隔を介するものであることから、凹状嵌合部121の環状壁内周部122が棒状リフトポイント2の周囲への挿入/抜去時に、該棒状リフトポイント2の外周とかじったり、こじったりして該棒状リフトポイント2を傷付けるおそれを回避できる。
(d)受具100の凹状嵌合部121が備える環状壁内周部122が上方に向けて拡径するテーパ面を備えることにより、受具100の凹状嵌合部121を棒状リフトポイント2に位置合せして嵌合させるときに、凹状嵌合部121の環状壁内周部122が棒状リフトポイント2の外周にスムースに倣いつつ嵌合する。従って、受具100とリフトポイントの両者の中心軸を自動調芯的に合致させるものになり、両者の位置合せの簡易を図ることができる。
(e)受具100の受具本体120が支承アーム15の先端に設けた取付具110の被取付部111の周囲に着脱可能に取着されるとき、取付具110の被取付部111に空気抜け孔111Hが形成される。従って、空気抜け孔111Hの存在により、受具100の受具本体120と取付具110の被取付部111との間に無用な空気圧(正圧又は負圧)を生じさせずにその着脱の容易を図ることができる。
(f)支承アーム15の先端に設けた取付具110の被取付部111が上向きに開口するカップ状をなすとき、受具本体120が弾性体からなり、上記カップ状をなす被取付部111のカップ外周面111A、カップ内周面111B及びカップ底面111Cのそれぞれに被着される、外側環状部120A、内側環状部120B及び底部120Cを備える。従って、弾性体からなる受具本体120がカップ状の被取付部111に概ね隙間なく被着されて該被取付部111に内側から補強される。これにより、弾性体からなる受具本体120の耐久性を向上し、その長寿命化を図ることができる。
(g)受具100の受具本体120が取付具110の被取付部111に弾性変形して係止し得る抜け止め部120Fを備えることにより、受具本体120を被取付部111に簡易に固定化できる。
(第2実施形態)(図5乃至図8)
第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、車両リフト10において第1実施形態に係る受具100を受具200に変更したことにある。
即ち、受具200は、図5、図6に示す如く、支承アーム15の先端に設けた取付具210を有し、この取付具210に着脱可能に取着される受具本体220を有する。
取付具220は、第1実施形態の受具100が有する取付具110と概ね同様であり、取付具110におけると同様の支軸112、筒体113、係止爪114、スリーブ115を有する。但し、取付具210は、取付具110におけるカップ状の被取付部111と異なり、平板状の取付具211を有するものとされている。
受具本体220は、本実施形態において、例えば円形状をなし、車両1の下面に臨むように設けられている孔状リフトポイント3(図5、図7)に下方から嵌合して該リフトポイント3を支持し得る凸状嵌合部221を備える。凸状嵌合部221は、上記孔状リフトポイント3の内周に間隔Gを介して挿入し得る円錐状の棒状部222を備える。このとき、受具本体220の凸状嵌合部221が備える棒状部222は、上方に向けて縮径するテーパ面を備えるものとされている。
受具本体220は、主として弾性体(本実施形態ではゴム)からなるものとされ、図6、図7に示す如く、取付具210の平板状の被取付部211の上面に取着される、円形状のゴムパッド231、及び該ゴムパッド231の中心孔に挿通されて該ゴムパッド231の上面よりも上方に突出して上述の棒状部222を構成する棒状ゴム232を有する。
ゴムパッド231は、取付具210の平板状の被取付部211の上面に座金233を介して載置される平板部231Aと、平板部231Aの外縁部から垂れ下がって被取付部211の外周に嵌合する円筒状の環状壁部231Bを有する。ゴムパッド231は、取付具210の被取付部211に設けた複数個のねじ孔のそれぞれにねじ止めされるボルト234のための複数個のねじ挿通用孔部231Fを該ゴムパッド231に形成されて備える。
棒状ゴム232は、ゴムパッド231における平板部231Aの中心孔231Gまわりの下面に設けた段差状孔部に係入されるものとされている。
受具本体220は、ゴムパッド231において取付具210の被取付部211にねじ止めするためのねじ挿通用孔部231Fが設けられている部分に補強用金属板235が埋設されるとともに、棒状ゴム232の中空部に補強用金属芯材236が内蔵可能にされている。補強用金属芯材236の下端部は座金233における中心孔に上方から係入する段差状軸部を有する。
従って、受具本体220は、図8に示す如く、ゴムパッド231の中心孔に棒状ゴム232を挿通して、該棒状ゴム232を該ゴムパッド231の上面よりも上方に突出させ、これらのゴムパッド231の平板部231A及び棒状ゴム232の各下面に座金233を添設させる。そして、座金233の中心孔に立設させた補強用金属芯材236を棒状ゴム232の中空部に係入して内蔵させることにより、受具本体220の小組体220Aとする。更に、小組体220Aによって、取付具210を構成する被取付部211の全周を包むように被い、被取付部211の上面に座金233を載置するとともに、ゴムパッド231の環状壁部231Bを被取付部211の外周面に被着する。このとき、小組体220Aは、取付具210の被取付具211の上面及び外周面に概ね隙間なく、密着するように取着される。その後、複数本のボルト234が小組体220Aのゴムパッド231、座金233に設けたねじ挿通用孔部(231F等)を通って被取付部211に設けたねじ孔に螺着される。
尚、受具本体220は、取付具210の被取付部211の下面における外周に設けた環状段差部に弾性変形して係止し得る抜け止め部220Fを備える。本実施形態において、抜け止め部220Fは、受具本体220を構成するゴムパッド231の環状壁部231Bの環状下縁部から内方に張り出る環状リップ部からなるものとされている。
従って、本実施形態に係る受具200を用いた車両リフト10によれば、以下の作用効果を奏する。
(a)受具200を構成する受具本体220が車両1の孔状リフトポイント3に嵌合して該リフトポイントを支持し得る凸状嵌合部221を備えるとき、凸状嵌合部221は孔状リフトポイント3の内周に間隔を介して挿入し得る棒状部222を備える。即ち、車両1の孔状リフトポイント3が受具200に備えた凸状嵌合部221と概ね同芯をなすように嵌合して該凸状嵌合部221に安定的に支持されるものになる。従って、孔状リフトポイント3が凸状嵌合部221から外れることがなく、車両1が受具200を用いた昇降中に落下したり、支承アーム15とともに傾いて滑り落ちるおそれもない。車両1の荷重が受具200に偏荷重を及ぼすこともなく、車両1が受具200を用いた昇降中に支承アーム15とともに傾いて滑り落ちるおそれもない。
(b)作業者が車両1の下部を横から覗き込む姿勢でもって、受具200を孔状リフトポイント3に位置合せするとき、受具200の凸状嵌合部221が孔状リフトポイント3の孔内に挿入されて隠れることを視てそれらの位置関係の適正化を確認できる。また、受具200の凸状嵌合部221が備える棒状部222が孔状リフトポイント3の孔内に挿入されたと思われるときに、支承アーム15を水平面内で僅かに手で揺動させる等により、凸状嵌合部221が孔状リフトポイント3の孔内周部に衝突する音や手に作用する力の変化からも、それらの位置関係の適正化を確認できる。
(c)受具200の凸状嵌合部221が備える棒状部222が孔状リフトポイント3の内周に間隔を介するものであることから、凸状嵌合部221の棒状部222が孔状リフトポイント3の孔内への挿入/抜去時に、該孔状リフトポイント3の内周をかじったり、こじったりして該孔状リフトポイント3を傷付けるおそれを回避できる。
(d)受具200の凸状嵌合部221が備える棒状部222が上方に向けて縮径するテーパ面を備えることにより、受具200の凸状嵌合部221を孔状リフトポイント3に位置合せして嵌合させるときに、凸状嵌合部221の棒状部222が孔状リフトポイント3の内周にスムースに倣いつつ嵌合する。従って、受具200の凸状嵌合部221とリフトポイントの両者の中心軸を自動調芯的に合致させるものになり、両者の位置合せの簡易を図ることができる。
(e)受具200の受具本体220が支承アーム15の先端に設けた取付具210の被取付部211に着脱可能に取着されるとき、受具本体220を取付具210の被取付部211にねじ止めするためのねじ挿通用孔部231Fが該受具本体220に形成される。従って、上記ねじ挿通用孔部231Fが空気抜け孔となって、受具200の受具本体220と取付具210の被取付部211との間に無用な空気圧(正圧又は負圧)を生じさせずにその着脱の容易を図ることができる。
(f)受具200の受具本体220が弾性体からなり、取付具210の被取付部211にねじ止めされる部分に補強用金属板235が埋設されるとともに、凸状嵌合部221が備える棒状部222に補強用金属芯材236が内蔵される。従って、弾性体からなる受具本体220が補強用金属板235及び補強用金属芯材236により内側から補強される。これにより、弾性体からなる受具本体220の耐久性を向上し、その長寿命化を図ることができる。
(g)受具200の受具本体220が取付具210の被取付部211に弾性変形して係止し得る抜け止め部220Fを備えることにより、受具本体220を被取付部211に簡易に固定化できる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述したが、本考案の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本考案に含まれる。例えば、本考案の受具が適用される車両リフトは、昇降部をキャリッジとするものに限定されず、昇降部をリフトテーブルとし、このリフトテーブルに支承アームを設けるものでも良い。
本考案によれば、車両のリフトポイントに簡易かつ確実に嵌合し得る車両リフト用の受具を提供することができる。
1 車両
2 棒状リフトポイント
3 孔状リフトポイント
10 車両リフト
15 支承アーム
100、200 受具
110、210 取付具
111、211 被取付部
111A 空気抜け孔
111A カップ外周面
111B カップ内周面
111C カップ底面
120、220 受具本体
120A 外側環状部
120B 内側環状部
120C 底部
120F 抜け止め部
121 凹状嵌合部
122 環状壁内周部
220F 抜け止め部
221 凸状嵌合部
222 棒状部
231F ねじ挿通用孔部
235 補強用金属板
236 補強用金属芯材

Claims (11)

  1. 車両リフトに備えた支承アームに取付けられる受具本体を有してなる車両リフト用の受具であって、
    前記受具本体は車両の下面に設けられているリフトポイントに下方から嵌合して該リフトポイントを支持し得る嵌合部を備え、
    上記嵌合部が上記リフトポイントの全周囲に対し間隔を介して挿入されて係脱し得る車両リフト用の受具。
  2. 車両リフトに備えた支承アームに取付けられる受具本体を有してなる車両リフト用の受具であって、
    前記受具本体は車両の下面から突出するように設けられている棒状リフトポイントに下方から嵌合して該リフトポイントを支持し得る凹状嵌合部を備え、
    上記凹状嵌合部が上記棒状リフトポイントの外周を囲んで間隔を介する環状壁内周部を備える車両リフト用の受具。
  3. 前記受具本体の凹状嵌合部が備える環状壁内周部が上方に向けて拡径するテーパ面を備える請求項2に記載の車両リフト用の受具。
  4. 前記支承アームの先端に設けられる取付具を有し、前記受具本体が該取付具の被取付部の周囲に着脱可能に取着されるものとされ、
    上記取付具の被取付部に空気抜け孔が形成される請求項2又は3に記載の車両リフト用の受具。
  5. 前記取付具の被取付部が上向きに開口するカップ状をなし、
    前記受具本体が弾性体からなり、上記カップ状をなす被取付部のカップ外周面、カップ内周面及びカップ底面のそれぞれに被着される、外側環状部、内側環状部及び底部を備える請求項4に記載の車両リフト用の受具。
  6. 前記受具本体が取付具の被取付部に弾性変形して係止し得る抜け止め部を備える請求項4又は5に記載の車両リフト用の受具。
  7. 車両リフトに備えた支承アームに設けられる受具本体を有してなる車両リフト用の受具であって、
    前記受具本体は車両の下面に臨むように設けられている孔状リフトポイント3に下方から嵌合して該リフトポイントを支持し得る凸状嵌合部を備え、
    上記凸状嵌合部が上記孔状リフトポイント3の内周に間隔を介して挿入し得る棒状部を備える車両リフト用の受具。
  8. 前記受具本体の凸状嵌合部が備える棒状部が上方に向けて縮径するテーパ面を備える請求項7に記載の車両リフト用の受具。
  9. 前記支承アームの先端に設けられる取付具を有し、前記受具本体が該取付具の被取付部に着脱可能に取着されるものとされ、
    上記受具本体を上記取付具の被取付部にねじ止めするためのねじ挿通用孔部が該受具本体に形成される請求項7又は8に記載の車両リフト用の受具。
  10. 前記受具本体が弾性体からなり、取付具の被取付部にねじ止めされる部分に補強用金属板が埋設されるとともに、凸状嵌合部が備える棒状部に補強用金属芯材が内蔵される請求項9に記載の車両リフト用の受具。
  11. 前記受具本体が取付具の被取付部に弾性変形して係止し得る抜け止め部を備える請求項9又は10に記載の車両リフト用の受具。
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