JP3219395U - ぬいぐるみ - Google Patents

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橋本 敦
敦 橋本
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ユニファースト株式会社
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Abstract

【課題】耐衝撃性に優れ、かつ、所望のポーズを実現することが可能であるとともに自立させることが可能な、足部を有するぬいぐるみを提供する。
【解決手段】本考案の一態様に係るぬいぐるみ10は、足部10dを有し、該足部の内部に充填される第1充填物18と、前記足部から離れた前記ぬいぐるみの部分内に充填される第2充填物16とを含む。ぬいぐるみの内部での充填状態において、第2充填物は第1充填物よりも単位体積当たりの重量が軽い。第1充填物は、複数の粒状物を含み、足部に続く胴体部10bの一部にまで充填されている。
【選択図】図2

Description

本考案は、足部を有するぬいぐるみに関し、特に所望のポーズを実現することが可能であるとともに自立させることが可能なぬいぐるみに関する。
ぬいぐるみは、例えばキャラクターや動物等を模った外観を有し、一般に袋状の布地の内部に中綿材つまり綿材を充填して作製されている。そのため、このようなぬいぐるみは、遊戯者が自分の好みに応じてそのポーズを変えることができるが、その変えたままの状態に維持することは困難であった。例えば、2つの足部を有するぬいぐるみにおいては、足部で立ったままの状態に自立させることは困難であった。
特許文献1は、2つの足部を有するぬいぐるみにおいて、所望のポーズを実現しつつ2足で自立可能にする技術を開示する。特許文献1では、具体的には、中綿材が充填される袋状のぬいぐるみ本体の内部に骨組みが内蔵され、かつ、ぬいぐるみ本体の足部の底面に対応する位置に板状体が配設される。その骨組みは、変形自在となるように、節と節とを互いに連結させることで構成されていて、ぬいぐるみ本体の胴体部と、頭部と、腕部と、足部とのそれぞれに対して伸長されている。
実用新案登録第3185444号公報
しかし、特許文献1に記載の上記技術では、節と節との連結部でのその可動域内でしか骨組みは変形することができず、ぬいぐるみとしての柔軟性が損なわれ、結果として所望のポーズが制限される。また、その骨組みは、例えば骨組みの節と節との連結部が損傷した場合、その機能を発揮し得なくなる可能性が高い。これは、例えば遊戯者が幼児などであり、ぬいぐるみの扱いが粗雑な場合に、問題になり得る。
そこで本考案は、耐衝撃性に優れ、かつ、所望のポーズを実現することが可能であるとともに自立させることが可能な、足部を有するぬいぐるみを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の一態様は、
足部を有するぬいぐるみであって、
前記足部の内部に充填される第1充填物と、
前記足部から離れた前記ぬいぐるみの部分内に充填される第2充填物であって、前記ぬいぐるみの内部での充填状態において、該第2充填物は前記第1充填物よりも単位体積当たりの重量が軽い、第2充填物と
を含み、
前記第1充填物は、複数の粒状物を含み、前記足部に続く胴体部の一部にまで充填されている、
ぬいぐるみ
を提供する。
好ましくは、前記足部の底面に対応する位置に板状体が更に配設されている。
好ましくは、前記ぬいぐるみが2つの足部を備える場合、該2つの足部の各々に、前記第1充填物が充填されている。
本考案の一態様に係る上記ぬいぐるみによれば、上記構成を備えるので、耐衝撃性に優れ、かつ、所望のポーズを実現することが可能であるとともに自立させることが可能になる。
本考案の一実施形態に係るぬいぐるみの立位状態での正面図である。 図1のぬいぐるみの内部構造を示す図である。 図1のぬいぐるみの内部構造のうち、足部の先端側の拡大図である。 図1のぬいぐるみの変形例としてのぬいぐるみの内部構造を示す図である。
以下、本考案に係る実施形態を添付図に基づいて説明する。同一の部品(又は構成)には同一の符号を付してあり、それらの名称及び機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本考案の一実施形態に係るぬいぐるみ10の外観形状を示す図である。図2は、図1の状態のぬいぐるみ10の内部構造を示す図である。図3は、図1及び図2の状態のぬいぐるみ10の足部の先端側の側方からの図であり、その内部構造を示す図である。ぬいぐるみ10は、動物を模した外観形状を有し、頭部10aと、該頭部10aに直接的につながる胴体部10bと、該胴体部10bの両側に直接的に設けられる2つの腕部10cと、同胴体部10bに直接的につながる2つの足部10dとを有する。図1及び図2では、ぬいぐるみ10が2つの足部10dで起立している状態を示す。
ぬいぐるみ10は、動物の形状に応じて裁断した複数のパーツ布地同士を縫い合わせて袋状にされた布地12の内部に充填物14が充填されることで作製されている。布地12は、綿素材、化学繊維素材、皮素材などの種々の素材の1つ又は複数の組み合わせとして構成可能であり、ここでは化学繊維素材で構成されている。
充填物14としては、一般に使用されている材料又は物質を用いることができるが、ここでは、綿材16と、粒状物18とが用いられている。綿材16は、天然の綿など種々の綿材であり得、ここではポリエステル綿である。粒状物18としては、樹脂性粒、穀物、ガラス玉などを用いることができるが、ここではポリプロピレン樹脂の顆粒状の粒が用いられる。したがって、図1などの状態つまりぬいぐるみ10の内部での充填状態において、綿材16は、粒状物18よりも単位体積当たりの重量が軽い。なお、綿材16が第2充填物に対応し、粒状物18が第1充填物に対応する。第1充填物及び第2充填物のそれぞれとして、ぬいぐるみの内部の充填状態において該第2充填物は該第1充填物よりも単位体積当たりの重量が軽いという関係を満たす種々の材料又は物質を用いることができる。例えば、第2充填物として綿材16の代わりに、マイクロビーズ(発泡ビーズ)が用いられてもよい。
更に、ぬいぐるみ10では、2つの足部10dの各々の底面に対応する位置に板状体20が更に配設されている。板状体20は、足底型の合った形状を有する。板状体20は、紙材、木材、合成樹脂、シリコン、金属など種々の材料又は物質で作成可能であるが、ここでは紙製の薄い板部材として構成されている。そして、板状体20は、ぬいぐるみ10の足部の底面に直接的に張り付けられたり、縫い付けられたりすることが可能であるが、ここでは足部10dの内部に挿入配置されている。
次に、ぬいぐるみ10の内部への、充填物14の充填及び板状体20の配設について説明する。
まず、足部10d及びそれに続く胴体部10bの一部を少なくとも袋状にした状態に布地12を作製して用意する。この用意した布地12では、胴体部10bの上側つまり頭部10a側が開いており、そこから充填物14及び板状体20をその内部に挿入可能になっている。なお、この用意した布地12は、頭部10aなどがそれらを挿入可能に開いていてもよい。
まず、足部10dの最も奥側に、つまり底面に対応する位置に、板状体20が挿入されて配置される。これにより、足部10dの底部が略平らな形状にされる。これは足部10dの各々に対して行われる(図2参照)。
そして、板状体20が配置された状態で、足部10dの内部に、第1充填物である粒状物18が充填される(図2及び図3参照)。この粒状物18の充填は、ある程度以上に、布地12が張りのある状態になるまで、行われるとよいが、ある程度自由にぬいぐるみ10のポーズを変えられる程度であるとよい。そして、ここでは足部10dの各々に対して、粒状物18はしっかりと充填される。
そして、粒状物18の充填は、足部10dの内部のみならず、それにつづく胴体部10bの一部つまり足部側の部分(腰部又は腹部)の内部にまで行われる(図2参照)。これにより、ぬいぐるみ10の足部の先端側から腰部にかけて粒状物18がしっかりと充填された状態になる。なお、この粒状物18の充填量は、ぬいぐるみ10の自立を可能にする最低量とされるとよい。したがって、粒状物18の充填は、ぬいぐるみ10の立位姿勢で行われるとよい。
粒状物18の充填の後、ぬいぐるみ10の残りの内部、つまり、胴体部10bの残りの部分や、腕部10c、頭部10aの内部に綿材16が充填される。この綿材16の充填は、ある程度以上に、布地12が張りのある状態になるまで、行われるとよい。また、この綿材16の充填により、粒状物18や板状体20が上記した所望の充填位置に維持されるようになる。なお、この綿材16の充填量は、ぬいぐるみ10のポーズ可変の自由度をある程度以上に維持するように調節されるとよい。
最後に、布地12の開口部が完全に縫い合わされる等されて、ぬいぐるみ10が完成する。
このように完成したぬいぐるみ10においては、以下の作用効果が奏される。まず、布地12の内部には、足部10dに板状体20が配置されている以外は、綿材16及び粒状物18が充填されているだけである。したがって、遊戯者は、例えば特許文献1に開示のぬいぐるみに比べて、より自由に所望のポーズにぬいぐるみ10のポーズを変えることができる。
また、ぬいぐるみ10の布地12の内部には、足部10dから胴体部の一部にかけて粒状物18が充填され、その残りの部分に綿材16が充填されている。そして、綿材16は粒状物18よりも単位体積当たりの重量が軽い。したがって、ぬいぐるみ10の重心が足部10d又はその近傍に位置し、図1の立位姿勢での安定感が増す。また、粒状物18が胴体部10bの一部にまで充填されているので、図1の立位姿勢で足部10dと胴体部10bの一体感が増し、足部10dの上側に胴体部10bが安定的に載置された状態になる。したがって、例えば図1の立位姿勢で、ぬいぐるみを安定的に自立させることが可能になる。このように、本実施形態のぬいぐるみ10の上記構成によれば、特許文献1の技術のように骨組みを入れることなく、ぬいぐるみ10の自立を実現することができる。
更に、足部10dの底面に対応する位置に板状体20が配置されているので、ぬいぐるみ10の立位姿勢をより安定的に保つことができる。これにより、ぬいぐるみ10の自立性能をより高めることが可能になる。
また、ぬいぐるみ10の布地12の内部には、主として綿材16や粒状物18が充填されているに過ぎない。したがって、乱暴に扱っても、ぬいぐるみ10は破損し難く、耐衝撃性に強い。
以上、本考案の代表的な実施形態及び変形例について説明したが、本考案種々の変更が可能である。本願の実用新案登録請求の範囲によって定義される本考案の精神及び範囲から逸脱しない限り、種々の置換、変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、足部10dに板状体20を配設したが、板状体20を設ける代わりに、足部10dの底面に相当する位置又は足部10dの先端側を樹脂などで作製してもよい。また、上記ぬいぐるみ10は、頭部10a及び腕部10cを有したが、本考案に係るぬいぐるみはこれらを有することに限定されない。例えば、ライオンなどの動物を模した、4本の足部を有するぬいぐるみであってもよい。この場合、4本の足部の全てに粒状物18を充填してもよく、それらのうちの2本の足部に関してのみ粒状物18を充填してもよい。
また、本考案は、第1充填物と第2充填物とが混在されて用いられることを排除するものではない。例えば、足部10dに充填される第1充填物に、第2充填物が混合されてもよい。
また、上記ぬいぐるみ10では、綿材16で粒状物18などを保持するようにしたが、粒状物18のぬいぐるみ10の内部での移動をよりしっかりと防ぐために、第1充填物である粒状物18の充填領域(第1充填領域)S1と、第2充填物である綿材16の充填領域(第2充填領域)S2とを仕切る仕切部が設けられてもよい。図4に、粒状物18の充填領域S1と、綿材16の充填領域S2とを仕切る仕切部12aが設けられたぬいぐるみ10´を示す。ぬいぐるみ10´では、その作製過程で、粒状物18の充填後、仕切部12aが布地12の内側に縫製等により取り付けられる。仕切部12aは、例えば布地とされても、ビニール等の伸縮性部材とされてもよい。なお、本明細書において、縫製としたところは、ファスナーなどで代替されてもよい。
10 ぬいぐるみ
10a 頭部
10b 胴体部
10c 腕部
10d 足部
12 布地
14 充填物
16 綿材
18 粒状物
20 板状体

Claims (3)

  1. 足部を有するぬいぐるみであって、
    前記足部の内部に充填される第1充填物と、
    前記足部から離れた前記ぬいぐるみの部分内に充填される第2充填物であって、前記ぬいぐるみの内部での充填状態において、該第2充填物は前記第1充填物よりも単位体積当たりの重量が軽い、第2充填物と
    を含み、
    前記第1充填物は、複数の粒状物を含み、前記足部に続く胴体部の一部にまで充填されている、
    ぬいぐるみ。
  2. 前記足部の底面に対応する位置に板状体が更に配設されている、請求項1に記載のぬいぐるみ。
  3. 前記ぬいぐるみは2つの足部を備え、
    該2つの足部の各々に、前記第1充填物が充填されている、
    請求項1又は2に記載のぬいぐるみ。

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