JP3221248U - 人形付ブランケット - Google Patents

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【課題】乳幼児にブランケット本体を掛けた際に乳幼児から人形を見やすくする人形付ブランケットを提供する。【解決手段】ブランケット本体2と、ブランケット本体2に立設されるようにブランケット本体2に取り付けられた人形3と、を備える。人形3は、ブランケット本体2に向かうに従い太くなってブランケット本体2に取り付けられる土台部31と、土台部31から延びる人形部32と、を有する。また、人形3は、ブランケット本体に対して傾斜している。これにより、乳幼児にブランケット本体2を掛けた際に乳幼児から人形3を見やすくすることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、ブランケット本体に人形が取り付けられた人形付ブランケットに関する。
特許文献1には、ぬいぐるみ玩具の首部をブランケットの中央の上縁部に結着した子供用ブランケットが記載されている。この子供用ブランケットでは、ぬいぐるみ玩具の首から下の体の部分がブランケットの上縁部からぶら下がった形になり、ぬいぐるみ玩具の背面とブランケットの裏側との間に空所が形成される。このため、子供は容易にその空所に両手を差し込んでぬいぐるみ玩具を抱っこすることができる。また、この子供用ブランケットでは、ぬいぐるみ玩具の頭部がブランケットの上縁部の上方から突出する。このため、子供の膝と肩をこのブランケットで覆うと、ぬいぐるみ玩具の表面は子供の顔に向けられるため、子供はぬいぐるみ玩具と顔を合わせることができる。
実用新案登録第3204136号公報
しかしながら、乳幼児は、ぬいぐるみ玩具との距離を上手く調整することができない。特に乳児は、ぬいぐるみ玩具を抱っこすることすらできない。このため、乳幼児にこの子供用ブランケットを掛けると、ぬいぐるみ玩具の頭部が乳幼児の顔に近づき過ぎたり当たったりする可能性がある。その結果、乳幼児は、ぬいぐるみ玩具を見難くなり、しかも、不快に感じる恐れもある。
本考案は、ブランケット本体に人形が取り付けられた人形付ブランケットにおいて、乳幼児にブランケット本体を掛けた際に乳幼児から人形を見やすくすることができる人形付ブランケットを提供することを目的とする。
本考案に係る人形付ブランケットは、ブランケット本体と、ブランケット本体に立設されるようにブランケット本体に取り付けられた人形と、を備える。
この人形付ブランケットでは、ブランケット本体に人形が立設されるようにブランケット本体に人形が取り付けられているため、ブランケット本体を乳幼児に掛けた際に、乳幼児の顔から人形までに適度な間隔をあけることができる。これにより、乳幼児から人形を見やすくすることができ、乳幼児の興味を大きくすることができる。
人形は、ブランケット本体に向かうに従い太くなってブランケット本体に取り付けられる土台部と、土台部から延びる人形部と、を有してもよい。この人形付ブランケットでは、ブランケット本体に向かうに従い太くなる土台部がブランケット本体に取り付けられており、この土台部から人形部が延びるため、ブランケット本体に対して人形を安定して立設させることができる。
人形部は、土台部から延びる首部と、首部の先端に取り付けられる顔部と、を有してもよい。この人形付ブランケットでは、土台部から延びる首部の先端に顔部が取り付けられるため、人形部の顔部を高く配置させることができる。これにより、ブランケット本体を乳幼児に掛けた際に、乳幼児から人形の顔を見やすくすることができる。
ブランケット本体に対する顔部の中央の高さは、10cm以上20cm以下であってもよい。この人形付ブランケットでは、ブランケット本体に対する顔部の中央の高さが10cm以上20cm以下であるため、ブランケット本体を乳幼児に掛けた際に、乳幼児の目線に顔部が配置されやすくなる。
人形部は、ブランケット本体に対して傾斜していてもよい。この人形付ブランケットでは、人形部がブランケット本体に対して傾斜しているため、ブランケット本体を乳幼児に掛けた際に、人形部を乳幼児に向けることができる。これにより、乳幼児から人形部を更に見やすくすることができる。
ブランケット本体に対する人形部の傾斜角度は、45°以上60°以下であってもよい。この人形付ブランケットでは、ブランケット本体に対する人形部の傾斜角度が45°以上60°以下であるため、ブランケット本体を乳幼児に掛けた際に、乳幼児と人形部とが向き合いやすくすることができる。
ブランケット本体に取り付けられた引張玩具を更に備え、引張玩具は、ブランケット本体に取り付けられた弾性伸縮可能な紐状部と、紐状部のブランケット本体とは逆側の端部に配置される把持部と、を有してもよい。この人形付ブランケットでは、ブランケット本体に接続された引張玩具が、ブランケット本体に接続されて弾性伸縮可能な紐状部と、紐状部のブランケット本体とは逆側の端部に配置される把持部と、を有するため、乳幼児が把持部を引っ張って離すことで、紐状部の弾性伸縮によりブランケット本体が動き、これに伴い人形が揺れる。これにより、乳幼児の興味を更に大きなものとすることができる。
ブランケット本体に内包されたフィルムと、ブランケット本体を他部材に取り付けるための取付用紐と、を更に備え、ブランケット本体は、ブランケット本体の長さ方向において第一領域と第二領域とに分けられており、人形及び取付用紐は、第一領域に取り付けられており、フィルムは、第二領域に内包さていてもよい。この人形付ブランケットでは、ブランケット本体にフィルムが内包されているため、乳幼児が蹴る等してブランケット本体を動かすことで、フィルムの擦れや折れ曲がり等に起因するパリパリ音(カシャカシャ音)が発生する。これにより、乳幼児の興味を更に大きなものとすることができる。また、この人形付ブランケットでは、人形及び取付用紐がブランケット本体の第一領域に取り付けられているため、取付用紐を他部材に取り付けることで、第一領域が他部材に拘束されて、人形が立った状態に保持されやすくなる。一方、取付用紐を他部材に取り付けても、ブランケット本体の第二領域は他部材に拘束されにくいため、乳幼児が自由に足を動かすことができる。しかも、乳幼児が足を動かして第二領域を蹴ることで、第二領域に内包されたフィルムからパリパリ音(カシャカシャ音)を発生させることができる。
ブランケット本体の、人形が取り付けられる部分に対応する裏面対応部分は、球状に膨らんでいてもよい。この人形付ブランケットでは、ブランケット本体の人形が取り付けられる部分に対応する裏面対応部分が球状に膨らんでいるため、ブランケット本体を乳幼児に掛けた際に、人形が揺れやすくなる。これにより、乳幼児の興味を更に大きなものとすることができる。
人形は、ぬいぐるみであってもよい。この人形付ブランケットでは、人形がぬいぐるみであるため、縫製や接着等により、人形を容易にブランケット本体に取り付けることができる。しかも、誤って人形が乳幼児に当たっても、乳幼児は痛くならない。
本考案によれば、乳幼児にブランケット本体を掛けた際に乳幼児から人形を見やすくすることができる。
実施形態の人形付ブランケットの斜視図である。 実施形態の人形付ブランケットの正面図である。 実施形態の人形付ブランケットの側面図である。 実施形態の人形付ブランケットの底面図である。 変形例の人形付ブランケットの側面図である。 変形例の人形付ブランケットの側面図である。 人形の縦断面図である。 把持部材を示す図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 図3に示す人形付ブランケットの使用態様を示す斜視図である。 図5に示す人形付ブランケットの使用態様を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本考案に係る人形付ブランケットの好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面中の同一又は相当部分には同一符号を付すこととする。
図1〜図4に示すように、本実施形態の人形付ブランケット1は、ブランケット本体2と、人形3と、取付用紐4と、引張玩具5と、フィルム6と、を備える。
ブランケット本体2は、乳幼児に掛けて乳幼児の体や手足を覆うためのものである。ブランケット本体2は、乳幼児に掛けることができるように、柔らかい布状部材により構成されている。ブランケット本体2としては、例えば、タオルケット、毛布、フリース等を用いることができる。
ブランケット本体2は、ブランケット本体2の長さ方向D(図1参照)において、第一領域21と第二領域22とに分けられている。ブランケット本体2の長さ方向Dとは、ブランケット本体2を乳幼児に掛けた際に、乳幼児の身長方向となる方向をいう。第一領域21は、ブランケット本体2を乳幼児に掛けた際に、乳幼児の頭側に配置される領域であり、第二領域22は、ブランケット本体2を乳幼児に掛けた際に、乳幼児の足側に配置される領域である。
第一領域21及び第二領域22の形状、第一領域21と第二領域22との境界の形状等は、特に限定されない。本実施形態では、第一領域21及び第二領域22は、略矩形状に形成されており、第二領域22は、第一領域21の反対側の角が大きく丸まっている。また、第一領域21と第二領域22とは、直線状に延びる縫い目Sにより分けられている。
人形3は、人や動物等を模した玩具である。図面では、キリンを模した人形の玩具を示している。人形3は、樹脂や木により人や動物等を模した玩具であってもよいが、ぬいぐるみにより人や動物等を模した玩具であることが好ましい。ぬいぐるみは、縫製した布に綿等の詰物を詰め込むことで、人や動物等の所定の形に形成したものである。本実施形態では、人形3はぬいぐるみであるものとして説明する。
人形3は、ブランケット本体2に立設されるようにブランケット本体2に取り付けられている。人形3がブランケット本体2に立設されようにブランケット本体2に取り付けられているとは、ブランケット本体2を平面上に載置する等して平らにした際に、人形3が立った状態となるように、人形3がブランケット本体2に取り付けられていることをいう。つまり、人形3は、ブランケット本体2の一方の面に取り付けられており、ブランケット本体2から起き上がるように延びている。ブランケット本体2の一方の面とは、ブランケット本体2の表裏面のうち、ブランケット本体2を乳幼児に掛けた際に乳幼児とは反対側となる面である。ブランケット本体2に対する人形3の取り付けは、例えば、縫製、接着等により行うことができる。
人形3は、ブランケット本体2に取り付けられる土台部31と、土台部31から延びる人形部32と、を備える。
土台部31は、人形3の土台を成す部分である。土台部31は、ブランケット本体2に向かうに従い太くなっている。つまり、土台部31は、ブランケット本体2に対して人形3を安定して立設させるために、ブランケット本体2に向けて裾広がりの形状を成している。土台部31の形状としては、例えば、円錐台、角錐台等の錐台とすることができる。
人形部32は、人や動物等を模した部分であり、人形3の本体をなす部分である。なお、土台部31と人形部32とを合わせて、人や動物等を模してもよい。土台部31と人形部32とは、一体不可分のものであってもよく、別体で構成されて互いに接合されたものであってもよい。後者の場合は、土台部31と人形部32とは、例えば、縫製、接着等により接合することができる。
人形部32は、土台部31から延びる首部33と、首部33の先端に取り付けられる顔部34と、を有する。
首部33は、人形3が模した人や動物等の首に対応する部分である。首部33は、土台部31に取り付けられている。首部33は、軽量化を図りつつ、顔部34を適切に保持する観点から、土台部31から離れるに従い細くなっていてもよい。
顔部34は、人形3が模した人や動物等の顔に対応する部分である。顔部34には、人形3が模した人や動物等の目や口等の顔構成パーツが設けられている。この顔構成パーツは、顔部34に描かれたものであってもよく、顔部34に縫製や接着等により取り付けられたものであってもよい。
そして、人形部32は、ブランケット本体2に対して傾斜するように、土台部31に取り付けられている。人形部32がブランケット本体2に対して傾斜しているとは、ブランケット本体2を平面上に載置する等して平らにした際に、ブランケット本体2に対して人形部32が傾斜していることをいう。
なお、図5に示す人形付ブランケット1Aのように、人形部32は、ブランケット本体2に対して傾斜していなくてもよい。図5に示す人形付ブランケット1Aは、人形部32がブランケット本体2に対して傾斜していない他は、本実施形態の人形付ブランケット1と同じである。
人形部32は、土台部31がブランケット本体2に対して傾斜して取り付けられることで、ブランケット本体2に対して傾斜している。つまり、土台部31が、円錐台、角錐台等の錐台の下部分が斜めに切断された形状に形成されて、その下端部が、ブランケット本体2に取り付けられており、人形部32が、土台部31と同軸上に配置されるように、土台部31に取り付けられている。
なお、図6に示す人形付ブランケット1Bのように、人形部32は、人形部32が土台部31に対して傾斜して取り付けられることで、ブランケット本体2に対して傾斜していてもよい。つまり、土台部31が、円錐台、角錐台等の錐台に形成してブランケット本体2に取り付けられており、人形部32が、土台部31に対して傾斜して取り付けられていてもよい。図6に示す人形付ブランケット1Bは、土台部31がブランケット本体2に対して傾斜しておらず、人形部32が土台部31に対して傾斜して取り付けられている他は、本実施形態の人形付ブランケット1と同じである。
そして、ブランケット本体2の、人形3が取り付けられる部分に対応する裏面対応部分23は、球状に膨らんでいる。この裏面対応部分23の膨らみは、ブランケット本体2又は人形3に詰物を詰め込むことにより形成してもよく、裏面対応部分23の膨らみに対応した成形体をブランケット本体2に取り付けることにより形成してもよい。
ここで、図7を参照して、人形3がぬいぐるみである場合について説明する。図7に示すぬいぐるみの人形3は、土台部31の表皮部分を形成する一対の布3aと、人形部32の表皮部分を形成する一対の布3bと、一対の布3a及び一対の布3bに詰め込まれる綿等の詰物3cと、を有する。一対の布3a及び一対の布3bは、互いに縫い合わされており、詰物3cは、一対の布3a及び一対の布3bに詰め込まれており、一対の布3bは、ブランケット本体2に縫い合わされている。このため、詰物3cは、一対の布3a及び一対の布3bを膨らませるともに、ブランケット本体2の裏面対応部分23も膨らませる。つまり、裏面対応部分23は、人形3に詰め込まれる詰物3cにより、球状に膨らんでいる。
図1〜図4に示すように、取付用紐4は、ブランケット本体2をベビーカー、バウンサー等の他部材に取り付けるための紐である。取付用紐4は、ブランケット本体2の第一領域21に取り付けられている。より具体的には、取付用紐4は、第一領域21の、第二領域22とは反対側の二つの隅部に取り付けられている。取付用紐4は、他部材に結びつけることにより他部材に取り付けるものであってもよいが、簡易に取り付ける観点から、面ファスナーの接合により他部材に取り付けるものであることが好ましい。
引張玩具5は、ブランケット本体2に取り付けられて、乳幼児が引っ張ったり離したりして遊ぶ玩具である。より具体的には、引張玩具5は、第一領域21の、第二領域22とは反対側の端縁に取り付けられている。
引張玩具5は、ブランケット本体2に接続されて弾性伸縮可能な紐状部51と、紐状部51のブランケット本体2とは逆側の端部に配置される把持部52と、を有する。
紐状部51は、ゴム紐により構成されていてもよく、布紐にゴム紐を接合したものにより構成されていてもよい。例えば、図8に示す紐状部51は、袋状の布紐5aと、ゴム紐5bと、を備え、布紐5aの内側に、ゴム紐5bが伸びた状態で縫い合わされている。これにより、紐状部51は、布紐5aの長さの範囲で弾性伸縮可能となるとともに、紐状部51を、捩れるように縮ませることができる。
把持部52は、乳幼児が掴むための部分である。把持部52の形状は、特に限定されないが、乳幼児が掴みやすいように、円板状に形成されている。乳幼児の興味を大きくするために、把持部52に鈴等の音のなる部材を埋め込んでもよく、把持部52自体を鈴等の音のなる部材により構成してもよい。
フィルム6は、ブランケット本体2に内包されて、乳幼児が蹴ることにより音を発生させるための部材である。より具体的には、フィルム6は、ブランケット本体2の第二領域22に内包さている。フィルム6は、擦れたり折り曲げられたりすることでパリパリ音(シャカシャカ音)を発生させるコシのあるフィルムである。フィルム6としては、例えば、樹脂シート、グラシン紙、パラフィン紙等を用いることができる。フィルム6の素材としては、例えば、PET等を用いることができる。フィルム6は、単に第二領域22に内包されるだけでもよく、更にその一部が第二領域22に縫製、接着等により接合されていてもよい。
人形付ブランケット1を使用する際は、まず、人形3が乳幼児の反対側に配置されるように、ブランケット本体2を乳幼児に掛けて、ブランケット本体2で乳幼児の体及び手足を覆う。場合により、取付用紐4を他部材に取り付ける。これにより、ブランケット本体2で乳幼児を覆うことができるとともに、乳幼児から人形3を見ることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る人形付ブランケット1では、ブランケット本体2に人形3が立設されるようにブランケット本体2に人形3が取り付けられているため、ブランケット本体2を乳幼児に掛けた際に、乳幼児の顔から人形3までに適度な間隔をあけることができる。これにより、乳幼児から人形3を見やすくすることができ、乳幼児の興味を大きくすることができる。
また、ブランケット本体2に向かうに従い太くなる土台部31がブランケット本体2に取り付けられており、この土台部31から人形部32が延びるため、ブランケット本体2に対して人形3を安定して立設させることができる。
また、土台部31から延びる首部33の先端に顔部34が取り付けられるため、人形部32の顔部34を高く配置させることができる。これにより、ブランケット本体2を乳幼児に掛けた際に、乳幼児から人形3の顔を見やすくすることができる。
この場合、ブランケット本体2に対する顔部34の中央の高さは、10cm以上20cm以下であることが好ましく、10cm以上15cm以下であることが更に好ましい。ブランケット本体2に対する顔部34の中央の高さは、ブランケット本体2を平面上に載置する等して平らにした際に、ブランケット本体2に対して垂直な方向の高さである。ブランケット本体2に対する顔部34の中央の高さを10cm以上20cm以下、更には10cm以上15cm以下とすることで、ブランケット本体2を乳幼児に掛けた際に、乳幼児の目線に顔部34が配置されやすくなる。
また、人形部32がブランケット本体2に対して傾斜しているため、ブランケット本体2を乳幼児に掛けた際に、人形部32を乳幼児に向けることができる。これにより、乳幼児から人形部32を更に見やすくすることができる。
この場合、ブランケット本体2に対する人形部32の傾斜角度θは、45°以上60°以下であることが好ましく、45°以上55°以下であることが更に好ましい。図3及び図6に示すように、ブランケット本体2に対する人形部32の傾斜角度θは、ブランケット本体2を平面上に載置する等して平らにした際に、ブランケット本体2に対して人形部32が傾斜する角度をいう。ブランケット本体2に対する人形部32の傾斜角度θを45°以上60°以下、更に45°以上55°以下とすることで、ブランケット本体2を乳幼児に掛けた際に、乳幼児と人形部32とが向き合いやすくすることができる。
ここで、図9及び図10を参照して、人形部32がブランケット本体2に対して傾斜している場合と傾斜していない場合との違いについて説明する。図10に示す人形付ブランケット1Aのように、人形部32がブランケット本体2に対して傾斜していない場合でも、ブランケット本体2を乳幼児に掛けた際に、乳幼児から人形3を容易に見ることができる。しかしながら、図9に示す人形付ブランケット1のように、人形部32がブランケット本体2に対して傾斜している場合は、ブランケット本体2を乳幼児に掛けた際に、人形3が乳幼児に向くように配置される。このため、人形部32がブランケット本体2に対して傾斜していない場合に比べて、乳幼児から人形3を容易に見ることができるとともに、乳幼児に、人形部32と向き合っているように感じさせることができる。
また、ブランケット本体2に接続された引張玩具5が、ブランケット本体2に接続されて弾性伸縮可能な紐状部51と、紐状部51のブランケット本体2とは逆側の端部に配置される把持部52と、を有するため、乳幼児が把持部52を引っ張って離すことで、紐状部51の弾性伸縮によりブランケット本体2が動き、これに伴い人形3が揺れる。これにより、乳幼児の興味を更に大きなものとすることができる。
また、ブランケット本体2にフィルム6が内包されているため、乳幼児が蹴る等してブランケット本体2を動かすことで、フィルム6の擦れや折れ曲がり等に起因するパリパリ音(カシャカシャ音)が発生する。これにより、乳幼児の興味を更に大きなものとすることができる。
また、人形3及び取付用紐4がブランケット本体2の第一領域21に取り付けられているため、取付用紐4を他部材に取り付けることで、第一領域21が他部材に拘束されて、人形3が立った状態に保持されやすくなる。一方、取付用紐4を他部材に取り付けても、ブランケット本体2の第二領域22は他部材に拘束されにくいため、乳幼児が自由に足を動かすことができる。しかも、乳幼児が足を動かして第二領域22を蹴ることで、第二領域22に内包されたフィルム6からパリパリ音(カシャカシャ音)を発生させることができる。
また、ブランケット本体2の人形3が取り付けられる部分に対応する裏面対応部分23が球状に膨らんでいるため、ブランケット本体2を乳幼児に掛けた際に、人形3が揺れやすくなる。これにより、乳幼児の興味を更に大きなものとすることができる。
また、人形3がぬいぐるみであるため、縫製や接着等により、人形3を容易にブランケット本体2に取り付けることができる。しかも、誤って人形3が乳幼児に当たっても、乳幼児は痛くならない。
以上、本考案の好適な実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、ブランケット本体2、人形3等の形状、構造等について具体的に説明したが、これらは、各請求項の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更することが可能である。また、上記実施形態の人形用ブランケットの各構成要素は、各請求項の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜取捨選択することができる。
1,1A,1B…人形付ブランケット、2…ブランケット本体、21…第一領域、22…第二領域、23…裏面対応部分、3…人形、31…土台部、32…人形部、33…首部、34…顔部、3a…布、3b…布、3c…詰物、4…取付用紐、5…引張玩具、51…紐状部、52…把持部、5a…布紐、5b…ゴム紐、6…フィルム、S…縫い目。

Claims (10)

  1. ブランケット本体と、
    前記ブランケット本体に立設されるように前記ブランケット本体に取り付けられた人形と、を備える、
    人形付ブランケット。
  2. 前記人形は、前記ブランケット本体に向かうに従い太くなって前記ブランケット本体に取り付けられる土台部と、前記土台部から延びる人形部と、を有する、
    請求項1に記載の人形付ブランケット。
  3. 前記人形部は、前記土台部から延びる首部と、前記首部の先端に取り付けられる顔部と、を有する、
    請求項2に記載の人形付ブランケット。
  4. 前記ブランケット本体に対する前記顔部の中央の高さは、10cm以上20cm以下である、
    請求項3に記載の人形付ブランケット。
  5. 前記人形部は、前記ブランケット本体に対して傾斜している、
    請求項2〜4の何れか一項に記載の人形付ブランケット。
  6. 前記ブランケット本体に対する前記人形部の傾斜角度は、45°以上60°以下である、
    請求項5に記載の人形付ブランケット。
  7. 前記ブランケット本体に取り付けられた引張玩具を更に備え、
    前記引張玩具は、前記ブランケット本体に取り付けられた弾性伸縮可能な紐状部と、前記紐状部の前記ブランケット本体とは逆側の端部に配置される把持部と、を有する、
    請求項1〜6の何れか一項に記載の人形付ブランケット。
  8. 前記ブランケット本体に内包されたフィルムと、
    前記ブランケット本体を他部材に取り付けるための取付用紐と、を更に備え、
    前記ブランケット本体は、前記ブランケット本体の長さ方向において第一領域と第二領域とに分けられており、
    前記人形及び前記取付用紐は、前記第一領域に取り付けられており、
    前記フィルムは、前記第二領域に内包さている、
    請求項1〜7の何れか一項に記載の人形付ブランケット。
  9. 前記ブランケット本体の、前記人形が取り付けられる部分に対応する裏面対応部分は、球状に膨らんでいる、
    請求項1〜8の何れか一項に記載の人形付ブランケット。
  10. 前記人形は、ぬいぐるみである、
    請求項1〜9の何れか一項に記載の人形付ブランケット。
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