JP3219134B2 - シート移載用ハンガー - Google Patents
シート移載用ハンガーInfo
- Publication number
- JP3219134B2 JP3219134B2 JP09786797A JP9786797A JP3219134B2 JP 3219134 B2 JP3219134 B2 JP 3219134B2 JP 09786797 A JP09786797 A JP 09786797A JP 9786797 A JP9786797 A JP 9786797A JP 3219134 B2 JP3219134 B2 JP 3219134B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanger
- sheet
- fork
- movable plate
- hanger body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Description
トを用いてシートを移載する装置のハンガーに関するも
のである。
組立工場とは別の工場で生産され、左右セットで自動車
組立ラインの片側に搬入される。このため、例えば図3
に示すように、シートaが左右セットで自動車組立ライ
ンbの左側に搬入された場合には、右側シートを自動車
組立ラインbの右側に移載する必要がある。このような
ラインbを跨ぐシートaの移載には天井走行型ホイスト
cが用いられ、ホイストcの懸吊フックにシートaを吊
り上げるためのハンガーdが懸吊される。従来のハンガ
ーdは、ホイストの懸吊フックに懸吊されるハンガー本
体d1と、ハンガー本体d1下端一側に略水平に突出し
て設けられたフォークd2とからなる。
ば、自動車組立ラインbの片側に搬入されたシートaを
自動車組立ラインbの反対側に移載する場合、自動車組
立ラインbの片側で作業者Aがハンガーdのフォークd
2をシートaの前側からシートバックとシートクッショ
ン間に挿入してシートaを吊り上げた後、天井走行型ホ
イストcをセット起動して自動運転することにより自動
車組立ラインbの反対側に降ろすことは可能であるが、
降りてきたシートaを受け取るには別の作業者Bがハン
ガーdをシートaから外す必要があり、人手が介在する
ため、シートa降ろし後にこのシートaをラインbと同
期して移動させる等の発展性に欠け、自動化に限界があ
った。
されたもので、シート降ろし後に人手を介さずにハンガ
ーをシートから外すことができ、シート降ろし後の自動
化を可能とするシート移載用ハンガーを提供することを
目的とする。
に、本発明のシート移載用ハンガーは、ホイストの懸吊
フックに懸吊されるハンガー本体1と、ハンガー本体1
の下端一側に略水平に突出して設けられたフォーク2
と、フォーク2が位置する側において一端がハンガー本
体1の上端に軸3により回動自在に枢着された可動プレ
ート4と、可動プレート4の位置をハンガー本体1と重
合する重合位置と自由端が上記フォーク2先端まで振り
出す振り出し位置とに切替えるエアシリンダ5とを有す
る構成としている。
する際には、可動プレート4をハンガー本体1と重合す
る重合位置にしておく。この状態では従来のハンガーと
同様の取扱いができる。そして、シート降ろし後にエア
シリンダ5を作動させて可動プレート4を重合位置から
振り出し位置に切替えることにより、人手を介さずにハ
ンガーをシートから外すことができる。これにより、シ
ート降ろし後の自動化が可能となる。
1、図2に基づいて説明する。ハンガー本体1は、縦長
矩形に形成され、下端に前方へ略水平に突出するフォー
ク2が設けられている。フォーク2は線材を全体U字状
に屈曲するとともに、その両端を上方へ略直角に折り曲
げてなり、両端折り曲げ部21がハンガー本体1の背面
に溶接固定されている。また、ハンガー本体1の前面に
は、一端がハンガー本体1の上端に軸3により回動自在
に枢着された可動プレート4が設けられている。可動プ
レート4は、ハンガー本体1の中央部に配設されたエア
シリンダ5のピストン51と係止金具41を介して連係
されており、このエアシリンダ5により、ハンガー本体
1と重合する重合位置と、自由端が上記フォーク2の先
端まで振り出す振り出し位置とに位置を切り替えできる
ようになっている。図中、6はハンガー本体1の背面下
部に設けられたハンガー操作用の取っ手、7は、ハンガ
ー本体1を天井走行型ホイストの懸吊フック8に懸吊す
るための懸吊用アームである。
際には、エアシリンダ5を収縮させて、可動プレート4
をあらかじめハンガー本体1と重合する重合位置にして
おく。この状態で、従来と同様にフォーク2をシートa
の前側からシートバックa1とシートクッションa2間
に挿入すれば、シートaを吊り上げ可能となる。その
後、エアシリンダ5を伸長させて可動プレート4を重合
位置から振り出し位置に切替えると、可動プレート4自
体はシートaのシートバックa1前面に当接しているた
め、回動することができず、相対的にハンガー本体1が
軸3を支点として図示時計方向に回動する(図1二点鎖
線)。これにより、フォーク2がシートバックa1とシ
ートクッションa2間から引き抜かれ、シートaとハン
ガーが分離する。
ト降ろし後にエアシリンダを作動させて可動プレートを
重合位置から振り出し位置に切り替えることにより、人
手を介さずにハンガーをシートから外すことができる。
このため、シート降ろし後の自動化が可能となる効果が
ある。
る。
る。
反対側への移載を説明するための説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ホイストの懸吊フックに懸吊されるハン
ガー本体と、ハンガー本体の下端一側に略水平に突出し
て設けられたフォークと、フォークが位置する側におい
て一端がハンガー本体の上端に軸により回動自在に枢着
された可動プレートと、可動プレートの位置をハンガー
本体と重合する重合位置と自由端が上記フォーク先端ま
で振り出す振り出し位置とに切替えるエアシリンダとを
有することを特徴とするシート移載用ハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09786797A JP3219134B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | シート移載用ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09786797A JP3219134B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | シート移載用ハンガー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10250977A JPH10250977A (ja) | 1998-09-22 |
JP3219134B2 true JP3219134B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=14203706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09786797A Expired - Lifetime JP3219134B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | シート移載用ハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3219134B2 (ja) |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP09786797A patent/JP3219134B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10250977A (ja) | 1998-09-22 |
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Legal Events
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