JP3219134B2 - シート移載用ハンガー - Google Patents

シート移載用ハンガー

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JP3219134B2
JP3219134B2 JP09786797A JP9786797A JP3219134B2 JP 3219134 B2 JP3219134 B2 JP 3219134B2 JP 09786797 A JP09786797 A JP 09786797A JP 9786797 A JP9786797 A JP 9786797A JP 3219134 B2 JP3219134 B2 JP 3219134B2
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JP
Japan
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hanger
sheet
fork
movable plate
hanger body
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JP09786797A
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JPH10250977A (ja
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博達 中山
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井走行型ホイス
トを用いてシートを移載する装置のハンガーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車の生産において、シートは自動車
組立工場とは別の工場で生産され、左右セットで自動車
組立ラインの片側に搬入される。このため、例えば図3
に示すように、シートaが左右セットで自動車組立ライ
ンbの左側に搬入された場合には、右側シートを自動車
組立ラインbの右側に移載する必要がある。このような
ラインbを跨ぐシートaの移載には天井走行型ホイスト
cが用いられ、ホイストcの懸吊フックにシートaを吊
り上げるためのハンガーdが懸吊される。従来のハンガ
ーdは、ホイストの懸吊フックに懸吊されるハンガー本
体d1と、ハンガー本体d1下端一側に略水平に突出し
て設けられたフォークd2とからなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、自動車組立ラインbの片側に搬入されたシートaを
自動車組立ラインbの反対側に移載する場合、自動車組
立ラインbの片側で作業者Aがハンガーdのフォークd
2をシートaの前側からシートバックとシートクッショ
ン間に挿入してシートaを吊り上げた後、天井走行型ホ
イストcをセット起動して自動運転することにより自動
車組立ラインbの反対側に降ろすことは可能であるが、
降りてきたシートaを受け取るには別の作業者Bがハン
ガーdをシートaから外す必要があり、人手が介在する
ため、シートa降ろし後にこのシートaをラインbと同
期して移動させる等の発展性に欠け、自動化に限界があ
った。
【0004】本発明は上述の問題点を解決するためにな
されたもので、シート降ろし後に人手を介さずにハンガ
ーをシートから外すことができ、シート降ろし後の自動
化を可能とするシート移載用ハンガーを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシート移載用ハンガーは、ホイストの懸吊
フックに懸吊されるハンガー本体1と、ハンガー本体1
の下端一側に略水平に突出して設けられたフォーク2
と、フォーク2が位置する側において一端がハンガー本
体1の上端に軸3により回動自在に枢着された可動プレ
ート4と、可動プレート4の位置をハンガー本体1と重
合する重合位置と自由端が上記フォーク2先端まで振り
出す振り出し位置とに切替えるエアシリンダ5とを有す
る構成としている。
【0006】上記構成のハンガーを用いてシートを移載
する際には、可動プレート4をハンガー本体1と重合す
る重合位置にしておく。この状態では従来のハンガーと
同様の取扱いができる。そして、シート降ろし後にエア
シリンダ5を作動させて可動プレート4を重合位置から
振り出し位置に切替えることにより、人手を介さずにハ
ンガーをシートから外すことができる。これにより、シ
ート降ろし後の自動化が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図
1、図2に基づいて説明する。ハンガー本体1は、縦長
矩形に形成され、下端に前方へ略水平に突出するフォー
ク2が設けられている。フォーク2は線材を全体U字状
に屈曲するとともに、その両端を上方へ略直角に折り曲
げてなり、両端折り曲げ部21がハンガー本体1の背面
に溶接固定されている。また、ハンガー本体1の前面に
は、一端がハンガー本体1の上端に軸3により回動自在
に枢着された可動プレート4が設けられている。可動プ
レート4は、ハンガー本体1の中央部に配設されたエア
シリンダ5のピストン51と係止金具41を介して連係
されており、このエアシリンダ5により、ハンガー本体
1と重合する重合位置と、自由端が上記フォーク2の先
端まで振り出す振り出し位置とに位置を切り替えできる
ようになっている。図中、6はハンガー本体1の背面下
部に設けられたハンガー操作用の取っ手、7は、ハンガ
ー本体1を天井走行型ホイストの懸吊フック8に懸吊す
るための懸吊用アームである。
【0008】次に、作用を説明する。シートを移載する
際には、エアシリンダ5を収縮させて、可動プレート4
をあらかじめハンガー本体1と重合する重合位置にして
おく。この状態で、従来と同様にフォーク2をシートa
の前側からシートバックa1とシートクッションa2間
に挿入すれば、シートaを吊り上げ可能となる。その
後、エアシリンダ5を伸長させて可動プレート4を重合
位置から振り出し位置に切替えると、可動プレート4自
体はシートaのシートバックa1前面に当接しているた
め、回動することができず、相対的にハンガー本体1が
軸3を支点として図示時計方向に回動する(図1二点鎖
線)。これにより、フォーク2がシートバックa1とシ
ートクッションa2間から引き抜かれ、シートaとハン
ガーが分離する。
【0009】
【発明の効果】本発明のシート移載用ハンガーは、シー
ト降ろし後にエアシリンダを作動させて可動プレートを
重合位置から振り出し位置に切り替えることにより、人
手を介さずにハンガーをシートから外すことができる。
このため、シート降ろし後の自動化が可能となる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート移載用ハンガーの側面図であ
る。
【図2】本発明のシート移載用ハンガーの正面図であ
る。
【図3】自動車組立ラインの片側に搬入されたシートの
反対側への移載を説明するための説明図である。
【符号の説明】
a シート c ホイスト 1 ハンガー本体 2 フォーク 3 軸 4 可動プレート 5 エアシリンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイストの懸吊フックに懸吊されるハン
    ガー本体と、ハンガー本体の下端一側に略水平に突出し
    て設けられたフォークと、フォークが位置する側におい
    て一端がハンガー本体の上端に軸により回動自在に枢着
    された可動プレートと、可動プレートの位置をハンガー
    本体と重合する重合位置と自由端が上記フォーク先端ま
    で振り出す振り出し位置とに切替えるエアシリンダとを
    有することを特徴とするシート移載用ハンガー。
JP09786797A 1997-03-10 1997-03-10 シート移載用ハンガー Expired - Lifetime JP3219134B2 (ja)

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JPH10250977A JPH10250977A (ja) 1998-09-22
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