JP3219080U - タクシー配車システム - Google Patents
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Description
次に、乗務員は、タブレットの画面上に表示された実車スイッチ(動態表示スイッチ)にタッチし、インターネット回線を介して、タブレットから配車センターのパソコン(配車管理端末)に実車通知信号を送信し、現在のタクシーが実車状況にあることを通知する。なお、タクシーの現在位置は、タブレットのGPS機能を利用したポーリング処理により数秒ごとに特定されており、この位置情報が、インターネット回線を介して、タブレットから配車センターのパソコン(配車管理端末)へと数秒ごとに送信されている。一般的に、このパソコンには、配車センター用の配車アプリケーションプログラムが格納されている。
配車センターでは、タブレットから送信されたタクシーの位置情報と動態情報とに基づき、パソコンのディスプレイ画面上に表示された営業エリアの周辺マップにタクシーの位置情報と動態情報とを重ね合わせて、タクシーの現在位置および動態状況を管理する。
すなわち、乗務員は、動態表示灯の“実車”点灯と、配車センターへの“実車通知信号”の送信という発車準備を行うために、2回の押下操作を行わなければならず面倒であった。特に、タブレットのディスプレイはタッチパネル方式であるため、指先や画面の汚れなどで、ディスプレイ画面に表示された実車スイッチの反応が悪い場合があり、複数回押し直すこともあった。また、走行中にディスプレイ画面の実車スイッチの押し忘れに気づき、スイッチ操作することもあった。それらの際には、乗務員の注意も散漫となり、安全な発車や走行に支障をきたすおそれがあった。
ここでいう「動態」とは、タクシーの現在の営業状態をいい、実車、空車、迎車、待機、休憩などをいう。
料金メータの種類は限定されない。料金計算装置、料金を表示するディスプレイ、各動態に応じた複数の動態表示スイッチとを有していればよい。
GPS手段としては、タクシーの現在位置を、人工衛星からの電波で測り知る全地球測位システム(Global Positioning System)を利用した各種のものを採用することができる。
ディスプレイとしては、画面に触れた指先で操作が可能なタッチパネル方式のものを採用することができる。
スイッチ操作検知手段は、動態表示スイッチの操作(入力)を検知し、中央制御部(CPU;Central Processing Unit)にて演算など処理を行い、その結果として操作信号を車載端末に送信(出力)できるものであれば、その構成は任意である。
ここでいう「操作信号」とは、対応する動態表示スイッチの操作時、上記電線を流れる電気の電圧変化または電流変化に基づき、スイッチ操作検知手段により作成された信号である。
ここでのスイッチ操作検知手段から車載端末への情報伝達は、無線送信でも、有線送信でもよい。
スイッチ操作検知手段の電源としては、例えば、シガーソケットや車用コンセントを用いて確保される車載バッテリを採用することができる。その他、電池でもよい。
動態判定プログラムは、スイッチ操作検知手段から車載端末に送信された操作信号に基づき、タクシーの動態を判定するためのものであって、その判定方法は任意である。
配車マップ用プログラムは、GPS手段から取得したタクシーの位置情報に基づいて、例えば、配車アプリケーションプログラム制作会社のサーバや、配車センターのサーバなどから取得したタクシーの周辺マップを、車載端末のディスプレイに表示する。しかも、この周辺マップに、この位置情報と、動態判定プログラムからの動態情報とをそれぞれ反映してディプレイに表示するものである。
情報送信用プログラムとは、これらの動態情報と位置情報とを、車載端末から配車管理端末に無線送信するものである。無線送信としては、例えば、インターネット回線やPHS(Personal Handy−phone System)を利用した送信を採用することができる。
配車管理端末としては、例えば、各種のパソコンを採用することができる。
配車管理端末には、配車センターのオペレータが利用する別の配車アプリケーションプログラムを格納することができる。配車センター用の配車アプリケーションプログラムでは、配車管理端末のディスプレイ画面上に営業エリアの周辺マップを表示するとともに、車載端末から送信されたタクシーの位置情報と動態情報とに基づき、タクシーの現在位置および動態状況を管理する。配車管理端末が管理できるタクシーの台数は任意である。
スイッチ操作検知手段の構成としては、例えば、電線を流れる電気の電圧変化または電流変化を検出する検出部と、その検出信号を操作信号として、車載端末に近距離無線送信する近距離無線送信部とを有したものを採用することができる。
スイッチ操作検知手段の検知部の回路構成は任意である。
ブルートゥース(登録商標)のプロファイルとしては、例えば、Bluetooth(登録商標)機器を仮想シリアルポート化するためのプロファイルである、SPP(Serial Port Profile)などを採用することができる。
この車載端末では、配車アプリケーションプログラムの動態判定プログラムにより操作信号からタクシーの現在の動態状況が判定される。
さらには、情報送信用プログラムにより、タクシーの位置情報と動態情報とが、車載端末から配車センターの配車管理端末に送信される。
配車センターでは、配車管理端末がこれらの情報を受信し、利用者からの配車依頼などに備えてタクシーの現在位置および動態状況を管理する。
これにより、料金メータと動態表示灯とを連結する電線にスイッチ操作検知手段を電気的に接続するだけで、既存のタクシーに、本考案のタクシー配車システムを簡単に組み込むことができる。
また、この電圧がbVからaVに変化した時には、スイッチ操作検知手段から車載端末に空車時の操作信号S2が近距離無線送信される。
これにより、簡単な構造の配車デバイスを利用して、電線の電圧変化からタクシーの空車と実車との動態の変更を確実に検出して車載端末に送信することができる。
タブレット12は、タクシー11の位置情報を取得するGPS手段20と、ディスプレイDとが配設されて、近距離無線送信を行うブルートゥース(登録商標)機能を有したモバイル端末で、ホルダ21を介してインパネアッパーケース22に取り付けられている。ブルートゥース(登録商標)とは、数m〜十m程度の距離の情報機器間で、電波により簡易な情報のやりとりを行う近距離無線通信規格の1つである。
料金メータ16は、タクシー11のセンターコンソール23に設けられて、タクシー11の走行距離などから乗車料金(運賃)を算出する計測機器である。この料金メータ16は横長箱状のもので、その前面の中央部には料金表示ディスプレイ24が配置されている。また、料金メータ16の前面の右端部には、乗務員がタクシー11の動態状況に応じて操作する、実車用動態表示スイッチ15Aと、空車用動態表示スイッチ15Bとが縦に配列されている。
IP無線機27は、インターネット回線14を利用して、配車センターのオペレータと通話するための無線機器である。
電線17とスイッチ操作検知手段19とを接続する他方の分岐電線17bの途中部分には、図示しないものの1chのフォトカプラー基板が電気的に接続されている。
ブルートゥース(登録商標)送信部30は、検知部29からの電圧変化を“0”、“1”に変換し、タブレット12とブルートゥース(登録商標)で近接無線通信するための電気回路である。ブルートゥース(登録商標)通信には、Bluetooth(登録商標)機器を仮想シリアルポート化するためのプロファイルであるSPP(Serial Port Profile)が採用されている。
また、電圧が13.8Vから0.8Vに変化したことを検知部29が検知した時、実車状態から“空車”の動態表示スイッチ15Bが押下されたことを示す“0”の空車時の操作信号S2が、ブルートゥース(登録商標)送信部30からタブレット12に近距離無線送信される。
タクシー11の現在位置は、周辺マップMにタクシー11を示すタグ(マーク)32により表示される。また、タクシー11の動態情報は、タグ32の色分けにより表示する。具体的には、“空車”を青色、“実車”を赤色により表す。
この配車センター側の配車アプリケーションプログラムは、アプリ起動時にアプリ用サーバから取得したタクシー11の周辺マップM1上に、タクシー11を示す現在位置および現在の動態を重ね合わせたものをタグ32Aとして、ディスプレイD1に表示するための配車センター側の配車マップ用プログラムを有している。
図1および図2に示すように、タクシー11は、タブレット12のGPS手段20から取得したGPS位置情報と動態情報とが、インターネット回線14を介して配車センターのパソコン13に送信され、そのディスプレイD1の地図上に、タクシー11の現在位置と現在の動態(営業状況)とが反映されて管理される。以下、具体的にこれを説明する。
このとき、電線17の電圧変化をスイッチ操作検知手段19が検知し、このデバイスから実車時の操作信号S1がタブレット12に近距離無線送信される。詳しくは、電線17を流れる電気は、空車時の電圧aVが0.8V、実車時に流れる電圧bVが13.8Vである。そのため、電圧が0.8Vから13.8Vに変化したことを検知部29が検知した時、この検知に基づき、ブルートゥース(登録商標)送信部30からタブレット12に対して、空車状態で“実車”の動態表示スイッチ15Aが押下されたことを示す“1”の実車時の操作信号S1がブルートゥース(登録商標)により近距離無線送信される。
この状態で、タブレット12が、スイッチ操作検知手段19からの実車時の操作信号S1を受信すると、動態判定プログラムによりタクシー11の動態が実車状態であることが判定される。これに基づき、配車マップ用プログラムにより、周辺マップM上のタクシー11のタグ32の色が、“実車”を示す赤色に変更される。
パソコン13では、タブレット12から取得された位置情報と動態情報とが、ディスプレイD1の地図上に、タクシー11の現在位置と現在の“実車”の営業状況(赤色のタグ32A)として反映されて、利用者からのスマートフォンや電話での配車依頼などに備えて管理される。
同時に、情報送信用プログラムにより、タクシー11の動態情報(空車情報)が、インターネット回線14を介して、タブレット12から配車センターのパソコン13に送信される。
パソコン13では、これらの位置情報と動態情報とが、ディスプレイD1に表示された周辺マップM1上に、同じく青色のタグ32Aとして反映される。
その結果、指先や画面の汚れなどを原因としたタブレット12のディスプレイDの画面上に表示された動態表示スイッチ15a,15bの押し直しや押し忘れを無くし、この動態表示スイッチ15a,15bの操作による発車時の乗務員の注意散漫も解消され、安全な発車と走行とを行うことができる。
11 タクシー、
12 タブレット(車載端末)、
13 パソコン(配車管理端末)、
14 インターネット回線(無線通信)、
15A 実車用動態表示スイッチ、
15B、空車用動態表示スイッチ、
16 料金メータ、
17 電線、
18 動態表示灯、
19 スイッチ操作検知手段、
20 GPS手段、
30 ブルートゥース(登録商標)送信部(近距離無線送信部)、
D ディスプレイ、
M 周辺マップ、
S1 実車時の操作信号、
S2 空車時の操作信号。
次に、乗務員は、タブレットの画面上に表示された実車スイッチ(動態表示スイッチ)にタッチし、インターネット回線を介して、タブレットから配車センターのパソコン(配車管理端末)に実車通知信号を送信し、現在のタクシーが実車状況にあることを通知する。なお、タクシーの現在位置は、タブレットのGPS機能を利用したポーリング処理により数秒ごとに特定されており、この位置情報が、インターネット回線を介して、タブレットから配車センターのパソコン(配車管理端末)へと数秒ごとに送信されている。一般的に、このパソコンには、配車センター用の配車アプリケーションプログラムが格納されている。
配車センターでは、タブレットから送信されたタクシーの位置情報と動態情報とに基づき、パソコンのディスプレイ画面上に表示された営業エリアの周辺マップにタクシーの位置情報と動態情報とを重ね合わせて、タクシーの現在位置および動態状況を管理する。
すなわち、乗務員は、動態表示灯の“実車”点灯と、配車センターへの“実車通知信号”の送信という発車準備を行うために、2回の押下操作を行わなければならず面倒であった。特に、タブレットのディスプレイはタッチパネル方式であるため、指先や画面の汚れなどで、ディスプレイ画面に表示された実車スイッチの反応が悪い場合があり、複数回押し直すこともあった。また、走行中にディスプレイ画面の実車スイッチの押し忘れに気づき、スイッチ操作することもあった。それらの際には、乗務員の注意も散漫となり、安全な発車や走行に支障をきたすおそれがあった。
ここでいう「動態」とは、タクシーの現在の営業状態をいい、実車、空車、迎車、待機、休憩などをいう。
料金メータの種類は限定されない。料金計算装置、料金を表示するディスプレイ、各動態に応じた複数の動態表示スイッチとを有していればよい。
GPS手段としては、タクシーの現在位置を、人工衛星からの電波で測り知る全地球測位システム(Global Positioning System)を利用した各種のものを採用することができる。
ディスプレイとしては、画面に触れた指先で操作が可能なタッチパネル方式のものを採用することができる。
スイッチ操作検知手段は、動態表示スイッチの操作(入力)を検知し、中央制御部(CPU;Central Processing Unit)にて演算など処理を行い、その結果として操作信号を車載端末に送信(出力)できるものであれば、その構成は任意である。
ここでいう「操作信号」とは、対応する動態表示スイッチの操作時、上記電線を流れる電気の電圧変化または電流変化に基づき、スイッチ操作検知手段により作成された信号である。
ここでのスイッチ操作検知手段から車載端末への情報伝達は、無線送信でも、有線送信でもよい。
スイッチ操作検知手段の電源としては、例えば、シガーソケットや車用コンセントを用いて確保される車載バッテリを採用することができる。その他、電池でもよい。
動態判定プログラムは、スイッチ操作検知手段から車載端末に送信された操作信号に基づき、タクシーの動態を判定するためのものであって、その判定方法は任意である。
配車マップ用プログラムは、GPS手段から取得したタクシーの位置情報に基づいて、例えば、配車アプリケーションプログラム制作会社のサーバや、配車センターのサーバなどから取得したタクシーの周辺マップを、車載端末のディスプレイに表示する。しかも、この周辺マップに、この位置情報と、動態判定プログラムからの動態情報とをそれぞれ反映してディプレイに表示するものである。
情報送信用プログラムとは、これらの動態情報と位置情報とを、車載端末から配車管理端末に無線送信するものである。無線送信としては、例えば、インターネット回線やPHS(Personal Handy−phone System)を利用した送信を採用することができる。
配車管理端末としては、例えば、各種のパソコンを採用することができる。
配車管理端末には、配車センターのオペレータが利用する別の配車アプリケーションプログラムを格納することができる。配車センター用の配車アプリケーションプログラムでは、配車管理端末のディスプレイ画面上に営業エリアの周辺マップを表示するとともに、車載端末から送信されたタクシーの位置情報と動態情報とに基づき、タクシーの現在位置および動態状況を管理する。配車管理端末が管理できるタクシーの台数は任意である。
スイッチ操作検知手段の構成としては、例えば、電線を流れる電気の電圧変化または電流変化を検出する検出部と、その検出信号を操作信号として、車載端末に近距離無線送信する近距離無線送信部とを有したものを採用することができる。
スイッチ操作検知手段の検知部の回路構成は任意である。
ブルートゥース(登録商標)のプロファイルとしては、例えば、Bluetooth(登録商標)機器を仮想シリアルポート化するためのプロファイルである、SPP(Serial Port Profile)などを採用することができる。
この車載端末では、配車アプリケーションプログラムの動態判定プログラムにより操作信号からタクシーの現在の動態状況が判定される。
さらには、情報送信用プログラムにより、タクシーの位置情報と動態情報とが、車載端末から配車センターの配車管理端末に送信される。
配車センターでは、配車管理端末がこれらの情報を受信し、利用者からの配車依頼などに備えてタクシーの現在位置および動態状況を管理する。
これにより、料金メータと動態表示灯とを連結する電線にスイッチ操作検知手段を電気的に接続するだけで、既存のタクシーに、本考案のタクシー配車システムを簡単に組み込むことができる。
また、この電圧がbVからaVに変化した時には、スイッチ操作検知手段から車載端末に空車時の操作信号S2が近距離無線送信される。
これにより、簡単な構造の配車デバイスを利用して、電線の電圧変化からタクシーの空車と実車との動態の変更を確実に検出して車載端末に送信することができる。
タブレット12は、タクシー11の位置情報を取得するGPS手段20と、ディスプレイDとが配設されて、近距離無線送信を行うブルートゥース(登録商標)機能を有したモバイル端末で、ホルダ21を介してインパネアッパーケース22に取り付けられている。ブルートゥース(登録商標)とは、数m〜十m程度の距離の情報機器間で、電波により簡易な情報のやりとりを行う近距離無線通信規格の1つである。
料金メータ16は、タクシー11のセンターコンソール23に設けられて、タクシー11の走行距離などから乗車料金(運賃)を算出する計測機器である。この料金メータ16は横長箱状のもので、その前面の中央部には料金表示ディスプレイ24が配置されている。また、料金メータ16の前面の右端部には、乗務員がタクシー11の動態状況に応じて操作する、実車用動態表示スイッチ15Aと、空車用動態表示スイッチ15Bとが縦に配列されている。
IP無線機27は、インターネット回線14を利用して、配車センターのオペレータと通話するための無線機器である。
電線17とスイッチ操作検知手段19とを接続する他方の分岐電線17bの途中部分には、図示しないものの1chのフォトカプラー基板が電気的に接続されている。
ブルートゥース(登録商標)送信部30は、検知部29からの電圧変化を“0”、“1”に変換し、タブレット12とブルートゥース(登録商標)で近接無線通信するための電気回路である。ブルートゥース(登録商標)通信には、Bluetooth(登録商標)機器を仮想シリアルポート化するためのプロファイルであるSPP(Serial Port Profile)が採用されている。
また、電圧が13.8Vから0.8Vに変化したことを検知部29が検知した時、実車状態から“空車”の動態表示スイッチ15Bが押下されたことを示す“0”の空車時の操作信号S2が、ブルートゥース(登録商標)送信部30からタブレット12に近距離無線送信される。
タクシー11の現在位置は、周辺マップMにタクシー11を示すタグ(マーク)32により表示される。また、タクシー11の動態情報は、タグ32の色分けにより表示する。具体的には、“空車”を青色、“実車”を赤色により表す。
この配車センター側の配車アプリケーションプログラムは、アプリ起動時にアプリ用サーバから取得したタクシー11の周辺マップM1上に、タクシー11を示す現在位置および現在の動態を重ね合わせたものをタグ32Aとして、ディスプレイD1に表示するための配車センター側の配車マップ用プログラムを有している。
図1および図2に示すように、タクシー11は、タブレット12のGPS手段20から取得したGPS位置情報と動態情報とが、インターネット回線14を介して配車センターのパソコン13に送信され、そのディスプレイD1の地図上に、タクシー11の現在位置と現在の動態(営業状況)とが反映されて管理される。以下、具体的にこれを説明する。
このとき、電線17の電圧変化をスイッチ操作検知手段19が検知し、このデバイスから実車時の操作信号S1がタブレット12に近距離無線送信される。詳しくは、電線17を流れる電気は、空車時の電圧aVが0.8V、実車時に流れる電圧bVが13.8Vである。そのため、電圧が0.8Vから13.8Vに変化したことを検知部29が検知した時、この検知に基づき、ブルートゥース(登録商標)送信部30からタブレット12に対して、空車状態で“実車”の動態表示スイッチ15Aが押下されたことを示す“1”の実車時の操作信号S1がブルートゥース(登録商標)により近距離無線送信される。
この状態で、タブレット12が、スイッチ操作検知手段19からの実車時の操作信号S1を受信すると、動態判定プログラムによりタクシー11の動態が実車状態であることが判定される。これに基づき、配車マップ用プログラムにより、周辺マップM上のタクシー11のタグ32の色が、“実車”を示す赤色に変更される。
パソコン13では、タブレット12から取得された位置情報と動態情報とが、ディスプレイD1の地図上に、タクシー11の現在位置と現在の“実車”の営業状況(赤色のタグ32A)として反映されて、利用者からのスマートフォンや電話での配車依頼などに備えて管理される。
同時に、情報送信用プログラムにより、タクシー11の動態情報(空車情報)が、インターネット回線14を介して、タブレット12から配車センターのパソコン13に送信される。
パソコン13では、これらの位置情報と動態情報とが、ディスプレイD1に表示された周辺マップM1上に、同じく青色のタグ32Aとして反映される。
その結果、指先や画面の汚れなどを原因としたタブレット12のディスプレイDの画面上に表示された動態表示スイッチ15a,15bの押し直しや押し忘れを無くし、この動態表示スイッチ15a,15bの操作による発車時の乗務員の注意散漫も解消され、安全な発車と走行とを行うことができる。
11 タクシー、
12 タブレット(車載端末)、
13 パソコン(配車管理端末)、
14 インターネット回線(無線通信)、
15A 実車用動態表示スイッチ、
15B、空車用動態表示スイッチ、
16 料金メータ、
17 電線、
18 動態表示灯、
19 スイッチ操作検知手段、
20 GPS手段、
30 ブルートゥース(登録商標)送信部(近距離無線送信部)、
D ディスプレイ、
M 周辺マップ、
S1 実車時の操作信号、
S2 空車時の操作信号。
Claims (3)
- タクシーの位置情報を取得するGPS手段とディスプレイとが配設されて当該タクシーに搭載された車載端末を有し、この車載端末から配車センターの配車管理端末に無線送信された当該タクシーの位置情報および動態情報に基づき、上記タクシーの配車管理を行うタクシー配車システムにおいて、
上記タクシーに搭載されて、該タクシーの料金を算出するとともに、乗務員が上記タクシーの動態に応じて操作する複数の動態表示スイッチが配設された料金メータと、
この動態表示スイッチの操作を検知して、その操作信号を上記車載端末に送信するスイッチ操作検知手段と、
上記車載端末に格納された配車アプリケーションプログラムとを備え、
上記配車アプリケーションプログラムは、上記操作信号から上記タクシーの動態を判定する動態判定プログラムと、上記動態判定プログラムから得られた上記タクシーの動態情報と、上記GPS手段から得られた上記タクシーの位置情報とを反映した上記タクシーの周辺マップを上記ディプレイに表示する配車マップ用プログラムと、これらの動態情報と位置情報とを、上記車載端末から上記配車管理端末に無線送信する情報送信用プログラムとを有したタクシー配車システム
- 上記料金メータに電線を介して接続されて、操作された上記動態表示スイッチに応じて表示内容が変更される動態表示灯を有し、
上記スイッチ操作検知手段は、上記電線の電圧変化または電流変化から取得した上記動態表示スイッチの操作信号を、上記車載端末に近距離無線送信するものである請求項1に記載のタクシー配車システム。 - 上記各動態表示スイッチは、上記タクシーの空車状態に対応した空車用動態表示スイッチと、実車状態に対応した実車用動態表示スイッチとを有し、
空車時の上記電線の電圧をaV、実車時の該電線の電圧をbVと規定し、
上記スイッチ操作検知手段は、
上記選択された動態表示スイッチの操作を検知する検知部と、対応する操作信号を上記車載端末に送信する近距離無線送信部とを有するとともに、
上記電線の電圧がaVからbVに変化した際に、空車状態で上記実車用動態表示スイッチが押下されたことを示す実車時の操作信号S1を上記車載端末に近距離無線送信し、
上記電線の電圧がbVからaVに変化した際に、実車状態で上記空車用動態表示スイッチが押下されたことを示す空車時の操作信号S2を、上記車載端末に近距離無線送信するものである請求項1に記載のタクシー配車システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002809U JP3219080U (ja) | 2018-07-23 | 2018-07-23 | タクシー配車システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002809U JP3219080U (ja) | 2018-07-23 | 2018-07-23 | タクシー配車システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3219080U true JP3219080U (ja) | 2018-11-29 |
Family
ID=64457185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018002809U Active JP3219080U (ja) | 2018-07-23 | 2018-07-23 | タクシー配車システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3219080U (ja) |
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2018
- 2018-07-23 JP JP2018002809U patent/JP3219080U/ja active Active
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180823 |
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180928 |
|
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