JP3218715B2 - 硬貨投入口 - Google Patents

硬貨投入口

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JP3218715B2 JP21731092A JP21731092A JP3218715B2 JP 3218715 B2 JP3218715 B2 JP 3218715B2 JP 21731092 A JP21731092 A JP 21731092A JP 21731092 A JP21731092 A JP 21731092A JP 3218715 B2 JP3218715 B2 JP 3218715B2
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動券売機に
装備されるような硬貨投入口に関し、さらに詳しくは投
入口部分の投入ガイド性能を高めた硬貨投入口に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の硬貨投入口は、装置本
体の前面に縦方向のスリットを開口し、このスリットに
直接硬貨の投入がなされていた。この場合、スリットは
硬貨の1枚分を投入許容した開口部のため、スリット幅
が狭く、投入ガイドとなる凹状の掘込み部分が浅いこと
から投入操作時は、硬貨を完全に投入したことを確認す
るまで手が離せなかった。
【0003】このため、先行出願の実願平3−2998
4号に示すように、スリットの手前に硬貨載せ部を形成
して、硬貨のこぼれ落ちを抑制したり、複数枚の硬貨を
一括投入許容する広幅のスリットを形成して、硬貨の投
入操作性を高めた硬貨投入口構造を提供している。
【0004】しかし、一度に投入できる枚数はスリット
幅に制限され、またスリットに直接入りきらないハミ出
した硬貨が、こぼれ落ちないように慎重に保持する必要
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、複
数枚の硬貨を円滑にスリット部分に導く投入ガイド機能
を持たせて、複数枚の硬貨投入時の確実性、容易性、迅
速性を高めた硬貨投入口の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、装置本体の
前面に縦方向のスリットを開口し、このスリットより硬
貨を取込み許容する硬貨投入口であって、上記スリット
の外方に四角形状の開口部を形成し、上記開口部内に
のスリットと接続する両側の側壁を外拡がりに拡げた傾
斜側壁を形成し、上記開口部の下縁部に沿う凹形部分の
前面から外方に突出し、上記傾斜側壁の外方で硬貨の複
数枚を載せると共に、複数枚の硬貨を一括して上記スリ
ットに臨ませる広幅硬貨台を形成したことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】この発明によれば、投入者が複数枚の硬貨を広
幅硬貨台に載せると、これら複数枚の硬貨は該広幅硬貨
台と両側の傾斜側壁とで囲まれて外方に落下規制された
状態となり、続いて硬貨保持力を緩めると、中央付近の
硬貨から内方のスリットに入り始め、残った硬貨も連続
的に傾斜側壁に沿ってスリットに入り、瞬時に複数枚の
硬貨が投入される。
【0008】
【発明の効果】このように、外方の広幅硬貨台から内方
のスリット位置までを、複数枚の硬貨を投入案内するの
に適した奥行きガイド機能を持たせてあるため、この投
入ガイド機能が十分に働いて硬貨を安定確実に投入させ
ることができる。また、一度に投入できる枚数が広幅硬
貨台に載せ得る枚数となり、スリット幅に制限されず、
多数枚の一括投入が可能となり、しかも、かかる多数枚
の一括投入が投入開口部の形状を拡大することなく、小
さい形状で得ることができ、もって、硬貨投入口の平面
積をコンパクトに形成し得る。さらに、硬貨を広幅硬貨
台上に載せるだけで硬貨は自然と内方に向けて投入促進
されるため、投入者の不安定な保持等によって不測にこ
ぼれ落ちる心配もなくなる。この結果、利用者は正確で
円滑な硬貨投入操作ができ、物理的にも心理的にも安定
した硬貨の投入ができる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は硬貨投入口を示し、図1〜図4は硬貨投
入口11を形成する硬貨投入口形成部材12であって、
この硬貨投入口形成部材12は四角形状に形成され、こ
の内方の中央部縦方向に開口したスリット13と、この
スリット13と接続する両側の側壁を外拡がりに拡げた
傾斜側壁14,14と、上記傾斜側壁14,14の外方
で硬貨の複数枚を載せると共に、複数枚の硬貨を一括し
てスリット13に臨ませる広幅硬貨台15とで構成して
いる。
【0010】上述のスリット13は、各金種の硬貨を投
入許容する共通投入口として開口され、またこのスリッ
ト幅は一度に複数枚の硬貨を投入許容するのに適した大
きさで、かつ指や異物の侵入を防ぐ大きさに設定する。
例えば、硬貨を2枚重ねで投入許容するスリット幅に形
成する。これにより、複数枚の投入操作時には2枚ずつ
連続的に投入許容して投入効率が向上する。
【0011】また、両側の傾斜側壁14,14は、内方
のスリット13から外方の前面開口部16にかけて左右
対称に円弧形の外拡がりに傾斜形成して接続しており、
この前面開口部16の開口幅は複数枚の硬貨を一度に臨
ませて投入案内する四角形状の広幅に設定している。例
えば、硬貨を10枚重ねまで投入許容する開口幅に形成
する。これにより、自動券売機等の取引に要する硬貨枚
数を一度に受入れることができる。また、前面開口部1
6は硬貨の投入に適した凹状で、しかも凹状の内方から
外方までの投入方向に複数枚の硬貨を投入案内するのに
適した奥行きのある投入ガイド面となり、複数枚の硬貨
を安定確実に投入させることができる。
【0012】さらに、上述の広幅硬貨台15は、四角形
状に設けられた前面開口部16の下縁部に沿う凹形部分
の前面を半球面状に突出して設け、この広幅硬貨台15
を硬貨載せ部に設定し、ここに硬貨を載せたときに、硬
貨は該広幅硬貨台15と両側の傾斜側壁14,14とで
囲まれて外部へのこぼれ落ちが規制される。
【0013】この場合、外方の広幅硬貨台15の下面と
内方のスリット13との下面間も滑らかに傾斜接続し、
かつ内方のスリット13が下部位置になるように設定し
て装置本体に装着するものであって、硬貨投入口形成部
材12の背面側に断面階段状の装着部17を形成し、こ
の装着部17を、図5に示すように、装置本体18の接
客パネル19に開口した取付け開口部20に取付ける。
これにより、硬貨を広幅硬貨台15上に載せるだけで硬
貨Aは自重で自然と内方に向けて転動しながらスリット
13に導く投入促進作用が働く。このため、硬貨のこぼ
れ落ちがなくなり、正確で円滑な硬貨投入操作ができ
る。
【0014】さらに、このスリット13と連通する装置
本体18の内部には、硬貨処理装置21の硬貨通路22
を接続して、硬貨Aを一枚ずつ取込むように構成してい
る。
【0015】このように構成された硬貨投入口11への
硬貨投入動作を次に説明する。今、投入者が1枚あるい
は少数枚の硬貨Aを硬貨投入口11に投入する場合、広
幅硬貨台15に硬貨Aを載せて、投入者が硬貨Aに対す
る硬貨保持力を緩めると、この硬貨Aは自重により転動
して自然に内方のスリット13へと導かれる。
【0016】また、投入者が一度に10枚程度の多数枚
の硬貨を重ねた状態で広幅硬貨台15に載せると、これ
ら多数枚の硬貨は該広幅硬貨台15と両側の傾斜側壁1
4,14とで囲まれて外方に落下規制された状態とな
り、続いて投入者が硬貨保持力を緩めると、中央付近の
硬貨から内方に移動してスリット13に入り始め、残っ
た硬貨も連続的に傾斜側壁14,14に沿って内方のス
リット13に入り、瞬時に複数枚の硬貨の投入が終了す
る。
【0017】また、この硬貨投入時に投入者が、仮に手
を離すタイミングが早くても、傾斜側壁14,14およ
び広幅硬貨台15の投入ガイド機能が働いて安定確実に
スリット13へと投入させることができる。
【0018】上述のように、外方の広幅硬貨台から内方
のスリット位置までを、複数枚の硬貨を投入案内するの
に適した奥行きガイド機能を持たせてあるため、この投
入ガイド機能が十分に働いて硬貨を安定確実に投入させ
ることができる。また、一度に投入できる枚数が広幅硬
貨台に載せ得る枚数となり、スリット幅に制限されず、
多数枚の一括投入が可能となる。さらに、硬貨を広幅硬
貨台上に載せるだけで硬貨は自然と内方に向けて投入促
進されるため、投入者の不安定な保持等によって不測に
こぼれ落ちる心配もなくなる。この結果、利用者は正確
で円滑な硬貨投入操作ができ、物理的にも心理的にも安
定した硬貨の投入ができる。さらに、広幅硬貨台15は
前面開口部16の下縁部に沿う凹形部分の前面より突出
させて形成しているので、スリット13と装置本体18
との連通部のスペースに余裕が生まれ、装置本体18の
設計自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の硬貨投入口を示す斜視図。
【図2】 この発明の硬貨投入口を示す正面図。
【図3】 この発明の硬貨投入口を示す横断面図。
【図4】 この発明の硬貨投入口を示す縦断面図。
【図5】 この発明の硬貨投入口の使用状態を示す縦断
面図。
【符号の説明】
11…硬貨投入口 13…スリット 14…傾斜側壁 15…広幅硬貨台 18…装置本体 A…硬 貨
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 1/00 - 3/04 G07B 1/00 - 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体の前面に縦方向のスリットを開口
    し、このスリットより硬貨を取込み許容する硬貨投入口
    であって、 上記スリットの外方に四角形状の開口部を形成し、上記
    開口部内にこのスリットと接続する両側の側壁を外拡が
    りに拡げた傾斜側壁を形成し、 上記開口部の下縁部に沿う凹形部分の前面から外方に突
    出し、 上記傾斜側壁の外方で硬貨の複数枚を載せると共
    に、複数枚の硬貨を一括して上記スリットに臨ませる広
    幅硬貨台を形成した硬貨投入口。
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JP2011150623A (ja) * 2010-01-25 2011-08-04 Omron Corp 媒体発行装置
JP5397240B2 (ja) * 2010-01-26 2014-01-22 オムロン株式会社 物品販売装置

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